藤井淳志

October 20, 2010 23:09

10/20森野◆D5−0G◆(日韓クラブチャンピオンシップ出場権争奪戦出場権争奪戦)
ソフトバンクの日本シリーズ出場辞退により、戦わずして日本一の座を手に入れた中日に対し、日韓クラブチャンピオンシップなどさておき、とにかくナゴヤドームでの借りを返したい巨人だったが、試合前の練習で復調気配を見せていた坂本が腰を痛めるアクシデントでスタメン落ちを余儀なくされ、いきなり気勢を削がれてしまう。巨人の先発は前回、5回で降板しているとは言え、中3日となる東野が登場。しかし、いきなり先頭の荒木にセンター前に弾き返されると、英智に犠打を許した後、森野にレフト前へタイムリーを浴び、あっと言う間に先制点を献上。更に、ベンちゃんを歩かせると、ブランコ,藤井と連続タイムリーを浴びて、早くも4失点。いきなりの大量ビハインドとなった巨人だが、中日先発・ウッチャンの前に3回までパーフェクトと手も足も出ず。4回に脇谷,亀井の連打で無死一、二塁と初のチャンスを作るも、ガッツ,寿司職人ラミレス,阿部のクリーンアップがあえなく凡退し、二者残塁。続く5回には二死から古城,代打・矢野の連打、脇谷の死球で満塁と一発が出れば、一気に同点と言う場面を築くが、亀井はどん詰まりのキャッチャーゴロに倒れて、三者残塁。一方、2回以降ゼロ行進が続く中日はその裏、森野,ブランコのヒットで一死一、三塁のチャンスを作るも、藤井,谷繁と打ち取られ、無得点。続く6回には二死二、三塁の場面で森野が敬遠され、満塁のチャンス。しかし、ベンちゃんは目の前で敬遠策をとられた屈辱を晴らせず、ショートゴロに終わり、三者残塁とまたも追加点を奪えない。直後の7回、巨人は先頭の古城がレフト前に弾き返すも、古城が最悪のショートゴロゲッツー。続く矢野がヒットを浴びせて、ウッチャンをKO。代わった高橋から脇谷が粘って四球を選ぶも、続く亀井が三球三振を喫して、結局、無得点。その裏、巨人は4点ビハインドながら、先発要員の藤井を投入するも、ブランコ,谷繁と痛打され、一死一、三塁のピンチを背負うと、堂上直の痛烈なライナーがガッツのグラブを弾くタイムリーとなって、致命的な5点目を献上。中日は8回から浅尾を投入する必勝パターンを展開。いきなりブランコのエラーに足を引っ張られ、一死後、阿部に痛打されて、一、二塁のピンチを迎えた浅尾だが、動揺する事なくマッスル千代の富士,松本と打ち取って、ピンチ脱出。その裏、守護神失格の烙印を押されているクルーンがシーズン最終戦以来となるマウンドに登場。実質上の敗戦処理と言う屈辱的な扱いとは言え、今後の起用法に大きく関わってくる状況下、クルーンは三者凡退で切り抜け、辛うじて面目を保った。9回から登板の守護神・岩瀬は四球を1つ許すも、後続を断ち切り、完封リレーを達成。巨人はシーズン同様、ナゴヤドームで全く打線が機能せずに黒星スタートと言う最悪の立ち上がりとなった。開幕からフルイニング出場してきた坂本がこの期に及んで欠場すると言う大きなケチが付いた事もあり、阪神を撃破した勢いは微塵も感じられず仕舞い。ナゴヤドームでは一発攻勢をかませない以上、繋いでいく野球をするしかない訳だが、11残塁の大拙攻はあまりにも痛過ぎた。3回まではパーフェクトに抑え込まれていたのだから、4回からの6イニングで11個の残塁を量産している訳で、これはもう目も当てられない。結局、中日も巨人もナゴヤドームにおけるいつも通りの野球を展開したと言っていい。お互いいつも通りとなれば、極端極まりない内弁慶ぶりを見せる中日の圧倒的有利は揺らぐ事はなさそうだ。それにしても、東野の中3日での先発起用は理解に苦しむ。内海を第1,6戦に先発させ、東野は第2戦に投げさせた後、ソフトバンク・和田の様に第6戦ではリリーフ待機ではダメだったのだろうか? 日本シリーズと違い、最長第6戦までしかない今シリーズで2度使える先発は一人しかいない訳だが、それを東野に託すと言う事は第1戦を中3日、第6戦を中4日と言う過酷な使い方になる。そうまでして使うのは東野に対する絶対的信頼感と言うより、内海には任せられないと言う不信感の方が強い様にも感じられ、このネガティブな発想は士気の低下に繋がりかねないのではなかろうか。

