金城龍彦
April 15, 2011 23:18
◆C4−4G◆
期待のゴールデンルーキー・沢村が満を持してプロ初登板。初回から寿司職人ラミレスの2号3ランで援護を貰った沢村は走者を出しながらも粘っていたが、7回、求道者・前田の犠飛等で2点を失うプロの洗礼を受け、KO。8回にロメロがトレーシー,栗原の不振コンビの連打で追い付かれ、沢村の白星は消滅。9回には脇谷,梵のタイムリーで両軍1点ずつ取り合い、節電対策の3時間30分ルールにより、延長に突入せずに引き分けに終わった。
◆D4−5T◆
昨年、連続フルイニング出場が止まったのをいい事に、気楽に使える様になった休養の名目で開幕4戦目にして早くもスタメンから外されたキュラソ星人。これが悪夢の始まりだった。3−5で迎えた8回表二死一塁の場面でようやく代打に起用されたキュラソ星人だったが、ここで真弓監督は何を血迷ったか一塁走者・俊介を二盗を仕掛けさせて憤死させ、チェンジとなった事でキュラソ星人の打席は成立せず。それでも、その裏の守備につけば、問題はなかったのだが、真弓監督はキュラソ星人の打順に小林宏を投入して、あっさりキュラソ星人を引っ込めてしまい、1998年7月10日から続けていた連続試合出場は1766でストップ。1試合だけならともかく、シーズン通して、チームの勝利より、個人の記録を重視し続ける事が正しい事であろう筈はない。しかし、この記録の途絶え方はあまりにも無様だった。真弓監督が走らせたのかとも思ったが、何と俊介はノーサインで走ったらしい。若い俊介に失敗した時の事の重大さが分かっていたとは思えない。分かっていたなら、リードしている状況で無茶する必要もないこの場面での盗塁は100%成功出来る自信がなければ、とても仕掛けられない筈だ。それを考えると、真弓監督にはたとえ嘘であっても「サインで走らせた」と言って欲しかった。キュラソ星人を守備につかせなかった事に関して、多かれ少なかれ真弓監督がバッシングを受ける事は確実なのだから、せめて俊介にはバッシングがいかない様にかばってやれば良かったものを…。これで俊介のプレーから積極性が欠けたりしない事を祈るばかりである。それにしても、こんな形で記録が途切れてしまうなら、昨年、普通に欠場させていた方がマシだったと思わずにはいられない。昨年、無理矢理の代打起用で強引に記録を更新させ続けさせた訳だが、あれさえなければ、昨年、中日と僅か1ゲーム差だった阪神は優勝していたかもしれないのだから…。ああいう采配は今季中に衣笠の記録が抜けるとか言う状況だったらともかく、まだまだ差があった事を考えると、やはり、やるべきではなかったのだと改めて思う。尚、試合の方は鳥谷の先制三塁打,林,俊介の一発等で朝倉を4回KOした阪神が1点差で逃げきった。
◆S7−9YB◆
飛ばないボールも何のその、双方合わせて6ホーマー26安打の乱打戦。横浜はアーチ量産体勢が止まらないスレッジの5号2ラン等で3点を勝ち越し、オープン戦絶好調だった館山を6回6失点KO。代打・ユウイチの一発等で一気に4点を返され、一時は逆転を許したものの、8回に代打・金城の3ランで再逆転し、ようやく逃げきった。敗れたヤクルトは開幕3連敗。
◆H3−2L◆
サブマリンルーキー・牧田がドラ1の大石に先んじてプロ初登板初先発。中村の一発等で2点のリードを貰い、7回まで2安打無失点の快投を見せていたが、8回一死から長谷川を歩かせた所で指先に違和感を覚えて、無念の降板。この後、リリーフ陣が打ち込まれ、プロ初白星も消滅。延長に突入した試合は11回、不振に喘いでいたカブレラの一発でソフトバンクがサヨナラ勝ち。
◆F4−1M◆
早くも単独最下位となった日本ハムだが、この日は糸井が先制1号2ラン、中押し犠飛を打ち上げるなど、3回までに4点リードと序盤から主導権を握る。これで楽になった武田勝は7回まで今江のタイムリーによる1点のみに抑え、最後は今季初登板となった守護神・武田久が締め括り、ようやく今季初勝利をあげた。しかし、今季こそ水島の呪いを打破してのブレイクを期待されているトンガはこの日も3タコと、依然としてノーヒットが続いている。
◆E3−2Bs◆
楽天の今季初の主催し合いは被災した宮城ではなく甲子園。来日初登板となるメジャー最多勝アジア人投手・朴に対し、亡命先から復帰の松井稼がいきなり初回先頭打者アーチ。ティー岡田の2打席連続タイムリーで逆転されるも、山崎の同点三塁打の後、これまた亡命先から復帰した岩村の犠飛で勝ち越し。甲子園で投げさせたいと言う星野監督の意向で開幕投手から、こちらへスライドされた事が明らかになった田中は思い出の地での今季初登板を無四球完投勝利で飾った。
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August 04, 2010 23:07
◆G4−8T◆
首位奪回を目指す阪神は2回、ブラゼルのヒット,キュラソ星人の四球で一、二塁とすると、2つの内野ゴロの間に1点を先制。更に、投手のメッセンジャーが二塁打を浴びせて、二、三塁とした所で鳥谷,平野と連続タイムリーを放ち、いきなり4点のリード。巨人は4回、寿司職人ラミレスの35号ソロで1点を返すが、後が続かない。直後の5回、阪神は二塁打の鳥谷を平野が送った所でマット・間へトンがライト前へタイムリー。巨人先発・内海はこの回限りであえなくKOとなった。続く6回にはJ.マッケンジーのヒット,ロメロのエラーで一、二塁とすると、二死後、平野が今季初アーチとなる3ランをぶち込んで、8点目。巨人はその裏、阿部のタイムリー二塁打で1点を返すと、続く7回には連打で無死一、二塁のチャンス。しかし、ここで坂本が最悪のピッチャーゴロゲッツー。8回も二死から長野が二塁打を放つが、阿部が倒れて、無得点。9回に脇谷の5号2ランが飛び出したものの、焼け石に水だった。阪神は巨人より少ない11安打で効率良く得点を重ねて、一夜で首位に返り咲き。先発のメッセンジャーは7回を投げて2失点で3勝目。
◆S4−2D◆
