金村暁

July 11, 2007 23:20

◆G4−9T◆
連敗を止めたい巨人はこの日もニックンのタイムリーで先手を取りながら、先発・木佐貫が直後の2回にいきなりキュラソ星人に被弾し、あっさり同点。更に、ここから脇谷,ニックンの連続エラーで足を引っ張られた後、ジュビロ野口,藤本と連続タイムリーを許すと、一死後、鳥谷にもタイムリーを浴び、悪夢の5失点KO。4点のリードを貰い、プロ初白星へ大いに近付いたかに思われた阪神先発・若竹だが、その裏、一死一、二塁のピンチを迎えると、先発を全く育てる気がないとしか思えない采配を続けている岡田監督は早くも若竹を引きずり下ろす非情采配を敢行。その采配の是非はともかくとして、代わった江草は後続を断ち切り、結果としてはとりあえずの成功を収めた。4回にマッスル千代の富士のタイムリーで1点を返した巨人だが、直後の5回、GG佐藤に代わる先発要員として昇格したのかと思いきや、いきなりリリーフで起用された久保が桜井にプロ初アーチとなる3ランを叩き込まれて、点差は一気に6と拡大。その裏、巨人は2点を返したものの、焼け石に水。阪神は8回にも林のタイムリー二塁打で1点を加え、ダメ押し。5点差あるにも拘わらず、またもや引っ張り出されてしまった久保田は気の毒と言う他ないが、それでもウィリアムス,藤川は何とか出番を免れ、3連勝。一方、またも投壊が止められなかった巨人は5連敗となり、2位中日にはいつの間にやら1ゲーム差にまで詰め寄られてしまった。

◆YB1−3D◆
巨人戦限定好投手・土肥に対して、中日は2回、一死二塁から中村紀のタイムリーで先制すると、6回には一死一、二塁から井端の走者一掃タイムリー二塁打で2点を追加。5回まで無失点の好投を見せていた中日先発・小笠原だが、その裏、石井タクロー,金城と連打を浴び、一、二塁のピンチ。ここで村田を空振り三振に斬って取るも、何故か、このタイミングで交代を強いられると、代わった小林がメカゴジラにタイムリーを浴びて、1点を献上。しかし、代わったクルスがここを断ち切ると、続く7回も3人で抑える好リリーフ。8回からは平井,9回からは守護神・岩瀬と繋ぐ必勝リレーが決まり、lリードを守りきった…はいいものの、怒濤の送りバント失敗地獄には不安を感じずにはいられない。だから、名手・川相にコーチ業なんてやらせてないで現役に復帰させろと言うとるんや! 現役選手より遙かに上手いコーチって、どんな宝の持ち腐れやねん! もう7月過ぎてるから何を言っても、今季の現役復帰が叶わない事は分かっている訳だが、それでも言わずにはいられない。

◆S12−10C◆
広島は初回、突如、2番に起用されたオチョアの2号2ラン,求道者・前田の8号ソロと一発攻勢で3点を先制。連敗脱出へ好スタートと思われたのも束の間、その裏、先発・高橋が大炎上。青木,田中浩と連続アーチを叩き込まれると、更に、寿司職人ラミレスを歩かせた後、ガイエルにも被弾と、打者4人で3発を浴びて、あっと言う間に逆転を許してしまう。1点を追う広島は3回に新井の21号ソロで追いつくと、4回には東出のタイムリー二塁打で再びリードを奪うも、5回、2番手として登場した魅惑のナックルボーラー・フェルナンデスが田中浩のこの日2本目のアーチで追いつかれると、宮出にも一発を浴び、またも形勢逆転。畳み掛けるヤクルトは6回にも福川のタイムリー二塁打で1点を追加。しかし、これ以上負けられない広島は7回、求道者・前田にこの日2本目となる同点9号2ラン。更に、この後、2つの四球で一、二塁とした所で東出がタイムリーを放ち、三たび勝ち越しに成功。勢いに乗る広島は8回にも石原のタイムリー二塁打で2点を追加し、10点目。流石にこれで決まったかと思いきや、土壇場9回、ヤクルトは一死一塁から寿司職人ラミレス,ガイエルの連続アーチで一気に追いつき、延長に突入。迎えた11回、ヤクルトは無死二塁から寿司職人ラミレスが2打席連続の13号2ランを叩き込み、サヨナラ勝ち。両軍合わせて31安打22得点,12本のアーチが飛び交う空中戦に敗れた広島は7連敗。13残塁といつも通りの拙攻も痛かったが、勝ったと油断して求道者・前田を途中で引っ込めてしまったのも大きく響く格好となった。10点取っても、12点取られる投手陣も勿論、大いに問題はあるのだが…。勝ったヤクルトは7連勝。

