金泰均
November 04, 2010 23:58
◆M10−4D◆(日韓クラブチャンピオンシップ出場権争奪戦)
親会社が事業を広げている韓国と戦いたくて仕方ないからとシーズン3位にも拘わらず、いけしゃあしゃあと日本代表の座を狙っているロッテは成瀬の中4日起用の可能性も囁かれていたが、勝ちを焦らずにペンが先発登板。これに対して、不振の井端をスタメンから外し、昨日のヒーロー・大島を2番,堂上直をセカンドでスタメン起用するテコ入れを敢行した中日は初回、一死から新2番・大島が四球を選ぶと、森野が三塁線を破る二塁打で続き、二、三塁。ここでベンちゃんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、犠飛としては十分のレフトフライとなり、大島が先制のホームイン。その裏、10月2日以来の登板となる中日先発・中田賢に対して、ロッテは先頭の西岡がセカンドゴロに倒れるも、井端に代わってセカンドに入った堂上直がいきなりエラー。続き清田は立て続けにヘッポコバントをかまして追い込まれた挙げ句の強攻策で空振り三振に倒れるが、井口,サブローの連打で満塁とした所で今江がレフト線へ2点タイムリー二塁打を放ち、一気に逆転。なおも二、三塁の場面でフクーラ,金と連続タイムリーを浴びせて、この回一挙4点を獲得。3点を追う中日は2回一死から谷繁が四球,3回には先頭の荒木がヒットで出るも、全くの無策の儘、後続が漫然と凡退する淡泊な攻撃を繰り返し、とうとう4回には初の三者凡退。一方、ロッテも2回一死二塁,3回一死一、二塁と得点圏に走者を送りながら、チャンスを潰してきたが、4回、ヒットの西岡が二盗を決めると、清田が送って、一死三塁。井口は三振に倒れるも、続くサブローがレフトスタンドへ2ランを叩き込み、6点目。続く5回には一死から金,里崎と連打すると、岡田もライト前に弾き返して、早くも先発全員安打を達成。この満塁のチャンスに西岡がセンターへ犠飛を打ち上げると、清田も2点タイムリーで続き、3点を追加。中田賢はこの回限りで降板となった。大量8点ビハインドとなった中日は6回、大島,森野の連打で無死一、二塁とすると、一死後、ブランコのタイムリー二塁打でペンをKO。なおも二、三塁のチャンスだったが、ここで代わった古谷の前に野本,谷繁と打ち上げて、1点止まり。7回に暴投でむざむざ10点目を献上してしまった中日は8回、二死一塁からブランコが川相不在では一発に懸けるしかないとばかりに左中間スタンドへ2ラン。9回には守護神・小林宏から一死一、三塁のチャンスを作ったものの、反撃もここまで。荒木,大島と打ち上げて、ゲームセットとなり、ロッテに王手をかけられた。
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October 19, 2010 23:30
◆H0−7M◆(日韓クラブチャンピオンシップ出場権争奪戦出場権争奪戦)
日韓クラブチャンピオンシップと言うエキシビジョンマッチに出たくて仕方がないロッテと、、リーグ優勝を果たしたチームとして、当然の権利である日本シリーズ出場権を勝ち得ているソフトバンクの最終決戦は第1戦と同じく杉内,成瀬の両左腕エースの激突となった。両投手とも4回まで1安打無失点と譲らぬ好投を展開していたが、3回辺りから制球にバラつきが見え始めていた杉内は5回、二死走者なしから里崎,西岡と連打されると、清田を歩かせ、満塁のピンチ。ここで井口を2−1と追い込みながら、4球目に痛恨の死球を食らわせてしまい、押し出しで先制点を献上。更に、続くサブローにも粘られた挙げ句に押し出し四球を許してしまう。ここで交代かと思われたが、昨日の早過ぎた継投策が失敗した事で秋山監督も逡巡してしまったのか、短期決戦にも拘わらず、単にエースだから代えづらかっただけの事なのか、なおも続投となった杉内は今江にセンター前へ2点タイムリーを浴びて、失意のKO。成瀬相手に4点ビハインドと言う苦しい展開にも、日本シリーズ開催の為に諦める訳にはいかないソフトバンクは6回から、第2戦に完投した和田を中3日で投入。和田は6,7回とピシャリと抑え、反撃を待つが、肝心の打線が成瀬の前に二塁を踏む事すら出来ず、回を追う毎に5回の4点が重くのしかかるばかり。すると、8回、昨日、リリーフに失敗した4番手・ファルケンボーグが一死二塁から金にタイムリー,大松に2ランを被弾とまたも炎上し、致命的な3点を献上。その裏、ソフトバンクは先頭の松田がヒットで出るも、長谷川がサードゴロゲッツーに倒れた後、続く田上にヒットが出るチグハグな攻撃で無得点。9回も三者凡退に終わり、成瀬の前に完封負け。昨日は早過ぎて、今日は遅過ぎた継投策の失敗と打線の不振が大きく響き、このシリーズに屈辱の負け越しを喫したソフトバンクは2004年,2005年に続き、3度目となる日本シリーズの出場辞退を決定。これにより、今季の日本シリーズは2007年以来、3年ぶり4度目の開催中止となる事が決まった。尚、日韓クラブチャンピオンシップ(またはアジアシリーズ)出場権争奪戦へシーズン3位チームが出場するのはこれが史上初。
