村田修一

November 23, 2007 22:02

◆豪州1−5日本◆
沢村賞に続き、パ・リーグMVPの栄冠に輝き、今季日本No.1投手の評価を引っ下げての先発登板となったダルビッシュ(日本ハム)。しかし、体に張りを訴えていたとの事で調子が上がらず、初回、先頭のオールティエンにいきなりレフト線へ弾き返されると、サブロー(ロッテ)のまずい守備も重なって、無死二塁のピンチ。ここからウィリアムズ,ヒューバーと連続三振に斬って取るも、4番・ライシンガーに左中間突破のタイムリー二塁打を許し、先制点を献上。1点を追う日本は直後の2回、阿部(巨人),村田(横浜)の連打で無死二、三塁と絶好のチャンスを掴むも、後続三人が進塁打すら打てない体たらくで二人の走者は釘付けと川相不在の弊害を露呈。しかし、続く3回、その川相の愛弟子・荒木,井端の中日コンビが連打を浴びせ、二、三塁のチャンスを作ると、青木(ヤクルト)がレフトへ犠飛を打ち上げ、荒木が同点のホームイン。更に、一死後、阿部,村田が連続タイムリーを放ち、2点を勝ち越し。4回には二死から内野安打で出た荒木が二盗,三盗とセ・リーグ盗塁王の面目躍如。井端が歩いて一、三塁となった所で青木がライトオーバーのタイムリー二塁打を放ち、2点を追加。ダルビッシュは3回二死一、二塁,4回二死満塁と立て続けにピンチを背負いながらも、あと一本を許さず、4回1失点でお役御免。5回からは成瀬(ロッテ)が2回をピシャリと抑えれば、7回からは渡辺俊(ロッテ),藤川(阪神)と繋ぎ、最後は昨日に続いて上原(巨人)が締めて、豪州打線をスミ1に封じ込んだ。日本は2連勝で最終調整を完了し、12月1日からのアジア予選に臨む事となった。尚、この日、ハマのスペランカー(ソフトバンク)が腰痛で代表候補を辞退。ソフトバンクに移籍してからも横浜時代同様、再三再四の故障に見舞われ、この期に及んで、またもや故障と、最後の最後まで自分らしさを失わないハマのスペランカーであった

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October 09, 2007 21:36

◆YB3−4S◆
勝つか引き分けで5割キープとなる横浜は初回,2回と立て続けの拙攻を繰り広げたが、3回、二死二塁から金城のタイムリー二塁打で1点を先制。直後の4回、ヤクルトは四球の寿司職人ラミレスを一塁に置いて、ユウイチが3号2ランを叩き込み、逆転に成功。更に、一死二塁から飯原のタイムリー三塁打,川本の犠飛で2点を加え、この回、4点。3点を追う横浜はその裏、吉村に2試合連続の24号ソロが飛び出して、2点差まで詰め寄ったが、中盤以降はヤクルトの小刻みな継投の前に攻めあぐね、追加点を奪えない。2−4の儘、迎えた土壇場9回、ヤクルトは一死から、中井美穂の旦那・古田が代打で登場すると、現役最後となる打席で見事にレフト前ヒット。その裏、マスクを被るかとも思われたが、すかさず代走・三木が送られ、お役御免となった。その裏、横浜は一死からマウンドに上がった高津を攻め、二死一、二塁から代打・小池のタイムリー二塁打で1点差まで詰め寄ったが、最後は西崎がサードゴロに倒れて、万事休す。結局、横浜はこの試合だけでなく、5割キープにもあと一歩及ばず、借金1で全日程を終了した。タイトル争いだが、ガイエルも横浜投手陣の徹底してくさい所を攻められ続けて不発。際どい所をつき過ぎた味方投手陣がガイエルに2度もストレートの四球を与えてしまった事に気がねしてしまった村田は4打席連続三振ながらも結果として逃げ切り、初の本塁打王を獲得。一方、首位打者争いは昨夜、トップに立った青木がフル欠場となり、自力での逆転を目指した寿司職人ラミレスは第1打席こそヒットを放ったものの、残り3打席では快音が聞かれず、青木が2年ぶりの首位打者を獲得した。

