秋山拓巳

September 12, 2010 21:04

◆G5−1C◆
広島先発の偽ハンカチ王子・斉藤に対し、巨人は初回、坂本がレフトスタンドへ29号先頭打者アーチを叩き込むと、一死後、ガッツもレフトスタンドへ32号ソロを放り込み、この回2点。5回には先頭のゴンザレスが歩くと、二死後、ガッツがヒットでチャンスを広げた所で寿司職人ラミレスがタイムリーを放ち、1点を追加。直後の6回、広島は木村がヒットで出ると、続く天谷がタイムリー二塁打を放ち、巨人先発・ゴンザレスをKO。更に、嶋が死球を食らい、一、二塁とするも、ルパン広瀬はファーストへのファールフライ。石井タクロー,代打・求道者・前田と連続三振を喫して、1点止まり。その裏、巨人は2四死球で二死一、二塁のチャンスで投手の山口に代打を送り込むと、山口は見事にレフト前に弾き返して、チャンスを広げ、続く坂本のタイムリー二塁打で貴重な2点を追加。8回途中からは越智−クルーンとパーフェクトリレーを見せ、広島を3タテ。ゴンザレスは5回0/3を1失点で凌ぎ、5勝目を挙げた

◆D5−2YB◆
中日は初回、荒木の内野安打,大島の二塁打で無死二、三塁とすると、森野が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ20号先制3ラン。3点を追う横浜は4回、先頭のハーパーが二塁打を浴びせると、二死後、カスティーヨが17号2ランを放ち、1点差。しかし、その裏、中日は先頭の藤井が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに今季初アーチをぶち込み、1点を追加。5回一死満塁,6回二死二塁のチャンスは逃したものの、7回、一死二塁から森野がこの日4安打目となるタイムリーを放ち、ダメ押しの1点を追加。8回は浅尾が無失点に抑えて、日本新の56HPを達成。最後は守護神・岩瀬が締めて、逃げきった。先発・中田賢は6回を2失点で6勝目をマーク

9/12秋山◆T5−0S◆
初回、阪神は一死から平野がライト前へ弾き返すと、鳥谷が先制のタイムリー二塁打。続く新井もレフト前へタイムリーを放つと、ブラゼルもヒットで続いたが、キュラソ星人,J.マッケンジーと打ち取られ、2点止まり。2回以降、ヤクルト先発・村中の粘りの投球の前に追加点を挙げられずにいたが、7回、二死三塁から投手の秋山がレフト前へプロ初打点となるタイムリーを放つと、マット・マートン,平野も連打に青木のエラーが重なり、1点を追加。8回にはJ.マッケンジーのタイムリー二塁打でダメ押しの5点目。先発・秋山は散発4安打無四球と三塁も踏ませぬ好投でヤクルト打線を封じ込め、プロ初完投初完封で3勝目を飾った

◆H2−0F◆
8月1日以来の先発となる八木は初回、一死二塁のピンチは切り抜けたが、続く2回、先頭のハマのスペランカーに二塁打を浴びると、その後、2四球を許して、二死満塁のピンチ。ここで川崎に押し出し死球を食らわせて、先制点を献上。続く本多は打ち取り、被害を最小限に留めたものの、精彩を欠く投球におかんむりの梨田監督はこの回限りで早くも八木に降板指令。2番手・榊原は3,4回と無失点の好投を見せていたが、5回、二死から本多に右中間突破の二塁打を浴びると、続くオーティズにタイムリーを許して、2点目を献上。ソフトバンクは7回二死一、二塁,8回二死満塁のチャンスを逃したものの、ファルケンボーグ,馬原と繋ぐ必勝パターンが決まり、二塁すら踏ませない完封リレーを達成。先発・大隣は7回を無四球2安打無失点の快投で4勝目を挙げた

