門倉健

March 18, 2008 23:09

◆G0−4D◆
川相を無為に放出した巨人と、川相がいるにも拘わらずコーチ業を強いる中日。いずれも川相不在の影響で打線が繋がらず、サッカー紛いのロースコアゲームを続けている両軍が激突。一向に当たりの出ない打線に業を煮やし、高まる一方の川相現役復帰待望論を軟化させるべく、落合監督はまたも懲りずに川井を先発起用。3回を1安打無失点で切り抜ける好投を展開したものの、カワイであっても川相ではない川井が川相現役復帰待望論を和らげる事など土台無理のある話で、落合監督の姑息な作戦はまたも失敗に終わった。2番手の吉見は3回を内野安打1本に抑える好投でこれでオープン戦の連続無失点を15イニングにまで伸ばした。打線は李,T.ウッズの助っ人コンビが5安打3打点と気を吐いたが、日本人選手は僅かに2安打と沈黙。実に12日ぶりに4点以上取ったものの、まだまだ課題を残す状況だ。巨人はこの日から北京五輪予選に出ていた李が復帰したが、2タコ。李復帰の煽りを受けて、チーム首位打者であるにも拘わらずスタメンを外されてしまったゴンザレスはここで一発かました所で開幕二軍は免れないとがっくりきたのか、代打で登場もセカンドゴロと凡退。またオーストラリア代表の座を蹴ってまで開幕一軍を目指して頑張ってきたと言うのに、韓国代表でチームを離れていた李がただ戻ってきただけで助っ人枠が埋まってしまい、開幕二軍が確定的となった事に落胆の色を隠せないバーンサイドも押し出し四球を与えるなど不本意な内容。また、開幕ローテ入りへ当落線上のアゴくらは5回を3失点と微妙な内容に終わり、合否は次回へ持ち越しとなった。

◆S6−0YB◆
新人王を狙う2年目の増淵が2度目の登板。6回を投げて、2安打無失点と安定した投球を見せ、開幕ローテ入りへ当確ランプを灯した。前回、大炎上だったルーキー・加藤も2回を無失点と持ち直すと、新ストッパー候補の林も3人でピシャリと抑えて、完封リレー。打っては初回に3つの盗塁を仕掛けて掻き回し、2点を奪うなど、高田監督の掲げる機動力野球を展開。売り出し中の川島慶も盗塁に加え、オープン戦初アーチと活躍した。横浜先発の高崎は4回5失点と期待を裏切る投球で開幕ローテ入りは微妙になってきた。

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August 07, 2007 21:52

◆G3−2T◆
約4ヶ月ぶりの先発となるアゴくらだったが、初回、いきなりシーツに8号ソロを叩き込まれて、先制点を献上。しかし、その後も立て続けにピンチを背負いながら、何とか凌ぎ続けていると、4回、巨人は一死一、二塁から阿部がライトスタンドへ25号3ランを放ち、一気に逆転に成功。アゴくらは4回以降はノーヒットと立ち直りを見せると、7回は西村,8回は豊田が3人ずつ斬って取る好投を展開。9回は満を持して登場した上原がゲッツー崩れの間に1点差と詰め寄られたものの、矢野の痛烈なライナーがレフトの守備範囲に収まり、巨人は6連勝。上原はセーブのつく場面では失敗なしの20セーブ目。アゴくらはようやく移籍初勝利をマークしたものの、福田,アゴくらの台頭により、金刃の新人王への道が閉ざされはしないか心配である。敗れた阪神は4位転落。

