矢野謙次
October 23, 2010 23:56
◆D4−3G◆(日韓クラブチャンピオンシップ出場権争奪戦出場権争奪戦)
ソフトバンクの日本シリーズ出場辞退により、戦わずして日本一の座を手に入れた中日の先発は大ベテラン・山本昌。これに対し、巨人は初回、スタメン復帰した坂本,好調・脇谷と打ち取られ、二死となるが、ここから不振のガッツ,寿司職人ラミレスが連打を浴びせて、二、三塁のチャンス。ここで昨日、決勝弾を放った阿部の打席を迎えたが、空振り三振に倒れて、先制ならず。その裏、中日は巨人先発・グライシンガーから先頭の荒木がいきなりライト線へ三塁打を放ち、絶好の先制チャンス。しかし、大島はセカンドゴロ,森野はサードファールフライに倒れると、ベンちゃんも三振を喫して、荒木は三塁に釘付け。続く2回にはブランコ,小田のヒットで二死一、二塁とするも、山本昌が三振に倒れて、二者残塁。巨人は4回、先頭のガッツが2打席連続ヒットで出るも、寿司職人ラミレスがサードゴロゲッツー。阿部は覚醒の気配が見えず、2打席連続三振で結局、3人で攻撃終了。すると、その裏、中日は一死からブランコが四球で歩くと、二死後、スタメン復帰の井端がライト前ヒットで繋ぎ、一、二塁とした所で小田が左中間を深々と破る走者一掃のタイムリー二塁打を浴びせて、2点を先制。直後の5回、巨人はマッスル千代の富士,矢野と連打を浴びせると、松田記者がきっちり送って、山本昌をKO。しかし、ここで代わった河原の前に代打・長野が見逃し三振に倒れると、坂本もカウント0−2から難しいボールを引っかけて、セカンドゴロに終わり、またも得点ならず。6回も続投となった河原に対し、脇谷,ガッツ,寿司職人ラミレスがあえなく三者凡退。中日は7回から3番手・高橋を投入。これに対し、巨人は先頭の阿部がレフト前に弾き返すと、二死後、松田記者がレフト線へヒットを放ち、一、三塁のチャンス。しかし、代打・亀井がショートへの凡フライに終わり、またも二者残塁。その裏、巨人は4番手として、すっかり負けゲームの中継ぎ要員に格下げされてしまったクルーンを投入。いきなり谷繁を歩かせ、不安を覗かせたクルーンだったが、後続3人を無難に打ち取り、無失点で切り抜ける。直後の8回、1番から好打順となる巨人は先頭の坂本がセンター前に弾き返すと、続く脇谷が粘った末に一、二塁間を破って、一、三塁。更に、ガッツの打席で高橋が暴投を犯した隙に脇谷が二塁を陥れ、二、三塁となった所でガッツがライトフェンス手前まで運ぶ犠飛を打ち上げ、ようやく1点をゲット。なおも、一死三塁のチャンスだったが、4番手・浅尾の前に寿司職人ラミレスがどん詰まりのショートゴロに倒れると、浅尾キラーの阿部もレフトへの浅いフライに打ち取られ、同点ならず。その裏、早くも登場した山口だが、この日は制球が定まらず、2四球を許すなど、二死満塁のピンチを迎えると、ここで谷繁に痛恨の押し出し四球を与えて、3点目を献上。土壇場9回、昨日の投球で不信感を抱いたのか、落合監督は守護神・岩瀬を投入せずに、浅尾を引き続きマウンドへ送り込むが、これが裏目。巨人は先頭のマッスル千代の富士がレフト前に弾き返すと、続く矢野がレフトフェンス直撃のタイムリー二塁打を放ち、1点差。松田記者がきっちり送って、一死三塁となった所で代打・松本のセカンドゴロの間に代走・鈴木が生還し、ついに同点。その裏から中日は6番手・久保から一死から連続四球で二塁とすると、ベンちゃんの打球はレフト正面へ。レフトライナーかと思われた打球は物凄い勢いで伸び上がり、寿司職人ラミレスのジャンプもかいくぐって、頭上を越えると、二塁走者のブーちゃんが一気に返って、劇的なサヨナラ勝ち。これで中日はアドバンデージ込みの4勝1敗となり、日本シリーズとは何の関係もない日韓クラブチャンピオンシップ出場権争奪戦に進出を決めた。反撃が遅過ぎたとは言え、粘りを見せた巨人だが、山口,久保で5四球も許してしまったのが、致命的だった。小田,河原と元巨人勢にしてやられたのも皮肉なものである。最後のベンちゃんの打球は確かに鋭かったのだが、程々に守備の上手い外野手だったら、迂闊に前進して頭を越される事はなかったかも…。一方、勝った中日も浅尾がピンチを背負ってなお岩瀬が出てこなかったのが少々気がかり。既に、日本一を決めているとは言え、3位チームのロッテにいけしゃあしゃあと日本代表を名乗らせる訳にはいかない訳で、守護神・岩瀬の復調が待たれる所である。
