斎藤佑樹
April 24, 2011 22:32
◆T1−3YB◆
下柳の制球難に付け込み、初回から村田のタイムリーで先制点を挙げた横浜。3回には渡辺の2年ぶりのアーチ、8回には劇団ひちょりのタイムリーと移籍組の活躍で加点。投げてはこれまた移籍組の山本が7回まで散発2安打無失点の好投。8回に連打でKOされたものの、3人のリリーフを仰いで、移籍初白星を飾った。横浜の連敗は5でストップ。
◆C3−8S◆
プロ初登板初白星を飾ったルーキー・福井はこの日も3回まで無失点と上々の滑り出し。しかし、4回、四球にエラーとノーヒットで作った満塁のピンチで当たっている宮本に先制打を許して、2失点。6回途中で降板した為、連勝ならず。広島はその裏、トレーシー,栗原の連続タイムリーで逆転し、福井の黒星を消したものの、ヤクルトは7回に畠山の5号2ランで再逆転。8,9回にも2点ずつを追加して試合を決定付けた。ヤクルトは6連勝で広島と入れ替わりで首位に浮上。2番手として、1回1/3を無失点で切り抜けたルーキー・久古にプロ初登板初白星がついた。
◆H5−3M◆
初回、井口のタイムリーで先制されたソフトバンクだが、その裏、エラーで追い付くと、小久保が勝ち越しタイムリー。1点ずつ取り合って迎えた7回には本多のタイムリー等で2点を追加。9回からは5戦連続失点でついに登録抹消となった守護神・馬原に代わり、暫定ストッパーに任命されたファルケンボーグがきっちり抑えて逃げきった。前回は悪夢の8失点KOとなった摂津は8回を3失点と及第点の内容で先発初白星を飾った。
◆Bs5−3L◆
0−0で迎えた6回、偽バファローズは北川のバントで一気に二塁から生還した後藤の好走塁で先制すると、更に李のタイムリー,バルディリスの2号2ランで一気に4点。7回にもティー岡田のタイムリーで1点を追加した。先発・西は不振の西武打線相手に7回を1安打無失点の快投。平野−岸田と繋ぐ必勝パターンで2点差まで迫られたものの、大事には至らなかった。
◆E3−5F◆
注目度No.1ルーキー・斎藤が2度目の登板。2回に飯山,陽のタイムリーで2点のリードを貰いながら、その裏、山崎,ルイーズと2本のアーチを被弾し、同点を許してしまう。しかし、日本ハムは6回に小谷野の2号ソロ,飯山のタイムリーで再び2点を勝ち越し。斎藤は6回にまたもルイーズに痛打され、3失点で降板。7回からは宮西−増井−武田久がノーヒットリレーで楽天の反撃をかわし、斎藤に2勝目がついた。
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April 17, 2011 19:28
◆C4−3G◆
早大の同期・斎藤の初先発と時を同じくして、福井もプロ初登板初先発。初回から先制点を貰いながら、3回に同い年の坂本に同点タイムリー,4回にはマッスル千代の富士に勝ち越しアーチを被弾。しかし、広島は5回に梵の1号3ランが飛び出して、一気に逆転に成功。福井は7回を2失点の好投を見せると、リリーフを仰いで、プロ初勝利。
◆D1−0T◆
昨日同様、両軍共にホームが遠く、点の入らない展開。阪神は寝損の前に7回まで散発3安打と沈黙。中日は6回までに4度得点圏に走者を送り、7回には満塁のチャンスを掴みながら、1点を奪えない大拙攻。0−0の儘、2日続けての延長に突入した。試合時間が3時間半手前で迎えた10回裏、既に中日が浅尾,岩瀬を使用済と言う事で引き分けではなく11回突入を狙った阪神は守護神・藤川を出し惜しみして、福原を投入するが、これが裏目。結局、ベンちゃんにタイムリー二塁打を浴び、サヨナラ負けを喫した。
◆S4−0YB◆
