高崎健太郎
April 14, 2011 21:33
◆YB7−1D◆
昨年、ウエスタンリーグのタイトルを総なめにし、今季のブレイクが期待される岩田だが、ハーパーに被弾し、先制点を献上。ブランコの一発で1点差として貰ったのも束の間、スレッジ,村田と連続二塁打を浴びて、5回もたずにKO。好調・スレッジは7回にもダメ押しの4号ソロ。今季から先発ローテの一角として期待される高崎は7回1失点の好投で勝利投手。横浜が実に11年ぶり今世紀初となる開幕3連戦勝ち越しで、夢の100敗へ苦しいスタートを切った。一方、中日は9年ぶりの開幕3連戦負け越し。
◆T1−3C◆
故障に泣き、丸一年棒に振った昨年のリベンジを誓う岩田だったが、いきなり初回からルパン広瀬に先制2ランを被弾。その後、6回まで1安打と立ち直ったものの、7回に岩本に痛打され、無念の降板。広島はバリントンが再三のピンチを切り抜け、8回を無失点。9回は新守護神・サファテが1点を返されたものの、何とか後続を断ち、新助っ人リレーで広島がようやく今季初白星。
◆Bs3−5H◆
ソフトバンクは2回に松中の史上48人目の3000塁打となるヒットを皮切りに本多,内川の連続タイムリー二塁打等で一気に5点を先制。昨年途中から支配下登録された育成出身の山田は早々葉と貰った大量援護をバックに7回まで1失点の好投。8回にティー岡田に被弾し、KOされたが、リリーフを仰いで、白星を飾った。偽バファローズの新助っ人・フィガロは他のイニングは無失点で凌いだだけに、2回の集中打が痛かった。
◆M−E◆
開幕3タテを狙う楽天はこの日も初回から暴投で労せずして先制するなど、主導権を握るが、無失点投球を続けていた青山が6回にフクーラに同点2ランを被弾。流れを引き寄せたロッテは7回に井口の犠飛,金のタイムリーで一気に3点を勝ち越し、3連敗を免れた。先発・ペンは8回を2失点の好投。ドラ1ルーキー・伊志嶺はプロ初打席でプロ初安打となる右中間突破の三塁打を放った。
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October 07, 2010 23:24
◆G3−1C◆
ハーラーダービートップを走る広島先発・前田健に対し、巨人は2回、一死から阿部がライトスタンドへ44号ソロを叩き込み、1点を先制。一方、26日ぶりの先発となる東野の前に4回まで二塁も踏めずにいた広島は5回、二死走者なしからルパン広瀬が二塁打を放ち、この日初めてのチャンスを掴むが、続く石井タクローがライトへ打ち上げて、無得点。3回以降、5者連続三振を奪われるなど、手も足も出ずにいた巨人だが、7回、二死から阿部が16人ぶりのヒットを放つと、坂本が歩いて、一、二塁となった所でマッスル千代の富士が2点タイムリー。土壇場9回、この回からマウンドに上がった守護神・クルーンは二死二塁のピンチで岩本にタイムリーを浴びると、続く栗原にも痛打され、あえなくKO。長打が出れば、一気に同点と言うピンチだったが、3番手・山口が代打・ヒューバーを打ち取って、辛くも逃げ切り、2位に浮上。東野は8回を散発3安打無失点の好投で約2ヶ月ぶりとなる13勝目を飾った。
◆YB2−0T◆