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August 19, 2009 23:26

◆G4−0YB◆
巨人先発・東野は3回まで1安打無失点と上々の立ち上がり。打っては3回の第1打席で自ら二塁打を放って、口火を切ると、二死二、三塁となった所でガッツがレフト前へタイムリーを放ち、2点を先制。続く4回には亀井,松田記者の連打で二、三塁とすると、一死後、古城がライト前へ2点タイムリーを放ち、4点目。東野は中盤以降も安定した投球で横浜打線に付け入る隙を許さず、9回からは山口が2安打を浴びながらも、得点を許さず、完封リレーを達成。東野は8回を3安打無失点で6勝目。巨人は4年連続で対横浜の勝ち越しを確定させた。

8/19 ブラウン◆C3−9D◆
一発依存症,タイムリー欠乏症に苛まれ続けている中日は2回、ブランコの二塁打,李の四球で一死一、二塁とすると、藤井が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに10号先制3ラン。続く3回には井端,荒木と連打を浴びせるも、森野がゲッツーでチャンスを潰し、4回にも先頭のベンちゃんがヒットで出るも、後続3人があえなく凡退と、相変わらず、一発が出ないと如何ともしがたく、一向に追加点を奪えない。川相不在の重さを痛感しながらも、粘り強く投げていた先発・あちゃくらさんだが、6回、先頭の末永を振り逃げで出してしまうと、一死後、栗原に16号2ランを被弾し、1点差。二死後、天谷に痛打された所で無念のKOとなった。代わった河原も小窪,代打・喜田と連打を許し、試合は振り出しに。追い付かれた中日は8回、森野の四球,ブランコのヒットで一、三塁とすると、ベンちゃんがタイムリーを放ち、勝ち越し。更に、この後、藤井がタイムリー、代打・立浪が2点タイムリー、荒木が2点タイムリー二塁打と、嘘の様に打線が繋がり、一挙6点のビッグイニングで試合を決定付けた。1回を無失点に抑えた3番手の高橋に2勝目がついた

◆S4−2T◆
初回、ヤクルトは一死から3連打で満塁とすると、飯原が死球を食らって、タナボタの押し出しで先制。なおも満塁の場面だったが、野口がセカンドゴロゲッツーに倒れて1点止まり。マメを潰して、離脱していた館山は12日ぶりの先発となったが、先制点を貰った直後の2回、一死からブラゼル,葛城イクロー,狩野と3連打で追い付かれると、4回には一死一塁からまたも狩野にタイムリー二塁打を浴び、勝ち越し点を献上。2回以降、打線沈黙となっていたヤクルトは7回、先頭の野口がヒットで出ると、田中の犠打が野選を、相川の犠打がエラーを誘い、無死満塁のチャンス。館山の代打・吉本はサードゴロに倒れるが、続く川島慶が押し出し死球を食らって同点。更に、福地の犠飛で勝ち越すと、暴投でもう1点を加え、この回3点。直後の8回、代打を出された館山に代わる五十嵐に対し、阪神は一死満塁と一打同点のチャンスを作るが、葛城イクローがセカンドゴロゲッツーに倒れる最悪の展開で無得点。ピンチを脱したヤクルトは9回から守護神・林を投入し、逃げ切った。館山は7回2失点でハーラー単独トップの13勝目。阪神先発・岩田は無四球完投を果たしたが、守備に足を引っ張られ、打線の援護も貰えず、自責点1ながら、3敗目。

◆H2−9L◆
ソフトバンク先発・藤岡に対し、西武は初回、中村の36号2ランで2点を先制。その裏、オーティズのタイムリーで1点を返されるも、3回に二死満塁から礒?が押し出し四球を選んで、1点を追加。続く4回には一死一、二塁から片岡が10号3ランを叩き込み、6点目。ソフトバンクはその裏、先頭の田上が17号ソロを放り込むも、後が続かない。以降も走者を出しながら、あと一本が出ないソフトバンクを尻目に、西武は8回、片岡がタイムリーを放つと、9回にもダメ押しの2点を追加。先発の石井一は7回1/3を2失点で6勝目。西武は試合のなかった楽天と入れ替わり、一夜で3位に浮上した。

