山本省吾
April 24, 2011 22:32
◆T1−3YB◆
下柳の制球難に付け込み、初回から村田のタイムリーで先制点を挙げた横浜。3回には渡辺の2年ぶりのアーチ、8回には劇団ひちょりのタイムリーと移籍組の活躍で加点。投げてはこれまた移籍組の山本が7回まで散発2安打無失点の好投。8回に連打でKOされたものの、3人のリリーフを仰いで、移籍初白星を飾った。横浜の連敗は5でストップ。
◆C3−8S◆
プロ初登板初白星を飾ったルーキー・福井はこの日も3回まで無失点と上々の滑り出し。しかし、4回、四球にエラーとノーヒットで作った満塁のピンチで当たっている宮本に先制打を許して、2失点。6回途中で降板した為、連勝ならず。広島はその裏、トレーシー,栗原の連続タイムリーで逆転し、福井の黒星を消したものの、ヤクルトは7回に畠山の5号2ランで再逆転。8,9回にも2点ずつを追加して試合を決定付けた。ヤクルトは6連勝で広島と入れ替わりで首位に浮上。2番手として、1回1/3を無失点で切り抜けたルーキー・久古にプロ初登板初白星がついた。
◆H5−3M◆
初回、井口のタイムリーで先制されたソフトバンクだが、その裏、エラーで追い付くと、小久保が勝ち越しタイムリー。1点ずつ取り合って迎えた7回には本多のタイムリー等で2点を追加。9回からは5戦連続失点でついに登録抹消となった守護神・馬原に代わり、暫定ストッパーに任命されたファルケンボーグがきっちり抑えて逃げきった。前回は悪夢の8失点KOとなった摂津は8回を3失点と及第点の内容で先発初白星を飾った。
◆Bs5−3L◆
0−0で迎えた6回、偽バファローズは北川のバントで一気に二塁から生還した後藤の好走塁で先制すると、更に李のタイムリー,バルディリスの2号2ランで一気に4点。7回にもティー岡田のタイムリーで1点を追加した。先発・西は不振の西武打線相手に7回を1安打無失点の快投。平野−岸田と繋ぐ必勝パターンで2点差まで迫られたものの、大事には至らなかった。
◆E3−5F◆
注目度No.1ルーキー・斎藤が2度目の登板。2回に飯山,陽のタイムリーで2点のリードを貰いながら、その裏、山崎,ルイーズと2本のアーチを被弾し、同点を許してしまう。しかし、日本ハムは6回に小谷野の2号ソロ,飯山のタイムリーで再び2点を勝ち越し。斎藤は6回にまたもルイーズに痛打され、3失点で降板。7回からは宮西−増井−武田久がノーヒットリレーで楽天の反撃をかわし、斎藤に2勝目がついた。
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May 23, 2010 21:56
◆G3−7Bs◆
巨人先発・西村健は初回、一死から荒金に死球を食らわせると、後藤に痛打されて、一、二塁のピンチ。ここで一軍復帰即、プロ初の4番スタメンで起用されたティー岡田にセンター前へタイムリーを浴び、先制点を献上。続くバルディリスにもヒットを浴びて満塁とされるが、日高をセカンドゴロゲッツーに打ち取り、ピンチ脱出…と思いきや、ボテボテのイージーゴロを江戸川がまさかのエラーでオールセーフとして、2点目を献上。更に、山崎浩をショートゴロゲッツーに打ち取り、今度こそチェンジ…と思いきや、今度は坂本がお手玉。辛くも二塁は封殺し、エラーこそ記録されなかったものの、ゲッツーを取り損ねて、この間にティー岡田が3点目のホームイン。8番に投手の山本が入っていた事で何とか3点で食い止めた西村健だが、続く2回には二死一、二塁のピンチでまたもティー岡田に9号3ランを被弾し、点差は6点と拡大。6回に寿司職人ラミレスの15号ソロでようやく1点を返した巨人は7回には二死満塁のチャンスを作り、ここで寿司職人ラミレスに打順が回る絶好の展開となったが、ショートゴロに終わり、三者残塁。偽バファローズは9回に坂口の2号ソロでダメ押し。その裏、巨人は坂本に12号2ランが飛び出したが、時既に遅し。偽バファローズ先発の山本は6回1/3を1失点で3勝目をマークした。
◆YB−H◆
降雨中止。
◆D2−8E◆
中日先発・山内に対し、楽天は2回、一死から山崎がバックスクリーンへ9号ソロを叩き込み、1点を先制。その裏、中日は先頭のブランコがヒットで出ると、ベンちゃん,大島と四球を選び、一死満塁のチャンスを掴むが、谷繁,山内と倒れて、三者残塁。すると、直後の3回、楽天は一死一、三塁から内村のタイムリー,鉄平の犠飛で2点を追加。4回には一死から連続四球と牽制悪送球で貰ったチャンスに投手の田中が犠飛を打ち上げ、山内をKO。この後、谷繁の捕逸もあり、この回ノーヒットで2点。更に、5回には3番手・平井から鉄平がライトスタンドへ2号ソロを放り込み、6点目。残塁を量産するばかりの中日は6回に、ブランコが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに10号ソロを放り込むが、後が続かない。楽天は9回に山崎武のこの日2本目となるダメ押し10号ソロが飛び出し、試合を決定付けた。先発の田中は7回を投げ、1失点の好投で6勝目を飾った。
◆C−L◆
降雨中止。。
◆S−F◆
降雨中止。
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August 07, 2009 23:16
◆G10−7S◆
