小久保裕紀
October 15, 2010 23:26
◆H3−1M◆(日韓クラブチャンピオンシップ出場権争奪戦出場権争奪戦)
日本シリーズ開催を阻止してでも、韓国のトップと戦いたくて仕方ないらしいロッテは初回、ソフトバンク先発・和田に対し、一死から清田が左中間スタンドへ放り込み、昨日に続いて、一発で先制点をゲット。1点を追うソフトバンクは2回、先頭のハマのスペランカーが二遊間の深い所へ内野安打。一死後、松田はサードゴロに倒れるも、今江の悪送球でオールセーフとなると、江川が歩いて、満塁となった所で山崎がライト前へ2点タイムリーを放ち、一気に逆転に成功。続く3回にはセカンドゴロに倒れた本多が井口の悪送球で出塁。すかさず二盗を敢行すると、的場の悪送球を誘って、一気に三塁を陥れる。松中はサードへのファールフライに倒れるが、続く小久保はフェンス手前まで運ぶ犠飛としては十二分のセンターフライを放ち、本多がタッチアップで3点目のホームイン。ロッテ先発・ペンはこの回限りで降板となった。ロッテは4回から小野−薮田−内と繋ぐ必死の継投で4回以降、僅かに1安打とソフトバンク打線を抑え込むが、肝心の打線が和田の前に手も足も出ず。結局、和田は2回一死から一人の走者も許さず、散発2安打13三振と素晴らしい投球で完投勝利。ロッテの相次ぐ拙守につけ込み、逆転勝利を飾ったソフトバンクはアドバンテージ込みで2勝1敗とし、日本シリーズ開催へ一歩近付いた。
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August 31, 2010 23:13
◆G8−12S◆
借金完済を狙うヤクルト打線が序盤から大爆発。初回、青木,飯原のヒットで一死二、三塁とすると、ホワイトセルがタイムリーを放ち、1点を先制。畠山が死球を食らって満塁となった所で相川のタイムリー,坂本のエラーで2点を追加。その裏、坂本が汚名返上の27号先頭打者アーチを浴びせるが、直後の2回、ヤクルトは無死二、三塁から田中が2点タイムリーを放ち、ハーラートップを走る巨人先発・東野を早くもKO。代わった林に対し、飯原,ホワイトセルの連打で1点を加えると、一死後、相川がタイムリー。更に、二死後、川端がタイムリーを浴びせると、村中,青木と連続四球で押し出しとなり、この回一挙6点。その裏、巨人も押し出しで1点を返すが、攻撃の手を緩めないヤクルトは3回にも相川,川端のタイムリーで3点を追加。大量10点ビハインドとなった巨人は4回、代打・矢野が3年ぶりのアーチとなる2ランを叩き込むと、7回には長野,マッスル千代の富士のタイムリーで3点を追加。そして、8回にはガッツのタイムリー二塁打で4点差まで追い上げるが、反撃もここまでだった。ヤクルトはこれで再び借金を完済。先発・村中は6回2/3を7失点と不本意な内容ながら、打線の援護に恵まれて、初の2桁勝利に到達した。
◆D9−3C◆
広島は初回、二死二塁から栗原がセンター前へ先制タイムリー。続く2回には一死から岩本が14号ソロを叩き込み、1点を追加。2点を追う中日は4回、ベンちゃん,ブランコと連打を浴びせると、一死後、谷繁が歩いて満塁となった所で堂上直がセンターへ犠飛を打ち上げ、1点差。更に、ウッチャンが内野安打で繋いだ所で荒木が走者一掃のタイムリー三塁打を放ち、一気に逆転に成功。6回には一死満塁から森野のタイムリー,ベンちゃんの犠飛,藤井のタイムリーで3点を追加。続く7回には英智のタイムリー三塁打で2点を加え、ダメを押した。先発のウッチャンは7回を2失点の好投で11勝目をマーク。
◆T13−1YB◆
初回一死二塁,2回一死満塁と相次ぐピンチを切り抜けた阪神はその裏、先頭のブラゼルがライトスタンドへ39号ソロを叩き込み、1点を先制。続く3回にはマット・マートンの内野安打,鳥谷の四球で一死一、二塁とした所で新井,ブラゼルと連続タイムリーを浴びせると、二死後、J.マッケンジーにもタイムリー二塁打が飛び出し、3点を追加。4回、武山のタイムリーで1点を返されるが、その裏、マット・マートン,平野,鳥谷,新井,ブラゼルと上位打線が5連続単打を浴びせて、3点を追加。6回にはキュラソ星人の14号ソロ,新井の17号2ラン等、6長短打を集中して、一挙6点を奪い、試合を決定付けた。阪神先発・スタンリッジは5回を投げて1失点で9勝目。
◆F0−2H◆
ケッペル,ホールトンの助っ人同士の先発対決となったこの試合、先手を取ったのはソフトバンク。初回、先頭の川崎がレフト前に弾き返すと、本多の犠打,松田のライトフライで三進。ここで小久保がセンター前へタイムリーを放ち、1点を先制。3回には一死からエラーで出た本多が二盗を決めると、二死後、またも小久保がライト前へタイムリーを浴びせて、1点を追加。6回まで二塁も踏めずにいた日本ハムは7回、一死から小谷野,あの男の連打で二、三塁とするも、トンガ,紺田と倒れて、二人の走者は釘付け。続く8回にも一死から連打を浴びせると、劇団ひちょりが送って二、三塁と一打同点の場面を作るが、稲葉がショートゴロに倒れて、またも二者残塁。ソフトバンクは9回から投入した守護神・馬原が3人で締めて、完封リレーを達成。ホールトンは5回1/3を無失点に抑えて、8勝目をあげた。敗れた日本ハムは3連敗で5位転落。
◆M2−8E◆
楽天は2回、一死満塁のチャンスに草野のタイムリーで先制。続く嶋が押し出し四球を選ぶと、二死後、内村も押し出し四球で歩き、この回3点。続く3回には二死一、二塁から草野がタイムリー二塁打を浴びせると、嶋が歩いた後、聖沢がタイムリー内野安打を放ち、2点を追加。更に、5回には一死から連続四球で一、二塁とした所でまたも聖沢が走者一掃のタイムリー三塁打を放つと、続く内村が犠飛を打ち上げ、8点目。ロッテは8回に井口のタイムリー等で完封を免れるのが精一杯だった。楽天先発の岩隈は6回を無失点の好投で9勝目を挙げ、史上127人目となる通算100勝目を飾った。
◆L4−8Bs◆
9連勝中の偽バファローズ先発・金子千に対し、西武は初回、中島の16号2ランで先制すると、3回には中村の犠飛で1点を追加。しかし、苦しい立ち上がりの金子千を打線が援護。直後の4回、坂口,森山,後藤の3連打で1点を返すと、二死後、バルディリスのタイムリーで1点差。続く5回には一死二塁から森山が同点タイムリーを浴びせると、後藤がライトスタンドへ13号2ランを叩き込み、勝ち越しに成功。更に、ティー岡田が二塁打で続くと、二死後、バルディリスが2打席連続のタイムリーを放って、6点目。西武は7回、一死から阿部が四球を選び、金子千をKOすると、片岡のヒット,栗山の四球で満塁のチャンス。ここで中島のセカンドゴロの間に阿部が返って、4点目。なおもチャンスは続いたが、フェルナンデスが三振に倒れて、1点止まり。すると、直後の8回、偽バファローズは大引の2号2ランでダメ押し。土壇場9回、西武は抑えの岸田から二死満塁と一発同点のチャンスで打席には4番・フェルナンデスと言う絶好の場面を築くが、フェルナンデスはあえなく三振に倒れて、万事休す。金子千は6回1/3を4失点と苦しんだが、10連勝で14勝目をマーク。7月に続いて8月も月間5勝を飾り、2ヶ月連続の月間MVPが見えてきた。
