山村路直

March 29, 2007 22:06

◆H9−7E◆
注目のゴールデンルーキー・田中が満を持して、プロ初登板初先発。いきなり初回、松中のタイムリー二塁打で先制点を奪われるも、直後の2回、鷹野,藤井の連続タイムリー,鉄平の犠飛で一気に逆転。リードを貰い、プロ初勝利へ調子を上げていきたい所だったが、その裏、二死満塁のピンチを迎えると、川崎,ハマのスペランカーの連続タイムリーで再び逆転を許し、無念のKO。更に、代わったインチェも松中に痛打され、田中は1回2/3を6失点と言う何ともほろ苦いデビューとなった。しかし、この後、田中の初黒星を消さんと、悪の温床・楽天が奮起。3回に松中のエラーに乗じて、2点を返すと、4回には鷹野が2年ぶりとなる一発を叩き込み、田中の黒星を見事に打ち消した。ソフトバンク先発・ガトームソンは6点を失いながらも、徐々にエンジンがかかり始め、5,6回は三者凡退に仕留めると、その裏、大村のタイムリーで三たびリードを貰った所でお役御免。あとは継投策で逃げ切りたいソフトバンクだったが、2番手・柳瀬が鉄平,高須と連続二塁打を浴びる背信投球でまたまた試合は振り出し。両軍必死の継投で延長戦突入目前となった9回裏二死から、足を痛めている小久保が必死の力走で内野安打を勝ち取ると、続く柴原がライトスタンドへ放り込み、劇的なサヨナラアーチでソフトバンクがこの3連戦3連勝。故障に苦しみ続けた山村が7年目で悲願のプロ初勝利をマークした。尚、一時は勝ち越し打を放ちながら、3三振を喫したハマのスペランカーはまだ無事である。

◆Bs8−1F◆
謎の新助っ人・スウィーニー,昨年未勝利で再起を図るセラフィニと外国人同士の先発対決となったこの試合。牛込氏に「無理に決まってますよ! 夢よ、もう一度って事だろうけど、そんな選手が通用するほど、日本の野球は甘くないですよ」と酷評されたローズの一発で偽バファローズが先手を取ると、4回にはまたもローズが2打席連続のアーチ。5回には3試合ぶりのスタメンとなった下山にもアーチが飛び出すなど怒濤の一発攻勢でスウィーニーを粉砕。勢いに乗る偽バファローズ打線は8回にラロッカの3戦連続アーチが飛び出すなど、6長短打で5得点と爆発。セラフィニは8回一死まで無失点と言う好投で責任を果たし、2年ぶりの白星。昨日、スタメンを外された坂口は3安打,大引きもプロ初打点となるタイムリー二塁打を放つなど、不振の汚名を返上した。日本ハムは稲葉が3安打と大当たりだったが、劇団ひちょり,田中賢の1,2番がノーヒットなのが痛かった。期待のルーキー・金子洋はプロ初スタメンで起用されるも、ゲッツーを含む4タコといい所なし(サードゴロでプロ初打点を記録したが、喜んではいられないだろう)。一方、大ベテラン・田中幸も今季初スタメンで起用され、ヒット1本。2000安打へあと17本と接近した。

ランキング投票にご協力下さい→ 人気blogランキング



Amazon Search
サーチ:
キーワード:
Amazon.co.jp のロゴ
Clock Link
プロ野球Freak
Recent Comments
Amazon.co.jpロゴ
  • ライブドアブログ