石井琢朗

June 04, 2010 23:56

6/4坂本◆G7−6F◆
初回、日本ハムは稲葉,巨人はプロ入り初めて2番に起用されたマッスル千代の富士がソロアーチを打ち合うと、2回にも大野のタイムリー二塁打,阿部の13号ソロで1点ずつ取り合い、2−2。巨人は3回にもガッツが14号ソロと、3イニング連続のソロアーチで勝ち越しに成功。しかし、日本ハムは5回、劇団ひちょりのタイムリー三塁打で追い付くと、更に、小谷野のタイムリー二塁打,糸井の4号2ランで3点を勝ち越し。追いかける巨人は6回、先頭の阿部がこの日2本目となる14号ソロを放り込むと、二死二塁から代打・小田嶋のタイムリーで1点差。8回には一死から長野がヒットで出るが、ここで代わった4番手・武田久の前に亀井がレフトフライ。更に、ここで長野が牽制で刺されて、無得点。土壇場9回、続投となった武田久は、まず先頭の脇谷を三振に斬って取り、ようやく今季初セーブが視界に入ってきたが、ここで日本一高価な代打要員・李に死球を食らわせると、代走・鈴木尚の足が気になったか、ここまで4タコの坂本に甘い所に投じてしまうと、これがバックスクリーンへ一直線に飛び込む13号2ランとなり、逆転サヨナラ負け。武田久は今季初セーブどころか、一転して負け投手となった。巨人4番手・山口は2回をパーフェクトと久々に山口らしい好リリーフを見せ、3勝目が転がり込んだ。

◆C5−4H◆
川崎の4号先頭打者アーチで先制したソフトバンクは更に、二死満塁から今季初スタメンに抜擢された江川のタイムリーで1点を追加。2点を追う広島はその裏、栗原の犠飛で1点を返すと、4回には二死二、三塁から石井タクローの2点タイムリーで一気に逆転。更に、石原が敬遠された後、投手のスタルツが走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、この回一挙4点。直後の5回、ソフトバンクは二死二塁からハマのスペランカーが9号2ランを放り込み、1点差。7回には二死からオーティズが四球を選び、広島先発・スタルツをKO。ここで前の打席に一発を放っているハマのスペランカーに期待が懸かったが、代わった岸本の前にライトフライに打ち取られ、無得点。広島は8回から高橋−横山と繋いで、1点のリードを守りきった。スタルツは6回2/3を4失点で3勝目をあげた

◆D5−4M◆
中日は初回、四球の荒木を二塁へ進めると、森野がセンター前へタイムリーを放ち、1点を先取。一方、ロッテは3回、二死から西岡が四球を選ぶと、今江のタイムリー二塁打で同点のホームイン。続く4回にはノーヒットで一死満塁のチャンスを掴むも、大嶺,南と倒れて、勝ち越しならず。同点で迎えた6回、ロッテは先頭の大松がライトスタンドへ11号ソロを放り込み、勝ち越しに成功。8回には二死一、二塁から今江が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、2点を追加。その裏、中日は荒木が四球で出るも、続く大島が最悪のセカンドゴロゲッツー。しかし、森野の四球,今江のエラーとタナボタのチャンスを再び作った所でベンちゃんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ17号3ランを叩き込み、一気に同点。これで流れを引き寄せたか、中日は続く9回にも二死満塁と絶好のサヨナラチャンスを作るも、ブランコがレフトへ打ち上げて、試合は延長に突入。迎えた11回、中日は荒木の内野安打、森野の敬遠四球等で二死二、三塁とすると、先のチャンスを潰したブランコがレフト前へ名誉挽回のタイムリーを放ち、サヨナラ勝ちを収めた。5番手の平井は2回をノーヒットの好リリーフで今季初勝利。

◆T6−2Bs◆
0−0で迎えた4回、ここまで6人もの走者を出しながら、残塁を量産するばかりだった阪神はJ.マッケンジー,桜井の連打で一、三塁とすると、一死後、投手の下柳がライト前へ先制のタイムリー。なおも一、三塁の場面で鳥谷のファーストゴロの間に桜井が返って、2点目。続く5回には新井,ブラゼルの連打の後、J.マッケンジーが犠飛を打ち上げ、3点目。6回には二死から平野,マット・マートン,新井の3連打で1点をあげると、7回にも代打・悠久の若虎・桧山のタイムリー,鳥谷の犠飛で2点を加え、6点目。偽バファローズは8回に坂口のタイムリー内野安打,9回にハイツ田口の犠飛で1点ずつ返したが、反撃が遅過ぎた。阪神先発・下柳は7回を4安打無失点に抑える好投で3勝目をマークした