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August 20, 2010 23:57
◆G12−5T◆
4戦で僅か14安打と言う壊滅的貧打に陥っている巨人打線だが、右ふくらはぎに打球を食らって欠場が続いていた阿部が痛みを押して1週間ぶりにスタメン復帰するや、完全に息を吹き返した。初回、一死から9試合ぶりにスタメン起用された松田記者,ガッツ,寿司職人ラミレスの3連打で早くも先制点を挙げると、二死後、当ブログ推奨助っ人・江戸川にもタイムリーが飛び出し、2点目。2回に林のタイムリーで1点を返されるが、その裏、一死一塁から坂本が23号2ラン。4回に代打・桜井のタイムリーで2点差とされるも、5回、寿司職人ラミレスが39号ソロ,阿部が36号と連続アーチを叩き込むと、更に、J.マッケンジーのタイムリーエラーでこの回3点。3戦連続2桁得点と好調の阪神打線は6回、代打・関本のタイムリー,マット・マートンの犠飛で2点を返し、更に、平野が二塁打で続き、二、三塁とチャンスを広げるが、鳥谷が三振に倒れて、二者残塁。巨人は後半になっても攻撃の手を緩めず、その裏、寿司職人ラミレスのタイムリーで1点を追加すると、7回には坂本がタイムリー。そして、8回には当ブログ推奨助っ人・江戸川の11号2ランでダメ押しの12点目。先発のゴンザレスは5回2失点で降板と不本意な内容ながら、打線の援護に恵まれて、約3ヶ月ぶりとなる4勝目をマーク。貧打に喘いだ鬱憤を晴らす16安打12得点の猛攻で連敗をストップさせた巨人は一夜で2位再浮上となった。
◆D0−3S◆
ナゴヤドームで破竹の快進撃を続けている中日だが、この日はヤクルト先発・館山の前に3回まで無得点と苦しい展開。先発の寝損は3回までノーヒットと館山を上回る立ち上がりを見せていたが、4回二死一塁から相川,ユウイチと連打を浴びて、先制点を献上。5回には先頭の青木に10号ソロを被弾すると、6回には野口に二塁打,ユウイチに死球を許して、一死一、三塁のピンチを作った所で降板。2番手・小林正も代わりばな川端に犠飛を打ち上げられて、3点目を献上。館山は散発4安打無四球と三塁も踏ませぬ素晴らしい投球で今季初完封の7勝目。中日の連勝は7でストップ。本拠地の連勝も12で止まり、一夜で3位に逆戻りとなった。
◆C3−4YB◆
3回まで4安打3四球と塁上を賑わせながら、攻めあぐねていた横浜だが、4回、先頭の稲田が四球で歩くと、一死と、加賀の犠打が野選を誘い、一、二塁となった所で内川が先制のタイムリー二塁打。続く5回には先頭の村田がレフトスタンドへ20号ソロを叩き込み、1点を追加。しかし、その裏、広島は二死から天谷が四球を選ぶと、続く岩本が羅致すタンドへ7号同点2ラン。更に、石原,代打・木村,東出と3連打を浴びせて、勝ち越しに成功。1点を追う横浜は7回、下園の内野安打,稲田の二塁打で二死二、三塁とすると、途中から守備に入っていた黒羽根がセンター前へ2点タイムリーを浴びせて、逆転に成功。その裏、広島は二死一、三塁と一打同点のチャンスを掴むが、梵がショートゴロに倒れて、無得点。8,9回は三者凡退に終わり、3連敗。横浜3番手・篠原は打者一人を打ち取っただけで2勝目が転がり込んだ。
◆E2−5H◆
ソフトバンクは初回、一死から内野安打で出た本多が二盗を決めると、二死後、小久保がタイムリー内野安打を放ち、1点を先制。3回には一死から本多のヒット,松田の四球で一、二塁とした所でまたも小久保がレフトスタンドへ13号3ランを叩き込み、4点目。3回まで毎回走者を出しながら、あと一本が出ずにいた楽天は4回、先頭のルイーズがレフトスタンドへ8号ソロを放り込み、ようやく1点。1−4で迎えた6回、ソフトバンクは二死から江川が三塁打を浴びせると、中村紀のタイムリーエラーで5点目を追加。7回に本多のタイムリーエラーで1点を返されるが、8回からはファルケンボーグ−馬原と繋ぐ必勝リレーで楽天の反撃を断ち切った。先発の山田は6回0/3を自責点1で食い止める粘りの投球で4勝目。
◆F5−4L◆
本ハム先発・ダルビッシュはいきなり5者連続三振を奪うなど、2回までに6つのアウトを全て三振で取る圧巻の立ち上がり。その裏、トンガの9号ソロで先制点を貰うと、6回まで無失点投球を続けていたが、7回、一死からブラウン,大島,高山と3連打を浴びて、同点とされると、二死後、浅村に勝ち越しタイムリー,片岡に走者一掃のタイムリー三塁打を浴び、この回4失点。西武は9回から守護神・シコースキーを投入し、逃げ切りを図るが、日本ハムは糸井,あの男と連打を浴びせると、二死後、飯山が今季初アーチとなる値千金の同点3ランをぶち込んで、試合は延長に突入。迎えた10回、日本ハムは一死から小谷野,糸井の連打で一、二塁とすると、高口がタイムリー二塁打を放ち、サヨナラ勝ち。2番手・菊地は1回を3人で退け、今季初白星。
◆M3−1Bs◆
成瀬,木佐貫の両先発が無難な立ち上がりを見せ、3回まで両軍無得点。迎えた4回、ロッテは先頭の今江,井口の連打で二、三塁とすると、一死後、フクーラがセンター前へタイムリーを放ち、2点を先制。続く5回には四球の清田がカブレラの悪送球で二塁へ進むと、二死後、井口がライト前へタイムリーを放ち、3点目。直後の6回、偽バファローズは一死から大引が二塁打を放つと、二死後、下山がライトフェンス直撃のタイムリー三塁打。しかし、続く後藤はライトフライに倒れて、1点止まり。8回には一死二塁から大引のサードゴロを今江がエラー。しかし、一塁へ送球の間に二塁走者のフェニックスが三塁を欲張り、タッチアウトとなる大チョンボ。続く坂口が死球を食らい、ロッテ先発・成瀬をKOするが、代わった小野の前に下山がセカンドゴロに倒れて、二者残塁。9回も守護神・小林宏に対し、二死からティー岡田,バルディリスと連打を浴びせるが、代打・カラバイヨがサードゴロに終わり、ゲームセット。成瀬は7回2/3を投げて、1失点の好投で2年連続の10勝目。
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July 18, 2010 21:46
◆YB8−7G◆
0−0で迎えた4回、横浜は石川,ハーパーと連打を浴びせると、一死後、スレッジ,カスティーヨの連続タイムリーで2点を先制。続く5回には内川,ハーパーのヒットで一死一、三塁とした所で村田がタイムリーを放ち、3点目。横浜先発・大家の前に5回までパーフェクトに抑え込まれていた巨人は6回、先頭の脇谷がようやく初安打。江戸川も二塁打で続くと、マッスル千代の富士の犠飛でまず1点。ここから坂本,松本と連打を浴びせ、1点差と詰め寄り、大家をKOすると、二死後、寿司職人ラミレスが2点タイムリーを放ち、逆転に成功。更に、阿部の30号2ラン,長野の14号ソロと連続アーチで3点を加え、この回大量7点のビッグイニングを形成。8回には無死満塁と絶好の追加点のチャンスを掴みながら、阿部が三振,長野が最悪のセカンドゴロゲッツーと前の打席で一発を放った二人がぶち壊し、無得点。このチャンスブレイクが後の悪夢を生む事になろうとは…。その裏、5番手・越智がスレッジに19号ソロを被弾し、3点差で迎えた土壇場9回、守護神・クルーンに全てを託すが、これが裏目。代わりばな橋本に痛打されると、一死後、連続四球で満塁の大ピンチ。完全に悪い時のクルーンだったが、既に、山口,越智は使用済。昨日、決勝打を浴びている久保は使いづらかったのか、一発さえ浴びなければ逆転されない状況に楽観視してしまったのか、その儘、クルーンは続投となるが、ここでハーパーに右中間スタンドへ5号グランドスラムをぶち込まれ、逆転サヨナラ負け。巨人の逆転サヨナラ満塁被弾は実に44年ぶりだが、クルーンは横浜時代にも3点差でのお釣りなし逆転サヨナラ満塁弾を浴びており、2度の被弾は史上初だ。今季初登板となった横浜5番手・秦は1回無失点で3年ぶりの白星が転がり込んだ。