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August 29, 2010 23:54
◆C11−12G◆
巨人は初回、二死走者なしからガッツ,寿司職人ラミレスと連続二塁打を浴びせて、1点を先制。その裏、広島は一死から木村の三塁打,天谷のタイムリーであっさり追い付くが、直後の2回、巨人は一死から長野がヒットで出た所で脇谷がライトスタンドへ6号2ランを叩き込み、勝ち越し。4回には長野,脇谷の連打の後、朝井が送って、二、三塁となった所で坂本がセンター前へ2点タイムリー。4点を追う広島はその裏、一死から栗原,嶋の連打で二、三塁となった所でルパン広瀬がレフトスタンドへ10号3ランをぶち込んで、1点差に詰め寄ると、続く5回には二死二塁から天谷が同点タイムリーを浴びせて、巨人先発・朝井をKO。更に、代わった久保から栗原がタイムリーを放ち、勝ち越しに成功。逆転された巨人は直後の6回、先頭の古城が四球で出ると、二死後、ガッツ,寿司職人ラミレス,阿部と3連続四球で押し出しと労せずして同点。なおも満塁の場面で代打・矢野がレフト前へ勝ち越しのタイムリー。更に、長野が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、この回一挙5点。しかし、粘る広島はこの裏、一死満塁のチャンスに梵がセンター前へ2点タイムリー。続いて代打で登場した求道者・前田が歩くと、天谷もタイムリーを放ち、1点差。突き放したい巨人は7回、ヒットの古城を坂本が送ると、二死後、ガッツがレフトスタンドへ29号2ラン。久保,山口,越智と勝ちゲームで起用するリリーフを使い果たした事で8回から早くも引っ張り出された守護神・クルーンは8回は無難に抑えたものの、土壇場9回、二死一塁から岩本に13号2ランを被弾し、1点差に詰め寄られる。更に、代打・倉に痛打された所で無念のKO。代わったMICHEALも石原を歩かせ、一、二塁とワンヒットで同点の大ピンチを背負うが、続く梵をライトフライに打ち取り、辛くも逃げ切った。勝ち越しタイムリーを許した直後に逆転して貰った2番手の久保に7勝目が転がり込んだ。
◆YB2−1D◆
初回、中日はいきなり先頭の荒木が二塁打を放つも、セサル,ベンちゃんと連続三振。森野もサードゴロに終わり、荒木は二塁に釘付け。すると、その裏、横浜も同じく先頭の内川が二塁打。石川の犠打で三塁へ進めると、二死後、村田がタイムリー二塁打を放ち、先制。3回には大家,内川の連打の後、またも石川が犠打を決めた所でハーパーが犠飛を打ち上げ、1点を追加。2点を追う中日は4回、二死から森野が二塁打を浴びせると、ブランコがレフト前へタイムリーを放ち、1点差。その後、中日は5回二死二塁,6回一死二、三塁,7回一死二塁と再三のチャンスを悉くつぶし、8回も一死からベンちゃんがヒット出た後、森野がセカンドゴロゲッツー。土壇場9回にも無死一、二塁と絶好のチャンスを掴みながら、谷繁がファーストゴロゲッツー。それでも二死三塁と一打同点のチャンスは続いたが、堂上直がセンターフライと最後の最後までタイムリー欠乏症に喘ぎ、ゲームセット。横浜先発の大家は7回を無四球1失点の好投で5勝目。
◆S5−12T◆
今季初登板となるヤクルト先発・山本斉に対し、阪神は初回、ヒットのマット・マートンを平野が送ると、鳥谷がレフト前へ先制のタイムリー。その裏、青木の11号先頭打者アーチで同点とされるが、直後の2回、キュラソ星人の13号,J.マッケンジーの23号と連続アーチで2点を勝ち越し。更に、二死後、マット・マートン,平野,鳥谷の3連打で1点を追加。ヤクルトは4回、四球の田中を一塁に置いて、ホワイトセルが10号2ランを放ち、1点差。突き放しておきたい阪神は直後の5回、二死からキュラソ星人がヒットで出ると、続くJ.マッケンジーがこの日2本目となる24号2ラン。続く6回には一死一塁から鳥谷が16号2ランを叩き込み、8点目。8回には鳥谷のタイムリー,ブラゼルの38号3ランでダメ押しの4点を奪い、首位の座を死守した。先発のソニックは6回を3失点でハーラートップタイに並ぶ12勝目。
