阿部慎之助

July 21, 2007 16:52

 雨の中、強行開催された第2戦。宮城での開催と言う事で全パのスタメンは田中が先発となったのを筆頭に、悪の温床・楽天のメンバーがズラリと6人も顔を並べた。その中で、組織票疑惑など無関係な文句なしの最多得票を稼いだ山崎武が初回、全セ先発の春風亭半ケツ(巨人)に対して、左中間スタンドへ先制2ランを叩き込む。初回は無難に3人で抑えた田中だが、2回に悪夢が待っていた。T.ウッズ(中日),栗原(広島)と連打を浴びて、二、三塁のピンチを迎えると、ここで阿部(巨人)にライトスタンドへの3ランを叩き込まれて、あっと言う間に形勢逆転。更に、この後、全セは松田記者(巨人),森野(中日),井端(中日)も続いて、6連打。一死後、ガッツな貴公子・仁志(横浜)がレフト線へ走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、田中は大量6点を失う無惨な結果に終わってしまった。続く3回には全パ2番手・杉内(ソフトバンク)に対して、二死一、二塁から井端が2打席連続のタイムリー。青木(ヤクルト)もセンター前へタイムリーを浴びせて、8点目。全セ2番手・中田(中日)はその裏は3人で抑えたものの、続く4回、山崎武にライトオーバーの二塁打を浴びると、カブレラ(西武)にタイムリーを許し、3点目を献上。全パ3番手・成瀬(ロッテ)は4,5回と三者凡退に抑えるシーズンさながらの好投を展開。その裏、全セのマウンドには金村(日本ハム)の師匠・伊集院光が「合体変形ロボみたいな名前で凄ぇかっこいいから」と言う理由で一押しの新助っ人・グライシンガーが登場。2安打を浴びたグライシンガーだが、確変中の山崎武をゲッツーに仕留めてピンチ脱出。しかし、続く6回、またも巨人の投手が打ち込まれる事に…。4番手の内海は一死から代打・松中(ソフトバンク),礒部(悪の温床・楽天)に連打を浴びると、高須(悪の温床・楽天)には犠飛を打ち上げられ、更に、里崎(ロッテ),劇団ひちょり(日本ハム)にも連打を許して、この回2失点。6回からマウンドに上がっていた全パ4番手・加藤大に対して、全セは7回、先頭の新井(広島)がライトスタンドへソロアーチ。続いて、求道者・前田(広島)が代打として登場。2試合連続の豪打が大いに期待されたが、残念ながら、結果はファーストへのファールフライに終わった。いきなり2点を失った内海だが、続く7回は無失点で凌ぎ、何とか意地を見せる。そして、8回、寿司職人ラミレス(ヤクルト)が2試合連続となる2ランを放ち、全セの11点目を叩き出した所で雨が強くなり、試合中断。結局、雨は弱まる事なく、この儘、降雨コールドが成立してしまい、福盛(悪の温床・楽天)は組織票の甲斐なく登板機会を奪われる憂き目に遭わされた。何故か薮田(ロッテ)は連投強いられてるってのに…。これで全セは6連勝。優秀選手は猛打賞の松田記者,タイムリー2本の井端,先制2ランを含む2安打の山崎武,タイムリーを含む2安打の劇団ひちょりが受賞。そして、MVPは逆転3ランの阿部が選ばれた

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June 29, 2007 21:53

◆G12−6C◆
悪夢の交流戦が終わり、再び始まった同一リーグとの戦いで心機一転、巻き返しを図りたい広島は期待の出戻り助っ人・オチョアを早速、スタメン起用。先発の魅惑のナックルボーラー・フェルナンデスも3回まで1安打無失点と上々の滑り出しを見せたが、4回、無死一、二塁のピンチを迎えると、阿部に17号3ランを叩き込まれて、先制点を献上。続く5回には二死走者なしから怒濤の6連打で4点を失った所でKO。巨人は7回にも阿部のタイムリー二塁打で1点を加え、8点目。投げては先発・金刃が6回まで二塁も踏ませぬ素晴らしい投球を展開し、ワンサイドゲームの様相を呈してきたが、7回裏、栗原のショートゴロを小坂がよもやのエラーをかましてから、事態は急変。続く新井が狭い広島市民球場のライトスタンドポール際へ飛び込む最短距離アーチを放つと、更に、二死二、三塁とした所で代打・ルパン広瀬がレフトスタンドへ3ランを叩き込み、あっと言う間の3点差。これで勝敗の行方は分からなくなったかと思いきや、直後の8回、広島4番手・広池が試合をぶち壊す。松田記者にタイムリー二塁打,阿部にこの日2本目となる18号3ランを浴びて、4失点。この後、広島は豊田,上原相手に粘りを見せたが、焼け石に水だった。金刃は5失点ながらも、6勝目をあげ、新人王へまた一歩前進した