◆S12−6L◆
ヤクルトは西武先発・帆足の前に1,2回と三者凡退。しかし、3回、先頭の宮本が四球で出ると、二死二塁となった所で青木が先制タイムリー二塁打。5回には二死一、三塁からまたも青木がタイムリーを浴びせるとブラウンのエラーが重なり、2点を追加。更に、田中が内野安打で繋いだ所でガイエルが14号3ランを叩き込み、6点目。西武は6回、二死走者なしから中島の二塁打,栗山のタイムリーでようやく1点。更に、ブラウンのヒット,高山の四球で満塁とし、ヤクルト先発・バーネットをKOするが、代わった増渕の前に代打・礒?がレフトフライに倒れて、1点止まり。8回にはブラウンが12号ソロを叩き込み、点差を縮めるが、その裏、ヤクルトは相川の2号ソロや3連続タイムリー等、集中攻撃で一挙6点のビッグイニングを形成し、ダメ押し。西武は9回に代打・中村に14号グランドスラムが飛び出しただけに、8回の6失点が悔やまれる結果となった。暫定ストッパーに任命されながら、一度として出番が回ってこないうちに林の復帰にメドが立ち、先発に舞い戻ってきたバーネットは6回途中まで1失点に抑え、久々の3勝目。ヤクルトの神宮での白星は5月1日以来、実に34日ぶり。

◆YB0−12E◆
楽天打線が序盤から大爆発。初回、連打で一、三塁とした所で鉄平が先制犠飛。この後、二死二、三塁のチャンスを逃すと、2回にも無死一、二塁のチャンスを逸したが、続く3回、鉄平,中村紀が連続アーチ。更に、山崎が死球を食らった後、草野,嶋,渡辺直の3連打で2点を追加。二死後、高須にもタイムリーが飛び出し、この回大量5点。更に、4回には嶋が2号2ラン,6回には山崎が12号ソロと着々と加点。終盤にも得点を重ねて、計19安打12得点。投げては4人の投手が散発5安打の完封リレーを決め、完勝。今季初先発の井坂は6回を無失点の好投で今季初白星となった

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September 19, 2009 23:35

9/19 クルーン◆S3−6G◆
8月25日以来白星から遠ざかり、最多勝のタイトルにも黄信号が灯っているヤクルト先発・館山はこの日も立ち上がりからピリッとせず、二死から四球と連打で満塁とした挙げ句、好調・阿部に29号グランドスラムを被弾し、あっと言う間に4失点。一方、巨人先発・久保も1,2回と2人ずつ走者を許す苦しい投球。そこまでは何とか凌いだものの、3回、二死二塁からデントナに約1ヶ月ぶりとなる20号2ランを被弾。5回には二死一、二塁のピンチを迎え、勝利投手の権利まであと一人と言う所で無念のKO。代わった藤田もガイエルにタイムリーを浴び、1点差。2回以降立ち直りを見せていた館山だったが、6回、一死満塁のピンチで坂本にタイムリーを浴び、降板を余儀なくされ、またも白星ならず。巨人は続く7回にも寿司職人ラミレスの28号ソロで1点を追加。越智−山口と繋いで、最後を任された守護神・クルーンは一死から振り逃げ1つを含む三者連続三振で締め、通算150セーブを達成した。通算250試合目での達成は小林雅の314試合を大幅に上回る史上最速記録。2回を無失点に抑えた3番手・越智に8勝目がついた。巨人のマジックは1つ減って6。