V逸したものの、真のプレーオフ開催をすべく中日との同率1位を狙う阪神だが、43日ぶりの登板となる横浜先発・高崎の前に4回まで散発2安打と沈黙。阪神先発のルーキー・秋山は3回までノーヒットと素晴らしい立ち上がりを見せていたが、4回、先頭の松本にレフトスタンドへ2号ソロを被弾し、先制点を献上。直後の5回、阪神は一死からJ.マッケンジーが二塁打を浴びせると、二死後、連続四球で満塁と一打逆転のチャンス。しかし、鳥谷がセカンドゴロに終わり、三者残塁。1−0の儘、迎えた7回、横浜は次代の主砲として期待されるルーキー・筒香がライトスタンドへプロ初安打初打点となるプロ初アーチを叩き込み、2点目を追加。8回からは牛田−山口と繋いで、完封リレーを達成。高崎は7回無失点で今季初白星。敗れた阪神は3位転落。これで全日程終了となり、中日に並ぶ事は出来なかった。尚、マット・マートンは第3打席に二塁打を放ち、シーズン最多安打記録を214まで伸ばした。
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October 02, 2007 21:23
◆G5−4S◆
名手・川相を無為に引退に追い込んだツケが回って、中日が痛い黒星を喫した事により、5年ぶりのV奪回へ王手を懸けた巨人。まずまずの立ち上がりを見せていた先発・内海だが、3回、簡単に二死を取ってから、青木,田中浩と連打を浴びると、ここで史上初の3ヶ月連続月間MVPに輝いた寿司職人ラミレスに29号3ランを被弾。3点を追う巨人はその裏、当ブログ推奨助っ人・ゴンザレスが12球粘っての3号ソロで1点を返すと、続く4回には一死二塁から李が同点30号2ランをぶち込んで、史上初の左打者30発カルテットが完成。しかし、直後の5回、ヤクルトは川本の二塁打の後、ガッツの走塁妨害,青木の四球で無死満塁とすると、田中浩はショートゴロゲッツーに倒れるも、この間に川本が勝ち越しのホームイン。その後、両軍必死の継投策を展開し、3−4の儘、土壇場9回へ突入。この回からマウンドに上がった館山に対して、先頭のガッツが死球で出塁。しかし、代走・鈴木尚が牽制に引っかかって憤死する大チョンボ。この後、李が四球を選び、打席にはニックン。恐怖のゲッツー量産マシンぶりを極度に恐れた若大将・原監督はここで何と犠打を指示。この状況でアウト1つを潰してまで図ったこの作戦が結果的に奏功する事になった。一塁が空いた事で阿部は敬遠されて一、二塁。ここで代打・矢野の何もしなければセカンドゴロだったかもしれない打球を館山がグラブを伸ばして弾いてしまい、矢野は一塁へ執念のヘッドスライディングで内野安打を勝ち取り、館山をKO。二死満塁でマウンドに上がった花田に対して、清水はセカンドベース付近への高く弾んだゴロ。清水も執念のヘッドスライディングを敢行するが、その必要はなかった。守備には定評のある宮本がよもやの一塁悪送球を犯し、ボールが転々とする間に二塁走者・阿部が一気に本塁を陥れ、5年ぶり31度目のリーグ優勝を5年前と同じサヨナラゲームで飾った。
◆YB5−0T◆
優勝が消え、Aクラスが確定した事で張り合いがなくなってしまった阪神に対し、Bクラス確定ながらも戦闘意欲を失わない横浜は初回、金城のタイムリーで先制すると、続く2回には高崎のタイムリーの後、一死満塁からまたも金城が犠飛。更に、田中シュータのタイムリーエラーでこの回、3点を追加。その後、しばらく拙攻が続いたが、6回、この日大当たりの金城がライトスタンドへ14号ソロを放り込み、5点目。先発のルーキー・高崎は7回を投げて、ジュビロ野口に2安打されただけの無失点と言う素晴らしい投球を展開。8回からは横山−マットホワイトと繋ぐ完封リレーを達成し、高崎は待望のプロ初勝利を手にした。
◆Bs1−2H◆
