岩隈久志
March 27, 2008 21:23
◆F1−0L◆
ダルビッシュ,涌井の両エースが激突。恐怖のパ・リーグ撲滅漫画「ドカパロSS 超地獄変」で無惨にも山田に被弾とシメられ、呪いの影響が心配されたダルビッシュは立ち上がりから制球に苦しみ、ピンチの連続。それでも、あと一本を許さず、6回にはクリーンアップを三者三振に斬って取るなど、尻上がりに調子を上げていく。一方、呪われていない涌井は9回まで散発3安打の無四球と言う完璧な投球を見せ、0−0の儘、試合は延長に突入。迎えた10回、これ以上、呪いにあがなえば選手生命に関わると危惧した梨田監督はついにダルビッシュを下げ、武田久を投入。武田久は二死一、二塁のピンチを迎えたものの、ここで4番・ブラゼルを打ち取ってピンチ脱出。その裏、日本ハムは一死満塁のチャンスを作ると、代打・高橋が一塁線を破るタイムリーを放ち、サヨナラ勝ちを果たした。
9回を無失点に抑えたダルビッシュだが、それでも勝てなかったのは、やはり、水島の呪いの影響なのだろうか…。涌井は延長に入ってからの続投が裏目に出た。岡本真,グラマンとそれなりの投手が控えているのだから、無理をする必要もなかったのだが、なまじ9回までにダルビッシュ以上の安定した投球を見せてしまったので、引っ張られてしまった格好だ。それにしても2試合で3点しか取られてないのに2敗目…って可哀想過ぎる…。毎度、ダルビッシュの時は受けさせて貰えない高橋は最後の最後で大仕事。開幕第2戦でガンちゃんも仰天した代打・鶴岡が最後のチャンスをゲッツーで潰してしまったのとは対照的。相変わらず、スレッジは打てないし、鶴岡マスクの時はDHで積極的に使ってやってくれんかね…。
◆Bs0−2E◆
グスマンと心中したくないなどと、自ら指名したストッパーに対して、開幕戦が終わっただけで公言してしまったノムさんだが、対して、心中しても構わない方の投手の一角・岩隈が先発登板。初回から山崎武のタイムリーで先制点を貰った岩隈は立ち上がりから付け入る隙を許さぬ快投を展開。偽バファローズ先発・金子も2回以降は踏ん張っていたが、7回、ショートに痛恨の一発を浴び、2点目を献上。岩隈は5回以降一人の走者も許さず、散発2安打無四球完封で今季初勝利を飾った。
深刻極まるビッグボーイズ打線(コリンズ監督命名)。スタメンの打率がとにもかくにも凄過ぎる!
1.坂口 .304
2.迎 .214
3.ラロッカ .105
4.ローズ .188
5.カブレラ .048
6.濱中 .059
7.後藤 .067
8.大引 .105
9.日高 .167
唯一の3割で頑張っている坂口はともかくとして、.214の迎ですらマシに思える惨状ぶり。1割打者4人に0割打者3人って、どういう打線やねん! 全員投手の打線を組んでも、これよりは打ちそうな気がするくらいだ。助っ人3人で.107と言うのも酷過ぎる。金子は十分及第点の内容で責めるのは酷と言うものだ。因縁のソフトバンク戦になるまで覚醒しないのだろうか。皮肉な事にソフトバンクは一番最後の5カード目な訳だが…。
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September 24, 2007 21:36
◆G5−7D◆
最後の首位攻防3連戦第1ラウンドは激しい点の取り合いに。まず中日が初回、一死満塁から森野のタイムリーで2点を先制。一方、巨人は2回、レフトフライと思われた李の当たりが、アンツーカーに足を取られたピンキー井上が転倒した事により、幸運な三塁打となった後、阿部のセカンドゴロの間に1点差。2,3回と3人ずつで抑え、立ち直りかけた巨人先発・木佐貫だが、4回、二死一、二塁の場面で山井のピッチャーゴロを弾いてしまう痛恨のエラー。満塁となった所で井端にタイムリーを浴び、2点を献上。その裏、巨人は李が28号2ランを叩き込み、またも1点差。直後の5回、一死からT.