松井稼頭央
April 19, 2011 23:36
◆T3−2G◆
阪神が初回二死からチャンスを作って、プラゼルのタイムリーで先制。巨人相手に2年越しで7連勝中の能見は球団タイ記録の7者連続三振をマークするなど、5回までに10三振を奪う快投を展開するが、7回に寿司職人ラミレスが同点タイムリー。その裏、能見の代打・林の犠飛で勝ち越した阪神は8回から小林宏を投入する逃げ切り体勢を整えるが、坂本が同点タイムリーを浴びせ、延長に突入。10回、阪神は二死一、二塁から新井貴が三遊間へ内野安打。兄の作った満塁のチャンスで弟・新井良がライト前に弾き返して、劇的なサヨナラ勝ちを収めた。
◆S4−2D◆
2回に大島のタイムリーで先制されたヤクルトだが、その裏、この日も4番に入った畠山が2試合連続の同点3号。3回に田中のタイムリーで勝ち越すと、5回には武内に続き、またも畠山にタイムリーが飛び出し、突き放した。7回かにはバーネット−マツ・オカ−林が1回ずつをノーヒットに抑え、石川に今季初勝利をもたらした。
◆YB3−5C◆
シーズン序盤とは言え、まさかの同率首位決戦となったこのカード。3回、開幕からノーヒットの武山の今季初安打が先制アーチとなったが、4回、広島は栗原の2点二塁打であっさり逆転すると、丸のプロ初アーチとなる3ランで一気に突き放した。横浜は吉村の2号2ランで応戦したが、及ばずに貯金消滅。広島先発・前田健は7回3失点で初勝利。トレーシー,栗原,岩本と大不振の中軸トリオが3人で7安打と爆発したのも好材料だろう。
◆H1−2E◆
岩隈の前に3回までパーフェクトのソフトバンクは4回、本多,内川,カブレラの3連打でようやく先制。走者を出しながら、粘っていた和田だったが、6回一死三塁のピンチで痛恨の暴投を犯して、追い付かれ、試合は1−1の儘、延長へ突入。今季、ピリッとしない投球が続く守護神・馬原が10回から登板するが、一死二塁から松井稼に左中間を破られ、これが決勝二塁打となった。接戦を制した楽天は首位を堅守。岩隈は9回1失点で開幕2連勝。
◆M2−0L◆
成瀬,涌井の横浜高校先輩後輩対決。エース同士にふさわしい1点を争う投手戦は両軍無得点の儘、終盤へ突入。毎回の様に走者を出しながらも粘っていた涌井だが、6回に井口のタイムリーで先制を許すと、7回にも荻野貴にタイムリーを浴びて、2失点KO。成瀬は9回に一死一、二塁のピンチも切り抜け、完封で今季初勝利。
◆Bs2−8F◆
1−1で迎えた3回、日本ハムが糸井の3号2ランで勝ち越し。4回には開幕から19打席ノーヒットと不振に喘ぐトンガがようやく初安打を放って、口火を切ると、陽,糸井のタイムリーで2点を追加。終盤にも単打を連ねて、大きく突き放した。開幕戦で自己ワースト7失点KOを食らった先発のダルビッシュは初回に失点したものの、尻上がりに調子を上げていき、8回を1失点の好投で今季初白星をあげた。偽バファローズは単独最下位に転落。
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July 18, 2007 00:25
桑田の後半戦初登板はロッキーズ戦。8−9と1点ビハインドで迎えた6回、3番手としてマウンドに上がった桑田は先頭のタベラスをショートフライに打ち取るも、これをショートが落球する不運に見舞われ、無死二塁のピンチ。ここでPLの後輩であるエセネオエセ松井と初対決。試合前に対面を済ませ「年齢的には下だけど大リーグでは先輩。対戦を楽しみにしている」(桑田),「小さい頃から桑田さんに憧れてPLに入った」(エセネオエセ松井)と語り合っていた二人。フィールディングのいい桑田を相手に、エセネオエセ松井は初球のチェンジアップをいきなりセーフティーバントで揺さぶる小細工をかますが、三塁線に切れるファール。続く2球目のカーブもファールを打たせて、2−0と追い込んだ桑田は3球目を低めの速球でセカンドゴロに打ち取り、先輩後輩対決を制すも、一死三塁となった所で3番・ホリデーにセンターへ犠飛を打ち上げられ、左のヘルトンを迎えた所でお役御免。2/3回を無安打、自責点は0ながら、1失点の内容に桑田は「自分なりの投球は出来た」と納得の表情。エセネオエセ松井との対決に関しては「(打ち取られても)ああやって一塁や二塁のいい所に転がす(進塁打とした)のはいい仕事。3割以上打っているし、いつか(僕からも)打ちますよ」と、後輩にエールを送った。
桑田真澄―ピッチャーズバイブル18
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