◆D5−2YB◆
初回、中日は四球の井端が内野ゴロと捕逸で三進すると、森野のタイムリーで先制のホームイン。続く2回には3連打で無死満塁と絶好のチャンスを作るが、谷繁,小笠原と連続三振。井端もセカンドゴロに倒れて、3人の走者は釘付け。続く3回には荒木,森野の連打の後、ブランコはセカンドゴロに倒れるも、山崎のタイムリーエラーでタナボタの2点目。なおも一、三塁のチャンスだったが、ベンちゃんはファーストフライ,李はセカンドゴロゲッツーを食らい、1点止まり。効率の悪い攻撃に業を煮やしたか、続く4回、先頭の平田が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに2号ソロを叩き込むと、四球の谷繁を小笠原が送った所で井端がタイムリーを放ち、4点目。更に、7回にはブランコのタイムリー二塁打で1点を追加。横浜は8回に山崎のタイムリー内野安打でようやく1点を返し、9回には先頭のジョンソンの23号ソロで2点目をあげると、更に、メカゴジラが四球。代わった3番手・浅尾から吉村がいきなり死球を食らい、無死一、二塁のチャンス。セーブのつく場面になっても落合監督は何故か、一向に岩瀬を投入しようとはせず、岩瀬の出ぬ間に畳み掛けたい横浜だったが、森笠,内藤の代打攻勢がいずれも実らず、とうとう二死。左打者が続いても岩瀬が投入される気配がなく、ここまで来たら、最後まで浅尾でいくのかと思いきや、落合監督は何故かこのタイミングでようやく岩瀬をコール。岩瀬は謎の起用法にも動揺する事なく、最後の打者・下園を退け、41セーブ目。先発・小笠原は8回を1失点の好投で7勝目

◆T3−4C◆
広島は初回、東出,石井タクロー,天谷の3連打で無死満塁とした所で栗原が先制2点タイムリー二塁打。なおも二、三塁の場面だったが、後続3人が倒れて、追加点ならず。阪神は2回、先頭のキュラソ星人が2試合連続20号ソロを叩き込むと、3回には浅井の4号ソロ,鳥谷の19号ソロと一発攻勢で逆転に成功。1点を追う広島は6回、二死走者なしから石原が10号同点ソロを叩き込むと、続く7回には石井タクローの三塁打の後、天谷がセンターへ犠飛を打ち上げ、勝ち越しに成功。8回からはシュルツ−永川と繋ぐ必勝リレーが決まり、1点差を守りきった。先発の前田健は7回を3失点で切り抜け、8勝目。広島はヤクルトに並ぶ4位タイに浮上。阪神は負けている場面で藤川を投入する執念も及ばず、3連敗となった。

◆L1−6H◆
V奪回へ後がなくなりつつあるソフトバンクだが、この日も3回に後藤の5号ソロで先制される苦しい展開。しかし、直後の4回、先頭のオーティズが18号同点ソロを叩き込むと、続く5回には二塁打の長谷川を田上が送った所で明石がレフトへ勝ち越しの犠飛。6回には小久保のタイムリー二塁打の後、ハマのスペランカーに17号2ランが飛び出し、3点を追加。WBC使用球はからっきしだが、NPB使用球ならお手の物…だった筈の西武先発・岸だったが、無念の5失点KOとなった。ソフトバンクは更に、7回にも川崎にタイムリーが飛び出し、ダメ押しの6点目。何とか一矢報いたい西武は土壇場9回、不振から守護神失格を示唆された馬原に代わり、最後を任された攝津アッパーに対し、3本のヒットで一死満塁としたものの、最後はG.G.佐藤がゲッツーを食らい、万事休す。これで西武は再び自力3位の可能性が消滅した。ソフトバンクの連敗は3でストップ。先発のホールトンは8回1失点の無四球投球で11勝目をあげた

◆E10−4M◆
0−0で迎えた5回、楽天は一死からリンデン,中谷の連続二塁打で先制すると、更に、中村真もタイムリーで続き、この回2点。直後の6回、ロッテは3四球で貰った二死満塁のチャンスで今江が2点タイムリーを放ち、一気に同点。しかし、その裏、楽天は連打と死球で無死満塁とし、ロッテ先発・唐川をKOすると、変わった川崎から草野がタイムリーを放ち、2点を勝ち越し。更に、リンデンが歩いた後、代打・青波の長瀬が野選を誘い、1点を追加。この後、暴投で1点を加えると、一死満塁となった所で鉄平のセカンドゴロ,角中のタイムリーエラー,憲史のタイムリーで大量8点のビッグイニングを形成し、試合を決定付けた。先発の青山は6回途中でKOとなったが、2番手・佐竹が1回1/3を無失点に抑え、今季初勝利