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October 07, 2007 21:46

◆YB6−4D◆
引退試合の佐々岡からの号砲で単独トップに躍り出た村田に追いつくべく最後のチャンスに懸けるT.ウッズ。既に、両軍共に順位が確定しているだけに、醜い敬遠合戦が繰り広げられる事も危惧されていたが、それは杞憂に終わった。初回、中日は三者凡退に終わり、T.ウッズには回らず。その裏、横浜は野中の二塁打の後、相川の犠打がエラーを誘って、一、三塁。ここで金城のゲッツーの間に野中が先制のホームイン。二死走者なしと言う場面で回ってきた村田に対して、中日先発・朝倉はいきなり3連続ボール。勝負に行っている様に見せかけた四球か?と思われた矢先の4球目にストライクを投げ込んだが、結局、5球もアウトローに外れてのフォアボール。直後の2回、先頭打者として打席に入ったT.ウッズに対して、横浜先発のルーキー・高崎は真っ向勝負でショートゴロに打ち取った。しかし、続く森野に川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに18号ソロを放り込まれて、試合は振り出しに。3回二死一塁で迎えた村田の第2打席、朝倉も今度は初球からストライク。これを打ちに行った村田だが、井端の好守に阻まれて、凡退。直後の4回、連続四死球で無死一、二塁と言う大ピンチでT.ウッズを迎えた高崎は低めにボールを集める投球でカウント0−3としながら、ここから外角へ逃げるスライダーを3つ続ける徹底した攻めで見逃し三振に斬って取った。続いてミスター3ラン・森野をセカンドフライに打ち取ると、李もサードゴロに打ち取って、ピンチ脱出…と思いきや、村田のタイムリーエラーに足を引っ張られ、勝ち越し点を献上。しかし、その裏、この回から代わった山井に対して、横浜はヒットの吉村が二盗と暴投で三塁へ進んだ所で内川がレフト前へ同点タイムリー。更に、二死二、三塁から今度はT.ウッズにタイムリーエラーが飛び出して、2点を勝ち越し。直後の5回、中日は二死一、二塁のチャンスを掴むも、途中出場の上田がファーストゴロに倒れて、二者残塁と川相不在の弊害を露呈。その裏、横浜は一死から打席に入った村田がライト前に弾き返すと、吉村が歩いて一、二塁となったが、古木,内川と倒れて二者残塁。直後の6回、先頭のT.ウッズに対して、高崎はまたも徹底した外角攻め。カウント1−2から明らかに投げ損ねの真ん中高めへの甘い球が投げ込まれたが、まさかの好球にT.ウッズは不覚の空振り。結局、最後は外角球をライト前に軽打するしかなかったが、続く森野がタイムリー二塁打を放って、1点差。更に、一死後、平田がヒットを放ち、一、三塁となったが、ここで代わった木塚の前に谷繁はサードゴロゲッツーに倒れる最悪の展開でまたも川相不在の弊害を露呈。7回、中日4番手・岡本に対して、横浜は先頭の金城がショートへの内野安打。ここで4度目の打席に入った村田だが、2−1と追い込まれると、一発を狙いたい気持ちの強さからかインハイのボール気味の球を強引に振りに行って、空振り三振。直後の8回、またまた先頭打者として打席に入ったT.ウッズに対して、横浜3番手・加藤は荒れ球で外角一辺倒の筈が、真ん中や内角へ行ってしまうも、外角に目が慣れ過ぎたT.ウッズはいずれも空振り。しかし、フルカウントからの外角低めをあまりにも外角に目が慣れ過ぎたT.ウッズは際どいながらもボール球と見極めてしまい、振りに行かずにフォアボール。この儘、追いつけずに終わってしまうと、これが最終打席となってしまうだけに何とかしたい中日だったが、続く森野は空振り三振。そして、李はセカンドゴロゲッツーに倒れる最悪の展開でまたまたまた川相不在の弊害を大露呈。その裏、リードされている場面であるにも拘わらず、アジアシリーズ出場権争奪戦出場権争奪戦とか言うエキシビジョンマッチの為の調整登板か、守護神・岩瀬が登場。しかし、いきなり井端のエラーに足を引っ張られ、川相不在の重さを痛感し、ガックリ来た岩瀬は続く代打・呉本を歩かせると、野中をゲッツーに取りながら、相川も歩かせた所で金城には走者一掃のタイムリー二塁打を浴び、2点を献上。しかし、村田はサードフライに打ち取り、ようやくチェンジ。3点差となった事で守護神・クルーンを投入し、余裕の逃げ切りと思われた横浜だが、クルーンは平田にヒット,谷繁に四球を許すと、代打・中村紀にタイムリー二塁打を浴び、なおも無死二、三塁と一打同点のピンチ。ここで荒木がピッチャーゴロに倒れ、一死となった所で落合監督は何を血迷ったか、井端を引っ込め、代打・柳田を投入。ここでクルーンは暴投を犯したと思いきや、バックネットのフェンスの固い所に当たって、まともに戻ってくる幸運に恵まれ、三塁走者は突入出来ず。結局、柳田は空振り三振。なおも二、三塁の場面が続いていたが、途中出場の藤井もあえなくショートゴロに倒れて、二者残塁と川相不在の弊害を露呈し、T.ウッズはあと一歩で巡ってきた第5打席のチャンスを潰され、今季の本塁打王獲得は完全消滅した。中日は拙攻拙守を繰り広げる無様な戦いで対横浜6年ぶりの負け越しを喫して、今季全日程を終了。アジアシリーズ出場権争奪戦出場権争奪戦とか言うエキシビジョンマッチに向け、大きな不安を残し、来季からの川相現役復帰待望論はより一層強まる事となった

◆S3−6C◆
ヤクルト先発・石川に対して、広島は初回、二死一塁から新井,嶋,梵の3連続タイムリーで3点を先制。2回、広島先発・長谷川に対して、ヤクルトは4番に入った青木がヒットで出塁。暴投と、この日が引退試合と言う事で5番でスタメンマスクとなった中井美穂の旦那のライトフライで三進した後、リグスの犠飛でホームイン。1−3で迎えた5回、広島は一死から栗原が二塁打を浴びせると、続く新井がレフトスタンドへ28号2ランをぶち込んで、5点目を追加。4点を追うヤクルトは6回一死から本塁打王争いの伏兵・ガイエルのショート後方へのフライをショート・梵とレフト・井生が交錯。ボールが無人のレフトを転々とする間にガイエルは一気に本塁を陥れる34号ランニングホーマー。8回にルパン広瀬の一発で再び突き放されたヤクルトだが、その裏、ガイエルが村田に1本差と迫る2打席連続の35号ソロを叩き込み、3点差。この後、二死一塁で中井美穂の旦那の打席を迎えると、何と昨夜引退試合を終えたばかりの佐々岡がサプライズ登板。今季でユニフォームを脱ぐ者同士の対決はショートゴロで佐々岡に軍配が上がった。9回は守護神・永川が反撃を断ち、最下位脱出。広島はこれで全日程を終了となり、ヤクルトは残り2試合を連勝しなければ、最下位が確定する。

