開幕
March 24, 2007 23:36
◆H5−8Bs◆
開幕戦直前、恐怖のパ・リーグ撲滅漫画「ドカパロSS 地獄変」にて、シメてシメてシメられまくっているソフトバンク。孫オーナーが始球式に登場し、いきなり打ち砕かれると言う景気の悪い展開を見せつけられた為か、上戸彩を採用したが、こんなチャラい人選で事態が好転する筈もなかった。開幕戦では3戦負けなしだった斉藤和だが、岩鬼にシメられまくって呪いをかけられた所為か、いきなり初回から先制点を許したばかりか、1年間野球をやっておらず、牛込氏に「無理に決まってますよ! 夢よ、もう一度って事だろうけど、そんな選手が通用するほど、日本の野球は甘くないですよ」と酷評されたローズに被弾。果たして、ブランクをものともしないローズが凄いのか、日本の野球が甘かったのか……、いや、やはり、水島の呪いの威力が凄まじいのだろう。斉藤和、中盤以降は調子を上げて、逆転にも成功したと言うのに、王さんも何を焦ったのか、7回途中で継投策に切り替え、これが大失敗。三瀬,柳瀬と打ち込まれて追いつかれると、9回には藤岡が本多の痛恨のエラーにも足を引っ張られて、4失点の大炎上。262日ぶりの実戦復帰となった王さんだったが、無念の黒星スタートに…。ただ、どれくらいの成績を残すかよりも、一体何試合、無事に出られるのかと言う点について注目されているハマのスペランカーがいきなり2発3安打の活躍を見せたのは収穫だ。ホント、何試合出られるのかね…。出れば、数字はついてくるんだが…。
◆L5−2E◆
裏金問題で揺れる西武に対する皮肉として、悪の温床・楽天は開幕戦のマウンドに栄養費の申し子・一場を起用…すれば面白かったのだが、一場は調子が上がらず、順当にエース・岩隈を送り出すしかなかった様だ。汚れたフロントと現場は無関係と訴えたくて必死の西武は事件発覚以降、オープン戦不敗で乗りきると、開幕戦でも地力の強さを発揮。リーファー,G.G.佐藤の連続アーチで先制すると、ベンちゃんにも一発が飛び出して、岩隈をKO。国外亡命した霊感投手・松坂なき後、8年ぶりの開幕マウンドを任されたオツは草野にプロ初アーチを献上するも、6回2失点とまずまずのピッチングを見せると、7回以降はリリーフ3人で1回ずつを締めて、逃げ切った。ノムさんはこれでドン川上に並ぶ開幕戦6連敗。
◆M4−4F◆
バレンタインの嫌がらせ挑発行為にヒルマンが怒り心頭となり、遺恨対決となったこのカード。ガッツ,SHINJOが抜けて小粒になった日本ハム・ビッグステーキ打線(若大将・原監督命名)は繋ぐ攻撃で、清水を攻略し、6回まで4点のリード。投げては若きエース・ダルビッシュが5回まで散発2安打と素晴らしい投球を展開。日本ハムの勝利は揺るがないと思われたが、6回二死満塁のピンチにロッテ最高の補強人員・ズレータにグランドスラムを被弾し、一気に振り出し。結局、7回途中で降雨コールドのドローと言う開幕戦ではパ・リーグ41年ぶりの珍事で遺恨対決第1ラウンドは痛み分けに終わった。
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