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September 29, 2010 23:15
◆T3−1G◆
首位・中日に試合のない中、最後の足の引っ張り合いで先手を取ったのは巨人。巨人キラーの阪神先発・能見に対し、3回、一死から坂本がチーム初安打となる内野安打で出ると、二死後、ガッツが歩いて、一、二塁となった所で寿司職人ラミレスがレフト前へタイムリーヒット。しかし、その裏、1,2回と3人ずつで抑えていた巨人先発・ゴンザレスが突如、変調。先頭の関本にライト前へ弾き返されると、坂にタイムリー三塁打を浴び、あっさり同点。一死後、マット・マートンに犠飛を許して、勝ち越し点を献上。更に、平野に死球を食らわせると、鳥谷,新井と連打を浴びて、3点目を失った所でKO。2点を追う巨人は直後の4回、長野,古城と連打を浴びせると、脇谷,代打・大道と連続三振。坂本もセカンドへ打ち上げて、二人の走者は一歩も動けず仕舞い。続く5回には一死からガッツ,寿司職人ラミレスと連打するも、阿部がセカンドゴロゲッツーに倒れる最悪の展開。6回無死一、二塁,7回二死一、二塁,8回一死二塁と再三のピンチを背負いながら、東野,朝井と言った先発要員を次々にリリーフを注ぎ込むなど必死の防戦で追加点は阻止するものの、2番手・久保田の前に7,8回と抑え込まれ、2点ビハインドの儘、土壇場9回へ突入。満を持して登場した守護神・藤川球に対し、マッスル千代の富士が空振り三振,脇谷がセンターフライに倒れて、二死。ここで松本がうまく合わせてセンター前に弾き返したが、坂本のライトへの飛球はスタンドまで届かず、ゲームセット。これで巨人のV4の可能性は完全消滅となった。阪神のマジックは1つ減って7。能見は6回を1失点の好投で無傷の6連勝。
◆C12−4YB◆
横浜は3回、二死走者なしから内川がセンター前に弾き返すと、ルパン広瀬のエラーで二進。ここで村田がライト前へタイムリーを放ち、1点を先制。続く4回には二死二、三塁から石川がタイムリーを浴びせると、続く松本が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、この回3点。しかし、その裏、広島は木村,天谷,栗原の3連打で1点を返すと、なおも一、二塁のチャンスに嶋がレフトスタンドへ13号3ランを叩き込み、一気に同点。続く5回にはヒットの木村がすかさず二盗を決めると、天谷がセンター前へ勝ち越しのタイムリー。更に、この後、代打・岩本,梵のタイムリー等で加点し、この回一挙6点のビッグイニングを形成。続く6回には3四球で貰った二死満塁のチャンスに石原が2点タイムリーを浴びせて、ダメ押し。先発の偽ハンカチ王子・斉藤は4回KOとなったが、後を継いだ2番手・中田が1回を無失点に抑え、プロ初勝利を飾った。
◆E1−4L◆
ノムさんの予言通り、ダントツの最下位に甘んじた事で2年契約の1年目ながら早くもブラウン監督の解任が決まった楽天は初回、一死から3連続四死球で満塁とするも、牧田がショートゴロゲッツーに倒れて、無得点。一方、西武は3回、ヒットの礒?を細川が送ると、浅村がレフトスタンドへ先制の2号2ラン。2点を追う楽天は4回、山崎,牧田,嶋の3連打で無死満塁と一打同点のチャンスを掴むが、枡田,中川が連続三振。内村もセカンドゴロに打ち取られ、またも無得点。0−2の儘、迎えた6回、西武は先頭のフェルナンデスが11号ソロを叩き込み、1点を追加。更に、8回には二死一塁から中村のタイムリー二塁打で4点目。楽天はその裏、山崎の28号ソロで完封を免れるのが精一杯だった。6月29日以来の先発マウンドとなった岸は6回を無失点に抑え、ルーキーイヤーから4年連続となる10勝目。
◆M3−2Bs◆
