柴原洋

April 01, 2010 22:21

4/1ラミレス◆YB2−12G◆
初回、いきなりの3連打で先制した巨人は更に、内野ゴロや悪送球の間に2点を追加。2回には2四球に内野安打と地味な形ながら満塁とした所で寿司職人ラミレスがグランドスラムをぶち込み、ビジター用新パフォーマンス「ヨロコンデ」を初披露。3回以降攻めあぐね、ゼロ行進を続けるが、8回に3番手・加藤の制球難に乗じて、大量5点を奪い、ダメ押し。投げては中5日でマウンドに上がった先発・内海が2回を除いて毎回ヒットを浴びながら、8回まで2点に抑える粘りの投球を見せ、開幕2連勝。坂本は5打数5安打の大当たりだった。横浜は巨人より僅かに2本少ないだけの11安打を放ちながら、10点差をつけられる効率の悪い攻撃が響いた。

◆S2−5D◆
新助っ人・バルデスの初先発起用で活路を見出したい中日だったが、バルデスはいきなり福地に先頭打者アーチを浴びると、青木にも被弾し、早くも2点のビハインド。しかし、2回以降はピンチの連続ながら、あと一本を許さない粘りの投球で反撃を待つ。4回に森野のタイムリー二塁打等でようやく追い付いた中日だが、5回二死満塁と絶好の勝ち越しチャンスを潰してしまう。やはり、川相不在では一発に賭けるしかない事を痛感したのか、続く6回、代打・小池の2ランで勝ち越しに成功。7回にもブランコが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに2号ソロを放ち、5点目。6回から5人のリリーフを注ぎ込んだ中日は最後は前回リリーフに失敗した守護神・岩瀬が締めて、今季初セーブ。バルデスは5回降板ながら、来日初勝利を手にした。

◆C−T◆
降雨中止。

◆L5−11H◆
壊滅的な貧打が続くソフトバンクはこの日も初回から三者凡退と不安な滑り出し。しかし、2回、小久保が歩いてから連打で無死満塁とすると、柴原に2点二塁打,松田に犠飛、更に、不振の田上に代わり今季初スタメンに抜擢された山崎にもタイムリー二塁打が飛び出し、一気に4点を先制。3回にはオーティズが3号2ランを叩き込み、西武先発・オツをKO。6点のリードを貰いながら、先発・和田はG.G.佐藤に被弾するなど、4点を失い、5回で早くも降板。4回から3イニング無失点と追い上げムードを支えてきた西武2番手・長田だったが、7回に長谷川,オーティズとタイムリーを浴びて、痛恨の3失点。ソフトバンクは8回にも2点を加え、計14安打11得点と久々に打線が奮起して、連敗を3でストップさせた

◆M3−2E◆
移籍初登板初先発となった川越に対し、楽天は初回、不振に喘ぐ主砲・山崎が先制タイムリー。3回にも高須,山崎の連打で作ったチャンスにフィリップスの犠飛で2点目を追加。しかし、立ち上がり順調だったラズナーが4回に突如、制球を乱し、2四球でピンチを作った挙げ句、サブローのタイムリー,フクーラの犠飛で追い付かれると、更に、里崎にもタイムリーを許して、勝ち越し点を献上。6回から継投モードに入ったロッテに対し、どうしてもあと1点が届かない楽天は土壇場9回、新守護神・小林に対して、一死から連続四死球で一打同点のチャンスを作るが、渡辺直,鉄平と倒れて、万事休す。移籍初勝利の川越は2年ぶりの白星となった。ロッテは実に41年ぶりとなる開幕3カード連続の勝ち越し。

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March 20, 2008 16:12

◆H4−3E◆
エース・斉藤和が今季絶望,守護神・馬原が開幕絶望と言う苦しい状況で開幕を迎えた王さんのラストイヤー(予定?)だが、昨年も負け越した楽天相手に大苦戦。初の開幕投手に指名された杉内が初回から自らの悪送球でピンチを作った挙げ句に、フェルナンデスに先制打を許すと、立ち直ったかに思われた矢先の4回には礒部,高須と連続タイムリーを浴びて、2失点。打っては、ノムさんがキーマンとして掲げて開幕投手に指名した岩隈の前に5回まで二塁も踏めず、6回に暴投で1点を拾うのが精一杯。しかし、ドラマは土壇場9回に訪れた。小山の不振で新守護神に掲げられたグスマンに対して、ソフトバンクはハマのスペランカー,松中と連打を浴びせて無死二、三塁のチャンス。ここで柴原がライトスタンドへ逆転サヨナラ3ランを叩き込む劇的な幕切れ。8回のピンチから登板したルーキー・久米はプロ初登板で初勝利が転がり込んだ。V奪回へ最高の形でスタートを切ったソフトバンク。この儘、一気に弾みを付けて勢いに乗りたい所だ。

