岸孝之
July 07, 2007 23:56
◆S9−0G◆
パウエルの復帰が迫ってきており、ローテに留まる為にはそろそろまともな投球を見せておかないといけないGG佐藤だが、相変わらず、ピリッとしない投球で青木に12号先頭打者アーチを叩き込まれると、宮出にもタイムリーを浴びて、いきなり2点を献上。3回には宮本にタイムリーを許し、5回に早くも代打を送られてしまう体たらく。その5回に二死満塁と言う絶好のチャンスを逃してしまった巨人はその裏から登板の深田が大炎上。一死から4連打で2点を失うと、二死後、プロ初スタメンの川本にプロ初アーチとなる3ランを叩き込まれて、この回、悪夢の5失点。終盤に猛追を見せる事の多い巨人打線もこれで完全に気持ちが切れたか、淡泊に凡打を繰り返すばかり。ヤクルトは8回に宮出の4号ソロでダメ押し。投げては先発・館山が8回を2安打無失点と完璧な投球を展開。完封も出来そうな気配だったが、9回はルーキー・西崎が3人で締めての完封リレーを達成。ヤクルトは投打が噛み合っての完勝とどちらが首位か分からない試合運びで4連勝となった。
◆D3−0T◆
昨日から全くタイムリーが出る気配のない中日はこの日もルーキー・上園の前に3回まで1安打と沈黙。しかし、4回、先頭の福留が四球を選ぶと、ここでT.ウッズが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ先制22号2ランを叩き込み、13イニングぶりの得点を獲得。とは言え、一発が出ないと如何ともしがたい事に変わりはなく、5回以降は一向に得点を奪えない。打線がアテにならない以上、踏ん張るしかない先発・人斬り抜刀斎は,7回まで4安打無失点の好投を展開。8回に先頭のジュビロ野口の強襲安打で胸に打球を食らい、降板となったが、岡本,岩瀬と繋いで、何とか後続を断ち切ると、その裏、内野ゴロの間に貴重な3点目を追加。最後は岩瀬が三者三振に斬って取り、史上3番目のハイペースでの通算500登板を飾った。昨日のお返しとなる完封リレーを展開した。
◆C0−8YB◆
エース・黒田が立ち上がりによもやの大乱調。初回、いきなり連続四球を与えると、ここから金城,村田,メカゴジラ,吉村と4連打を浴びるなど、早くも4失点。2回以降立ち直りを見せたものの、6回にガッツな貴公子・仁志のタイムリーで5点目を許し、この回限りで降板となった。横浜は7回にも吉村の11号3ランでダメ押し。投げては先発・ハマのチンピラが5安打完封で6勝目を飾った。
◆L3−0H◆
悪の温床・楽天との呪われた対決に連敗を喫してまい、ムードは最悪のソフトバンクはこの日も先手を取られる苦しい展開。初回、先発・ガトームソンはいきなり栗山に二塁打を浴びると、片岡に犠打を許した後、中島のタイムリーで先制点を献上。4回には松田のエラーでピンチを作った挙げ句、G.G.佐藤の犠飛で2点目を許すと、6回には二死からの3連打で3点目。打線の方も西武先発のルーキー・岸の前に6回まで散発4安打と攻撃が繋がらず、7回以降も小野寺−ミッチーーグラマンと繋ぐリレーの前にチャンスらしいチャンスも掴めずに完封負け。ガトームソンは3失点完投も虚しく、打線に見殺される結果に終わった。水島の呪い再燃を思わせる打線の沈黙ぶりにこの儘、首位戦線からズルズルと後退してしまうのではないかと、首脳陣は戦々恐々。岸は田中に並ぶルーキートップタイの6勝目。グラマンは来日初セーブとなった。
◆F5−4M◆
2回にスウィーニーの暴投で労せずして先制したロッテは5回には堀の今季初アーチとなる2ランで2点を追加。その裏、エラー絡みで1点を失うも、すかさず6回に里崎の一発で再び3点差と突き放す。しかし、粘る日本ハムはその裏、ジョーンズのタイムリー二塁打等で2点を返すと、続く7回には稲葉のタイムリーで同点とし、延長に持ち込んだ。迎えた10回裏、9回からマウンドに上がっていたロッテ4番手・薮田に対して、日本ハムは先頭の小谷野がいきなりレフトスタンドへサヨナラ4号ソロを叩き込み、首位をがっちりキープした。
