小林雅英

August 26, 2007 17:42

◆C1−14G◆
接戦続きのこのカードだったが、この日は広島先発・大竹が初回から6長短打でいきなり6点失う大炎上。続く2回にもニックンの犠飛,ガッツの二塁打で2点を失った所で悪夢のKO。巨人は更に、阿部のタイムリーで1点を加えると、3回には不敗神話を誇るホリンズの一発が飛び出して、10点目。止まらない巨人打線は6回にも長短打で4点を奪い、計20安打で今季最多の14得点。投げては先発・久保が8回まで無四球の1失点に抑える好投を見せ、5月5日以来の3勝目。完敗を喫した広島だが、求道者・前田は3安打と気を吐き、2000安打まであと6本にまで迫った

◆D6−3T◆
阪神は2回,3回と立て続けに一死満塁のチャンスを悉く逃し、4回にも二死一、二塁の場面にシャア少佐が空振り三振。一方、再三のピンチを凌いできた中日はその裏、T.ウッズ,李,英智と3本のタイムリーで一気に4点を先制。拙攻続きの阪神だったが、6回に代打・悠久の若虎・桧山のタイムリー二塁打で1点,7回にはキュラソ星人の犠飛と桜井のタイムリーで2点を返し、1点差。しかし、その裏、中日は藤原の連続エラーと、中村紀のタイムリーで2点を奪い、またまた点差は3点と広がった。最後は昨夜、リリーフに失敗した岩瀬が今度は3人でピシャリと締めて、逃げ切った。先発・中田は6回1失点で11勝目。阪神は中日を3本も上回る10安打を放ちながら、11残塁の拙攻が響いた。

◆S6−2YB◆
巨人戦限定好投手・土肥に対して、ヤクルトは初回、宮出のタイムリー二塁打で2点を先制。直後の2回、内川の一発で1点差と詰め寄られるも、その裏、福川のタイムリー二塁打で再び2点差。更に、6回には田中浩のタイムリー二塁打等で2点を追加。7回に1点を返されるも、8回に代打・ユウイチのタイムリーでダメを押し、4連勝。先発・川島が6回まで9人の走者を出しながら、1点で踏ん張る粘りの投球を展開し、3勝目。

◆H1−4M◆
ソフトバンク先発・神内は2回まで5三振と素晴らしい立ち上がりを見せたが、3回、先頭の堀に二塁打を浴びると、二死後、TSUYOSHIにタイムリー内野安打を許して、先制点を献上。4回のピンチは切り抜けたものの、何故か、この回限りで早くも降板となった。継投策に入ったソフトバンクに対して、ロッテは6回に里崎の9号ソロ,7回には早川のタイムリー内野安打で1点ずつ追加。その裏、辻の犠飛で1点を返されるも、8回には二死満塁からTSUYOSHIが死球を食らって、押し出しでダメ押しの4点目。投げては先発・小林宏が6回まで毎回の7三振。7回途中で降板となったが、リリーフの援護を仰いで12勝目。最後を締めた小林雅は自身の持つプロ野球記録を更新する7年連続の20セーブ目をマークした。ソフトバンクの連勝は4でストップし、一日で3位転落となった。

◆L3−2F◆
初回、日本ハムは稲葉の16号ソロで1点を先制。日本ハム先発・八木の前に西武は6回まで散発2安打に抑え込まれ、稲葉の一発が重くのしかかっていたが、7回、一死二塁からカブレラの21号2ランが飛び出して、一気に逆転。しかし、直後の8回、日本ハムは代打・紺田が二塁打を放つと、鶴岡が送った所で劇団ひちょりがセンター前に弾き返して、すかさず同点。それも束の間、その裏、西武はこの回から代わった2番手・江尻から代打・栗山の4号ソロであっと言う間に勝ち越し。最後はグラマンが締めて逃げ切り。涌井はハーラー単独トップの16勝目をマークした。