◆C0−6D◆
中日は初回、一死から大野の三塁打の後、森野のタイムリーで先制。しかし、2回にはヒットのセサルが二盗を仕掛けて憤死。この後、堂上直にヒットが出るなど、チグハグな攻撃で無得点。3回にはヒットのを荒木を大島の犠打で二進させるが、森野,ブランコの3,4番が連続三振。相次ぐ拙攻に川相不在では一発に賭けるしかないと察知したベンちゃんが4回に25号ソロを叩き込むと、一死後、谷繁も川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに7号ソロを放り込み、2点を追加。続く5回には四球の大島を一塁に置いて、ブランコが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに21号2ラン。更に、7回には一死一、三塁からまたもブランコがライトへ犠飛を打ち上げ、6点目。その裏、広島は一死から四球と連打で満塁とするも、小窪,倉と倒れて、三者残塁。このピンチを切り抜けた中日先発・ウッチャンは8,9回と3人ずつで斬って取り、3安打完封で8勝目。敗れた広島は3戦連続完封での3連戦3連敗と言う屈辱に見舞われた。
◆S4−11T◆
デーゲームで巨人が敗れ、その差を詰めたい阪神は初回、二死から3連続四死球で満塁と絶好の先制チャンスにキュラソ星人が三振に倒れて、三者残塁。続く2回にも無死二塁のチャンスを逃すと,3,4回と立て続けにゲッツーを食らう拙攻三昧。阪神がもたついている隙にヤクルトは4回、一死一塁からホワイトセルが先制タイムリー二塁打を浴びせると、二死後、相川にもタイムリーが飛び出し、2点のリード。追いかける阪神は7回、一死二、三塁のチャンスに代打・林が走者一掃のタイムリー三塁打を放ち、一気に同点。続いて代打の悠久の若虎・桧山が四球を選ぶと、鳥谷のセカンドゴロの間に勝ち越しに成功。更に、平野がタイムリー二塁打を浴びせると、マット・マートンが10号2ランをぶち込んで、この回一挙6点。その裏、ヤクルトは青木の2点タイムリー二塁打で応戦するが、直後の8回、阪神はJ.マッケンジーが17号ソロを叩き込み、7点目。9回には4長短打で4点を奪い、試合を決定付けた。先発・メッセンジャーは6回2失点で2勝目。これで阪神は再び首位巨人に0.5差と肉迫した。
◆Bs2−4H◆
初回、ソフトバンクは一死から本多が二塁打で出ると、続くオーティズのセンター前タイムリーで先制のホームイン。一方、偽バファローズは2回、一死からヒットのバルディリスを鈴木が送った所で山崎浩が同点のタイムリー二塁打。4回には四球のバルディリスを鈴木が送る2回と同じパターンでチャンスを作ると、ここでは山崎浩はサードゴロに倒れたものの、続く濱中がタイムリー二塁打を浴びせて、勝ち越しに成功。1点を追うソフトバンクは6回、田上の四球,本多のヒットで二死二、三塁とした所で小久保がセンター前へ2点タイムリーを浴びせて、逆転に成功。続く7回には二死走者なしから松田がレフトスタンドへ9号ソロを叩き込み、4点目。その裏から摂津−ファルケンボーグ−馬原と繋ぐ必勝リレーで逃げ切った。先発の陽は5回を投げて2失点で2年ぶりの白星。
◆E3−2F◆
楽天は2回、先頭の 山崎がレフトスタンドへ2打席連続となる17号先制アーチを叩き込むと、二死後、リンデンにも5号ソロが飛び出して、この回2点。直後の3回、日本ハムは大野,金子誠の連打で一、三塁とすると、一死後、村田が犠飛を打ち上げて、1点差。しかし、その裏、楽天は先頭の聖沢が四球を選ぶと、一死後、鉄平がタイムリー二塁打を放って、再び点差は2点に拡大。3−1の儘、迎えた8回、この回から継投モードに入った楽天に対し、日本ハムは田中の四球,村田のヒットで一、二塁とすると、一死後、小谷野がライト前へタイムリーを放ち、1点差。なおも一、二塁のチャンスだったが、糸井,陽と倒れて、同点ならず。9回は小山の前に三者凡退に仕留められ、あと一歩及ばなかった。楽天先発・永井は7回を1失点の好投で自身の連敗を4で止め、5勝目をあげた。
◆M9−1L◆
4連勝中の西武だが、この日は先発・帆足が大乱調。初回、いきなり西岡,今江,井口の3連打で先制を許すと、二死後、サブローにもタイムリーを浴び、2失点。続く2回には一死二塁から4連続単打を浴びて、3点を失い、あえなくKO。勢い付くロッテは3回には満塁から2つの押し出し四球で2点を追加すると、4回にも一死一、三塁から岡田の犠飛で1点を追加。7回にも井口の犠飛でダメ押しの9点目。西武は6回に内野ゴロの間に1点を返し、完封を免れるのが精一杯だった。ロッテ先発・マーフィーは大量援護をバックに余裕の投球で10三振を奪い、1失点完投で8勝目をマークした。
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July 14, 2010 22:10
◆D1−2S◆
初回のチャンスをゲッツーで潰した中日は2回も先頭のベンちゃんがヒットで出た後、後続が三者連続三振の体たらく。一方、ヤクルトは3回、一死から青木の四球,田中のヒットで一、二塁とすると、二死後、ホワイトセルがライト前へタイムリーを放ち、1点を先制。続く4回には二死二塁から3連続四球を選んで、押し出しの1点を追加。その裏、中日は大島,森野の連打で無死一、二塁とするも、ベンちゃん,ブランコ,セサルとあえなく凡退し、またも無得点。7回にはブランコの四球,谷繁のヒットで一死一、二塁とするも、堂上直がショートゴロゲッツーに倒れて、またもチャンスブレイク。しかし、土壇場9回、この回からマウンドに上がった守護神・林の制球難に付け込んで、3つの四球を選ぶなど押し出しで1点差。なおも無死満塁と一打サヨナラの場面だったが、谷繁は空振り三振,堂上直は2打席連続のゲッツーに倒れる最悪の展開であと1点が届かなかった。ヤクルト先発・村中は7回を無失点に抑え、6勝目。
◆YB2−4C◆
ジ・o,ランドルフの両先発助っ人が3回までいずれも無失点と上々の滑り出し。4回、広島は先頭の梵がセンター前に弾き返すと、赤松の犠打で二進。二死後、ルパン広瀬がタイムリーを放って、1点を先制。しかし、その裏、横浜も二死走者なしから好調・ハーパーがライトスタンドへ2試合連続の4号同点アーチ。1−1の儘、迎えた7回、広島は四球を選んだヒューバーの代走・木村が三塁まで進んだ所でランドルフが暴投を犯し、タナボタの勝ち越し点をゲット。9回には二死三塁から代打・岩本がライトスタンドへ2号2ランを放り込み、ダメ押し。その裏、横浜は先頭のスレッジが四球で歩くも、続くハーパーが最悪のセカンドゴロゲッツー。この後、吉村,武山の連続二塁打で1点を返し、代打・金城も四球を選んで、一、二塁と粘りを見せたが、最後は石川が三振に倒れて、ゲームセット。ジ・oは7回を3安打1失点の好投で3勝目をマークした。