◆L14−3M◆
何とか西武の独走を阻止したいロッテは初回、フクーラの走者一掃タイムリー二塁打で2点を先制。しかし、その裏、西武は栗山のタイムリーで1点を返すと、一死一、三塁から中村が20号3ランを叩き込み、一気に逆転。1点ずつ取り合って迎えた3回裏には阿部がタイムリーを放つと、4回には高山が10号グランドスラムをぶち込み、10点目。更に、7回には大島が2号2ランを叩き込むと、8回にも代打・平尾の走者一掃タイムリー二塁打で2点を加え、ダメ押し。先発の帆足は尻上がりに調子を上げて、8回を3失点で切り抜け、11勝目。西武はこれでマジックを1つ減らして、7とした。

◆E9−4Bs◆
偽バファローズは初回、四球の坂口を森山が送ると、二死後、カブレラがレフト前へ先制タイムリー。北川が二塁打で続き、二、三塁となった所でバルディリスがレフトスタンドへ13号3ランを放り込み、早くも4点のリード。しかし、その裏、楽天は聖沢の3号先頭打者アーチで1点を返すと、続く2回には二死から枡田が歩くと、3連打で1点差と詰め寄り、偽バファローズ先発・近藤をKO。4回には一死一、三塁から鉄平が同点犠飛を打ち上げると、続く山崎が歩いた所で草野にタイムリーが飛び出し、勝ち越しに成功。勢いが止まらない楽天は6回には鉄平が9号2ラン,7回には渡辺のタイムリー三塁打,8回にも西村のタイムリー三塁打で着々と加点。初回こそ炎上したラズナーだが、2回以降は立ち直り、6回まで追加点を許さず、5勝目を飾った

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August 28, 2010 23:34

◆C4−1G◆
広島は初回、巨人先発・福田の制球難をつき、連続四死球の後、赤松の犠打,栗原の犠飛とノーヒットで1点を先制。更に、嶋がライトオーバーのタイムリー二塁打を放ち、2点目を追加。毎回走者を出しながらも、打線が繋がらず、残塁を量産するばかりだった巨人は6回、一死一、三塁から暴投でタナボタの1点をようやく獲得。しかし、その裏、広島は四球の栗原を二塁へ進めた所でルパン広瀬がレフトスタンドへ9号2ラン。土壇場9回、巨人は抑えの横山に対し、二死走者なしから脇谷,松本と連打を浴びせると、坂本が四球を選んで、満塁のチャンスを掴むが、反撃もここまで。代打で登場したマッスル千代の富士がレフトへ打ち上げて、ゲームセット。10安打を放ちながら、僅か1点しか奪えず、広島には僅か2安打しか許していないにも拘わらず、4点を奪われるチグハグな展開で敗れた巨人はまたも阪神と入れ替わりで首位陥落となった。広島先発のジ・oは5回1/3を1失点に留める粘りの投球で6勝目

◆YB3−5D◆
2回、中日は一死からブランコが死球を食らうと、野本が先制のタイムリー二塁打。続く堂上直がヒットで繋ぎ、一、三塁とした所で小田が犠飛を打ち上げ、2点目。3回には連続四球で無死一、二塁のチャンスにベンちゃんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに31号3ランをぶち込んで、3点を追加。5点を追う横浜は4回、村田の21号ソロで1点を返すと、7回には二死走者なしから石川のヒット,ハーパーの死球に小田の捕逸で二、三塁とした所でまたも村田がライト前へ2点タイムリーを放ち、中日先発・山本昌をKO。更に、スレッジが歩いて、一、二塁とチャンスを広げたが、下園がショートライナーに倒れて、追加点ならず。続く8回の二死一、二塁のチャンスも石川が倒れて、モノに出来ず、9回は昨日は攻略した守護神・岩瀬に雪辱を果たされた。山本昌は6回2/3を自責点2で切り抜け、3連勝