負ければ、4位が確定するロッテは初回、いきなり先頭の西岡が二塁打を浴びせると、清田が送って一死三塁。井口がファールフライに倒れた後、サブローが四球を選ぶも、今江が打ち上げて、二者残塁。続く2回には先頭のフクーラがヒットで出るも、金がサードゴロゲッツー。3,4回も四球の走者を出すが、後が続かず、一向に先制点を奪えない。4回まで無失点と粘りの投球を続けていた先発・吉見だったが、5回、一死から横山に二塁打を浴びると、続く坂口にタイムリーを許し、先制点を献上。しかし、その裏、ロッテは一死から四球で歩いた西岡が二盗を決めると、清田がレフト前へ同点タイムリー。続く6回には先頭の今江がセンター前に弾き返すと、フクーラが犠打を決めて、一死二塁。ここで金がセンター前へタイムリーを放ち、勝ち越しに成功。8回には暴投でタナボタの1点を追加。土壇場9回、守護神・小林宏が二死一塁から喜田にタイムリー二塁打を浴びると、代打・ハイツ田口にフルカウントまで粘られたが、最後はセンターフライに仕留め、辛くも逃げ切り、Aクラスへ望みを繋いだ。2番手の内は2回をノーヒットの好リリーフで2勝目。
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June 30, 2010 23:02
◆C4−5G◆
巨人は4回、先頭のガッツがヒットで出ると、一死後、阿部がライトスタンドへ26号2ランを叩き込み、先制。更に、長野,脇谷と連打を浴びせるが、江戸川,西村健と倒れて、2点止まり。その裏、西村健の暴投で1点を返した広島は続く5回、倉,東出のヒットで一死一、三塁とした所で梵がライト線へ同点タイムリー二塁打を放ち、西村健をKO。更に、2番手・星野に対し、代打・赤松が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、2点を勝ち越し。追いかける巨人は7回、連続四球で無死一、二塁とした所で坂本はゲッツーを食らうも、マッスル千代の富士がライト前へ弾き返して、1点差。突き放したい広島は8回、二死二塁から満を持して登場した求道者・前田がショートへの内野安打を放ち、チャンスを広げるが、東出がセンターへ打ち上げ、二者残塁。ピンチを脱した巨人は土壇場9回、先頭の江戸川が二塁打を浴びせると、亀井の犠打がエラーを誘って、一、三塁とした所で坂本が犠飛を打ち上げ、同点。更に、マッスル千代の富士のピッチャー強襲安打をカバーした東出が悪送球をかました間に亀井が勝ち越しのホームイン。その裏から登板した守護神・クルーンはいきなり先頭の梵を歩かせ、不安を抱かせたが、後続3人を打ち取って、辛くも逃げ切った。8回のピンチを凌いだ5番手・豊田は今季初勝利。これで巨人は開幕から対広島8連勝となった。
◆T1−2D◆
0−0で迎えた4回、中日は二死走者なしからベンちゃんが川相不在では一発に賭けるしかないとはがりにライトスタンドへ21号ソロを叩き込み、1点を先制。しかし、その裏、阪神はマット・マートン,新井のヒットで二死一、二塁とした所でJ.マッケンジーがレフト前へ弾き返して、マット・マートンが同点のホームイン。5回無死二塁に続き、7回にも二死満塁のチャンスを逃す拙攻三昧の中日だったが、8回、一死一、二塁からベンちゃんのタイムリーでようやく勝ち越し。あとは浅尾−岩瀬と繋ぐ必勝リレーが決まり、逃げ切った。先発のウッチャンは7回2/3を1失点で5勝目。尚、この日、中日の堂上兄弟の他、阪神の新井浩,中日の新井良と組の兄弟選手が同時出場。リー兄弟&松沼兄弟以来となる29年ぶりの珍事だった。
◆YB2−3S◆
加賀,中沢のルーキー対決となったこの試合。3回までパーフェクトと上々の滑り出しを見せた中沢に対し、加賀は序盤は苦しみながらも、尻上がりに調子を上げていく。しかし、5回、相川,宮本と連打を浴びると、藤本に犠打を許すと、暴投を犯して、やらずもがなの先制点を献上。更に、二死後、青木,田中と連続タイムリーを浴びて、3点を失い、この回限りで降板となった。一方、中沢も6回、簡単に二死を取りながら、内川,村田と連続二塁打を浴びると、スレッジにもタイムリーを許して、KO。勢い付く横浜は続く7回、二死から下園,石川と連打を浴びせるも、内川がピッチャーゴロに倒れて同点ならず。ヤクルトは8回からマツ・オカ−林と繋ぐ必勝パターンで1点のリードを守りきった。中沢は5回2/3を2失点で5勝目。
◆M7−3H◆
ロッテは初回、二死から3者連続出塁で満塁とすると、オーティズがレフト前へ先制の2点タイムリー。その裏、ロッテは今江が5号ソロを叩き込み、1点差。続く2回にはソフトバンクが川崎のタイムリー三塁打で1点を追加すれば、ロッテも2四球にエラーとノーヒットで1点を返して応戦。1点差の儘、迎えた5回、ロッテは的場,今江のヒットで二死二、三塁とすると、金が左中間突破のタイムリ二塁打を放ち、逆転に成功。更に、大松が歩いた後、サブローが2点タイムリー三塁打,竹原がタイムリー二塁打を浴びせて、この回一挙5点。ロッテは7回から伊藤−薮田−小林宏と繋いで、ソフトバンクの反撃を断ち切った。先発の大嶺は6回を3失点で2ヶ月半ぶりの3勝目をマーク。
◆Bs3−2E◆