◆T−YB◆
降雨中止。

◆H1−0M◆
長らくスタメンを外れていた主砲・松中が復帰するなど、謎の新助っ人・スタンドリッジの登場により、水島の呪いを打破したかに思われたソフトバンクだが、呪いはまだ解けた訳ではないのか、単にロッテ先発・渡辺俊の調子がいいのか、ソフトバンク打線は8回まで一向に得点を奪えない。点を取れないなら取られなければいいとばかりに先発・杉内も4回までノーヒットの素晴らしい立ち上がりを見せると、5回一死二、三塁,8回二死一、三塁のピンチも何とか凌いで、9回まで無失点投球を展開。その裏、ソフトバンクは簡単に二死を取られ、いよいよ延長突入か…と思われたが、ここで柴原がライトスタンドへ6号ソロを叩き込み、劇的なサヨナラ勝ち。杉内はリーグ一番乗りとなる10勝目を完封で飾った。

◆Bs4−1F◆
交流戦優勝を果たした日本ハムは先発・ダルビッシュが偽バファローズ打線に付け入る隙を許さない好投を見せるも、偽バファローズ先発・デイビーも負けじと日本ハム打線を抑え込み、0−0の均衡が破れない。迎えた6回、日本ハムは先頭の劇団ひちょりが二塁打を浴びせると、田中賢の犠打で三進。ここで稲葉がセンター前へ弾き返して、ついに1点を先制。7回まで僅かに1安打と完封ペースの投球を展開していたダルビッシュだが、8回、一死から、ついこの間まで同僚だった代打・木元にレフト前へ弾き返されると、二死後、平野恵,村松と連打を浴びて、ついに同点。更に、ラロッカに死球を食らわせて、満塁とされた所で、牛込氏に「無理に決まってますよ! 夢よ、もう一度って事だろうけど、そんな選手が通用するほど、日本の野球は甘くないですよ」と酷評されたローズに走者一掃のタイムリー二塁打を浴び、この回、悪夢の4失点。一気に勝ち越した偽バファローズは守護神・加藤がきっちり締めて、連敗を4でストップさせた。8回から登板し、3人で抑えた菊地原は今季初白星。

◆L6−2E◆
立ち上がり、制球に苦しむ西武先発・涌井に対して、悪の温床・楽天は1回無死二塁,2回二死満塁のチャンスを立て続けに逃したものの、3回、ショートの走者一掃のタイムリー二塁打により、2点を先制。2点を追う西武は4回にカブレラの14号ソロで反撃の狼煙を上げると、5回にはまたもカブレラがタイムリーを放ち、同点。続く6回には二死一、三塁のチャンスを作って、悪の温床・楽天先発・永井をKOすると、2番手・青山から福地が四球を選んで満塁となった所で代打・栗山のタイムリー内野安打に高須のエラーが重なり、2点を勝ち越し。更に、続く中島も2点タイムリーを放ち、この回、一挙4点。悪の温床・楽天は8回、二死一、三塁とし、涌井をKOするも、代わったミッチーの前に代打・憲史が空振り三振に倒れて、二者残塁。土壇場9回には抑えの小野寺から、無死一、二塁としながら、後続3人があえなく凡退し、万事休す。涌井は2失点の好投で杉内と並ぶハーラートップタイの10勝目をマークした。