ウッズに痛打された所で木佐貫はKO。ここで一軍に昇格したばかりのルーキー・金刃を投入するも、二死後、李を歩かせると、英智にタイムリーを許して、KOそれでも食い下がる巨人はその裏、二死一、三塁のチャンスを掴むと、松田記者が山井の失投を逃さずにライト前へ弾き返して、三たび1点差と詰め寄った。突き放したい中日は7回、巨人4番手・西村に対して、二死一塁から上田が右中間を深々と破るタイムリー三塁打。続く井端のセカンド左へのゴロを脇谷がダイビングキャッチ。しかし、井端は執念のヘッドスライディングで内野安打を勝ち取り、この間に上田が返って7点目。土壇場9回、中日は守護神・岩瀬を投入する必勝体勢。これに対して、巨人は先頭の李のどん詰まりのフライがレフト前にポトリと落ちるも、ここで恐怖のゲッツー量産マシン・ニックンがセカンドゴロゲッツーに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮。皮肉な事に、続く阿部が一発を放ち、ニックンのインケツぶりの罪深さを痛感させた末、矢野が倒れて、万事休す。巨人と入れ替わりで首位に返り咲いた中日にマジック7が点灯した。
◆YB5−4T◆
シャア少佐が腰椎突起の骨折していた事が判明する衝撃に見舞われた阪神は横浜先発・秦の前に3回までパーフェクトに抑え込まれていたが、4回、二人の走者を置いて、3番に入った桜井が8号3ランを叩き込み、一気に3点を先制。しかし、その裏、先発・能見が一死一、二塁から代打・マイケルに走者一掃のタイムリー三塁打を浴びて、KO。続く野中のセカンドゴロの間にマイケルの生還を許して、あっさり同点。追いつかれた阪神は6回、二死から2本のヒットで四球で満塁とすると、代打・悠久の若虎・桧山が押し出し四球を選んで勝ち越しに成功。6回からは久保田−ウィリアムスと繋いで、8回から早くも藤川を投入。しかし、藤川は二死走者なしから、内川を歩かせると、村田には内野安打を許して、一、二塁のピンチ。ここでメカゴジラに走者一掃のタイムリー二塁打を浴びて、形勢逆転。最後はクルーンの前に3人で締められ、悪夢の5連敗となった。
◆C7−2S◆
佐々岡が「もう1回優勝したかった」と無念の引退会見を行ったこの日の試合は降雨中止と思われたが、セ・リーグ最長記録となる89分遅れでの開始となった。佐々岡の無念を受け止めた広島打線は初回に大爆発。ルパン広瀬,東出の連続二塁打でいきなり1点を先制すると、一死後、新井もタイムリー二塁打。更に、二死後、梵,嶋と連続アーチが飛び出して、大量5点のビッグイニングを形成。続く2回にも内野ゴロの間に1点を加えて、6点目。先発・長谷川は序盤は再三ピンチを背負ったが、徐々に立ち直り、7回を投げ、田中浩の犠飛による1点で切り抜ける好投を展開。広島は8回に栗原の一発でダメを押した。ヤクルトの連勝は3でストップ。両軍の差は1ゲームとなった。
◆F4−4H◆
日本ハムとの最後の直接対決となるこの試合、何とか買っておきたいソフトバンクは3回、アダムの一発で1点を先制。しかし、4回、先発・新垣が捕まり、高橋,稲田のタイムリーで2点を失い、形勢逆転。新垣は10個の三振を奪う力投だったが、何故か、5回限りで降板となった。1点を追うソフトバンクは6回、内野安打2本で一死一、三塁とすると、小久保のタイムリー二塁打で同点とし、日本ハム先発・武田勝をKO。更に、代わった金森から井手が2点タイムリーを浴びせて、勝ち越しに成功。何とか逃げ切りたいソフトバンクだったが、7回、内野ゴロの間に1点を返されると、8回に満塁のチャンスを逃した裏の攻撃で小谷野にタイムリー二塁打を浴びて、試合は振り出しに。試合はその儘、延長に突入したが、ソフトバンクは勝ち越しのチャンスをモノに出来ず、12回も無得点に終わって、この試合の勝ちが消滅。その裏、何と4イニング目の投球となる馬原に対して、日本ハムは二死一塁から代打・田中幸がレフトフェンスを直撃。代走・紺田は一気にサヨナラのホームを狙ったが、柴原−川崎と繋ぐ中継プレーの前に惜しくも憤死となり、12回規定により引き分け。日本ハムのマジックは1つ減って6となった。