移籍初登板となる偽バファローズ先発・長谷川に対し、3回まで無得点に抑え込まれていた楽天だが、4回、先頭の嶋がヒットで出ると、一死後、中村紀が先制のタイムリー二塁打。1点を追う偽バファローズは5回、バルディリスの四球,坂口のヒットで二死一、二塁とした所で赤田がセンター前へタイムリーを放ち、同点。続く6回にはカブレラ,ティー岡田の連打で無死一、二塁とするも、北川が最悪のショートゴロゲッツー。バルディリスもファーストゴロに終わり、結局、無得点。1−1の儘、迎えた土壇場9回、この回から代わった4番手・岸田に対し、楽天は鉄平,中村紀のヒットで二死一、三塁とすると、山崎のサードゴロの間に鉄平が勝ち越しのホームイン。更に、草野のヒット,渡辺の四球で満塁とチャンスを広げるが、内村は三振に倒れて、1点止まり。すると、その裏、抑えの川岸に対し、偽バファローズは先頭のバルディリスがレフト前へ弾き返すと、日高がライトスタンドへ5号2ランをぶち込んで、劇的な逆転サヨナラ勝ち。一時は勝ち越し点を献上した岸田に5勝目が転がり込んだ。
◆L4−7F◆
2回、日本ハムは先頭の糸井が9号先制ソロ。更に、この後、二死満塁とチャンスを広げるが、劇団ひちょりがサードライナーに倒れて、三者残塁。1点を追う西武は4回、ヒットの栗山を一塁に置いて、中島が11号逆転2ラン。直後の5回、日本ハムは一死から小谷野,糸井の連打で一、三塁とすると、陽がライトへ同点犠飛。更に、高橋が二塁打で繋いだ所で野上が暴投を犯して、労せずして勝ち越し。しかし、その裏、西武は片岡の7号ソロであっさり同点とすると、続く6回には二死満塁と勝ち越しのチャンスを作るが、代打・上本が三振に倒れて、三者残塁。7,8回もゲッツーを食らうなど、勝ち越しの機会を逃し、試合は延長に突入。迎えた11回、日本ハムは一死から田中のヒットに連続四球で満塁とした所で小谷野がレフト前へ2点タイムリーを浴びせて、ついに勝ち越し。二死後、陽,高橋にも連続タイムリーが飛び出し、ダメ押し。その裏、西武は礒?に3号ソロが飛び出したものの、及ばなかった。5番手・宮西は1回2/3を無失点に抑えて、2勝目。
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May 03, 2010 23:29
◆G7−2S◆
巨人は2回、先頭の阿部が歩くも、続く鶴岡がサードゴロゲッツー。二死走者なしとなった所でマッスル千代の富士が二塁打を放つと、長野が敬遠された後、投手の藤井もヒットで繋ぎ、満塁となった所で坂本が押し出し四球を選んで、先制。なおも満塁の場面で脇谷がレフトスタンドへ今季初アーチとなるグランドスラムをぶち込んで、この回一挙5点。4回までパーフェクトに抑え込まれていたヤクルトは5回、チーム初安打となる二塁打を放った飯原を三塁へ進めた所で田中が犠飛を打ち上げ、ようやく1点。しかし、巨人は6回、李のタイムリーで1点を加えると、7回には寿司職人ラミレスが10号ソロを放ち、ダメ押しの7点目。9回から登板のクルーンは6点リードの楽な場面にも拘わらず、暴投を犯すなどして、1点を許したが、大事には至らず、一夜で首位を奪い返した。先発の藤井は6回まで1安打無四球の好投で2勝目をあげ、史上8人目の12球団からの勝利となった。
◆D5−0T◆
2回、中日はブランコの内野安打の後、ベンちゃんのタイムリー三塁打,松井祐のタイムリーと3連打で2点を先制。5回には一死二塁から森野のタイムリー二塁打で1点を加えると、続く6回にも一死二塁から投手のあちゃくらさんがタイムリー。4点を追う阪神は7回、J.マッケンジー,ブラゼルの連打で無死一、二塁とするも、後続3人が倒れて、無得点。ピンチを逃れた中日はその裏、森野の二塁打の後、ブランコがタイムリーを放って、ダメ押しの5点目を追加。投げては、5人の投手で完封リレーを達成。先発のあちゃくらさんは6回1/3を無失点の好投で2勝目。敗れた阪神は一日天下で首位陥落となった。
◆YB1−3C◆
初回、広島は一死から梵がライトスタンドへ4号ソロを叩き込み、1点を先制。続く2回には先頭のルパン広瀬が二塁打を浴びせると、小窪の犠打で三進した所で赤松がスクイズを決めて、2点目を追加。2点を追う横浜は4回、先頭の内川がセンター前ヒットを放つと、村田のショートゴロの間に二進。ここでスレッジがタイムリー二塁打を放ち、1点差。1−2の儘、迎えた7回、広島は二死一塁から赤松が内野安打を放ち、一、二塁のチャンス。ここで求道者・前田が登場するかと思いきや、その儘、打席に送られた石原がセンターへ打ち上げて、二者残塁。相変わらず、勝負所を見極められない首脳陣の失態に悪い空気が漂い始めたが、9回、小窪のタイムリーで貴重な1点を追加。その裏、守護神・シュルツが二死一、二塁のピンチを背負ったものの、最後は石川を三振に斬って取り、何とか逃げ切った。先発の前田健は7回を1失点に抑え、ハーラートップタイの5勝目をマークした。