ヤクルトの先発はハーラーダービートップを走る館山。初回、飯原のタイムリーで先制点を貰ったが、その裏、坂本,松本,ガッツと3連打を浴び、あっさり逆転を許すと、更に、亀井,古城にもタイムリーを浴びて、この回4失点。直後の2回、ヤクルトは宮本,川島慶のヒットで一死一、三塁のチャンスを作るも、ここで回ってきてしまった館山が最悪のゲッツーを食らい、無得点。ピンチを逃れた巨人先発・内海はこれで立ち直りを見せ、3,4,5回と3人ずつで片付ける好投を展開。6回も簡単に二死を取ったが、ここで飯原に3号ソロを被弾すると、デントナにヒット,ガイエルに四球を許して、一、二塁の大ピンチ。しかし、ここで宮本をサードゴロに打ち取り、ピンチ脱出。すると、その裏、巨人は怒濤の一発攻勢を開始。まず先頭の阿部が14号ソロを叩き込むと、一死後、連続四死球で一、二塁塁とした所で坂本が13号3ランを放り込み、館山をKO。更に、代わった木田画伯から松本がヒットで出ると、ガッツが25号2ランをぶち込んで、この回、一挙6点を獲得。これで決まったかと思いきや、ヤクルトは8回、二死満塁から川本が2号グランドスラム。巨人はたまらず、9回かに守護神・クルーンを投入するも、二死二塁から野口のタイムリーで3点差と迫られると、代打・福地を歩かせて、一、二塁と一発が出れば同点の大ピンチ。しかし、最後は畠山をショートゴロに仕留めて、辛くも逃げ切り。内海は6回2失点で5勝目をあげた。
◆YB3−10D◆
2度目の「吉見」対決となったこの試合。川井が大炎上して、不敗神話が止まり、川相不在の重さをまざまざと思い知らされた中日は初回から森野が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに15号先制2ラン。その裏、内川のタイムリーで1点を返されるも、2回、谷繁が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに4号ソロ。5回にはまたも森野が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにこの日2本目となる16号2ランを放つと、更に、小池の2点タイムリー二塁打でこの回4点を奪い、横浜・吉見はこの回限りでKO。3−8で迎えた8回、この回から代わった中日2番手・パヤノが3連続四球で一死も取れずにKO。ここでマウンドに上がった浅尾は金城,ガッツな貴公子・仁志と横浜の代打攻勢を退けると、森笠も三振に斬って取り、ピンチ脱出。中日は9回に英智,小池の連続タイムリーでダメ押しの10点目をあげ、試合を決定付けた。中日・吉見は7回3失点で前回に続いて吉見対決を制し、11勝目をマークした。
◆C0−4T◆
広島先発の偽ハンカチ王子・斉藤に対し、阪神は2回、キュラソ星人,新井の連打で二、三塁とすると、ブラゼルがレフトへ犠飛を打ち上げ、1点を先制。4回には一死からキュラソ星人,新井の連続二塁打で1点を加えると、二死後、桜井にもタイムリーが飛び出し、3点目。好調の先発・能見はこの日も安定した投球で5回まで四球を1つ出しただけのノーヒットピッチング。6回、一死から石原を歩かせると、ルパン廣瀬に初安打を許し、一、二塁のピンチ。しかし、ここで東出,赤松と連続三振に斬って取り、ピンチ脱出。広島は続く7回も一死一、二塁のチャンスを作りながら、フィリップスが最悪のゲッツー。8回にも一死から石原が二塁打を浴びせるも、代打・緒方,東出と倒れて、またも得点ならず。阪神は9回、能見の代打・葛城イクローが四球で歩くと、代走・水田がすかさず二盗。平野の犠打で三進した後、大和がスクイズを決め、ノーヒットでダメ押しの1点を追加。その裏、セーブのつかない場面ながらも、守護神・藤川が3人でピシャリと締めて、完封リレーを達成。能見は8回を散発3安打無失点の好投で7勝目。
◆L4−5H◆
ジャマーノ,帆足の両先発の投げ合いで5回まで両軍ゼロ行進。試合が動いたのは6回。西武は一死から片岡がレフトスタンドへ9号ソロを叩き込み、ついに先制。7回、ハマのスペランカーの13号ソロで追い付かれるが、その裏、中島のヒット,清水の死球で一、二塁とし、ジャマーノをKO。代わった攝津アッパーに対し、一死満塁から代打・後藤がタイムリー二塁打を放ち、2点を勝ち越し。再び追いかける展開となったソフトバンクは直後の8回、無死三塁から野選で1点を返すと、一死二塁とした所で松中が同点タイムリー。土壇場9回には、長谷川の7号ソロ,田上の15号ソロと連続アーチで2点を勝ち越し。粘る西武はその裏、守護神・馬原に対し、一死から礒?がヒットで出ると、暴投で二進。二死後、佐藤が一、二塁間への深いゴロ。これを辛くも追い付いた本多だが、一塁へ悪送球し、ボールが転々とする間に礒?が返って、1点差。更に、片岡がヒットで続くと、二盗を決めて、二、三塁と一打サヨナラのチャンス。しかし、栗山はレフトへ打ち上げて、万事休す。ソフトバンク3番手のファルケンボークに無傷の6勝目がついた。
◆E3−1F◆
長らく白星から遠ざかっている楽天先発・田中はこの日も立ち上がりから苦しい投球。初回一死一、三塁のピンチは何とか切り抜けるも、2回二死二塁から金子誠にタイムリーを許し、先制点を献上。3回にも自らのエラー等で一死満塁のピンチを迎えるが、辛くも凌ぎきると、その裏、楽天は日本ハム先発・ダルビッシュから鉄平が同点タイムリー。5回には3四球で拾った一死満塁のチャンスに山崎武が勝ち越しタイムリーを浴びせると、ショートのショートゴロの間に3点目を追加。中盤以降もピンチの連続を耐え抜いた田中は今季、何度となく苦しめられている「魔の8回」に連続四球で無死一、二塁の大ピンチ。またしても、8回は悪夢のイニングとなってしまうのか…と言う空気を打ち砕くべく、続く鶴岡をピッチャーゴロに抑えると、金子誠をショートゴロゲッツーに仕留めて、無失点で切り抜ける。9回は有銘−ミチルとリリーフを仰いで、逃げ切りに成功。田中は8回1失点の粘投で6月11日以来となる9勝目をマーク。ダルビッシュは12三振を奪って完投を果たしたが、日本ハム打線は2併殺12残塁の拙攻で援護出来なかった。
◆Bs5−1M◆