◆E1−2Bs◆
カーター,朝井の投げ合いが続き、0−0で迎えた5回、悪の温床・楽天は内野安打2つでチャンスを作ると、嶋のタイムリーで均衡を破る先制点をゲット。1点を追う偽バファローズは7回、一死から北川,後藤の連打で一、三塁とすると、大引がライトへ犠飛を打ち上げ、ついに同点。更に、続く日高がタイムリー二塁打を浴びせて、勝ち越しに成功。以降は菊地原,大久保と繋ぎ、最後は僅差でのリリーフ失敗が続く加藤大ではなく、吉田を投入して、1点差を守りきった。吉田は4年ぶりのセーブをマーク。
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June 13, 2007 21:56
◆Bs6−3G◆
偽バファローズは2回、牛込氏に「無理に決まってますよ! 夢よ、もう一度って事だろうけど、そんな選手が通用するほど、日本の野球は甘くないですよ」と酷評されたローズがの20号ソロで先制すると、更に、後藤のタイムリー二塁打でこの回、2点。続く3回には北川のタイムリーで1点を加え、巨人先発・福田を早々とKO。4回に内野ゴロの間に1点を返されるも、5回には古巣・巨人に恨み骨髄のローズにこの日2本目となる21号2ランをバックスクリーンへ叩き込むと、6回にはラロッカの犠飛で6点目。大量5点ビハインドとなった巨人は7回、マッスル千代の富士にタイムリー二塁打、8回には李の13号ソロとジリジリと追い上げたものの、及ばなかった。偽バファローズ先発・デイビーは7回途中2失点で5勝目をマーク。
◆E4−0D◆
恐怖のパ・リーグ撲滅漫画「ドカパロSS 地獄変」にて、水島キャラ信者にでっち上げられる屈辱を受けた田中がその怒りをぶつけるかの様な投球で中日打線を8回まで4安打無失点と抑え込む好投を展開。一方、中日先発・朝倉の前に7回まで僅かに2安打と沈黙していた悪の温床・楽天打線だが、8回、朝倉が突如の制球を乱した事に乗じて、一死満塁のチャンスを掴むと、代打・草野のタイムリーでついに均衡を破る先制点をゲット。更に、鉄平のタイムリー,渡辺直の犠飛,礒部のタイムリーで3点を加え、この回、4点。ようやく援護を貰った田中は9回、二死満塁の大ピンチを迎えるも、最後は井端を空振り三振に斬って取り、プロ初完封で4勝目を飾った。
◆H9−5S◆
初回、ガイエルの11号2ランで先制されたソフトバンクだが、その裏、内野安打にエラーに四球と、まともな当たりは皆無ながらも満塁のチャンスを掴むと、小久保が2点タイムリーを放ち、一気に同点。更に、二死後、大村,ブキャナンに連続タイムリーが飛び出して、2点を勝ち越し。2回には松中がタイムリーを放ち、5点目を追加。先発・新垣は2回以降立ち直り、5回までノーヒットに抑えていたが、6回一死から田中浩に三塁打を浴びた所で寿司職人ラミレスに犠飛を許して、3点目を献上。その裏、ソフトバンクはこの日からスタメン復帰のハマのスペランカーのタイムリーで再び3点差と突き放す。しかし、直後の7回、新垣はパ・リーグ新記録となる今季18個目の暴投をかますなど、一死二、三塁のピンチを作り、KO。一気に畳み掛けたいヤクルトだたが、ここで代わったニコースキーの前に代打・小野のショートゴロの間に1点を返すのが精一杯。すると、その裏、ソフトバンクは本多,ハマのスペランカーの連続タイムリーで3点を加え、試合を決定付けた。川崎が復帰し、ハマのスペランカーが復帰し、打線にも当たりが出てくるなど、水島の呪いは薄らいできているかの様に見えるが、この日は主砲・松中が右ふくらはぎを痛めて、途中交代しており、明日からまたベストオーダーが組めない可能性を残すなど、依然として水島の呪いは衰えていない様だ。
◆M7−3C◆