ゴーグルで照明の光を反射させて打者の目を眩ませでもしないと到底通用しない四流投手などと言う理不尽極まりない水島の呪いを受けている先発・山井が初回から畠山に6号ソロを被弾し、先制を許した中日だが、は2回、ベンちゃん,堂上剛と連打を浴びせると、一死後、小田が同点のタイムリー二塁打。なおも二、三塁のチャンスだったが、後続を断たれて、勝ち越しならず。追い付かれたヤクルトは3回、川端のヒットと連続死球で満塁とした所で田中がセンター前へ勝ち越しのタイムリー。なおも無死満塁のチャンスが続いたが、クリーンアップがあえなく凡退し、3人の走者は釘付け。2−1の儘、迎えた6回、ヤクルトは一死一、二塁から川端がタイムリー二塁打を浴びせると、石川が内野安打で繋いだところで青木が犠飛を打ち上げ、4点目。8回からはマツ・オカ−林と繋ぐ必勝リレーを展開。林は堂上剛にタイムリーを浴び、なおも二死一、二塁と長打が出れば、一気に同点と言うピンチを背負ったものの、最後は荒木を打ち取り、辛くも逃げ切り。先発の石川は6回2/3を1失点で切り抜け、7勝目を飾った。敗れた中日は4連敗。
◆C5−6YB◆
横浜は初回、先頭の内川が二塁打を放つと、石川の犠打,ハーパーのファーストゴロで先制のホームイン。続く2回にはスレッジ,下園,カスティーヨの3連打で無死満塁のチャンス。ここで武山のセカンドゴロの間にスレッジが生還するが、ランドルフはショートゴロゲッツーに倒れて、1点止まり。その裏、広島は二死二塁から梵のタイムリーで1点差。4回にスレッジの22号ソロ,東出のタイムリーで1点ずつ取り合って迎えた5回、広島は一死からルパン広瀬が死球を食らうと、岩本が同点タイムリー二塁打。更に、二死後、石原がライト前へ勝ち越しのタイムリー。直後の6回、横浜はカスティーヨの10号ソロで追い付くが、その裏、広島は梵に8号ソロが飛び出し、再び勝ち越し。8回、横浜は一死からスレッジが四球で歩くと、下園のヒットで一、三塁とした所でカスティーヨがライトへ犠飛を打ち上げ、またも試合は振り出しに。土壇場9回、横浜は二死走者なしから大西,村田と連打を浴びせると、代打・金城がライト前にタイムリーを浴びせ、ついに勝ち越し。その裏、守護神・山口が締め括った。6番手の篠原は打者一人抑えただけで移籍初白星。広島は毎回走者を出しながら、14残塁の大拙攻だった。
◆F6−4H◆
ハーラートップを走る和田に対し、日本ハムは3回、先頭の大野が四球で出ると、二死後、劇団ひちょりが右中間突破のタイムリー二塁打を放ち、1点を先制。直後の4回、松中の8号ソロで追い付かれるが、その裏、一死から糸井がライトスタンドへ13号ソロを叩き込み、再び勝ち越し。更に、続く5回には大野がレフトスタンドへ2号ソロを放り込み、3点目。2点を追うソフトバンクは6回、先頭の松中がレフト前に弾き返すと、二死後、ペタジーニがヒットを放ち、一、二塁となった所で松田がレフト前へタイムリー。なおも一、二塁のチャンスだったが、長谷川はセカンドゴロに終わり、同点ならず。すると、その裏、日本ハムは小谷野の11号2ラン,トンガの4号ソロと一発攻勢で3点を追加。8回、4番手・建山が小久保,ペタジーニと被弾し、2点差まで追い上げられるが、最後は武田久が締めて、逃げ切った。先発の木田画伯は5回を1失点に抑え、5勝目を挙げた。
◆E5−3M◆
何とか連敗を阻止したいロッテは3回、四球の清田を西岡が送った所で今江が先制のタイムリー二塁打。しかし、4回、楽天は鉄平,ルイーズのヒットで一死一、三塁とした所で草野が右中間へ走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、一気に逆転。直後の5回、ロッテは一死から里崎がヒットで出ると、清田がプロ入り初アーチとなる逆転2ラン。7回には二死から里崎がフェンス直撃の二塁打を浴びせると、またも清田が一、二塁間を破るが、一気に三塁を蹴った里崎は鉄平の好返球の前に本塁憤死。1点を追う楽天は8回、一死から聖沢の四球,内村のヒットで一、二塁とすると、鉄平がライト線へ同点タイムリー二塁打。更に、続く山崎武がレフトスタンドへ20号2ランを放り込み、2点を勝ち越し。最後は小山が3つのアウトを全て三振で奪う力投でロッテの反撃を断ちきった。2番手・青山は1回を3人で抑えて、4勝目。ロッテの連敗は7と伸びた。
◆Bs6−5L◆
2回、西武はフェルナンデス,ブラウンの助っ人コンビが連打を浴びせると、高山の犠打で進塁。二死後、佐藤がセンター前へ弾き返して、2点を先制。しかし、その裏、偽バファローズは一死からバルディリスが8号ソロを叩き込むと、鈴木が歩いた所で金子圭が同点タイムリー三塁打。更に、坂口がレフト前へタイムリーを浴びせて、勝ち越しに成功。森山も内野安打で続いたが、後藤はピッチャーゴロゲッツーを食らい、追加点ならず。1点を追う西武は5回、一死から片岡のヒット,原のタイムリー二塁打で追い付くと、二死後、中島がレフト前へ勝ち越しタイムリー。中島は7回にもタイムリーを放ち、5点目を追加。しかし、その裏、偽バファローズはヒットのティー岡田を一塁に置いて、バルディリスがこの日2本目となる8号2ランをぶち込んで、一気に同点。試合はその儘、延長にもつれ込んだ。迎えた11回、この回からマウンドに上がったカリメロに対し、偽バファローズは代打・荒金,後藤,カブレラと3連打で無死満塁とすると、ティー岡田もレフト前へ弾き返し、サヨナラ勝ち。7番手・香月は2回をパーフェクトの好リリーフで3勝目。
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September 22, 2009 23:08
◆G2−0D◆
逆転Vへ崖っ淵に立たされている中日はこの日も打線が奮わず、巨人先発のゴンザレスの前に6回まで散発2安打とほぼ完璧に抑え込まれ、一向に得点を奪える気配すら掴めない。中日先発のウッチャンも不甲斐ない味方打線の援護を待ち、5回まで毎回の様に走者を出しながらも、あと一本を許さずに踏ん張っていたが、6回一死から寿司職人ラミレスを歩かせた所で亀井に24号2ランを被弾し、ついに先制点を献上。中日は8回、この回から代わった越智に対し、二死から井端がヒットで出るも、荒木がセカンドゴロに終わり、無得点。土壇場9回、巨人は守護神・クルーンではなく山口を投入。山口は一死からブランコに痛打されたものの、続くベンちゃんをショートゴロゲッツーに仕留めて、完封リレーを達成。先発のゴンザレスは7回無失点で14勝目をマーク。巨人のマジックは2つ減り、3連覇へいよいよ王手をかけた。
◆C0−3S◆
