谷繁元信,川上憲伸,李炳圭,井端弘和,ホリンズ

October 19, 2007 22:03

◆G4−7D◆
アジアシリーズ出場権争奪戦出場権争奪戦などと言うエキシビジョンマッチに負け越した所で長いシーズンを制覇した栄光が何ら霞む事はないものの、万一、2位チームごときに負け越してしまった場合は日本シリーズを出場辞退する覚悟で臨む巨人だが、古傷である足首の故障悪化により、マッスル千代の富士がスタメン落ちを余儀なくされる緊急事態に見舞われ、清水を1番に起用。中日先発・人斬り抜刀斎に対して、初回、その清水は凡退したものの、二死後、ガッツ,李,ニックンの3連打で1点を先制。一方、巨人先発・木佐貫に対して、3年前にリーグ制覇した際、ソフトバンクの出場辞退により不戦勝で日本一になる事の虚しさを痛感したにも拘わらず、そんな理不尽な想いを日本ハムにも知らしめたいのか日本シリーズ開催阻止に燃える中日は初回二死一、二塁のチャンスを逃したものの、続く2回、二死走者なしから谷繁,人斬り抜刀斎,荒木,井端と怒濤の4連打を浴びせて、同点。追いつかれた巨人はその裏、荒木のエラーで先頭打者を出すも、続くホリンズがショートゴロゲッツー。3回にも一死から連続四死球で一、二塁としながら、李がセカンドゴロゲッツーと川相不在の中日顔負けの拙攻を展開。巨人が無様な攻撃を続けている隙に中日は4回、一死から谷繁がヒットで出ると、人斬り抜刀斎がバスターでレフト前へ弾き返して、一、二塁。ここで荒木の打球は左中間へ。定位置なら守備範囲の打球だったが、バックホームに備えて浅く守っていたセンター,レフト共に追いつけずにタイムリー二塁打となって、谷繁が勝ち越しのホームイン。更に、井端のレフト線への打球は松田記者がファインプレーで抑えるも、この間に人斬り抜刀斎はタッチアップで生還し、3点目。木佐貫はここであえなくKOとなった。2点を追う巨人は6回にも一死からヒットで出たガッツを李がこの日2度目のゲッツーで殺してしまう始末。すると、直後の7回、中日はT.ウッズの二塁打と李の野選で無死一、三塁とした所で李が右中間突破の2点タイムリー三塁打。更に、一死後、ここまで3打数3安打と大当たりの谷繁が4打席連続安打となるタイムリーを放ち、6点目。これで試合は決まったかと思われたが、その裏、巨人は一死から阿部,脇谷の連打で一、二塁とすると、ホリンズがバックスクリーンへ3ランを叩き込み、一気に2点差。直後の8回、巨人6番手としてマウンドに上がった豊田は井端,森野,T.ウッズの好打順を相手に三者三振に斬って取る快投を展開。その裏、中日2番手・岡本に対して、巨人は一死からガッツが四球で出塁。続く李がレフトフライに倒れると、落合監督は左の李ではなく、右のニックンになったタイミングであえて守護神・岩瀬を投入。初回のタイムリーで既にインケツパワーを使い果たしているニックンはライトへのどん詰まりのフライに倒れる本領発揮のチャンスブレイクで結局、ガッツは一塁に釘付け。土壇場9回、2点負けているとは言え、追加点は絶対に許さないとばかりに守護神・上原がマウンドに上がったが、一死から李に川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに左中間スタンドへ放り込まれて、致命的な7点目を献上。その裏、巨人は先頭の阿部が四球を選ぶも、後続3人が簡単に打ち取られ、ゲームセット。これで中日は2連勝となり、勝ち越しに王手。日本シリーズが2年ぶりに開催中止となる危機がいよいよ目前に迫ってきた

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