金城達彦
June 26, 2007 21:52
◆E10−6G◆
巨人先発・木佐貫は初回こそ3人で無難に抑えたものの、続く2回、四球と連打で二死満塁のピンチを迎えると、嶋,渡辺直と連続タイムリーを浴びて、3点を献上。交流戦最終戦の相手が巨人と言う事でノムさんからファンサービスとして予告先発をかまされた田中だが、直後の3回、マッスル千代の富士に16号2ランを被弾。1点差として貰い、立ち直ったかに見えた木佐貫だったが、5回、高須,山崎武とタイムリーを許して、無念のKO。巨人は6回に李の併殺崩れの間に1点を返すも、その裏、リリーフ陣が捕まり、2失点と点差を広げられる始末。7回もマッスル千代の富士のこの日2本目のアーチが飛び出すも、その裏、素行の悪さが露呈し始めた新助っ人GG佐藤が鉄平に2ランを浴び、8回には6番手・深田も1点を失い、10点目を献上。9回に粘りを見せたものの、焼け石に水だった。田中は7回4失点ながら、打線に援護に恵まれ、5勝目をマークした。
◆YB3−2F◆
交流戦の優勝を決めても、ペナントレースにおいて消化試合になった訳ではないと手綱を緩める事のない日本ハムは初回、横浜先発・吉見に対して、一死一、二塁から高橋のタイムリー二塁打で先制すると、更に、小谷野が犠飛を打ち上げ、この回、2点。横浜もその裏、日本ハム先発・武田勝からガッツな貴公子・仁志が7号先頭打者アーチを叩き込み、1点差とすると、続く下窪が二塁打を放ち、一打同点のチャンス。しかし、ここからクリーンアップトリオがあえなく打ち取られ、同点ならず。このピンチを逃れた武田勝は調子づき、追加点を許さない。一方、横浜も吉見が5回途中でKOされるなど、毎回走者を背負う苦しい展開ながらあと1本を許さず、試合は1−2の儘、終盤へ突入。迎えた7回裏、横浜は先頭の石井タクローがライトスタンドへ2号ソロを放り込み、ついに同点。追いつかれた日本ハムは直後の8回、この回から代わった加藤に対して、3連打で無死満塁の大チャンス。しかし、ここから突如、気合いが入った加藤の前に稲田,飯山が連続三振。力投を続けていた武田勝に代わる代打・小田もショートゴロに倒れて、三者残塁に終わり、武田勝はまたも力投報われず。これで流れを引き寄せた横浜は、その裏から代わった江尻から四球と盗塁で二死二塁とすると、金城のライト前タイムリーで勝ち越しに成功。すると9回はクルーンが三者三振で締め括り、横浜は6連勝を飾った。
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