◆H2−1M◆
ロッテは初回、先頭の西岡が四球を選ぶと、一死後、二盗に成功。井口が倒れて、二死となるも、金が右中間突破のタイムリー二塁打を放ち、1点を先制。4回には井口の二塁打,金の四球で無死一、二塁とするも、フクーラ,今江,大松と打ち取られ、追加点ならず。ピンチを切り抜けたソフトバンクはその裏、先頭の本多が左中間を破る三塁打を放つと、松田のショートへの内野安打で一、三塁となった所で小久保がセンター前へ同点のタイムリー。更に、続くハマのスペランカーが三塁ベースを直撃するタイムリー内野安打を放ち、勝ち越しに成功。5回には二死満塁のチャンスを作るが、小久保が打ち上げて、三者残塁。一方、ロッテは6回、先頭の清田が二塁打を浴びせて、ソフトバンク先発・大隣をKO。代わった森福から井口もライト前へ弾き返して、一、三塁とするが、金,フクーラと連続三振。今江もセカンドゴロに終わり、同点ならず。ソフトバンクは7回から摂津−ファルケンボーグと繋ぎ、9回から守護神・馬原を投入する必勝リレー。一死二塁と一打同点のピンチを背負ったものの、後続を断って、逃げ切った。大隣は5回0/3を1失点で3勝目。同率での首位攻防戦に勝ち越したソフトバンクは再びロッテを突き放して単独首位に立った。
◆L5−3E◆
0−0で迎えた4回、楽天は一死から四球で歩いた鉄平が二盗を仕掛けて憤死するが、山崎がレフトスタンドへ24号先制アーチ。しかし、その裏、西武はすかさず先頭の中島がライトスタンドへ15号ソロを放り込み、あっと言う間に同点。続く5回にはヒットの阿部を片岡が送った所で栗山がセンター前へ弾き返して、勝ち越しに成功。2−1の儘、迎えた8回、楽天は先頭の代打・嶋がヒットで出ると、二死後、連続四死球で満塁とした所でルイーズがレフト前に2点タイムリーを放ち、逆転に成功。土壇場9回、西武は先頭のフェルナンデスがヒットで出ると、佐藤の犠打がエラーを誘い、一、二塁。代打・原はバントをまともに転がしてしまい、三塁で封殺されるが、続く上本がライトスタンドへ4号3ランを放り込み、劇的な逆転サヨナラ勝ち。連敗をようやく7でストップさせた西武は2位に浮上。一時は逆転打を許した4番手・藤田に4勝目が転がり込んだ。
◆Bs9−6F◆
初回、日本ハムはヒットの田中を劇団ひちょりが送ると、二死後、小谷野が先制のタイムリー内野安打。一気に畳み掛けたい所だったが、恐怖の残塁量産マシンの名を欲しい儘にするあの男が打ち上げて、1点止まり。3回には一死満塁からまたも小谷野がレフト前へ2点タイムリー。なおも一、二塁とチャンスが続いたが、怒濤のチャンスブレイカーの名を欲しい儘にするあの男が打ち上げると、トンガも三振に倒れて、二者残塁。4回には一死三塁から飯山がスクイズを決めて、1点を追加。4点を追う偽バファローズはその裏、北川,日高のタイムリーで2点を返すと、続く5回にはカブレラ,ティー岡田の連続タイムリー二塁打で一気に同点。6回に1点ずつ取り合って迎えた7回、日本ハムは一死三塁から稲葉がタイムリーで三たび勝ち越しに成功。しかし、この後、小谷野が三振に倒れると、6回に走者のいない場面でヒットを放ってしまった事だけで第1,2打席で溜め込んだインケツパワーを放出しきってしまったあの男が三振に倒れて、追加点ならず。その裏、偽バファローズはバルディリスのタイムリーがまたまた同点とすると、続く8回には一死から坂口の三塁打の後、森山のタイムリーでついに勝ち越し。更に、後藤,カブレラ,ティー岡田と続く怒濤の5連打でこの回3点。最後は岸田が締め括った。5番手の平野は1回を無失点に抑えて、6勝目。