◆E0−4H◆
0−0で迎えた4回、ソフトバンクは先頭の小久保がレフトスタンドへ先制11号ソロを叩き込むと、続くオーティズが二塁打。一死後、松田が二塁打を浴びせて、この回2点。7回には一死から川崎が四球を選ぶと、二死後、ハマのスペランカーがライトスタンドへ15号2ランを放り込み、4点目。その裏からファルケンボーグ−摂津−馬原と繋ぐ必勝パターンで完封リレーを達成。先発の小椋は6回無失点で4勝目を飾った。
◆L3−2F◆
日本ハムは初回、連続四死球で貰ったチャンスに小谷野が犠飛を打ち上げ、ノーヒットで先制。続く2回には内野安打の陽を大野が送ると、二死後、田中がライト前へタイムリーを浴びせて、1点を追加。2点を追う西武は3回、一死から片岡がヒットで出ると、平尾のタイムリー二塁打でホームイン。6回には先頭の代打・礒?がライトスタンドへ4号ソロを放り込み、ようやく同点。2−2で迎えた土壇場9回、日本ハムは二死から三者連続出塁で満塁とするも、ミスタースナイパー・坪井が三振に倒れて、三者残塁。ピンチを脱した西武はその裏、この回から代わった武田久に対し、栗山が死球,中島がヒットで出ると、一死後、坂田も死球を食らって満塁のチャンス。ここで高山のセカンドゴロが田中のタイムリーエラーを誘い、タナボタのサヨナラ勝ちを収めた。西武4番手・シコースキーは1回無失点で移籍初勝利。
◆M0−5Bs◆
ロッテ先発・大嶺に対して、偽バファローズは初回、坂口,ハイツ田口と打ち取られ、二死となるが、ここで後藤がライトスタンドへ8号ソロを叩き込み、1点を先制。続く2回にはバルディリスの四球,鈴木の内野安打,山崎浩のライト前ヒットで無死満塁とするも、坂口がライトへ犠飛を打ち上げ、2点目を追加。3回以降も毎回走者を出しながら、あと一本が出ずにいたが、7回、二死満塁のチャンスに鈴木が走者一掃のタイムリー三塁打を浴びせて、大きく突き放した。ロッテは8回、一死から西岡,今江の連打,井口の四球で満塁とするも、金がショートゴロゲッツーに倒れて、無得点。最大のピンチを切り抜けた偽バファローズ先発・金子千は9回は三者凡退で締め括り、3試合連続完封で7勝目をあげた。
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March 20, 2010 20:56
◆F3−5H◆
今季も絶対的エースとして5球団の前に立ちはだかるかと思われたダルビッシュをソフトバンク打線が見事に攻略。2回にエラー等で早々と2点を先制すると、3,5回には主砲・小久保が2打席連続タイムリー。9回には田上がダメ押し犠飛と、ヒットの出た4イニングに悉く得点をあげる効率のいい攻撃を展開。オープン戦最終登板で大量失点と不安を残した杉内は毎回の様に走者を出しながらも、6回3失点で踏ん張ると、7回からは摂津−ファルケンボーグ−馬原と繋ぐ必勝リレーが決まり、連覇を狙う日本ハムにいきなり土をつけた。なお、プロ入り早々、水島の呪いに苛まれた所為で2年も棒に振ったトンガが3年目にして7番レフトで初の開幕スタメン。2打数1安打(1四球)で、その1安打はプロ初となる2点タイムリーと、まずまずの結果を残した。
◆L2−1M◆
微妙〜なオリジナルキャラに開幕投手の座を奪われると言う水島の呪いをかけられた成瀬。それでも6回二死までノーヒットと意地の好投を見せていたが、7回に中島に同点弾,ブラウンに勝ち越し弾と2発のソロアーチで轟沈。僅か3安打完投と素晴らしい投球を見せながら、黒星スタートとなった。この好投・成瀬に投げ勝ったのは昨年の最多勝・涌井。8回を7安打4四死球と不本意な内容ではあったが、西岡のタイムリー二塁打による1点しか許さない粘りの投球で逆転劇を呼び込んだ。注目の両4番だが、案の定、水島ワールドでは存在を抹殺された韓国の至宝・金はいきなり4打席4三振の体たらく。1点を争う展開だっただけに、この不振は痛かった。一方、自打球で顔面骨折の中村は強行出場となったが、こちらも3タコと奮わず。
◆Bs1−0E◆
昨年の2位がフロックではなかったのか、ノムさんがいなくても上位をキープ出来るのか、真価が問われる今季の楽天。恨み骨髄のノムさんの5位予想に怒り心頭のブラウン新監督は「3本柱で開幕3連勝」と息巻いていたが、エース・岩隈が失点は大引のタイムリーのみと言う無四球完投の好投を展開したにも拘わらず、完封負けを食らって、広島時代から続いていた開幕戦不敗神話が崩壊。楽天打線を完璧に抑え込んだのは、昨年のチーム勝ち頭・金子。3番以降のスタメンはパーフェクトに封じ込め、二塁を踏ませたのも僅かに2度と言う素晴らしい投球で散発4安打無四球完封を飾った。
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April 22, 2009 22:23
◆S2−3G◆
未だにWBCで干されていた影響を払拭出来ずにいる内海は初回こそ3人で抑えたものの、続く2回にデントナに4号ソロを被弾し、先制点を献上。3回以降は踏ん張っていたものの、6回、阿部のエラーに足を引っ張られた末、川島慶に犠飛を許して、2点目を失った。ヤクルト先発・館山の前に5回までゼロ行進を続けていた巨人は6回、一死一、二塁から亀井のタイムリーでようやく1点。更に、李もヒットで続いて満塁としたが、阿部は浅いレフトフライ。好調・坂本もセカンドゴロに倒れて、三者残塁。7回には二死から脇谷が三塁打を放ち、館山をKOしたものの、2番手・パレットの前にガッツがショートゴロに打ち取られ、同点ならず。突き放したいヤクルトだが、7回に続いて、8回にもこの日4個目のゲッツーを食らって、チャンスを生かせない。すると、その裏、巨人は二死一、三塁から坂本が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、一気に逆転。9回は満を持して登板の守護神・クルーンが無難に抑えて、逃げ切り。巨人は早くも今季2度目の5連勝となった。内海は悪い内容ではなかったものの、またも初白星ならず。3番手の山口に今季初白星が転がり込んだ。
◆D6−2T◆
中日は初回、ベンちゃんのタイムリーで先制。ヘッポコ助っ人ぶりを露呈したメンチが二軍落ちとなり、和製オーダーで臨む阪神は3回、二死三塁から関本が同点タイムリー。その裏、満塁のチャンスを逃すなど、4回まで早くも7個の残塁を量産していた中日だが、その裏、一死一、三塁から野本のゲッツー崩れの間に勝ち越し。更に、藤井,小山と連打を浴びせて、この回3点。6回に1点を返されるも、その裏、ベンちゃん,野本の連続タイムリーで2点を追加。阪神は9回、二死一、二塁のチャンスを作り、岩瀬を引っ張り出したものの、引っ張り出してしまったが故に反撃を断たれて、3連敗。何だかんだで黒星を免れてきた先発・久保はついに移籍初黒星を喫してしまった。
