鶴岡一成

November 02, 2008 21:56

◆G3−2L◆
西武先発・帆足に対し、巨人は初回、二死からガッツが右中間フェンス直撃の三塁打を浴びせるも、昨日からチャンスブレーカーとなっている寿司職人ラミレスがファーストゴロに倒れて、先制ならず。しかし、続く2回、連続四死球で作ったチャンスに坂本が犠打を決めた後、鶴岡がライトへ犠飛を打ち上げ、ノーヒットで先制。巨人先発・春風亭半ケツは3回までパーフェクトと快調な出足を見せていたが、4回、先頭の片岡に初安打となる二塁打を浴びると、栗山に犠打を許して、一死三塁となった所で中島に2戦連発となる2ランを叩き込まれて、一気に形勢逆転。追いかける立場となった巨人はその裏、二死から坂本の死球,鶴岡のヒットで一、二塁とするも、春風亭半ケツは空振り三振。続く5回には二死満塁と一打逆転の場面を作るが、松田記者がどん詰まりのサードゴロに倒れて、三者残塁。一方、そろそろ突き放しておきたい西武は6回、一死一、二塁のチャンスを作って、春風亭半ケツをKOするも、代わった西村健の前に中島,中村と打ち取られ、得点ならず。すると、その裏、巨人は2番手・大沼に対して、先頭の坂本がライト前に弾き返すと、鶴岡が送って、一死二塁。ここで途中出場の亀井がライト線へタイムリー二塁打を浴びせて、坂本が同点のホームイン。続く8回には西武3番手・星野からガッツが左手首に死球を受け、昏倒。一旦ベンチに下がった後、塁上に戻ったガッツだが、寿司職人ラミレスのサードゴロの間に二進後、李の打席中に見る見る手首が腫れ上がり、ここで無念の退場。二死後、今度は4番手・小野寺から代打・大道が死球を食らい、一、二塁としたものの、坂本がセンターへ打ち上げ、二者残塁。2−2の儘、迎えた9回、この回から登板の岡本真に対して、ガッツの代走で入っていた寺内が三振。しかし、この日、全く当たっていなかった寿司職人ラミレスが左中間スタンドへぶち込んで、劇的なサヨナラ勝ちで1勝1敗の五分に戻した。

昨日に続いて、1点を争う好ゲームだったが、巨人がサヨナラで星を五分に戻し、西武吹き抜けドームに乗り込む形となった。昨日はどん詰まりの先制タイムリーの後、2打席連続ゲッツー。この日も4連続で走者のいる場面の打席に立ちながら、外野にすら飛ばせずに悉く凡退と「逆シリーズ男」の本命になりつつあった寿司職人ラミレスだが、最後に飛び出した劇的な一発でその不安を払拭。初戦を上原で落とし、連敗は許されない窮地からチームを救った。投げては、先発・春風亭半ケツがまずますゲームを作ると、西村健がピンチを切り抜け、越智は2回をパーフェクトとリリーフ陣は万全。クルーンの出番を作れない儘、敵地での3連戦を迎える事になってしまったのは少々不気味ではある。心配なのは死球で退場したガッツの容態。骨折でない事を祈るばかりだ。西武は帆足が再三再四ピンチを背負いながらも、5回を1失点で切り抜けると、早め早めの継投で凌いできたが、セットアッパー・岡本真が無念の轟沈。と言っても、投手陣を責めるのは気の毒な話で、中島の2試合連続アーチでしか点を奪えない打線が問題だ。結局、4,6回以外の7イニングは三者凡退に抑え込まれており、これでは得点の取りようがないと言うものだ。さて、舞台を所沢へ移して、いよいよ西武打線が目覚めるか!? 巨人はガッツがスタメンで出られるか否かで大きく戦局が変わりそうだが、果たして…!?

ランキング投票にご協力下さい→ 人気blogランキング



July 21, 2008 22:27

◆T1−3G◆
0−0で迎えた3回、巨人は一死から鈴木尚がヒットで出ると、すかさず二盗。二死後、ガッツがレフト線へタイムリー二塁打を放って、1点を先制。続く4回には二死から坂本がヒットで出ると、この日鶴岡が2年ぶりの一発となる2ランを叩き込み、3点目。6回二死満塁,7回一死一、二塁のピンチを必死の防戦で切り抜けた阪神はその裏、二死一、二塁から代打・高橋光がタイムリーを放って、木佐貫をKO。なおも長打が出れば同点のチャンスだったが、代わった山口の前にシャア少佐がショートゴロに倒れて、1点止まり。続く8回には3番手・豊田に対して、一死から鳥谷がピッチャーゴロに倒れるも、これが豊田のグラブに挟まって抜けなくなる幸運な内野安打となると、二死後、関本が歩いて一、二塁のチャンス。しかし、葛城イクローは空振り三振に倒れて、二者残塁。最後はクルーンの前に三者三振に倒れて、マジック点灯はお預けとなった。