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September 02, 2007 17:40
◆YB4−7G◆
巨人戦限定好投手・土肥が待望の巨人戦に登場するも、初回から3四死球と大荒れで、この回は凌いだものの、背筋を痛めて、1回限りで降板。一方、巨人先発は予想されていたルーキー・金刃が突如、登録抹消され、連日連夜のリリーフで登板過多の西村が登板するも、初回、ガッツな貴公子・仁志のヒットを皮切りに走者を進められて、先制点を献上。こちらも3回で早々と降板となった。4回にも内野ゴロの間に1点を奪われた巨人だが、5回、マッスル千代の富士がついに大台に到達する30号2ランを叩き込み、一気に同点。追いつかれた横浜は6回に内川の5号2ランで再びリードを奪うも、巨人は7回、代打・矢野の一発と、キムタクのタイムリーでまたも振り出しに戻し、試合は延長にもつれ込んだ。10回、横浜は守護神・クルーンを投入するも、巨人は一死一、二塁からホリンズのタイムリーで勝ち越しに成功。更に、矢野が走者一掃のタイムリー三塁打を浴びせてダメ押し。最後は上原がきっちり締めて、3勝目。クルーンは今季初黒星となった。
◆C6−2D◆
前日、逆境に耐えながら、2000安打を達成し、感動を呼び起こした求道者・前田のバットがこの日も火を噴いた。まず、初回、二死一、二塁のチャンスでセンター前へ会心の先制タイムリー。3回も二死一、二塁の場面で回ってくると、今度はライトスタンドへ13号3ラン。中日は5回にエラー絡みで2点を返すも、7回、広島は梵の13号ソロの後、二死二塁からまたまた求道者・前田がセンター前へタイムリーを浴びせて、これで3安打5打点の大当たり。投げては先発・大竹が6回途中まで自責点0とまずまずの投球を見せると、以降は小刻みな継投で逃げ切った。
◆T3−2S◆
阪神先発・安藤に対して、ヤクルトは初回、四球の青木を一塁に置いて、寿司職人ラミレスがライトスタンドへ22号2ランを叩き込み、2点を先制。一方、ヤクルト先発・川島の前に5回まで僅かに2安打と沈黙していた阪神だが、6回、二死満塁のチャンスを掴むと、葛城イクローのタイムリーでようやく1点。なおも満塁の場面だったが、矢野はセカンドライナーに倒れて、三者残塁。しかし、8回、無死一、二塁のチャンスを作った阪神はまたも葛城イクローがタイムリーを放ち、ついに同点。勢いに乗る阪神は土壇場9回、先頭のシャア少佐が飯原のエラーで出ると、シーツのヒットの後、キュラソ星人が敬遠されて、無死満塁。ここで桜井がセンター前へタイムリー。阪神は14個もの残塁を量産しながらも、最後は劇的なサヨナラ勝ちを収めた。
◆F3−2H◆
飲む育毛剤がドーピング検査に引っかかり、20日間の出場停止処分を食らっていたガトームソンが復帰登板。発覚後、ドーピングに引っかからない育毛剤に変えたのか、育毛剤を辞めて、ハゲる道を選んだのかは分からないが、ドーピング効果になど頼らずとも結果を残せる事を証明したいガトームソンは5回まで1安打無失点と素晴らしい投球を展開するも、肝心の味方打線が日本ハム先発・八木に抑え込まれ、全く援護を貰えない。根負けしたガトームソンは6回二死一、二塁のピンチを迎えると、稲葉にタイムリーを浴び、ついに先制点を献上。しかし、直後の7回、ソフトバンクは二死走者なしから連打と四球で満塁のチャンスを作ると、ここで辻が2点タイムリー二塁打を浴びせて、逆転に成功。リードを貰ったガトームソンはその裏も3人で打ち取り、ここでお役御免。8回は柳瀬−篠原と注ぎ込んだソフトバンクは9回から守護神・馬原を投入…と思いきや、左打者が2人続くからと、まず三瀬を起用するも、これが裏目に出る。三瀬は先頭の田中賢にいきなり痛打され、続く稲葉は打ち取ったものの、ここからようやくマウンドに上がった馬原は回の頭からでなかった事にリズムを乱したか、代わりばな青波の永瀬を歩かせると、高橋のファーストゴロで二死二、三塁。ここで工藤にセンター前へ弾き返され、二者生還となり、悪夢の逆転サヨナラ負け。これで馬原は3戦連続のリリーフ失敗。禊ぎの登板となったガトームソンの復帰初勝利は儚くも消滅してしまった。