◆M0−1F◆
ダルビッシュ,小林宏の両先発が息詰まる投手戦を展開。先にチャンスを作ったのはロッテ。4回まで1安打8三振と完璧に抑え込まれていたが、5回に2安打1四球で二死満塁。しかし、ここで西岡はファーストゴロに倒れて、三者残塁。一方、5回まで二塁も踏めなかった日本ハムも6回に一死満塁のチャンス。稲葉を打席に迎えた所で小林宏はふくらはぎに痙攣を起こして無念の降板。急遽、登板の、ゴーグルは稲葉をショートゴロに打ち取るも、間一髪併殺を取れず、この間に先制点を献上。虎の子の1点を貰ったダルビッシュは7回以降一人の走者も許さず、チームではガンちゃん以来9年ぶりとなる開幕戦完封勝利を飾った。ロッテは小林宏に続き、フクーラも左太腿打撲で途中退場するなど、踏んだり蹴ったりの展開だった。

◆L1−2Bs◆
涌井は7回まで散発3安打、ラロッカのタイムー二塁打による1点のみに抑える好投。一方、初の開幕投手となった金子は再三ピンチを迎えながらも、10個の三振を奪うなど、7回までにG.G.佐藤の一発による1点のみで踏ん張る粘りの投球を展開。同点で迎えた8回、涌井は四球に自らのエラーと独り相撲でピンチを作った挙げ句、ラロッカに犠飛を許して、ノーヒットで勝ち越し点を献上。リードを奪った偽バファローズは菊地原−加藤と繋ぐ必勝リレーで西武の反撃を断ち切った。

◆YB−G◆(オープン戦)
降雨中止。

◆S−D◆(オープン戦)
降雨中止。

◆C4−5T◆(オープン戦)
FA移籍の新井が古巣相手に調子を上げてきた。第1打席で高橋から先制アーチを叩き込むと、8回、広池から2発目のアーチ。一方、広島も不振に喘いでいた求道者・前田が二塁打を含む2安打と復調の兆し。心配なのは守護神・永川。1点リードで迎えた9回に登板した永川だが、いきなり無死一、二塁のピンチを迎えると、悠久の若虎・桧山,矢野と連続タイムリーを浴びて、逆転を許す有様。昨年も7敗を喫したが、今年も安定感には欠きそうだ。

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June 29, 2007 21:53

◆G12−6C◆
悪夢の交流戦が終わり、再び始まった同一リーグとの戦いで心機一転、巻き返しを図りたい広島は期待の出戻り助っ人・オチョアを早速、スタメン起用。先発の魅惑のナックルボーラー・フェルナンデスも3回まで1安打無失点と上々の滑り出しを見せたが、4回、無死一、二塁のピンチを迎えると、阿部に17号3ランを叩き込まれて、先制点を献上。続く5回には二死走者なしから怒濤の6連打で4点を失った所でKO。巨人は7回にも阿部のタイムリー二塁打で1点を加え、8点目。投げては先発・金刃が6回まで二塁も踏ませぬ素晴らしい投球を展開し、ワンサイドゲームの様相を呈してきたが、7回裏、栗原のショートゴロを小坂がよもやのエラーをかましてから、事態は急変。続く新井が狭い広島市民球場のライトスタンドポール際へ飛び込む最短距離アーチを放つと、更に、二死二、三塁とした所で代打・ルパン広瀬がレフトスタンドへ3ランを叩き込み、あっと言う間の3点差。これで勝敗の行方は分からなくなったかと思いきや、直後の8回、広島4番手・広池が試合をぶち壊す。松田記者にタイムリー二塁打,阿部にこの日2本目となる18号3ランを浴びて、4失点。この後、広島は豊田,上原相手に粘りを見せたが、焼け石に水だった。金刃は5失点ながらも、6勝目をあげ、新人王へまた一歩前進した

◆T−YB◆
降雨中止。

◆H1−0M◆
長らくスタメンを外れていた主砲・松中が復帰するなど、謎の新助っ人・スタンドリッジの登場により、水島の呪いを打破したかに思われたソフトバンクだが、呪いはまだ解けた訳ではないのか、単にロッテ先発・渡辺俊の調子がいいのか、ソフトバンク打線は8回まで一向に得点を奪えない。点を取れないなら取られなければいいとばかりに先発・杉内も4回までノーヒットの素晴らしい立ち上がりを見せると、5回一死二、三塁,8回二死一、三塁のピンチも何とか凌いで、9回まで無失点投球を展開。その裏、ソフトバンクは簡単に二死を取られ、いよいよ延長突入か…と思われたが、ここで柴原がライトスタンドへ6号ソロを叩き込み、劇的なサヨナラ勝ち。杉内はリーグ一番乗りとなる10勝目を完封で飾った。

