松崎伸吾
May 18, 2007 21:40
◆D5−2G◆
巨人は3回、二死満塁と絶好の先制チャンスを掴むも、ガッツがサードフライに倒れて、三者残塁。すると、その裏、立ち上がりから苦しい投球の続く巨人先発・内海がついに捕まり、福留,森野のタイムリーで3失点。開幕戦に勝って以来、白星から遠ざかっている中日先発・人斬り抜刀斎の前に5回まで無得点と攻めあぐねていた巨人は6回に李の10号2ランで1点差と詰め寄るが、依然として制球に苦しむ内海はその裏、二死満塁のピンチを迎えると、荒木に痛恨の押し出し四球を与えて、この回限りで無念の降板。更に、7回には真田が巨人にとって天敵となっているT.ウッズにまたも一発を許し、ダメ押し点の5点目を献上。8回からは岡本,9回からは岩瀬がそれぞれ3人でピシャリと抑え、中日は6連勝で首位・巨人に1ゲーム差と接近。人斬り抜刀斎は49日ぶりの2勝目をマークした。
◆T4−1YB◆
共に3タテを食らったばかりの両チームの対決は阪神が先手を取った。初回のチャンスを逃した阪神だが、2回先頭の林が6号先制アーチ。4回には矢野のタイムリー二塁打の後、太陽の子エステバン・ジャンにもタイムリーが飛び出して、2点を追加。3戦連続で5回もたずにKOしているだけに、この日の内容次第では二軍降格も危ぶまれていたジャンだが、6回を無四球無失点の好投で復調をアピール。6回にはそのジャンの代打で出てきた悠久の若虎・桧山のタイムリーで貴重な4点目を追加。7回からはJFKを投入する必勝リレーを展開。久保田がゲッツー崩れの間に1点を許し、完封はならなかったものの、大局には影響なく、連敗を3でストップさせた。投打に渡る活躍を見せたジャンンは4月10日以来の3勝目。敗れた横浜は5連敗で貯金は残す所1つとなってしまった。
◆C−S◆
降雨中止。
◆H5−2F◆
昨夜、2000本安打達成試合を猛打賞で飾った田中幸はこの日はお休み。しかし、水島の呪いに取り憑かれているソフトバンクを一気に叩くにはフィーバー中の田中幸投入を図るべきだった。この儘、水島の呪いに屈して、ズルズルと無様な試合を続ければ、一昨年の中日,昨年の巨人のごとく、交流戦で大転落する事は必至と察知し、鬼の形相で臨むソフトバンクは初回、ヒゲが生えているから似てなくても本人だと認識して貰えると言うしょーもない理由で試合前にフィーチャーされ、試合中は完全に放置される呪いをかけられ怒り心頭のハマのスペランカーの5号2ランで先制。3回にもハマのスペランカーが2打席連続の6号2ランを放つと、日本国籍ではないからと存在そのものを抹殺される呪いをかけられ怒り心頭のアダムにも5号ソロが飛び出して、この回、3点。投げては先発・新垣が6回まで無失点と田中幸不在のビッグステーキ打線(若大将・原監督命名)を翻弄。疲れの見え始めた7回二死から連続四球でピンチを作り、鶴岡,陽と連続タイムリーを浴びた所でマウンドを譲ったが、星野−篠原−馬原がそれぞれノーヒットリリーフで日本ハムの反撃を断ちきった。何とか白星を掴んだソフトバンクだが、水島の呪いの恐ろしさを考えれば、まだまだ気は抜けない所だろう。
◆E5−0M◆
久保,岩隈の両先発が遭い譲らぬ好投を展開する投手戦となり、試合は0−0の儘、中盤へ突入。4回まで散発2安打に抑えていた岩隈だが、5回に入って、左脇腹に違和感を訴え、突如、降板。しかし、緊急登板の松崎が5,6回と無失点の好投を展開。悪の温床・楽天打線は久保の前に5回までノーヒットと完璧に抑え込まれていたが、6回、四球の塩川を犠打で送った所で、渡辺直がようやくチーム初安打。ここで続く鉄平のファーストゴロがフクーラの野選を誘い、ついに待望の1点を先制。8回には一死から渡辺直,鉄平,礒部の3連打で2点を加えると、更に、二死満塁からウィットが2点タイムリーを浴びせて、ダメ押し。最後は抑えの福盛が締めて、完封リレーを達成。2番手の松崎にプロ初白星がつき、デビュー以来の連敗は11でストップした。
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