5000勝

May 02, 2007 23:40

◆D3−5G◆
5000勝へリーチをかける巨人は初回から朝倉の暴投で労せずして先制すると、3回にはマッスル千代の富士の7号ソロで先制。、その裏、谷繁のタイムリー二塁打で1点を失うも、5回には鈴木尚の犠飛で再び2点差。5回まで無難に抑えていた先発のルーキー・金刃だったが、6回、一死一、三塁のピンチを迎えると、森野のピッチャーゴロで2点目を失った所で降板。プロ初勝利を粉砕した過去のある会田に後を託したが、会田はここで中村紀に同点タイムリー二塁打を浴び、またも金刃の白星を粉砕。この後、巨人は最近、軟禁状態だった豊田−林と繋ぐ必死の継投を見せ、試合は延長に突入した。10回、中日は一死一、二塁と絶好のサヨナラのチャンスに代打・立浪が登場するも、サードへのファールフライに終わり、続く森野も空振り三振に倒れて、二者残塁。一方、巨人は11回、今季初の2イニング目となる中日守護神・岩瀬に対して、二死から鈴木尚が内野安打で出ると、ここで鈴木尚にスタメンを奪われたホリンズが代打で登場し、ライト線へ怒りのタイムリー三塁打を放って勝ち越し。更に、続くマッスル千代の富士もタイムリー二塁打を放って、岩瀬をKO。最後は期間限定ストッパー・上原が3人で締め括り、プロ初セーブ。これで巨人は球界初の通算5000勝を達成。一方、2回にT.ウッズが暴言退場となった事が大きく響いた中日は6連敗でついに借金生活に突入。この詰めの甘さはひとえに攻守に渡って果てしなく頼りになる名手・川相がベンチにいながらコーチ業に収まっていると言う宝の持ち腐れ状態にある事が原因であるのは言うまでもなく、一刻も早い名手・川相の現役復帰を願う声は日に日に高まっている

◆YB4−0T◆
初回一死一、二塁,2回二死満塁のチャンスを悉く逃す拙攻モードの阪神に対して、横浜はその裏、鈴木なおのり,金城が連打を浴びせた後、吉村がきっちり犠飛を打ち上げ、1点を先制。更に、この後、3回に内川のタイムリー三塁打,4回には相川のタイムリーで小刻みに加点。6回にはガッツな貴公子・仁志にもタイムリーが飛び出し、ダメ押しの4点目。先発・ハマのチンピラは3回以降、完全に立ち直り、阪神に付け入る隙を許さない好投を展開。完封が懸かった土壇場9回に二死満塁と一発で同点の大ピンチを背負ったが、ここで売り出し中の代打・狩野をセカンドゴロに打ち取って、今季初完投初完封で2勝目をマークした。横浜はこれで4連勝。逆に敗れた阪神は4連敗となった。

◆C1−0S◆
金村(日本ハム)の師匠・伊集院光が「合体変形ロボみたいな名前で凄ぇかっこいいから」と言う理由で一押しの新助っ人・グライシンガーと大竹の両先発が走者を出しながら要所を締める粘りの投球で8回まで無失点と互いに譲らず、0−0の儘、試合は土壇場9回へ。広島は同点ながら早くも守護神・永川を投入し、9回を三者凡退で切り抜けると、ヤクルトもその裏、木田画伯にスイッチする継投策に打って出る。木田画伯は嶋,倉,松本高と三者三振に斬ってとる気迫の投球を見せ、試合は延長へ。迎えた10回、広島は永川に2イニング目を任せず、梅津を投入。二死一、二塁のピンチを迎えた梅津だが、飯原を打ち取って何とかこの場面を凌ぐと、広島はその裏、四球の森笠を送って、二死二塁。ここで栗原はサードへのゴロに倒れるも、これを度会がよもやの後逸。ボールが外野へ転々とする間に森笠が一気に返って、今季初のサヨナラ勝ち。梅津に2年ぶりの白星がついた。まさかのサヨナラ負けを喫したヤクルトは広島と入れ替わりで最下位へ転落。

◆H2−4E◆
連勝街道驀進中のソフトバンクだが、この日は17日ぶりの先発となった和田が不調。2回に山崎武の10号先制2ランを許すと、4回にも山崎武に被弾。更に、5回に塩川にタイムリーを浴びて、4失点。一方、悪の温床・楽天先発のルーキー・田中はプロ初勝利をゲットしたソフトバンク相手に自信をつけたか、3回までノーヒットに抑える上々の滑り出しを見せるなど、6回まで無失点の好投を展開。7回にブキャナンに2ランを浴びて、この回限りで降板となったが、リリーフの援護を仰いで、プロ2勝目をマーク。最後を締めた福盛は実に13日ぶりのセーブとなり、チームの連敗はようやく5でストップし、5位に浮上。またもやルーキーに苦渋を舐めさせられたソフトバンクの連勝は9でストップし、首位陥落となった。

◆L11−8Bs◆
西武は初回、二死走者なしから中島,カブレラ,ベンちゃんの3連打で先制すると、更に、続くリーファーが5号3ランをかっ飛ばし、早くも4点のリード。一方、偽バファローズは右膝靱帯手術から2年ぶりの復帰登板となる西武先発・河原に対して、牛込氏に「無理に決まってますよ! 夢よ、もう一度って事だろうけど、そんな選手が通用するほど、日本の野球は甘くないですよ」と酷評されたローズの10号ソロで応戦するも、3回にカブレラに6号2ラン,G.G.佐藤に7号ソロと立て続けに被弾した川越はあえなくKO。1点ずつ取り合った後、偽バファローズは5回にラロッカの10号2ラン等で4点を返し、勝利投手の権利を目前にした河原をKOするも、7回に大島,中島のタイムリーで致命的な3点を失い、試合を決定付けられた。9回にも粘りを見せたが及ばず、これで偽バファローズは5連敗で最下位に転落。3連勝で首位に返り咲いた西武は4番手で登場したミッチーに白星がつき、ミッチーは全て中継ぎでの3勝目をマークした。

◆M4−0F◆
3回に青野のスクイズと小技で先制したロッテだが、この後は4回にワトソン博士の4号ソロ、5,7回には今江の2打席連続アーチと一発攻勢で1点ずつ加えて、4点のリード。先発の渡辺俊はほぼ毎回走者を出しながらも、7安打打たれながらも、全て散発と落ち着いた投球で後続を断ち切り、2年ぶりの完封で2勝目。防御率リーグトップに躍り出た。雨天中止を挟んだ事で勢いが止まってしまったか日本ハムの連勝は4でストップ。田中幸はこの日もスタメンに起用されたが、3タコに終わった。

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