◆Bs4−1F◆
交流戦優勝を果たした日本ハムは先発・ダルビッシュが偽バファローズ打線に付け入る隙を許さない好投を見せるも、偽バファローズ先発・デイビーも負けじと日本ハム打線を抑え込み、0−0の均衡が破れない。迎えた6回、日本ハムは先頭の劇団ひちょりが二塁打を浴びせると、田中賢の犠打で三進。ここで稲葉がセンター前へ弾き返して、ついに1点を先制。7回まで僅かに1安打と完封ペースの投球を展開していたダルビッシュだが、8回、一死から、ついこの間まで同僚だった代打・木元にレフト前へ弾き返されると、二死後、平野恵,村松と連打を浴びて、ついに同点。更に、ラロッカに死球を食らわせて、満塁とされた所で、牛込氏に「無理に決まってますよ! 夢よ、もう一度って事だろうけど、そんな選手が通用するほど、日本の野球は甘くないですよ」と酷評されたローズに走者一掃のタイムリー二塁打を浴び、この回、悪夢の4失点。一気に勝ち越した偽バファローズは守護神・加藤がきっちり締めて、連敗を4でストップさせた。8回から登板し、3人で抑えた菊地原は今季初白星。

◆L6−2E◆
立ち上がり、制球に苦しむ西武先発・涌井に対して、悪の温床・楽天は1回無死二塁,2回二死満塁のチャンスを立て続けに逃したものの、3回、ショートの走者一掃のタイムリー二塁打により、2点を先制。2点を追う西武は4回にカブレラの14号ソロで反撃の狼煙を上げると、5回にはまたもカブレラがタイムリーを放ち、同点。続く6回には二死一、三塁のチャンスを作って、悪の温床・楽天先発・永井をKOすると、2番手・青山から福地が四球を選んで満塁となった所で代打・栗山のタイムリー内野安打に高須のエラーが重なり、2点を勝ち越し。更に、続く中島も2点タイムリーを放ち、この回、一挙4点。悪の温床・楽天は8回、二死一、三塁とし、涌井をKOするも、代わったミッチーの前に代打・憲史が空振り三振に倒れて、二者残塁。土壇場9回には抑えの小野寺から、無死一、二塁としながら、後続3人があえなく凡退し、万事休す。涌井は2失点の好投で杉内と並ぶハーラートップタイの10勝目をマークした。

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March 29, 2007 22:06

◆H9−7E◆
注目のゴールデンルーキー・田中が満を持して、プロ初登板初先発。いきなり初回、松中のタイムリー二塁打で先制点を奪われるも、直後の2回、鷹野,藤井の連続タイムリー,鉄平の犠飛で一気に逆転。リードを貰い、プロ初勝利へ調子を上げていきたい所だったが、その裏、二死満塁のピンチを迎えると、川崎,ハマのスペランカーの連続タイムリーで再び逆転を許し、無念のKO。更に、代わったインチェも松中に痛打され、田中は1回2/3を6失点と言う何ともほろ苦いデビューとなった。しかし、この後、田中の初黒星を消さんと、悪の温床・楽天が奮起。3回に松中のエラーに乗じて、2点を返すと、4回には鷹野が2年ぶりとなる一発を叩き込み、田中の黒星を見事に打ち消した。ソフトバンク先発・ガトームソンは6点を失いながらも、徐々にエンジンがかかり始め、5,6回は三者凡退に仕留めると、その裏、大村のタイムリーで三たびリードを貰った所でお役御免。あとは継投策で逃げ切りたいソフトバンクだったが、2番手・柳瀬が鉄平,高須と連続二塁打を浴びる背信投球でまたまた試合は振り出し。両軍必死の継投で延長戦突入目前となった9回裏二死から、足を痛めている小久保が必死の力走で内野安打を勝ち取ると、続く柴原がライトスタンドへ放り込み、劇的なサヨナラアーチでソフトバンクがこの3連戦3連勝。故障に苦しみ続けた山村が7年目で悲願のプロ初勝利をマークした。尚、一時は勝ち越し打を放ちながら、3三振を喫したハマのスペランカーはまだ無事である。

◆Bs8−1F◆
謎の新助っ人・スウィーニー,昨年未勝利で再起を図るセラフィニと外国人同士の先発対決となったこの試合。牛込氏に「無理に決まってますよ! 夢よ、もう一度って事だろうけど、そんな選手が通用するほど、日本の野球は甘くないですよ」と酷評されたローズの一発で偽バファローズが先手を取ると、4回にはまたもローズが2打席連続のアーチ。5回には3試合ぶりのスタメンとなった下山にもアーチが飛び出すなど怒濤の一発攻勢でスウィーニーを粉砕。勢いに乗る偽バファローズ打線は8回にラロッカの3戦連続アーチが飛び出すなど、6長短打で5得点と爆発。セラフィニは8回一死まで無失点と言う好投で責任を果たし、2年ぶりの白星。昨日、スタメンを外された坂口は3安打,大引きもプロ初打点となるタイムリー二塁打を放つなど、不振の汚名を返上した。日本ハムは稲葉が3安打と大当たりだったが、劇団ひちょり,田中賢の1,2番がノーヒットなのが痛かった。期待のルーキー・金子洋はプロ初スタメンで起用されるも、ゲッツーを含む4タコといい所なし(サードゴロでプロ初打点を記録したが、喜んではいられないだろう)。一方、大ベテラン・田中幸も今季初スタメンで起用され、ヒット1本。2000安打へあと17本と接近した。

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