谷元圭介
June 23, 2009 23:36
岩鬼を一番に戻し、再び土井垣が捕手に戻っての布陣で臨んだ東京だが、涌井の前に打線が沈黙。投げてはでかせぎ君が負けられないと言うプレッシャーの所為か、全くボールにキレがなく、G.G.佐藤にダメ押しのグランドスラムで10点を失う大炎上となり、10−2の大惨敗。第3戦の西武先発・オツのスライダーの大半がボール球と言うデータを前提にしていた東京だが、悉くスライダーをストライクで決められる裏をかかれた配球に翻弄される始末。一方、東京先発の国定が中村に2ランを連発されるなど、これまたメッタ打ちを食らい、8−2のスコアで悪夢の開幕6連敗。あまりの体たらくに山田(とじっちゃん)を食事に呼んで元気付けようと画策したサチ子だが、無駄に泣き散らすわ、文句たれるばかりで、山田は元気付けられるどころか、うんざりさせられる有様。次のカードは札幌での日本ハム戦。ダルビッシュが投げたばかりとあって、この3連戦には出て来ない事が確定しており、次はローテの谷間の筈。エース vs 谷間の対決には絶対負けられないと意気込む里中だったが、これに対して、日本ハムの先発として指名されたのは、人呼んで「リトルウルフ」こと現役最小兵選手であるルーキー谷元だった。
昨年のトンガに続き、またもや水島氏の日ハムルーキー潰しが炸裂。ルーキーの白星一番乗りだったとは言え、さしたる結果を出している訳でもないのに、現役最小兵なだけで、こんな所に引っ張り出されてしまうなんて、もう不運としか言いようがないだろう。検索かけても全然ひっかからないのだが、「リトルウルフ」なる通称は史実通りなの? 「小さな巨人」と対にする為だけに水島氏が勝手に名付けたの? 後者だとすれば、ホント、いい迷惑だ。そもそも、「ウルフ」なんて、マッスル千代の富士が茂雄に名付けられた時の事を考えても、ロクな事がないからなぁ。それにしても、各チーム、ローテーションがメチャクチャである。何で西武の開幕2カード目の3人が岸,涌井,オツなのよ? じゃ、開幕カードは石井一,ワズディン,帆足だったりした訳? 幾ら何でもありえないだろう。 日本ハムは日本ハムで開幕7戦目がローテの谷間なんてのもありえない。ダルビッシュが中4日で6戦目に投げたとすれば、次はローテ2番手の投手だろうよ。何でこのタイミングで谷元を使う様な博打を打たにゃならんのよ? シーズン半ばならともかく、開幕直後なんだから、ありえない事が明白にしか思えない出鱈目な真似はしないで貰いたいね。
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April 18, 2009 20:10
◆D2−3G◆
中日先発・ウッチャンは4回までノーヒットの快投を展開。何とかウッチャンを援護したい中日は4回、荒木のヒット,井端の四球で一、二塁とすると、一死後、ブランコにタイムリーが飛び出し、待望の先制点を月と。更に、この後、二死満塁とチャンスを広げたが、藤井はファーストゴロに倒れて三者残塁と川相不在の弊害を露呈。5回には一死からウッチャン,荒木と連打を浴びせるも、井端が最悪のゲッツーとまたも川相不在の弊害を露呈。川相不在では一発に賭けるしかないと言う思いを強くした森野は6回、5号ソロを叩き込み、2点目を追加。6回まで二塁も踏めずに沈黙していた巨人打線だが、7回、ガッツのヒット,松田記者の二塁打で一死二、三塁とこの日初めてのチャンスを掴むと、ここで久々にスタメンに起用された当ブログ一押し助っ人・アルフォンゾが実に10日ぶりのヒットとなるタイムリー。更に、続く坂本もタイムリー二塁打を浴びせて、ついに同点。続く8回には寺内がレフトスタンドへプロ入り初アーチを叩き込み、勝ち越し。その裏から豊田−クルーンと繋ぐ必勝リレーが決まり、辛くも逃げ切った。アルフォンゾ,寺内をスタメン起用した若大将・原監督のひらめきオーダーが奏功。アルフォンゾが2安打1打点と活躍してくれたので、個人的には嬉しい展開なのだが、幾ら左腕相手とは言え、昨日、2ホーマー打ったのに外されてしまう李は少々不憫…。アルフォンゾが競う相手はキムタクや脇谷だった筈が、どういう訳か李になってしまっている上、阿部も使えない事で今ひとつ厚みが出てこない巨人打線である。一方、中日は相変わらずの拙攻ぶりで好投のウッチャンを見殺し。負けている状態で岩瀬まで投入したのに、とんだ無駄遣いだ(登板間隔が空いていたから使ったのだろうが)。この絶望的な状況を打破する為にも一刻も早い名手・川相の現役復帰が待たれる所である。