◆M4−10Bs◆
初回,2回と立て続けにゲッツーでチャンスを潰し、その裏、今江の2ラン等で3点を先制される嫌な立ち上がりの偽バファローズだったが、3回から猛反撃。一死満塁からラロッカのタイムリー等で2点を返すと、続く4回には後藤の9号ソロで同点。5回にはアレンの2点タイムリー二塁打,後藤の2打席連続となる10号2ランで一気に4点を勝ち越しに成功。更に、6回にもアレン,牧田のタイムリーで3点を奪い、終わってみれば、計20安打10得点の猛攻で圧勝に終わった。
◆E4−2L◆
4位浮上に燃える悪の温床・楽天は2桁勝利を狙う西武先発・オツに対して、2回、フェルナンデス,礒部の連打でチャンスを作り、鉄平のファーストゴロの間に1点を先制。4回には礒部が5号ソロを叩き込み、1点を追加。オツは5回2失点で降板となり、2桁勝利はお預けとなった。2番手・小野寺に対しても、悪の温床・楽天は礒部のタイムリー,7回には草野のタイムリー二塁打で着々と加点。先発・岩隈は毎回の様に走者を背負いながらも、8回まで無失点と粘りの投球を展開。9回も簡単に二死を取り、完封まであと一人と迫ったが、ここでベンちゃんに16号ソロを被弾。更に、リーファー,中島,代打・江藤と3連打で2点差に詰め寄られ、無念のKO。しかし、最後は守護神・小山が大崎を打ち取って、事なきを得た。岩隈は完封どころか完投まで逃したものの、5勝目をマーク。悪の温床・楽天は西武に1差にまで迫った。尚、この日、関川が今季限りでの現役引退を表明した。
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August 14, 2007 22:40
◆C9−6G◆
巨人の先発は前回、移籍初勝利を飾ったアゴくら。初回、ガッツの3ランと阿部のタイムリーでいきなり4点の援護を貰ったにも拘わらず、その裏、新井に3ランを浴びて、あっと言う間に1点差。3回に2点を追加して貰うと、その裏の満塁のピンチも何とか切り抜け、2勝目へ弾みをつけたかと思われたが、勝利投手の権利が懸かった5回、栗原に18号3ランを叩き込まれて、一気に同点。更に、連打を浴びて、無念のKOとなった。この後、一死満塁となった所で梵のセカンドゴロの間に1点が入り、広島がついに勝ち越しに成功。8回にもオチョア,栗原のタイムリー二塁打でダメ押しの2点を追加。最後は永川が3人で締め、2試合連続の逆転勝ちを収めた。巨人はまたも先発が5回持たずに降板し、3連敗。因みに、8回二死から話題の新助っ人・オビスポがついに来日初登板。デビュー早々に対峙した求道者・前田には気迫に押されて四球を与えてしまったが、続く石原をショートゴロに打ち取り、ピンチを切り抜ける無難な投球を見せた。
◆T5−1D◆
阪神は初回、一死からシャア少佐が二塁打で出ると、シーツのタイムリーで1点を先制。この後、連続四球で満塁とチャンスを広げたが、桜井,矢野と連続三振に倒れて、三者残塁。1点を追う中日は5回、谷繁が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに5号ソロを叩き込み、ようやく同点。1−1の儘、迎えた8回、阪神は一死一、二塁から林が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、2点を勝ち越し。更に、続く桜井が3号2ランを放り込み、ダメ押し。9回は藤川が走者2人を出しながらも、後続を断って、逃げ切った。中日は先発・山井の引っ張り過ぎが祟って、連勝ストップ。3位阪神との差は0.5にまで縮まった。
◆YB3−10S◆