◆M3−5Bs◆
0−0で迎えた3回、ロッテは今江の犠飛で1点を先制。しかし、直後の4回、偽バファローズは小林宏の暴投で労せずして同点とすると、更に、日高がタイムリーを放って、勝ち越し。6回には坂口のタイムリーで3点目。2点を追うロッテは7回、里崎の10号2ランで追いつくも、それも束の間、直後の8回、偽バファローズはまたも日高にタイムリー二塁打が飛び出して、再び勝ち越し。更に、9回には牛込氏に「無理に決まってますよ! 夢よ、もう一度って事だろうけど、そんな選手が通用するほど、日本の野球は甘くないですよ」と酷評されたローズが助っ人史上初となる通算400号ソロを叩き込み、ダメ押し。最後は守護神・加藤大が三者凡退に斬って取り、逃げ切った。
◆E3−2L◆
悪の温床・楽天は初回、一死から塩川,草野の連打で一、三塁。ここで山崎武はピッチャーゴロに倒れるも、小野寺の野選を誘って、1点を先制。3回一死二塁,4回一死満塁,5回二死二塁と悉くチャンスを逸していた悪の温床・楽天だが、7回、二死一、二塁から憲史が走者一掃のタイムリー三塁打を放ち、待望の追加点をゲット。投げては先発・朝井が毎回の様にヒットを浴びながらも、7回まで無失点と粘りの投球を展開。8回にベンちゃんに2ランを浴び、更に、二死一、二塁のピンチを迎えて、KOとなったが、代わった山村が満塁としながらも、何とかここを凌ぐと、9回は抑えの小山がきっちり3人で締め、西武相手に創立初の3タテを食らわせて、入れ替わりで4位に浮上した。
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August 05, 2007 22:23
◆S2−9G◆
昨日に続いて、松田記者が欠場の巨人。この日は左の石井一が相手とあって、清水ではなく、矢野が2番に入ったが、これが的中。初回、マッスル千代の富士がヒットで出た後、矢野が5号2ランを叩き込み、2点を先制。3回にはまたも矢野が二塁打で口火を切ると、続くニックンが15号2ラン。ニックンは6回にも2打席連続のアーチを浴びせると、更に、李にも20号ソロが飛び出し、ここまで全て一発による6点目を奪い、石井一をKO。更に、7回にはまたまた矢野がタイムリーを放ち、2点を追加すれば、9回には代打・大道に移籍初アーチが生まれ、9点目。ヤクルトは毎回の様に得点圏に走者を送りながら、残塁の山を量産するばかり。巨人を上回る12安打を放ちながら、11残塁の拙攻で2点しか奪えず、3タテを食らった。巨人はこれで今季3度目の5連勝。圧勝の為、出番のなかった上原の連続日数セーブは4でストップした。先発・福田は6回途中でKOされたが、1失点に留める粘りの投球で5勝目。
◆YB6−4D◆
中日先発・中田に対し、横浜は初回、村田のタイムリー二塁打で先制。2回の無死一、二塁のチャンスは逃したものの、続く3回にはまたも村田が2試合連続となる18号2ランを叩き込み、2点を追加。3回までに早くも4残塁と相変わらずの拙攻モードを展開してきた中日だが、4回、一死から李,堂上剛,谷繁の3連打で2点を返し、1点差。その裏、金城の一発で突き放されるも、直後の5回、堂上剛のタイムリー等で2点を奪い、ついに同点。4−4で迎えた7回、横浜は二死二、三塁から吉村が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、2点を勝ち越し。最後はクルーンが締めて、逃げ切った。
◆C2−4T◆
3タテを阻止を託されたエース・黒田だが、3回一死から鳥谷に6号ソロを被弾し、先制点を許すと、更に、連打を浴びた後、自らのエラーで2点目を献上。更に、林にもタイムリーを浴びると、満塁となった所で矢野のセカンドゴロの間にも1点を失い、この回、悪夢の4失点。一方、阪神先発・岩田は3回まで無失点投球を見せていたが、4回一死から4連続シングルヒットで1点を失い、KO。更に、ここで代わった2番手・渡辺も代打・喜田に押し出し四球を与えて、2点差まで詰め寄られたが、続く代打・嶋をゲッツーに仕留めて、ピンチ脱出。5回からは杉山が2回をパーフェクトの好投を見せると、7回からはJFKに繋ぐ必勝パターンで2点差を守りきって、4連勝。広島は頼みの黒田が4回降板となり、3連敗。