◆Bs10−0E◆
4回までノーヒットと素晴らしい立ち上がりを見せた偽バファローズ先発・金子は7回まで散発4安打無失点の好投を展開。悪の温床・楽天先発・永井も負けじと、6回まで散発4安打に抑えていたが、7回、連打と四球で一死満塁のピンチを迎えた所で阿部真に走者一掃のタイムリー三塁打を浴び、無念のKO。偽バファローズはこの後、代打・水口のタイムリー三塁打,ローズのタイムリー等で2点を加え、この回、大量6点。更に、続く8回にも前田の3ラン等で4点を奪い、10点差と試合を決定付けた。前半の重苦しい展開から、一気に楽になった金子は8,9回と3人ずつで退け、プロ初完封で2勝目を飾った。

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April 14, 2007 17:32

◆G2−6S◆
先発ローテで唯一、白星のないアゴくらは2回まで無安打とまずまずの立ち上がりを見せていたが、3回、2本のヒットでピンチを作ると、飯原にはレフトスタンドへ運ばれて、3点を献上。5回には満塁のピンチを作ってKOとなり、またも白星ならず。更に、2番手・野口が代わりばな大カモのガイエルに押し出し四球を与えて、やらずもがなの4点目を許す始末。打線もヤクルト先発・藤井の前に6回まで僅かに2安打と沈黙。7回にマッスル千代の富士の犠飛でようやく1点を返したのも束の間、直後の8回、プロ初登板の深町,チョコが炎上し、ダメ押しの2失点。その裏、阿部のタイムリー二塁打で1点返すも焼け石に水。勝てば首位と言うチャンスをむざむざ逃した巨人は3位転落となってしまった。アゴくらはこれで開幕3連敗。悠長にしていると、同じFA組の野口と入れ替え…なんて事もあるのではなかろうか。

◆C6−1D◆
阪神との3連戦で1つも勝てなかった中日は恵みの雨で流れを切り替えたい所だったが、この日も歯車が噛み合わず、4回までに早くも6つと残塁を量産し、川相不在の弊害を露呈。一時は中継ぎ降格も噂された先発・朝倉はローテに踏み留まるべく3回まで無失点の力投を見せていたが、4回、東出,新井と二塁打を浴びて、ついに先制点を献上。その後も粘りの投球を見せていた朝倉だったが、7回,梵,求道者・前田と立て続けに2ランを浴びて、致命的な4失点。中日は川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに8回に李の来日初アーチで完封を免れるのが精一杯で3連敗。一方、広島は連敗を脱出し、大竹は3度目の先発でようやく今季初勝利。求道者・前田は待望の今季初アーチが飛び出すなど、あわやサイクルの猛打賞。これをきっかけに目覚めてくれる事を大いに期待したい。また、右手の指を4本も捻挫し、開幕ベンチを逃したルーキー・中東が8回に代打でデビューしたが、空振り三振に終わった。

◆T0−6YB◆
開幕からのぬけぬけ記録を更新させる為には、うまい事負けなくてはならない横浜。チーム一丸となって記録更新に燃えているのか、初回から先発・ゲーリー川村が恐怖の0割打者・関本にわざわざヒットを打たせると、キュラソ星人のショートゴロをマイケルがさりげなくエラーして、一、二塁のピンチを演出。2回にも大ブレーキの浜中にあえてヒットを打たせて、無死一塁のピンチを作り、3回にはゲーリー川村がわざとらしく連続四球を許した後、相川が白々しく野選を犯して、無死満塁と絶好のピンチを作る。しかし、阪神は再三再四チャンスを施される事にプライドが許さないのか、単に不甲斐ないだけなのか、悉く後続が凡退し、一向に得点が入らない。早いトコ先制して欲しい横浜は4,5,7回と一、二塁のピンチをお膳立てしたにも拘わらず、得点に結びつかない。そして、0−0で迎えた8回表、ここまで散発2安打の力投を続けていた阪神先発・能見が投手のホセロに痛打されたのをきっかけに一死満塁の大ピンチ。下手に打ってしまっては先制点が入りかねないとあって打つ気ゼロの村田だったが、ここで能見は勝手に押し出し四球を与える自滅モードでついに横浜が1点を先制。更に、追加点が入らないように凡退するつもりだった鈴木なおのりが力加減を誤って深いセンターフライを放ってしまい、何とも重い2点目を追加。阪神のあまりの不甲斐なさに最早、記録更新は無理と諦めたのか、横浜は今まで抑えていた力を解放するかの様に、その裏を3人でピシャリと切り抜けると、9回には5安打を集中して、一気に4点を追加。最後は協約上限5倍超の契約金を貰っていた那須野が締めての完封リレーを果たし、今季初の連勝で開幕からの「ぬけぬけ」は12試合でストップ。3番手のホセロに来日初勝利がついた。阪神はなまじ7回まで良過ぎた事で能見を引っ張り過ぎて、JFK投入のタイミングを逸したのも痛かったが、勝ってくれと言わんばかりの横浜のお膳立てを悉く潰した打線がとにもかくにも情けなかった。

