川井雄太
July 19, 2009 23:56
◆G0−1T◆
巨人先発・内海は初回から一死満塁のピンチを背負うが、ブラゼル,新井と退け、ピンチ脱出。2,3回と3人で切り抜けて、波に乗ってきたかと思いきや、4回一死二塁,5回一死二塁,6回一死一、二塁,8回一死二塁と再三再四得点圏に走者を背負う苦しい投球。それでも、あと一本を許さず、9回まで無失点。一方、阪神先発・能見は6回まで2四死球を許しただけのノーヒットと完璧な投球。7回二死から寿司職人ラミレスに初安打を浴びたものの、崩れる事なく、9回まで散発2安打に抑え、0−0の儘、延長に突入。9回に代打を出された内海に代わり、10回からマウンドに上がったクルーンだが、代わりばな平野に二塁打を浴びて、いきなりのピンチ。ここから関本,代打・悠久の若虎・桧山と打ち取り、二死まで持ち込んだものの、18打数ノーヒットと不振に喘いでいたキュラソ星人にタイムリー二塁打を浴び、ついに先制点を献上。ようやくリードした阪神はその裏から登板した守護神・藤川が三人でピシャリと締めて、完封リレーを達成。能見は9回を12三振奪っての零封と言う素晴らしい内容で約1ヶ月ぶりの4勝目。
◆YB3−6D◆
勝ってこそいるものの、相変わらず、先発投手と一発に頼り切りと楽観視出来るチーム状態ではないと言うのに、一向に名手・川相を現役復帰させようとしない落合監督はまたも川井を起用するお茶濁し采配を展開。しかし、所詮、カワイであって川井ではない川相ではチームの空気を変える事は出来ず、中日打線は3回まで僅かに1安打と沈黙。しかし、4回、ブランコ,ベンちゃんの連続二塁打でようやく先制すると、藤井がヒットで続いた所で中村一が犠飛を打ち上げ、この回2点。続く5回には二死から森野が四球を選ぶと、ブランコが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに27号2ランを叩き込み、4点目。その裏、横浜は吉村,武山の連打で一、三塁とすると、山崎のセカンドゴロの間に吉村が生還。更に、代打・関口がプロ初打席初安打となる二塁打を放ち、二、三塁となった所で金城のシヨートゴロの間に武山が返って、2点目。7回には一死一、二塁のチャンスを作って川井をKOすると、代打・ジョンソンも歩いて、満塁となった所で金城が犠飛を打ち上げ、1点差。なおも一、二塁とチャンスは続いたが、代打・下園がライトフライに倒れて、同点ならず。直後の8回、中日はエラーで貰った満塁のチャンスに代打・立浪が2点タイムリーを放ち、ダメ押し。その裏から、浅尾−岩瀬と繋ぐ必勝リレーで逃げ切り。川井は6回1/3を3失点で開幕10連勝となった。
◆C1−3S◆
初回、フィリップスの4号ソロで先制を許したヤクルトだが、3回、一死から石川,青木と連打を浴びせると、田中,福地と連続タイムリーを放ち、逆転に成功。その裏、横浜は一死から東出,フィリップスの連打でチャンスを作るが、栗原,マクレーンと倒れて、同点ならず、1−2の儘、迎えた6回、ヤクルトは二死走者なしからガイエルが二塁打を浴びせると、続く宮本がセンター前へタイムリーを放ち、3点目。広島は立ち直った石川に対し、4回の会沢のヒット以降、15人連続凡退と全くチャンスを掴めない。9回から代わった守護神・林から先頭の栗原がヒットを浴びせたものの、マクレーンはショートフライ,会沢はサードゴロゲッツーに倒れて、万事休す。石川は8回を無四球1失点の好投で8勝目。
◆M3−1H◆
ソフトバンク先発・ホールトンに対し、西岡の7号先頭打者アーチで先制したロッテは続く2回には四球の竹原を一塁に置いて、フクーラが2号2ランを叩き込み、3点目。一方、ロッテ先発・小野の前に4回までノーヒットと沈黙していたソフトバンクは5回、先頭の小久保がチーム初安打を放つと、一死後、長谷川の二塁打で一気に本塁を狙うが、タッチアウト。しかし、続く田上がタイムリーを放つと、村松も歩いて、一、二塁となったが、本多はファーストゴロに倒れて、1点止まり。6回には二死から3連打で満塁としたものの、小野をKOするが、代わった松本の前に長谷川がピッチャーゴロに倒れて、三者残塁。最後はシコースキーの前に反撃を断たれ、2位転落。ホールトンは4回以降ノーヒットと完全に立ち直ったものの、援護を貰えず、完投負け。小野は5回2/3を1失点で切り抜け、6勝目。
◆F−L◆
降雨中止。
◆E8−7Bs◆
2回に坂口のタイムリー内野安打で先制した偽バファローズは4回には二死一塁から坂口,塩崎,フェルナンデス,カブレラと4連打を浴びせて、3点を追加。楽天先発・岩隈はこの回限りで早くも降板となった。4点を追う楽天はその裏、ヒットとエラーで一死一、二塁とすると、青波の長瀬のタイムリーでまず1点。更に、中村紀が歩いて満塁となった所で中村真が犠飛を打ち上げ、2点目。続く5回には一死二、三塁から、山崎武が2点タイムリーを放ち、同点とすると、6回にはエラーと犠打で一死三塁とした所で岸田が暴投を犯し、労せずして勝ち越しに成功。直後の7回、偽バファローズは一死からカブレラがヒットで出ると、連続四死球で満塁のチャンス。大引は三振に倒れたが、代打・下山が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、一気に逆転。しかし、その裏、楽天は無死二塁から青波の長瀬がレフトスタンドへ7号2ランを叩き込み、再び振り出しに。7−7で迎えた土壇場9回、この回から代わった守護神・加藤に対し、楽天は先頭の草野が四球で歩くと、二死後、中村真のヒット,代打・憲史の四球で満塁。ここでリンデンがライト前へタイムリーを放ち、サヨナラ勝ち。9回に3人できっちり抑えた6番手・福盛に3勝目がついた。