前回の快投で復活を期待されたロッテ先発・渡辺俊は初回、坂口,大引と打ち取り、上々の滑り出し…と思いきや、カブレラ,ローズと連打を浴びると、フェルナンデス,濱中と連続四球を許して、押し出しで先制点を献上。3回にも無死満塁のピンチを背負うと、一死後、フェニックス一輝にタイムリー,小瀬に犠飛を許して、2失点。4,5回は何とか無失点で切り抜けたものの、この回限りで降板となった。一方、偽バファローズ先発・山本は5回までノーヒットと完璧な投球を見せていたが、6回、一死から田中雅に初安打を浴びると、二死後、井口,サブローと連打を浴びて、1点を献上。更に、フェルナンデスのエラーに足を引っ張られ、満塁とされるが、竹原を三振に斬って取り、ピンチ脱出。そろそろ突き放しておきたい偽バファローズは7回に濱中のタイムリー二塁打,8回には大引のタイムリー二塁打で1点ずつ追加。山本は7回以降落ち着きを取り戻し、1失点完投で7勝目を飾った。
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June 16, 2009 22:59
◆G7−6L◆
西武は3回まで5安打を浴びせながら、6残塁のまずい攻めで一向に先制点を奪えない。その隙に巨人は3回、投手の春風亭半ケツが自らセンター前ヒットを放ち、口火を切ると、坂本の死球等で二死二、三塁のチャンス。ここで寿司職人ラミレスがファースト強襲のタイムリー内野安打を放ち、1点を先制。しかし、直後の4回、西武は二死三塁から片岡がレフトスタンドへ5号2ランを叩き込み、逆転。更に、栗山,中島の連打で1点を追加すると、中村もヒットで続く。これで一気に三塁を蹴った中島だったが、本塁憤死で3点止まり。2点を追う巨人はその裏、松田記者,鶴岡の連続二塁打で1点を返すと、二死一、二塁となった所でキムタクが2号3ランをぶち込んで、一気に逆転。更に、続くガッツも14号ソロを放り込み、西武先発・石井一をKO。6回には坂本が9号ソロを放ち、7点目。巨人は降雨コールドの可能性を睨んでか、早くも5回から山口を投入。山口が2回をピシャリと抑えると、7回からは越智が登板。7回は三者凡退で切り抜けた越智だったが、8回、古城のエラーでピンチを作ると、一死二、三塁から代打・礒?,片岡と連続タイムリーを浴びて、1点差。しかし、最後は豊田が何とか締めて、辛くも逃げ切り、連敗を脱出。2番手の山口に5勝目がついた。
◆D3−4H◆
交流戦優勝マジックを2としているソフトバンクは中日先発・あちゃくらさんに対して、初回、内野安打の本多が捕逸と犠打で三進すると、オーティズの犠飛で先制のホームイン。続く2回には一死一塁から田上がタイムリー二塁打を浴びせて、2点目を追加。交流戦MVPを狙うソフトバンク先発・ホールトンは3回まで1安打無失点の好投を見せていたが、4回、一死から森野に痛打されると、続くブランコに川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに19号2ランを被弾し、試合は振り出しに。2−2の儘、迎えた7回、ソフトバンクは先頭の長谷川がヒットで出ると、松田が送って、一死二塁。田上は三振に倒れるも、続く村松がセンター前へタイムリーを放ち、勝ち越しに成功。7回から攝津アッパーが2回をピシャリと締めると、最後は馬原を投入して逃げ切りを図るも、暴投連発で同点にされてしまい、試合は延長に突入。10回、同点ながらも守護神・岩瀬を投入した中日だったが、二死二塁のピンチを背負うと、代打・森本にタイムリー二塁打を浴び、勝ち越し点を献上。その裏、ファルケンボーグが締めて、来日初セーブ。西武が敗れた為、ソフトバンクは2年連続の交流戦制覇。中日はタイムリー欠乏症,一発依存症がまたも発症し、あちゃくらさんを見殺しにする暗黒パターンが炸裂。このとてつもない重い空気を変える為にも一刻も早い名手・川相の現役復帰が待たれる所だ。
◆T4−3F◆
何とか連敗を脱したい阪神だが、先発・ソニックが初回からスタメン復帰の稲葉に9号2ランを被弾し、先制点を献上する苦しい立ち上がり。なおも一、二塁のピンチを迎えたソニックだが、小谷野をゲッツーに仕留めて、切り抜けると、続く2回には三者三振の快投で立ち直りを見せる。すると、その裏、阪神はブラゼルが4戦連続となる5号ソロ。続く3回には一死二塁から関本が同点二塁打を浴びせると、続く新井が9号2ランを叩き込み、勝ち越しに成功。日本ハム先発・武田勝はこの回限りで降板となった。日本ハムは5回、高橋のタイムリー二塁打で1点差と詰め寄るが、阪神は6回から渡辺−ウィリアムス−アッチソンがパーフェクトリレーを展開。9回には満を持して登板した守護神・藤川が三者三振でなで斬り、1点差を守りきって5連敗をストップさせた。藤川は13日ぶりの6セーブ目。
◆YB0−1Bs◆
山本,ウォーランドの両先発がいずれも3回を無失点と上々の滑り出し。0−0で迎えた4回、偽バファローズは先頭の大引が左中間突破の二塁打で出ると、大村の犠打がウォーランドのエラーを誘い、無死一、三塁。ここでラロッカはショートゴロゲッツーに倒れるも、この間に大引が先制のホームイン。この後、偽バファローズは連打で二、三塁とするも、日高が三振に倒れて、1点止まり。その裏、横浜は先頭の吉村が二塁打を浴びせると、二死後、村田が歩いて、一、三塁。続くメカゴジラの打席で日高がボールを弾くのを見て、果敢に本塁をついた吉村だったが、間一髪アウトとなり、同点ならず。続く5回には二死から石川がヒットで出るも、牽制で刺されるチョンボで無得点。6回表、一死二塁の場面で雨が強くなり、試合中断となったが、結局、その儘、降雨コールドとなり、偽バファローズが勝ち逃げ。山本は5回までながら完封で5月20日以来の4勝目。敗れた横浜は5連敗。
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August 30, 2008 23:02
◆T2−3G◆
