小宮山悟

August 24, 2008 21:51

◆G1−9D◆
元監督にエースと守護神を強制拉致され、潰されてしまった上、川相不在のチームがいかに脆いかをまざまざと見せつけられてしまった中日は初回、川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにT.ウッズが24号2ランを叩き込み、2点を先制。その裏、ガッツの24号ソロで1点を返されるが、3回、中村紀のタイムリーで1点を追加すると、4回には小池が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに2号ソロをぶち込んで4点目。9回には5長短打を集中し、ダメ押しの5点を追加。先発・山本昌は完投で10勝目をマークした。

この日は何と言っても山本昌の快投に尽きるだろう。初回にガッツに被弾した以降は8回一死まで無四球無安打と完璧な投球で到達した2年ぶりの2桁勝利は史上最年長記録。完投勝利も自身の記録を更新する最年長記録となった。打線は川相不在を補填する一発攻勢で主導権を握り、巨人が山本昌のあまりの付け入る隙のなさに戦意喪失気味となった9回に一気に突き放しての快勝。一方、グライシンガーは立ち上がりからピリッとせず、5回4失点KOとなったが、こうも打てなければ、最早、先発がどうこう言う問題ではなかった。

◆S−T
降雨中止。

◆YB−C◆
降雨中止。

◆E−H◆
降雨中止。

◆F9−3L
日本ハムは2回、先頭の小谷野が3号先制ソロを放り込むと、一死後、高橋,金子誠,鶴岡の3連打で2点目。更に、二死後、劇団ヒチョリ,高口,田中と3連続タイムリーが飛び出して、この回、一挙6点を獲得。直後の3回、西武はブラゼルの犠飛で1点を返すが、4回、日本ハムは田中のタイムリーで再び6点差と突き放す。西武はこの後、栗山の9号ロソ,ブラゼルの犠飛で1点ずつ返していくが、その度に1点ずつ返されて、一向に6点差を縮める事が出来なかった。

対西武5連敗中の日本ハムだったが、帆足キラー・小谷野の先制アーチを皮切りに畳み掛ける攻撃でゲットした2回の6点が大きくものを言い、快勝を収めた。先発のスーパーさぶ・多田野は6回2失点で7勝目をマーク。一方、帆足は7回6失点KO。5番以下は僅かに2安打に抑え込まれ、得点力が働かなかった。

◆M9−4Bs◆
「週刊少年チャンピオン」の発売が合併号で2週間空いた後、発売が再開されるや否やいきなり山田に被弾と早速、水島の呪いをかけられてしまった唐川は初回から3四死球の大荒れ投球。それでも2回まで無失点で粘っていたが、3回、二死一塁からローズに27号2ランをぶち込まれ、2点を献上。その裏、ロッテは一死満塁からズレータのタイムリー二塁打で追い着くと、竹原が歩いた後、ベニー松山のタイムリー二塁打で2点を勝ち越し。更に、続く大塚がスクイズを決めて、この回5点。折角、逆転して貰った唐川だが、直後の4回、いきなり4連打を浴びて、失意のKO。更に、代わったゴーグルがタイムリーエラーを犯して、1点差。しかし、続くカブレラをゲッツーに仕留めると、ローズも打ち取って、同点を阻止。ロッテは6回に田中雅のタイムリー二塁打で2点をあげると、8回には橋本の6号2ランで試合を決定付けた。ロッテはこれで偽バファローズと入れ替わりで4位に浮上。

黒星こそつかなかったとは言え、唐川がまたもや水島の呪いを受けて、4回もたずにKO。これで4戦連続KOと呪いの影響は留まる所を知らない。この儘では再び二軍落ちの日も遠くないかもしれない。そんな唐川の尻拭いで登場したベテラン・ゴーグルは自らのエラーで1点を失ったものの、4回を投げてノーヒットと申し分ない内容で2勝目をゲット。敗れた偽バファローズだが、ローズが王さん,門田に続いて史上3人目の40代30号を達成した。

