真田裕貴
July 16, 2009 23:44
◆T4−6D◆
序盤から点の取り合いとなったこの試合。今季初登板となる久保田に対し、初回に中日がブランコのタイムリー二塁打で先制すれば、その裏、阪神はブラゼルが同点タイムリー。2回に中日が井端のタイムリー二塁打で勝ち越せば、その裏、阪神は一死満塁から関本の犠飛,葛城イクローのタイムリーで逆転に成功。しかし、中日は3回、ベンちゃんの犠飛で追い付くと、英智のタイムリーでまたまた勝ち越し。4回には森野の犠飛で5点目を追加すると、その裏、阪神は内野ゴロの間に1点を返し、再び1点差。中盤に入って、ようやく落ち着いた展開となったが、7回から登板した阪神4番手・ウィリアムスが復帰早々4四球の大乱調でダメ押し点を献上。中日は8回から浅尾−岩瀬と繋ぐ必勝リレーで逃げ切り、単独2位に浮上。先発のあちゃくらさんは5回4失点と不本意な内容ながらも6勝目がついた。
◆C4−5YB◆
2回に無死満塁からゲッツーの間に先制した横浜は4回には下園の犠飛で2点目。その裏、フィリップスの犠飛で1点を返されるが、6回、一死満塁から代打・メカゴジラのタイムリーで2点を追加。3点を追う広島は7回、マクレーンの8号ソロ,石井タクローの2号ソロと一発攻勢で1点差。土壇場9回には守護神・山口から一死一、三塁のチャンスを作り、マウンドから引きずり下ろすと、代わった石井からルパン廣瀬がスクイズを決め、ついに同点。続く石原が敬遠されて、一、二塁となるが、梵は三振に斬って取られ、試合は延長に突入。広島は続く10回にも二死満塁とサヨナラのチャンスを作るが、フィリップスがファールフライに倒れて三者残塁。直後の11回、横浜は先頭の山崎が二塁打で出ると、金城の犠打,吉村のファーストゴロで生還し、勝ち越しに成功。10回のピンチを切り抜けた真田が11回も三者凡退に斬って取り、3勝目。これで横浜は5連勝。敗れた広島は6連敗となった。
◆H2−3F◆
1勝1敗で迎えた首位攻防第3戦は1点を争う好ゲーム。0−0で迎えた5回、ソフトバンクは先頭の長谷川がヒットで出ると、松田が送った後、田上がセンター前に弾き返して、ついに先制。更に、本多が内野安打で続くと、川崎がファールフライに倒れた所で、日本ハム先発・武田勝は降板。ここで代わった菊地の前にオーティズは三振に斬って取られて、1点止まり。直後の6回、日本ハムは2四球で貰ったチャンスに小谷野が走者一掃のタイムリー三塁打を放ち、逆転。更に、本多のタイムリーでタナボタの3点目。2点を追うソフトバンクは8回、本多,川崎と連打を浴びせ、一、三塁とすると、オーティズが犠飛を打ち上げ、1点差。なおも4,5番と続く所だったが、松中,小久保といずれもセンターフライを打ち上げて、同点ならず。最後は武田久の前に三者凡退に終わり、この3連戦負け越し。日本ハム2番手の菊地はピンチを凌ぐ好リリーフで2勝目。ソフトバンクは5月13日以来の連敗となった。
◆L1−3E◆
初回、楽天はリンデンに先頭打者アーチが飛び出すと、二死後、山崎武も17号ソロを放ち、2点を先制。続く2回には一死満塁と絶好のチャンスを作るが、リンデン,渡辺直と連続三振に斬って取られ、三者残塁。西武は4回、一死から中島の14号ソロでようやく1点。しかし、楽天は6回、ヒットの鉄平が二盗を決めると、草野のタイムリーで生還し、3点目。西武先発・オツはこの回限りで降板となった。西武は7回、中村のヒット,江藤の四球で無死一、二塁とするが、後続3人があえなく凡退し、二者残塁。楽天は8回から有銘−福盛が3人ずつで抑え、逃げ切りに成功。先発・長谷部は6回0/3を1失点で切り抜け、5勝目。
◆Bs10−5M◆