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June 20, 2007 22:18

◆G8−4M◆
この日は金刃の先発が予想されていたが、ロッテが右打者中心のオーダーを組むと睨んだか、若大将・原監督はGG佐藤を先発起用。しかし、若大将・原監督がこういう姑息な手段に走った時は大抵、裏目に出るパターン。案の定、GG佐藤は初回から3イニング連続で1点ずつ失い、あえなくKOとなる背信投球。ロッテ先発・渡辺俊の前に3回まで2併殺と拙攻を繰り広げていた巨人だが、4回、一死から連打を浴びせた後、この日、突如、5番に抜擢された亀井のセカンドゴロの間にまず1点。更に、続く李が14号2ランを叩き込み、一気に同点。直後の5回から、先発要員の金刃がリリーフで登板。若大将の不思議采配に戸惑いながらも、金刃はきっちり抑えると、その裏、一死からの3連打で勝ち越し、更に、亀井が歩いて満塁となった所で渡辺俊はKO。代わった高木に対し、前の打席で一発を放っている李が空振り三振に倒れると、続くキムタクの三塁線への痛烈なゴロも青野のダイビングキャッチに阻まれて、三者残塁。思わぬ形で白星の権利が転がり込んだ金刃は続く6回も3人で抑える好投を見せるも、7回から代わった林がいきなり先頭の早川にレフトスタンドへ放り込まれて、金刃の白星を粉砕。しかし、その裏、巨人は無死二塁から阿部のタイムリーで勝ち越すと、更に、キムタクの2点二塁打等で、一挙4点を獲得。8回から登板の豊田はいきなり連打を浴びるも、後続を断ち切ると、9回は上原が3人で締め括り、5連勝で交流戦優勝へ望みを繋いだ。

◆D5−2Bs◆
デイビー,小笠原の両先発の投げ合いが続き、0−0の儘、試合は中盤へ突入。迎えた5回、中日は井端のタイムリーでようやく均衡を破ると、続く福留の犠飛で2点目を追加。しかし、直後の6回、偽バファローズは一死から4連続長短打を浴びせて、一気に同点とし、小笠原をKO。追いつかれた中日はその裏、ヒットの谷繁をピンキー井上が送った所で代打・立浪がセンター前へタイムリーを放ち、勝ち越しに成功。続く7回には川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに福留に12号2ランが飛び出して、5点目。最後は守護神・岩瀬が2安打を浴びながらも、何とか凌いで、逃げ切った。3番手の平井は今季初白星

◆YB4−3H◆
水島の呪いを解く為に、逆に水島鎖国政策を講じてみたが裏目に出てしまったソフトバンク。後悔した所で一度登録抹消した以上、10日間は昇格出来ない訳で、アダム,ブキャナン抜きで何とか凌ぎきるしかない状況だ。この日は水島鎖国政策に抗う為の最後の砦・ガトームソンを先発起用し、呪い打破を図るも、初回、いきなり押し出し四球で先制点を許してしまう。2回にハマのスペランカーが自打球で退場する恒例行事をかましたものの、立ち直ったガトームソンを何とか援護したいソフトバンク打線は5回、はーちゅんの暴投で20イニングぶりの得点をあげ、追いつくと、大村のタイムリーで勝ち越しに成功。しかし、その裏、石井タクローに今季初アーチを許し、同点。直後の6回、柴原のタイムリーで勝ち越すも、その裏、金城に被弾し、またも追いつかれてしまう。そして、3−3で迎えた土壇場9回、3イニング目となる2番手・水田が一死から小池にレフトスタンドへ今季初アーチをぶち込まれ、悪夢のサヨナラ負け。ハマのスペランカーのリタイアは呪いとは無関係にせよ、この何とも嫌な負け方での4連敗は呪いの影響を感じずにはいられない。一体、いつになったら水島の呪いから解放されるのだろうか!?

◆C1−7F◆
吉川,青木高のルーキー対決となったこの試合、先手を取ったのは日本ハム。2回、青波の長瀬,高橋の連打で一、二塁とした所でミスタースナイパー・坪井がタイムリー二塁打を放ち、1点を先制。一方、立ち上がりからピリッとしない吉川は毎回、ピンチを背負い、4回に無死二、三塁のピンチを迎えた所でついに降板。しかし、代わった押本が大須賀,青木高と連続三振に斬ってとるなど、後続を断ち切ると、直後の5回、日本ハムは高橋のタイムリーで2点目を追加。攻めても攻めても一向に得点を奪えない広島はその裏も二死満塁のチャンスにスタメンを外れていた求道者・前田が代打で登場するも、センターフライに倒れて、三者残塁。タイムリーが出ないならと、8回にルパン広瀬の2号ソロでようやく1点を返すも、直後の9回、日本ハムは稲葉,高橋と一発攻勢で大量5点を奪い、一気に突き放した。広島はこれで6連敗となり、交流戦単独最下位が確定した。