伊集院光の弟子・金村に対して、巨人は初回、亀井のヒット,ガッツの四球で二死一、三塁とすると、李のタイムリーで先制。3回には二死一、二塁のチャンスに松田記者がレフト前へ弾き返すが、一気に三塁を蹴った二塁走者・ガッツは本塁寸前タッチアウト。1点を追う阪神は5回、二死一、二塁と一打同点のチャンス。しかし、伊集院光の弟子・金村を引っ込めて投入した悠久の若虎・桧山がサードへのファールフライに倒れて、同点ならず。直後の6回、2番手・江草に対して、巨人はヒットの李を松田記者が送った所で阿部,坂本と連続タイムリー二塁打が飛び出し、2点を追加。その裏、阪神は鳥谷のタイムリー三塁打でようやく1点を返すが、なおも一死三塁のチャンスにキュラソ星人,林と倒れて1点止まり。土壇場9回、巨人守護神・クルーンに対して、阪神は一死からキュラソ星人,林と連打を浴びせると、関本が歩いて、満塁。ここで葛城イクローはファーストゴロに倒れるも、ホームゲッツーを狙った阿部が一塁へ悪送球を犯す間に二塁走者の代走・藤本が一気に生還。なおも一、三塁と一打同点の場面だったが、矢野が空振り三振に倒れて、試合終了となった。
クルーンはあわやサヨナラと言うヒヤヒヤものの投球ながら、巨人が辛くも逃げ切り。グライシンガーの中4日登板を回避して初戦を落としてバッシングを受けた若大将・原監督だけに、中5日で万全のグライシンガーは負けられない試合だったが、8回1失点と期待に応える好投でハーラー単独トップの13勝目。打っては李が先制タイムリー含む3安打。昨日の2安打に続くマルチ安打でようやく復調の気配が見えてきた。
◆D3−4C◆
広島は初回、一死から小窪が二塁打で出ると、続くオチョアがライトスタンドへ12号2ランを叩き込み、2点を先制。2点を追う中日は3回二死二塁,4回一死一、二塁,5回無死一、二塁と再三チャンスを掴みながら、残塁を量産するばかりの拙攻三昧。一方、2回以降1安打と沈黙していた広島だが、6回、栗原のゲッツー崩れの間に1点を追加。その裏、中日は李,ベンちゃんのタイムリーで1点差と迫り、なおも無死一、二塁のチャンスだったが、中村紀がセンターへ打ち上げると、デラロサ,谷繁と連続三振に倒れて、2点止まり。広島は8回、二死満塁から石原が押し出し四球を選んで貴重な1点を追加。その裏、広島はデラロサの併殺崩れの間に1点を返したが、最後は守護神・永川の前に3人で打ち取られ、またまた貯金が消滅した。
井端の右膝は思いの外、重傷だった。診断の結果、右膝靱帯断裂寸前でついに登録抹消。だから、名手・川相を現役復帰させておけば良かったのだ。相変わらずの拙攻三昧で山本昌を見殺し、再び広島に1差と詰め寄られてしまった。広島は今季初登板となった偽ハンカチ王子・齋藤が5回無失点で2年ぶりの白星。求道者・前田は8回一死満塁の場面で代打で登場し、無念の三振。あの局面で出したと言う事はブラウン監督はこの所、神懸かっていた求道者・前田の調子がもうピークを過ぎた事を見抜いていたのだろう。それ程までに求道者・前田の調子を把握出来るのなら、もっと効率良く使えば、幾らでも勝てそうなものを、何でこう真逆の使い方をして陥れる事に躍起になるのやら…。
◆YB6−7S◆
高校BIG3の一角・由規がついに一軍デビュー。何とか援護したいヤクルト打線は初回から畠山,田中のタイムリーで3点を先制。折角リードを貰った由規だが、その裏、村田に31号2ランを被弾。続く2回には金城に同点二塁打を浴びると、更に、一死一、三塁から石川に勝ち越し犠飛を許し、ガッツな貴公子・仁志,内川と連続タイムリーを浴びた所であえなくKO。3回に2点ずつ取り合って迎えた4回、ヤクルトは青木,畠山の連続タイムリーで1点差と詰め寄ると、5回には福川の3号2ランで一気に逆転。試合は7回途中に雨が強くなり中断の末、コールドとなり、ヤクルトが逃げ切った。
トンガに続き、唐川までが水島の呪いに苦しんでいる中、高校BIG3で唯一、魔の手から免れている由規が長きに渡る潜伏期間を経て、ようやく初登板となったが、6失点で2回もたずにKOとなるホロ苦いデビューとなった。それでも打線の踏ん張りでブロ初黒星は回避したが、果たして、二軍に落ちずに2度目の登板は貰えるのかどうか…。
◆H2−2L◆
2回に中村のリーグ独走の35号ソロでまたも西武が先制。しかし、ソフトバンクは3回、二塁打の荒金を高谷の犠打で三塁へ進めると、本多がセンター前へ同点タイムリー。6回には一死から小久保が二塁打を浴びせると、続く松田のタイムリーで勝ち越しに成功。4回を除いて毎回安打を浴びながらも踏ん張っていた先発・ホールトンだが、8回、片岡にヒット,中島に四球を許して、一死一、三塁のピンチを迎えた所でKO。ここで代わった篠原が平尾にタイムリー内野安打を許して、試合は振り出しに。昨日に続いて突入した延長戦では両軍共に1本もヒットが出ず、2試合連続のドローとなった。
ソフトバンクは是が非でも勝たなくてはならない試合でまたもや引き分けに持ち込むのが精一杯。先発・ホールトンは粘り強く投げていたが、流石に内容的にも投球数的にも、8回までは引っ張り過ぎた。それでも引っ張らざるをえなかった辺り、首脳陣のリリーフ陣に対する不安感がにじみ出てしまった感じだ。いっその事、馬原を2イニング投げさせるとか言うのはダメなのだろうか。この3連戦はそこまでしてでも勝ちに行く必要のあるカードだと思うのだが…。
◆Bs7−2F◆
下山の先頭打者アーチで先制した偽バファローズは3回には二死二塁から坂口,カブレラの連続タイムリーの後、ローズも32号2ランで続いて、一気に4点を追加。5回には四球の下山を一塁に置いて、カブレラの2年ぶりとなる30号2ランで7点目。山本の前に6回まで無得点に抑え込まれていた日本ハムは7回、高橋,金子誠のタイムリーで2点を返し、山本をKOするが、代わった香月の前に劇団ひちょりが三振に倒れて、2点止まり。8回から登板の3番手・山口はいきなり三者三振の快投を見せると、9回も3人で締め、日本ハムと並ぶ3位タイに浮上した。
偽バファローズはカブレラ&ローズが10度目のアベック弾を放つなど、連日の一発攻勢で対日本ハム8連勝。八木が7失点KOの背信投球で日本ハムは3連敗。ついに借金生活に突入し、偽バファローズに並ばれてしまった。明日の第3戦で意地を見せられるか!?