偽バファローズ先発・加藤康に対して、ソフトバンクは初回、一死から川崎が歩くと、ハマのスペランカーがヒットで繋ぎ、一、二塁。ここでブキャナンがタイムリー二塁打を放ち、先制すると、更に、井手の内野ゴロの間に2点目を追加。2回以降は全く得点の入る気配がなかったが、投手陣が粘りを見せた。先発・スタンドリッジが5回を除いて毎回走者を出しながらも、7回まで無失点で切り抜けると、8回から登板の水田も先頭打者を出しながら、ゲッツーでピンチを脱出。9回からマウンドに上がった守護神・馬原は二死から迎に今季初アーチを浴び、更に、木元,大引と連打され、一打同点のピンチを迎えたものの、最後は代打・平下を三振に斬ってとり、辛くも逃げ切った。
◆M2−1L◆
ジョニー黒木が戦力外通告されると言う衝撃に見舞われたこの日、成瀬の最多勝を援護する為にも涌井を叩いておきたいロッテは3回、一死からTSUYOSHI,早川の連打でチャンスを作ると、フクーラがきっちり犠飛を打ち上げ、1点を先制。6回には二死満塁と絶好のチャンスを掴んだものの、ワトソン博士がサードゴロに倒れて三者残塁。すると、直後の7回、ここまで3安打無四球に抑える好投を展開してきた先発・小林宏が先頭のベンちゃんを歩かせると、二死二塁となった所でG.G.佐藤にタイムリーを浴び、ついに同点。しかし、それも束の間、ロッテはその裏、先頭の今江がレフトスタンドへ8号ソロを放り込み、すかさず勝ち越しに成功。この1点リードを荻野,薮田と繋いで守りきり、7回1失点の小林宏は13勝目。涌井は2失点完投ながら援護がなく、18勝目ならず。
◆E3−11F◆
スタメンの合計本塁打が3本と言う史上最弱打線で武田勝の初の10勝を無惨に打ち砕いてしまった事を反省したのか、とりあえず、田中賢,青波の長瀬をスタメンに復帰させた日本ハム。それでも5人がノーアーチのスタメンだったが、この小粒な打線が爆発。初回から5本の単打で2点を先制すると、飯山に走者一掃のタイムリー二塁打が飛び出して、いきなり5得点。続く2回には工藤,青波の長瀬の連続タイムリーで2点を加えると、5回には飯山が2点タイムリー。7回には途中出場の稲田にタイムリー三塁打が飛び出して、11点目。先発・八木は4回に連続四死球の後、フェルナンデスに被弾して3点を失ったものの、5回を散発2安打で切り抜けると、6回からは大量リードとあって、菊地−山本と言う余裕のリレーで悪の温床・楽天の反撃を断ちきった。
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July 19, 2007 21:22
全イの先発は高卒ルーキー・大嶺(ロッテ)。これに対して、全ウは初回、先頭の中東(広島)がセンター前に弾き返すと、立て続けに二盗三盗と決めると、銀二朗(グッドウィル)の悪送球を誘って、あっと言う間に先制のホームを陥れた。以降、両軍の投手陣が揃いも揃って好投し、1−0の儘、終盤へ突入。迎えた6回、全イは全ウ4番手・中山(サーパス)の制球難をつけ込み、1安打2四死球で二死満塁と、一打逆転のチャンスを掴むも、4番に抜擢されたルーキー・角中(ロッテ)がショートゴロに倒れて、三者残塁。結局、全イのチャンスはこれが最初で最後だった。9回は153kmを連発する浅尾(中日)が3人でねじ伏せ、全ウが7投手による完封リレーを達成。優秀選手は全ウ先発として2回を無安打に抑え、勝利投手となった甲藤(ソフトバンク),第1打席で三塁打を放った吉田(広島),全イ2番手で2回を4三振のパーフェクトに抑え込んだ高崎(湘南)、チームの全安打となる2安打を放ったとは言え、決勝点となる悪送球をかました上、3回には先頭打者として二塁打を放ちながら、状況を考えずに三塁を欲張って憤死するなど、攻守に渡るA級戦犯となった銀二朗が受賞。そして、2盗塁を決めるなど、足を生かして一人で決勝の得点を奪った中東が文句なしのMVPに選ばれた。
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