◆T5−0E◆
先週同様、水島の呪いの影響が最も薄まる水曜に田中を起用したノムさんだが、同じ手は何度も津通用しなかった。初回、連続試合出場で今夜の松井さんを抜いて単独2位に立ったキュラソ星人のタイムリーで先制を許した田中は続く2回にも庄田のタイムリー等で2点を失い、結局、5回3失点で降板と、昨夏の早実との決勝以来の甲子園のマウンドでまたも悔しい思いをする羽目に…。アウトカウントを稼ぐ事しか能がない無体な扱いを受ける水島の呪いに苛まれている悪の温床・楽天打線はこの日も全く精彩を欠き、阪神先発のルーキー・上園の前に6回まで1安打と沈黙。その裏、阪神は完璧な投球を見せていた上園に惜しげもなく代打を送り、7回からウィリアムスを投入する継投モードに移行。その裏、キュラソ星人のタイムリー、8回には藤原の押し出し死球でで1点ずつを加えると、久保田−藤川と繋ぐ完封リレーを達成し、これで32イニング連続無失点。上園はプロ初白星となった。一方、敗れた悪の温床・楽天は24イニング連続無得点で5位転落と水島の呪いの影響は深刻を極めてきた

◆S4−7L◆
初回一死二塁,2回一死一、二塁と立て続けにチャンスを逃した西武だが、3回、福地,片岡の連打で一、三塁とした所で中島がゲッツーに倒れる間に1点を先制。6回にはG.G.佐藤のタイムリーで2点を追加。終盤に入ってからチャンスを掴みながら、あと一本が出ずにいたヤクルトだが、8回、田中浩,寿司職人ラミレスの連打の後、ガイエルが起死回生の14号3ランを叩き込み、一気に同点。試合は延長にもつれ込んだ。迎えた10回、西武は一死一塁からカブレラが13号2ランを放ち、勝ち越しに成功すると、更に、途中出場の栗山がダメ押しの一発。その裏、ヤクルトは守護神・小野寺に対して、ガイエルが2打席連続アーチを放り込み、更に、2本のヒットで一発が出ればサヨナラと言う場面を作ったものの、最後は福川がゲッツーに倒れて、3連敗。一方、西武は6連勝で単独4位となった。

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June 14, 2007 23:12

◆Bs4−10G◆
謎の新助っ人・GG佐藤がついに来日初登板初先発。初回から阿部の球団史上200本目となる満塁弾で4点の援護を貰ったGG佐藤は3回まで無失点とまずまずの立ち上がりを見せたものの、4回、一死二塁から牛込氏に「無理に決まってますよ! 夢よ、もう一度って事だろうけど、そんな選手が通用するほど、日本の野球は甘くないですよ」と酷評されたローズから対巨人4戦連発5本目となる22号2ランを被弾。続く5回には連続四球で作ったピンチにガッツのタイムリーエラー等で2点を失い、同点とされてしまう。しかし、直後の6回、巨人は阿部の2打席連続となる14号ソロで勝ち越すと、更に、マッスル千代の富士の2点タイムリー二塁打でこの回、3点。巨人はこの後も加点し、計16安打10点。GG佐藤は6回でマウンドを退いたが、打線とリリーフの援護を仰いで、来日初登板初勝利を飾った。

◆E1−1D◆
悪の温床・楽天先発・有銘に対して、中日は初回、T.ウッズが腰痛で欠場した事により、突如として4番に指名された中村公のタイムリーで1点を先制。悪の温床・楽天打線はアウトカウントを稼ぐ事しか能がない無体な扱いを受ける水島の呪いにより、6回まで僅かに1安打の体たらく。しかし、7回、年に3本打つかどうかのショートが水島ワールドでは毛唐扱いされて存在を隠蔽されているが事に怒りを燃やして、レフトスタンドへ起死回生の同点アーチ。試合はその儘、延長に突入した。中日は10回、二死満塁と絶好のチャンスを作るも、ここで打席に入った中村公は4番を任せて貰い上がっていたテンションが、前の打席ではバントをさせられた事でガタ落ちしたのか空振り三振に倒れて三者残塁。11回も一、二塁のチャンスを逃して、11個目の残塁。その裏、二死からヒットで出た山崎武が牽制で刺された所で雨が強くなり、結局、降雨コールドでドローとなった。

◆H3−2S◆
主砲・松中が右ふくらはぎ痛でスタメン落ちを余儀なくされるなど、依然として猛威を奮う水島の呪い。重苦しい空気の中、始まった試合はいきなり先発・ガトームソンがガイエルに2ランを浴びる苦しい展開に…。ヤクルト先発・館山の前に4回まで攻めあぐねていたソフトバンク打線だが、5回、エラー絡みで掴んだチャンスに川崎のタイムリーで1点差と詰め寄ると、更に、ハマのスペランカーに走者一掃のタイムリー二塁打が飛び出して、逆転に成功。ガトームソンは2回以降、丁寧な投球でヤクルト打線を翻弄し、7回まで追加点を許さず、8回からはニコースキー,水田と繋いで、最後は守護神・馬原が締めて、1点差を守りきった。