◆Bs4−11H◆
偽バファローズ先発・岸田に対し、ソフトバンクは初回、オーティズのタイムリーの後、小久保の8号2ランを叩き込み、3点を先制。1点ずつ取り合って迎えた4回、偽バファローズは二死からT−岡田が歩くと、ラロッカがライトスタンドへ7号2ランを放ち、1点差。6回には無死満塁のチャンスに日高がタイムリーを放ち、ついに同点。なおも無死満塁のチャンスだったが、ここから代打・バイナムが三振,山崎浩がサードファールフライ,坂口がファーストゴロと3人の走者は釘付けで同点ならず。4−4で迎えた8回、ソフトバンクは二死三塁から、ハマのスペランカーが勝ち越しタイムリーを放つと、更に、松田,長谷川,柴原と3連続タイムリー二塁打を浴びせて、この回一気に4点。9回にも4連打等で3点を奪い、試合を決定付けた。ソフトバンク3番手の摂津は2勝目をマーク。偽バファローズは今季2度目の5連敗で5位転落となった。
◆M8−5F◆
初回、小谷野,稲葉の連続タイムリーで2点を先制されたロッテはその裏、日本ハムバッテリーの守乱に付け込み、1点を返すと、3回には2四球で一、二塁とした所で金が6号3ランを叩き込み、一気に逆転。日本ハムは5回、一死一、二塁から糸井,小谷野の連続タイムリーで追い付くが、その裏、ロッテは一死から金が2打席連続となる7号ソロをぶち込んで、再び勝ち越し。続く6回には一死一、三塁から荻野貴が犠飛を打ち上げ、6点目。7回に稲葉のタイムリーで1点を返されるが、その裏、里崎の4号ソロで再び2点差とすると、8回には金のタイムリーでダメ押し。最後は守護神・小林宏が三者三振の快投で日本ハムの反撃を断ちきった。先発・渡辺俊は5回もたずにKOとなったが、後を継いだ2番手・古谷にプロ初勝利が転がり込んだ。
◆L4−5E◆
楽天先発のルーキー・戸村に対し、西武は2回、中村の9号ソロ,ブラウンの6号ソロと連続アーチで2点を先制。直後の3回、楽天は一死満塁のチャンスに鉄平がライト前へ同点2点タイムリー。更に、二死後、草野もタイムリーを放ち、勝ち越しに成功。1点を追う西武は5回、一死から栗山が歩くと、中島が5号2ランを放り込み、一気に逆転。西武は8回から3番手・藤田を投入し、逃げ切り体勢を整えるが、代わりばな内村に痛打されると、続く鉄平に今季初アーチとなる2ランを被弾し、形勢逆転。最後は抑えの小山が3人で締めて、逃げ切った。7回のピンチを切り抜けた2番手の小山は今季初勝利。
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April 03, 2010 23:23
◆C5−6G◆
昨日倒れたキムタクが未だに意識不明で予断を許さない状態が続いている。そんな状態でもペナントレースが止まる訳もなく、試合が行われる以上、キムタクが目を覚ました際、自分の事が気がかりで負けたなどと報告出来る筈もなく、必勝体勢で臨む巨人は開幕から不振が続く亀井をついに5番の座から外して、8番へ降格させ、マッスル千代の富士を昇格させるテコ入れを断行。そのテコ入れに効果があった…訳ではないが、初回から広島先発のジ・oを捉えて寿司職人ラミレスのタイムリー等で2点、2回には坂本の3号ソロで3点目。しかし、公式戦ではいよいよプロ初先発となる山口は今までと勝手が違う先発マウンドに未だ馴染めず、初回から栗原にタイムリーを浴びると、4回には石原に逆転3ランを浴び、失意のKO。3回以降、ゼロ行進が続いていた巨人は7回、広島3番手・横山に対し、代打・長野の二塁打でチャンスを掴むと、二死後、ガッツが同点タイムリー。広島は8回、二死二塁の場面で幽閉状態が続いていた求道者・前田をようやく代打に起用。しかし、あまりの鋭い眼光に気圧された金刃に一塁が空いていた事もあって、四球で歩かされてしまい、続く代打・小窪は三振に斬って取られて、勝ち越しならず。土壇場9回、巨人はまたも長野のヒットを皮切りに無死二、三塁のチャンスを作り、シュルツの暴投と内野ゴロで2点を勝ち越し。その裏から登板の守護神・クルーンは先頭の東出が初球に仕掛けたセーフティバントを処理した際に転倒し、右手親指をついて痛めてしまい、たった1球で降板となるアクシデント。緊急登板となった小林は内野ゴロの間に1点を返されたものの、大事には至らず、3年ぶりのセーブをマーク。5番手の金刃に今季初勝利がついた。マッスル千代の富士も亀井ノーヒットに終わり、テコ入れの効果は全くなかったものの、巨人は今季初の3連勝。一方、広島は泥沼の連敗が6と伸びてしまい、求道者・前田の使い方にまたもや課題を残す事となった。