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July 24, 2008 21:51

◆F2−5M◆
ダルビッシュ,大嶺の両先発が3回まで無失点と上々の滑り出し。0−0で迎えた4回、ロッテは先頭の根元が四球を選ぶと、フクーラ,里崎の連打で無死満塁と絶好の先制のチャンス。ここから踏ん張りを見せるダルビッシュの前に大松,今江と連続三振に倒れ、二死と追い込まれるが、ここで橋本が5号グランドスラムを叩き込み、一気に4点を先制。5回まで1安打と沈黙していた日本ハムは6回、金子誠,劇団ひちょりの連続二塁打でようやく1点を返すと、二死後、稲葉もタイムリーを放って、2点差と詰め寄った。続く7回には2番手・久保を責め、一死満塁と一打同点の場面を作るが、ここで変わったゴーグルの前に劇団ひちょり,工藤と打ち取られ、三者残塁。直後の8回、ロッテは一死一、三塁から早川が犠飛を打ち上げ、貴重な1点を追加。日本ハムはその裏、二死から高橋,小谷野と連打を浴びせるも、ボッツが三振に倒れて、二者残塁。最後は荻野の前に反撃を断ち切られた。

大嶺がプロ7度目の登板で悲願の初勝利。6回に2点を失って、降板となったものの、5回まではダルビッシュを上回る素晴らしい投球だった。唐川が今週も水島氏にシメ倒されて、選手生命の危機に立たされているだけに、同じ若手の大嶺には今後も頑張って貰いたい所だ。女房役の橋本は会心の満塁弾で大嶺の初白星に貢献。7回のピンチを切り抜けたゴーグルの好リリーフも光った。ダルビッシュで痛い星を落とした日本ハムは西武との差が4.5と拡大。西武の独走体勢がジワジワと整いつつあるだけに、球宴前までに何とか巻き返して欲しいものである。

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April 24, 2007 22:18

◆G6−8YB◆
初回、村田,メカゴジラの連続タイムリーで先制した横浜は1点差とされた3回にはまたもメカゴジラがタイムリー三塁打を浴びせるなど、一気に3点を追加。巨人戦限定好投手・土肥に対して、4点のビハインドと苦しい展開の巨人だが、その裏、吉村のエラーで貰ったタナボタチャンスに怒濤のチャンスブレイカー・ニックンがよもやの2点タイムリー。4回に村田の犠飛で突き放されるも、その裏、すかさずガッツの2点タイムリー二塁打で追い上げ、難敵・土肥をついにKO。守護神・クルーンが夫人の出産に立ち会うべく帰国している為、少しでも突き放しておきたい横浜は7回に無死満塁から吉村のゲッツーの間に1点をあげると、8回には鈴木なおのりのタイムリー二塁打でダメ押し。巨人はその裏、ガッツの犠飛で1点を返し、9回も代役ストッパー・那須野から二死一、三塁と粘りを見せたが、最後は代打・加藤が見逃し三振に倒れて、あと一歩及ばなかった。これで巨人は首位陥落。横浜は今季初の3連勝となった。

◆D4−3C◆
拙攻続きなのは名手・川相がベンチにいながらコーチ業などに収まっている宝の持ち腐れ状態であるから…だと言うのに、打順が悪いからに違いないと勘違いをした落合監督は森野を1番,井端を7番に置くニューオーダーを披露するが、この1番・森野が的中。3回一死から二塁打で出た森野は続く荒木のタイムリー二塁打で先制のホームイン。更に、連続四球で満塁となった所で李の併殺崩れの間に2点目を追加。しかし、直後の4回、広島は調子が上向きの栗原に2試合連続となる4号2ランが飛び出し、あっと言う間に同点。その後、両軍拙攻合戦を繰り広げ、試合は終盤へ。迎えた7回、またも新1番・森野のヒットを皮切りに二死一、三塁のチャンスを作った中日は李のタイムリー二塁打でついに勝ち越しに成功。こうなれば絶対的な安定感を誇る守護神・岩瀬を投入して逃げ切り…と言う所だったが、川相不在のマウンドを強いられ続けてきた事で心身共に疲労が蓄積していたのか、栗原にこの日2本目となる同点5号ソロを被弾し、今季初失点。その裏、2試合連続で逆転サヨナラ負けを喫している永川が登場。いきなり先頭の福留に内野安打を許して、ヒヤリとさせたが、後続を断ち切って、試合は延長に突入。2−2の儘、迎えたラストイニング12回表、5番手のルーキー・浅尾が三者三振と言う快投で広島の白星を消滅させると、これで士気が高まった中日はその裏、一死一、三塁のチャンスに英智がライトへ犠飛を打ち上げ、サヨナラ勝ち。浅尾はプロ初勝利となった。敗れた広島は悪夢の3戦連続サヨナラ負け

