平野将光
July 15, 2010 23:08
◆D3−9S◆
0−0で迎えた3回、ヤクルトは二死走者なしから、青木の二塁打,田中の四球で一、二塁とした所で飯原が走者一掃のタイムリー二塁打を放って、2点を先制。その裏、中日は先頭の谷繁が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに5号ソロを叩き込み、1点差。直後の4回、ヤクルトは連打で作ったチャンスで藤本のセカンドゴロの間に1点をあげると、続く5回には一死一塁から飯原が2打席連続のタイムリー二塁打を放ち、4点目。3点を追う中日はその裏、エラーに四球とノーヒットで二死一、二塁とすると、大島が走者一掃のタイムリー二塁打を浴びせ、1点差。突き放したいヤクルトは6回、二死一、二塁から青木がライト前へタイムリーを放って、1点を追加。9回には相川,藤本のタイムリー等で一気に4点を奪い、ダメ押し。先発のルーキー・中沢は5回3失点で降板となったが、リリーフの援護を仰いで6勝目をマークした。
◆YB5−12C◆
横浜は初回一死二塁から内川のタイムリー二塁打で先制。なおも追加点のチャンスだったが、村田,スレッジの4,5番があえなく凡退。直後の2回、広島は嶋の四球,ルパン広瀬のヒットで一、二塁とすると、二死後、倉がレフトスタンドへ2号逆転3ラン。4回には連打と犠打で一死二、三塁とした所でまたも倉がタイムリー。更に、二死後、東出が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、この回3点。続く5回には二死三塁から岩本に3号2ランが飛び出し、8点目。2回以降、毎回チャンスを作りながら、悉く逸してきた横浜は6回、一死二塁から武山のタイムリー二塁打でようやく1点を返すと、二死後、下園が2号2ラン。しかし、直後の7回、広島は梵の7号ソロ,ルパン広瀬の4号2ランで3点を奪い返し、試合を決定付けた。先発の偽ハンカチ王子・斉藤は6回を投げて4失点で2勝目をあげた。
◆L7−0F◆
3回、西武は高山,片岡のヒットで二死一、三塁とすると、栗山がレフト前へ先制のタイムリー。続く4回には二死走者なしから好調・坂田がライトスタンドへ5号ソロ。5回には一死から内野安打で出た片岡が二盗に失敗するも、阿部がレフトスタンドへ移籍初アーチ。更に、6回には一死からブラウンの二塁打,フェルナンデスのタイムリーで1点と着々と加点。そして、8回には4長短打を集中し、ダメ押しの3点を追加。投げては先発・平野が散発3安打のプロ初完封で今季初勝利を飾った。前日の死球で骨折した劇団ひちょりが登録抹消となった日本ハムは投打に精彩を欠き、6月10日以来、36日ぶりの連敗。連続カード勝ち越しも7でストップした。
◆M3−1Bs◆
吉見に長谷川とシーズン途中にセ・リーグから移籍した同士の対決となったこの試合、先手を取ったのは偽バファローズ。2回にティー岡田,北川,バルディリスの3連打で1点を先制。なおも無死一、二塁のチャンスだったが、後続3人が外野にすら飛ばせず、1点止まり。4回までゼロ行進を続けていたロッテは6回、バルディリスのエラー,岡田の内野安打で一、三塁とした所で西岡がレフトへ犠飛を打ち上げ、同点。続く6回には二死三塁からまたもやバルディリスがエラーを犯し、タナボタの勝ち越し点をゲット。偽バファローズは8回、二死から北川の二塁打の後、連続四球で満塁と一打逆転のチャンスを築くも、山崎浩がファーストへのファールフライに倒れて、三者残塁。すると、その裏、ロッテは大松の犠飛でダメ押しの1点を追加。最後は守護神・小林宏が3人で締め括った。吉見は6回1失点で3勝目。長谷川は自責点1の好投で8年ぶりの完投を果たすも、打線の援護に恵まれず、移籍初黒星。
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July 23, 2008 23:08
◆T0−5G◆