魅惑のナックルボーラー・フェルナンデスに対して、ロッテが初回から怒濤の猛攻。TSUYOSHIのヒット,早川の四球の後、フクーラの3号3ランであっと言う間に3点を先制すると、更に、この後、3長短打を浴びせて、この回、大量6点のビッグイニングを形成。フェルナンデスはこの回限りで早くも降板となったが、2番手・長谷川は4イニングを無失点に抑える好リリーフを展開。すると、6回、広島は二死走者なしから4連打で3点を奪い、3点差。しかし、広島の反撃はここまで。8回に青木勇の暴投でダメ押しの1点を追加したロッテは薮田−小林雅と繋いで逃げ切り、連敗を3でストップさせた。尚、この日、広島は昨年まで中日でプレーしていたオチョアの獲得が内定している事を発表。早ければ、来週にも正式契約を交わす見込みだ。
◆L7−0T◆
地獄の連敗ロードに喘いでいる西武だが、連敗中沈黙しきっていた打線が序盤から爆発。岡田監督の不可思議采配で調子を狂わされている中村泰の制球難につけ込み、初回にカブレラのタイムリー等で2点を先制。2回には3四球で満塁となった所で中村泰はあえなく降板。代わったダーウィンに対して、片岡の犠飛,中島のタイムリーで2点を追加。3回にも併殺崩れの間に1点を加えると、5回には中村のタイムリー,6回には中島の5号ソロと着々と加点。投げては先発・岸が大量援護を背に悠々と投げ込み、プロ初完封で5勝目を飾り、チームの連敗を10でストップさせた。
◆F1−2YB◆
遅ればせながら新人王レースに食い込んできた木下がこの日も好投。3回に満塁のピンチを凌ぐと、7回まで4安打無失点と横浜打線を翻弄。一方、横浜先発・はーちゅんも「忘れた頃に見せる凄い投球」で7回まで散発3安打と付け入る隙を許さない。0−0の儘、迎えた8回、横浜は二死走者なしから古木,ガッツな貴公子・仁志の連打で二、三塁とすると、ここで代打・マイケルが走者一掃の先制タイムリー二塁打を放ち、木下をKO。2点を追う日本ハムはその裏、一死から田中賢,稲葉の連打ではーちゅんをKOするも、那須野−木塚と繋ぐリレーの前に後続を断たれて、二者残塁。土壇場9回には守護神・クルーンに対して、いきなり小谷野,代打・高橋の連打で1点差と詰め寄ると、更に、稲田の犠打でワンヒットで同点のチャンス。しかし、金子,劇団ひちょりと打ち取られて、あと一歩及ばず。木下は好投報われず、今季初黒星。横浜はこれで4連勝となった。
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May 16, 2007 22:08
◆YB5−8G◆
2回に二死満塁のピンチを切り抜けた巨人先発・金刃だが、4回に村田に8号ソロを被弾し、先制点を献上。一方、横浜先発・はーちゅんは5回まで僅かに1安打と、ついに「忘れた頃に見せる凄い投球」を展開する頃合いか…と思われたが、6回二死二塁から松田記者にタイムリーを浴びて、追いつかれると、更に、ガッツに痛打された後、李,ニックンと連続アーチを叩き込まれて、この回、悪夢の5失点。これで完全に流れを引き寄せた巨人は7回には松田記者が5号3ランを放ち、試合を決定付けた。横浜は9回、育成枠から這い上がり、ここまで4戦無失点と健闘している巨人3番手・山口を攻め立て、吉村のグランドスラムでKOしたが、反撃もここまで。巨人先発・金刃は7回1失点の好投で開幕4連勝。
◆D5−3S◆
ヤクルト先発・藤井は立ち上がり、全く制球が定まらず、四球連発で満塁のピンチを背負うと、森野にタイムリーを許して、2点を献上。直後の2回、自らのタイムリーで1点差に詰め寄った藤井だが、3回、またも四球でピンチを作った挙げ句、T.ウッズにタイムリー二塁打を浴び、再び点差は2点。3−1の儘、迎えた6回、ヤクルトは二死から宮出,米野,代打・真中の3連打で同点に追いつくが、それも束の間、7回二死二塁から井端のタイムリー内野安打で勝ち越しを許してしまう。中日は続く8回にも中村紀が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに8号ソロを叩き込み、ダメ押し。最後は岩瀬が3人で締めて、逃げ切って、4連勝。先発のルーキー・浅尾は7回3失点で無傷の3勝目をマークした。敗れたヤクルトは6連敗。