◆T2−1S◆
太陽の子エステバン・ジャン,石川の両先発がまずまずの立ち上がりを見せ、2回まで両軍無得点。迎えた3回、ヤクルトは二塁打の田中浩を石川の犠打,飯原のライトへのファールフライで迎え入れ、均衡を破る先制点をゲット。1点こそ失ったものの、ジャンは7回途中まで3安打の好投を見せたが、援護を貰えずにいるうちに、寿司職人ラミレスの打球をあごに食らって、無念の降板。骨には異常がなかったものの、9針も縫う裂傷を負ってしまった。ヤクルトは7回から木田画伯−館山と繋いで、最後は高津を投入する必勝リレーを展開。簡単に一死を取った高津は続くシーツもライトフライに打ち取り二死…と思いきや、これをガイエルがまさかの落球。シーツは二塁に進み、一塁が空いた事でキュラソ星人を敬遠するも、続くゼブラ今岡も歩かせてしまい、満塁となった所で浜中のリタイアにより、左対左に無闇に拒絶反応を示す病に取り憑かれている岡田監督もスタメンに起用せざるをえなくなった林にライト前タイムリーを浴び、ついに同点。勢いづいた阪神は続く矢野もセンター前へ弾き返して、劇的なサヨナラ勝ちを収め、巨人戦惨敗のショックを払拭した。

◆H−L◆
降雨中止。

◆F2−5M◆
3回、ベニー松山にようやく今季初アーチが飛び出して、1点を先制したロッテは6回には早川が2号ソロを放って、2点目。ロッテ先発・渡辺俊の前に2回無死一、三塁、3回一死一、二塁、5回無死一塁と再三チャンスを掴みながら、ものに出来ずにいた日本ハムだが、6回、高橋のタイムリーでやっと1点を返すと、7回にはズレータのエラーをきっかけに二死満塁のチャンス。ここで代打に起用された田中幸はじっくりボールを見て、押し出し四球を選び、ついに同点。しかし、直後の8回、建山が一死から連続死球をかましてKO。代わった武田久は二死を取ったものの、ここからワトソン博士,里崎と連続タイムリーで3点を勝ち越され、万事休す。これで日本ハムは昨年6月以来の5連敗。尚、一時は同点となる押し出し四球を選んだ田中幸に2度目の打席が回り、ライト前ヒット。これでいよいよ2000安打へカウントダウンこの所の日本ハムは田中幸のヒットくらいしか明るい材料がない状態だ。一方、ロッテは4連勝。7回二死から5番手として登板し、高橋を3球で仕留めただけのゴーグルにタナボタの2試合連続勝利が転がり込んだ

◆Bs5−9E◆
制球の定まらない偽バファローズ先発・セラフィニに対して、悪の温床・楽天は初回、一死満塁のチャンスから礒部の犠飛,山崎武の7号3ランで4点を先制。これで主導権を握った悪の温床・楽天は4回に嶋のプロ初打点となるタイムリー等で2点を加えると、5回には山崎武にこの日2本目のアーチが飛び出すなど、3点をあげ、試合を決定付けた。前回、プロ初勝利をあげた先発のルーキー・永井は6回途中まで3失点で降板となったが、大量援護に救われ、2勝目をマーク。悪の温床・楽天は偽バファローズと入れ替わりで4位に浮上した。

