渡辺亮

August 03, 2007 22:18

◆S2−3G◆
ヤクルト先発・藤井に対して、巨人は2回、先頭の阿部がバックスクリーン直撃の23号ソロを叩き込み、1点を先制。ヤクルトは巨人先発・内海を攻めあぐねていたが、4回、ヒットの青木を田中浩が送ると、寿司職人ラミレスが左中間突破のタイムリー二塁打を放ち、同点。6回にはまたも青木が二塁打を放って、口火を切ると、田中浩のタイムリーで勝ち越しのホームイン。阿部の一発以降、僅か1安打と沈黙していた巨人は8回、二死から内海の代打・大道が二塁打を放つと、マッスル千代の富士が敬遠で歩き、藤井をKO。しかし、代わった木田画伯の前に松田記者がサードゴロに倒れて、二者残塁。そして、迎えた土壇場9回、ヤクルト守護神・高津に対して、ここまで走者のいる場面で悉く凡退してインケツパワーを充電したニックンが二塁打を浴びせると、一死後、阿部がライトスタンドへこの日2本目となる24号2ランをぶち込んで、一気に逆転。その裏は上原が3人でピシャリと締めて、逃げ切りに成功。8回に1つアウトを取っただけの姜に2勝目が転がり込んだ。

◆YB5−13D◆
7月の月間MVP・ハマのチンピラに対して、初回から二死一、二塁のチャンスを逃す嫌な立ち上がりとなった中日だが、2回、谷繁のタイムリーで先制すると、更に、二死二塁から井端が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに4号2ラン。更に、3連打で1点を加えた後、ミスター3ラン・森野が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに12号3ランを叩き込み、この回、大量7点のビッグイニングを形成。これで主導権を握った中日は中盤以降も着々と加点し、計17安打13点。投げては先発・人斬り抜刀斎が大量リードをバックに7回を2失点で切り抜け、史上124人目となる通算100勝目をマークした。敗れた横浜は4位転落。

◆C2−6T◆
0−0で迎えた3回、阪神が関本の2号ソロで先制すれば、その裏、広島も梵の6号ソロですかさず同点。1−1の儘、迎えた6回、広島は一死二塁から喜田のタイムリーで勝ち越しに成功。一気に畳み掛けたい所だったが、喜田が二盗を仕掛けて憤死した後に石原が二塁打を放つチグハグな展開。梵が歩かされた所で代打・森笠を投入するも凡退し、結局、1点止まりとなったのは痛かった。阪神は8回、代打・浜中が今季初アーチを叩き込んで、同点とすると、上野の暴投で労せずして勝ち越しに成功。更に、この後、キュラソ星人のタイムリー,桜井の犠飛,関本のタイムリーで、この回、一挙5点を獲得。8回からはウィリアムス−久保田と繋いで、藤川を温存した儘、逃げ切り、今季最多の貯金3で3位浮上。2番手の渡辺は今季26試合目の登板にして、プロ初勝利を手にした。

◆E7−5H◆
すっかりホークスキラーとなっている田中に対して、ソフトバンクは初回、松中の13号2ランで先制すると、3回にはエラー絡みで1点を追加。そして、4回にはブキャナンが11号2ランを叩き込み、5点目。ようやく田中に雪辱を果たせると思われたのも束の間、その裏、先発・ガトームソンが二死走者なしから突如、5連打を浴びて、よもやの4失点KO。更に、5回には2番手・柳瀬が憲史に同点タイムリー二塁打を浴びると、3番手・佐藤がフェルナンデスに14号2ランを叩き込まれて、2点を勝ち越される始末。序盤で5点を失いながら、逆転して貰った田中は6回でマウンドを降りたものの、10個の三振を奪う力投。7回以降はリリーフ陣が踏ん張って、田中はいよいよ2桁勝利へリーチをかけた。

◆M2−0F◆
約1ヶ月ぶりの先発となるスウィーニーが毎回四死球を出すなど、制球に苦しみながらも、6回まで散発2安打無失点の粘りの投球を展開。一方、ロッテ先発・小林宏も7回まで僅かに1安打、四球を2つ出しても、いずれも併殺で切り抜ける快投で付け入る隙を許さない。粘っていたスウィーニーだが、7回についに捕まり、二死走者なしから早川に三塁打を浴びると、続くフクーラに通算300二塁打となるタイムリーを許して、先制点を献上。更に、サブローにもライト前へタイムリーを打たれ、2失点。待望の援護を貰った小林宏は8,9回といずれも二人の走者を出すピンチを迎えながら、あと1本を許さず、今季初完封で3年連続の10勝目に到達した。

◆L5−7Bs◆
0−0で迎えた3回、アレンの犠飛で先制された西武はその裏、カブレラの16号3ランで一気に逆転すると、更に、G.G.佐藤のタイムリー内野安打でこの回4点。3点を追う偽バファローズは4回に平野恵のタイムリー,5回には北川の犠飛とジワジワ追い上げると、6回には村松のタイムリー三塁打でついに同点。更に、小野寺の暴投でタナボタの勝ち越し点をゲット。その裏、片岡のタイムリーで追いつかれるも、直後の7回、牛込氏に「無理に決まってますよ! 夢よ、もう一度って事だろうけど、そんな選手が通用するほど、日本の野球は甘くないですよ」と酷評されたローズに2試合連続の33号ソロが飛び出して、再び勝ち越し。8回にもラロッカのタイムリーでダメを押すと、最後は加藤大が珍しく3人でピシャリと締めて、逃げ切った。

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