◆E0−2H◆
2年越しの7連敗と言う鬼門突破へプロ入り以来、8月には1敗しかしていないエース・斉藤和を立てたソフトバンクは初回、本多の二塁打の後、川崎がタイムリーを浴びせる、電光石火の先制攻撃を展開。悪の温床・楽天先発・永井はこの後、クリーンアップを退けてから立ち直りを見せるが、4回、突如、制球を乱し、2四死球を出すなど満塁のピンチを迎えると、1割バッターの山崎には押し出し死球を与えて、やらずもがなの2点目を献上。この後、ソフトバンクは再三のチャンスを潰しまくり、13個もの残塁を築いたが、斉藤和が8回途中まで無失点で切り抜けると、藤岡−馬原と繋ぐ完封リレーを達成し、宮城での連敗をストップさせると同時に単独首位へと浮上した。
◆M5−4F◆
0−0で迎えた4回、日本ハムは一死満塁からジョーンズのタイムリーで1点を先制。なおも満塁のチャンスだったが、鶴岡,金子誠と倒れて三者残塁。すると、その裏、ロッテは一死二、三塁から里崎のタイムリーで追いつくと、続く堀が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、2点を勝ち越し。6回には早川のタイムリー三塁打で2点を追加。4点を追う日本ハムは7回、無死二、三塁から稲葉のセカンドゴロの間に返すと、青波の長瀬が18号2ランを叩き込み、1点差にまで詰め寄ったが、反撃もここまで。薮田−小林雅と繋ぐ必勝リレーの前に後続を断たれて、3連敗で首位転落となった。
◆L5−2Bs◆
偽バファローズ先発・ユウキは初回、先頭の福地をショートゴロに打ち取るも、これを大引がいきなりエラー。これでリズムを崩したか、片岡,中島と連続タイムリー二塁打を浴びると、更に、カブレラにはレフトスタンドへ17号2ランを放り込まれて、大量4失点。一方、西武先発・涌井は3回に日高,5回に下山と被弾するも、いずれも単発のソロで偽バファローズ打線を寸断。そろそろ突き放しておきたい西武は6回、片岡のタイムリー内野安打でダメ押しの5点目をあげた。これで西武は再び5割復帰。涌井は2失点完投でハーラー単独トップとなる14勝目をマークした。クリーンアップが揃ってノーヒットと抑え込まれた偽バファローズの連勝は3でストップ。
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June 11, 2007 20:58
◆G1−0F◆
阿部が左足首の捻挫でスタメンを外れ、李が4番に復帰した巨人は初回、日本ハム先発・武田勝の立ち上がりを捉え、初回から一死満塁の大チャンス。しかし、ここで怒濤のチャンスブレイカー・ニックンは空振り三振に倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮。続くホリンズも三振に倒れて、三者残塁。巨人は3回にも二死一、二塁と先制のチャンスを掴みながら、恐怖の残塁量産マシン・ニックンがセンターへの凡フライに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮。ニックンがチャンスを潰しまくっているうちに武田勝はすっかり立ち直り、7回まで無失点。一方、巨人先発・金刃も負けじと7回を散発3安打の無失点に抑える好投を展開していたが、8回、二死から田中賢に二塁打を浴びると、続く稲葉を歩かせた所で無念の降板。ここで代わった林の甘い球を青波の長瀬が痛打するも、これがサードの真正面に飛び、二者残塁。すると、その裏、巨人は前夜、謎のセーフティスクイズで悔しい思いをした代打・矢野がレフトスタンドへ値千金の4号ソロを叩き込み、ついに均衡を破る先制点をゲット。こうなれば、最終回は上原が3人で締め括り、完封リレーを達成。今季の対日本ハム全敗を辛くも免れた。
◆D7−2M◆