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April 21, 2007 18:28

◆T2−5G◆
豊田の大炎上で悪夢のサヨナラ負けを喫し、首位獲りに失敗した巨人。この日はローテ通りならアゴくらの番だったが、ここまで背信投球が続き、阪神と相性が悪い事もあって、二軍から上がってきたばかりの久保が今季初先発を任される事に…。その久保は初回、いきなり一死一、二塁のピンチを迎えるも、キュラソ星人,ゼブラ今岡と連続三振に斬ってとり、無失点で切り抜ける。すると、直後の2回、二死一、二塁のチャンスに覚醒しつつあるホリンズが落ちるボールをうまく掬って、レフトスタンドに叩き込む会心の2号3ランを放ち、3点を先制。阪神は矢野が突き指で欠場している事もあって、前夜のヒーロー・狩野をスタメン起用したが、その期待に応える様に第1打席で痛烈なヒットを放った狩野は4回の第2打席ではレフトスタンドへプロ初アーチをバックスクリーンにぶち込んで反撃の狼煙を上げる。更に、6回の第3打席では2番手・野口から猛打賞となるライト前ヒットを放つと、代打・関本の左中間突破二塁打で一気に三塁を蹴り、見事なスライディングでホームを陥れて、1点差に詰め寄る大活躍。しかし、阪神に傾きかけた流れを再び巨人に引き寄せたのは、またもホリンズ。8回、四球のキムタクを一塁に置いて、会心のタイムリー二塁打を放つと、この後、マッスル千代の富士にもタイムリーが飛び出して、ダメ押しの5点目を追加。3点リードで迎えたラストイニング、昨夜と同じシチュエーションで豊田に名誉挽回のチャンスを与えられるのか注目されたが、若大将・原監督は無情にも林を起用。林は無難に3人で締め括り、昨夜の悪夢再現を回避。久保は3年ぶりの先発での白星を掴んだ。果たして、今後、豊田がどういう扱いを受ける事になるのか気になる所だが、それはさておき、ホリンズが3安打4打点と大爆発したのは嬉しい限り。キムタクも2安打とキープしており、ホント、ゴンザレスの処遇が心配になってきた。そろそろ戻って来ないと、ただの代打要員になってしまうぞ…。阪神は安直起用とも思われた狩野が一発含む3安打の大ブレイク。この儘、勢いに乗れるか注目したい所だ。

◆S7−16D◆
怒濤の拙攻拙守で今季初完封負けを喫し、川相不在の重みを痛感させられた中日。しかし、依然として川相コーチの現役復帰を阻止する圧力が内外からかかっており、川相はベンチで見守るしかない状況。これに業を煮やした福留が初回、無死一、二塁の場面で川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに3号3ランを叩き込むなど、中日は早くも4点を先制。2回に藤井の暴投で1点を加えると、中村紀が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに3,5回と2打席連続アーチを放ち、7点目。しかし、先発・吉見は4回もたずに3失点KOされると、3番手・金剛も3連打で2失点、4番手・浅尾も青木に被弾し、6回を終わって1点差まで追い上げられてしまう。何とか突き放したい中日は7回、一死二塁から代打・立浪のヒットを皮切りに四球1つを挟んで7連打の集中攻撃。更に、立浪の代走に起用され、その回のうちに打席が回ってきた新井にも今季初安打となるタイムリー二塁打が生まれ、この回、大量8点。それでもまだ不安なのか、8回にまたも福留が三塁打で出ればサイクルヒットと言う場面で川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにこの日2本目のホームランでダメ押し。10残塁の大拙攻ではあったが、川相不在が故の一発攻勢と7回の集中打が効いて、中日は辛くも首位をキープ。福留はオーバーサイクルとなる5安打5打点の大爆発だった。尚、5番手のラミレスは来日初勝利。また、ヤクルトの寿司職人ラミレスは3回に放ったヒットで史上244人目、外国人としては球団初となる1000本安打をマークした。