◆D6−3C◆
山井,青木高の両先発が序盤は無難に凌ぎ、3回まで両軍無得点。迎えた4回、突如、制球を乱した山井から1安打2四球で無死満塁のチャンスを掴んだ広島はオチョアのタイムリーで均衡を破る1点を先制。なおも無死満塁のチャンスが続いたが、後続3人があえなく凡退し、三者残塁。すると、その裏、李のタイムリー二塁打であっさり同点とされる嫌な展開となったが、直後の5回、二死走者なしから栗原,新井の連続二塁打で勝ち越し。続く6回にはヒットの石原が犠打と捕逸で三塁へ進んだ所で東出がきっちり犠飛を打ち上げ、3点目。2点を追う中日は7回、谷繁,ピンキー井上,堂上剛の3連打で1点を返すと、更に、荒木が送った後、一死二、三塁となった所で新井が痛恨のタイムリーエラーを犯して、ついに同点。むざむざ流れを手放してしまった広島はこの後、T.ウッズにタイムリー,森野に犠飛,中村にタイムリーを浴びて、悪夢の5失点。一気に3点を勝ち越し中日は岡本−岩瀬と繋いで、逃げ切りに成功。広島は悪夢の逆転負けで4連敗。

◆S2−3YB◆
横浜先発・はーちゅんは初回から三者三振を奪うなど、2回までパーフェクトの素晴らしい立ち上がり。しかし、3回、先頭の飯原に二塁打を浴びると、二死三塁となった所で青木にタイムリーを許し、先制点を献上。金村(日本ハム)の師匠・伊集院光が「合体変形ロボみたいな名前で凄ぇかっこいいから」と言う理由で一押しの新助っ人・グライシンガーの前に4回まで1安打と沈黙していた横浜だが、5回、一死から吉村が15号同点アーチ。この後、二死二、三塁のチャンスは逃したものの、7回にまたも吉村が2打席連続の16号ソロを叩き込み、勝ち越しに成功。更に、二死後、相川,はーちゅん,ガッツな貴公子・仁志の3連打が飛び出して、3点目を追加。2点を追うヤクルトは8回、リグスのタイムリーで1点差と詰め寄ったが、最後はクルーンの前に三者三振を喫して、万事休す。頼みのグライシンガーまで攻略されてしまったヤクルトはこれで5連敗。勝った横浜は3位に浮上した。

◆L5−3H◆
初回、ソフトバンクが川崎のタイムリー三塁打と松中の犠飛で2点を先制すれば、その裏、西武はカブレラが18号同点2ラン。2回にソフトバンクが本多のタイムリー二塁打で勝ち越せば、その裏、西武は片岡のタイムリーでまたも同点。突き放しても追いつかれる展開に焦ったか、3回は三者三振を喫してしまったソフトバンクは4回二死二、三塁,5回一死二塁のチャンスを悉く逃してしまう。すると、その裏、西武はまたもカブレラにタイムリーが飛び出して、この試合、初めてリードを奪う。カブレラは7回にもこの日2本目となる19号ソロをぶち込んで、ダメ押し。先発・岸は6回3失点で8勝目をあげた。

◆F2−5E◆
1ヶ月白星から遠ざかっている日本ハム先発・グリンは3回まで無失点に抑えていたが、4回、鉄平に10号ソロを被弾し、先制点を献上。5回に小谷野,金子誠のタイムリーで逆転して貰ったのも束の間、直後の6回、山崎武にタイムリーを浴びて、同点。2−2で迎えた8回、グリンに代わってマウンドに上がった武田久だが、一死一、二塁からショートに走者一掃の勝ち越しタイムリー二塁打を浴び、あえなくKO。更に、3番手・歌藤が連続四球で満塁とピンチを拡大させた末、嶋にはタイムリー内野安打を許して、この回、3失点。岩隈は8回まで2失点で切り抜けると、最後は小山が3人で締めて、逃げ切った。敗れた日本ハムはこれで4連敗。

◆Bs3−0M◆
0−0で迎えた4回、牛込氏に「無理に決まってますよ! 夢よ、もう一度って事だろうけど、そんな選手が通用するほど、日本の野球は甘くないですよ」と酷評されたローズが山崎武に並ぶトップタイとなる36号ソロを叩き込み、ついに1点を先制。ローズはこれで通算3000塁打を達成。これで主導権を握った偽バファローズは5回には平野恵のタイムリー二塁打,6回には大引のタイムリーで着々と加点。1番にベニー松山を入れると言う訳の分からないロッテ打線に対し、立ち上がりはおぼつかない投球だった先発・平野佳だが、3回以降は二塁すら踏ませない完璧な投球を展開し、今季2度目の完封で7勝目。ロッテの連勝は4でストップ。

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