◆F−E◆
降雨中止。

◆M2−6Bs◆
0−0で迎えた3回、偽バファローズは先頭の小瀬がヒットで出ると、鈴木の犠打で二進。坂口がヒットで繋いで、一、三塁となった所で阿部がレフト前へ先制タイムリー。なおも一、二塁のチャンスだったが、カブレラがサードゴロゲッツーを食らって、追加点ならず。6回にも一死満塁と絶好のチャンスを作ったが、今度はフェルナンデスがショートゴロゲッツーに倒れ、無得点。ロッテもその裏、二死から三者連続出塁で満塁とするが、里崎がセンターへ打ち上げて、三者残塁。直後の7回、偽バファローズ一死から大引,小瀬と連打を浴びせると、二死後、坂口が走者一掃のタイムリー三塁打を放ち、待望の追加点。3点を追うロッテはその裏、二死から西岡が四球を選ぶと、早川が今季初アーチとなる2ランを放ち、1点差。突き放したい偽バファローズは土壇場9回、一死一、二塁からまたも坂口が3号3ランを放り込み、ダメ押しの3点を追加。最後はセーブのつかない場面ながらもマウンドに上がった守護神・加藤が締め括った。先発の近藤は7回2失点で7勝目

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June 30, 2009 23:05

6/30 東野◆G4−3C◆
4月17日以来、白星から遠ざかっている東野は荒れ球が奏功し、的を絞らせずに7回まで散発3安打の好投を展開。しかし、東野が投げると沈黙する巨人打線は偽ハンカチ王子・斉藤から再三、チャンスを作りながらも、攻めあぐね、ゼロ行進を続けるばかり。しかし、7回、二死井、二塁から途中出場の松本がセンター前へタイムリーを浴びせ、待望の先制点をゲット。更に、ガッツが歩いて満塁となった所で寿司職人ラミレス,松田記者と連続タイムリーを浴びせて、この回一挙4点。しかし、これで気が緩んでしまったか、東野は直後の8回、一死一塁の場面で駆け込み補強で来日初スタメンとなった謎の新助っ人・フィリップスに2ランを被弾し、KO。代わった越智もいきなり栗原に9号ソロを被弾し、1点差に迫られた。しかし、9回からマウンドに上がった山口がピシャリと締めて、今季初セーブ。東野は2ヶ月半ぶりの3勝目をマーク。巨人は今季最多の貯金20となった。

◆D5−4T◆
「ゴーグルの光を反射させて、打者に目眩ましを仕掛ける様な卑劣極まりない方法でもとらないとまるで通用しないヘッポコ投手」扱いされると言う水島の呪いを受けて以来、1年以上も白星から遠ざかっている山井は依然として呪いを克服出来ないのか、この日も初回からキュラソ星人に先制タイムリーを許すと、2回にはシャア少佐,新井にタイムリーを浴びて、3点を失い、あえなくKO。下柳の前に3回までパーフェクトに抑えられていた中日は4回、井端,荒木の連打でようやくチャンスを掴むと、森野が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、犠飛としては十二分のライトフライとなり、ようやく1点。一気に畳みかけたい所でブランコ,ベンちゃんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに一発を狙い過ぎて凡退。5回にも連打で無死一、二塁としながらも、後続3人が雑なバッティングであえなく凡退。しかし、6回、一死満塁のチャンスに川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに藤井が8号グランドスラムをぶち込んで、一気に逆転に成功。8回からは浅尾−岩瀬と繋ぐ必勝リレーで阪神の反撃をかわし、7連勝。4番手のパヤノは2回無失点で来日初勝利。連勝を伸ばした中日だが、この日も一発依存症,タイムリー欠乏症を存分に発揮する無様な試合展開でとても手放しで喜んではいられない状況とあっと、一刻も早い名手・川相の現役復帰が待たれる所だ

◆YB3−2S◆
初回、ヤクルトは一死一、二塁からデントナのタイムリー,ガイエルの犠飛で2点を先制。追いかける横浜は3回、内川のタイムリーで1点を返すと、続く4回には下園が3号同点ソロ。更に、5回には二死二塁からメカゴジラがタイムリーを浴びせて、勝ち越しに成功。ヤクルト先発・ユウキはここでKOとなった。横浜は6回途中から木塚−真田−加藤康と繋ぎ、最後は山口が締めて、1点差を守りきった。5回1/3を2失点で切り抜けた先発・吉見は今季初白星

