村中恭平
September 26, 2009 23:20
◆G1−0C◆
前田健,久保の両先発が息詰まる投手戦を展開。前田健が8回まで散発3安打無失点の好投を見せれば、久保は8回を僅か1安打に抑え込む完璧な投球を展開し、0−0の儘、土壇場9回へ突入。8回に代打を出された久保に代わり、木村正がマウンドに上がった事で何とか活路を開きたい広島だったが、あえなく三者凡退。一方、巨人もその裏から代わったシュルツの前に3人で打ち取られ、試合は延長に突入。10回、広島は先頭の天谷が内野安打で出ると、ルパン廣瀬が送って、一死二塁。しかし、ここで代わった金刃の前に會澤,小窪の代打攻勢がいずれも失敗に終わり、先制ならず。すると、その裏、巨人は広島3番手・横山から先頭の阿部がヒットで出ると、二死後、代打・松田記者が歩いて、一、二塁。ここで坂本がレフト前へタイムリーを放ち、劇的なサヨナラ勝ちを収めた。ピンチを切り抜けた金刃は2年ぶりの白星を掴んだ。巨人はこれで9連勝。
◆D10−7T◆
中日先発・小笠原に対し、3位死守に意欲を燃やす阪神は初回、一死から平野の二塁打,鳥谷のタイムリーであっさり先制。更に、ブランコのエラー等で二死二、三塁となった所で関本,桜井と連続タイムリーを放ち、この回いきなり4点を獲得。中日は2回に川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにベンちゃんが28号ソロを叩き込むと、3回には四球の荒木が二盗を仕掛け、矢野の悪送球の間に一気に本塁を陥れ、2点目。しかし、直後の4回、阪神は桜井の11号2ラン,平野のタイムリー三塁打で3点を追加し、小笠原をKO。その裏、川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにブランコの37号ソロで1点を返した中日は続く5回には森野の2点タイムリー二塁打で阪神先発・下柳をKO。続く6回には二死満塁からまたも森野がタイムリー内野安打を放ち、1点差と詰め寄ると、ブランコが走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、一気に逆転に成功。8回にはベンちゃんのタイムリーでダメ押しの10点目。最後は岩瀬ではなく、浅尾が締めて、4セーブ目。2番手のパヤノは2回をパーフェクトの好リリーフで2勝目をあげた。
◆S5−4YB◆
デーゲームで阪神が敗れ、勝てば3位浮上となるヤクルトは2回、青木,畠山の連打で二、三塁とすると、ガイエルがセンター前へタイムリーを放ち、2点を先制。先発の村中は5回まで四球1つ許しただけのノーヒットと素晴らしい投球を見せていたが、6回、先頭の武山に初安打を許すと、二死二塁となった所で藤田にタイムリー三塁打を浴び、1点差。なおも一打同点のピンチだったが、ここは内川をセカンドゴロに仕留めて、1点で食い止めた。ヤクルトは7回、ヒットのガイエルを吉本が送り、横浜先発・吉見をKO。代わった真田が相川がタイムリー二塁打を浴びせると、二死一、二塁となった所で藤田がタイムリーエラーを犯し、この回2点。更に、8回には畠山が4号ソロを叩き込み、5点目。9回も続投となった村中だが、先頭の金城に痛打されると、一死後、内川に16号2ランを被弾し、KO。代わった守護神・林もいきなり村田に23号ソロを叩き込まれて、1点差。しかし、続くメカゴジラに9球粘られながらも空振り三振に斬って取ると、最後は吉村をセカンドゴロに仕留めて、辛くも逃げ切り、3位浮上を果たした。村中は完投こそ逃したものの、待望の今季初勝利を手にした。
◆H4−5F◆