◆YB4−5C◆
WBCで肉離れを起こした村田が驚異の回復力で早くも戦線復帰となった横浜だが、先発・はーちゅんが立ち上がりに捕まり、栗原のタイムリー等で2点を献上。3回にトリプルエラーに乗じて1点を返したものの、直後の4回、シーボルにタイムリー二塁打を浴びて、再び点差は拡大。2点を追う横浜は5回、内川のタイムリーに天谷のエラーが重なるタナボタでついに同点。7回に1点ずつ取り合って迎えた土壇場9回、横浜は同点の場面ながら、守護神・石井を早くも投入。簡単に二死を取った石井だが、ここで赤松に2号ソロを被弾し、痛恨の勝ち越し点を献上。その裏、広島は守護神・永川が先頭打者を出しながらも、後続を断ち、1点のリードを守りきった。広島の連敗は4でストップ。復帰初戦の村田はまだ本調子とはいかないのか、外野にすら打球を飛ばせず、4タコに終わった。
◆F2−3H◆
ソフトバンク先発・ホールトンに対して、日本ハムは2回、一死一塁から姫ちゃんの2号2ランで2点を先制。直後の3回、ソフトバンクは四球の森本を本多が送った所で川崎がタイムリーを放ち、1点差。中盤は両軍共に攻めあぐね、2−1の儘、試合は終盤へ突入、迎えた8回、この回から代わった3番手・建山に対して、ソフトバンクは一死から松中が内野安打で出ると、続く小久保がレフトスタンドへ3号2ランを叩き込み、逆転に成功。日本ハムはその裏、一死二塁から稲葉がライト前へ弾き返すが本塁を狙った二塁走者・田中が憤死。続くスレッジが歩いて、一、二塁と望みを繋いだが、小谷野はショートゴロに倒れて、二者残塁。最後は馬原の前に反撃の芽を摘み取られ、あと一歩及ばず。主砲の一発で逆転を収めたソフトバンクは4連勝でようやく借金を完済した。
◆E2−1M◆
8日前と同じ顔合わせとなった田中,渡辺俊の両先発が互いに譲らぬ息詰まる投手戦を展開。田中が7回を散発2安打に封じ込めれば、渡辺俊も負けじと6回まで4安打無失点の好投を展開していたが、7回、二死一塁から内村に二塁打を浴び、二、三塁のピンチ。ここで嶋にライト前へタイムリーを許し、ついに2点を献上。待望の援護を貰った田中は8,9回も反撃の余地を許さず、3試合連続完投勝利をマーク。ここまで27イニングで僅かに1失点と言う驚異的な安定感はダルビッシュや岩隈も顔負けだ。そんな田中に2度続けて当たってしまい、打線の援護を全く得られない儘、好投虚しく連敗を喫した渡辺俊は気の毒と言うしかないだろう。
◆Bs6−3L◆
西武先発・石井一が立ち上がりから大乱調。いきなり先頭の濱中を歩かせると、下山,カブレラと連続タイムリーを浴びて2失点。更に、ローズを歩かせると、一死後、ラロッカに5号3ランを叩き込まれ、この回限りであえなくKO。大量5点を追う西武は3回、細川のタイムリー等で2点を返し、3点差とするが、4回以降はチャンスらしいチャンスも掴めず、点差が縮まらない。5−2の儘、迎えた8回、偽バファローズは平野の暴投でタナボタのダメ押し点をゲット。最後はセーブのつかない場面ながら登板した加藤が大引のタイムリーエラーで1点を返されるが、そこから三者三振の力投を見せて、西武の息の根を止めた。西武は2番手・平野が2回から最後まで投げきると言うほぼ完投紛いのロングリリーフを1失点で凌ぐ好投を見せており、最初から平野を先発にしていればと悔やまずにはいられない。
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April 19, 2009 21:40
◆D5−6G◆
連日、拙攻三昧で川相不在の弊害を露呈している中日だが、この日は守乱で川相不在の弊害を露呈。初回から藤井が悪送球,山井が暴投,ブランコがダブルエラーと怒濤の拙守三昧で悪夢の4失点。しかし、ピリッとしない巨人先発・春風亭半ケツに対し、2回、エラー絡みで1点を返すと、3回には川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにブランコ,ベンちゃんが連続アーチを叩き込み、一気に同点。春風亭半ケツはこの回限りであえなくKOとなった。続く4回には二死二塁から荒木がタイムリーを放ち、ついに勝ち越し。3回から好リリーフを見せていた2番手・寝損は5回も簡単に二死を取ったものの、ここから李を歩かせると、阿部にタイムリー三塁打,坂本にタイムリーを浴びて、あっさり形勢逆転。巨人は6回以降、再三チャンスを作りながら、あと1本が出ない拙攻を繰り返し、一向に突き放せずにいたものの、越智−山口−豊田−クルーンと自慢のリリーフ陣が5回以降、内野安打1本に封じ込め、逃げ切りに成功。またも岩瀬を無駄遣いしてしまった中日はナゴヤドームでは実に7年ぶりとなる対巨人3連戦3連敗。拙攻拙守による大惨敗でチームの雰囲気も悪くなる一方。この絶望的な状況を打破する為にも一刻も早い名手・川相の現役復帰が待たれる所だ。
◆S8−2C◆
シメられこそしなかったものの、「ドカパロSS 超絶無間地獄変」に引っ張り出されてしまった篠田。開幕から16回を1失点と素晴らしい結果を残してきたが、呪い効果が出てしまったのか、3回に川島慶に先制2点三塁打を浴びると、4回には飯原、5回には川島慶に被弾し、悪夢の5失点KO。広島は6回に天谷,石原の一発で応戦したものの、ヤクルトはその裏、4連打で2点を追加し、再び点差は5点に拡大。7回には青木の犠飛でダメ押しの8点目を追加した。広島はソロ2発以外は東出の2安打のみと沈黙し、4連敗。1週間前、大量10点取ったのを最後に、3点取る事すらままならない慢性的な貧打に陥っている。一方、打線好調のヤクルトは連勝を4と伸ばした。
◆YB4−2T◆
初回のチャンスをゲッツーで潰した横浜だが、続く2回、一死三塁から藤田が先制タイムリー。更に、チャンスを拡大させたい所だったが、続く細山田がまたもゲッツーでチャンスを潰し、1点止まり。4回に小林の暴投で同点にしてしまった横浜はその裏、二死満塁のチャンスをまたも潰してしまうが、5回二死から内川に今季初アーチが飛び出し、再び勝ち越し。続く6回には一死から細山田,代打・松本とルーキーコンビが連打を浴びせると、石川が走者一掃のタイムリー三塁打を放ち、2点を追加。阪神は8回、鳥谷が2号ソロをぶち込むと、一死後、新井が二塁打とチャンスを作ったが、関本,ゼブラ今岡と倒れて、1点止まり。9回にも先頭の狩野がヒットで出るも、後続3人が倒れて、3タテならず。鳥谷が3安打と一人で気を吐いた以外は残りの8人で僅か3安打と打線が繋がらなかった。相変わらず、警戒されまくっているキュラソ星人が2度も四球で歩かされ、後ろの新井が悉く凡退したのも痛かった。小林は走者を出しながらも、要所を締め、6回1失点で今季初勝利。
◆M5−12H◆
2回に3点を先制して貰った杉内だが、その裏、いきなり3連打を浴びるなど、2点を失うと、4回にはベニー松山に同点被弾。更に。連続四死球でピンチを作った後、竹原に2点タイムリーを浴び、勝ち越し点を献上。しかし、直後の5回、ソフトバンクは小久保,長谷川の連続タイムリーで追い付くと、田上の犠飛,柴原のタイムリーで一気に2点を勝ち越し。7失点のロッテ先発・小林宏はこの回限りでKOとなった。ソフトバンクは8回にも小久保の2号3ラン等で大量5点を奪い、ダメ押し。ソフトバンクは今季初の連勝で開幕カード以来の3連戦勝ち越しを決めた。杉内は6回5失点ながら、打線の援護に恵まれ、2勝目をマーク。