広島は初回、先頭の東出がヒットで出るも、すかさず二盗を仕掛けて憤死した直後に赤松が二塁打を放つチグハグな攻撃。この後、フィリップス,栗原の3,4番が倒れて、結局、無得点。0−0で迎えた4回、ヤクルトは一死から青木が四球を選ぶと、飯原がレフトスタンドへ6号先制2ラン。更に、畠山,野口と連続二塁打を浴びせて、この回3点を獲得。広島先発の偽ハンカチ王子・斉藤はこの回限りでKOとなったが、以降、林−青木高−篠田のリレーでヤクルト打線を完璧に抑え込んだが、ヤクルト先発・高木は2回以降散発2安打と二塁も踏ませぬ好投を見せ、プロ初完封を無四球で飾った。ヤクルトは再び広島に並ぶ4位タイに浮上した。
◆YB7−2T◆
阪神は3回、一死から浅井,平野と連打を浴びせると、二死後、キュラソ星人,新井と連続タイムリーを放ち、2点を先制。しかし、その裏、横浜は一死からヒットの武山を吉川が送ると、金城がタイムリー二塁打を放ち、1点差。この後、満塁のチャンスは逃したものの、続く4回、メカゴジラ,吉村の連続二塁打で同点。更に、二死後、代打・下園が歩き、一、三塁となった所でまたも金城が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、勝ち越しに成功。8回には一死から久々に一軍に上がってきたルーキー・松本が代打で登場し、内野安打を放つと、またまた金城が9号2ラン。更に、藤田が二塁打を浴びせると、一死後、石川がダメ押しとなるタイムリー二塁打を放ち、試合を決定付けた。横浜2番手の高崎は2回を無失点に抑え、4勝目がついた。
◆H3−5M◆
初回、ロッテは西岡,塀内と連打を浴びせると、一死後、大松がタイムリーを放ち、先制。更に、里崎が歩いた後、橋本将がタイムリーを浴びせると、今江のセカンドゴロの間にも1点を加え、この回3点。続く2回には二死二塁からフクーラがタイムリー二塁打を放ち、1点を追加。4点を追うソフトバンクはその裏、小久保,ハマのスペランカーの連打で一、三塁とすると、長谷川の併殺崩れの間にまず1点。続く3回には松中,4回には松田がタイムリーを放ち、1点差と詰め寄った。何とか突き放したいロッテは一死からフクーラが5号ソロを叩き込み、貴重な1点を追加。土壇場9回、ソフトバンクは二死から松田がヒットで出ると、本多,川崎と連続四球を選び、満塁と一打同点のチャンスを作るが、松中がサードライナーに終わり、あと一歩及ばなかった。ロッテの連敗は4でストップ。先発の渡辺俊は8回3失点で3勝目。
◆F−L◆
日本ハム先発・スウィーニーに対し、西武は初回、二死から中島が歩くと、中村が41号2ランをぶち込んで、2点を先制。その裏、日本ハムも西武先発・ミャオから稲葉が17号ソロを叩き込み、1点差。以降、膠着状態となり、試合は後半戦へ突入。1−2の儘、迎えた6回り、偽バファローズは一死から中村,礒?の連続二塁打で1点を追加。8回には二死一、二塁から原が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、5点目。ミャオは9回にスレッジに23号ソロを被弾したものの、最後まで投げきり、今季初完投初勝利を飾った。
◆E0−3Bs◆
偽バファローズは初回、坂口,阿部の連打で一、三塁とすると、北川が犠飛を打ち上げ、先取点をゲット。4回までノーヒットと沈黙していた楽天は5回、一死から宮出,中谷と連打を浴びせるも、渡辺直がサードゴロゲッツーに倒れる最悪の展開で結局、無得点。すると、直後の6回、偽バファローズは一死から北川のヒット,ローズの四球で一、二塁とした所で後藤がタイムリー二塁打。なおも二、三塁の場面で大村が犠飛を打ち上げ、3点目。楽天は7回二死一、二塁,8回一死一、二塁,9回二死一、二塁と再三のチャンスを悉く逃し、惜敗。偽バファローズは7人もの投手を使って完封リレーを達成。先発の高木は6回2安打無失点で今季初勝利。
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May 09, 2009 21:41
◆G3−1D◆
後中日先発・ウッチャンは2回、一死から李に死球を食らわせると、続く阿部にライトスタンドへ5号2ランを叩き込まれて、先制点を献上。6回には一死から寿司職人ラミレスにレフトスタンドへ4号ソロを運ばれ、3点目を許してしまう。打線の方は巨人先発・ゴンザレスに対して、5回まで毎回安打を浴びせながら、ひたすら残塁を量産するタイムリー欠乏症を露呈。しかし、8回、巨人2番手・山口に対して、二死二塁のチャンスを作ると、3番手・越智からブランコはバットを折られながらも、セカンド後方にポトリと落ちる幸運なタイムリーを放ち、ようやく1点。更に、この後、ベンちゃん,代打・立浪と四球を選び、長打が出れば一気に逆転と言う場面を作ったが、藤井は三球三振に倒れて、三者残塁。9回も続投となった越智は無難に抑えて、逃げ切りに成功。ゴンザレスは14回連続無四球無失点と安定した投球で2勝目。好投のウッチャンを見殺した中日打線は巨人を上回る9安打を放ちながら、怒濤の拙攻三昧が響いての大惨敗で4位転落。この絶望的な状況を打開する為にも一刻も早い名手・川相の現役復帰を待望する声は強まる一方だ。
◆S1−4C◆
0−0で迎えた4回、ヤクルトは二死二塁からガイエルのタイムリー二塁打で先制。ヤクルト先発・川島亮の前に4回までノーヒットと沈黙していた広島だが、5回、一死二塁から石井タクローがチーム初安打を浴びせると、続く石原のショートゴロを川島慶が後逸し、労せずして同点。続く6回には赤松,天谷,栗原の3連打にガイエルのエラーが重なり、2点を勝ち越すと、二死後、石井タクローにもタイムリーが飛び出し、この回3点。ヤクルトは8回、先頭の田中浩がヒットで出るも、代打・武内がピッチャーゴロゲッツー。この後、川島慶,福地と連打を浴びせたものの、青木がショートゴロに終わり、結局、無無得点。9回は守護神・永川に反撃を断たれて、1週間ぶりの黒星。広島先発・ルイスは7回1失点の好投で開幕戦以来となる2勝目をあげた。
◆YB4−0T◆