◆H10−11E◆
水島キャラに悪夢のパーフェクトを食らったソフトバンクと、水島キャラのおかげで辛くも勝たせて貰った悪の温床・楽天。受けた呪いの大きさが遙かに大きいソフトバンクが悪の温床・楽天に苦戦するのは必然とも言えるが、だからと言って、この儘、手をこまねいて連敗を続ける訳にはいかないと、初回一死一、二塁から松中のタイムリーで先制すると、更に、二死満塁とし、早くも悪の温床・楽天先発・有銘をKO。更に、代わった永井からブキャナンが2点タイムリーを浴びせて、この回、3点。5回にも1点を加えて、4点目。ソフトバンク先発・新垣は毎回走者を出す苦しい内容ながらも、要所を締める粘りの投球を展開していたが、6回、先頭の山崎武に死球を食らわせると、日本タイ記録となるシーズン20個目の暴投をかました後、草野にレフトスタンドへ放り込まれて、KO。しかし、その裏、ソフトバンクは一死満塁から小久保,柴原の連続タイムリー二塁打で一気に4点を追加。これがダメ押しとなると思いきや、直後の7回、ソフトバンクは水島の呪いの恐ろしさを痛感させられる事になろうとは…。この回からマウンドに上がったのはスタンドリッジ。一時は水島の呪いを軽減させる活躍を見せたスタンドリッジだが、鎖国政策を重んじる水島の呪いを完全に打ち破る事は出来なかったのか、二死走者なしから、3連打で1点を返され、あえなくKO。代わったニコースキーも鎖国政策を貫かんとする水島の呪いの影響か、制球が定まらず、代打・吉岡を歩かせただけで降板。更に、5番手・水田に至っては、代わりばな渡辺直に満塁の走者を一掃されるタイムリー二塁打を浴びたばかりか、代打・関川に死球を食らわせた後、鉄平には3号3ランを放り込まれて、この回、大量7失点でまさかの逆転を許す始末。しかし、簡単には終われないソフトバンクはその裏、代打・田上が執念の4号ソロを叩き込み、同点。8回に1点ずつ取り合って迎えた土壇場9回、悪の温床・楽天は高須のタイムリーで三たび勝ち越し。その裏、ソフトバンクは一死から大村が内野安打で出たものの、川崎,ハマのスペランカーと倒れて、あと一歩及ばず。6点差を跳ね返されると言う正に呪いとしか思えない最悪の形で敗れたソフトバンクは対悪の温床・楽天、悪夢の4連敗となった。

◆F3−1Bs◆
日本ハム先発・伊集院光の弟子・金村に対して、偽バファローズは初回、ラロッカの20号ソロで1点を先制。1点のビハインドをなかなか返せずにいた日本ハムだが、5回、先頭の工藤が三塁打を浴びせると、続く金子誠のタイムリーでついに同点。更に、この後、一死満塁と絶好のチャンスを掴んだものの、青波の長瀬,小谷野と倒れて、勝ち越しならず。1−1で迎えた7回、日本ハムは一死から劇団ひちょりがセンター前ヒット。偽バファローズはここで先発・ユウキから菊地原にスイッチするも、これが裏目。田中賢を打ち取り、二死まで追い込んだ菊地原だが、ここから稲葉,青波の長瀬と連打を許し、勝ち越し点を献上。日本ハムは続く8回にも工藤のタイムリー二塁打でダメ押し。伊集院光の弟子・金村は9回も3人で仕留め、今季2度目の完投勝利で5勝目をマークした。偽バファローズの連勝は4でストップ。

◆L5−2M◆
0−0で迎えた3回、ロッテは一死一、二塁から早川のタイムリーで1点を先制すると、続く4回には塀内のタイムリーで2点目を追加。ロッテ先発・小野から毎回安打を浴びせながら、打ち崩せずにいた西武だが、5回、内野安打と盗塁で二塁へ進んだ礒?を福地のタイムリーで返して、1点差。7回にはロッテ3番手・荻野から二死満塁のチャンスを作ると、中島が9号グランドスラムを叩き込み、一気に逆転。8回からはミッチー,グラマンと繋いで逃げ切り、先発・ジョンソンは5試合目にして、ようやく来日初勝利を飾った。