◆E6−8M◆
1点ずつ取り合って迎えた3回、楽天はショート,青波の長瀬の連続タイムリーで2点を勝ち越し。4回に大松のタイムリー二塁打で1点差とされるも、5回に青波の長瀬の3号ソロで再び2点差。直後の6回、ロッテは一死満塁のチャンスにサブローが3号グランドスラムをぶち込んで、一気に逆転。その裏、楽天も二死満塁のチャンスを掴み、成瀬をKOするも、代わったゴーグルの前に代打・高須が打ち取られ、三者残塁。4−6の儘、迎えた土壇場9回、抑えの荻野を投入し、逃げ切りに入ったロッテだが、一死一塁から青波の長瀬にこの日2本目となる同点4号2ランを浴び、試合は延長にもつれ込んだ。10回、ロッテは一死一、三塁のチャンスにサブローが二盗を仕掛けると、これが嶋の悪送球を誘って、三塁走者・里崎が勝ち越しのホームイン。更に、早川がタイムリー三塁打を放って、試合を決定付けた。
成瀬,田中の五輪帰り組の直接対決は成瀬が6回途中4失点KO,田中が6回6失点KOとしょっぱい展開に…。ロッテは成瀬が攻略され、荻野が攻略されながらも辛くも勝利。サブローが打ってはグランドスラム,走っては決勝点を呼び込む盗塁と活躍した。楽天は青波の長瀬の2発等で食い下がったが、10残塁の拙攻であと一歩及ばず。
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August 10, 2008 22:40
◆H4−5E◆
0−0で迎えた4回、楽天はショート,フェルナンデスの連打で一、二塁とすると、山崎武の16号3ランで一気に3点を先制。岩隈の前に5回まで二塁も踏めずにいたソフトバンクだが、6回、中西の四球,塩川のエラーで無死一、二塁のチャンス。ここから本多,仲沢と倒れて、二死と追い込まれたが、松中がタイムリーを放って、中西が生還。なおも一、二塁のチャンスだったが、小久保はライトフライに倒れて、1点止まり。楽天は8回、4安打を集中し、2点を追加。土壇場9回、この回から来日初登板となった謎の新助っ人・グウィンに対して、ソフトバンクは二死走者なしから、長谷川のヒット,代打・明石の死球で一、二塁とした所で高谷,本多,代打・金子と3連続タイムリーで1点差と詰め寄り、グウィンをKO。代わった佐竹から松中が歩いて、満塁と一打サヨナラのチャンス。しかし、最後は6番手・木谷の前に小久保がショートゴロに終わり、万事休す。
最後の最後で粘りに粘ったソフトバンクだったが、あと一歩及ばず。満塁で小久保凡退なら、仕方ないと言うしかないが、それにしても、下位相手に痛い連敗だ。大隣も悪い内容ではなかったが、4回の対クリーンアップだけが悔やまれる。楽天は岩隈が7回1失点の好投でハーラー独走の15勝目をマークしたのは流石として、問題はストッパー候補として期待されていたグウィンだろう。簡単に二死を取ったまでは良かったが、そこから大炎上でKOと、今後に不安を残してしまった。
◆L11−2F◆
日本ハム先発のスーパーさぶ・多田野は初回は三者凡退に斬って取り、続く2回も簡単に二死を取ったが、ここから中村,礒?の連打で先制を許すと、3回には栗山に7号ソロを被弾。そして5回にはいきなり先頭の黒瀬にプロ初アーチを浴びると、一死後、栗山の二塁打と連続四球で満塁のピンチ。二死後、中村に27号グランドスラムを叩き込まれて、この回限りで失意のKO。止まらぬ西鉄打線は6回にはボカチカのタイムリー,7回には後藤の5号ソロ等で2点を加えると、更に、8回には松坂のタイムリー二塁打でダメ押しの11点目。投げては先発・帆足が8回を投げて、金子誠のタイムーによる1点のみに抑え、3年ぶりの2桁勝利をマークした。
西鉄が投打噛み合う万全の試合運びで眼下の敵・日本ハムを下し、着々と独走体勢を整えつつある。中島,G.G.佐藤の不在を全く感じさせない打線の爆発ぶりには恐れ入る。唐川が水島の呪いに苛まれている隙に新人王レースを優位に運びたい多田野だが、7失点の炎上で前回に続いて5回KO。呪われた助っ人・ボッツはよりにもよってスタメンで起用され、3度走者のいる場面で悉くチャンスを潰すなど、3三振を含む4タコの体たらく。折角、唐川が呪われていても、身内に呪われた存在がいては、優位になりようもないと言うものだ。
◆Bs6−0M◆
1,2回とゲッツーを食らうなど、攻めあぐねていた偽バファローズだが、4回、渡辺正のエラーとローズの四球で二死一、二塁とした所で日高が先制タイムリー。続く5回には二死二塁から塩崎,カブレラの連続タイムリーで2点を追加。更に、6回には坂口の2点タイムリー二塁打,7回には下山のタイムリーで6点目。先発・山本は中盤こそピンチを背負ったが、崩れる事なく、ロッテの反撃を断ちきり、8勝目を飾った。
序盤こそ手こずった偽バファローズだが、中盤以降は、作ったチャンスをきっちり生かして、着々と加点。投げては山本がロッテ打線を4安打に抑え込んでの今季2度目の完封勝利を果たし、偽バファローズはロッテと入れ替わりで4位に浮上。ロッテ先発・小林宏は制球に安定を欠き、6回途中5失点KOとまたもや背信投球でとうとう10敗目を喫してしまった。
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July 31, 2008 22:10
◆全パ5−4全セ◆
