菊地和正

April 15, 2009 22:58

◆S2−6G◆
序盤は両軍共に拙攻合戦となったが、3回、巨人野手陣がもたついている隙にヤクルトが1点を先制。12球団からの白星に巨人のみを残してリーチをかけている木田画伯だか、4回、3連続四死球で無死満塁のピンチを作り、阿部にタイムリー,坂本に犠飛を許して、あっさり形勢逆転。ヤクルトも5回に無死満塁とし、クリーンアップに繋ぐ最高の場面を作ったが、青木は簡単に初球を打ってどん詰まりのサードゴロ,デントナはセカンドへのファールフライとあえなく凡退。続くガイエルもボテボテのピッチャーゴロに倒れるが、ボテボテだったのが幸いして、これがタイムリー内野安打となって試合は振り出しに。しかし、直後の6回、巨人は二死二、三塁から鈴木,キムタクの連続タイムリーで3点を勝ち越し。ヤクルトはその裏、一死二塁のチャンスを逃すと、7,8回もゲッツーでチャンスを潰す始末。ヤクルトが攻めあぐねているうちに巨人は9回、亀井のタイムリーでダメ押し。最後はクルーンが締めて、これで巨人は引き分けを挟んで6連勝。先発・グライシンガーは7回2失点で2勝目をあげた。ヤクルトは木田画伯を引っ張り過ぎたのが裏目。2併殺10残塁の拙攻も痛かった。圧倒的な強さは感じないながらも、着実に連勝を伸ばしている巨人だが、またもやアルフォンゾが干されてまくっているのは何とも残念だ。

◆T2−9D◆
阪神先発・下柳が立ち上がりから大荒れ。いきなり先頭の荒木に死神ボールを食らわせると、井端を歩かせ、一、二塁。森野はゲッツーに仕留めたものの、続くブランコにも死神ボールが炸裂。ここでベンちゃんに先制タイムリーを許すと、続く2回には荒木にタイムリー二塁打を浴び、2点目を献上。2点を追う阪神はその裏、関本のタイムリー二塁打で1点を返すと、3回にはシャア少佐の二塁打等で同点。中盤は膠着状態に陥り、同点の儘、試合は終盤へ突入。3回以降ノーヒットとすっかり立ち直りを見せていた下柳だったが、7回、一死から連打を浴びると、キュラソ星人のタイムリーエラーで勝ち越し点を献上。更に、満塁とピンチを広げた所で森野に走者一掃の三塁打,ブランコにもタイムリーを浴びて、ついにKO。中日は9回、川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに飛び出したベンちゃんの4号2ランでダメ押し。投打に精彩を欠いた阪神は引き分けを挟んで4連敗となってしまった

◆C3−2YB◆
メカゴジラのエラーで先制を許した横浜だが、4回、そのメカゴジラが汚名返上の2点タイムリーを放ち、逆転。1点を追う広島は5回、2つの死球で貰ったチャンスに赤松が同点犠飛を打ち上げると、続く6回にはまたも死球で貰ったチャンスに喜田がタイムリー二塁打を放ち、勝ち越しに成功。以降、広島は必死の継投で横浜の反撃をかわし、最後は守護神・永川が締めて、1点のリードを守りきった。先発の偽ハンカチ王子・斉藤は5回もたずに降板となったが、後を継いだリリーフ陣がきっちり仕事を果たした格好だ。今季初の3連勝に失敗した横浜は来日初登板のマストニーが6回3失点で初黒星。と言っても2安打しか打たれておらず、制球が定まれば、今後も使えそうなメドは立った模様だ。

◆H2−2L
初回、無死三塁の大ピンチを切り抜けたソフトバンクは2回、一死一、三塁から森本が犠飛を打ち上げ、1点を先制。リードを貰ったばかりのホールトンだったが、3回、突如、制球を乱し、3つの四球を許すなど、押し出しでむざむざ同点とされる体たらく。4回にも無死三塁のチャンスを潰してしまった西武だが、7回、二塁打のG.G.佐藤を礒?が送った所で細川が勝ち越しタイムリー。しかし、その裏、ソフトバンクは2四球で掴んだ一、二塁のチャンスに川崎がタイムリーを浴びせて、再び同点。9回、二死一、三塁とサヨナラのチャンスを逃してしまったソフトバンクは延長に入ってからも、10回一死一、二塁,11回一死一、二塁とサヨナラのチャンスを悉く潰す始末。ラストイニングとなった12回も3四死球で一死満塁のチャンスを貰いながら、城所,代打・中西と倒れて、結局、勝ち越せずにドロー。13四死球とチャンスを貰いまくりながら、1併殺16残塁の大拙攻で、力投した投手陣を見殺しにしてしまった

◆F11−5Bs◆
ローズのタイムリー等で2点のリードを貰った偽バファローズ先発・山本だが、3回、4連打で追い付かれると、更に、小谷野に被弾し、この回4失点。6回に後藤,坂口のタイムリーでようやく追い付いたのも束の間、その裏から、山本を下げて継投モードに入った偽バファローズのリリーフ陣が7失点の大炎上で試合を付けられ、連勝は4でストップ。日本ハムは3番手の菊地が5年目にして悲願のプロ初勝利をマーク。打っては小谷野が4安打4打点の大当たり。金子誠は7試合連続二塁打のプロ野球新記録を達成。因みに、偽バファローズ5番手・ボーグルソンが2回を投げて、6者連続三振と言う圧巻の投球を見せたが、既に、6点ビハインドとあって、全く大局に影響を及ぼさなかった。

4/15 唐川◆M7−1E◆
開幕早々、人事問題等でバタついている有様に嫌気がさして、連敗モードに陥っているロッテだが、この日はベニー松山のタイムリー等で2点を先制。3回に高須のタイムリーで1点を返されるも、その裏、早川の三塁打等で再び2点差と突き放す。5回には井口の走者一掃タイムリー二塁打で中押しの2点を追加。8回には早坂,今江の連続タイムリーでダメ押し、連敗を6でストップさせた。先発・唐川はストライク先行の持ち味を生かした投球でヒットを浴びながらも要所を締めて、7回1失点で今季初勝利。ロッテ先発投手の白星はこれが今季初だった。


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