稲田直人
August 06, 2009 23:10
◆D2−9T◆
川相抜きで後半戦を戦わなくてはならないと言う絶体絶命の状況に追い込まれている中日。事態の重さを分かっていない落合監督はまたもや川井の先発起用でお茶を濁そうとするが、所詮、カワイであって川相ではない川井ではチームの空気を変える事は出来ず、初回から、一死一、二塁のピンチを背負うと、キュラソ星人,新井,ブラゼル.桜井と4連続二塁打を浴びて、いきなり悪夢の5失点。更に、続く2回には井端のエラーで足を引っ張られるなど、二死一、二塁のピンチ。川相不在の重さを痛感し、落胆の色を隠せない川井はここで新井に11号3ランを被弾し、早くも大量8失点。中盤は落ち着きを取り戻したものの、6回にまたも新井に犠飛を許して、9点目を献上し、この回限りで失意のKO。一方、阪神先発・ソニックはタイムリー欠乏症に苛まれる中日の拙攻にも助けられながら、7回まで無失点の好投を展開。8回にブランコのタイムリーで2点を失ったが、最後は渡辺が中日の反撃を断ちきった。ソニックは8回2失点で6勝目。新井は3安打6打点の大爆発だった。川井は今季初黒星となり、開幕からの連勝は11でストップした。
◆YB4−3S◆
ヤクルト先発・村中の荒れ球に序盤は的を絞れずにいた横浜だが、4回、村田,メカゴジラと連打を浴びせると吉村が歩いて無死満塁。一死後、石川が犠飛を打ち上げ、1点を先制。ヤクルトも6回に無死三塁から田中の犠飛で同点とするが、その裏、横浜は村田の22号ソロで再び勝ち越し。続く7回には二死満塁からメカゴジラのタイムリーで2点を追加。粘るヤクルトは8回、連続四球で貰ったチャンスにデントナのタイムリーで1点を返すと、ガイエルのサードゴロの間にも1点を加え、1点差まで詰め寄ったが、9回は6番手・山口の前に三者凡退に斬って取られ、万事休す。横浜先発のグリンは7回まで1失点の好投で5月9日以来となる3勝目をあげ、自身の連敗を6でストップさせた。
◆H5−13M◆
西岡の8号先頭打者アーチで先制されたソフトバンクは2回、二死一、二塁から森本,本多の連続タイムリー三塁打で3点を奪い、一気に逆転。2点を追うロッテは4回、バーナムJr.のタイムリー二塁打で同点とすると、続く5回には無死一、二塁からサブローが勝ち越しタイムリーを放ち、ソフトバンク先発・大場をKO。更に、2番手・三瀬から大松,竹原と連続タイムリーを浴びせて、この回4点。続く6回には大松が14号2ランを叩き込むと、8回には一死満塁から橋本将が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、試合を決定付けた。先発の成瀬は7回3失点で5勝目をマーク。敗れたソフトバンクは9回にドラ1ルーキー・巽をプロ初登板させたが、最初の打者・塀内にいきなり被弾するほろ苦いデビューとなった。
◆L4−7F◆
1,2回と得点圏に走者を進めながら、先制出来ずにいた日本ハムだが、3回、田中,ミスタースナイパー・坪井,稲葉の3連打でようやく先制。続く4回には二死一塁から田中のタイムリー二塁打で2点目。日本ハム先発のスーパーさぶ・多田野の前に5回までノーヒットに抑え込まれていた西武は6回に反撃を開始。一死から片岡がチーム初安打を放つと、栗山が歩いた後、中島が走者一掃のタムイリー二塁打を放ち、一気に同点。直後の7回、稲葉の13号2ランで勝ち越されるが、8回、栗山のタイムリー三塁打,中村の犠飛で再び同点。4−4で迎えた土壇場9回、日本ハムは二死満塁の場面で代打・稲田がタイムリーを放ち、2点を勝ち越し。更に、続く金子誠にもタイムリーが飛び出し、ダメ押し。その裏、守護神・武田久がきっちり抑えて、逃げ切った。3番手の建山は1回を2失点と不本意な内容ながら、3勝目が転がり込んだ。
◆Bs4−7E◆
5回まで5安打を浴びせながら、一向に得点を奪えない楽天に対して、偽バファローズは5回、先頭の北川が内野安打で出ると続く濱中が5号先制2ラン。続く6回には大引が5号ソロを叩き込み、1点を追加。7回から先発・平野を下げ、2番手に香月を投入するが、これが裏目。先頭の嶋に内野安打を許すと、一死後、渡辺直,鉄平と連続二塁打で2点を失い、KO。3番手・大久保は二死を取った後、連続四球で満塁とすると、青波の長瀬に2点タイムリー二塁打を浴び、逆転を許す始末。土壇場9回、楽天は福盛を投入し、逃げ切りを図るが、代わりばな代打・フェルナンデスに11号同点ソロを放り込まれ、試合は延長に突入。ラストイニングとなった12回、10回から投げ続けて3イニング目となった守護神・加藤に対し、楽天は一死からリンデンのヒット,渡辺直の四球で一、二塁とすると、鉄平が走者一掃のタイムリー三塁打を放ち、ついに2点を勝ち越し。更に、この後、内野ゴロの間にダメ押しの1点を追加。その裏、4イニング目も続投となった福盛が3人で仕留めて、4勝目を手にした。
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June 17, 2007 20:04