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July 12, 2009 20:39
◆T1−2G◆
内海,下柳の両先発左腕がいずれも5回を1安打無失点の好投を展開。均衡が崩れたのは6回。巨人は一死から坂本がセンター前ヒット,鈴木がセカンド内野安打を浴びせて、一、二塁のチャンス。ここでガッツが右中間を破る走者一掃のタイムリー二塁打を浴びせて、ついに2点を先制。追いかける阪神は8回、先頭の狩野が二塁打を放つと、二死後、関本がレフト前に弾き返して、狩野が生還。更に、新井がヒットで続き、長打が出れば、一気に逆転と言う場面でキュラソ星人が打席に入ったが、セカンドゴロに打ち取られ、二者残塁。9回も続投となった内海は一死から桜井に痛打されたものの、鳥谷,狩野と打ち取って、今季2度目の完投勝利で4勝目。これで巨人は引き分け1つを挟んで4連勝となった。
◆D4−0C◆
名手・川相の現役復帰待望論が強まる一方だと言うのに、事態の大きさを分かっていないのか、それを無視し続ける落合監督はまたもや川井を先発起用し、お茶濁し采配を敢行。所詮、カワイであって川相ではない川井ではチームの空気を変える事は出来ず、中日は初回からゲッツーを食らう相変わらずの拙攻モード。一向に得られそうにない援護にやきもきしつつも、川井は毎回ヒットを浴びながら、先制を許さない粘りの投球を展開。何とか先手を取りたい中日は4回、一死一、二塁からベンちゃんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、走者一掃の先制タイムリー三塁打となると、続く藤井もタイムリー二塁打を放ち、この回3点。続く5回には二死三塁からブランコのタイムリー内野安打で4点目。広島は6回、先頭の東出がヒットで出るも、一死後、栗原がショートゴロゲッツー。7回には四球と連打で無死満塁とするが、倉が最悪のホームゲッツー。続く代打・嶋は三振に倒れて、結局、無得点。相次ぐピンチを凌いだ川井は8,9回も0点に抑えて、今季初完投初完封で球団初の開幕9連勝を収めた。広島先発のルーキー・小松は4回3失点KOでプロ初黒星。
◆S1−2YB◆
初回一死一、三塁のチャンスにデントナ,ガイエルの両助っ人が倒れて、先制点を逃したヤクルトだが、続く2回、二塁打の宮本が三進した所で川島慶のタイムリーが飛び出し、1点を先制。先発・石川は7回まで散発2安打無失点と素晴らしい投球を展開していたが、7回裏、一死一塁の場面で代打・飯原を送ってしまい、継投策に走った事が運の尽き。8回から登板の2番手・五十嵐は制球が定まらず、2四球で二死一、二塁のピンチを作ると、村田にタイムリー二塁打を浴び、同点。9回には同点ながらもマウンドに上がった守護神・林がいきなり先頭の石川に痛打されると、二盗と犠打で一死三塁のピンチを背負い、藤田に勝ち越し犠飛を許して、今季初の自責点を献上。土壇場で勝ち越した横浜はその裏、加藤康−山口と繋いで、逃げ切り。横浜2番手の木塚に2勝目が転がり込んだ。
◆H8−0E◆
6月14日以来の先発となる岩隈に対し、3回まで0点に抑えられていたソフトバンクだが、4回、先頭の松中が13号先制ソロを放り込むと、小久保がヒットで続いた後、ハマのスペランカーも10号2ラン,田上が13号ソロを叩き込む一発攻勢でこの回4点。更に、5回には一死一、二塁から小久保が8号3ランをぶち込んで、7点目。岩隈はこの回限りでKOとなった。ソフトバンクは7回にも小久保の犠飛でダメ押しの8点目。8回からは攝津アッパー−水田と繋いで完封リレーを達成。先発のホールトンは7回無四球無失点の好投で7勝目。
◆F7−6M◆
初回から2四球を許すなど、苦しい立ち上がりのロッテ先発・小野。2回も一死二塁のピンチを凌いだが、3回、先頭の金子誠に8号ソロを被弾し、先制点を献上。1点を追うロッテは4回、二死二塁から里崎,橋本将と連続二塁打を浴びせて、逆転に成功。更に、竹原,今江と連続四球を選んで、満塁としたが、西岡はライトへ打ち上げ、2点止まり。すると、その裏、日本ハムは3連打で無死満塁とすると、一死後、大野が2号グランドスラムをぶち込んで、一気に逆転。3点を追うロッテは5回、フクーラ,井口の連打で二、三塁とすると、大松が犠飛を打ち上げ、3点目。日本ハムは8回に金子誠にこの日2本目となる9号ソロが飛び出し、これで試合は決まったかと思われたが、土壇場9回、守護神・武田久が3連打で無死満塁の大ピンチ。この後、井口,大松と打ち取り、二死まで持ち込んだが、サブロー,里崎と連続タイムリーで3点を失い、延長に持ち込まれた。ラストイニングとなった12回、表の攻撃を凌いで負けがなくなった日本ハムはその裏、小谷野,金子誠のヒットで二死一、三塁のチャンス。ここで梨田監督は劇団ひちょりに代えて、恐怖の残塁量産マシン,怒濤のチャンスブレイカーの名を欲しいままにするあの男を代打に起用。最早、勝負を諦めたのかと思われたが、あの男はここまで14打席ノーヒットで溜めに溜め込んでいたインケツパワーを開放して、ライト前に落として、サヨナラ勝ち。7番手の宮西は2回無失点の好リリーフで無傷の4勝目。ロッテはこれで4連敗となった。