首位攻防3連戦第2ラウンドは1番に起用された松田の7号先頭打者アーチでソフトバンクが先制。二死後、小久保も二塁打を放ち、追加点のチャンスを作ったが、松中がファーストゴロに倒れて、1点止まり、3回には二死から連打で二、三塁とするも、小久保がセンターに打ち上げ、二者残塁。1点を追う日本ハムは5回、二死走者なしから金子誠が二塁打を浴びせると、続く田中がセンター前へ同点タイムリー。1−1で迎えた6回、ソフトバンクは先頭のオーティズが二塁打を放つと、続く小久保のタイムリーで勝ち越しに成功。更に、一死三塁となった所でハマのスペランカーが犠飛を打ち上げ、3点目。2点を追う日本ハムは8回、二死二塁とし、ソフトバンク先発・杉内をKOすると、代わった攝津アッパーから高橋がタイムリーを放ち、1点差。しかし、その裏、ソフトバンクは松中のタイムリーで1点を追加。これで決まったかと思いきや、土壇場9回、日本ハムは二死走者なしから代打・ミスタースナイパー・坪井の二塁打,金子誠のヒットで一、三塁とすると、田中のフルカウントからのボール球が暴投となって、1点差。なおも、一、三塁の場面でまたも故障を発生させるなど、インケツパワーを溜め込んでいたあの男が代打で登場し、2点タイムリーを放ち、一気に同点。試合は2夜連続の延長に突入した。ラストイニングとなった12回、日本ハムは一死からスレッジが24号ソロを叩き込み、ついに勝ち越しに成功。その裏、武田久が3人でピシャリと締めて、3勝目。日本ハムのマジックは7となった。
◆L6−10E◆
西武は2回にG.G.佐藤の2試合連続24号ソロで先制すると、3回には二死走者なしからヒットで出た片岡がすかさず二盗。ここで栗山がタイムリーを放ち、2点目。更に、4回には一死から3連打で満塁とすると、銀仁朗のタイムリー,原の犠飛で2点を追加。WBC使用球はからっきしだが、NPB使用球ならお手の物な西武先発・岸の前に4回まで1安打と沈黙していた楽天は直後の5回、突如爆発。青波の長瀬が13号ソロ,リンデンが10号ソロ,中谷が3号ソロと球団史上初の3連発で一気に1点差。一死後、ヒットで出た渡辺直が盗塁と暴投で三進すると、鉄平のセカンドゴロが片岡のタイムリーエラーを誘って、ついに同点とし、岸をKO。更に、二死三塁と場面が代わった所で草野がタイムリー内野安打を放ち、勝ち越しに成功。その裏、西武は栗山,中島と連打を浴びせ、楽天先発・青山をKO。二死後、G.G.佐藤が敬遠されて、満塁とチャンスを広げたが、代打・後藤はセンターフライに倒れて、同点ならず。楽天は6回にリンデンの2打席連続11号ソロで1点を加えると、7回にはまたもリンデンがタイムリーを放ち、7点目。しかし、粘る西武はその裏、中村が4戦連発となる44号ソロを叩き込むと、続く礒?にも6号ソロが飛び出し、1点差。何とか突き放したい楽天は土壇場9回、一死から小坂の四球,青波の長瀬のヒットで一、二塁とすると、またまたリンデンがタイムリー。更に、代打・中島,渡辺直もタイムリーを放ち、この回3点を追加。最後は4番手・小山が3人でピシャリと締めて、逃げ切った。2番手の川岸は2回1/3を2失点ながら、3勝目がついた。敗れた西武は三たび自力Aクラスが消滅。
◆M6−2Bs◆
西岡の13号先頭打者アーチで先制したロッテは3回にはフクーラが6号ソロを叩き込み、1点を追加。更に、続く4回には二死走者なしから今江,早川と連打を浴びせると、またも西岡が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、4点目。4回まで毎回の6安打を浴びせながら、チグハグな攻撃でゼロ行進を続けていた偽バファローズは5回、連打と四球で無死満塁とすると、下山,ローズの内野ゴロの間にそれぞれ1点を返し、2点差。8回には下山,ローズの連打で無死二、三塁と一打同点のチャンスを作るが、後藤,日高,山崎浩とあえなく凡退し、二人の走者は釘付け。ピンチを脱したロッテはその裏、代打・南に2号2ランが飛び出し、試合を決定付けた。先発の清水は7回0/3を2失点で6勝目。
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