8/28秋山◆S2−9T◆
初回に新井のタイムリーで先制されたヤクルトは2回、一死三塁から宮本がレフト前へ同点タイムリー。追い付かれた阪神は直後の3回、エラーで出たマット・マートンを平野が送った所で鳥谷が勝ち越しのタイムリー二塁打。5回にはマット・マートンが15号ソロ,6回には新井が16号ソロと一発攻勢で加点。9回には一死満塁からマット・マートンが走者一掃のタイムリー二塁打を浴びせると、二死後、鳥谷,新井,ブラゼルのクリーンアップ3連打で2点を加え、この回一挙5点のビッグイニングで試合を決定付けた。阪神先発の高卒ルーキー・秋山は制球に苦しみながらも5回を1失点で食い止め、プロ初勝利。阪神はまたも巨人を抜いて、単独首位に再浮上した。

◆H6−9M◆
連勝で首位固めを図りたいソフトバンクだったが、エース・杉内がよもやの大乱調。初回、一死二塁から3連続四死球をかまして、押し出しで先制点を献上すると、今江に犠飛を許した後、大松には16号3ランを被弾し、大量5失点。2,3回は走者を背負いながらも、何とか切り抜けるが、4回、一死一塁から連続四球で満塁のピンチ。二死後、金,フクーラと連続押し出し四球を犯し、あえなくKO。更に、代わった藤岡が今江に2点タイムリーを浴び、9点目を献上。その裏、ペタジーニの犠飛でようやく1点を返したソフトバンクは6回に小久保のタイムリーとハマのスペランカーの2戦連続22号2ランで3点、7回にもハマのスペランカーのタイムリー等で2点を返し、3点差。土壇場9回には守護神・小林宏を相手に二死から松田の四球,小久保のヒットで一、二塁と一発同点の場面でこの日3安打3打点のハマのスペランカーに回す絶好の展開を作ったが、セカンドフライを打ち上げて、万事休す。これで再びロッテに同率で並ばれる事となった。ロッテ先発・吉見は6回4失点ながら、大量援護に恵まれ、6勝目

◆L5−5E◆
初回、楽天は二死から連続四球で一、二塁とした所でルイーズがレフト前へ先制のタイムリー。2,3,4回と悉く得点圏に走者を進めながら、あと一本が出ずにいたが、5回、先頭の鉄平が三塁打を浴びせると、山崎がレフト前へタイムリー。更に、続くルイーズがライトスタンドへ10号3ランを放り込み、4点目。5回まで1併殺7残塁と拙攻を繰り広げてきた西武だが、6回、一死二、三塁から代打・平尾がレフト前へタイムリーを放ち、2点差。8回、楽天は西武の拙守に乗じて1点を追加するが、その裏、西武は一死満塁から片岡の2点タイムリー,小山の暴投で3点を返して、一気に同点。試合はその儘、延長に突入したが、いずれも勝ち越し点を奪えず、今季パ・リーグ最長5時間23分の死闘の末、12回規定でドローに終わった。

◆Bs2−1F◆
日本ハム先発・ダルビッシュに対し、偽バファローズは2回、先頭のティー岡田のセンター前ヒットを皮切りに、北川,バルディリス,前田大と4連打を浴びせて、2点を先制。直後の3回、日本ハムは飯山のヒット,田中の四球の後、劇団ひちょりが送って、二、三塁と一打同点のチャンス。しかし、稲葉,小谷野の3,4番が打ち取られ、無得点。7回にも2本のヒットで二死一、二塁とするも、田中が打ち上げて、二者残塁。しかし、8回、この回から代わった鴨志田に対し、一死から稲葉の二塁打,小谷野のタイムリーで1点差。更に、3番手・香月から陽が犠打を決め、二死二塁としたが、怒濤のチャンスブレイカーの名を欲しい儘にするあの男がサードへの凡ゴロに倒れる本領発揮のチャンスブレイクで同点ならず。9回も続投した香月が無難に抑えて、偽バファローズが逃げ切った。先発の中山は7回を無失点の好投で2年ぶりの白星

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