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May 06, 2007 21:01

◆G1−2S◆
開幕5連勝で月間MVPを獲得した春風亭半ケツはこの日も初回から三者三振と素晴らしい立ち上がり。一方、ヤクルト先発・石井一も先頭のマッスル千代の富士を歩かせたものの、そこから三者三振の快投を見せ、試合は両投手の息詰まる投手戦へ発展。0−0で迎えた6回表、一死から飯原の右中間への打球をこの回からホリンズに代わってセンターに入っていた鈴木尚が強引に取りに行って、痛恨の後逸。ボールが転々とする間に飯原は俊足を飛ばして、一気に三塁を陥れると続くガイエルのどん詰まりの打球がセンター前にポトリと落ちて、ついにヤクルトが1点を先制。7回には不振に喘ぐ宮出がライトスタンドギリギリに飛び込む今季初アーチを放ち、貴重な2点目を追加。8回裏、巨人は春風亭半ケツの代打・矢野がヒットで出ると、マッスル千代の富士のピッチャーゴロの間に二進。ここで松田記者が8球粘ってレフト線へタイムリー二塁打を放ち、ようやく1点。続いてこの日2安打と石井一に合っているガッツが9球粘ったものの、ピッチャーゴロに倒れると、李もサードへのファールフライに終わり、同点ならず。このピンチを切り抜けたヤクルトは9回から守護神・高津をマウンドに送り、3人で抑えて逃げ切り。ヤクルトは連敗を4でストップさせた。春風亭半ケツは打線に見殺され、ついに今季初黒星。それにしても、致命的な後逸をしたから言う訳ではないが、あのタイミングでホリンズを下げて、鈴木尚を投入した意図が納得出来ない。2安打に抑え込まれている中盤で攻撃力を落として(打率は鈴木尚の方が上だが)守備固めなどと、リードもしていないのに6回で守りに入ってしまうと言うのは少々弱気な姿勢だったのではなかろうか。

◆D3−7YB◆
中日先発・山本昌に対して、横浜は2回、先頭の村田がレフトスタンドへ5号ソロを放り込み、1点を先制。更に、一死一塁から吉村にも3号2ランが飛び出し、この回、3点。前日、死球を食らった森野を欠く中日は巨人戦限定好投手・土肥の前に3回まで僅かに1安打と沈黙していたが、4回、二死一塁から中村紀が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ5号2ランを放り込み、1点差。しかし、5回以降は快音が聞かれず、あと1点が届かない。山本昌は3回以降、追加点を許さない好投を見せたが、打線の援護に恵まれず、7回限りで降板とまたも白星ならず。8回、山本昌に代わってマウンドに上がった2番手・平井に対して、横浜は鈴木なおのりのタイムリーで貴重な1点を追加。更に、9回には無死満塁から相川の走者一掃タイムリー三塁打でダメ押し。中日はその裏、T.ウッズが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに12号ソロをぶち込んだが、焼け石に水で連勝は3でストップした。

◆T−C◆
降雨中止。

◆H4−6L◆
西武は2回、ヒットのカブレラが田之上のボークで二塁へ進んだ所で栗山がセンター前へ先制タイムリー。3回には礒?が2号2ラン,4回にはG.G.佐藤が8号ソロ、更に、5回には中島の2号ソロ,ベンちゃんの5号ソロと一発攻勢で着々と加点。大量6点を追うソフトバンクは7回、代打・本間の2号2ランと本多の2点タイムリー二塁打が飛び出して、2点差まで詰め寄ったが、8回はミッチー,9回は小野寺と繋ぐ西武のリレーの前に反撃を断ち切られた。

◆F1−0Bs◆
日本ハムが初回一死一、二塁のチャンスをゲッツーで潰せば、直後の2回、偽バファローズも同じく一死一、二塁のチャンスにゲッツー。序盤のピンチを逃れ、伊集院光の弟子・金村,セラフィニの両先発は徐々にペースを上げ、いずれも5回まで無失点。0−0の儘、迎えた6回、日本ハムは飯山,劇団ひちょりの連続二塁打でついに均衡を破る先制点をゲット。土壇場9回、守護神・MICHEAL投入で逃げ切りを図った日本ハムだが、よもやの3連続四死球で無死満塁のピンチを背負う大乱調であえなく降板。しかし、急遽、マウンドに上がった武田久がラロッカ,ローズと連続三振に斬って取ると、下山をショートゴロに打ち取る完璧なリリーフを見せ、完封リレーを達成。日本ハムはこれで4連勝。また、2000安打へ3本と迫る田中幸は5番スタメンで起用されたが、3タコに終わった。尚、敗れた偽バファローズはゴールデンウィーク全敗の9連敗

◆M−E◆
降雨中止。

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