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October 06, 2007 20:57

◆S1−8D◆
中日は初回、二死三塁からT.ウッズのライト前タイムリーで先制すると、李が二塁打で続いた後、平田のどん詰まりの打球がプロ初安打となり、2点を追加。3点を追うヤクルトはその裏、二死満塁のチャンスに宮本がファーストへのファールフライに倒れて、三者残塁。その後も3回一死一、二塁,4回二死一、三塁のチャンスを悉く逃す川相不在の中日顔負けの拙攻を展開。一方、2回以降沈黙していた中日打線だが、6回一死一、二塁から李がタイムリーを放つと、二死後、代打・立浪が歩いて満塁となった所で中村紀が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに代打満塁ホームランをぶち込んで、試合を決定付けた。ヤクルトは9回に途中出場の中井美穂の旦那が2打席連続となるヒットを放ったのをきっかけに森野のタイムリーエラーで完封を免れるのが精一杯。これで広島と同率の5位に並ばれてしまった

◆C10−1YB◆
佐々岡の引退試合となるこの日、広島打線が大爆発。初回一死二塁から、栗原,新井,求道者・前田とクリーンアップが3連打を浴びせて、2点を奪うと、更に、二死後、嶋が史上252人目の通算100号となる14号3ランを叩き込み、この回、いきなり5点を先制。続く2回には栗原,新井が連続タイムリー。5回には無死満塁のチャンスを作って、横浜先発・吉見をKO。ここで梵のゲッツーの間に1点を加えると、またも嶋がタイムリー二塁打。7回には4番・新井に27号ソロが飛び出して、10点目。投げては先発・大竹が7回を2安打無失点と素晴らしい投球を展開。8回には偽ハンカチ王子・斉藤がきっちり抑えると、9回からは横山が相川,金城と打ち取って、いよいよ佐々岡が最後のマウンドへ登場。金村弟の引退試合ではファールフライをあえて見送った村田だが、10点ビハインドとは言え、本塁打王のタイトルが懸かっているだけに温情の三振は出来ない真剣勝負となった。佐々岡は力が入り過ぎているのか、ボール先行でカウントは1−3。ここで投じられた5球目は外角高めに外れるボール球でフォアボールと思われたが、これをあえてフルスイングに行った村田の打球は左中間スタンドに飛び込むリーグ単独トップに躍り出る36号ソロ。ある意味、メモリアルとも言える被弾でもう一人投げられる事となった佐々岡は何も懸かっていない代打・鈴木なおのりを空振り三振に斬って取り、18年の現役生活に幕を閉じた。

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October 03, 2007 21:14

◆G1−3YB◆
昨夜に優勝を決めた事により、巨人の先発マウンドには当初、登板予定だった春風亭半ケツではなく、新人王を狙う金刃が上がった。しかし、若大将・原監督には金刃の新人王を全面支援する気はなかった様で、ガッツ,松田記者をスタメンから外し、ゴンザレス,李,ホリンズと言う助っ人クリーンアップを構成。初回に一死一、二塁から李のタイムリーで1点を先制した巨人はなおも、二死後、矢野が歩いて満塁としたものの、脇谷はサードゴロに倒れて、三者残塁。2回以降は横浜先発・那須野の前に一人の走者も出せない体たらく。それでも新人王へ執念を燃やす金刃は立ち上がりから落ち着いた投球で7回まで散発4安打無失点の好投を展開。しかし、若大将・原監督は何の嫌がらせか、8回から久保にスイッチするも、これが大誤算。いきなり先頭の代打・藤田を歩かせると、一死後、相川に痛打され、一、二塁。ここで金城をセカンドゴロゲッツーに打ち取り、チェンジ…と思いきや、守備固めで入っていた筈の古城が一塁へ悪送球をかまし、攻撃続行。すると、ここで村田に左中間スタンドへ34号逆転3ランを放り込まれて、金刃の8勝目は消滅。結局、巨人は横浜の継投の前に2回以降パーフェクトに抑え込まれる不甲斐なさで最終戦を黒星で終える事となった。肩を並べていた上園が8勝目をあげた事を考えると、金刃の新人王は大きく遠のいたと見ていいだろう。

◆S0−3T◆
ヤクルトの先発は金村(日本ハム)の師匠・伊集院光が「合体変形ロボみたいな名前で凄ぇかっこいいから」と言う理由で一押しの新助っ人・グライシンガー。春風亭半ケツが登板を回避した事により、7回2/3を無失点で切り抜ければ、防御率トップに立つ所だったが、2回、ゼブラ今岡に4号ソロを痛恨被弾。続く3回には四球で出したジュビロ野口を二塁に進められた所で桜井にタイムリー二塁打を浴び、2点目を献上。更に、田中浩のタイムリーエラーで自責点はつかないものの、3点目を献上。一方、新人王を狙う阪神先発・上園は荒れ球が奏功し、走者を出しながらも、バッタバッタと三振の山を築き、7回まで無失点。8回からは久保田−藤川と繋ぐ完封リレーで上園はルーキートップとなる8勝目をあげ、新人王へ大きく前進した。藤川はプロ野球タイ記録の46セーブ目。