◆Bs15−0E◆
偽バファローズの助っ人四天王が大活躍。ローズが先制アーチ含む2発3安打を放てば、フェルナンデスが3号2ラン含む4安打3打点。カブレラは唯一の安打が4号3ランで、ラロッカも2安打と、4人で計4発10安打8打点。助っ人の活躍で貰った大量15点のリードをバックに、先発・岸田は余裕のプロ初完封と、投打に圧倒した偽バファローズは連敗を3でストップさせた。
◆L6−8F◆
3タテは免れたい西武は初回から中島,中村の連続タイムリー等であっと言う間に3点を先制。しかし、直後の2回、日本ハムは2回、姫ちゃんのタイムリー,田中の犠飛等であっさり同点に。3−3で迎えた5回、西武はまたも中島,中村に連続タイムリーが飛び出し、再び3点を勝ち越し。しかし、粘る日本ハムは6回、高橋が追撃3号ソロを叩き込むと、7回には姫ちゃんのタイムリーで1点差。8回の満塁のチャンスは逃したものの、土壇場9回、代打・ミスタースナイパー・坪井,金子誠の連続タイムリー二塁打でついに逆転。更に、糸井がタイムリーを浴びせて、ダメ押し。最後は武田久が3人でピシャリと締めて、これで日本ハムは5連勝。西武は地元で3タテの屈辱に見舞われ、今季初の3連敗となった。
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April 12, 2008 21:20
◆G4−8S◆
開幕投手の名誉を汚す投球が続き、3連戦の頭を任せられないと登板を飛ばされた春風亭半ケツ。名誉回復をかけたマウンドとなったが、2回に連打でピンチを作り、宮本の犠飛を許して、先制点を献上。一方、経歴が似ていると言うだけで「昨年の」グライシンガー級の活躍を期待されながら、「今年の」グライシンガーの勝敗結果をトレースし続けているヤクルト先発・リオス。昨日、グライシンガーが勝った事により、その結果をトレースする事を大いに期待されていた。3回までは無失点に抑えていたリオスだが、4回に満塁のピンチで併殺崩れの間に同点とされると、5回には寿司職人ラミレスに3号3ランを叩き込まれて、一気に3点を勝ち越されてしまう。3回以降、粘りの投球を続けていた春風亭半ケツだったが、6回一死からガイエルに被弾し、ついにKO。7回には脇谷の野選で1点差とされた後、二死一、二塁のピンチでマウンドに上がった豊田がリグスに逆転3ランをぶち込まれる始末。9回には野間口がリグスに頭部死球を食らわせるなど一死も取れずにKOされ、後を継いだ栂野も連打で2点を失い、ダメを押された。リオスは6回4失点ながら、来日初白星が転がり込み、グライシンガーの成績をトレースする事に成功した。
リオスが3度続けてグライシンガーのトレースに成功。果たして、どこまで続くか注目であるが、実際の投球内容はグライシンガーを遙かに下回っているのが実情だ。一方、春風亭半ケツが妙なタイミングで降板させられたのが気になった。毎回の様に走者を出す苦しい内容ではあったが、ソロ一発で降板と言うのは解せない。イニングの頭からなら安定したリリーフを見せる豊田が、イニングの途中から出ていった末に痛恨被弾で今季初失点。野間口は死んだ魚の様な虚ろな目で何も出来ずにKOされるなど、この日の巨人の継投は迷走していた感じだ。6番に降格されても、全く反骨心が湧き上がる気配のない李は4タコと相変わらずのブレーキぶり。頼むから、ゴンザレスと入れ替えてくれ!
◆C3−1D◆
今日も今日とてタイムリー欠乏症の中日。2回に森野が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに3号先制ソロを放ったが、結局、この1点のみ。5回も先頭打者を出しながら、2度ゲッツーを食らうなど、全く後が続かない大拙攻で川相不在の弊害を露呈しまくるばかり。一方、広島はまたもやブラウン監督が求道者・前田を無為に外す奇行に走り、3回まで1安打と沈黙していたが、4回に好調のオチョアが3号逆転2ラン。更に、シーボルにも2試合連続となる2号ソロが飛び出して、3点目。中日は9回も二死一、二塁のチャンスを掴んだが、一発を狙う事しか活路を見出せない森野は気負い過ぎてセカンドゴロに終わり、最後の最後まで川相不在の弊害を露呈する形となった。
27イニング連続タイムリーなしと相変わらず、一発に依存しきっている中日。巨人と違い、どう足掻いても一発に依存せざるを得ない訳ではないメンバー構成なのに、こういう野球しか出来ないと言うのは、やはり、川相がそこに存在しているにも拘わらず、決して試合には出られないと言う絶望感がもたらすのだろうか。もういい加減、川相を現役復帰させる方が得策だと言う事に気付いて欲しいものである。この日は広島も結局、一発依存野球だった訳だが、ブラウン監督が奇行に走る以上、仕方あるまい。昨日3三振してしまった為にブラウン監督を調子に乗せてしまった事は何とも悔やまれる。
◆YB3−6T◆
いずれも残り13本でメモリアル達成と言う状態で開幕を迎えた新井とキュラソ星人。出遅れた新井に4本差を付け、キュラソ星人が先にリーチをかけていたが、思わぬ難産に苦しんでいる隙、新井が追いつき、揃ってリーチをかけて迎えたこの試合。昨日の試合で3打席足踏みした新井だが、この日は、横浜先発・はーちゅんに対して第1打席で先制タイムリーとなる二塁打を放ち、あっさりと史上249人目の1000本安打を達成。弟分が前説をしっかり決めてくれた所で後に続きたいキュラソ星人だったが、セカンドゴロに倒れて、またもお預け。試合は先発・岩田が3回に村田に被弾し、勝ち越しを許すが、4回にシャア少佐が2点タイムリーを放ち、同点。3−3で迎えた7回、阪神は新井の1001本目の安打となるタイムリー三塁打でついに勝ち越し。ここで3打席ヒットのなかったキュラソ星人がライト前に弾き返す19打席ぶりのタイムリーヒットを放ち、ついに史上37人目の2000本安打を達成。7回途中から久保田−藤川が残り7つのアウトを全て三振で斬って取り、キュラソ星人の快挙に華を添えた。阪神はこれで10勝リーグ一番乗り。
兄弟分が2000本安打と1000本安打をダブルで達成する快挙。連続安打なら言う事なしだったが、そこまでは贅沢か…。それにしても、あと1本に実に苦しんだキュラソ星人。快挙へのプレッシャーだったのか、不振の波がたまたまこの時期と重なってしまっただけなのかは分からないが、余計な重圧がなくなったと言う事で明日からは元気を取り戻して貰いたい所。すっかりこの二人に注目が集まってしまったが、達成されてしまった方の横浜は12残塁の大拙攻。4月3日以降、3点取るのが精一杯と言う状態で、チーム打率はリーグ3位なのに、得点はリーグ最下位だったりする辺り、まずい攻めが続いている。今日は一発を放った村田だが、まだまだ物足りない。北京五輪に拉致されない為にスロースタートを決め込んでいる…と言う訳でもなかろうに…。
◆H8−5L◆