V戦線から完全に脱落しつつある絶体絶命の状況にも拘わらず、一向に現役復帰させようとしない中日の愚行により、名手・川相が出場資格を得られなかったオールスター。川相不在の苦しい戦いを強いられた全セは初回、全パ先発・ダルビッシュ(日本ハム)に対して、いきなりヒットで出た青木(ヤクルト)がすかさず二盗を仕掛けて憤死するなど、3人で攻撃終了。しかし、2回、一死からキュラソ星人(阪神)が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへソロアーチを叩き込み、1点を先制。更に、村田(横浜)がヒットで続いたが、ブラウン暗黒采配により、不遇な目に遭わされ続けている求道者・前田(広島)が登場。不当にスタメンから外され続けている事を理解し、真価の発揮に期待して投票したファンの為にも結果を出したい求道者・前田だったが、悔しいかなブラウン暗黒采配により、コンディションはどん底状態で最悪のセカンドゴロゲッツー。すると、その裏、全パは全セ先発・高橋(広島)からローズ(偽バファローズ),G.G.佐藤(西武)の連打で二、三塁とすると小久保(ソフトバンク)が犠飛を打ち上げ、ローズが同点のホームイン。続く3回には2番手・小笠原(中日)から日高(偽バファローズ),川崎(ソフトバンク)のヒットで一死一、二塁とすると、稲葉(日本ハム)もヒットで続いたが、川崎が二塁をオーバーランするチョンボで憤死。続くローズはピッチャーゴロに倒れて勝ち越しならず。4回には先頭のG.G.佐藤がレフト線へ弾き返すも、二塁を欲張って憤死。しかし、5回、3番手・下柳(阪神)に対して、田中賢(日本ハム),日高の連打で一、三塁とした所で劇団ひちょり(日本ハム)のサードゴロの間に田中賢が勝ち越しのホームイン。更に、劇団ひちょりが二盗を決めると、二死後、大松(ロッテ)のセカンドゴロを東出(広島)がタイムリーエラーを犯し、3点目。3回以降、清水(ロッテ)−山本(偽バファローズ)と繋ぐ全パの継投の前に沈黙していた全セだが、7回、4番手・帆足(西武)に対して、T.ウッズ(中日),寿司職人ラミレス(巨人)の連打で一、三塁とすると、キュラソ星人のどん詰まりのフライがレフト線にポトリと落ちる幸運なタイムリーとなり、1点差。続く村田はセカンドゴロゲッツーに倒れるも、内川(横浜)の三塁線へのどん詰まりのゴロが中島(西武)の悪送球を誘い(記録は内野安打)、同点。ボールが転々とする間に内川は二塁を陥れると、続く代打・ベンちゃん(中日)のライト前ヒットで勝ち越しのホームイン。逃げ切りたい全セだが、若大将・原監督(巨人)は{どうしても(藤川)球児を使いたかった」などと、逆転されて×ゲームになる可能性を考慮すると言う訳の分からない理由で8回にまず藤川(阪神)を投入し、9回に久保田(阪神)と通常とは逆の順番での継投を図るが、これが裏目。藤川は無難に3人で抑えたが、久保田はショート(楽天)に二塁打を浴びると、一死後、西岡(ロッテ)にも痛打され、一、三塁のピンチ。ここで代打・松中(ソフトバンク)に同点タイムリーを許すと、更に、代打・山崎武(楽天)にはライト前へ弾き返され、二塁走者・西岡の生還を許して、悪夢のサヨナラ負け。2005年より続いていた全セの連勝は6でストップ。MVPはサヨナラ打の山崎武が8年ぶり2度目の受賞。ベストバッター賞は先制アーチ含む2打点のキュラソ星人,ベストピッチャー賞は2回をパーフェクトの山本,ベストプレー賞は土壇場で同点タイムリーを放った松中がそれぞれ選ばれた。
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July 19, 2008 22:55
◆YB2−6G◆
初回に寿司職人ラミレスのタイムリーで先制した巨人は3回には一死一塁から松田記者のタイムリー二塁打で1点を追加。4回には先頭の坂本が二塁打で出ると、春風亭半ケツの犠打で三進。ここで鈴木尚がスクイズを決めて、3点目。6回まで3安打と沈黙していた横浜は6回、二死走者なしから内川のヒットの後、村田が27号2ランを叩き込み、1点差。続く7回には吉村,代打・メカゴジラのヒットで二死一、三塁と一打同点のチャンスを作るが、大西はセンターへ打ち上げて、二者残塁。直後の8回、巨人は阿部が10号ソロを放り込むと、9回にはキムタク,ガッツの連続タイムリーでダメ押し。先発の春風亭半ケツは7回2失点で4勝目。
村田の5戦連発も空砲に終わり、横浜は対巨人6連敗。村田が幾ら打っても勝てないとなると、村田が北京に拉致されたら、一体どれ程、勝てなくなってしまうのか…。投打噛み合っての快勝となった巨人だが、あの男が20日から一軍に昇格すると言う衝撃のニュースが飛び込んできた。果たして、背に腹は変えられないと言う程、今の巨人にあの男が必要だろうか。仮に必要だとしても、モナってた件をあの程度のお仕置きで済ませてしまう様ではとても紳士球団とは言えないな…。
◆D2−7T◆
阪神先発・安藤は初回、簡単に二死を取りながら、連続四球でピンチを作ると、ベンちゃんにタイムリーを許して、先制点を献上。1点を追う阪神は3回、一死一、二塁から鳥谷の7号3ランで一気に逆転。5回にT.ウッズのタイムリーで1点差とされるも、直後の6回、高橋光の今季初アーチとなる2ランで突き放した。8回にはフォード,悠久の若虎・桧山の連続タイムリーでダメ押し。その裏から登板の江草は残り2回で5三振を奪い、中日の反撃を断ちきった。
投打に精彩を欠いての完敗となった中日。初回の満塁のチャンスに1点しか取れなかったのが致命的だった。いよいよ貯金消滅へリーチをかけ、阪神との差が14と拡大したばかりか、ヤクルトには1ゲーム差に迫られ、Bクラス転落の危機である。この絶望的な状況を打破する為にも一刻も早い名手・川相の現役復帰を実行に移すべきだろう。ところで、特殊能力「偽装結婚○」を持つ男・寝損がいよいよ来日初登板。二死一、二塁のピンチを迎えながらも、何とか無失点で切り抜けたが、果たして、今後通用するかは微妙な内容だった。
◆S8−3C◆
ヤクルトは2回、梵のエラーで貰ったチャンスに飯原のタイムリー二塁打,福川のスクイズで2点を先制。広島は4回に嶋に4号ソロが飛び出して、1点差。2−1の儘、迎えた6回、ヤクルトは一死満塁からウィルソンのタイムリーで2点を加えると、更に、二死満塁となった所で福地が走者一掃のタイムリー三塁打。続く宮本もタイムリーを放って、この回、一挙6点のビッグイニングを形成。広島は9回に栗原の13号2ランが飛び出したが、焼け石に水だった。