不振のホワイトセルがスタメンから外された事により、今季初スタメンにいきなり4番で抜擢された畠山が大爆発。2回の第1打席で先制アーチを放り込むと、3回には中押しタイムリー,6回にはこの日2本目となる2号ソロを放ち、3安打3打点。投げては今季から先発復帰となった増渕が6回までノーヒットの快投を展開。7回に好調・スレッジに痛打され、快挙は逃したが、8回を1安打無失点。最後は守護神・林が締めて、完封リレーを達成した。
◆H10−8L◆
小久保離脱の影響か、元気のない状態が続くソフトバンク打線だったが、この日は松中が先制打,初アーチを含む3安打を放つなど、7回までに8得点。しかし、8回にファルケンボーグが3失点。9回には守護神・馬原が佐藤に同点アーチを被弾と、自慢のリリーフ陣が悉く炎上。最後は松田がこの日2本目となる2号2ランを放ち、辛くもサヨナラ勝ち。
◆F8−4M◆
注目度No.1ルーキー・斎藤がついにプロ初登板初先発。オープン戦ではパッとしない内容ながらも、5試合はローテで回される事が内定している事でそれまでに結果を出したい所だが、いきなり田中のエラーで足を引っぱられた後、井口に先制被弾。D.ハッセルホフの逆転3号グランドスラム等で4点のリードを貰い、勝利投手の権利がかかった5回、簡単に二死を取った後、今度は小谷野がエラー。ここから3連打で2点を失い、この回限りで降板となったが、6回以降、5人のリリーフ陣がノーヒットリレーでリードを守りきり、斎藤は5回4失点(自責点1)と不本意な内容ながらもプロ初白星を飾った。
◆E1−4Bs◆
大広,枡田,井野と3人も今季初スタメンに起用するなど下位打線のテコ入れを図った楽天だが、その3人はいずれもノーヒット。山崎の犠飛のみと言うスミ1状態を先発・戸村がしぶとく守ってきたが、8回に2イニング目に入った2番手のルーキー・美馬が3連打で同点とされ、KO。3番手・片山もティー岡田に痛打されるなど、3点を勝ち越され、逆転負け。今季ブレイクを期待される偽バファローズ先発・西は7回を3安打1失点の好投でプロ初勝利。
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October 28, 2010 23:55
大学生投手に豊富な人材が集中している今回のドラフト。重複指名が予想されていたのは、大学No.1ストッパー・大石達也(早稲田大),第100代主将を務めたハンカチ王子・斎藤佑樹(早稲田大),高い完成度を誇る大学球界最速157km右腕・沢村拓一(中央大)の3人。横浜,楽天,広島,偽バファローズ,阪神,西武と最多の6球団の指名となった大石は抽選の結果、西武・ナベQが当たりクジを引き当てた。年明けから指名を確約していたヤクルト,ロッテに加え、日本ハム,ソフトバンクも名乗りを挙げ、計4球団の重複となった斎藤は抽選の結果、5戦5敗とクジ運のない梨田監督に代わって、3年前にトンガを引き当てた藤井社長が当たりクジを引いて、日本ハムが交渉権を獲得。沢村は相思相愛である事が伝わっていた為か、入団拒否を恐れた他球団は指名を回避した結果、巨人が単独指名。中日は重複指名のリスクを回避し、亡命の危険があるウッチャンの後釜候補として、MAX151kmの大学No.1左腕・大野雄大(佛教大)を一本釣り。抽選を外した横浜は多彩な球種を操る即戦力右腕・須田幸太(JFE東日本),広島は5年前の巨人からの指名を拒否し、一浪して進学した後、キレ味鋭いスライダーを武器に斎藤と共に早大の先発ローテを守った福井優也(早稲田大)を指名し、これで早稲田大は史上初となる3人の1位指名投手が誕生。阪神は2種類のスライダーを巧みに操る社会人No.1左腕・榎田大樹(東京ガス),ソフトバンクは強肩強打を誇る高校生No.1捕手・山下斐紹(習志野高)をそれぞれ指名。外れ1位でも重複となったのが2人。今秋ノーヒットノーランを達成するなど、安定感抜群の制球力を誇る左腕・塩見貴洋(八戸大)は楽天とヤクルトが重複指名となり、楽天・星野新監督が当たりクジをゲット。