横浜先発・グリンが7回まで散発3安打無失点の好投を見せれば、阪神先発・能見も負けじと6回を散発3安打無失点。迎えた7回、横浜は村田,吉村の連打,ジョンソンの死球で無死満塁の大チャンス。ここで大西は浅いライトフライ,細山田はサードファーストフライに倒れ、二死まで追い込まれるが、グリンの代打・金城が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、一気に3点を先制。8回には大西のタイムリー二塁打でダメ押しの4点目。8回にカリメロを挟み、最後は4月の月間MVP・山口が締めて、完封リレーを達成。阪神は2試合連続の完封負けとなり、これで25イニング無得点。最下位・横浜との差は1差にまで縮まってしまった。
◆H1−9L◆
未だに白星のない新垣,帆足の投げ合いとなったこの試合。0−0で迎えた3回、西武は先頭のボカチカが四球を選ぶと、続く片岡のタイムリー三塁打で先制。一死後、中島がタイムリー二塁打を浴びせると、続く中村が13号2ラン。更に、礒?の三塁打等で二死一、三塁とすると、銀仁朗もタイムリーを放ち、新垣は失意の5失点KO。勢い付いた西武は4回にも1点を加えると、7回にはG.G.佐藤,ルーキー・坂田の連続タイムリーでダメ押しの3点を追加。帆足は9回に3連打で1点を失い、完封も完投も逃したものの、今季初白星。
◆M2−6E◆
楽天先発・岩隈に対して、ロッテは2回、井口,大松の連打で無死一、二塁。ここで井口は牽制で刺されるチョンボをかますが、里崎,バーナムJr.ベニー松山と3連続四球を選んで、押し出しで労せずして先制。なおも一死満塁のチャンスだったが、今江,早坂と倒れて、1点止まり。1点を追う楽天は5回、今江のエラーと藤井のヒットで一、二塁とすると、この日、一軍に昇格となった聖沢がライト前へ同点タイムリー。1−1で迎えた7回、楽天は一死から宮出,藤井,聖沢の3連打で満塁とし、ロッテ先発・小野をKO。代わった伊藤に対し、二死後、代打・憲史が押し出し四球を選んで勝ち越しに成功すると、更に、草野が走者一掃のタイムリー二塁打を浴びせて、この回、一気に4点。8回に井口の一発で1点を返されるが、9回、またも草野がタイムリーを放ち、試合を決定付けた。岩隈は7回1失点で4勝目。
◆F3−2Bs◆
WBC後遺症に苦しみ、投げれば、炎上を繰り返している小松。この日も炎上なら二軍へ再降格を言い渡されている中、初回からスレッジにタイムリー二塁打を浴び、先制点を献上。その裏、偽バファローズは一死満塁と絶好のチャンスを作るが、坂口がショートゴロゲッツーに倒れて、無得点。小松は3回に稲葉にタイムリーを許すと、6回には稲葉,小谷野と連打を浴びた所でKOとなり、またも白星ならず。この後、フェルナンデスのタイムリーエラーで日本ハムは3点目を獲得。3点を追う偽バファローズは8回、一死一塁から3連続四球で押し出しの1点を返すと、更に、後藤のファーストゴロの間に2点目を追加。なおも二、三塁と一打逆転のチャンスだったが、下山はショートゴロに倒れて、二者残塁。9回も走者を出したものの、あと一歩及ばず。小松は今季の中では一番マシな投球ではあったが、開幕4連敗。日本ハム先発・藤井は7回無失点の好投で2勝目をマークした。
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October 06, 2008 23:05
◆S3−1T◆
ヤクルトは初回、一死から川島慶がヒットで出ると、続く青木のタイムリー二塁打で先制のホームイン。更に、畠山がゼブラ今岡のエラーで出た後、飯原もタイムリーを浴びせて、この回2点。防御率1位が懸かるヤクルト先発・石川は3回まで無失点で切り抜け、ルイス(広島)を抜いて暫定トップに浮上。しかし、暫定3位の内海(巨人)に抜かれる可能性を危惧したか、4回も続投。しかし、一死からキュラソ星人に26号ソロを痛恨被弾。その裏、ヤクルトは田中,川端の連打で一、三塁とすると、一死後、石川のファーストゴロの間に田中が生還し、再び2点差。直後の5回、阪神は二死から朝井の二塁打,川島慶のエラーで一、三塁のチャンスを作るも、新井が三振に倒れて、二者残塁。ヤクルトは7回から松岡−五十嵐と繋ぎ、最後は守護神・林が三者凡退に斬って取り、2点のリードを守りきった。
阪神が8回まで毎回走者を出しながら、キュラソ星人のソロアーチでしか点を奪えず、痛恨の黒星。これで再び巨人と同率で並ばれてしまった。気がかりなのは3回にセーフティバントを仕掛けた再、左手親指にボールを直撃させて退場となったシャア少佐。骨折で今季絶望なんて事にならない事を祈るばかりだろう。それにしても、石川は防御率暫定トップに立ちながら、果敢に続投したはいいものの裏目に…。それでも、7回まで追加点を許さなければ、再びトップに立つ筈だったが、6回で降板したのは一体何故なのか? 今後は内海の様子を見ながら、リリーフ登板かね?
◆YB2−1C◆
広島は初回、四球の赤松を二塁に置いて、栗原のタイムリー内野安打で1点を先制。横浜は2回、吉村,金城が連打を浴びせると、一死後、斉藤俊のサードゴロの間に吉村が同点のホームイン。追い付かれた広島は3回一死二塁のチャンスを逃すと、4回には無死一、二塁,5回一死一、三塁のチャンスをいずれもゲッツーで潰す始末。更に、6回二死二、三塁,7回一死二塁,8回一死一塁のチャンスもモノに出来ない怒濤の拙攻三昧。一向に勝ち越せない中、先発・篠田が5回1失点と踏ん張り、大竹が今季初の中継ぎ登板で2回無失点に抑えていたが、8回、3番手・梅津が二死から吉村に痛打されると、二盗を許した後、金城にタイムリーを浴びて、ついに勝ち越し点を献上。最後は守護神・はーちゅんの前に3人で打ち取られ、万事休す。
悪夢の続投要請を受諾する意向を示したブラウン監督。来季の処遇が安泰となれば、5割を死守する必要は全くなく、1点を争うゲームでこれだけ拙攻を繰り返しながらも、当然のごとく求道者・前田を8回までベンチに幽閉。そして、9回に下位打線の先兵として代打起用される嫌がらせをかまし、折角の2000試合出場だというのにモチベーションをどん底まで下げられた求道者・前田はピッチャーゴロと凡退。勝てる試合をむざむざ落としてしまった。これで広島は借金1で全日程終了となったが、ブラウン暗黒政権の牙城には僅かなヒビすら入る事はないのだった。最後の最後までファンを裏切るブラウン暗黒采配をまざまざと見せつけられた訳で、やはり、求道者・前田は今オフ、FAで地元九州・ソフトバンクへ移籍すべきだろう。
◆E1−4H◆