前回は快投を演じた大場だが、この日は初回から中島,ブラゼルと連続被弾で3失点。ソフトバンクは3回に井手のタイムリー等で2点を返すと、5回にはハマのスペランカーのタイムリー等で逆転に成功。2回以降立ち直りを見せていた大場が直後の6回、無死三塁のピンチでスクイズを見破りながら、ウエストボールを外し過ぎて、同点とされると、ショックの残った状態で対した細川に被弾し、勝ち越し点を献上。しかし、粘るソフトバンクはその裏、小久保の意表をついた三盗が細川の悪送球を誘って同点のホームイン。更に、7回にはまたも小久保が復帰初アーチとなる3ランを叩き込んで、一気に勝ち越し。最後はホールトンが締めて、来日初セーブ。2番手の小椋に10年目でのプロ初勝利が転がり込んだ。
どうにも大場はいい時と悪い時の差が激しいね。この順番でいくと、次は凄まじい投球を見せてくれる筈だが、そううまくいくか…。3番手のホールトンが2回を3Kノーヒットと完璧なリリーフを展開。3点差あったから久米を使わなかったのか、ホールトンがストッパー候補になるのか気になる所。打っては復帰戦こそ活躍したが、以降、音沙汰のなかった小久保が足とバットで勝利に貢献。一発はともかく、流石に三盗には驚いた。
◆M2−1F◆
前回で対パ・リーグの不敗神話が潰えた成瀬だったが、ただのツキではなく実力で築いた神話なだけに、一度の崩壊でズルズルと後を引く事はなく、この日も6回まで四球1つ与えただけのノーヒットピッチング。対する藤井も5回まで散発3安打無失点と踏ん張っていたが、6回、里崎に被弾し、ついに先制点を献上。待望の1点を貰った成瀬は7回、先頭の田中にヒットを許し、記録は途絶えたが、その後も5者連続凡退に打ち取って、余裕の完封ペース。土壇場9回も先頭の代打・尾崎をサードゴロに打ち取るが、これを今江が痛恨の悪送球。この後、一死一、三塁となった所で田中をファーストゴロに打ち取るも、ゲッツーを取れず、この間に尾崎が同点のホームイン。しかし、その裏、ロッテは二死二、三塁のチャンスに代打・大松が右中間を真っ二つに破るタイムリーを放ち、サヨナラ勝ち。成瀬は完投で2勝目。敗れた日本ハムは連勝が5でストップした。
9回裏、二死一、三塁の場面で堀が謎の二盗を敢行。結果的に成功したので大事には至らなかったが憤死すれば大チョンボ、成功しても三塁走者さえ返ればサヨナラの状況である事から、二塁フォースアウトの可能性を消す為だけにリスクを犯してまで仕掛ける必要は全くないと思うのだが、あれは何の意味があったのかね? 成瀬は散発2安打自責点0で完投と文句なしの投球。藤井は8回1失点と頑張ったが、成瀬と当たったのが運が悪かった。
◆E3−0Bs◆
開幕から安定した投球が続いている近藤だが、2回、鉄平のタイムリー二塁打等で2失点。続く3回には自らの暴投で3点目を献上。一方、楽天先発の田中は5回までノーヒットの好投を展開。6回に二死走者なしから四球と初安打でピンチを迎えたが、あと1本を許さない。9回も一死二塁のピンチをものともせずに、余裕の今季初完封で2勝目を飾った。敗れた偽バファローズは3連敗。
2001年夏を制した近藤と2005年夏を制した田中と言う甲子園優勝投手同士の対決だったが、立ち上がりに失敗した近藤が今季初黒星。4回以降立て直したが、田中に全く付け入る隙がなかった。ラロッカがスタメンを外れても最早、全く痛くないと悪い意味で感じてしまう偽バファローズ打線。ラロッカに代わって3番に入ったカブレラは全く気分転換にはならなかった様で、相変わらず、3タコと全く頼りにならないし…。田中の快投で白星を掴んだ楽天は、これでまた連勝モードに突入するのだろうか…。
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June 24, 2007 17:46
◆G3−4L◆
西武先発・オツにとって、96年以来白星から見離されている鬼門中の鬼門・東京ドーム。今年は何故か偽バファローズ戦が東京ドームで行われる不可解な事態に巻き込まれながら、先発予定を腰痛だと騒いで巧みに回避したものの、交流戦と言う嫌な企画により、結局、忌み嫌っているマウンドに上がる機会が今年も訪れてしまった。初回から一死三塁と言うピンチを迎えながら、何とか切り抜けたオツは2回も二死からキムタクに痛打されるも、怒濤のチャンブレイカー・ニックンに回る幸運に恵まれ、ここも無失点で凌ぎきる。何とかオツを楽にしたい西武は巨人先発・内海に対して、3回、中島がレフトスタンドへ7号ソロを放り込み、先制すると、続く4回にはベンちゃん,江藤の連続二塁打で2点目を追加。東京ドーム11年ぶりの白星の権利まであと1回と迫ったオツだが、やはり、鬼門を打ち破るのは容易ではないのか、キムタクに二塁打を浴びた後、よりにもよって、怒濤のチャンスブレイカー・ニックンを歩かせてしまい、一、二塁のピンチ。内海にスリーバントを失敗させたものの、マッスル千代の富士も歩かせて、満塁となった所で、松田記者にレフト前へタイムリーを浴び、1点差。なおも一死満塁でクリーンアップを迎える大ピンチとなったが、ここでガッツをショートゴロゲッツーに打ち取り、勝利投手の権利を獲得。オツは続く6回も三者凡退で切り抜けると、7回には代打を送られ、リリーフ陣に全てを託す事に…。8回、西武は巨人2番手・西村に対して、無死一、二塁とするも、ベンちゃんが最悪のゲッツー。なおも二死三塁の場面で江藤が一、二塁間へ痛打するも、キムタクのスーパープレイに阻まれてしまう。これで流れが変わるかと思いきや、その裏、1番からの攻撃を3番手・ミッチーが3人でピシャリと締める。土壇場9回、西武は二死から代打・上本が四球を選ぶと、代打・栗山を投入。これに対し、巨人が林にスイッチすると、代打の代打で投入した高山がレフトスタンドへ今季初アーチを叩き込み、貴重な2点を追加。結果として、この2点が大きく効いた。その裏、満を持して登板した守護神・小野寺がいきなり先頭の阿部に被弾した上、キムタク,ニックンの連続二塁打で1点差と詰め寄られるも、最後は代打・矢野を打ち取って、辛くも逃げ切り。オツは東京ドームで11年ぶりとなる白星を手にした。巨人の連勝は6でストップ。
◆D2−9H◆
謎の新助っ人・スタンドリッジの来日初登板により、水島の呪いを打ち破るきっかけを掴みつつあるソフトバンクはナゴヤドームでは無類の強さを発揮する中日先発・中田を相手に小久保が2回に16号ソロを叩き込み、1点を先制。小久保は続く3回にも2打席連続の17号3ラン。完全に主導権を握ったソフトバンクは5回には川崎がタイムリー、6回にはルーキー・高谷が2点タイムリー二塁打を放ち、着々と加点。その裏、2点を失ったものの、直後の7回、松田のタイムリー二塁打ですかさず2点を取り返す。投げては和田が6回を2失点で切り抜けると、7回からは柳瀬−ニコースキー−甲藤がパーフェクトリリーフを展開し、久々の快勝を収めた。
◆C1−8E◆