◆L3−2Bs◆
西武先発・帆足に対し、偽バファローズは初回、フェルナンデスが9号先制ソロ。一方、西武は偽バファローズ先発・平野に対し、2回に中村が30号ソロで追い付くと、4回には二死一、二塁からG.G.佐藤のタイムリーで勝ち越し。6回にフェルナンデスのタイムリーで追い付いた偽バファローズは更に、一死満塁とチャンスを広げるも、大引,鈴木と打ち取られ、勝ち越しならず。すると、その裏、西武は一死一、二塁から礒?のタイムリーで再び勝ち越し。偽バファローズは8回、先頭のフェルナンデスがヒットで出るも、カブレラが最悪のゲッツー。9回にも先頭の大引が四球を選ぶが、代打・大村がゲッツー。小瀬がヒットで望みを繋いだが、最後は坂口が倒れて、あと1点が届かなかった。帆足は7回2失点で4勝目をマークした。
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July 05, 2009 20:59
◆D5−4G◆
名手・川相の現役復帰待望論を無視し続ける落合監督はまたも川井を先発起用して、お茶を濁す作戦に…。しかし、所詮、カワイであって川相ではない川井にチームの空気を変える事は出来ず、初回から寿司職人ラミレスにタイムリーを許し、先制点を献上。しかし、その裏、巨人先発・内海に対し、井端,荒木の連打で一、三塁とすると、森野が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、犠飛としては十二分のセンターフライとなり、井端が同点のホームイン。更に、ブランコのヒットの後、ベンちゃんのショートゴロの間に荒木が返って、勝ち越しに成功。3回にはブランコのタイムリーで1点を追加すると、4回には川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに谷繁が今季初アーチとなる2ランをぶち込んで、5点目。4点を追う巨人は直後の5回、一死三塁から坂本の内野ゴロで1点を返すと、更に、ヒットで出た鈴木が二盗を決めた後、ガッツ,寿司職人ラミレスと連続タイムリーを浴びせて、1点差。中日は7回から登板の河原が三者凡退に仕留めて、巨人の勢いを止めると、8回には浅尾が三者三振の快投。そして、9回は満を持して登板の守護神・岩瀬が3人でピシャリと締めて、辛くも逃げ切った。川井は6回4失点ながらも、開幕8連勝。
◆YB4−6C◆
0−0で迎えた3回、広島は二死走者なしから末永,東出と連打を浴びせると、謎の新助っ人・フィリップスが先制2号3ラン。続く4回には嶋が2号ソロと一発攻勢で4点のリード。4者連続三振を奪うなど、3回まで素晴らしい立ち上がりを見せていた青木高だったが、4回、先頭のガッツな貴公子・仁志を歩かせると、一死後、村田にレフトスタンドへ15号2ランをぶち込まれ、2点差。これで流れを引き寄せたい横浜だったが、先発・マストニーが3四球で一死満塁のピンチを作り、KOとなると、代わったカリメロも嶋に犠飛を打ち上げられて、5点目を献上。粘る横浜はその裏、エラー絡みで1点を返すと、7回には代打・メカゴジラの犠飛で1点差。土壇場9回、広島は一死二、三塁からフィリップスが犠飛を打ち上げ、ダメ押し。最後は守護神・永川がきっちり締めて、8カードぶりの勝ち越し。久々の先発となった青木高は5回3失点で降板も2年ぶりの白星を掴んだ。
◆T4−1S◆
シャア少佐が首痛で登録抹消となり、開幕から15打数ノーヒットにも拘わらず、よもやの1番でスタメン起用されたバルディリスが何と今季初安打となる先頭打者アーチを叩き込み、阪神が1点を先制。4回には一死からキュラソ星人,ブラゼル,桜井の3連打で1点を加えると、更に、鳥谷が歩いて満塁となった所で狩野がショートゴロに倒れて、ゲッツー…と思いきや、ブラゼルに視界を遮られた川島慶がこれを後逸し、一気に二者生還。4点を追うヤクルトは6回、青木の二塁打の後、田中がタイムリーを放ち、ようやく1点を返すが、この後、クリーンアップが悉く凡退し、1点止まり。続く7回には一死から相川がヒットで出るも、川島慶が最悪の月ツー。8回にも一死一、二塁のチャンスを作るが、福地の痛烈なライナーがファーストの正面に飛んでしまい、一塁走者は戻れずにまたまたゲッツー。再三のピンチを切り抜けてきた阪神は最後は守護神・藤川が三者三振の快投で締め括った。先発のソニックは6回1失点の好投で3勝目。
◆F2−3H◆
1,2回とヒットを浴びせながら、日本ハム先発・スウィーニーを攻めあぐねていたソフトバンクだが、3回、先頭の松田が二塁打で出ると、一死後、オーティズがタイムリーを放ち、1点を先制。更に、続く松中が12号2ランを叩き込み、この回3点。3点を追う日本ハムはその裏、糸井のタイムリー二塁打で1点を返すと、6回にはゲッツーの間に1点を加えて、1点差。4回以降1安打と沈黙していたソフトバンクは8回、二死から連打と四球で満塁とするも、田上がサードゴロに倒れて、追加点ならず。しかし、その裏からファルケンボーグ,馬原が3人ずつで片付ける完璧なリリーフで1点のリードを守りきり、日本ハムと入れ替わりで今季初の単独首位に浮上。先発のホールトンは7回2失点で6勝目。