◆Bs1−4F◆
18日ぶりの登板となる日本ハム先発・糸数に対し、偽バファローズは3回、岡田,坂口,阿部の3連打で先制。なおも無死一、二塁で打順はクリーンアップと言う所だったが、北川,ローズ,後藤とあえなく凡退し、1点止まり。偽バファローズ先発・平野に対し、5回までゼロ行進を続けていた日本ハムは6回、一死から連続四球でチャンスを作ると、二死後、スレッジのタイムリー二塁打で同点。続く7回には二死満塁のチャンスを作ったものの、稲葉がファーストゴロに終わり、勝ち越しならず。1−1の儘、迎えた土壇場9回、日本ハムは連打と四球で一死満塁とすると、劇団ひちょりが走者一掃のタイムリー三塁打を放ち、一気に3点を勝ち越し。尻上がりに調子を上げていった糸数は6回以降、偽バファローズをノーヒットに抑え込み、プロ初完投で3勝目をマーク。日本ハムのマジックは1つ減って11となった。

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May 13, 2007 21:57

◆G3−6D◆
防御率0点台を誇る巨人先発・春風亭半ケツに対して、中日は初回先頭の井端がヒットで出ると、盗塁と荒木のセンターフライで三進。ここで福留のファーストゴロの間に素晴らしいスタートを切って、先制のホームイン。一方、中日先発・山本昌に対して、巨人は2回、ニックンの一発で同点。苦しい投球が続く春風亭半ケツは3回の二死二、三塁のピンチに福留を空振り三振に取って切り抜けると、4回も二死から中村紀を歩かせながら、李をライトフライに打ち取ってチェンジ…と思いきや、これをマッスル千代の富士がまさかの落球。この間に中村紀は一気に本塁を陥れ、勝ち越し。2点を取っているとは言え、全くタイムリーの出ない中日は6回、T.ウッズが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンド上段へ16号ソロを叩き込み、貴重な3点目をゲット。7回にも無死一塁のピンチを背負った春風亭半ケツだが、ここで山本昌のヘッポコバントを素早い処理でゲッツーに仕留めると、2安打を浴びていた井端を空振り三振に斬って取る。これで流れを引き寄せた巨人はその裏、連打と犠打で一死二、三塁とすると、代打・矢野がセンターオーバーの走者一掃タイムリー三塁打を放ち、一気に同点。しかし、ここで春風亭半ケツを下げてまで投入した代打・清水が空振り三振。続くマッスル千代の富士も倒れて、勝ち越しならず。すると、直後の8回、春風亭半ケツに代わってマウンドに上がった林が福留にタイムリー二塁打を浴び、勝ち越し点を献上。更に、森野に犠飛を許して、2点差。9回には再調整を経て、一軍復帰早々、リリーフで起用された姜が谷繁に被弾し、ダメを押された。山本昌は27日ぶりの白星となり、200勝まであと7勝。会心の勝利を収めた中日だが、9回の打席で膝を痛めて退場した井端の状態が気になる所だ。

◆S6−8T◆
金村(日本ハム)の師匠・伊集院光が「合体変形ロボみたいな名前で凄ぇかっこいいから」と言う理由で一押しの新助っ人・グライシンガーに対して、阪神は初回、ゼブラ今岡の2点タイムリーで先制すると、不調のシーツが3号2ランを叩き込み、早くも4点をゲット。先発の太陽の子エステバン・ジャンも2回まで無失点とまずまずの立ち上がりを見せ、この日は4連投のJFKは完全休養出来るか…と思われた矢先の3回、金村(日本ハム)の師匠・伊集院光が「合体変形ロボみたいな名前で凄ぇかっこいいから」と言う理由で一押しの新助っ人・グライシンガーにヒットを皮切りに無死満塁の大ピンチを背負うと、ガイエルにライト前へ弾き返され、二者生還。更に、寿司職人ラミレスのセカンドゴロの間に1点を失うと、宮本,宮出にも連打され、4点のアドバンテージが一気に消滅。ジャンは3戦連続して5回もたずにKOとなった。4回以降、試合は膠着状態に陥り、4−4の儘、試合は土壇場9回へ突入。同点ながらマウンドに上がった守護神・高津に対して、阪神は一死満塁と攻め立てると、関本のタイムリーでついに勝ち越し。更に、続くジュビロ野口が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、試合を決定付けた。その裏、結局、引っ張り出されて、5連投となった久保田がガイエルに2ランを浴びたが、大事には至らず、阪神はこれで4連勝。逆に、ヤクルトは4連敗となった。