◆M7−5H◆
負ければ3位が確定するソフトバンクだが、優勝を逃した以上、アジアシリーズ出場権争奪戦出場権争奪戦などと言うエキシビジョンマッチをどこの球場で開催する事になろうが、知った事ではないのか、先発・大隣が初回から竹原のタイムリー,里崎の14号2ランでいきなりの3失点。防御率1点台の成瀬相手に絶望的な点差をつけられたかと思いきや、2回に柴原の犠飛で1点を返すと、4回には田上が9号ソロ、5回にはハマのスペランカーが13号ソロを叩き込んで、同点。下手に投げ続けると涌井に並ぶ最多勝どころか、防御率のタイトルすら逃しかねないと慌てふためいたバレンタイン監督はこの回限りで成瀬を降板させる。その裏、今江に一発が飛び出して、成瀬の最多勝の可能性は残ったが、8回一死から登板した4番手・荻野が連打でピンチを作った挙げ句、アダム,大村と連続タイムリーで逆転を許し、成瀬の白星は消滅。しかし、その裏、ロッテは一死満塁からサブローが走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、逆転に成功。8回途中から登板の薮田が9回もきっちり抑え、ロッテは2位が確定した。

◆E5−1F◆
稲葉がスタメン復帰したものの、今度は青波の長瀬がスタメンから外れるなど、ただでさえ貧弱な打線をより弱体化させるオーダーが続く日本ハム。これ幸いと、新人王を狙う悪の温床・楽天先発・田中は3回まで無失点と上々の立ち上がり。悪の温床・楽天は3回、フェルナンデスの走者一掃タイムリー二塁打で待望の2点を先制。リードを貰った田中だが、5回、ミスタースナイパー・坪井,高口と連続三振に取りながら、金子誠に痛打されると、劇団ひちょりを歩かせ、一、二塁となった所で田中賢にタイムリーを浴び、1点を献上。しかし、これで目が覚めたか田中は6回一死から5連続三振と気迫の投球を展開。何とか田中を援護したい悪の温床・楽天は7回、2つの死球で貰ったタナボタのチャンスにプロ初スタメンとなる枡田がプロ初打点となる走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、貴重な2点を追加。更に、この後、フェルナンデスにも犠飛が飛び出して、5点目をゲット。これで一気に楽になった田中は13三振1失点完投で11勝目をあげ、ライバル・岸に1差をつけた。悪の温床・楽天は球団史上初の4位が確定。

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September 28, 2007 21:43

◆T2−1D◆
連敗ロードが止まらない阪神は先発のルーキー・上園が3回まで無失点とまずまずの立ち上がりを見せるも、4回、一死一、三塁のピンチを迎えると、森野のセカンドゴロの間に先制点を献上。その裏、中日先発・中田に対し、阪神は先頭のシーツがヒットで出るも、続くキュラソ星人がセカンドゴロゲッツー。これでチャンスは潰えたに思われたが、ここからゼブラ今岡が四球を選んだ所で林が15号2ランを叩き込み、逆転に成功。リードを奪った阪神は6回から早くも久保田を投入するJFKモードへ突入。久保田には2回を完璧に抑え込まれた中日だが、8回、3番手・ウィリアムスに対して、二死から荒木,中村紀と連打を浴びせて、一打同点のチャンス。しかし、ここでT.ウッズが空振り三振に倒れて、二者残塁。最後は藤川の前に三者凡退に終わり、万事休す。阪神の連敗はようやく8でストップ。上園は金刃に並ぶ7勝目となり、逆転新人王へ大きく前進。川相不在を象徴するかの様なタイムリー欠乏症を露呈して敗れた中日のマジックは消滅し、逆に、巨人にマジック2が点灯する事となった。

◆YB2−0S◆
ヤクルト先発・川島に対して、横浜は2回、先頭の村田がライトスタンドへ31号ソロを叩き込んで1点を先制。更に、村田は4回の第2打席でもバックスクリーンへ32号ソロを叩き込み、2点目を追加。横浜先発・はーちゅんは忘れた頃に見せる凄いピッチングの日だったらしく、散発3安打、うち外野へ飛ばされたヒットは僅かに1本と、ヤクルト打線に全く付け入る隙を許さず、二塁すら踏ませずに10三振を奪っての完封で11勝目をマークした。