◆E6−7L◆
連敗地獄に喘いでいる楽天は初回、5月23日以来のスタメン復帰となった青波の長瀬の5号2ランで先制する上々の滑り出し。しかし、続く2回に無死満塁,3回にも二死満塁のチャンスを逃し、波に乗り切れない。すると、西武は4回にG.G.佐藤の2点タイムリーで一気に同点。追い付かれた楽天はその裏、二死三塁から渡辺直が勝ち越しタイムリーを浴びせ、西武先発・ワズディンをKO。5回に三たび満塁のチャンスを潰してしまうが、6回、二死一塁からまたも青波の長瀬がタイムリー二塁打を放ち、4点目。2点を追う西武は7回、二死から中島が四球,中村がヒットで出ると、礒?がタイムリーを浴びせて、1点差。なおも一、二塁のチャンスでここまで3打数3安打のG.G.佐藤に回したが、三振に倒れて、同点ならず。その裏、楽天は中村真の2点二塁打で突き放すも、直後の7回、上本の1号2ランで再び1点差とされると、更に、二死一塁からマウンドに上がったミチルが中島に痛打された後、中村を歩かせ、満塁とした所で、礒?,G.G.佐藤に連続四球を与えて、逆転を許す大乱調。楽天はその裏、一死一、二塁のチャンスを逃すと、9回にも二死一、二塁と長打が出れば、サヨナラと言う場面を作りながら、最後は首位打者・草野がセカンドゴロに打ち取られ、ゲームセット。楽天は15残塁の大拙攻と継投策の失敗で6連敗となった。
◆M4−1Bs◆
偽バファローズは初回、いきなり先頭の坂口が二塁打で出るも、後続3人があえなく凡退し、二塁に釘付け。続く2回には一死から連打を浴びせるも、山崎浩がゲッツーを食らい、またも得点ならず。すると、その裏、ロッテは先頭のサブローが9号先制ソロ。更に、橋本将,里崎の連打で二、三塁とした所で堀が犠飛を打ち上げ、この回2点。続く3回には一死満塁から橋本将のタイムリー,里崎の押し出し四球で2点を追加。5,7回と二死一、二塁のチャンスを逃すなど、一向に点を奪えないでいた偽バファローズは8回二死二塁からラロッカのタイムリーでようやく1点を返すが、後が続かない。最後はシコースキーの前で3人で斬って取られ、連勝は3でストップ。ロッテ先発の小野は8回途中まで1失点と粘りの投球を見せ、5勝目をマークした。
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June 28, 2009 21:57
◆G7−1S◆
1勝1敗で迎えた首位攻防第3戦は内海,石川の左腕エース対決。内海が三者凡退と上々の立ち上がりを見せたのに対し、石川はいきなり先頭の坂本に二塁打を浴びた事でリズムを崩したか、一死後、ガッツにタイムリー三塁打,寿司職人ラミレスに犠飛を許して、2点を献上。2回以降走者を出しながらも、要所を締める粘りの投球で踏ん張っていた石川だが、6回、一死二塁から松田記者にタイムリー三塁打を浴びると、阿部を歩かせた後、李に3試合連続の15号3ランを叩き込まれて、この回限りでKO。巨人は続く7回にもガッツのタイムリー二塁打でダメ押しの7点目。内海は8回に相川に4号ソロを浴び、完封こそ逃したものの、4安打無四球完投で3勝目。首位攻防3連戦を2勝1敗と勝ち越した巨人はヤクルトとの差を3ゲームと広げた。
◆C1−2D◆
名手・川相の現役復帰待望論が叫ばれている中、一向に手を打とうとしない落合監督はまたもや川井を先発起用する事でお茶を濁す有様。しかし、所詮、カワイであって川相ではない川井ではチームの空気を変える事は出来ず、中日は初回から一死二塁のチャンスを逃すいきなりの拙攻モード。相変わらずのタイムリー欠乏症ぶりに川相不在を痛感し、落胆の色を隠せない川井はその裏、二死二塁のピンチで栗原にタイムリーを浴び、先制点を献上。1−0の儘、迎えた4回、一死からブランコが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに21号ソロを叩き込み、追い付くと、続くベンちゃんも川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに19号ソロをぶち込んで、勝ち越しに成功。6回には荒木のヒット,ベンちゃんの四球で二死一、二塁とするも、藤井が打ち上げて、二者残塁と相変わらず、一発が出ないと如何ともし難い様子。まともな援護が得られない中、川井は2回以降追加点を許さず、8回に浅尾を挟んで、9回から守護神・岩瀬が登場。いきなり先頭のルパン廣瀬に二塁打を浴びた岩瀬は石原に犠打を許して、一死三塁のピンチ。しかし、代打・緒方,梵と打ち取って、辛くも逃げ切り、3連戦3連勝。7回1失点の川井は開幕7連勝となった。これで連勝を6と伸ばした中日だが、極度の一発依存症,タイムリー欠乏症は一向に治る気配がなく、先発投手の頑張りにおんぶにだっこ状態とあって、とても連勝中のチームとは思えない重苦しい空気に包まれるばかり。この絶望的な状況を打破する為にも一刻も早い名手・川相の現役復帰が待たれる所だ。
◆T3−2YB◆
