清水崇行

April 09, 2009 22:20

4/9 大矢◆YB2−9G◆
この日も横浜の投壊貧打が大炸裂。新助っ人・ウォーランドは6回途中で3失点でKOされると、入団前から名手・川相を信奉していたナイスガイ・真田も4長短打を集中されて、4失点。横山は昨年途中まで同僚の鶴岡に被弾し、ダメを押される始末。打っては8回までに吉村の一発による1得点のみ。完全に大局は決した9回に代打・森笠がここまでチームの誰一人としてなしえなかったタイムリーヒットを放つと言う前人未踏の快挙を達成したが、焼け石に水。大の日も大惨敗の横浜は開幕6連敗となり、夢の100敗まで94敗とその勢いは留まる所を知らない様だ。巨人は17安打9得点と打線爆発。坂本は4安打,鶴岡も一発含む3安打と下位打線の活躍が光った。開幕戦で炎上したグライシンガーだが、流石に、横浜相手に苦渋を飲む事はなく、6回1失点と余裕の投球で今季初勝利を飾った。

◆S10−7D◆
開幕戦でのサプライズ登板で快投を演じた浅尾が早くも2度目の登板。川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに飛び出した荒木の先頭打者アーチ等でいきなり3点のリードを貰った浅尾だが、2回までに6安打を浴びて、あっさり追い付かれる有様。5回には5連打で4点を勝ち越され、一死も取れずにKO。代わった斉藤も2本のタイムリーを浴びて、この回悪夢の6失点。2回以降沈黙していた打線は川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに藤井が4号3ランを叩き込むなど、追い上げたものの、あと一歩及ばなかった。浅尾は開幕戦の内容が衝撃的だっただけに今回の火だるまぶりも衝撃的だった。今回がたまたま悪かったのか、前回がたまたま良かったのか、単に、良い時は悪い時の差が激しい調子にムラのある不安定な投手と言う事なのか? ブレイクを期待している投手の一人だけに今後も注目していきたい所だ。

◆T2−4C◆
3タテは回避したい広島は3回に赤松,東出のタイムリーで2点を先制。すぐさま鳥谷のタイムリーで1点差を返されるが、4回に石井タクロー,5回に栗原がそれぞれタイムリー二塁打を放って、突き放した。先発・長谷川は5回まで1失点で切り抜けると、以降はリリーフ陣が1回ずつ繋いで、阪神の反撃を耐え抜き、連敗ストップ。前回、炎上した永川は二死から連打で二、三塁と一打同点のピンチを迎えるヒヤヒヤものの投球だった。阪神は絶好調のキュラソ星人が2度も歩かされるなど、徹底マークを受け、後続の新井がチャンスに悉く凡退したのが痛かった。密かな新人王候補として期待されている石川は7回4失点で黒星スタートとなった。

◆E2−1H
開幕からの連勝記録がストップした楽天は初回から川崎の犠飛で先制されるも、2回に今週の「ドカパロSS 超絶無間地獄変」にて、右打席の山田太郎並などとこき下ろされた山崎武が怒りを爆発させて、今季1号の同点アーチ。3回には大隣の暴投で労せずして勝ち越しに成功。先発・永井は8回までに10三振を奪う力投を見せると、9回は有銘−小山と繋いで、最少リードを守りきった。ソフトバンクは2戦連続の勝ち越しに失敗。手術の影響から調整が遅れ気味だった大隣は満を持しての登板となったが、自らの暴投で決勝点を与えた上、5回もたずに降板と不本意な内容だった。

◆L13−6Bs◆
復活を期す平野が今季2度目の登板で初の先発に起用されたが、初回から中村にタイムリー二塁打を浴びるなど、5安打のつるべ打ちを食らって、4失点。2回には片岡に被弾すると、3回にも栗山にタイムリーを浴び、失意の9失点KO。西武はその後も着々と加点し、先発全員の17安打13得点の猛攻で圧勝。先発・オツは6回5失点と精彩を欠いたが、大量援護に救われて、白星を手にした。開幕戦以降、停滞気味だった清水は移籍初アーチを含む3安打3打点の活躍を見せたのは喜ばしい限り。偽バファローズも14安打を放ったが、3回までの11失点はあまりにも大きかった。

ランキング投票にご協力下さい→ 人気blogランキング



Amazon Search
サーチ:
キーワード:
Amazon.co.jp のロゴ
Clock Link
プロ野球Freak
Recent Comments
Amazon.co.jpロゴ
  • ライブドアブログ