負ければ最下位が確定する絶体絶命の危機に立たされたソフトバンクだが、0−0で迎えた5回、田上,高谷,大村のヒットで二死満塁とすると、金子がセンター前へ2点タイムリーを放ち、ついに先制。続く6回には一死から小斉が歩くと、田上が4号2ランを叩き込み、楽天先発・朝井はこの回限りでKO。ソフトバンク先発・新垣は5回までノーヒットの快投を展開。7回に先頭のフェルナンデスに二塁打を浴び、内野ゴロ2つで生還を許したものの、8回二死二、三塁のピンチも切り抜けると、最後は守護神・馬原が3人でピシャリと締めて、逃げ切った。馬原はこれで史上22人目となる通算100セーブを達成。
A級戦犯の一人と言っても過言ではない暴投王子・新垣が伝家の宝刀・ワイルドピッチを封印し、8回を4安打1失点の好投。打っては田上,金子らの脇役陣が渋い活躍を見せ、最下位確定の危機を阻止。これで決着は明日の最下位最終決戦にもつれ込む事となった。明日の予告先発は前回、3回もたずに7失点KOの田中と、2連敗中の杉内だが、果たして、どうなるか…。
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July 02, 2008 23:50
◆G7−5S◆
0−0で迎えた4回、巨人は先頭の寿司職人ラミレスが二塁打を浴びせると、松田記者の犠打で三進。岩舘が死球を食らった所で、移籍初スタメンに起用された鶴岡が先制タイムリー。更に、続く坂本もタイムリーを放ち、2点目。ようやく援護を貰ったバーンサイドだが、直後の5回、ウィルソンに来日初アーチを被弾。続く6回にはキムタクのエラーをきっかけにピンチを作ると、畠山に同点犠飛を許して、この回限りで無念の降板。続く7回には復帰後2度目のリリーフ登板となった上原がいきなりウィルソンに二塁打を浴びるも、続く川本のバントを素早く処理して三塁でウィルソンを刺す好プレー。続く代打・ユウイチを空振り三振に取り、ピンチは脱したかに思われたが、川島慶を歩かせると、続く宮本にタイムリーを浴びて勝ち越し点を献上。その裏、表の攻撃で代打を出された村中に代わって登板の松岡に対して、巨人は先頭の代打・マッスル千代の富士がライト前ヒット。ここでキムタクがフェアゾーンに転がせないヘッポコバントを連発した挙げ句の強攻策でレフト前にポトリと落ちるヒットを放ち、一、二塁。ここで今度は古城がキャッチャー前へ打ち上げるヘッポコバントをかますと、続く寿司職人ラミレスのライト前ヒットで三塁を蹴ったマッスル千代の富士が川島慶の好返球の前に楽々タッチアウト。続く松田記者は投手前の凡ゴロに倒れて、二者残塁…と思いきや、松岡が一塁へ痛恨の悪送球。この間にキムタクの生還を許して、村中の白星を無惨にも粉砕。追い付かれたヤクルトは直後の8回、一死一、三塁から飯原のタイムリーで勝ち越すと、更に、上原の暴投で5点目。これで決まったかと思いきや、その裏、巨人は一死一、三塁からマッスル千代の富士のタイムリー,キムタクの犠飛で追い付くと、更に、古城が3号2ランを叩き込んで、勝ち越しに成功。土壇場9回、守護神・クルーンに対して、ヤクルトは2本のヒットで一死一、三塁とチャンスを掴んだものの、代打・ガイエル,田中と打ち取られ、あと一歩及ばなかった。
2回3失点と不甲斐ない投球だった上原だが、まさかこんな形で今季初白星を手にする事になろうとは…。あれだけヘッポコバントを繰り返していて勝てたのは正に僥倖と言う他ない。村中の白星を悪送球でぶっ潰した松岡には大いに猛省して貰いたい。横浜から移籍の鶴岡は2安打1打点と上々の巨人デビュー。この所、打率が落ちる一方だった坂本も久々の猛打賞と奮起。あの男が一軍復帰間近と言う事だが、万が一にもショートの座を渡す事のない様、踏ん張って欲しいものである。
◆T4−3D◆
初回、キュラソ星人のタイムリーで先制した阪神は続く2回には関本のタイムリーで1点を追加。3回に荒木の2点タイムリーで追い付いた中日だが、その裏、二死一、三塁のピンチで岩田のセカンドゴロを荒木が自らの同点打を帳消しにするタイムリーエラーを犯し、勝ち越し点を献上。1点を追う中日は4回二死一、二塁,5回二死満塁のチャンスを悉く逃すタイムリー欠乏症を露呈。しかし、6回、相次ぐ拙攻に川相不在では一発に賭けるしかないと言う思いを強くしたデラロサが2号ソロを叩き込み、再び同点。中日は8回に二死一、二塁,9回にも二死一、二塁のチャンスを掴みながら、あと一本が出ない拙攻三昧。すると、その裏、阪神はT.ウッズのエラーで二死一塁のチャンスを作ると、代打・葛城イクローのタイムリー二塁打で劇的なサヨナラ勝ちを飾った。
今日も今日とて怒濤の拙攻拙守で大惨敗を喫した中日。阪神との差は8.5と開く一方だ。また優勝もしてないくせに、アジアシリーズ出場権だけはかっさらって、日本一とアジア代表を履き違える様な展開を狙ってるんじゃあるまいな。まだ優勝する気があるならば、今からでも名手・川相の現役復帰を真剣に考えて欲しいものである。一方、実は14残塁と中日以上の拙攻だったが、サヨナラ勝ちで帳消しにした阪神。新人王を狙う岩田の白星は無惨に潰されてしまったのは残念だが、とりあえず、吉見が初黒星を喫してくれたのは不幸中の幸いだ。、
◆YB4−3C◆
5割にリーチをかけていると言うのに、ブラウン監督はまたも求道者・前田をベンチに軟禁。落胆の色を隠せない広島に対して、横浜は初回、二死走者なしから内川の二塁打,村田の四球の後、ビグビーのタイムリーで先制すると、続く金城はライトスタンドへ6号3ランを叩き込み、早くも4点のリード。1,2回とチャンスを潰してきた広島だが、3回、オチョアのタイムリーで1点を返すと、続く4回には東出の犠飛,代打・緒方のタイムリーで2点を返し、1点差。5回には先頭の嶋が二塁打で出るも、後続3人が凡退。以降、チャンスらしいチャンスを掴めずに1点差で敗れた広島は借金完済のチャンスを逃した。
求道者・前田幽閉策に反発する長谷川が高橋のごとく意図的な背信投球で5割到達阻止を図ったが、あっと言う間に見抜かれて、1回限りで降板させられてしまった。しかし、1点差まで詰め寄ったものの、初回の4点が大きくモノを言い、何とか5割到達阻止には成功。求道者・前田をスタメンで起用せずに借金完済を狙おうなど虫のいい話である。一方、入団前から名手・川相を崇拝していたナイスガイ・・真田は横浜3番手として登板し、移籍初白星を飾った。ところで、先発で起用する話はどうなったのか?