阪神先発・ソニックに対し、横浜は2回、先頭の下園が2号ソロを叩き込み、1点を先制。5回には二死走者なしから内川がレフト線へ二塁打を浴びせると、続く村田がレフト前へタイムリーを放ち、2点目を追加。未だに白星のない横浜先発・マストニーに対して、阪神は5回まで毎回走者を出しながら、あと一本が出ず、ゼロ行進。7回には狩野,葛城イクローと連打わ浴びせて、マストニーをKOするが、代わった木塚の前にシャア少佐が最悪のショートゴロゲッツー。続く関本もピッチャーゴロに打ち取られ、結局、無得点。土壇場9回、阪神は2点ビハインドながらも、守護神・藤川を投入する執念の継投を展開。藤川は2四球を出しながらも、無失点で切り抜けると、その裏、抑えの山口に対し、一死から3連打で満塁の大チャンス。ここで代打・悠久の若虎・桧山が犠飛を打ち上げ、まず1点。なおも一、二塁の場面で関本が走者一掃のタイムリー三塁打を浴びせて、逆転サヨナラ勝ちを収めた。
◆L5−7H◆
ソフトバンク先発・ホールトンに対し、西武は初回、四球の栗山を一塁に置いて、中島が11号先制2ラン。ソフトバンクが4回にハマのスペランカー,松田のタイムリーで追い付くも、その裏、西武はG.G.佐藤の11号2ランですかさず勝ち越し。再び2点を追う展開となったソフトバンクは5回、オーティズの11号ソロで1点差とすると、7回には松中が10号2ランを叩き込み、逆転に成功。しかし、粘る西武は8回、栗山が同点タイムリー二塁打。更に、一死一、三塁とチャンスを広げたが、礒?,G.G.佐藤と連続三振に斬って取られ、勝ち越しならず。すると、直後の9回、ソフトバンクは一死二塁からオーティズがこの日4安打目となるタイムリー二塁打を浴びせて、勝ち越し。更に、二死後、小久保もタイムリーを放ち、ダメ押し。最後は守護神・馬原が3人でピシャリと締め、逃げ切った。ソフトバンクはこれで日本ハムに並ぶ首位タイに浮上。3番手のファルケンボーグに4勝目がついた。
◆M3−2F◆
試合前から、いつコールドになるとも知れない空模様とあって、早く主導権を握りたい両チームだが、先手を取ったのはロッテ。2回、先頭のサブローが二塁打を浴びせると、続く橋本将が先制タイムリー。更に、二死一、二塁となった所で西岡もタイムリーを放ち、2点目。3回まで1安打と沈黙していた日本ハムだが、4回、先頭の劇団ひちょりが内野安打で出ると、続く稲葉がライトスタンドへ10号2ランを叩き込み、一気に同点。追い付かれたロッテは6回、二塁打のベニー松山がバーナムJr.のセカンドゴロで三進。ここで今江がスクイズを決めて、勝ち越しに成功。この回の攻撃が終了した所で強くなった雨の為に試合が中断。結局、その儘、コールドとなり、ロッテが勝ち逃げに成功。先発・小野は6回までとは言え、今季初完投で4勝目。
◆Bs3−4E◆
初回は簡単に3人で打ち取った偽バファローズ先発・平野だったが、続く2回、2四球で二死一、二塁のピンチを背負うと、平石にタイムリーを浴び、先制点を献上。3回には中村真に2号2ラン,山崎武に13号ソロを被弾し、3失点。4点を追う偽バファローズは4回、大村の犠飛でようやく1点。この後も、5回二死一、二塁,6回無死二塁のチャンスを作りながら、あと一本が出ず。8回には連続四死球で無死一、二塁とするも、後続を断たれて、二者残塁。土壇場9回、二死二、三塁からフェルナンデスの走者一掃のタイムリー二塁打で1点差と詰め寄り、なおも一打同点のチャンスが続いていたが、ラロッカがサードゴロに打ち取られ、ゲームセット。楽天先発のルーキー・井坂は6回途中まで1失点と粘りの投球でプロ2勝目。
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June 07, 2009 22:14
◆G3−2E◆
3連敗で借金生活の危機に瀕している楽天だが、巨人先発・東野の前に3回までノーヒットと沈黙。4回、草野,鉄平の連打で無死二、三塁とすると、二死満塁と場面が代わった所でノムさんは早くも勝負に出て、3回まで無失点投球を見せていた有銘に代打・中村紀を投入。しかし、中村紀は初球を簡単に打って、セカンドフライに終わり、三者残塁。すると、その裏、代打を出された有銘に代わる2番手・佐竹が阿部に10号2ランを被弾し、先制点を献上。巨人は7回からM.中村を投入するが、これが裏目。一死から山崎武,草野,鉄平とクリーンアップの3連打で1点を返され、あえなくKO。楽天はこの後、更に、四球と野選で同点に追い付き、なおも満塁とチャンスを広げるが、嶋,代打・藤井と倒れて、同点止まり。追い付かれた巨人は8回、先頭のラミレスが二塁打で出ると、代走・鈴木が代打・松本のセカンドゴロで三進。ここで亀井がライトへ犠飛を打ち上げ、勝ち越しに成功。粘る楽天は土壇場9回、守護神・クルーンに対し、無死一、二塁と一打逆転のチャンスを作るが、ここから嶋,代打・牧田,渡辺直と三者連続三振に斬って取られて、万事休す。楽天は17残塁の大拙攻で今季初の4連敗を喫し、今季初の借金生活に突入した。
◆D4−2L◆
連日、川相不在を痛感させる不甲斐ない試合が続く中日だが、それでも名手・川相の現役復帰に動こうとしない落合監督は川井の先発起用でお茶を濁そうとするお得意のぬるま湯采配。所詮、カワイであって川相ではない川井ではチームの空気を変えるには至らなかったが、幸か不幸か、この日は西武先発・帆足が乱調で初回、森野,ブランコ,平田のタイムリーで3点を先制すると、2回には荒木のタイムリー二塁打で4点目。しかし、3回以降はチャンスを作っては残塁を量産する一方と言う十八番の拙攻三昧で追加点が奪えない。4回まで無失点で踏ん張っていた川井だったが、5回、銀仁朗,代打・三浦と連打を浴びて無死二、三塁のピンチ。ここで片岡に犠飛を許すと、二死後、中島にタイムリーを浴び、2失点。土壇場9回、守護神・岩瀬は代わりばなG.G.佐藤を歩かせると、二死後、代打・江藤に二塁打を浴びて、二、三塁と一打同点のピンチ。しかし、最後は片岡をサードゴロに仕留めて、辛くも逃げ切った。西武の連勝は5でストップとなり、再び借金生活に逆戻り。