阪神先発・ボーグルソンの前に巨人は初回先頭の鈴木尚がヒットを放った以降、5回まで一人の走者も出せずにゼロ行進。しかし、阪神もグライシンガーの前に5回まで1安打と沈黙。0−0の儘、迎えた6回、巨人は坂本,鈴木尚のヒットの後、古城が死球を食らって、一死満塁のチャンス。ここでガッツが一塁線を破るタイムリー二塁打を放ち、二者生還。更に、続く寿司職人ラミレスも右中間へ2点タイムリーを浴びせて、この回、4点。その裏、阪神は代打・庄田,シャア少佐の連打で無死一、二塁のチャンスを掴むも、後続3人が打ち取られ、二者残塁。続く7回には一死から葛城イクローの死球,矢野のヒットでグライシンガーをKOするも、2番手・山口の前に代打・悠久の若虎・桧山はショートゴロ。絶好調の代打・高橋光も3番手・上原の前に空振り三振に斬って取られて、またも二者残塁。巨人は8回、大道の犠飛でダメ押しの5点目を追加。最後は豊田が締めて、完封リレーを達成。
直接対決とあってマジックを消滅させる事は出来なかったものの、この3連戦勝ち越しを果たし、巨人が阪神に意地を見せた。昨夜、エラー連発で足を引っ張ったガッツな汚名返上の決勝タイムリー。鈴木尚も3安打2得点とポイントゲッターとして大活躍。投げてはグライシンガーが4連勝で2年連続の10勝目をマーク。星野監督に媚び売って、北京に拉致される日まで、先発に戻されない事が確実視されている上原もようやく勝負所で好投し、完封リレーに一役買った。阪神はボーグルソンを引っ張り過ぎたのが痛かった。ガッツにタイムリーを浴びた所で交代すべきだったろう。その裏の打順が9番からだった事もあるのかもしれないが、阪神のリリーフ陣の層の厚さを考えれば、そんな所で投手の駒をケチる必要はなかった筈だ。2点差で食い止めていれば、その裏のチャンスで平野は間違いなくバントだったろうし、大きく戦局は変わっていたかもしれない。
◆D3−8C◆
相変わらず、連敗を止める事よりも、求道者・前田をシメ倒す事に夢中なブラウン監督はこの日も求道者・前田をベンチに軟禁。これに対して、中日は初回、内野安打で出た荒木がコズロースキーの牽制悪送球で一気に三塁を欲張って憤死する大チョンボ。続く井端は四球で歩いた後、盗塁と内野ゴロで三進。ここでコズロースキーが暴投をかまし、タナボタの先制点をゲット。3回に栗原のタイムリーで追い着かれるも、その裏、一死一、三塁から森野のタイムリーで再び勝ち越しに成功。更に、二死後、ベンちゃんが死球を食らい、満塁とチャンスを広げるも、中村紀はサードゴロに倒れて三者残塁。1点を追う広島は5回、二死一、二塁から栗原が14号3ランをぶち込んで、逆転すると、更に、一、二塁となった所でシーボル,小窪に連続タイムリーが飛び出して、この回、一挙5点。4点を追う中日はその裏、一死一塁から森野のタイムリー二塁打で1点を返すと、続くT.ウッズが歩いて一、二塁と一発で同点のチャンス。しかし、ベンちゃん,中村紀と倒れて、1点止まり。広島は7回に石原のタイムリー,8回には東出のタイムリーで加点し、ダメ押し。最後は5点差ながら、8日ぶりの登板となった守護神・永川が3人でピシャリと締め、広島の連敗は7でストップした。
中日は牽制悪送球に暴投に四球連発と大荒れのコズロースキーを捉えきれず、怒濤の拙攻三昧で大惨敗。一方、広島は栗原があわやサイクルヒットと言う4安打4打点の大爆発でようやく連敗をストップ。求道者・前田は大局が決まりかけていた8回にようやく代打で登場。相変わらずの不遇な扱いに怒りの炎を燃やす求道者・前田の鋭い眼光が寝損をたじろがせ、ダメ押し点の繋がる四球を勝ち取ったが、勿論、こんな事で満足する求道者・前田ではないだろう。連敗が止まったとは言え、ブラウン監督が暗黒采配を揮い続ける限り、広島がピンチを抜け出した事にはならないのだ。
◆S4−6YB◆
昨夜、先発投手としては史上最速タイの10球で危険球降板となった小林が2日連続の先発登板。しかし、初回から青木,田中とタイムリーを許して、2点を失うと、2回には村田の28号ソロと自らのタイムリー二塁打で追い着いておきながら、その裏、一死二、三塁から福地の犠飛,宮本のタイムリーで2点を勝ち越され、この回限りであえなくKO。しかし、横浜は4回に相川の2号ソロで1点を返すと、5回には吉村が21号3ランを叩き込み、一気に逆転に成功。以降、試合は膠着状態に陥り、4−6の儘、終盤へ突入。横浜は8回から早くも守護神・はーちゅんを投入すると、はーちゅんは期待に応え、残り2回を無難に抑えて、2点のリードを守りきった。
