杉内俊哉.光原逸裕
March 06, 2008 23:03
◆F5−3S◆
次代を担うビッグルーキー2人の直接対決の時がついに訪れた。6回に3番手としてマウンドに上がった由規は制球に苦しみ、いきなり一死満塁の大ピンチを背負う状況でトンガを迎える事に。米野の配慮もあって、ストレート一本勝負となったが、カウント0−1から立て続けに3球空振りを奪い、初対決は由規に軍配が上がった。しかし、これでホッとしたのか、由規は続く金子誠にタイムリーを浴び、2点を献上。続く7回にも6安打を集中され、2回5失点とプロの洗礼を浴びる事となった。一方、Xデーは来週かと思いきや、この日から「ドカパロSS 地獄変」に引っ張り出されてしまい、ショックを隠せないトンガは3タコ2三振とこちらも結果を出せなかった。
◆D6−2M◆
初の開幕投手を狙う小林宏が5回を2安打無失点と申し分ない内容を見せた。一方、川相不在の弊害を露呈し、調子の上がってこない中日だが、川相の現役復帰は何らかの圧力により阻止されている状況。日に日に強まる川相復帰待望論を和らげるに「カワイ」を使うしかないと、落合監督から白羽の矢を立てられたのが川井。2番手としてマウンドに上がった川井は4回を投げ1安打無失点の快投を展開し、逆転勝ちを呼び込んだ。無論、こんな事で川相復帰待望論が収まる筈はないのだが…。
◆H4−0YB◆
公約破りの常習犯でありながら、はーちゅんに白星の数で負けたら、何でも言う事を聞くなどと、またまた守る気ゼロの公約を掲げて、全く信用されていないハマのチンピラがオープン戦初登板。立ち上がり、2本の安打でピンチを迎えると、松中に3ランを叩き込まれて、あっと言う間に3点を失ったが、ここからは立ち直り、3回までノーヒットで切り抜けた。プロ最年長のカリメロも2番手として登板し、走者を出しながらも、2回無失点とまずまずの仕上がり。ソフトバンク先発・杉内はいよいよ本番さながらのロングイニングモードに入り、7回を2安打無失点と完璧な投球を展開。ニコースキー,馬原のリリーフ陣も3人ずつでピシャリと抑え、完封リレーを達成した。
◆Bs9−0E◆
田中にエースの座を奪われつつあり、巻き返しを図りたい岩隈だったが、助っ人皆無の和製オーだ゛ーで全く迫力のない「ビッグボーイズ打線」(コリンズ監督命名)相手に5回で8安打と打ち込まれ、3失点と不安を残す結果となった。一方、ルーキーイヤーに7勝をあげながら、ここ2年右肩痛に苦しみ白星から遠ざかっている偽バファローズ先発・光原は4回を無四球無失点に抑える好投で開幕ローテ入りへ大きく前進した。
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