◆Bs2−4H◆
3連敗中のソフトバンクは序盤、デイビーの前に抑え込まれていたが、4回、大村の犠飛,ブキャナンのタイムリーで2点を先制。今季、立ち上がりで苦しんでいる斉藤和はこの日も3回までに3安打3四死球と苦しい投球ながら、無失点で切り抜けると、4回は三者凡退。立ち直りの気配を見せたと思いきや、5回にラロッカにタイムリー,6回には日高に犠飛を浴びて、同点を許してしまう。結局、斉藤和は7回で降板となり、またもエースの責任を果たせず仕舞い。2−2の儘、突入した延長10回、ソフトバンクは一死満塁のチャンスを迎えると、押し出し四球に暴投と金子の独り相撲で労せずして2点を勝ち越し。最後は6日ぶりの登板となる守護神・馬原が3人で締めて、辛くも連敗をストップさせた。

◆F6−1E◆
史上初の3試合連続14奪三振以上に燃えるダルビッシュだったが、3回まで奪った三振は僅かに3個。無失点に抑えているにも拘わらず、味方打線は満塁のチャンスを逃すなど、相変わらずの不甲斐なさで辟易としつつある所で4回、ショートにタイムリーを浴びて、ついに先制点を献上。これで目が覚めたか、ダルビッシュは5回に怒りの三者三振。打線もダルビッシュの気迫に応える様に、その裏、ミスタースナイパー・坪井の同点犠飛で実に25イニングぶりの得点をあげると、稲葉にタイムリーが飛び出して、逆転に成功。8回には金子のタイムリー二塁打等、5長短打で一挙に4点を奪い、ダメ押し。ダルビッシュは奪三振こそ9個に留まったが、2試合連続の完投勝利でチームの連敗をストップさせた。

◆M2−5L◆
前夜、オーバーキルと言っても過言ではない程、無駄に打ちまくってしまい、そのリバウンドが心配されたロッテだが、開幕3連勝中のオツに対して、初回、中村のエラーをきっかけにチャンスを作ると、ズレータがきっちり犠飛を打ち上げ、1点を先制。3回までノーヒットに抑えていた渡辺俊が4回に礒?に同点タイムリーを許すも、その裏、またもズレータが一発をかまして、再び勝ち越し。渡辺俊はこの1点のリードを8回まで守りきり、守護神・小林雅にバトンタッチ。しかし、ここで久々のコバマサ劇場が公演されようとは…。2四死球で二死二、三塁のピンチを迎えた小林雅は代打・大島に2点タイムリーを浴びて引っ繰り返されると、更に、ズレータのエラーで足を引っ張られた後、片岡にもタイムリー二塁打を浴びて、この回、悪夢の4失点。最後は小野寺に締められて、万事休す。8回まで投げていたオツはよもやの逆転劇で白星が転がり込み、開幕4連勝となった。

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