◆C6−1T◆
見殺して見殺して見殺しまくっているうちにすっかり調子を落としてしまった青木高に申し訳ない気持ちで一杯の広島打線は初回一死満塁から、求道者・前田がレフト前に弾き返して、2点を先制。3回には無死満塁でまたも打席が巡ってきた求道者・前田は今度はゲッツーに倒れるも、この間に1点を追加。5回には一死二、三塁から栗原の振り逃げの間に1点を追加。しみったれた形であろうとも、4点の援護を貰った青木高は5回まで無失点の好投を展開。6回、一死からキュラソ星人に三塁打を浴びた所でマウンドを譲ったが、代わった青木勇が後続を断ち切る。3番手・梅津が8回に林に被弾するも、その裏、森笠,鞘師のタイムリーで突き放し、青木高は8度目の先発でついに待望のプロ初勝利を手にした。広島はこれで3連勝。
◆H8−1Bs◆
ラロッカの14号ソロで先制されたソフトバンクだが、3回、大村が今季初アーチを放って、同点。5回には田上の2号2ラン等で3点を勝ち越すと、6回には小久保が14号ソロと一発攻勢で着々と加点。8回には4安打を集中して、ダメ押しの3点を追加。投げては先発・水田が6回途中まで1失点で切り抜けると、以降はリリーフ陣の援護を仰いで、4勝目をマーク。エース・川越が5失点KOの背信投球で敗れた偽バファローズはこれで6連敗。
◆F8−6E◆
連勝の球団新記録更新を狙う悪の温床・楽天だが、先発・永井はいきなり2死球の乱調でピンチを作った末、青波の長瀬に9号3ランをぶち込まれて、3点を献上。更に、この後、3四球で満塁としたものの、辛くも追加点は許さず。直後の2回に憲史の3号2ランで1点差と詰め寄った悪の温床・楽天は、5回には二死満塁から山崎武の走者一掃のタイムリー二塁打で逆転に成功。しかし、2回以降制球が定まり、立ち直ったかに思われた永井がその裏、再び崩れ、二死一、二塁のピンチを背負うと、高橋に今季初アーチとなる3ランを浴びて、再び形勢逆転。その後、1点ずつ取り合って迎えた8回にも高橋の2打席連続アーチでダメを押した日本ハムが逃げ切り、悪の温床・楽天の連勝を阻止。尚、この日もスタメン起用された田中幸は第3打席でセンター前ヒットを放ち、ついに2000安打へリーチをかけた。
◆M3−8L◆
4戦連続1点差負けの西武は初回、カブレラのタイムリーで1点を先取。先制点を貰った西武先発・岸だが、2回に塀内に同点タイムリー二塁打を許すと、続く3回にはフクーラに今季初アーチを被弾し、勝ち越し点を献上。しかし、ここから5者連続三振と気迫の投球を展開。すると、5回、ロッテ守備陣の乱れに乗じて、追いついた後、中島,カブレラの連続タイムリーで2点を勝ち越し。再び追いかける展開となったロッテは6回にベニー松山のタイムリー二塁打で1点を返して、岸をKO。更に、この後、一死満塁とチャンスを拡大させたものの、ここで塀内が痛恨のゲッツーを食らい、同点ならず。これで流れを手放してしまったロッテとは対照的に、西武は8回、ベンちゃんのタイムリー二塁打と、細川の3ランで4点を奪い、ダメ押し、連敗をストップさせた。岸は6回降板ながら、打線の援護に恵まれ、4勝目。
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April 19, 2007 23:53
◆G8−1C◆
前回、3年ぶりの白星を掴んだ木佐貫。それがフロックかどうか、真価を問われる今回の登板で6回を5安打1失点とまずまずの内容で、打線の援護にも恵まれて、2連勝。開幕前から15勝すると豪語していたとの事だが、それを信じるのは気が早いにしても、上原とパウエルの復帰が遅れても何とかなると思わせる存在になってきたのは何よりだ。さて、「素行の悪くない巨人直輸入助っ人をとりあえず応援してみる会」会員として気になるホリンズはまたもタイムリーを1本と乗ってきた。早いトコ、ゴンザレスにも復帰して欲しい所なのだが、キムタクがこの日も3安打を放つなど好調をキープしており、戻ってきても居場所があるか心配になってきた。