◆YB6−10C◆
横浜先発・加藤に対して、広島は初回二死から、栗原が二塁打、続く新井がタイムリーを放って、1点を先制。3回には2四球で一死一、二塁のチャンスを貰うと、求道者・前田,森笠,中東と3連続タイムリーを浴びせて、3点を追加し、加藤はこの回限りでKO。更に、広島は4回にも栗原のタイムリーで5点目を追加。一方、広島先発・黒田に対し、毎回安打を放ちながら、攻めあぐねていた横浜はその裏、メカゴジラのタイムリー二塁打でようやく1点。続く5回には無死二塁の場面で、4点のビハインドがありながら代打を使わずに打席に送り込んだ投手の高宮に予期せぬタイムリーが飛び出して、2点目。これでガックリきた黒田はこの後、二死満塁のピンチを背負うと、メカゴジラに走者一掃のタイムリー二塁打で一気に同点とされて、無念のKO。追いつかれた広島は7回、先頭の4番・新井がライトスタンドへ3試合連続の勝ち越し14号ソロを叩き込むと、続く8回には梵が2号2ラン。横浜も古木の一発で追いすがるが、9回に石原が2点タイムリーを放って、ダメ押し。15安打10得点と久々に打線が繋がった広島は連敗を脱出。2番手の林が今季初勝利となった。尚、この試合、石井タクローが初回に二盗を決め、史上15人目の通算350盗塁を達成した。

◆M3−2H◆
0−0で迎えた3回、ソフトバンクはヒットのブキャナンを二塁へ送り、大村のライト前タイムリーでホームへ迎え入れ、1点を先取。しかし、その裏、ロッテもヒットと死球で無死一、二塁とした所でTSUYOSHIに7試合ぶりのタイムリーが飛び出して、すかさず同点。追いつかれたソフトバンクは直後の4回、3連打で無死満塁の大チャンスを掴むも後続3人があえなく凡退し、三者残塁。5回にもノーアウトの走者を生かせなかったが、6回、一死二塁からブキャナンのタイムリーでようやく勝ち越し。しかし、粘るロッテはその裏、サブローの犠飛で再び同点。試合は2日連続の延長に突入した。ソフトバンクは10回の一死一、二塁に続き、12回にも一死一、二塁のチャンスを掴みながら、後が続かず白星が消滅。その裏からマウンドに上がった藤岡に対して、ロッテは先頭のズレータに二塁打を浴びせると、一塁が空いた事で今江が歩かされて、一、二塁。続く塀内は凡退したものの、青野がセンター前タイムリーを放って、サヨナラ勝ちを収めた。ロッテ6番手の小林雅は今季初勝利。ロッテは引き分け1つを挟んで3連勝となったが、先発・清水は好投報われず、またも初勝利はお預けとなった。

◆Bs0−7E◆
10連敗から抜け出したかと思えば、1つ勝った後に3連敗と再び連敗ロードに突入している偽バファローズはこの日も投打に精彩を欠いた。先発・セラフィニは初回からショートのタイムリーであっさり先制を許すと、ウィットには3ランを叩き込まれて、あっと言う間の4失点。2,3回と何とか抑えて、立ち直りかけたかに見えたが、4回、渡辺直,高須と連続タイムリーで3点を失い、あえなくKO。打っては悪の温床・楽天先発の青山相手に散発4安打と抑え込まれ、三塁すら踏めずの零敗で4連敗。一方、悪の温床・楽天は4連勝。5連続KO中の青山だったが、プロ初初完封で3勝目をマークした。

◆L2−3F◆
初回二死一、三塁と言う先制のチャンスを逃した日本ハムに対して、西武はその裏、二死一、二塁からベンちゃんがタイムリーを放って、1点を先制。続く2回にはG.G.佐藤の10号ソロで1点を追加。2点を追う日本ハムは3回、田中賢の犠飛で1点を返すと、4回には小谷野がタイムリー二塁打を放ち、試合は振り出しに。2−2で迎えた7回、日本ハムは一死から小田,劇団ひちょりの連続二塁打でついに勝ち越しに成功。先発の伊集院光の弟子・金村はその裏、先頭の代打・福地を歩かせた所で降板となったが、後を継いだ武田久が後続を断ち切ると、8回も3人で退け、最後は守護神・MICHEALがピシャリと締めて、1点差で逃げ切った。西武は今季初の3連敗

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