◆H13−2Bs◆
序盤からソフトバンク打線が爆発。初回、本多の三塁打,川崎の二塁打であっと言う間に先制すると、更に、無死満塁とチャンスを広げた所で小久保が2点タイムリー。一死後、長谷川にもタイムリーが飛び出し、この回4点。続く2回にはオーティズが12号2ランを叩き込み、偽バファローズ先発・近藤はこの回限りでKO。更に、3回にはハマのスペランカーが6号ソロを放り込み、7点目。8回には4長短打を集中し、ダメ押しの6点を追加。先発の大隣は8回を投げ、1失点の好投で3勝目を飾った。

◆F3−1E◆
日本ハムは初回、制球の定まらない長谷部から2つの四球を選ぶと、スレッジのタイムリーで先制。直後の2回、楽天は一死から山崎武が14号ソロを叩き込み、同点。追い付かれた日本ハムは4回、二死一、二塁から田中がタイムリーを放ち、勝ち越しに成功。続く5回には稲葉,高橋の連打で一、三塁とすると、スレッジがライトへ犠飛を打ち上げ、3点目。日本ハムは6,7回と立て続けに満塁のチャンスを逃し、8回も先頭打者を出しながら、無駄にしてしまう拙攻続きだったが、リリーフ陣が踏ん張りを見せ、最後は守護神・武田久を投入して、逃げ切りに成功。先発の糸数は6回を2安打1失点と好投し、ついに悲願のプロ初白星を手にした

◆L6−8M◆
西武先発・帆足に対して、ロッテは2回、四球のサブローを一塁に置いて、竹原が先制タイムリー二塁打を浴びせると、二死後、今江もタイムリー二塁打を放ち、この回2点。4回には一死満塁からフクーラが犠飛を打ち上げ、1点を追加。初回一死二塁,2回二死一、二塁,3回一死二塁、5回無死二塁とチャンスを悉く逃してきた西武は6回、中島,中村の連続二塁打でようやく1点を返すと、礒?が送った所でG.G.佐藤がタイムリーを浴びせて、1点差。突き放したいロッテは8回、先頭の井口が12号ソロをぶち込んで、4点目。しかし、その裏、西武は中村の24号ソロ,大崎のタイムリーで一気に同点。土壇場9回、ロッテは大松のタイムリーで三たび勝ち越し。これで決まったかと思いきや、粘る西武はその裏、一死から片岡の6号ソロでまたまた同点。試合はその儘、延長にもつれ込んだ。迎えた11回、ロッテは二死一、三塁からサブローが8号3ランを叩き込み、一気に3点を勝ち越し。西武はその裏、二死走者なしから一、二塁のチャンスを作ると、中島がタイムリー二塁打。なおも二、三塁と一打同点,一発が出れば逆転サヨナラと言う場面で打席には中村を迎える絶好のお膳立てが整ったが、中村は三振に倒れて、あと一歩及ばなかった。

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April 07, 2009 23:41

◆YB1−5G◆
昨年、開幕5連敗で優勝したとは言え、いい加減、勝っておきたい巨人だが、先発復帰となったはーちゅんの前に3回までゼロ行進と大苦戦。しかし、4回に寿司職人ラミレスのタイムリー二塁打で先制するや、続く5回にはガッツ,寿司職人ラミレス,阿部のタイムリーで一気に4点を追加。全く効果のなかったテコ入れオーダーを懲りずに続ける横浜はゲッツーの間に1点を返すのが精一杯で開幕4連敗。夢の100敗まで96敗に迫った。壊滅的な状況の横浜のおかげでようやく今季初白星となった巨人は春風亭半ケツが6回1失点の好投。イマイチ奮わないM・中村,クルーンの抑えコンビも楽な相手,楽な場面での登板で結果を残す格好の調整登板となった。それにしても、相変わらず、アルフォンゾの使い方が意味不明。2打席連続三振した所であっさり李が引っ込められたのも意味不明。一体、助っ人陣に何が起こっているのか? 単に、若大将の采配が意味不明なだけなのか? こんな使い方するくらいなら、ハナからアルフォンゾなんか獲らないでくれ!