◆H1−2G◆
0−0で迎えた3回、巨人は二死走者なしからマッスル千代の富士,松田記者,ガッツの3連打で1点を先制。その裏、ソフトバンクも一死一、二塁から小久保がタイムリーを放ち、同点。巨人は5回,7回と二死二塁のチャンスにいずれもガッツが敬遠され、勝負された李が悉くチャンスを潰し、勝ち越し点を奪えない。一方、ソフトバンクは8回から内海に代わってマウンドに上がった林を攻め、無死満塁の大チャンス。大村が空振り三振に倒れた所で巨人が林から豊田にスイッチすると、これを見た王さんは切り札の主砲・松中を代打に投入。期待を一身に背負って打席に入ったものの、水島の呪いに苛まれている松中は豊田の渾身のストレートの前にあえなく空振り三振に倒れると、続く柴原も三振を喫して、三者残塁。ピンチを逃れた巨人は土壇場9回、和田に代わる2番手・ニコースキーから先頭の代打・大道が二塁打を浴びせると、一死後、3番手・水田に対して、松田記者がタイムリー二塁打を放ち、ついに均衡を破る勝ち越し点をゲット。最後は上原が3人で締めて、今季の対ソフトバンクは4戦全勝となった。
◆F1−0D◆
中日は初回、二死一、二塁のチャンスを逃した事で日本ハム先発・グリンを調子づかせてしまい、以降もゼロを並べるばかり。一方、中日先発・中田も川相不在の重さを痛感し、制球に苦しみながらも、ひたすら援護を待って、8回まで無失点に抑え、試合は0−0の儘、土壇場9回へ突入。中日は二死からピンキー井上がレフト前へ弾き返し、ついにグリンをKOするも、代わった武田久の前に中村公があえなく三球三振に倒れて、結局、無得点。すると、その裏、日本ハムは四球で歩いた高橋をミスタースナイパー・坪井が送った所で稲田がセンター前へタイムリーを浴びせて、劇的なサヨナラ勝ち。武田久は僅か3球で3勝目が転がり込んだ。中田は申し分ない投球で完投したものの、打線に見殺しにされ、4敗目。
◆L5−4C◆
江藤のタイムリーエラーで先制された西武は2回に細川の2ランで逆転するも、それも束の間、直後の3回、石原にタイムリーを許して、同点。6回にG.G.佐藤の15号2ランで勝ち越すも、広島もすかさず7回に嶋が2点タイムリー二塁打を放ち、再び試合は振り出しに。4−4で迎えた土壇場9回、広島は同点の場面ながらも守護神・永川を投入するが、これが誤算。いきなり先頭野代打・栗山に二塁打を浴びると、続く福地の犠打を三塁へ野選。ここで片岡にライト前へ運ばれ、サヨナラ負け。これで広島は4連敗。一方、西武は4連勝となった。
◆M0−0T◆
屈辱の二軍落ちから復帰後、調子を上げてきている阪神先発・太陽の子エステバン・ジャンがこの日も6回を投げて無失点と好投を展開。しかし、肝心の味方打線はロッテ先発・成瀬の快投の前に手も足も出ず、一向に先制点を奪えない。1点も奪えないなら、1点も与える訳にはいかないとばかりに阪神は万全を期して、無失点投球のジャンを6回で退け、7回からウィリアムスを投入。9回からは久保田を注ぎ込み、試合は延長に突入。依然として続投の成瀬は10回も3人で退け、この回でお役御免。その裏のサヨナラを期待したが、一死から二塁打を放った渡辺を返す事が出来ず、成瀬の白星はお預けに。ロッテは11回から薮田,12回から小林雅と、前日、炎上したリリーフ陣が汚名返上の好投で抑えたものの、11回から登板した藤川の前に決勝点を奪う事が出来ず、結局、両軍無得点の儘、12回規定で引き分けに終わった。
◆Bs6−5S◆
立ち上がりからピリッとしない偽バファローズ先発・川越に対し、初回のチャンスは逃したヤクルトだが、続く2回に一死満塁と攻め立てると、青木がライトスタンドへ先制10号グランドスラム。4回には寿司職人ラミレスのタイムリーで1点を加え、川越をKO。投げては先発・石井一が5回まで散発2安打無失点の好投を見せており、ヤクルトの楽勝ペースと思われた。しかし、6回、石井一が突如制球を乱して、3連続四球で無死満塁とすると、宮本のタイムリーエラーで1点を献上。更に、この後、北川,下山のタイムリーで3点を失い、KO。これで勢いづいた偽バファローズは8回には代打・後藤のタイムリーでついに同点とし、延長に持ち込むと、迎えた10回、先頭のアレンが来日初アーチとなるサヨナラ弾を叩き込み、逆転勝ちを収めた。
◆E3−2YB◆
初回、メカゴジラのタイムリーで先制された悪の温床・楽天だが、2回、二死一、二塁から3年ぶりの一軍出場となる中島が2点タイムリー二塁打を放ち、逆転に成功。更に、嶋が内野安打で繋いだ所で渡辺直にもタイムリーが飛び出し、この回、3点。悪の温床・楽天先発・朝井は逆転して貰った直後の3回にガッツな貴公子・仁志の犠飛で1点差と詰め寄られるも、以降は落ち着いた投球で横浜打線を翻弄。完投目前となった9回、一死からメカゴジラを歩かせた所で降板となったが、守護神・福盛が後続を断ち、1点差を守りきった。敗れた横浜の連勝は5でストップ。
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