またも求道者・前田はフル欠場で広島は4連敗。ブラウン監督はいつまで同じ事を繰り返すつもりなのか。久々登板の宮崎も5回まではまずまずだったが、6回に一気に崩れた。福地に三塁打浴びるまで宮崎を引っ張り続けたブラウン監督はかなりどうかしてる。飯原の前で満塁にした所で代えても良さそうなもんだし、どれくらい遅くても飯原に打たれた所で代えるべきだろう。嫌がらせをかますだけでなく、まっとうな采配も揮えないとあっては、広島は単独5位確定の道を早めるだけだろうそれでブラウン監督が失脚して、求道者・前田が来季大復活すると言うなら、むしろ喜ばしい事なのかもしれないが…。
◆E4−5H◆
楽天先発・田中は3回まで6個の三振を奪う素晴らしい立ち上がり。4回も2つの三振を奪いながら、1安打2四球で満塁のピンチを作ると、ここで長谷川に走者一掃の先制タイムリー三塁打を浴びてしまう。3点を追う楽天はその裏、草野のタイムリーで1点を返すと、6回には高須の二塁打の後、フェルナンデスのタイムリーで1点差と迫り、ソフトバンク先発・ホールトンをKOすると、更に、草野のセカンドゴロの間に同点に追い着いた。ソフトバンクは7回から何と先発要員の大隣をリリーフで起用。7回は三者凡退に斬って取った大隣は続く8回も簡単に二死を取ったが、ここでショートに痛恨の一発を浴び、勝ち越し点を献上。しかし、土壇場9回、ソフトバンクは一死二、三塁のチャンスに本多が同点犠飛を打ち上げると、続く川崎がタイムリーを放って、勝ち越し。その裏も続投となった大隣は3人でピシャリと締め、4連勝となった。
大隣の突然のリリーフ登板には驚いた。一時は勝ち越し点となる一発を浴びたものの、3回を投げて許した安打はこれのみの好投だった。昨日、雨で登板が流れた事もあって、待機させておいただけなのか、オールスターまであと僅かと言う事で、前半戦一杯は後ろを任せるつもりなのか。いきなり3回も投げてしまったら、明日は使えないだろうが…。一方、10三振の力投も報われなかったのが田中。あの内容、あの展開で7回降板は少々早かった気が…。北京に拉致されてしまう田中の体力を気遣う様なノムさんでもあるまいに…。有銘を2イニング目まで引っ張ったのも裏目に出てしまった。
◆M10−17L◆
水島の呪いに苛まれ、破竹の連勝から一転連敗を喫したロッテ。この日も先発・成瀬が2回に二死満塁から片岡,栗山の連続タイムリー二塁打でいきなりの4失点。ロッテはその裏、2点を返すと、4回にはベニー松山の4号ソロ,西岡の2点二塁打で一気に逆転するも、5回、中島に逆転18号2ランを被弾。6回に今江の一発で追い着いたのも束の間、直後の7回、二死走者なしから中島に痛打されると、ブラゼルに22号2ランを放り込まれ、勝ち越し点を献上。更に、G.G.佐藤にも二塁打を浴びた所で成瀬はようやく降板。代わったシコースキーも中村を歩かせた後、後藤に2試合連続の4号2ランを被弾。西武は8,9回にも6点を追加し、一気に突き放した。7回から登板の小野寺は3回4失点ながら、今季初セーブ。
今日も水島の呪いは留まる所を知らず、成瀬が悪夢の9失点KO。中途半端に立ち直ってしまった為に7回まで引っ張ったのが裏目に出た格好だ。リリーフ陣も火だるまで計17失点と惨憺たる結果で3連敗。水島氏にシメられた今江は2発を含む4安打6打点と怒りを爆発させたが、空砲に終わってしまう辺り、呪いには抗いきれなかった印象だけが残った。
◆Bs6−2F◆
日本ハム先発のスーパーさぶ・多田野の前に4回まで1安打と抑え込まれてきた偽バファローズだが、5回一死から日高がライトスタンドへ8号ソロを叩き込み、先制。更に、二死一、二塁から坂口のタイムリーで2点目。続く6回には二死満塁から小瀬が走者一掃のタイムリー二塁打を放って、多田野をKO。8回には下山がダメ押し7号ソロ。完封目前の山本だったが、9回先頭の田中に10号ソロを被弾すると、続く稲葉にも痛打されて、KOと完封も完投も消滅。この後、日本ハムは高橋のヒットの後、ボッツのサードゴロの間に2点目を返したものの、反撃もそこまでだった。
唐川が呪いに苛まれている隙に、新人王レースをリードしておきたい多田野だったが、失意の5失点KO。味方に呪われた男・ボッツがいる以上、水島の呪いによる恩恵を受ける事など甘い話と言う事か。多田野の息の根を止めたのが、こちらもルーキーの小瀬。2安打3打点の活躍ながら、左の歌藤相手にあっさり代打を出されてしまう辺り、まだまだ信頼感は勝ち得ていないのだろうか。
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April 23, 2008 23:12
◆G6−2YB◆
グライシンガー,はーちゅんの両先発が5回まで無失点と互いに譲らぬ好投を展開。しかし、6回、横浜はガッツな貴公子・仁志のヒットを皮切りに一死一、三塁とこの日初めてのチャンスを掴むと、村田のタイムリー二塁打でついに待望の先制点をゲット。更に、続くビグビーがドーピングパワーを発揮して、犠飛を打ち上げ、1点を追加。2点を追う巨人はグライシンガーを引っ込めてまで起用した代打・松田記者がヒットで出ると、二死二塁となった所でガッツにタイムリーが飛び出し、1点差。はーちゅんは7回に突如、制球を乱し、2四死球で二死一、二塁のピンチを迎えた所でKO。代わった木塚に対して、またも松田記者が同点タイムリーを浴びせると、更に、坂本,キムタクにも連続タイムリーが飛び出し、一気に3点を勝ち越し。8回にも阿部のタイムリーでダメを押すと、最後はセーブのつかない場面ながらもクルーンがマウンドに上がり、3人で締め括った。