ヤクルトは横浜先発・はーちゅんの立ち上がりを捉え、初回に青木のタイムリー二塁打,寿司職人ラミレスの2ランで3点を奪うと、2回には飯原,寿司職人ラミレスのタイムリーで5点目。横浜も初回に村田,2回にガッツな貴公子・仁志のタイムリーで1点ずつ返して、3点差。その後も3,4,5回と立て続けに得点圏に走者を送りながら、攻めきれない拙攻を展開。6回には石井タクローのタイムリーで3点目をあげ、なおも一死満塁のチャンスに金城が痛恨のゲッツーに倒れ、1点止まり。これで勢いを失った横浜はピタリと当たりが止まり、逆に、9回に4番手・高崎が寿司職人ラミレスのこの日2発目の3ランを浴びるなど、大量5点を失い、とどめを刺された。ヤクルト4番手・花田は2回2/3をノーヒットに抑える好リリーフで今季初白星。
◆H1−4F◆
初回に川崎の3号ソロで先制したソフトバンクだが、2回を除いて毎回安打を浴びせながら、打線が繋がらず、一向に追加点を奪えない。先発・和田は6回まで1安打と完璧な投球を展開していたが、7回、先頭の青波の長瀬に同点20号ソロを被弾。8回には一死一、三塁から田中幸のピッチャーゴロの間に勝ち越し点を献上。9回には水田,松中の連続エラーで1点を失うと、更に、金子誠にタイムリーを浴びて、ダメを押された。その裏、MICEALから2つの四球を選び、一発で同点と言う場面を作ったものの、最後は井手が倒れて、ゲームセット。日本ハムはこれで5連勝となり、2位ソフトバンクとの差を3と広げた。
◆M3−4L◆
西武は2回、無死満塁と絶好の先制チャンスを掴むが、礒?がファーストゴロゲッツーに倒れると、細川は三振に倒れて、結局、無得点。その裏、ロッテも二死満塁としながら、今江がライトへ打ち上げて、三者残塁。4回、ロッテは大松の3号ソロでついに均衡を破る先制点をゲット。ロッテ先発・小野は6回まで無失点の好投を見せていたが、7回、細川のタイムリーで追いつかれると、福地に勝ち越しタイムリー二塁打を浴びて、KO。2番手・荻野も栗山に2点タイムリー二塁打を許し、この回、4失点。3点を追うロッテは8回にオーティズの2ランで1点差と詰め寄り、土壇場9回には抑えのグラマンを攻め、一死一、二塁のチャンスを作ったが、後が続かなかった。西武はこれで5割復帰。先発・岸は8回途中まで11三振を奪う力投で田中(悪の温床・楽天)に並ぶ9勝目をマークした。
◆E8−2Bs◆
初回に1点ずつ取り合って迎えた2回、悪の温床・楽天は嶋の2号2ラン,高須のタイムリー内野安打で3点を勝ち越し。2点差で迎えた6回には高須,鉄平の連続タイムリー二塁打で偽バファローズ先発・平野佳をKO。更に、代わった金子から山崎武,フェルナンデスもタイムリーを浴びせて、この回、一気に4点を追加し、試合を決定付けた。先発・岩隈は8回2失点で4勝目。悪の温床・楽天は偽バファローズに並ぶ5位タイへ浮上した。
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May 04, 2007 18:27
◆G4−1S◆
開幕アーチを放った矢先の死球で戦線離脱していた当ブログ推奨助っ人・ゴンザレスがついに一軍に復帰となった巨人は初回、ガッツの7号ソロで1点を先制。その後、内海,藤井の両先発の投げ合いが続き、1−0の儘、試合は中盤へ突入。迎えた6回、ヤクルトは米野の2号ソロでついに同点に追いつくと、二死後、宮本,青木の連打で一、二塁と勝ち越しのチャンス。しかし、ここで寿司職人ラミレスがショートゴロに倒れて、二者残塁。すると、その裏、巨人は松田記者のタイムリー二塁打で勝ち越しに成功。更に、7回にはマッスル千代の富士のタイムリー二塁打、8回には恐怖のゲッツー量産マシン・ニックンの併殺崩れの間に1点ずつ加えて、4点目。9回からは上原がマウンドに上がり、三者凡退に斬ってとり、逃げ切った。内海は8回1失点で4勝目。巨人は1日で首位を奪回した。
◆D5−2YB◆