◆H1−2M◆
逆転Vへ僅かな望みを繋ぐ両チーム。ソフトバンク先発・杉内に対して、初回、早川の5号ソロでロッテが早々と先制。4回には一死満塁と絶好のチャンスを掴んだが、ベニー松山,オーティズと倒れて、追加点ならず。一方、ロッテ先発・小野に対し、走者を出しながらも攻めきれずにいたソフトバンクだが、6回、先頭の的場が二塁打で出ると、本多が送って一死三塁。ここで川崎がライト前へ弾き返して、ついに同点。更に、ハマのスペランカーもヒットで続いたが、小久保,大村と倒れて、二者残塁。試合はその儘、延長にもつれ込んだ。迎えた10回、この回からマウンドに挙がった守護神・馬原に対して、ロッテは二塁打のオーティズを今江が送ると、二死後、早川がセンター前へタイムリーを浴びせて、ようやく勝ち越し点をゲット。その裏、ソフトバンクは暫定守護神・薮田に対して、二死から本多が内野安打で出塁するも、ここまで3安打の川崎が4番手・藤田の前にショートゴロに倒れて、ゲームセット。これでロッテはソフトバンクと入れ替わりで2位に浮上した。

◆L7−11F◆
1−1で迎えた2回、西武は二死走者なしから、ヒットと四球で一、二塁とすると、片岡が勝ち越しタイムリーを放ち、日本ハム先発・山本を早くもKO。更に、代わった萩原に対して、野選で満塁とした所でカブレラが26号グランドスラムを叩き込み、この回、一挙5点。西武のワンサイドゲームになるかと思いきや、直後の3回に日本ハム・ビッグステーキ打線(若大将・原監督命名)が猛反撃。一死から5連続シングルヒットで2点を返し、西武先発・大沼をKO。2番手・ミャオに対しても、小谷野の犠飛,稲田のタイムリーで1点差と詰め寄ると、更に、金子誠が歩いて満塁となった所で劇団ひちょりが走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、この回、大量7点のビッグイニングで一気に逆転。勢いに乗る日本ハムは4回にもミスタースナイパー・坪井,小谷野が連続タイムリーを浴びせて、10点目。5回にも稲葉のタイムリー二塁打で1点を追加。6回以降は毎回2残塁と拙攻を繰り広げたものの、リリーフ陣が西武打線の反撃を断ちきった。これで日本ハムのマジックは1つ減り、明日にも連覇の可能性が出てきた

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September 12, 2007 22:14

◆S9−4G◆
巨人先発・内海は1回一死二塁,2回一死二、三塁と言う立て続けのピンチを辛くも凌いだものの、3回、先頭の青木のヘルメットのツバに当たる死球を食らわせると、これが危険球と宣告されて無念の退場。緊急登板となった福田は準備不足の所為か、田中浩,寿司職人ラミレスと連打を浴びて、先制を許すと、一死後、宮出にタイムリーを浴びて、2点目を献上。更に、宮本の犠打の後、飯原には走者一掃のタイムリー三塁打を浴びて、この回、悪夢の4失点。直後の4回、巨人は無死満塁と一発で同点となる絶好のチャンスを掴みながら、李がショートへ打ち上げると、怒濤のチャンスブレイカー・ニックンはサードゴロに倒れる相変わらずのインケツぶりを発揮。更に、阿部もサードゴロに倒れて、結局、三者残塁。すると、その裏、依然として立ち直りの気配の見えない福田が連続四球でピンチを作った挙げ句、寿司職人ラミレスに3ランを放り込まれて、試合を決定付けられた。巨人は終盤になって4点を返したものの、焼け石に水だった。尚、開幕早々一発を放ちながら、恐れおののいたハマのチンピラに手首をスナイプされ、シーズンの殆どを棒に振る悲劇に見舞われ、理不尽にもダメ外人呼ばわれされている当ブログ推奨助っ人・ゴンザレスがこの日、ついにスタメン復帰。4打席で1安打1死球の結果を残した。

◆D1−7YB◆
横浜先発・ハマのチンピラに対して、中日は初回から二死満塁と絶好の先制チャンスを掴みながら、李がショートゴロに倒れて、三者残塁と早くも川相不在の弊害を露呈。中日はこの後も、3回二死一、二塁,4回二死一塁のチャンスを逃すなど、スコアボードにゼロを重ねるばかり。中日先発・山本昌は川相不在を痛感させられながらも、5回まで無失点と踏ん張っていたが、6回、一死二塁から村田に26号2ランをぶち込まれ、ついに先制点を献上。2点ビハインドとなった中日はその裏、谷繁のタイムリーでようやく1点を返し、なおも一、二塁のチャンスを作ったが、山本昌を引っ込めて投入した代打・堂上剛がファーストへのファールフライに倒れて、二者残塁。1点差の儘、迎えた8回、横浜は二死一、二塁から吉村が19号3ラン。更に、8回にはガッツな貴公子・仁志が2点タイムリーを浴びせて、ダメ押し。中日は11残塁の拙攻で惨敗に終わり、来季こそ川相の現役復帰を検討する必要に迫られたと言っていいだろう。

◆C6−2T◆
0−0で迎えた4回、広島は求道者・前田,森笠のタイムリーで2点を先制。阪神は6回にキュラソ星人の28号ソロで1点差と詰め寄るも、その裏、栗原に2戦連続となる23号2ランを浴び、逆転新人王を狙う先発・上園はこの回限りでKO。阪神は8回に浜中の一発で2点差と逆転へ望みを繋いだが、それも束の間、その裏、二死満塁から4番手・江草が代打・井生にタイムリーを浴び、致命的な2点を献上。9回、セーブのつかない場面ながらも登場した広島守護神・永川は2人の走者を出しながらも、何とか無失点で切り抜け、連勝を飾った。