◆D3−2T◆
中日は2回、小山の犠飛で先制。好投すればする程、今オフの亡命説が強まる一方のウッチャンは3回までノーヒットに抑えていたが、4回、鳥谷に同点タイムリー二塁打を浴びると、7回にはJ.マッケンジーに勝ち越し2号ソロを被弾し、この回限りで降板となった。ようやくリードを奪った阪神はその裏から先発・上園を下げ、継投モードに切り替えるが、これが裏目。2番手・江草がその裏、ベンちゃんにタイムリーを許し、試合は振り出しに。これで再び流れを引き戻した中日は8回から浅尾が走者を出しては悉く併殺に仕留める好投で9回まで抑えきると、最後は無死満塁からまたもベンちゃんがセンターへ犠飛を打ち上げ、サヨナラ勝ち。阪神4番手・メッセンジャーは来日初黒星。
◆S13−12YB◆
前回の快投で今年こそ本格的なブレイクを予感させた由規だが、この日は初回一死から5連打を浴びて、いきなりの3失点。その裏、青木,相川の一発等で大量7得点と逆転して貰ったにも拘わらず、2回に2失点、3回にも連打の後、橋本に同点3ランを叩き込まれて、悪夢の8失点KO。この後、5回に再び2点を勝ち越された横浜は7回、カスティーヨの3号ソロを皮切りに5連打で3点を奪い、逆転。1点ずつ取り合って迎えた土壇場9回、8回からマウンドに上がっていた山口は先頭の相川を歩かせるも、荒木,福地と打ち取り、二死。しかし、ここで代打・川本がレフトスタンドへ逆転サヨナラ2ランを叩き込み、両軍合わせて38安打25得点の大乱打戦に終止符を打った。ヤクルト5番手・橋本は5年ぶりの白星。
◆E6−10H◆
初回から点の取り合いとなったこの試合、ソフトバンクがオーティズ,小久保の連続タイムリーで先制すれば、その裏、楽天は併殺の間に1点を返し、1点差。2回に1点ずつ取り合って、迎えた4回、楽天は宮出,藤井の連続タイムリーで逆転するが、ソフトバンクは5回に小久保,松中の連続タイムリーですかさず逆転。しかし、その裏、楽天は鉄平が同点タイムリー。6−6で迎えた7回、ソフトバンクはオーティズのタイムリー,小久保の2ランで三たびリード。9回にもダメ押しの2点を加えて、試合を決定付けた。今季初先発の藤岡は6回5失点ながら初勝利。一方、楽天先発・岩隈は8失点KOでまたも白星を逃した。
◆F2−1L◆
5連敗に喘ぐ日本ハムだが、この日は2回にミスタースナイパー・坪井のタイムリー二塁打で先制すると、3回には田中が今季初アーチを叩き込み、2点目。ここまで2度の登板で未だに白星のないダルビッシュに5回まで無失点と抑え込まれていた西武は6回、一死から栗山,中島と連打。不振の中村は三振に倒れたが、ブラウンがレフト前に弾き返して、1点差。なおも一、二塁のチャンスが続いたが、G.G.佐藤はショートゴロに倒れて、同点ならず。8回にも内野安打とエラーで一死一、二塁と再び一打同点のチャンスを作るが、またもや中村が三振と大ブレーキ。前の打席でタイムリーを放ったブラウンも打ち取られ、二者残塁。日本ハムは9回からダルビッシュを下げ、果敢にも前回リリーフに失敗している暫定ストッパー・高橋由伸を起用。高橋由伸は今回は期待に応え、3人を全て内野ゴロに仕留めて1点のリードを守りきり、来日初セーブ。ダルヒッシュは8回1失点の好投でようやく今季初白星。
◆Bs4−10M◆
2回に不振の北川のタイムリー二塁打等で2点のリードを貰った金子。3回までは無難に抑えていたが、4回、金のタイムリー二塁打の後、大松に逆転2ランを被弾。更に、この後、3安打3四球と荒れに荒れて、7失点KO。この回の猛攻でモノを言い、逃げ切ったロッテは同率で並んでいた偽バファローズを追い落として、3年ぶりの単独首位に。先発・渡辺俊は打線の援護に恵まれて、4失点ながら完投で2勝目。4連続三振デビューを喫するなど、開幕当初は苦しんでいた金だが、この日は一発を含む4安打の大当たりでいつの間にか打率を3割にまで乗せた。
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March 28, 2010 20:51
◆G2−5S◆