◆YB3−2C◆
久々に打線が爆発して初戦を取った広島だが、2回無死一、三塁と言う先制チャンスを逃すと、その裏、吉村のタイムリーで先制点を献上。先発・佐々岡はこの1点のみで5回まで投げきったが、打線は4,5回と一、二塁のピンチを逃し、早くも7残塁。そして、6回、3連続四球で無死満塁と絶好のチャンスに好調・倉に打順が回ったが、ショートゴロゲッツーの間に同点に追いつくのが精一杯。しかし、1−1で迎えた土壇場9回、先のチャンスではしくじった倉が値千金の一発を叩き込み、ついに勝ち越しに成功。あとは守護神・永川投入で逃げ切るだけだったが、一死から連打を浴びて、二死二、三塁のピンチを迎えると、代打・マイケルに走者一掃のタイムリー二塁打を浴びて、悪夢の逆転サヨナラ負け。今季初の連勝チャンスを寸前で逃した広島は明日の一戦で初の3連戦勝ち越しを懸ける事になるが、死球退場となった求道者・前田が出られるかどうかが気がかりだ。

◆F2−11H◆
開幕早々、水島の呪いに苛まれ、依然としてエースらしい投球が出来ずにいる斉藤和は4回まで3安打無失点とまずまずの立ち上がり。打線の方は初回一死満塁のピンチに小久保,ブキャナンが連続三振を喫するなど、ゼロ行進を続けていたが、5回、ハマのスペランカーのタイムリーでようやく1点を先制。しかし、その裏、斉藤和は劇団ひちょりのタイムリー二塁打であっさり追いつかれると、何とこの回限りで降板し、またも白星つかず仕舞い。その後、1点ずつ取り合って迎えた7回、突如、ソフトバンク打線が爆発。本多のタイムリーで勝ち越した後、ハマのスペランカー,松中が連続アーチ。更に、アダムにも来日初アーチとなる2ランが飛び出して、この回、一挙7点のビッグイニングで試合を決定付けた。ソフトバンクは11日ぶりの連勝で再び貯金生活が復活した。スタメン8人が15安打4発と打ちまくった中、唯一、ブキャナンだけが5タコ4三振の大ブレーキだったのが、何だか物悲しい。斉藤和も悪くはなかったが、5回で降板を命じられる様ではエースとしては失格だ。まさかどこか痛めたのではあるまいな? 敗れた日本ハムは今季初の3連敗。

◆L1−7Bs◆
同僚・涌井と激しく月間MVPを争うオツは開幕5連勝を懸けて先発マウンドに登ったが、立ち上がりから制球に苦しみ、2回には押し出し四球で先制点を与えるなど、2失点。続く3回には後藤にタイムリー二塁打を浴びると、更に、4回にはローズの2点タイムリー二塁打等で3点を失い、あえなくKO。一方、偽バファローズ先発・デイビーは7回を投げ、福地のタイムリーによる1点のみに抑える好投を展開し、2勝目をマーク。前回は3タテを食らった偽バファローズだが、ようやく対西武初勝利となった。

◆E3−5M◆
ここまで好投を続けながら、なかなか打線と噛み合わない成瀬。この日もロッテ打線は悪の温床・楽天先発・青山の前に3回まで無得点と沈黙。落胆の色を隠せない成瀬に対して、悪の温床・楽天は3回、鉄平,塩川,礒部の3連打で2点を先制すると、更に、ショートにもタイムリーが飛び出し、3点目。しかし、直後の4回、フェルナンデスのエラー等で満塁のピンチを背負った青山はワトソン博士に押し出し四球を許すと、里崎にはタイムリーを浴びて、1点差。更に、5回には青野の内野ゴロの間についに同点。追いついて貰った成瀬だが、その裏、二死から礒部を歩かせると、何を血迷ったかバレンタインはこんな中途半端な所で成瀬を下ろし、成瀬はまたも白星を掴めず。3−3で迎えた7回、ロッテはズレータのタイムリーで、ついに勝ち越し、青山をKOすると、更に、里崎の犠飛で貴重な5点目を追加。最後は小林雅が締めて、3連勝。嫌がらせの様なタイミングで引きずり下ろされた成瀬からバトンを受けたゴーグルは3年ぶりの白星をゲットした。

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