◆T4−3H◆
ソフトバンク先発・杉内に対し、阪神は初回、二死走者なしから関本が歩くと、キュラソ星人,新井,ブラゼルの3連打で2点を先制。一方、ソフトバンクは直後の2回、先頭の長谷川がヒットで出ると、一死後、田上が2試合連続の9号2ランを叩き込み、一気に同点。2−2の儘、迎えた6回、ソフトバンクは先頭の小久保がレフトスタンドへ7号ソロを放り込み、勝ち越しに成功。7回からは攝津アッパー−ファルケンボーグと繋いで、9回から馬原を投入する必勝リレーを展開。これに対して、阪神は先頭の代打・林,鳥谷と連打を浴びせると、一死後、代打・悠久の若虎・桧山が四球を選び、満塁のチャンス。ここでキュラソ星人がライト前へ2点タイムリーを放ち、劇的なサヨナラ勝ちで今季初の4連勝。3番手のウィリアムスに今季初白星が転がり込んだ。一方、馬原は今季初黒星。
◆C6−1Bs◆
0−0で迎えた4回、広島は二死走者なしからマクレーンの3号ソロで先制。直後の5回、フェルナンデスのタイムリー二塁打で追い付かれるも、その裏、一死から斉藤,梵と連打を浴びせると、二死後、赤松が走者移送のタイムリー二塁打を放ち、2点を勝ち越し。更に、栗原が歩いた後、喜田,マクレーンと連続二塁打で6点目を奪い、偽バファローズ先発・平野をKO。直後の6回、偽ハンカチ王子・斉藤が連続四球でKOとなるも、代わった林が後続を断ち切り、7回からは横山−シュルツ−永川とパーフェクトリリーフで偽バファローズの反撃を断ちきった。斉藤は6回途中1失点で4勝目。
◆S0−3F◆
ヤクルト先発・川島亮は5回まで1安打の快投を見せるも、味方打線が日本ハム先発・武田勝の前に4回までパーフェクトと沈黙。5回に畠山,田中のヒットで一死一、二塁と初のチャンスを掴むが、ここで田中がサードゴロゲッツーに倒れて、先制ならず。すると、直後の6回、日本ハムは2四死球で二死一、二塁とした所で稲葉,高橋と連続タイムリーを浴びせて、ついに均衡を破る2点を先制。8回には一死一、三塁の場面で高橋が犠飛を打ち上げ、貴重な1点を追加。ヤクルトは8回二死から代打・ユウイチが二塁打を放ったものの、代打・川端がライトフライに打ち取られ、無得点。9回は抑えの武田久に3人で打ち取られ、完封負け。武田勝は8回途中まで2安打無失点の好投で3勝目。
◆YB7−9M◆
横浜先発・グリンが初回から大乱調。一死から連打を浴びた後、3連続四死球を許して、押し出しの2点を与えると、なおも満塁の場面でランビンにグランドスラムをぶち込まれ、いきなりの6失点。大量ビハインドとなった横浜だが、その裏、金城が5号先頭打者アーチを叩き込むと、4回には内川,メカゴジラがソロアーチ。5回に1点ずつ取り合った後、6回には代打・新沼のタイムリーで2点差まで追い上げる。しかし、この後、二死一、二塁のチャンスを潰すと、7回にも二死一、二塁のチャンスを逃し、あと2点が届かない。一方、ロッテは9回に大松がこの日2本目となる6号2ランを放ち、ダメ押し。横浜はその裏も村田の9号2ランで2点を返す粘りを見せたものの、あと一歩及ばず、今季ワーストの7連敗。ロッテ先発の成瀬は5回4失点ながら、打線の援護に助けられ、4勝目。
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May 24, 2009 22:30
◆G6−8Bs◆
4月9日以来の登板となる平野に対して、巨人は1,2,3回と立て続けに得点圏に走者を送りながら、悉く逸してしまう拙攻を展開。一方、ここ5試合白星から遠ざかっている東野は制球に苦しみながらも、3回まで無失点と粘っていたが、4回、一死満塁のピンチを迎えると、山崎浩に走者一掃の先制タイムリー二塁打を浴びて、3点を失い、この回限りでKO。5回から登板の2番手・久保はいきなり連続三振の好スタートを見せるも、ここから大村,ラロッカ,下山のクリーンアップに3連続二塁打を浴びて、2点を献上。5点を追う巨人は6回、阿部のタイムリー二塁打でようやく1点。7回に2点を失い、リードを広げられるも、その裏、ガッツが11号2ラン,8回には李が11号バックスクリーン弾を叩き込み、3点差。9回にプロ初登板となった木村正が山崎浩のタイムリーで1点を失い、その裏、偽バファローズはセーブのつかない場面ながらも守護神・加藤を投入。これに対して、巨人は連打と四球で無死満塁と一発で同点の大チャンス。ここで寿司職人ラミレスがセンター前へ2点タイムリーを放ち、2点差とするも、前の打席で一発を放っている李が空振り三振。亀井,松本も打ち取られ、あと一歩及ばなかった。平野は6回1失点の好投で1年8ヶ月ぶりの白星を手にした。
◆S4−8H◆