2回、昨日の怒りが収まらないガイエルが今度はライトスタンドへ疑惑の入り込む余地のない正真正銘のホームランを叩き込み、ヤクルトが先制。これでリズムを崩した東野は3回には青木のタイムリーの後、被弾したガイエルにびびって押し出し死球を食らわせる有様。7回には亡命先から出戻りの小林も連続タイムリーで2失点の体たらく。おかげて越智の今季初登板は3点ビハインドと言う不本意な形となってしまった。一方、ヤクルト先発・村中は5回まで無失点の好投。6回、ここまでチーム最多安打を放っているにも拘わらず、理不尽にスタメンから外された鬱憤を爆発させた代打・松本の怒りの三塁打等で初失点。8回には坂本の2戦連続アーチで2点目を失ったが、最後は林のリリーフを仰いで、対巨人初勝利。11奪三振は自己最多記録。またもや開幕3連戦で負け越してしまった巨人は好調・松本を外してまでルーキー・長野を初のスタメンに起用するも裏目。左の村中相手で外しておきながら、結局、その村中相手に松本を代打で起用するなど、訳の分からない若大将の采配だった。3番手として登場したドラ3ルーキー・土本が1回を2三振奪っての無失点に抑えたのが明るい材料か。
◆D8−7C◆
水島の呪いに苛まれ、将来が不安視されている篠田と、対巨人限定の期待の星・伊藤の両先発で始まった試合は静かな立ち上がりだったが、中盤から荒れ始める。栗原の先制2ランに端を発し、両軍6点ずつ取り合って、土壇場9回へ突入。同点ながら投入された守護神・岩瀬に対し、いきなり無死満塁の大チャンスを掴んだ広島は満を持して代打起用された求道者・前田が536日ぶりの打席できっちり犠飛を打ち上げ、勝ち越し。しかし、なおも続くチャンスに天谷,栗原の3,4番が倒れたのが痛かった。その裏、守護神・永川勝がブランコに同点二塁打を浴び、延長に持ち込まれると、10回にも一死二塁のピンチからセサルにタイムリーを許し、屈辱のサヨナラ負け。今季も永川劇場は絶賛公演中の様だが、長年の勤続疲労が心配される岩瀬の方も気がかりだ。
◆T2−3YB◆
早くも転落してしまった指定席・最下位の座から何とか抜け出したい横浜は3回にスレッジのタイムリー等で2点を先制。7回には吉村の犠飛で3点目。阪神は桜井,ブラゼルと一発攻勢で応戦するが、いずれもソロアーチ。昨日、サヨナラ勝ちを呼び込んだ西村を投入するも、最後は山口に抑え込まれて、あと一歩及ばなかった。横浜は11残塁の拙攻ながら、投手陣が踏ん張り、今季初勝利。先発の藤江は5回1/3を1失点で切り抜け、プロ初白星を手にした。
◆H1−4Bs◆
大引のタイムリーで先手を取られたソフトバンクだが、6回、史上168人目の通算1500試合出場を果たした松中の今季初アーチで同点。追い付かれた偽バファローズは6回、またも大引が勝ち越しタイムリー三塁打を放ち、大隣をKO。更に、代わった森福から坂口もタイムリーを浴びせて、3点目。ソフトバンクはリードされているにも拘わらず、7回からファルケンボーグ−摂津−馬原と言う必勝リレーを展開するが、結果、馬原がハイツ田口にダメ押しタイムリーを許して、KOされると言う余計なダメージを負ってしまう形で敗戦。打線はこの日も散発3安打の体たらくだった。偽バファローズ先発の木佐貫は7回2/3を1失点で切り抜け、移籍初勝利。
◆M6−5F◆
初回から糸井,小谷野,ミスタースナイパー・坪井と3連続タイムリーで先制した日本ハムはその後も着々と加点。先発の武田勝は6回まで2失点と試合を作って、3点のリードをキープ。7回に2番手・建山が西岡に被弾するも、8回には高橋由伸が3人できっちり抑え、9回からは武田久が登場。2点差と言う比較的楽な場面での登板で、今季ここまで2試合連続リリーフ失敗の武田久に復調のきっかけを掴んで欲しい所だったが、一死から3連打を浴びて、1点差と迫られると、二死満塁となった所で昨日に続いて、金に2点タイムリーを浴び、悪夢の逆転サヨナラ負け。昨年は無敗と絶対的な安定感を誇った守護神の不振は連覇への大きな不安要素となると見たか、梨田監督は早くも武田久の中継ぎ降格を通達。暫定ストッパーには新助っ人・高橋由伸が抜擢される事となった模様だ。ロッテは先発・小野が5回もたずにKOとなったが、4人のリリーフ陣が無失点の好リレーを見せ、劇的勝利を呼び込んだ。
◆E2−1L◆
ノムさんの怨念パワーに祟られてか、開幕からの連敗が止まらない楽天はこの日も大苦戦。ノムさん曰く時計を贈られても礼をしない男・田中が3回に佐藤にタイムリー三塁打を浴び、先制点を献上。打線も帆足の前に7回まで僅か2安打と沈黙していたが、8回二死から連打と死球で満塁として、帆足をKOすると、代わった星野から鉄平が押し出し四球を選んで、ついに同点。そして、延長10回、一死から連打で一、三塁とした所で渡辺直がタイムリー内野安打を放ち、楽天が劇的なサヨナラ勝ち。田中は10回を一人で投げきり、チームの今季初勝利に貢献した。
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March 27, 2010 23:59
◆G5−10S◆
