身売り
October 27, 2010 23:43
横浜との買収交渉締結まで秒読み段階に入っていると見られていた住生活グループだが、条件の折り合いがつかずに交渉打ち切りとなった事が明らかになった。果たして、松沢神奈川県知事からの批判がどれくらい影響してるのか分からんが、人事をいじるなとか色々言っておきながら、この有様とはTBSにとっては何とも傍迷惑な話だ。まぁ、プロ野球ファンとしては、球団保有に関して「宣伝媒体以外の何物でもない」と言う態度をああも包み隠さずに見せる様な企業に買われなくて本当に良かったと思う。当然、連中は否定したけれど、このタイミングで撤退するのは売名行為ではないか?とマスコミに勘繰られても仕方ないよなぁ。一部のプロ野球ファンにこそ悪いイメージが植え付けられたかもしれないが、一般市民に対しては殆ど経費をかけずに企業認識を深めさせる事が出来たのは確かだし…。交渉打ち切りの最大要因はどうやら本拠地移転の件らしい。横浜残留を希望するTBS側に対し、静岡等を候補地とするなど、まず移転ありきで考えていた住生活側との溝が最後まで埋まらなかったとか…。売りたくて仕方ない状況にも拘わらず、何故、TBS側が横浜に残す事に固執しなければならないのか?と言う点については、少々疑問が残る。何せ、横浜ファンの為などとは、素直に解釈出来ない訳で…。さて、住生活の撤退により、来季も結局、TBSが経営していく事になるのか、はたまた、住生活との交渉がかなり進んでいる様だから…と言う理由で撤退したノジマが再び手を挙げてくれるのか? ノジマ側はTBSからオファーがあれば検討する方針を示したとの事。ノジマが買ってくれるならば、水島の呪いのメッカである新潟移転の危険性は殆どなくなる訳だが、身売りに関しては11月末日までに承認されなければいけないとあって、来季以降に持ち越しだろうか。それにしても、見限ろうとしていた事が内外で露呈してしまったチームを引き続き保有して、内川や村田のFA問題を抱えなければならないとは横浜フロントも大変だ。内川,村田が残留でも移籍でも、どうせ順位は変わらないし、身売り出来ないとすれば、移籍してくれた方が人件費も大幅に浮く事になる分、赤字が少し減って助かる…とか考えていたら嫌だなぁ…。体制が変わらないとなれば、内川は移籍確定だろうか。
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