◆L8−3H◆
西武先発・オツに対して、ソフトバンクは3回一死から松田が三塁打を浴びせると、続く山崎がスクイズを決めて、1点を先制。更に、続く大村がタイムリー二塁打を放って、2点目を追加。先制点を貰ったソフトバンク先発・和田だが、4回、カブレラ,ベンちゃん,中島の3連打で1点を返されると、一死満塁となった所で押し出し四球と暴投で勝ち越しを許し、あえなくKO。西武は5回には無死二塁からカブレラのタイムリーで4点目を追加。更に、7,8回にも2点ずつ加えて、大きく突き放した。オツは7回を投げ、自責点1の好投で8月17日以来となる9勝目

◆M3−2F◆
8連勝中のダルビッシュと7連勝中の成瀬と言う防御率1位を争う両投手の対決となったこの試合、まずは日本ハムが2回、一死一、二塁から金子誠のタイムリー三塁打で早くも2点を先制。しかし、その裏、ロッテも負けじと2本のヒットでチャンスを作ると、ここで里崎がライトスタンドへ12号3ランを叩き込み、一気に逆転に成功。ダルビッシュは3回以降一人の走者も許さない快投を展開するが、味方打線が成瀬を捉えきれず、1点のビハインドを詰められない。3−2の儘、迎えた8回、ロッテは成瀬から薮田にスイッチすると、これに対して、日本ハムは一死から稲葉が二塁打。ここで小谷野がライト前に弾き返すも、本塁を狙った稲葉はサブローの好返球の前にタッチアウト。バレンタイン監督はまたもコバマサ劇場が展開される可能性を予感したか、9回も薮田に続投させると、これが奏功。薮田は3人でピシャリと締めて、成瀬は8連勝で14勝目をマークし、防御率1位の座もキープした。

◆E6−5Bs◆
負ければ最下位となる悪の温床・楽天は4回、一死から3連打を浴びせて満塁とすると、偽バファローズ先発・平野佳の暴投で労せずして先制点をゲット。更に、二死一、三塁となった所で二盗を仕掛けた鉄平が一、二塁間で挟まれた隙に三塁走者・憲史が本塁を陥れ、2点目。しかし、直後の5回、ここまで好投していた先発・岩隈が突如崩れ、一死から4連打で1点を返されると、フェルナンデスのエラーに足を引っ張られて同点。二死後、ローズには押し出し四球を与えて、勝ち越しを許すと、続く北川には2点タイムリーを浴びて、ついにKO。3点を追う悪の温床・楽天は7回、フェルナンデスの一発で1点を返すと、更に、高須にタイムリーが飛び出して、1点差。続く8回には二死から3連打で1点を返し、ついに同点。完全に押せ押せムードの悪の温床・楽天は土壇場9回、一死満塁とすると、山崎武のショートゴロで三塁走者・藤井が本塁を陥れ、サヨナラ勝ち。偽バファローズは3点差を守りきれず、最下位脱出のチャンスを逃した。

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August 18, 2007 17:45

◆G0−3S◆
金村(日本ハム)の師匠・伊集院光が「合体変形ロボみたいな名前で凄ぇかっこいいから」と言う理由で一押しの新助っ人・グライシンガー,パウエルの両先発の好投の前に両軍無得点の儘、試合は中盤に突入。0−0で迎えた4回、ヤクルトは一死一、三塁から田中浩がレフト前へタイムリーを浴びせて、均衡を破る1点を先取。1点を追う巨人は5回、阿部,脇谷のヒットで一死一、三塁のチャンス。ここでパウエルはゲッツーを恐れて、脇谷だけを進塁させる送りバントを敢行。しかし、一塁が空いた事により、ここまで2安打を放っている松田記者が歩かされる羽目になり、満塁で打席に入った清水はキャッチャーへのファールフライに倒れて三者残塁。粘り強く投げていたパウエルだったが、8回一死一塁からガイエル,武内,田中浩と3連打で2点を失い、ついにKO。土壇場9回、ヤクルトは新たに抑えに任命された館山が3人できっちり抑え、完封リレーを達成。グライシンガーは8回無失点で春風亭半ケツに並ぶハーラートップタイの12勝目。ヤクルトはこれで最下位脱出となった。

カリメロ勝◆D3−5YB◆
負ければ借金生活に突入する横浜は中日先発・小笠原に対して、初回、村田のタイムリーで先取点をゲット。3回には二死一、三塁からまたも村田が19号3ランを叩き込み、4−0と大きく突き放した。中盤は残塁を量産する拙攻モードに入った横浜だが、7回、メカゴジラのタイムリーで5点目を追加。先発・カリメロに6回を3安打と抑え込まれるなど、沈黙していた中日だが、8回、T.ウッズのタイムリー二塁打等で2点を返すと、ここでマウンドに上がった守護神・クルーンからピンキー井上がタイムリーを浴びせて、2点差。しかし、反撃もここまで。9回はクルーンの前に無得点に終わり、ゲームセット。6回無失点のカリメロは5勝目をマークした。