◆S1−0C◆
広島先発・前田健は立ち上がりに苦しみ、2回に宮本に先制被弾。徐々に調子を上げていき、4回以降パーフェクトの好投を展開するが、肝心の味方打線がヤクルト先発・由規の前に一向に得点を奪えない。その由規が6回、先頭の東出に3球投じた所でマメを潰して、急遽降板。広島は緊急登板で準備不足の松岡を打ち崩したい所だったが、あえなく三者凡退。以降、押本−五十嵐−林と1回ずつ繋いでいくヤクルトの継投を打ち崩せず、散発3安打完封負けで前田健を見殺しにしてしまった。
◆YB4−9T◆
0−0で迎えた4回、阪神は二死走者なしから新井が均衡を破る3号先制ソロアーチ。これで流れを引き寄せた阪神は続く5回には二死満塁から関本が2点タイムリー。更に、6回にはジュビロ野口の捕逸、7回にはメンチのタイムリーで着々と加点。先発・能見は6回まで好投していたが、投球数が110球と多かった所為か、真弓監督は7回から渡辺にスイッチ。能見を打ちあぐねていた横浜はこれ幸いと、一死一、二塁のチャンスを作って渡辺をKOすると、3番手・アッチソンから金城が内野安打で繋いで満塁とした所で内川が2点タイムリーヒット。更に、二死後、メカゴジラが四球を選ぶと、大西が走者一掃のタイムリー二塁打を浴びせて、1点差まで詰め寄った。流れは横浜に傾いたかと思いきや、一挙4点を奪い、試合を決定付けた。これで阪神は今季初の3連勝。6回無失点の能見はようやく今季初白星。
◆M4−7H◆
ロッテ先発・清水が初回一死から3連続四死球の大乱調で満塁のチャンスを貰ったソフトバンクはこれ幸いと、長谷川が走者一掃の先制三塁打を浴びせると、続く田上もタイムリーを放ち、早くも4点のリード。しかし、この大量リードを暴投王子・新垣が守れない。2回にサブローに4号ソロ,3回には井口に3号2ランを被弾。4回には無死一、三塁から根元に犠飛を許して、あっと言う間に同点とされ、新垣はこの回限りで降板となった。中盤以降、膠着状態に陥り、4−4の儘、試合は土壇場9回へ突入。ソフトバンクはまたも2四球と貰ったチャンスに小久保が2点タイムリーを放ち、ついに勝ち越しに成功。更に、当たっている長谷川にもタイムリー二塁打が飛び出し、ダメ押し。最後は守護神・馬原が締めて、5試合ぶりの白星を掴んだ。ロッテの連勝は3でストップ。
◆Bs0−7E◆
楽天は初回、四球の渡辺直を高須が送ると、二死後、中村紀のタイムリーと綺麗に1点を先制。背先発・岩隈は立ち上がりこそピンチを作ったものの、尻上がりに調子を上げて行き、3回以降は一人の走者も許さない完璧な投球を展開。偽バファローズ先発・近藤も2回以降は追加点を許さずにいたが、6回、二死から山崎武を歩かせると、草野に被弾し、2点を献上。0−3で迎えた8回、大石監督は一死一塁から近藤を下げて、清水にスイッチするが、これが裏目。清水は代わりばな3連打で2点を失い、あえなく降板。3番手・本柳も渡辺直に走者一掃のタイムリー二塁打を浴び、この回4失点。8回を終わって97球と余裕の完封ペースだった岩隈だが、WBC後遺症を恐れるノムさんは大事を取って、9回からミチルを投入。ミチルは無難に切り抜け、完封リレーで連敗を阻止。岩隈は8回を散発3安打無四球無失点と申し分のない内容で2勝目をあげた。なす術なく敗れた偽バファローズは3連敗。
◆L4−6F◆
2点を先制された西武は3回に中島のタイムリー二塁打,4回にボカチカの4号ソロで追い付くと、5回には片岡が3号ソロを叩き込み、勝ち越しに成功。6回に1点ずつ取り合って迎えた8回、日本ハムは無死二、三塁から星野の暴投で労せずして同点とすると、更に、姫ちゃんが歩いて一、三塁となった所でミスタースナイパー・坪井がレフトへ犠飛を打ち上げ、勝ち越し。9回には二死一、二塁から中村のタイムリーエラーでダメ押し。最後は武田久が3人でピシャリと締めて、4連勝。2回を無失点に抑えた2番手のルーキー・谷元にプロ初白星が転がり込んだ。
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