森跳二
June 05, 2009 23:41
◆G5−2F◆
巨人は日本ハム先発・藤井に対して、初回、いきなり坂本,寺内,ガッツの3連打で1点を先制。寿司職人ラミレスのセカンドゴロの間に2点目をあげると、松田記者,亀井の連打で満塁となった所で阿部の犠飛,大道のタイムリーが飛び出し、早くも4点のリード。日本ハムは稲葉が3回にタイムリー,5回に7号ソロを放ち、2点差まで詰め寄るが、7回、巨人は二死から亀井が歩いた所でまたも阿部がタイムリー二塁打を放ち、5点目。7回途中から山口−越智−クルーンと繋ぐ必勝リレーを展開し、逃げ切りに成功。ゴンザレスは7回途中まで2失点で球団助っ人新記録の開幕6連勝。また、出戻り以来、続けている無四球記録を41回1/3まで伸ばした。5回に稲葉に対して、フルカウントから4球ファールで粘られた際には、いよいよ四球を出してしまうのでは?と思わせたが、結局、被弾したのは良かったのか悪かったのか…。
◆D2−1M◆
中日は2回、先頭のブランコがヒットで出るも、続くベンちゃんが最悪のゲッツー。3回には2四球で一、二塁とするも、後が続かず、4回には二死二塁から野本がレフト前へ弾き返すも、二塁走者・ベンちゃんが本塁憤死。5回も無死二塁のチャンスを潰すなど、怒濤の拙攻三昧。またも好投報われず、見殺しにされるのでは?と落胆の色を隠せない先発・吉見は6回、井口にタイムリーを浴び、ついに先制点を献上。更に、大松に二塁打を浴び、二、三塁とピンチを広げたが、ベニー松山,里崎と内野ゴロに打ち取り、辛くも1点で食い止める。すると、その裏、中日は無死一塁からブランコが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに15号2ランを叩き込み、逆転に成功。最後は守護神・岩瀬が三者三振の快投でロッテの追撃を断ちきった。先発・吉見は7回1失点で5勝目。結果的に勝ちを拾ったものの、相変わらずのタイムリー欠乏症,一発依存症は深刻極まりなく、またも好投の投手陣を見殺しにしかねなかった試合展開に中日ナインの表情は暗く、名手・川相の現役復帰を待望する声がより一層強まった。
◆C4−1H◆
初回。ソフトバンクは先頭の本多が二塁打で出ると、川崎の犠打,オーティズの犠飛で先制のホームイン。この後、ソフトバンクは2回一死一、二塁,4回二死満塁とチャンスを作りながら、後続を断たれて、スミ1状態が続いてしまう。5月14日以来の登板となる先発・大場は5回まで散発2安打無四球無失点と安定した投球を見せて居たが、6回、一死から代打・嶋に二塁打を浴びてから、突如、リズムを崩し、梵に同点タイムリーを許すと、東出にも痛打され、二死後、栗原に2点タイムリー二塁打を浴びた所で無念のKO。広島は更に、喜田にもタイムリー二塁打が飛び出し、この回一挙4点。直後の7回、ソフトバンクは二死一、二塁と一発で同点の場面を作るが、川崎がショートゴロに倒れて、二者残塁。ここで雨が強くなり、その儘、降雨コールドで広島が逃げ切った。結果的に最後を締め括ったシュルツは来日初セーブ。6回に2番手として登板し、無難に3人で抑えた森に5年目のプロ初勝利が転がり込んだ。
◆S9−3E◆
ヤクルトは3回、二死走者なしから川島慶が四球を選ぶと、福地のタイムリー三塁打,青木のタイムリー二塁打で2点を先制。3回までパーフェクトと沈黙していた楽天は4回二死から草野がチーム初安打となる3号ソロを叩き込み、1点差。しかし、その裏、ヤクルトは宮本の3号ソロで再び2点差とすると、更に、館山のタイムリー,川島慶の6号2ランでこの回4点。続く5回には畠山のタイムリー二塁打,相川の犠飛で2点を追加し、大きく突き放した。先発・館山は7回を3安打2失点に抑え込み、無傷の7勝目。自己の持つ連勝の球団記録を13と伸ばした。
◆T4−0Bs◆
貧打を解消すべく獲得した出戻り助っ人・ブラゼルが移籍初のスタメン出場となった阪神。偽バファローズの相次ぐエラーで再三チャンスを貰いながら、ゼロ行進を続けていたが、6回一死二塁からブラゼルが移籍初アーチとなる2ランを叩き込み、先制。偽バファローズも毎回の様に走者を出しながら、あと一本が出ない拙攻続き。7回には大引のヒット,関本のエラーで一死一、二塁とするも、代打・フェルナンデスが三振。大村はファーストゴロに倒れて、二者残塁。そろそろ突き放しておきたい阪神は8回、二死走者なしからブラゼル,代打・高橋光が連打を浴びせると、狩野が走者一掃のタイムリー三塁打を放ち、貴重な2点を追加。最後はセーブのつかない場面ながら登板した藤川が2三振を含む三者凡退と久々に安心して見られる投球で完封リレーを達成。先発・下柳は7回無失点の好投で5勝目。
◆YB−L◆
降雨中止。
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