初回に満塁のチャンスを逃したソフトバンクだが、3回、相川のタイムリーエラーで労せずして、先制すると、更に、オーティズが6号2ラン。5回には小久保が5号2ランを叩き込んで、ヤクルト先発・川島亮はこの回限りでKO。続く6回には2番手・李からオーティズがタイムリー二塁打を浴びせて、2点を追加。ヤクルトはその裏、飯原の2点タイムリーでようやく反撃。8回には宮本のタイムリー二塁打,ガイエルの犠飛で2点を追加し、3点差まで詰め寄るが、土壇場9回、ソフトバンクは長谷川の2号ソロで貴重な1点を追加。ヤクルトはその裏、来日以来16試合自責点0のファルケンボーグから田中のタイムリー二塁打で1点を返したものの、反撃はそこまで。交流戦無敗を誇る大隣は8回途中まで4失点で2勝目を飾った。
◆D1−0F◆
連日、好投の投手を見殺しにする事にご執心の中日。名手・川相の現役復帰待望論は強まる一方だと言うのに、空気を読めない落合監督は川井を起用する事でお茶を濁そうとするぬるま湯采配。所詮、カワイであって川相ではない川井ではチームの悪い空気を一掃する事は出来ず、この日も中日は初回から一死一、二塁のチャンスをゲッツーで潰す拙攻を展開するなど、3回まで無得点。しかし、4回、ブランコが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに12号ソロを叩き込み、先制点をゲット。6回には二死一、三塁と追加点のチャンスを作るが、ベンちゃんがショートゴロに倒れて、二者残塁と川相不在が故の詰めの甘さを露呈。日本ハムは7回、二死走者なしから代打に起用されたトンガがプロ2本目のヒットを放つと、続いて代打に起用されたあの男もヒットで繋いだが、金子誠がサードゴロに倒れて、二者残塁。ロクな援護を貰えない中、川井は粘りの投球で7回を無失点で切り抜けると、8回からは移籍初登板の河原が二死二塁のピンチを迎えながらも、何とか凌ぎ、最後は守護神・岩瀬が締めて、最少リードを守りきる完封リレーを達成。投手陣の踏ん張りで辛くも逃げ切ったものの、ソロアーチ一発でしか点の取れない一発依存症,タイムリー欠乏症ぶりは深刻を極めており、名手・川相の現役復帰を待望する声はより一層強まる事となった。
◆C7−5L◆
西武は初回、いきなりの3連打で先制すると、続く中村がレフトスタンド2階席へ飛び込む17号3ランと、打者4人であっと言う間の4得点。しかし、先発・オツがこのリードを守れない。その裏、赤松のタイムリー二塁打,嶋の犠飛,石原のタイムリーであっさり同点とされると、2回には栗原に勝ち越し5号2ランを浴び、あえなくKO。広島は4回にも赤松がタイムリーを放ち、7点目。西武は直後の5回、中島の6号ソロで応戦するも、6回から林−シュルツ−横山と繋ぐ広島の継投の前に追加点を奪えない。最後は守護神・永川が3人でピシャリと締めて、球団新の通算139セーブ目をマーク。先発のルーキー・小松は5回5失点ながら打線の援護に恵まれ、プロ初白星を飾った。
◆T−M◆
福原,小林宏の投げ合いで3回まで両軍無得点。4回裏、小林宏が先頭の鳥谷を三振に斬って取った所で雨が強くなり、試合中断。結局、その儘、降雨ノーゲームとなった。
◆YB2−5E◆
初回に内川の9号ソロで先制を許した楽天は4回、一死満塁からショートがレフトへ同点犠飛。更に、続く嶋がタイムリーを放って、勝ち越しに成功。これで主導権を握った楽天は続く5回には鉄平がタイムリー。6回には嶋,長谷部の連打で小林をKOすると、代わった石井から小坂,草野が連続タイムリーを放ち、5点目を追加。先発・長谷部はその裏、吉村の犠飛で2点目を許し、降板となったが、7回から登板の青山が残り3回をパーフェクトに抑える好リリーフで今季初セーブ。
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May 04, 2009 23:17
◆T6−0G◆
5月に入ってもWBCの後遺症に苦しみ続けている内海は6度目の先発となるこの日も大炎上。3回に2点を先制されると、5回には4連打で3点を失い、あえなくKO。下柳は中盤のピンチを切り抜け、6回無失点で2勝目。阪神は対巨人の連敗を11でストップさせた。
◆YB2−4D◆
1点を先制された中日は7回に井端が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに2号ソロを叩き込み、延長に持ち込んだ。11回には藤井が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに6号ソロを放ち、勝ち越すと、更に、2点を加えて、ダメ押し、セ・リーグ通算4000勝をマーク。先発の川井は9回2安打1失点の快投を展開したが、極度のタイムリー欠乏症を露呈した味方打線の見殺しに遭い、勝敗は付かなかった。
◆C3−5S◆
3−3で迎えた5回、ヤクルトはデントナの6号ソロ,畠山の1号ソロと一発攻勢で2点を勝ち越し。先発・李は3回途中でKOとなったが、以降は6人の投手を繋いで、広島の反撃を断ちきった。広島は10残塁の拙攻で再三のチャンスを生かせなかった。
◆Bs8−5H◆
4回に3連続タイムリーで逆転を許した偽バファローズはその裏、すかさず2点を返すと、5回には下山の2号3ランで一気に逆転。7回以降は香月−加藤と繋いで、逃げ切り。両膝打撲のローズが欠場したものの、打線が繋がり、連敗を4でストップさせた。ソフトバンク先発のローは5回7失点KOで来日以来4連敗。
◆L8−3E◆