◆Bs7−6H◆
初回、ソフトバンクは四球で出た本多が川崎のサードゴロで二進すると、続く松中のセンター前ヒットで先制のホームイン。18度目の登板にして、来日初先発となったホールトンは5回まで無失点の好投を見せていたが、6回、突如崩れて、一死から坂口,カブレラ,ローズと3連打で一瞬にして逆転を許すと、続く北川を歩かせた所で無念のKO。代わった久米も二死後、フェニックス一輝,後藤と連続二塁打を浴び、この回大量5失点。偽バファローズは続く7回にもカブレラの14号ソロで1点を追加。5点を追うソフトバンクは直後の8回、怒濤の5連打で4点を返し、1点差まで詰め寄ると、土壇場9回には川崎が同点犠飛を打ち上げ、延長に持ち込んだ。迎えた10回、ソフトバンクは無死一、二塁と絶好の勝ち越しのチャンスを作るが、的山がセカンドゴロゲッツーに倒れる最悪の展開。続く長谷川もセカンドゴロに倒れて、勝ち越しならず。すると、その裏、偽バファローズは一死一、二塁から下山がレフト前へタイムリーを放ち、サヨナラ勝ちを収めた。
折角、土壇場で5点差を追い付いたソフトバンクだが、あと少し踏ん張りきれず、無念のサヨナラ負け。2回から7回まで僅かに1安打と打線にエンジンがかかるのがあまりにも遅過ぎた。偽バファローズ戦にはやはり、パウエルを投入して欲しいものなのだが、突如、先発に抜擢されたホールトンは6回でKOながらも、5回まではまずまずの好投で次回にも期待がかけられそうな内容だったのは収穫だ。
◆F6−8L◆
初回に1点ずつ取り合って迎えた2回、西武は四球2つに犠打と犠飛でノーヒットで勝ち越しに成功。更に、続く片岡のタイムリーの後、栗山が6号2ランを叩き込み、一輝に4点のリード。日本ハムは3回に田中の2点二塁打で応戦するが、西武は5回、G.G.佐藤,細川のタイムリーで2点を奪い、再び4点差。続く6回にも中島のこの日2本目となる15号ソロで1点を追加。その裏、スレッジのタイムリーで1点を返した日本ハムは8回には暴投にエラーと西武の守備の乱れに乗じて2点差まで詰め寄り、なおも一死一、二塁と一発逆転のチャンスを作ったが、反撃もここまで。鶴岡,金子誠と連続三振に倒れて、チャンスを逸すると、9回もあえなく3人で倒れて、万事休す。
日本ハムは連夜の粘り及ばず、痛い連敗で奪首どころか首位・西武との差は3にまで開いてしまった。グリンは両リーグトップ独走の11敗目だ。復帰2戦目の劇団ひちょりはまだ覚醒には至らず、4タコ。田中が4安打の大爆発だっただけに、悔やまれるブレーキだ。交流戦で調子を落としていた西武だが、効果的な一発が飛び出すなど、打線はすっかり復調。投手陣はまだピリッとしないが、それを補って余りある打線の勢いがチームを立ち直らせている。
◆E4−0M◆
楽天先発・片山は荒れ球が幸いして、的を絞らせず、7回まで2安打無失点の好投を展開。一方、ロッテ先発・大嶺も負けじと6回を2安打無失点に抑えていたが、7回、フェルナンデス,山崎武と連打を浴びると、ショートに犠打を許して、二、三塁のピンチ。ここで高須にタイムリーを浴び、ついに先制点を献上すると、これでガックリきたか、続く横川に3号3ランを叩き込まれて、無念のKO。一気に4点のリードを貰った片山は残り2回も無難に抑え、プロ初勝利を完封で飾った。
ノムさんの秘蔵っ子・片山が2度目の先発登板で散発3安打完封と言う見事な内容で花を開かせ、貯金消滅の危機を救った。今季初先発の大嶺もよく投げたが、あと一歩粘りきれずにプロ初勝利を掴むどころか、初黒星を喫する事に…。なまじ拮抗状態が続いていたので、交代機を失ってしまった感じだが、今回の片山と当たってしまったのが不運と言うしかない。この内容ならば、次の先発のチャンスも貰えそうなので、今度こそ白星を掴んで欲しいものだ。
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July 03, 2007 22:37
◆G3−8YB◆
巨人先発・内海に対して、横浜は初回、村田のタイムリーで先制すると、続く2回には無死から3連打を浴びせて、1点を追加。更に、4回には相川がタイムリー二塁打を放って、3点目。一方、巨人限定好投手・土肥に対して、マッスル千代の富士を欠き、初回無死一、三塁と言う絶好のチャンスを逃した事で劣勢に立たされた巨人は4回、ホリンズのタイムリーでようやく1点。5回には早くも内海に代打を送りながら、これは失敗に終わるも、二死一塁からガッツの左中間へのフライを金城が落球した隙に、松田記者が一塁から一気に本塁を陥れ、1点差。しかし、7回、横浜は一死満塁から金城がタイムリーエラーの汚名を晴らす走者一掃のタイムリー三塁打を放つと、更に、西村の暴投でこの回、4点を獲得し、ダメ押し。土肥は6回2失点で7勝目。巨人は10安打を放ちながら、3点しか奪えず、一発が出ない時の試合運びに課題を残した。
◆D6−2C◆
高橋,朝倉の両先発がいずれも3回をパーフェクトと素晴らしい立ち上がり。4回に入り、広島は一死から連打を浴びせて、初のチャンスを作るも、新井が痛恨のゲッツーで無得点。すると、その裏、中日は一死二塁から福留が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに13号2ランを叩き込み、2点を先制。更に、5回にも川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにピンキー井上が2号ソロを放つと、二死後、井端にタイムリーが飛び出し、4点目。追いかける広島は6回、前の打席でチャンスを潰した新井が汚名返上のタイムリーを放ち、まず1点。続く7回には一死一、三塁から代打・嶋が犠飛を打ち上げ、2点目。しかし、8回、永川の登録抹消中に暫定ストッパーを任命された大竹が福留のタイムリー二塁打,森野の犠飛で致命的な2点を献上。土壇場9回、岩瀬相手に一死一、二塁と粘りを見せた広島だが、最後は代打・ルパン広瀬がゲッツーに倒れて、試合終了。中日は連敗を4でストップさせた。
◆T2−1S◆
阪神先発の太陽の子エステバン・ジャンに対し、2回まで5つの残塁を量産する拙攻を繰り返していたヤクルトだが、3回、タイムリーが出ないならと、寿司職人ラミレスの一発で先制。一方、屋丸と先発・石井一の前に沈黙していた阪神も4回、林の12号ソロで同点に。両軍共に、8回から継投モードに入り、いずれも均衡を破れない儘、試合は延長にもつれ込んだ。10回でJFKを使い果たし、一刻も早く試合を決めたい阪神は11回、ヒットと四球で二死二、三塁とすると、ここで藤本がタイムリー内野安打を放ち、サヨナラ勝ち。これで阪神は3連勝。5番手の橋本健に3勝目がついた。
◆E8−6H◆
