杉山直久

May 19, 2007 17:54

◆D4−3G◆
負ければ首位転落となる巨人は2回、李の11号ソロで1点を先制。しかし、3回、先発の姜が突如、制球を乱し、一死満塁から連続押し出し四球で逆転を許すと言う昨年の精密機械のごとき制球力は見る影もない醜態を晒し、あえなくKOとなる背信投球。代わった西村も続く森野に7試合連続打点となるタイムリーを浴びて、この回、3失点。更に、4回には福留にタイムリー二塁打を許し、4点目を献上。3点を追う巨人は6回、二死走者なしから,ガッツ,李,ニックンのクリーンアップ3連打により、2点を返し、1点差まで詰め寄ったが、反撃もここまで。地元で無類の強さを誇る中日先発・中田は8回3失点で3年越しのナゴヤドーム12連勝。中日は連勝を8に伸ばし、ゲーム差0ながら、勝率で巨人を上回り、首位に返り咲いた

◆T6−0YB◆
連敗から解き放たれた阪神がこの日も初回から先手を取る。鳥谷の二塁打等で1点を先制すると、3回にはシーツが4号ソロ。そして、5回には関本のタイムリーの後、またもシーツが2打席連続5号2ランを放ち、3点を追加。8回にも鳥谷のタイムリーでダメを押すと、先発・杉山が8安打3四死球と走者を出しまくりながらも、要所を締める粘りの投球で今季初完投を2年ぶりの完封で飾った。敗れた横浜はこれで6連敗となり、ついに貯金が消滅。先発の土肥はよもやの開幕5連勝中だったが、5回途中KOと言う本領発揮の投球を展開し、今季初黒星を喫した。

◆C2−6S◆
0−0で迎えた3回、ヤクルトは先頭の青木から怒濤の5連打で3点を先制すると、更に、一死後、城石にも2点タイムリーが飛び出して、この回、大量5点のビッグイニングを形成。広島先発・佐々岡はここで早くもKOとなった。5回には長谷川の暴投でタナボタの1点を追加。金村(日本ハム)の師匠・伊集院光が「合体変形ロボみたいな名前で凄ぇかっこいいから」と言う理由で一押しの新助っ人・グライシンガーは序盤は毎回走者を出す苦しい投球で、5回に梵に2ランを浴びたものの、6回2失点と先発の役目を果たすと、7回からは遠藤−木田画伯がパーフェクトリリーフを見せて、チームの連敗をようやく7で止めた。この所、好調の広島だったが、雨で試合が流れた事により気勢が削がれたか、連勝は4でストップ。再び借金生活に逆戻りとなってしまった。

◆H0−5F◆
昨夜は一発攻勢で勝ち、水島の呪いを打破したかに思われたソフトバンクだが、やはり、水島の呪いはそんな簡単に払拭出来るものではなかった。この日の相手は対戦成績8連勝中の日本ハム。しかも、先発投手はガトームソンに対して、日本ハムは今季初登板の2年目・木下と、普通にやれば、ソフトバンクの有利は揺るがない筈だった。しかし、始まってみれば、日本国籍でないからと存在を抹殺される呪いをかけられているガトームソンが立ち上がりからピリッとせずに初回に稲葉のタイムリー,2回に劇団ひちょりの犠飛で1点ずつ失うと、6回には小谷野,鶴岡と連続タイムリーを許して、4失点KO。一方、打線の方は木下に3回までノーヒットと抑え込まれると、4回にはエラー絡みで一死一、二塁のチャンスを掴みながら、小久保のセンターフライで二塁走者・ハマのスペランカーが三塁へ暴走して憤死。6回には無死一、二塁からハマのスペランカーのヒットで本塁を狙った大村が憤死。なおも一、二塁のチャンスにも松中,小久保の4,5番があえなく凡退。もたついているうちに8回に2番手・三瀬が当たっていない青波の長瀬に被弾し、ダメ押し点を献上。結局、木下にプロ初完封初勝利を許して、今季初の零敗。対日本ハムの連勝も8でストップした。

◆E4−12M◆
試合は序盤から乱打戦。初回にズレータのタイムリーで先制したロッテは2回にはフクーラが2点タイムリー,3回には塀内が犠飛を打ち上げ、早くも4点のリード。しかし、悪の温床・楽天はその裏、5長短打で4点を返して、一気に同点。追いつかれたロッテは直後の4回、ベニー松山のタイムリー二塁打で、すかさず2点を勝ち越すと、5回にも2点を追加した後、7回には竹原のプロ初アーチ等でダメ押しの4点を追加。試合はこの回の攻撃が終わった所で降雨コールドとなり、ロッテが圧勝。先発の小林宏は4失点ながらも、打線の援護に恵まれて、5勝目をマークした。

◆Bs6−1L◆
ソフトバンクが水島の呪いに取り憑かれている事に乗じて、連敗を脱出した偽バファローズは3回まで西武先発・山崎の前にパーフェクトと沈黙していたが、4回、四球とヒットでチャンスを作ると、北川がライトスタンドへ3号3ランを放り込み、先制。6回には2番手・正津からエラーで貰ったチャンスにラロッカがタイムリーを浴びせると、牛込氏に「無理に決まってますよ! 夢よ、もう一度って事だろうけど、そんな選手が通用するほど、日本の野球は甘くないですよ」と酷評されたローズが12号2ランを叩き込んで、ダメ押し。投げては先発・平野佳が6回まで1安打無失点の快投を展開。7回にG.G.佐藤に被弾して、1点を失ったものの、7回途中からはリリーフの援護を仰いで、逃げ切り、2勝目をマークした。

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