西武は初回、中村のタイムリー二塁打等、4長短打で4点を先制。3回にも中島の一発で5点目を奪い、楽天先発・川井をKO。WBC使用球はからっきしだが、NPB使用球ならお手の物の西武先発・岸は8回3失点で開幕5連勝。楽天は14安打を浴びせながら、攻めきれず、連勝は5でストップした。
◆M7−10F◆
ロッテ先発・大嶺が立ち上がりから制球に苦しみ、四球を連発。常にボール先行の投球で4回途中にして早くも100球を越え、8失点KOで今季初黒星。打線は日本ハムを上回る14安打で7点を奪ったものの、序盤の失点が大きく響いた。日本ハム先発のスーパーさぶ・多田野は5回5失点と不本意な内容ながらも、援護に恵まれ、2勝目。
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April 26, 2009 22:12
◆G0−8D◆
守護神がリタイア,中継ぎ陣は登板過多で疲労困憊,先発陣も駒不足…と独走している割には、妙にアップアップな雰囲気の巨人。この日もローテの谷間だからと、早くもグライシンガーを中4日で起用するなど、完全にシーズン終盤のスクランブル状態。何故、4月からここまで無理する必要があるのかと、モチベーションが上がらないグライシンガーは初回から4連打を浴びるなど、3失点。3回にもベンちゃんの犠飛で4点目を許し、結局、5回であえなく降板となった。以降も無失点を続けてきた2番手・藤田が2点を失い、クルーンと入れ替わりで昇格のオビスポは川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにブランコに被弾。プロ入り初登板の古川も1点を奪われ、計8失点の大炎上。一方、川相の現役復帰待望論が叫ばれる中、頑なに実行に移そうとしない落合監督はとりあえず、川井を今季初登板初先発に起用し、お茶を濁す事に。所詮、カワイであって川相ではない川井ではチームの雰囲気を一変させる事は叶わず、毎回の様に走者を出しながらも、巨人の拙攻に助けられ、5回無失点でボロが出る前に降板。以降は、5人のリリーフを注ぎ込んで、巨人の反撃をかわし、完封リレーを達成した。
◆C2−1T◆
水島の呪いを辛くも切り抜けた篠田は4回までノーヒットの好投。5回に二死満塁のピンチを切り抜けたものの、6回、四球で歩かせた鳥谷に二盗を許し、二死二塁となった所で桜井にタイムリーを浴び、ついに先制点を献上。一方、阪神先発・ジェンは走者を背負いながらも、あと一本を許さず、6回まで無失点。7回からはリリーフ陣に託したものの、2番手・アッチソンが連続四球とボークで二、三塁のピンチを作った挙げ句、代打・喜田に2点タイムリーを浴びる背信投球でジェンの来日初登板初勝利は消滅。広島は8回からはシュルツ−永川と繋いで、逃げ切った。
◆S2−6YB◆
連敗ストッパーを託された由規だったが、初回二死走者なしから3連続四死球で満塁とすると、吉村に2点タイムリーを浴び、更に、連続四球で押し出しの3点目を失い、この回限りで降板となる体たらく。よもや2回から引っ張り出される事となるとは思わなかった2番手・松岡も準備不足の所為か、不振に喘ぐジョンソンに来日初アーチを叩き込まれるなど、3失点。以降、まともにチャンスすら作れなかった横浜だが、2回までの6点で完全に主導権を握り、立ち上がり3四球で作った満塁のピンチを辛くも凌いでから立ち直った先発・グリンは6回途中まで2失点で切り抜け、移籍初勝利。投打に精彩を欠いたヤクルトは5連敗となってしまった。
◆H0−4E◆
初回は三者凡退と上々の滑り出しを見せた杉内だったが、続く2回、一死から中村紀に痛打されると、続く山崎武に4号2ランを被弾。更に、鉄平,嶋と連打を浴びて、この回3失点。4回には長谷川のエラーで4点目を献上。昨日、左太腿裏の違和感で途中欠場した川崎はこの日も出られず、また1枚駒が欠けてしまったソフトバンクはラズナー−小山のリレーの前に5安打完封負け。杉内は今季初黒星を喫した。炎上→好投→炎上と来て、この日は順番的に好投となる筈のラズナーはそのローテーション通りの好投で6回を無失点に抑えたが、果たして、次は炎上のターンとなってしまうのか否か…。
◆Bs11−3F◆
日本ハム先発のルーキー・榊原に対して、3回まで攻めあぐねていた偽バファローズだったが、4回、ローズの史上12人目の450号となる8号ソロで先制点をあげると、更に、日高が2点二塁打を放ち、榊原はこの回限りでKO。勢いづく偽バファローズは続く5回、ローズの2打席連続となる9号3ラン等で4点を追加。6回に金子誠,高橋のタイムリー等で3点を返されるも、8回、ローズがこの日3本目となる10号2ランを叩き込む等、4点を奪い、ダメ押し。先発・岸田が7回を投げ、10三振3失点で開幕3連勝となった。
◆L5−11M◆
人事問題に続き、今度は本拠地移転騒動とグラウンド外でのゴシップが続いているロッテだが、そんな事はどうでもいいとばかりに打線が爆発。初回にバーナムJr.の犠飛,サブローのタイムリー二塁打で2点を先制すると、3回にはまたもバーナムJr.,サブローのコンビで2点を追加。5,6回にも1点ずつ加えると、8回にはベニー松山のタイムリー三塁打等で一挙5点を追加。前回は打線の見殺しに遭ったものの、この日は大量援護を得た大嶺は7回2失点で今季初勝利。西武先発・ワズディンは4回4失点KOでまたも白星を逃した。
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