虚弱投手・里中ごときにパーフェクトを食らわされると言う悪夢の様な呪いを受けたソフトバンクと、同じく水島キャラ以外はアウトカウントを稼ぐ為の頭数扱いされると言う悪夢の様な呪いを受けた悪の温床・楽天。恐るべき水島の呪いに苛まれてから、ようやく初対決となった両軍だが、先手を取ったのはソフトバンク。現在、呪いの真っ只中に立たされている悪の温床・楽天先発・田中に対し、2回に高谷がルーキー対決を制して、2点タイムリー二塁打を浴びせると、3回には小久保のタイムリーで3点目。一方、悪の温床・楽天は4回まで小久保のタイムリーエラーによる1点のみ、ヒットもショートが2本打ったのみと新垣の前に抑え込まれていたが、6回、ショートの3本目の安打等でチャンスを作り、草野のタイムリー二塁打で1点差とすると、新垣が自らのパ・リーグ記録を更新する今季19個目の暴投をかまして、タナボタの同点。更に、今季初出場初スタメンとなる吉岡が勝ち越しタイムリーを放って、新垣をKO。勢いに乗る悪の温床・楽天は更に、リリーフ陣を攻め立て、この回、大量7点のビッグイニングを形成。しかし、粘るソフトバンクは8回に松中の犠飛で1点を返すと、土壇場9回にはハマのスペランカーが10号2ランを叩き込み、2点差。とうとう福盛を引っ張り出すと、一死後、松田のファーストゴロをフェルナンデスがエラー。流れは完全にソフトバンクか…と思われたのも束の間、続く大村がショートゴロゲッツーに倒れて、呆気なくゲームセット。悪夢の呪い対決で後塵を拝する結果となってしまい、折角、薄れかけている水島の呪いが再燃するのではないかと、ソフトバンク関係者は戦々恐々だ。田中はルーキー単独トップとなる6勝目をマークし、新人王争いで一歩リードする事となったが、呪い対決を制した代償か、7回にハマのスペランカーの打球が左手首に直撃。痺れが止まらず、降板を余儀なくされる事となった。
◆F7−2L◆
鬼門・東京ドームを突破した勢いで通算150勝目を狙うオツだが、初回、高橋にタイムリーを許して、先制点を献上。4回に中島の8号ソロで追いついて貰いながら、その裏、すかさずジョーンズに犠飛を打ち上げられ、勝ち越し点を献上。6回にも佐藤の3年ぶりとなるアーチで同点として貰った裏に踏ん張りきれず、一死満塁から金子誠に走者一掃のタイムリー二塁打を浴び、KO。畳み掛ける日本ハムは更に、田中賢もタイムリーを放ち、この回、4点。8回には4点負けているにも拘わらず、何故かマウンドに上がった西武守護神・小野寺からジョーンズが来日初アーチを叩き込み、ダメ押し。先発・武田勝は8回2失点の好投で4勝目をマークした。西武の連勝は4でストップした。
◆M3−4Bs◆
初回のピンチを切り抜けたロッテはその裏、二死一、二塁から里崎のタイムリーで1点を先制。続く大松もライト前に弾き返すも、本塁を狙ったフクーラは憤死し、追加点ならず。このチャンスを攻めきれなかったロッテは以降、立ち直った川越の前に翻弄され、一向に追加点を奪えない。相変わらず、投げる時はロクに援護を貰えない成瀬だが、黙々と投げ続け、3回に下山に浴びた一発のみの1点に抑える好投を展開し、試合は1−1の儘、土壇場9回へ突入。偽バファローズは先頭のラロッカがいきなり二塁打を浴びせると、ローズが歩いて、成瀬をKO。代わった萩原の前に北川が痛恨のゲッツーを食らって、チャンスは潰えたかに思われたが、ここでアレンがライト前へ値千金のタイムリーを放ち、ついに勝ち越し。その裏、加藤大を投入し、逃げ切りを図る偽バファローズだが、ロッテは力投の成瀬が引っ込んでから粘りを見せると言う嫌がらせの様な攻撃でチャンスを作り、TSUYOSHIの同点タイムリーで延長に持ち込んだ。迎えた11回、偽バファローズは四球の下山を一塁に置いて、牛込氏に「無理に決まってますよ! 夢よ、もう一度って事だろうけど、そんな選手が通用するほど、日本の野球は甘くないですよ」と酷評されたローズが24号2ランを叩き込んで、ついに勝ち越し。粘るロッテはその裏、TSUYOSHIのタイムリーで1点差に詰め寄ると、なおも二死満塁と一打サヨナラの場面を付く田が、最後はサブローがレフトフライに打ち取られ、あと一歩及ばなかった。
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June 25, 2007 21:29
◆M2−4YB◆
ロッテ先発・久保に対し、横浜は2回、先頭の金城がライトスタンドへ6号ソロを放り込み、1点を先制。続く3回には下窪,メカゴジラと連打を浴びせると、一死後、またも金城が走者一掃のタイムリー三塁打。更に、続く吉村がきっちりライトへ犠飛を打ち上げ、4点目。投げては先発・カリメロが7回まで4安打無失点の好投を展開。完封の可能性も見えてきた8回、ヒットと四球で無死一、二塁のピンチ。ここから早川,堀と外野フライに打ち取り、二死まで持ち込んだものの、フクーラにセンター前へ弾き返されて、ついに1点を許した所で降板。更に、代わった木塚もサブローにタイムリー内野安打を浴び、2点差。なおも一、二塁と長打が出れば同点の場面となったが、里崎をライトフライに打ち取り、辛くもピンチ脱出。9回は守護神・クルーンが先頭打者を出しながらも、後続を断ち、逃げ切った。カリメロは7回2/3を2失点で5月23日以来となる2勝目。横浜はこれで5連勝となった。一方、敗れたロッテは日本ハムに首位を明け渡す事に…。
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April 22, 2007 18:01
◆T3−10G◆
阪神先発のルーキー・小嶋に対して、巨人は初回から二死一、二塁と絶好の先制チャンスを掴むも、恐怖の残塁量産マシン・ニックンがピッチャーライナーに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮。一方、ここまで開幕から25イニング無失点を続けている巨人先発・春風亭半ケツに対して、阪神もその裏、二死一、二塁のチャンスを作るが、ゼブラ今岡が凡退して、二者残塁。巨人は2回にすっかり調子を上げてきて、7番に昇格となったホリンズのヒット等で無死満塁の大チャンス。春風亭半ケツはホームゲッツーを食らう最悪の展開となったが、ここからマッスル千代の富士が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、2点を先制。3回には阿部にタイムリーが飛び出し、3点目をあげ、小嶋はこの回限りで降板となった。0点に抑えられているとは言え、チャンスは作っている阪神は4回、一死二塁から矢野がライト線へタイムリーを浴びせ、春風亭半ケツの無失点記録はついに28イニングでストップ。春風亭半ケツは続く1割打者・関本にも痛打され、無失点記録崩壊によるズルズルと崩れる事が危惧されたが、ここで打席に入ったのは幸いにも投手の福原。これを見逃し三振に斬ってとると、続く鳥谷からも三振を奪い、このピンチを脱出。最大のピンチを切り抜けた巨人は直後の5回に4連打+絶好調・ホリンズの走者一掃タイムリー二塁打で4点を追加すると、8回にはマッスル千代の富士のタイムリーと松田記者の史上249人目の通算100号となる3号2ランでダメ押しの10点目。春風亭半ケツは連続無失点こそ途絶えたものの、8回1失点の好投で開幕4連勝。中日が敗れた事で入れ替わりで首位浮上となった。阪神はブレイク中の狩野が9回に焼け石に水の2ランを放ったのが救いか…。中村泰も地味に連夜の好リリーフでJFKの負担軽減を担えそうな手応えだ。それにしても、最後の最後、9点差の場面で豊田投入か…と期待したのだが、登板間隔の空いたアゴくらの調整登板に終わり、ガックリ(しかも2失点)。豊田のリハビリにはもってこいの場面だと思ったんだがなぁ…。ところで、今日もホリンズは2安打2打点の活躍でついに打率が3割越えだ! ゴンザレスも早く戻って来い!