2回、ベニー松山のタイムリーで先制された偽バファローズだが、その裏、連打で二、三塁とした所で大村が同点犠飛。更に、フェニックス一輝が勝ち越しタイムリーを浴びせると、続く小瀬もヒット。二死後、坂口が走者一掃のタイムリー三塁打を放ち、この回一挙4点。3点を追うロッテは4回にサブローの10号ソロ,5回にもサブローがタイムリーとジワジワ追い上げると、6回にはベニー松山が5号2ランを叩き込んで、逆転に成功。しかし、その裏、偽バファローズは一死一、三塁から小瀬の走者一掃のタイムリー三塁打で再び逆転。続く7回には二死満塁からフェニックス一輝,小瀬と連続タイムリー二塁打を浴びせて、ダメ押しの10点目。一時は逆転を許した2番手・大久保に2勝目が転がり込んだ。
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June 19, 2009 22:57
◆YB6−5L◆
6連敗中の横浜はこの日も先発のルーキー・藤江が試合開始早々、3連打で2点を失うと、一死後、礒?に2号2ランを叩き込まれて、いきなり4点ビハインドとなる苦しい立ち上がり。藤江は3回にも中村に両リーグ一番乗りとなる20号ソロを被弾し、この回限りでKO。西武のワンサイドゲームになるかと思いきや、横浜は5回から反撃を開始。まず先頭の吉村が7号ソロで追撃の狼煙を上げると、ガッツな貴公子・仁志の二塁打の後、内川がタイムリーを放ち、この回2点。続く6回には代打・斉藤俊のタイムリー二塁打で西武先発・帆足をKO。7回には二死一、二塁から金城がタイムリーを浴びせて、1点差に詰め寄ると、8回にはヒットの藤田を一塁に置いて、吉村がこの日2本目となる8号2ランを叩き込み、逆転に成功。9回は抑えの山口が締めて、連敗を阻止。西武は4回以降、毎回チャンスを作りながら、あと一本が出ず、12残塁の拙攻で追加点を奪えなかったのが大きく響いた。
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June 11, 2008 06:59
入団前から名手・川相を信奉していたナイスガイ・真田が鶴岡との交換で横浜へトレードとなる事が明らかになった。阿部が北京に強制拉致される可能性が高い状況で一軍レベルの捕手補強を目指していた巨人と、水島の呪いを受けて、最下位を独走する壊滅的な戦局を脱すべく先発投手を確保したい横浜との利害が一致したとの事。シーズンイン後のトレード成立は全球団中今季初。今年は不動とまで言いきれない相川に代わり、今季は既に27試合もマスクを被っている第2捕手だけに正直、よくも横浜が鶴岡を出してくれたものだと驚いた。逆に言えば、それだけ先発のコマ不足に泣かされ、藁をも掴む思いと言う事なのだろう。真田は川相信奉者の上、巨人(学園)の真田=(ドカパロで劣化する前の)一球さん…と言うイメージもあったりして、入団当初から応援してきた選手ではあるのだが、正直、鶴岡を出してまで獲る投手が本当に真田クラスで良かったのか?と横浜には言いたくなる。阿部は腰痛を抱えて、本当に拉致されるのかもアヤしい気がしないでもないが、どちらにしろ公式戦に常時出られない状態ならば、鶴岡は五輪期間に限らず戦力になるだろうし、巨人の一方得になりそうな気配がするのだが、そうならない様に真田には新天地での開花を大いに期待したい。大矢監督は状態次第では即一軍での起用も示唆しており、少なくとも巨人にいた時よりは出番が回ってくる事になりそうだ。それにしても、巨人は加藤を本格的に第2捕手として育てようと言う気はないのだろうか…?
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