◆T6−0C◆
元南海外野手の実父・一博氏が亡くなり、先発予定だった黒田が登板回避。急遽、先発に指名された魅惑のナックルボーラー・フェルナンデスだったが、2回に関本のタイムリー二塁打で早くも2点を許すと、続く3回にはシーツ,林とタイムリーを浴び、またも2点を献上。6回にはジュビロ野口にタイムリー二塁打を許し、5失点KO。阪神は7回にも押し出し四球でダメ押しの6点目を獲得。先発・能見は立ち上がりから安定した投球を展開。大差がついていようと、6〜7回からJFKを使いたがる岡田監督を踏み留まらせ、プロ初完封で3勝目をあげた。敗れた広島は再び最下位に転落。

◆E5−2H◆
腰痛のハマのスペランカーがスタメン復帰したものの、この日も川崎は体調不良で欠場。ブキャナンもスタメンに使えず、大村も登録抹消中と依然としてベストオーダーが組めないソフトバンクはまたも大苦戦。初回に松中の犠飛で先制するも、その裏、先発・斉藤和が打ち込まれ、山崎武司,フェルナンデス,草野と3本のタイムリーで3点を奪われ、あっさり逆転。4回に松中の14号ソロで1点差としたのも束の間、その裏、四球連発でピンチを作った後、ショートにタイムリーを浴び、再び2点差。悪の温床・楽天は8回にもショートの4号ソロで貴重な1点を追加。8回途中から登板の小山が5つのアウトを全て三振で奪う快投を見せ、逃げ切った。悪の温床・楽天はこれで球団新記録とな瑠シーズン48勝目

◆F5−7M◆
ロッテは2回、堀のタイムリー三塁打で先制すると、続く今江がスクイズを決めて、2点目。パ・リーグタイ記録となる3戦連続完封を狙う小林宏は3回まで1安打とまずまずの立ち上がりだったが、4回、先頭の稲葉に13号ソロを浴び、早くも完封の夢を断たれると、一死一、三塁からミスタースナイパー・坪井にタイムリーを浴び、同点。更に、陽に痛打されて、満塁となった所で、金子誠に勝ち越し2点タイムリーを許し、この回、4失点。続く5回にも青波の長瀬にタイムリーを浴びて、5点目を献上。日本ハム先発のルーキー・吉川は3回以降、危なげのない投球でロッテ打線を翻弄していたが、8回、先頭の大塚を歩かせると、続くTSUYOSHIに対して、カウント0−2となった所でヒルマン監督が突如、武田久にスイッチする謎の継投を展開。しかし、武田久は結局、TSUYOSHIを歩かせてしまうと、早川には痛打されて、無死満塁。オーティズは打ち取ったものの、続くベニー松山に2点タイムリーを浴びてKO。更に、守護神・MICHEALも里崎に同点タイムリー,代打・フクーラに勝ち越しタイムリー二塁打を浴びて、一死も取れずにKOと勝利の方程式を完全に粉砕される形でこの回、悪夢の5失点。土壇場9回、ロッテは満を持して守護神・小林雅を投入。MICHEALが打ち込まれる所を目の当たりにしているだけにコバマサ劇場開演の可能性に恐れおののくロッテファンだったが、小林雅は至極、無難に三者凡退で切り抜け、2番手・川崎にプロ初勝利が灯った。日本ハムの連勝は7でストップした。

◆L4−6Bs◆
初回からカブレラ,中島のタイムリーで2点を許した偽バファローズだが、直後の2回、内野ゴロで1点を返した後、水口が同点タイムリー二塁打。更に、一、二塁となった所で日高が4号3ランを叩き込み、一気に3点を勝ち越し。西武先発・小野寺はこの回限りで降板となつた。1点ずつ取り合って迎えた6回、西武は無死一、二塁から中村のタイムリーで2点差と詰め寄り、なおも一、二塁のチャンスだったが、後続3人が打ち取られ、1点止まり。偽バファローズは6回から登板のカーターが久々のリリーフながら3回を1失点で切り抜けると、最後は守護神・加藤大が締めて、逃げ切り。先発・金子は5回3失点で今季初勝利を飾った。

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April 10, 2007 22:05

◆C5−4G◆
ようやく打線に当たりが出てきた広島は3回、二死走者なしから、一、二塁のチャンスを作ると、求道者・前田がセンター前へ会心のタイムリーを放ち、1点を先制。更に、好調・新井が3戦連続となる3ランを叩き込んで、この回、一気に4点。4回には栗原に待望の今季はアーチが飛び出して、5点のリード。序盤のピンチを切り抜けた先発・長谷川だったが、勝利投手の権利がかかる5回に気負ったか、エラーとボークでピンチを作り、李のタイムリー等で3点を失うと、7回にはマッスル千代の富士に被弾し、ついにKO。1点差で迎えた8回、二死二塁の場面で三振かと思われた代打・古城へのボールの判定にブラウン監督が怒りの猛抗議。投げこそなかったものの、ホームベースに砂をぶっかけて退場となった事で広島ナインは鼓舞されたか、古城にセンター前へ痛打されながらも、森笠の好返球,倉の好ブロックで決死の本塁死守。最後は守護神・永川が3人で締め、1点差を守りきり、最下位脱出。巨人先発・姜は6回を4安打に抑えながら、うち2本がホームランと一発攻勢に泣いた。これで巨人はまたまた貯金が消滅。