昨年より悪い筈がないと言う下馬評通りの好投を見せた内海とは対照的に、出来過ぎの昨年よりいい筈がないと言うのが専らの下馬評となっていたゴンザレス。オープン戦での好投で不安を払拭したかに見えたが、この日は初回からデントナに先制打を浴びると、3回にもデントナに3ランを被弾。6回にも3点を失い、失意の7失点KO。勢い付くヤクルト打線はなおも止まらず、7回にはまたまたデントナが一発をぶち込み、5打点目。9回には金刃のブラッシュボールに怒りを爆発させたガイエルがバックスクリーンへ。フェンスの後ろにあるネットに当たって跳ね返った様にも見える微妙な打球は今季から導入されたビデオ判定にもつれ込んだが、結局、ホームランと認められ、10点目。投げては、由規が8回をガッツのソロアーチによる1点のみに抑える好投で今季初勝利。巨人は9回にマッスル千代の富士の2戦連続タイムリー,ルーキー・長野のプロ初安打,開幕から9打席ノーヒットが続いていた坂本に3ランが飛び出すなど、完敗目前から明日に繋がる反撃を見せたのが救いだった。
◆D7−0C◆
広島期待の新助っ人ジ・oが5回まで散発3安打無失点の好投を見せるも、肝心の味方打線はウッチャンの前に6回まで2安打と沈黙。一向に貰えない援護に痺れをきらしたジ・oは6回に突如崩れ、3連打で満塁とされた挙げ句、ベンちゃんに川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに2試合連続となる2号グランドスラムを叩き込まれて、無念のKO。7回にも3点を貰ったウッチャンは余裕の4安打完封勝利。クリーンアップ相手に9三振を奪うなど、ほぼ完璧な内容だった。完勝の中日は大島,松井祐の両ルーキーにプロ入り初安打,セサルに来日初安打と昨日は不発だった新戦力が結果を残したのも収穫だ。
◆T4−3YB◆
ルーキーイヤーの活躍で大いに将来を嘱望されながら、ここ2年はロクな結果を残せずにいた上園が開幕2戦目で早くも先発登板。5回まで2安打無失点と横浜打線に付け入る隙を許さない好投を見せていたが、6回に内川の犠飛,村田のタイムリーで2点を先制されて、無念のKO。しかし、その裏、阪神はここまで抑えられてきたはーちゅんをようやく捉えて、マット・マートンの来日初タイムリー,キュラソ星人の犠飛等で3点を奪い、一気に逆転に成功。8回にまたも内川が犠飛を打ち上げ、延長にもつれ込んだ試合は11回、J.マッケンジーに出戻り初アーチが飛び出して、阪神がサヨナラ勝ちで早くも単独首位に躍り出た。7番手の西村は1回を3人で抑えて、嬉しいプロ初勝利。
◆H6−2Bs◆
打線に元気のないソフトバンクはこの日も3回まで沈黙していたが、4回、オーティズが先制2号2ラン、5回には川崎がタイムリーを放ち、3点のリード。7回には川崎の史上255人目の通算1000安打となるタイムリー二塁打等で3点を奪い、偽バファローズ先発・金子をKO。ソフトバンク先発・杉内はハイツ田口に出戻り初アーチこそ浴びたものの、7回までに14三振を奪う快投でチームの連敗をストップさせた。偽バファローズの今季初黒星となり、開幕からの連勝は4でストップ。
◆M3−3F◆
開幕戦で悪夢の5失点で星を落としたダルビッシュ。この日も金の来日初打点となる犠飛で先制を許したが、6回までに11三振を奪う力投を展開。この間に日本ハムは紺田の2年ぶりのアーチ,ルーキー・加藤政のプロ初安打となるタイムリー二塁打等で逆転に成功。劣勢ですら完投する事が頻繁にあるダルビッシュだが、既に124球に到達していた事もあってか、何と6回限りで降板。7回からは建山−高橋由と繋いだ後、守護神・武田久を投入して、逃げ切り…と思いきや、一死満塁からようやくボールが見え始めてきた金に同点2点タイムリーを浴びて、ダルビッシュの白星を粉砕。試合は延長に入ったが、両軍決め手に欠き、今季両リーグ初のドロー。ダルビッシュが2試合続けて勝てず、武田久までが2試合連続のリリーフ失敗と日本ハムにとっては負けに匹敵するショックの残る展開だった。
◆E4−6L◆
ノムさんの怨念の所為か、ブラウン監督のヘッポコ采配が悪いのか、未だに白星のない楽天だが、この日は2回に早くも涌井を捉えて、藤井,聖沢の連続タイムリー等で3点を先制。このリードを守りたい岩隈は5回まで安定した投球を見せていたが、6回、ブラウンに痛恨の3ランを被弾し、一気に試合は振り出しに。何とか勝ちたい楽天はその裏、フィリップスの一発で再び勝ち越し、最後は福盛で逃げ切りたい所だったが、一死から上本,佐藤,片岡,栗山と4連打で、あっさり逆転されてKO。更に、代わったモリーヨも中島にダメ押し犠飛を許す始末。苦しみながらも8回まで粘った涌井の後を継いだシコースキーが最後は3人でピシャリと締めて、西武が逃げ切り。楽天はこれで開幕4連敗となった。
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