走攻守3拍子揃い、大学日本代表の主将も任された伊志嶺翔大(東海大)はロッテと偽バファローズの重複の末、ロッテが交渉権を獲得した。外れ外れ1位は残った2球団の偽バファローズとヤクルトが50m5秒台の俊足と驚異のスイングスピードで高校生No.1内野手と目される「T−山田」こと山田哲人(履正社高)の指名でまたまた重複し、3度目の正直でヤクルトがようやく当たりクジを引いた。岡田監督の壊滅的なクジ運の悪さにより、偽バファローズは外れ外れ外れ1位として、強肩好打俊足とスピード感溢れるプレーで「上州の鈴木一朗」の呼び声も高い後藤駿太(前橋商)を指名し、ようやく1位指名が終了した。全指名選手は以下の通り…。
続きを読むNovember 22, 2009 22:02
◆U−26NPB選抜−9大学日本代表◆
セ・パ誕生60周年記念として行われる事となったプロアマ交流戦。鳩山首相が見事にストライクを決めた始球式の後、NPBの先発に起用された前田健(広島)が伸びのあるストレートで大学日本代表を簡単に3人で退ける静かな立ち上がり。その裏、東京六大学現役最多勝を誇る「赤くないハンカチ王子」斎藤(早稲田大)に対し、同期の坂本(巨人)がアウトローのスライダーをうまく拾って三遊間を真っ二つに破ると、セ・リーグ新人王の松本(巨人)が粘った末に四球を選んで、無死一、二塁。ここで天谷(広島)が初球に簡単に手を出して、セカンドゴロゲッツーに倒れる最悪の展開となったが、オーバーエージ枠で4番に座った新井(阪神)がライト前へしぶとく弾き返して、1点を先制。2回からは大嶺(ロッテ)が三者三振の快投を見せると、平野(偽バファローズ)−金刃(巨人)−久米(ソフトバンク)と繋いで、僅か1安打と大学日本代表に付け入る隙を許さない。しかし、打線は塁上を賑わせながら追加点を奪えない。5回には「和製ウィリアムス」の異名をとる中後(近畿大)に対し、一死からイースタン二冠王に輝いたトンガ(日本ハム)が左中間フェンスまで達する打球を放ちながら、二塁を奪えない大チョンボ。更に、トンガは続く銀仁朗(西武)のライト前ヒットの際、二塁を回った所で一瞬、躊躇した上で三塁を狙って憤死とプロとして恥ずかしい相次ぐ走塁ミスをかまし、結局、無得点。直後の6回、大学日本代表はNPB6番手・大隣(ソフトバンク)から小林(同志社大)がセンター前に弾き返すと、林崎(東洋大)が送った後、伊志嶺(東海大)がピッチャー強襲ヒットを浴びせて、一、三塁。ここで多木(法政大)の打球はショート後方へのどん詰まりのフライ。しかし、背走した坂本のグラブに当てながら落球するまずいプレー(記録はヒット)の間に小林が同点のホームイン。更に、土生(早稲田大)が死球を食らって満塁とチャンスを広げたが、若松(近畿大),越前(立正大)と打ち上げて、勝ち越しならず。追い付かれたNPB選抜は7回以降、唐川(ロッテ)−由規(ヤクルト)−山口(横浜)と繋いで、1失点で凌ぎきったが、打線の方は7回一死一、二塁,8回無死一、二塁のチャンスを作るなど、毎回走者を出しながら、あと一本が出ず、9残塁1併殺2盗塁死の拙攻でスミ1に終わり、1−1のドローとなった。
両軍共に9投手を繰り出す小刻みな継投の所為で打者の的が絞りきれないうちに終わったと言う印象の試合。大学選抜8番手の西嶋(明治大)が無死一、二塁のピンチを作ってKOされた為に前倒しで登板した菅野(東海大)が2イニング投げた以外は全員1イニングぽっきり。注目の斎藤も初回のみで降板とあっては流石に物足りない。やはり、2〜3イニングは見てみたかったものだ。大体、延長なしの一発勝負で24人のベンチ入りは多過ぎるだろう。しかも、全員出場前提だし…。それにしても、トンガの走塁と坂本の落球はプロとしてはいただけないプレーだった。いずれも白星を逃すに到った致命的なミスと言えるだろう。
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