◆S3−4D◆
先発投手の快投が続き、その勢いに乗りたかった朝倉だが、2,4回と立て続けに宮本にタイムリーを浴びてしまう。しかし、5回に藤井が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに3戦連発となる2ランを叩き込み、試合は振り出しに。その後、ガイエル,ブランコのタイムリーで1点ずつ取り合って迎えた9回、中日は一死二塁からまたも藤井がタイムリーを浴びせて、これが決勝点となった。最後は岩瀬が締めて、開幕4連勝。ヤクルトは先発・館山は8回まで自責点2と頑張ったが、2番手・押本が代わりばな捕まった。デントナの4安打を初め、3〜6番までで10安打を集中させながら、詰めの甘い攻撃で1点差に泣いた。

4/7 金本◆T11−10C◆
快調な開幕スタートを見せた広島は3回まで3点のビハインドを背負いながら、栗原の通算100号等で追いすがり、7回に一死満塁からまたも栗原が逆転2点タイムリー。更に、二死後、4連打が飛び出し、大量7点を獲得。これで試合は決まったかに思われたが、ここから阪神が驚異の粘り腰を発揮。7回に1点,8回に2点とジワジワ追い上げる。土壇場9回、広島は守護神・永川投入で逃げ切り体勢に入るが、阪神はシャア少佐,鳥谷のタイムリーで1点差と詰め寄った所でキュラソ星人が走者一掃のタイムリー二塁打を浴びせ、劇的な逆転サヨナラ勝ち。広島の4番・栗原があわやサイクルの4安打4打点と爆発したが、阪神の4番・キュラソ星人も負けじと3安打5打点の活躍で劇的勝利を呼び込んだ。開幕3連戦でノーヒットでダメ助っ人の烙印を押されつつあったメンチも3安打とようやく覚醒か? 矢野の代役として結果を見せていた狩野に代わり、プロ初スタメンに抜擢された岡崎も3打数3安打と見事に期待に応えた。しかし、手放しで喜んでもいられない。ロッテから緊急移籍のソニックは7回5失点KO。代わったウィリアムスも一死しか取れずに4失点の大炎上。更に、アポリー中尉は危険球退場と投手陣はガタガタで野手陣に借りを作った格好だ。広島も大竹が5回で10安打を浴びてKO。開幕3連戦で好投し、今年こそ劇場閉鎖…と期待された永川も悪夢の4失点。まだまだ劇場閉鎖は果たせそうもない様だ。ブラウン監督は初回に早々と退場し、監督としては史上最多タイの7度目(4年連続は監督としては史上初)の記録を樹立。過去6度の退場時は全勝と言う不敗神話を誇っていたが、その神通力も永川の劇場パワーの前には形無しだった

◆E6−0H
開幕連勝の球団新記録を伸ばし続ける楽天はこの日も出だしから好調。2回に横川のタイムリーで先制すればる、3回には好調・中村紀,山崎武の連続タイムリーで3点を追加。7回には鉄平のタイムリー等で2点を奪い、ダメ押し。地元開幕戦で満を持しての登板となった田中は三塁を踏ませぬ好投で4安打完封。楽天は球団新の開幕4連勝となった。ソフトバンクは本多が3安打と一人気を吐いたが、3番以下の出塁はエラーと1四球のみのノーヒットと完全に沈黙。来日初登板の新助っ人・ローも7回6失点KOと不本意な内容に終わった。

◆F9−1M◆
初回、無死一、三塁のチャンスを悪夢のトリプルプレーで逃したロッテだが、2回に井口の史上7人目となる全打順アーチで先制。開幕4連敗は何としても回避したい日本ハムは5回に開幕3連戦で怒濤のインケツパワーを充電しまくったあの男から移籍初となる同点アーチが飛び出すと、7回には鶴岡,田中のタイムリーで3点を勝ち越し。8回にも5長短打を集中。試合を決定付ける一挙5点のビッグイニングを作り、ようやく今季初勝利。スーパーさぶ・多田野は8回を無四球の1失点と好投で白星をゲット。一方、水島の呪いの余波が懸念される唐川は6回1/3を2失点とまずまずの内容だったが、打線の援護に恵まれず、黒星スタートとなった。

◆L8−3Bs◆
各所でWBC落選組の活躍が目立っているが、この日は同じく落選組の岸が登場。2回に後藤に先制2ランを被弾するが、以降は付け入る隙を許さない好投で追加点を与えない。これまた落選組の細川のタイムリーで1点を返した西武は4回には年に3本出るかどうかの礒?の一発等で逆転に成功。6回にはボカチカのタイムリー三塁打等で3点、8回には3連続二塁打で2点を追加し、試合を決定付けた。勝っても負けても5点は奪う西武打線はこの日も元気一杯。岸はWBC使用球はからっきしでも、NPB使用球なら十分やれる所を見せつけた

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