◆S10−6D◆
巨人相手に火だるまに遭って以来の先発となったルーキー・増渕だが、この日は初回から制球に苦しみ、1安打2四球で無死満塁のピンチを背負うと、T.ウッズも歩かせて、押し出しで先制点を献上。更に、森野の内野ゴロと中村紀のタイムリーで1点ずつ失い、この回3失点。リグスが脱腸で帰国した事で武内を一軍昇格即スタメン起用し、いつの間にやらチーム三冠王の青木を3番に入れるなど、大幅に打順を入れ替えたヤクルト打線は中日先発・中田の前に3回まで1安打と沈黙していたが、4回、悩める新助っ人・ガイエルについに今季初アーチが飛び出すと、すかさず1点を返された直後の5回裏には寿司職人ラミレスが3ランを叩き込み、一気に同点。完全に流れを引き寄せたヤクルトは続く6回には二死走者なしから怒濤の6連続シングルヒットで一気に4点を勝ち越し、中田をKO。更に、満塁のチャンスにここまで3連続三振の福川にも2点タイムリーが生まれて、この回、6点で10点目。この後、中日は川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに福留の2試合連続5号ソロ,森岡のプロ初アーチで追い上げたが及ばず、首位陥落となった。
◆YB4−3C◆
前回10失点の大炎上となった魅惑のナックルボーラー・フェルナンデスが2度目の先発登板。何点取られるか分からない状況で打線にかかる負担は大きいと言うのに、前日、死球退場となった求道者・前田がスタメンを外れる緊急事態で試合前から大ピンチに陥った。そんな状況でフェルナンデスはいきなりガッツな貴公子・仁志に先頭打者アーチを浴びると、村田にも被弾し、早速、2失点。しかし、直後の2回、大不振の嶋が3号ソロを放つと、3回には無死二、三塁のチャンスに森笠のショートゴロの間に1点返して、試合は振り出しに。2−2で迎えた6回には栗原に3号ソロが飛び出して、ついに勝ち越しに成功。フェルナンデスは2回以降はナックルが冴え、8回一死まで追加点を許さない好投を展開。梅津を挟んで、最後は守護神・永川を投入する必勝パターン。前日、サヨナラ負けを許した永川は代わりばな村田を歩かせるも、小池の送りバントを素早く処理して、二塁で封殺。これで落ち着きを取り戻したかと思いきや、続く金城にライトスタンドへ放り込まれて、悪夢の2日連続のサヨナラ負け。またも勝利目前で引っ繰り返された広島は今季初の3連戦勝ち越しを逃してしまった。横浜先発のはーちゅんは「忘れた頃に凄い投球をするが、忘れるまではヘタレ」から移籍後は「忘れるまではそこそこの投球が出来る」くらいには成長したらしく、今回も先発投手としての責任は果たした感じ。負けている状況にも拘わらず、9回頭からクルーンを投入し、勝利への意欲を見せた大矢采配はその裏の逆転劇を呼び込んだ格好だ。永川の連日のリリーフ失敗と言うのもかなりショッキングだが、ここまで3点しか取れなかった相変わらずの貧弱打線も問題だ。倉でなく石原がスタメンだったのは、フェルナンデスが先発だから? いや、9回のチャンスに代打ですら出て来なかったと言う事はケガでもしているのだろうか? 最後の最後で代打で登場した求道者・前田の凡退も痛かったが、ケガ人に多くを望むのは酷だろうか…。
◆F0−4H◆
水田,グリンの両先発の相譲らぬ投げ合いで4回まで両軍ゼロ行進の投手戦。しかし、5回に均衡が崩れた。田上のヒットを皮切りに、2四死球で二死満塁のチャンスを掴んだソフトバンクはここで主砲・松中がライトスタンドへ会心の4号グランドスラムを叩き込み、一気に4点を先制。グリンは続く6回先頭の柴原に対しての2球目を投げた直後、突然、しゃがみ込んだかと思えば、ベンチにお伺いを立てもせずに勝手にマウンドを降りて、その儘、ロッカー室へ消える謎の行動。訳の分からない事態に日本ハムベンチは慌てるばかりだったが、緊急登板の金沢が後続を断って事なきを得た。結局、球団からは左背筋痛が原因と言う報告が出されたとの事。試合の方は6回途中から継投策に切り替えたソフトバンクが4投手を注ぎ込んでの完封リレーを達成し、悪の温床・楽天戦3連敗を取り戻す3連勝となった。水田は3年ぶりの白星。4連敗の日本ハムはとりあえず、最後に途中出場の田中幸がヒットを放ち、2000安打へあと11本と迫った事と、右肩痛で離脱していた守護神・MICHEALが復帰登板で3人で抑えた事が明るい材料。しかし、問題は今の日本ハムがこのMICHEALに繋ぐ展開をどれくらい作れるかだ…。
◆L5−4Bs◆
偽バファローズは2回二死から2四死球とエラーと言うタナボタチャンスに大西のタイムリー内野安打で先制すると、3回には12試合ぶりとなるラロッカの6号ソロ,5回には後藤の犠飛で着々と加点。しかし、5回まで無失点で踏ん張ってきた先発・平野佳作が6回、リーファー,細川のタイムリーで2点を返され、KO。続く7回には大引のエラーでピンチを作ると、中島にタイムリー二塁打を許して、ついに同点。追いつかれた偽バファローズだが、直後の8回、大西がこの日4安打目となるタイムリーを放って、すかさず勝ち越しに成功。その裏から早くも抑えのカーターを投入する逃げ切り体勢に入ったが、イマイチ安定感に欠けるカーターに残り2イニングも任せようとした段階で既に結果は見えていたのかもしれない。8回の一死一、三塁のピンチは逃れたカーターだったが、9回、先頭の中島に二塁打を浴び、早速ピンチを作ると、ここまで3タコ2三振だったカブレラにライトスタンドへ放り込まれて、逆転サヨナラ負け。9回表二死満塁と言うダメ押しのチャンスを逃すなど、13残塁の拙攻も響き、借金返済はまた先送りとなった。
◆E−M◆
降雨中止。
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