◆M14−4C◆
初回、サブローのタイムリー二塁打で先制を許した広島は3回に新井が同点タイムリー。しかし、その裏、ロッテはTSUYOSHI,早川,フクーラの3連打であっさり勝ち越すと、更に、里崎の2点三塁打,ベニー松山の2ラン,青野のタイムリーでこの回、大量6点のビッグイニング。4回にも里崎のタイムリー二塁打で1点を加えたロッテは7,8回にも3点ずつ加えて、今季最多タイの14得点。先発・小林宏は6回1失点で8勝目。一方、3回7失点KOの青木高は逆ハーラートップタイの7敗目となった。

◆L4−3T◆
地獄の連敗ロードを抜け出した西武は糖尿病助っ人・ジョンソンが3月25日以来の先発登板。初回、いきなりキュラソ星人のタイムリーで先制を許したジョンソンだが、その裏、カブレラのタイムリーですかさず同点として貰うと、2回以降は立ち直り、阪神に追加点を与えない。一方、阪神先発のルーキー・上園も2回以降は西武打線を封じてきたが、6回にカブレラの12号ソロ,7回には江藤に今季初アーチと手痛い一発を浴びて、降板。2点を追う阪神はこの回から代わったミッチーに対し、キュラソ星人のタイムリー三塁打,ゼブラ今岡の犠飛で一気に同点。しかし、それも束の間、その裏、2番手・久保田が捕まり、一死満塁のピンチを迎えると、ベンちゃんの併殺崩れの間に勝ち越し点を献上。土壇場9回、守護神・小野寺に対して、一死から連打でチャンスを作り、クリーンアップに繋いだ阪神だが、期待の林,キュラソ星人が連続三振に斬ってとられ、あと一歩及ばなかった。これで西武は最下位を脱出。

◆F6−6YB◆
3回に1点を先制された日本ハムだが、その裏、一死満塁のチャンスに稲葉,青波の長瀬の連続タイムリーで3点を奪い、逆転に成功。2点を追う横浜は6回、一死満塁から下窪のタイムリー,押本のボークで同点に追いつくと、更に、二死満塁となった所でガッツな貴公子・仁志が押し出し四球を選んで勝ち越し。その裏、日本ハムは一死一、二塁の場面で代打・田中幸がセカンドへのゴロ。これを一塁走者・川島と交錯した事でガッツな貴公子・仁志が処理出来ず、同点タイムリーとなってしまうと、大矢監督は守備妨害ではないかと8分に渡る猛抗議をかまし、遅延行為で退場に…。その後も7回に横浜がメカゴジラのタイムリーで勝ち越せば、その裏、日本ハムが稲葉,高橋のタイムリーで逆転。すかさず8回には横浜が代打・古木の犠飛で同点とシーソーゲームを展開。試合は延長にもつれ込んだが、延長に入った途端、ピタリと当たりが止まってしまう。日本ハムは11回、四球で出た青波の長瀬に代走として、さすらいの賭博師・須永を送り込むミラクル采配を見せたが実を結ばず、結局、6−6の儘、12回規定で引き分けに終わった。

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June 09, 2007 21:36

◆G12−1E◆
巨人は開幕から4番を打ち続けてきた李をついに6番に落とし、怒濤のチャンスブレイカー・ニックンも7番に降格,好調・ホリンズを5番に上げて、4番には阿部を起用するなど、打線のテコ入れを図ると、これが大成功。新4番・阿部が早速、第1打席で11号先制2ランを叩き込むと、3回には松田記者が7号2ラン。阿部は5回の第3打席でもこの日2本目となる12号3ラン。終盤にはガッツが7回にソロ,8回に満塁弾と2打席連続アーチでダメ押し。12点を奪いながら、全得点が本塁打と言う怒濤の一発攻勢で巨人が圧勝を収めた。また、6番に降格の李は全く得点に絡む事はなかったが、猛打賞で7試合ぶりのマルチ安打。投げては先発・内海が8回を投げて、山崎武の一発による1点のみに抑える好投で7勝目をマークした。