サヨナラ勝ちを収めたばかりとは言え、依然として川相不在の弊害を全く解消出来ていない現状を痛感させられ元気のない中日に対して、横浜先発・はーちゅんは5回までノーヒットの快投を展開。これは久々の「忘れた頃に発生する凄い投球」かと思いきや、6回、井端の内野安打でノーヒットノーランを断たれると、一死一、二塁のピンチを迎えた所でT.ウッズに川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ11号3ランを放り込まれて、先制の3点を献上。更に、森野,中村紀と連打を浴びた所ではーちゅんは無念のKO。代わった高宮も代打・立浪を歩かせ、満塁とした所で谷繁に2点タイムリーを浴びて、この回5失点。ここまで走者を出しながらも、要所を締めてきた中日先発・小笠原だが、直後の7回、マイケル,代打・内川と連続タイムリーで2点を失い、KO。しかし、後を継いだ岡本,岩瀬が横浜の反撃を断ち、何とか逃げ切った。
◆T5−11C◆
ゴールデンウィークに入ってから全敗と元気のない阪神相手に広島が圧倒。阪神先発・福原に対して、初回に新井の犠飛で先制し、主導権を握ると、3回には栗原が7号2ラン。6回には森笠,嶋の連続タイムリーの後、連続押し出し四球も加わって、一気に4点を追加。投げては魅惑のナックルボーラー・フェルナンデスが5回を無失点の好投を展開。ワンサイドゲームになるかと思いきや、6回裏に阪神打線が突如、爆発。二死一、二塁から林,矢野の連続タイムリーでフェルナンデスをKOすると、更に代わった広池から代打・狩野が2ランを叩き込み、一気に2点差。しかし、直後の7回、広島は新井の11号ソロの後、二死満塁から梵が走者一掃のタイムリー三塁打を放って、4点を奪い、試合を決定付けた。広島はこれで3連勝。打線の援護に恵まれたフェルナンデスは2勝目。敗れた阪神3年ぶりの6連敗となった。
◆H8−2L◆
月間MVPのオツに対して、ソフトバンクは初回から一死満塁のチャンスを掴むと、小久保,柴原の連続タイムリーで2点を先制。更に、一死後、田上の2点タイムリーでこの回4点。ソフトバンク先発・新垣の前に3回まで0点に抑え込まれていた西武は4回、栗山のタイムリーでようやく1点を返すと、6回にはベンちゃんの4号ソロが飛び出して、2点目。突き放しておきたいソフトバンクはその裏、大村のタイムリーで1点を追加し、3点差。続く7回には代打・本間に今季初アーチとなる3ランが生まれ、ダメ押し。ソフトバンクはこれで西武と入れ替わりで首位に返り咲き。7回を11三振2失点の新垣は3勝目。
◆F3−1Bs◆
デイビーが4回を1安打無失点に抑えれば、負けじとダルビッシュも5回を2安打無失点の好投を展開。均衡が崩れたのは5回裏。日本ハムは先頭の金子誠が3号ソロを放って先制すると、二死後、4連打を浴びせて2点を追加。ダルビッシュは偽バファローズ打線に付け入る隙を許さず、2試合連続完封まで目前に迫ったが、土壇場9回、先頭のラロッカに痛恨被弾。しかし、後続3人を打ち取ったダルビッシュは5試合連続の完投で4勝目をマークした。完封を免れるのが精一杯の偽バファローズは7連敗。
◆M2−6E◆
0−0で迎えた3回、悪の温床・楽天はエラーで貰ったチャンスに礒部のタイムリーで1点を先制。5回には無死満塁から山崎武が押し出し四球を選ぶと、ここで憲史がライトスタンドへ2号グランドスラムを叩き込み、この回大量5点を奪い、ロッテ先発・清水をKO。6点を追うロッテはその裏、TSUYOSHIのタイムリー二塁打でようやく1点を返すと、8回には今江のタイムリー二塁打で2点目。更に、二死満塁と一発が出れば同点と言う場面を作ったが、サブローがピッチャーゴロに倒れて、三者残塁。9回も抑えの福盛の制球難に付け込み、3四球で二死満塁のチャンスを貰ったが、塀内が空振り三振に終わり、ゲームセット。悪の温床・楽天先発・岩隈は8回途中まで2失点に抑え、今季初勝利を飾った。
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