この3連戦で1つでも負ければ、阪神のマジック点灯を許してしまうと言う危機的状況で前回、3回KOを食らった木佐貫が汚名返上の好投。阿部に代わってスタメンマスクを被った鶴岡も好リードで木佐貫を引っ張り、打っては移籍初アーチが貴重な中押し点となった。吉見が登録抹消となっている隙に白星を稼いでおきたい岩田だったが、6回3失点で無念の黒星。打線も昨日の猛追した勢いを止められてしまった。

◆D8−0C
指揮官が連敗を止める気ゼロでまたも求道者・前田が幽閉されている広島に対して、中日は初回、先頭の荒木が初球を叩いてヒットで出ると、井端が初球で犠打を決め、一死二塁。ここで大竹の森野への初球が暴投となると、三塁を狙った荒木を刺そうとして石原の送球が悪送球となり、僅か3球でタナボタの先制点をゲット。この後、連続四球でチャンスを広げるも、ベンちゃんはゲッツーを食らって、1点止まり。3回には二死から井端のサードゴロをシーボルが悪送球。森野のヒットで一、三塁となった所でT.ウッズのサードゴロをまたもやシーボルがエラーし、またまたタナボタの2点目を追加。6回には一死一、三塁から谷繁,代打・立浪,荒木の3連続タイムリーで4点を追加。なおも一、三塁の場面だったが、井端がゲッツーを食らって、追加点ならず。一向に求道者・前田を出そうとしないブラウン暗黒采配で士気の上がらない広島は梅津,シュルツがそれぞれ1点を失うと、8,9回のチャンスも悉く逃して、あえなく完封負けを喫した。

投打に精彩を欠く広島相手に中日は3残塁の拙攻三昧を繰り広げながらも、辛くも白星。山本昌は6回零封の好投で200勝まであと2つと迫った。山本昌の代打で出た立浪が2点タイムリー二塁打を放った辺りはかなり燃える展開ではあった。それにしても、深刻なのは6連敗となってしまった広島。昨日、求道者・前田がヒットを放ち、状態が好転してきたと見るや、当たり前の様にフル欠場に追い込むブラウン暗黒采配には目を覆うばかり。そんなに必要ないなら、まだ間に合うからソフトバンクにでもトレードしてくれよ!

◆S5−10YB◆
横浜打線が初回から猛攻。一死満塁からメカゴジラのタイムリーで2点を先制すると、更に、吉村のタイムリー二塁打,藤田の犠飛でこの回4点。しかし、横浜が2回一死一、二塁,3回一死二塁と追加点のチャンスを悉く逃しているうちに、ヤクルトは3回、福地のタイムリー,4回には青木の12号ソロで1点ずつ追加。2点差と詰め寄られた横浜は5回、内川のタイムリー,吉村の19号3ランで一気に4点。しかし、粘るヤクルトはその裏、福地,青木のタイムリーで3点を返し、なおも無死一、二塁のチャンス。しかし、後続3人が打ち取られ、二者残塁。横浜は7回に内野ゴロの間に1点を加えると、8回には吉村にこの日2本目となる20号ソロが飛び出して、試合を決定付けた。

5月28日以来の登板となったハマのチンピラだが、大量援護を貰いながら、5回もたずに5失点KOの体たらく。流石に「ドカパロ」でシメ倒された直後だけに呪いの後遺症を感じさせる内容だった。とは言え、吉村が2発3安打5打点の爆発を見せるなど、打線が奮起した。川島亮の大炎上で連勝が4で止まったヤクルトは再び借金生活に逆戻りとなった。