石川が5回6失点の背信投球でヤクルトはまたまた借金生活に逆戻り。横浜は小林の2日連続先発起用と言う奇策は裏目に出たものの、村田,吉村の東福岡コンビの活躍で見事に逆転勝ち。吉村はここ7試合で猛打賞3度を含む4度のマルチ安打,ホームランも5発の大当たり。村田の拉致される時が迫っているこの時期に吉村が調子を上げてきたと言うのは横浜にとって大きな救いだろう。
◆H4−5Bs◆
ソフトバンクは初回、小久保のタイムリー二塁打で1点を先制。プロ初登板初先発となる高卒ルーキー・岩崎は2回までは踏ん張っていたが、3回、4連打を浴びて同点とされると、二死後、北川に勝ち越し2点タイムリー二塁打を許して、この回限りで無念のKO。2点を追うソフトバンクは5回、一死一、二塁から川崎が今季初アーチとなる3ランを叩き込み、一気に逆転。しかし、8回、この回からマウンドに上がった 陽が2四死球で一死一、二塁のピンチを作り、降板すると、代わった久米も死球を与えて、満塁とした所で坂口に同点犠飛,阿部に勝ち越しタイムリーを許して、形勢逆転。偽バファローズは守護神・加藤が三者三振の快投で締め括り、この3連戦勝ち越しを決めた。
岩崎を先発に送り込んだ段階である程度、負けは覚悟していたであろうソフトバンクだが、結果的に悔しい敗戦となった。岩崎の3回降板は予想の範疇だったろう。しかし、川崎の3ランと言う予期せぬ展開で逆転となれば、何とか勝ちを拾いたかったが、陽,久保の乱調に泣いた。久米はともかく、あそこで陽を出さなければならない辺り、ソフトバンクの苦しい台所事情が窺えると言うものだ。
◆F2−3M◆
清水,藤井がいずれも走者を出しながら、丁寧な投球であと一本を許さず、両軍無得点の儘、試合は中盤へ突入。先手を取ったのはロッテ。5回先頭の今江が三塁打で出ると、続くサブローのタイムリーで先制のホームイン。1点を追う日本ハムは6回、一死一塁から田中が同点タイムリー三塁打。更に、2四球で二死満塁と勝ち越しのチャンスを掴むが、稲田はサードへ打ち上げて、勝ち越しならず。すると、直後の7回、ロッテは今江,サブロー,竹原の3連打で2点を勝ち越し、藤井をKO。日本ハムも負けじとその裏、二死三塁から工藤がタイムリーを浴びせて清水をKO。更に、代わった川崎から田中がヒットで続いたが、稲葉はレフトフライに倒れて、二者残塁。8回にも二死二塁のチャンスを逃した日本ハムは土壇場9回、一死から劇団ひちょり,工藤の連打で一、二塁と長打が出れば、一気にサヨナラのチャンス。しかし、田中は空振り三振に倒れると、続く稲葉もサードゴロに倒れ、あと一歩及ばなかった。
ロッテは3併殺を食らうなど、拙攻続きだったが、日本ハムはそれ以上の大拙攻。1〜3番まで8安打,5番の高橋も2安打を放ちながら、僅かに2得点。4度得点圏に走者を置く場面で打席が回ってきながら、3タコ(+1敬遠)に終わった4番・稲葉のブレーキぶりが大きく響いた。ロッテ先発・清水は前回は4回もたずにKOされる炎上ぶりだったが、今回は要所でよく持ち堪え、8勝目をあげた。
◆L14−5E◆
プロ初先発となるルーキー・平野を何とか援護したい西武は初回、2死球で一死一、二塁のチャンスを拾うと、ブラゼルが走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、2点を先制。更に、グスマンの悪送球と後藤のタイムリーでこの回4点。直後の2回、楽天は西村のタイムリー内野安打で2点を返し、2点差と詰め寄るが、西武は5回、またもブラゼルが24号3ランを叩き込むと、更に、礒?にもタイムリーが飛び出し、8点目。6回にも1点を加えた西武は7回には江藤,中村,礒?と3発のアーチ攻勢で5点を奪い、試合を決定付けた。
西武がが2試合連続14得点の猛攻で3連勝。逆に言えば、楽天投手陣が連日、火だるまと言う事だ。この3連戦で実に34失点と言う炎上ぶりは目も当てられない。ただでさえ、田中がリタイアし、踏ん張らなくてはいけない投手陣がこの有様では今後の連敗ロードは避けられないか!? 平野は6回途中3失点で降板となったが、大量援護に恵まれて、プロ初勝利を飾った。
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