初回、サブローのタイムリー等で2点を先制された中日だが、2回、谷繁の2点タイムリー二塁打で同点とすると、更に、井端にタイムリー内野安打,T,ウッズに2点タイムリーが飛び出し、この回、大量5点。3回には投手の浅尾が自らを楽にするタイムリーを放ち、ロッテ先発・渡辺俊をKOすると、4回には福留が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに11号ソロを叩き込み、7点目。中日先発・浅尾は走者を出しながらも大崩れせずに5回まで凌ぐと、6回からはS.ラミレス−久本−鈴木−グラセスキと1回ずつ繋いでいく継投で逃げ切り、4連勝。敗れたロッテは3連敗となった。
◆T0−1H◆
虚弱投手・里中にパーフェクトに抑え込まれた呪いから依然として解放されず、打線が効果的に機能しないソフトバンク。初回から走者を出しまくりながら、あと1本が出ない詰めの甘い攻撃でスコアボードにはゼロを連ねるばかり。不甲斐ない打線に辟易としながらも、先発・和田は粘り強い投球で阪神に先制点を与えない。阪神は7回から久保田−ウィリアムスと繋ぎ、9回には同点の場面ながらも藤川を投入。これに対して、ソフトバンクは先頭の田上がヒットで出ると、犠打と内野ゴロで三進。ここで川崎がセンター前へタイムリーを放ち、ついに1点を先制。その裏、守護神・馬原に対して、阪神は鳥谷,藤本がヒットを浴びせ、追い詰めたものの、最後はシャア少佐が空振り三振に倒れて、完封負け。8回無失点の和田は5勝目、馬原は両リーグ一番乗りの20セーブ目をマークした。
◆C7−6Bs◆
初回、栗原の12号3ラン,嶋の5号ソロと電光石火の一発攻勢で4点を先制した広島だったが、先発・大竹がピリッとせず、直後の2回、後藤の一発等で2失点。3,4回と三者凡退に抑えて、立ち直ったかと思いきや、5回一死満塁からローズ,アレンの連続タイムリーで逆転を許し、あえなくKO。更に、代わった長谷川も日高にタイムリーを浴びて、6点目を献上。しかし、偽バファローズは5,6回と立て続けにエラー絡みで1点ずつ失い、試合は振り出しに。6−6で迎えた土壇場9回、偽バファローズ5番手・岸田に対して、広島は二死一、三塁のチャンスを掴むと、ここで喜田がレフト前へタイムリーを浴びせて、サヨナラ勝ち。これで広島の連敗は5でストップ。9回途中からリリーフし、打者一人を抑えただけの魅惑のナックルボーラー・フェルナンデスに3勝目が転がり込んだ。
◆S7−5E◆
0−0で迎えた5回裏、ヤクルトは一死満塁からガイエルの犠飛で先制すると、更に、宮出に走者一掃のタイムリー三塁打が飛び出し、2点を追加。3点を追う悪の温床・楽天は直後の6回、山崎武,フェルナンデスの連続タイムリー,礒部の犠飛で一気に同点とすると、続く7回には高須のタイムリー二塁打で勝ち越しに成功。しかし、その裏、ヤクルトは一死二塁から寿司職人ラミレスの三塁打で追いつくと、またもガイエルの犠飛で再び勝ち越し。直後の8回、代打・草野のタイムリー二塁打で同点となったのも束の間、その裏、ヤクルトは二死満塁から田中浩がセンター前へタイムリーを放ち、2点を勝ち越し。最後は高津が締めて、逃げ切り、3連勝。一方、敗れた悪の温床・楽天は4連敗。つい先日まで夢の貯金生活などと期待されていたのが、今や借金5。水島の呪いの影響か、単なる地力の弱さか…?
◆YB5−2L◆
何とか地獄の連敗ロードを抜け出したい西武はエース・涌井に全てを託すが、2回にベンちゃんの一発で先制して貰いながら、その裏、制球を乱して満塁のピンチを作った挙げ句、ガッツな貴公子・仁志,藤田と連続タイムリーで3点を失い、あっさり逆転を許すと、3回には吉村に7号2ランを浴び、5点目を献上。4点を追う西武は5回に細川の一発で1点を返すも、あとが続かない。7回以降、小刻みにリリーフを注ぎ込む継投の前に反撃を断たれ、結局、ソロ2発による2点のみの10残塁と言う拙攻でゲームを落とし、これでとうとう10連敗。
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