◆H8−6Bs◆
ソフトバンクは初回、松中の3年ぶりの20号2ランで先制。直後の2回、下山のタイムリー二塁打で1点を返されるも、その裏、中西が3号ソロを放って、再び2点差。5回には本多のスクイズの後、川崎,小久保のタイムリーで3点を追加。6回には松田の11号ソロ,8回には辻のタイムリー三塁打で1点ずつ加え、これで試合は決まったかに思われた。しかし、土壇場9回、ソフトバンクが先発・杉内を下げて、継投モードに入ると、偽バファローズが猛反撃。2番手・ニコースキーに対して、一死二、三塁から下山のタイムリーで2点を返すと、代打・塩崎も歩いて、ニコースキーをKO。3番手・久米からはフェニックス一輝が死球を食らった後、代打・坂口が2点タイムリーを浴びせると、カブレラのピッチャーゴロ野間に塩崎も返って、2点差。更に、4番手・三瀬からローズが四球を選んで、一、二塁と一発が出れば逆転と言う場面を作ったが、最後は5番手・高橋秀の前に北川がショートゴロに倒れて、あと一歩及ばなかった。高橋秀はプロ初セーブ。

楽勝ムードから一変、リリーフ陣総崩れであわや大逆転負けの危機に立たされたソフトバンク。杉内が8回1失点と粘り強く好投していた事を忘れてしまう様なヒヤヒヤものの展開だった。偽バファローズは対パ・リーグ無敗の小松で最下位脱出を狙ったものの、5回6失点と期待を裏切られた。打線も杉内を捕まえるチャンスは何度もあったが、あと一本が出ない拙攻が痛かった。

◆L6−4E◆
初回に中島のタイムリー二塁打で先制した西武は続く2回、二死三塁から佐藤,栗山の連続二塁打で2点を追加。更に、3回にも中村のタイムリー二塁打で4点目。3回まで5残塁の拙攻三昧だった楽天だが、4回、西村,鉄平のタイムリーで3点を返し、1点差。続く5回には二死満塁と一打逆転のチャンスを作るも、西村がセンターへ打ち上げて、三者残塁。しかし、7回、一死二塁から山崎武がタイムリーを放って、ついに同点。それも束の間、その裏、西武は中村の22号2ランで再び勝ち越し。8回からは岡本真−グラマンがパーフェクトリレーを見せ、楽天の追撃を退けた。

4点差を追い着いたまでは良かったが、最後は力尽きてしまった楽天。偽バファローズが敗れた為、最下位転落は免れたが、7月の元気のなさっぷりは深刻だ。入れ替わり立ち替わりで起用せざるを得ないチーム状態の所為か、なかなか打線も繋がっていかない様だ。今日は4回1/3とロングリリーフを見せた朝井だが、そろそろ先発に戻してもいいんじゃなかろうか。

ランキング投票にご協力下さい→ 人気blogランキング



June 11, 2008 06:59

 入団前から名手・川相を信奉していたナイスガイ・真田が鶴岡との交換で横浜へトレードとなる事が明らかになった。阿部が北京に強制拉致される可能性が高い状況で一軍レベルの捕手補強を目指していた巨人と、水島の呪いを受けて、最下位を独走する壊滅的な戦局を脱すべく先発投手を確保したい横浜との利害が一致したとの事。シーズンイン後のトレード成立は全球団中今季初。今年は不動とまで言いきれない相川に代わり、今季は既に27試合もマスクを被っている第2捕手だけに正直、よくも横浜が鶴岡を出してくれたものだと驚いた。逆に言えば、それだけ先発のコマ不足に泣かされ、藁をも掴む思いと言う事なのだろう。真田は川相信奉者の上、巨人(学園)の真田=(ドカパロで劣化する前の)一球さん…と言うイメージもあったりして、入団当初から応援してきた選手ではあるのだが、正直、鶴岡を出してまで獲る投手が本当に真田クラスで良かったのか?と横浜には言いたくなる。阿部は腰痛を抱えて、本当に拉致されるのかもアヤしい気がしないでもないが、どちらにしろ公式戦に常時出られない状態ならば、鶴岡は五輪期間に限らず戦力になるだろうし、巨人の一方得になりそうな気配がするのだが、そうならない様に真田には新天地での開花を大いに期待したい。大矢監督は状態次第では即一軍での起用も示唆しており、少なくとも巨人にいた時よりは出番が回ってくる事になりそうだ。それにしても、巨人は加藤を本格的に第2捕手として育てようと言う気はないのだろうか…?

一球さん (1) (小学館文庫)
一球さん SPECIAL DVD-BOX

ランキング投票にご協力下さい→ 人気blogランキング



Amazon Search
サーチ:
キーワード:
Amazon.co.jp のロゴ
Clock Link
プロ野球Freak
Recent Comments
Amazon.co.jpロゴ
  • ライブドアブログ