ハマのチンピラとの賭けに勝った所で何のメリットもない事にとっくに気付いている為、モチベーションが持続しないのか、はーちゅんは終盤、完全に息切れ。特に、ゴンザレスへの死球にはヒヤリとさせられた。横浜戦でのゴンザレスの死球と言うと、昨年の開幕戦が思い出される訳で、来日初アーチ直後にぶつけると言うハマのチンピラの小心な投球の所為で丸一年棒に振った様なものだからなぁ。今回は無事だった様だが、3タコに終わり、昨日の活躍の印象がかなり薄れてしまったのは残念だ。あともう少し粘っていれば…と言う所で惜しくも白星を逃したグライシンガーだが、もうリオスのグライシンガートレースは途絶えているので、ヤクルト首脳陣はグライシンガーに白星が付こうが付くまいが最早、どうでもいい事だろう。
◆D2−3T◆
阪神先発・下柳に対して、中日は初回、四球の井端を一塁に置いて、李のタイムリー二塁打で先制。川相がそこにいるにも拘わらず、使えないと言う異常事態が続く為、なかなか波に乗れない事を重く見た落合監督から先発に起用された川井は3回まで4者連続を含む5三振のパーフェクトと素晴らしい立ち上がりを見せたもの、4回に新井にタイムリー二塁打を浴びて追いつかれると、6回にはキュラソ星人に三塁打を浴びた所で絶不調のゼブラ今岡にタイムリーを許し、勝ち越し点を献上。8回からは謎の体調不良で二軍に落ちていた人斬り抜刀斎が何と2番手として登場するも、新井に移籍初アーチを被弾。その裏から登板の2番手・久保田に対して、中日はT.ウッズの犠飛で1点差とし、更に、ベンちゃんの内野安打で二死一、二塁と一打同点の場面を作るが、ここで森野がセカンドライナーに倒れて、同点ならず。最後は藤川の前に3人で斬って取られ、あと1点が届かなかった。藤川は球団新となる開幕から11試合連続セーブをマークした。
カワイであって川相ではない川井ではそうそう何度もチームの空気を変える事は出来なかった。やはり、昨日の打線の繋がりは偶然が重なったに過ぎず、一発が出ないとも如何ともしがたいのか…。一方、阪神は新井がようやく移籍初アーチ。要所で結構、タイムリーを打っているので、こと一発に関してかなりの難産であった事に気付かなかったくらいだ。自信喪失ぶりが一面トップを飾ってしまう大失態を演じたゼブラ今岡にも決勝タイムリーが飛び出し、下柳はハーラートップタイの4勝,藤川は11連続セーブと明るい材料が多い中、密かに心配なのが3戦連続失点の久保田。炎上まではいかないのだが、接戦で使うのは少々怖い印象は否めない。チーム状態が下り坂になる前にウィリアムスの復帰が待たれる所だ。
◆C−S◆
降雨中止。
◆E4−0H◆
ソフトバンクは永井の立ち上がりを捉え、初回から二死満塁と先制のチャンスを掴むも、ここで柴原がセカンドゴロに倒れて、三者残塁。ピンチを逃れた楽天はその裏、大隣に対してフェルナンデスのタイムリー二塁打,山崎武の7号2ランで3点を先制。ソフトバンクは2回にも二死一、二塁のチャンスを潰し、おぼつかない投球だった永井を立ち直らせてしまう。大隣も2回以降立ち直りを見せていたが、7回にまたもフェルナンデスにタイムリーを許して、手痛い4点目を献上。直後の7回、ソフトバンクは二死満塁と一発で同点と言う所で松中に回す絶好の場面を作ったが、結果はショートゴロに終わり、三者残塁。最後のピンチを切り抜けた永井は9回は3人で退けて今季2度目の完封勝ちを収めた。
毎年恒例行事のリタイアから復帰したハマのスペランカーが2本の内野安打でチャンスメーカーとなったが、松中のブレーキが痛かった。大隣もまたもスロースターターぶりが響いて主導権を握られ、立ち直った頃には時既に遅し…と言う形で3連敗。大崩れはしていないが、立ち上がりに慎重さが求められる所だ。立ち上がりと言えば、永井もかなり悪かった。あれでよもや完封出来ようとは…。これも内弁慶のなせる技だろうか…。
◆F0−5Bs◆
初回、村松,ローズの連続二塁打で先制した偽バファローズは更に、二死後、浜中にもタイムリー二塁打が飛び出して、この回、2点。3回にはローズが8号2ランを叩き込み、4点目。序盤から大きくリードして貰った先発・山本はヒットを浴びてもすかさずゲッツーを取るなど落ち着いた投球で8回まで無失点と付け入る隙を許さない。偽バファローズは9回に日高の4号ソロでダメ押し。その裏、山本は先頭の劇団ひちょりに痛打されるも、後続3人を打ち取って、プロ初完封を無四球で飾った。
山本が先発ローテを任されてしまう辺り、かなり迷走している感のある偽バファローズなのだが、その山本がよもやのプロ初完封。三塁も踏ませず、5安打無四球完封と言う申し分の内容だった。打っては完全に復調してきたローズが2安打3打点。カブレラより頼りになる男・日高が一発含む3安打でついに打率を3割に乗せた。日高より頼りにならないカブレラは2三振含む3タコに終わったが、ローズが走者を返した後で大局には影響を及ぼさなかったのは幸いだ。
◆M2−1L◆
ロッテ先発・小野は立ち上がりから全く制球が定まらず、いきなり赤田を歩かせた後、礒?にタイムリー二塁打を浴び、先制点を献上。二死後、連続四球で満塁としたものの、大島を打ち取り、辛くもピンチ脱出。これで落ち着きを取り戻した小野は2回以降は無難な投球で追加点を許さない。1点を追うロッテは3回まで涌井の前に沈黙していたが、4回、早川,フクーラの連打等で二死二、三塁とすると、ここで橋本がセンター前へ2点タイムリーを放ち、一気に逆転。逆転して貰った小野は7回まで投げきると、8回からは川崎−荻野と繋いで、1点のリードを守りきった。
涌井は2失点ながら、今季2度目の完投負け。100球の省エネ投法も報われず、またも打線に見殺しにされてしまった。9回も長打が出れば逆転の場面を生かせず仕舞い。未だに開幕から3点以上取られた事がないのに、もう3敗目とは気の毒と言うほかない。
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