◆D9−7T◆
ナゴヤドームでの嫌なジンクスを打ち砕くかの様な圧勝劇から一夜、この日も5回までに7点を奪う猛攻で人斬り抜刀斎をKOと快勝ムードの阪神だったが、ナゴヤドームの鬼門ぶりは一度の圧勝くらいでは解消出来はしなかった。先発・ボーグルソンが突如崩れて、その裏、5失点であっと言う間に1点差。これで完全に流れを引き寄せた中日は7回に英智,井端の連続タイムリーで逆転勝ちを果たし、首位転落の危機を免れた。グラセスキは中継ぎで早くも3勝目と勝ち運の強さを見せつけているが、依然としてエースらしい投球を見せられない人斬り抜刀斎が気がかりだ。序盤はあれだけ押していた阪神だが中盤以降は攻めあぐね、4併殺を喫する拙攻ぶりでまた1つナゴヤドームでの嫌な黒星を増やしてしまった。
◆S1−14YB◆
2戦続けて雨天中止となったこのカード。亡命前から横浜をカモにしていたヤクルト先発・石井一だったが、初回から相川に満塁弾を浴びるなど6失点。続く2回にも連続タイムリーを浴びるなど3点を失い、一死も取れずにKOとなる大炎上。以降も横浜は着々と加点し、計15安打14点の猛攻で大勝した。先発・加藤は8回で10三振を奪い、青木の一発による1失点のみに抑える好投で今季初勝利。中井美穂の旦那は久々のスタメンマスクで史上37人目となる2000試合出場を飾りたい所だったが、ワンサイドゲームとなった上、その状況で盗塁を仕掛けられた事にブチきれ、更に、遠藤が村田に頭部死球を食らわせて危険球退場となった際、審判に暴言を吐いて退場となる失態で記念試合を自ら踏みにじってしまった。
◆E3−1H◆
よもや悪の温床・楽天相手に3タテを食らおうとは…。9回二死からタイムリーエラーで完封を免れるのが精一杯とは…。これが本当に王さんの為にV奪回を狙うチームの姿なのか!? しかし、このあまりにも無様な試合運びを展開するに至る原因に思い当たる節があった。そう、恒例の水島の呪いである。虚弱投手・里中の前にパーフェクト寸前に追い込まれる様な無体な扱いを受けているとなれば、最早、呪い効果の直撃は避けられないと言うものだ。これでとうとう借金生活とは、泣けてくる…。尚、悪の温床・楽天は創立3年目にして初の本拠地での3タテとなった。
◆L6−2F◆
自らの誕生日を白星で祝いたい伊集院光の弟子・金村だったが、中島の犠飛とベンちゃんのタイムリーで初回から2失点。その後、ルーキー・岸との投げ合いとなり、1点差で終盤を迎えたが、8回二死満塁のピンチに細川,中村と連続タイムリーで3失点と踏ん張りきれず、無念の完投負け。白星はゲット出来ず、FA権をゲットするに留まった。岸は序盤の相次ぐピンチを凌ぎきってからリズムを取り戻し、7回一死まで投げ、リリーフの援護を仰ぎながらも2勝目をマークした。
◆M5−1Bs◆
偽バファローズ先発・川越に対して、初回のチャンスは逃したものの、2回にベニー松山の先制タイムリー二塁打で主導権を握ったロッテ。中盤に入ると、ズレータが2本のアーチにタイムリー二塁打と爆発し、突き放した。先発・小林宏は早川のダブルエラーで1点を失ったが、7回を自責0の好投で3勝目。何故か、小林雅を差し置いて投入された薮田が今季初セーブをマークした。
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April 06, 2007 22:34
◆G6−1T◆