◆D3−2L◆
西武先発・オツに対して、中日は初回二死満塁のチャンスを逃すと、2回にも二死二塁のチャンスをものに出来ない拙攻ぶり。一方、2回までパーフェクトに抑えていた人斬り抜刀斎だが、味方打線のあまりの不甲斐なさに川相不在を痛感して、落胆したか、二死満塁のピンチを背負うと、中島に2点タイムリー二塁打を浴びて、先制点を献上。2点を追う中日は3,4回もチャンスを逸する有様だったが、5回二死一、二塁から暇さえあれば3ランを放つ男・森野川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ叩き込み、一気に逆転に成功。人斬り抜刀斎は8回まで10三振の2失点と好投すると、昨日、リリーフに失敗した守護神・岩瀬が2人の走者を出しながら、辛くも切り抜けた。西武は2試合連続の1点差負けで8連敗となった。

◆C3−6H◆
水島の呪いに倒れた川崎の復帰で光明が見えてきたソフトバンクはルーキー・大隣がついにプロ初登板初先発。初回、松中のタイムリー二塁打で先制して貰った大隣だが、その裏、いきなり梵に先頭打者アーチを浴びて、あっさり追いつかれると、更に、求道者・前田にタイムリーを浴びて、勝ち越し点を献上。2回以降は立ち直り、5回までノーヒットに抑えたものの、6回には栗原に被弾し、3点目を失う。ハマのスペランカーが初回の走塁で左太腿裏の筋膜炎でリタイアする定例行事を開催し、攻撃力の落ちたソフトバンクは広島先発・黒田の前に2回以降、追加点をあげられずにいたが、8回、大隣の代打・ブキャナンのヒットを皮切りに、本多の犠飛,松中の11号3ランで一気に4点を奪い、逆転に成功。9回には永川の暴投でダメ押しの6点目。最後は馬原が締めて逃げ切りに成功。代打を出された回に逆転して貰った大隣は初登板でプロ初白星をマークした。敗れた広島は4連敗。

◆T1−4Bs◆
1−1で迎えた3回、偽バファローズは北川のタイムリー二塁打で勝ち越しに成功。6回にはアレンの三塁打等で1点を追加。2点を追う阪神はその裏、二死から3連打で満塁とするも、ここで代わった岸田の前にシーツが見逃し三振に倒れて、三者残塁。すると、直後の7回、偽バファローズは連続四球等で貰ったタナボタのチャンスでアレンのゲッツー崩れの間にダメ押しの4点目。岸田は8回まで無失点に抑える好リリーフを見せると、最後は昨日、醜態を晒した加藤大が汚名返上の三者三振斬りを見せ、逃げ切った。先発・ユウキは6回途中で降板ながらも、無傷の3勝目。阪神は14三振を喫するなど、攻撃陣に精彩を欠いた。

◆S3−2F◆
破竹の連勝街道をひた走る日本ハムはダルビッシュを先発マウンドに送り、更なる連勝更新を目指すも、初回、田中賢のタイムリーエラーで先制点を献上。ヤクルト先発・藤井に対して、5回まで無得点に抑え込まれていた日本ハム打線だったが、6回、無死二、三塁のチャンスに青波の長瀬が犠飛を打ち上げ、ついに同点。更に、二死後、ミスタースナイパー・坪井のタイムリーで勝ち越しに成功。しかし、その裏、ダルビッシュが寿司職人ラミレスに被弾し、あっと言う間に試合は振り出しに。その後、両軍決め手に欠き、3−3の儘、延長へ突入。10回裏、日本ハムはここまで散発4安打と好投していたダルビッシュから武田久にスイッチ。これに対して、ヤクルトは四球の飯原をバントで送った所で今季未だにノーヒットの代打・金村弟がライト前へタイムリーを放ち、サヨナラ勝ち。日本ハムの連勝はついに14でストップした。

◆YB2−0M◆
打線好調のロッテだが、この日はハマのチンピラに対して、4回まで6残塁の拙攻で先制点を奪えない。一方、開幕7連勝を狙う成瀬は3回まで無失点に抑えていたものの、4回、吉村に痛恨の6号2ランを浴び、先制点を献上。5回も二死一、二塁のチャンスを逃したロッテは、6回二死から根元が歩いた所で早くも成瀬に代打・橋本を起用。橋本も四球を選んで、ハマのチンピラをKOし、チャンスを拡大させたが、ここまで2安打を放っていたTSUYOSHIが、肝心な時にショートゴロに倒れて、二者残塁。以降、横浜は小刻みな継投でロッテの反撃をかわし、最後はクルーンが3人で締めて、完封リレーを達成。ロッテは11残塁の大拙攻で連勝は4で止まり、成瀬は9度目の先発でついに今季初黒星を喫した。

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