◆T5−2D◆
相手が左投手であればそれが誰であろうと、好調の左打者よりも、壊滅的不振に喘ぐ右打者の方が分がいいと言う極論にいつまでもしがみつく岡田監督のヘッポコ采配により、またも林,藤本は幽閉され、恐怖の0割バッター・浜中,関本コンビがスタメンに登場。すると、川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに飛び出したT.ウッズのアーチで先制された直後、早速、浜中が無死からの走者をゲッツーで潰してしまう。その後、1点ずつ取り合って迎えた5回、上位打線で何とかするしかない阪神は一死満塁からキュラソ星人,ゼブラ今岡の連続タイムリーで逆転に成功。ここでようやく浜中にヒットが飛び出し後、矢野が押し出し四球を選ぶも、今度はもう一人の0割打者・関本がゲッツーでチャンスブレイク。しかし、7回からJFK揃い踏みで中日の反撃を許さず、逃げ切りに成功。先発・ジャンは6回2失点で2連勝。さほど凄い投球はしないものの、毎回そこそこ投げてくれそうなジャンはJFKの恩恵を受けて白星を稼ぐ下柳パターンで最多勝を狙えるか!? それにしても、今日も関本は4タコ。浜中も1本打った後に空振り三振と復調したとは言いきれない。今後も左の先発と当たる確率が高い日程が続くだけに、苦しい状況は変わらない。果たして、不振コンビの復活と、岡田監督の改心とどちらが先か!? 一方、中日先発・山本昌は開幕2連敗。今季中の200勝への黄信号が赤信号へ変わりつつある…。

◆YB7−4S◆
横浜の先発は忘れた頃に凄い投球をすると言うのがステータスなのに、前回凄い投球をしてしまったが為に今回は全く期待出来ないはーちゅん。これに対して、ヤクルトは絶好調の1,2番コンビを前に置いているにも拘わらず、ここまで打点0と言う神懸かり的な成績を残している新助っ人・ガイエルについに来日初タイムリーとなる二塁打が飛び出して、1点を先制。その裏、石川の暴投であっさり追いついた横浜は2回に吉村の今季初アーチで勝ち越し。寿司職人ラミレスの2点タイムリーで逆転された直後の5回裏には村田が史上248人目の通算100号となる3ランをぶち込んで再逆転。更に、吉村にこの日2本目の2ランが出て、ダメ押し。最後はクルーンが締めて、5試合連続セーブ。はーちゅんは凄い投球ではなかったが打線の援護に恵まれて、2連勝。開幕から続いている「ぬけぬけ」状態をまたも更新した横浜はこれで5度目の5割復帰となった。

◆H13−1M◆
大村,本多に続いて、本領発揮の故障発生でリタイアしていたハマのスペランカーも復帰し、ようやく開幕メンバーが戻ってきたソフトバンク打線が序盤から大爆発。2回にブキャナン,大村のタイムリーで3点を先取すれば、3回には小久保のタイムリー等で2点を追加し、突き指した川崎を大事を取って早くも引っ込める余裕の展開。更に、止まらないソフトバンク打線は4回には2エラー2四球と独り相撲の清水をKOした後、4連打で大量6点を奪い、試合を決定付けた。あとは先発・新垣が完封なるかに焦点は絞られたが、8回に松中のエラーをきっかけに1点を失い、ここでお役御免。ブキャナンが4打席連続打点をマークするなど、14安打13点の猛攻でソフトバンクが圧勝となった。しかし、川崎が亀裂骨折だった事が発覚し、明日からの欠場は必至。骨折じゃ、長期離脱だよなぁ。一体いつになったらベストオーダーで戦えるのだろう。それにしても、清水は4点→7点→9点と投げる度に失点が増加。次の登板では魅惑のナックルボーラー・フェルナンデスの10失点越えも夢ではないか!?

◆F2−4Bs◆
何とか最下位を脱出したい偽バファローズは初回、牛込氏に「無理に決まってますよ! 夢よ、もう一度って事だろうけど、そんな選手が通用するほど、日本の野球は甘くないですよ」と酷評されたローズの6号2ランで先制すると、4回に下山のタイムリーで中押し。そして、6回には牛込氏に「無理に決まってますよ! 夢よ、もう一度って事だろうけど、そんな選手が通用するほど、日本の野球は甘くないですよ」と酷評されたローズにこの日2本目のアーチが飛び出して、ダメ押し。投げては先発・平野佳は7回無失点の好投を展開。2回に1回は失点する心許ない守護神・カーターが被弾するなど、2点差まで詰め寄られたが、大事には至らず、平野佳はようやく今季初勝利。偽バファローズは日本ハムと入れ替わりで最下位を脱出した。それにしても、ローズが本塁打トップを独走しているこの現状を牛込氏はどういう思いで見ているのか、気になって仕方ない

◆E1−4L◆
悪の温床・楽天の先発が左の有銘とあって、6試合ぶりにスタメンに起用された中村は3回、期待に応えて今季初アーチとなる先制2ラン。更に、中島にもタイムリーが出て、有銘はあえなくKO。一方、西武先発・涌井はその裏、フェルナンデスにタイムリー二塁打を浴びるなど、序盤はピンチの連続だったが、4回以降は目を見張る様なピッチングで悪の温床・楽天打線に付け入る隙を許さず、9回も久々に浴びたヒットの直後、きっちりゲッツーに仕留めて、今季2度目の完投で開幕3連勝を飾った。打線沈黙で連敗となった悪の温床・楽天はこれで5位へ転落し、着々と指定席に近付きつつある状況だ。

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