当サイト推奨助っ人・ゴンザレスが開幕早々ハマのチンピラにスナイプされた後遺症により、ついに登録抹消となる悲劇に見舞われてしまった巨人はゴンザレスの代わりに5番に入っている怒濤のチャンスブレーカー・ニックンが初回から絶好のチャンスを潰す相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮する嫌な立ち上がり。先発・内海も開幕戦で好守に渡って援護してくれたゴンザレスの戦線離脱に動揺を隠せず、2回に満塁の走者を背負うも、ここで下柳を打ち取り、何とかピンチ脱出。するとの、その裏、もう一人の新助っ人・ホリンズが先制タイムリー。更に、マッスル千代の富士,松田記者にも連続タイムリーが飛び出して、3点。4回には李が3ランを叩き込み、下柳を早々とKO。内海は5回にシーツのタイムリーで1点を許したものの、尻上がりに安定感を増していき、完投で2勝目をマークし、チームの連敗を2で止めた。一方、またも拙攻三昧で連敗を喫した阪神。上位打線は当たっていると言うのに、下位打線の壊滅的な貧打ぶりが泣けてくる。浜中,関本と0割台の打者が二人もいて、矢野も1割台と来れば、これで得点が入る方が不思議と言う状態だ。
◆D6−3YB◆
当ブログ推奨助っ人・ゴンザレスの手首を粉砕する罰当たりな真似をかましたハマのチンピラに対して、中日はこの日で通算1000試合出場となった福留の犠飛で先制すると、更に、李の犠飛等でこの捨て、3点。しかし、立ち上がりからピリッとしない朝倉に対して、横浜は不振の吉村に代わって、今季初スタメンとなったメカゴジラのタイムリーで1点を返すと、4回にはまたもメカゴジラがタイムリー二塁打を浴びせ、朝倉をKO。1点差に追い上げられた中日は6回に井端が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに今季初アーチとなる3ランを叩き込み、試合を決定付けた。横浜は初回に2失策の失態をかましたガッツな貴公子・仁志が汚名返上の移籍初アーチを放ち、追い上げたが、最後は3連投となる岩瀬が反撃を断ち切り、球団新の通算117セーブ目。2番手めグラセスキは2回を無失点に抑える好リリーフで昨日に続いての白星をゲットした。
◆S2−0C◆
ヤクルトの先発は金村(日本ハム)の師匠・伊集院光が「合体変形ロボみたいで名前が凄ぇかっこいいから」と言う理由で一押しの新助っ人・グライシンガー。これに対して、広島は求道者・前田,新井の連打で初回から絶好のチャンスを掴んだものの、嶋が倒れて、先制ならず。以降、すっかり当たりが止まってしまった味方打線のいつ貰えるか分からない援護を待ちながら、3回まで無失点と踏ん張っていたルーキー・青木高だったが、4回、満塁のピンチを迎えると、リグスのファーストゴロの間についに先制点を献上。6回には青木に一発を浴びて、2失点で降板となり、この日も好投は報われず。一方、グライシンガーは7回無失点でリリーフ陣に後を託すと、木田画伯−高津と繋いで、完封リレーを達成。グライシンガーは来日初勝利。貧打続きの広島だが、意外にも完封負けは今季初だった。
◆Bs2−5L◆
ルーキー・岸,川越の相譲らぬ好投で序盤は0−0の投手戦。4回に前夜の殊勲者・ラロッカに2試合連続となる先制弾が生まれ、ようやく均衡が崩れたが、以降も二人の投げ合いは続き、膠着状態の儘、終盤へ突入。好投のルーキーを何とか援護したい西武は7回、G.G.佐藤の逆転2ランを皮切りに6連打を浴びせて、大量5点のビッグイニングを形成。8回まで散発3安打に抑え込んでいた岸はプロ初完投を賭けて、9回のマウンドへ。簡単に2人を打ち取って、初完投初勝利は決まったかと思いきや、ここから一、二塁のピンチを迎えると、北川にタイムリーを浴びて、ついにKO。代わった小野寺は前回、岸のプロ初勝利を粉砕する失態を演じたが、この日はきっちりと後続を断ち、逃げ切りに成功。岸は初完投こそ逃したものの、デビュー2戦目にして嬉しいプロ初勝利を飾った。
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