広島は初回、内野安打の東出を二塁に置いて、新井がセンター前へ先制タイムリー。依然として、水島の呪いによる打線沈黙に苛まれている悪の温床・楽天は魅惑のナックルボーラー・フェルナンデス相手に攻めあぐねていたが、3回、中島のタイムリーでようやく追いつくと、4回には山崎武が2試合連続の27号ソロを放ち、勝ち越し。1−3の儘、迎えた8回、広島は5番手として、梅津を投入。前回の登板で1回5失点と大炎上した梅津は水島の呪いを受けている悪の温床・楽天打線すら抑える事が出来ず、3安打2四球で4点を失う炎上ぶりで、試合を決定付けられた。悪の温床・楽天の連敗は3でストップ。
◆T1−3F◆
交流戦Vを果たした日本ハムに対して、太陽の子エステバン・ジャンは初回から田中賢,稲葉の連続二塁打で先制を許すと、2回には持病のボークをかましてピンチを作り、稲田の犠飛で2点目を献上。2点を追う阪神は3回、ジュビロ野口が4年ぶりのアーチを放ち、1点差とするも、5回、この日4番に入った高橋の犠飛で再び2点差と突き放される。阪神は負けている状態ながらも、他の投手を信頼出来ないのか、またまたまたまたJFKを全て注ぎ込み、日本ハムの追加点を阻止するも、グリンの前に一向に得点を返す事が出来ず、最後はMICHEALに3人で締められ、今季の対日本ハム4戦全敗。8回1失点のグリンは交流戦5戦5勝でMVPへ大きく前進した。
◆S4−6M◆
0−0で迎えた3回、ロッテは青野のヒット,石井一のエラーで一死一、二塁とすると、早川がレフト前に弾き返して、1点を先制。毎回安打を放ちながら、あと1本が出ずにいたヤクルトだが、4回、先頭のガイエルが3戦連続の16号ソロを放り込み、試合は振り出しに。続く5回には二死から青木が内野安打で出ると、田中浩,寿司職人ラミレスと連続タイムリー二塁打を浴びせて、2点を勝ち越し。2点を追うロッテは8回、一死満塁のチャンスを掴み、石井一をKOすると、2番手・シコースキーから二死後、里崎がレフトスタンド最前列に飛び込む5号グランドスラムを放ち、一気に逆転に成功。9回には代打・ワトソン博士に3号ソロが飛び出し、ダメ押し。その裏、守護神・小林雅が青木に被弾したものの、大事には至らず、連敗を4でストップさせた。3番手として、打者1人を2球で打ち取っただけの荻野は幸運なプロ初白星。
◆YB5−4Bs◆
横浜は初回、偽バファローズ先発・川越に対し、ラロッカのエラーをきっかけに満塁のチャンスを掴むと、金城の併殺崩れで先制した後、吉村に2点タイムリー二塁打が飛び出し、この回、3点。3回にはメカゴジラ,金城と一発攻勢で2点を追加。横浜先発・三橋は3回まで無失点とまずまずの滑り出しだったが、何故か4回からは高宮がマウンドへ上がると、いきなりラロッカを歩かせた後、牛込氏に「無理に決まってますよ! 夢よ、もう一度って事だろうけど、そんな選手が通用するほど、日本の野球は甘くないですよ」と酷評されたローズに23号2ランを浴び、3点差。その後、しばらく膠着状態となったが、5−2の儘、迎えた8回、偽バファローズはエラー絡みで貰ったチャンスに代打・下山,大引のタイムリーで2点を返し、1点差。しかし、偽バファローズの反撃もここまで。最後はクルーンに締められ、あと1点が届かず、4連敗。一方、横浜はこれで4連勝となった。
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June 03, 2007 16:40
◆L1−4G◆
0−0で迎えた3回、巨人は二死二塁のチャンスで松田記者がタイムリー二塁打を放ち、1点を先制。しかし、その裏、西武もすかさずG.G.佐藤のタイムリー二塁打で1点を返し、試合は振り出しに。追いつかれた巨人は5回、先頭のホリンズがレフトスタンドへ6号ソロをぶち込んで、勝ち越すと、更に、二死二塁から、またも松田記者がタイムリーを放ち、3点目。8回にはマッスル千代の富士が11号ソロを放り込み、ダメ押し。投げては先発・木佐貫が6回を1点に抑えると、7回からは林−豊田と繋いで、最後は満を持して上原が登場。一死から礒?に二塁打を浴びたものの、代打・大島,佐藤と打ち取り、ゲームセット。これで巨人は今季初の5連勝。敗れた西武は4連敗となった。
◆H4−1D◆
「パ・リーグの疫病神」の名を欲しいままにする水島氏により、虚弱投手・里中ごときにパーフェクトに抑え込まれると言う呪い漫画を描かれて以来、打線沈黙が続いているソフトバンクはこの日も中日先発・中田の前に5回まで3安打と抑え込まれるゼロ行進。それでも味方の援護を待ちながら、必死の力投を続けていた先発・杉内だったが、6回、一死二塁から立浪にタイムリーを許し、ついに1点を献上。しかし、その裏、ソフトバンクは2安打1四球で一死満塁のチャンスを作ると、ここで小久保がレフトスタンドへ怒りの15号グランドスラムを叩き込み、逆転に成功。杉内は8回まで1失点で切り抜けると、最後は守護神・馬原が締めて、連敗を脱出。杉内はハーラー単独トップとなる9勝目。7試合ぶりに4点を獲ったとは言え、小久保の一発のみとあって、まだまだ打線が目覚めたとは言いがたく、水島の呪いを払拭したと見るには予断を許さない状況だ。
◆E0−2C◆
2併殺を喫するなど、松崎を攻めあぐね、好投の黒田をなかなか援護出来ずにいた広島だが、5回、先頭の喜田がヒットで出ると、倉が送った後、松本のセカンドゴロが高須がエラーし、一、三塁のチャンス。ここで梵のセカンドゴロ併殺崩れの間に喜田が先制のホームイン。8回にはヒットの梵を三塁まで進めた所で新井がセンター前へ弾き返して、貴重な2点目を追加。黒田は三塁を踏ませぬ完璧な投球で完封を果たし、6勝目をあげ、チームの連敗を4で食い止めた。悪の温床・楽天はまたも夢の貯金生活に届かず、借金生活に逆戻り。
◆F2−0T◆
中村泰をあくまで中継ぎで使いたいのか、何故か、ダーウィンを先発で起用する岡田監督の不思議采配が炸裂するも、ダーウィンは3回まで無失点の好投を展開。一方、日本ハム先発・グリンの前に3回をパーフェクトに抑え込まれていた阪神は4回、3四球で二死満塁のチャンスを掴むも、悠久の若虎・桧山がファーストへのファールフライに終わり、三者残塁。すると、その裏、一死から青波の長瀬,小谷野と連続二塁打を浴びて、先制点を献上。更に、高橋に犠飛を許して、この回2失点。グリンは7回に連続四球を与えた所で降板となったが、代わった武田久がこのピンチを切り抜けると、8回も無失点。そして、9回からは抑えのMICHEALが後続を断ち切り、完封リレーを達成。これで日本ハムの連勝は11と伸びた。
◆Bs6−2YB◆
いずれも内野ゴロの間に1点を取り合って迎えた4回、偽バファローズは北川が5号ソロを叩き込み、勝ち越しに成功。6回には二死から北川,ローズと連打を浴びせた所でアレンがタイムリー二塁打を放ち、横浜先発・吉見をKO。7回には一死満塁から那須野の暴投,水口のタイムリーで2点を追加。更に、8回には牛込氏に「無理に決まってますよ! 夢よ、もう一度って事だろうけど、そんな選手が通用するほど、日本の野球は甘くないですよ」と酷評されたローズの19号ソロでダメ押しの6点目。最後は加藤大が1点を失ったものの、大事には至らず、逃げ切り。先発・ユウキは6回1失点の好投で2勝目。敗れた横浜はこれで6連敗。
◆M5−1S◆
ロッテ先発・渡辺俊は初回、一死二塁のピンチを寿司職人ラミレス,ガイエルと連続三振で切り抜けると、その裏、TSUYOSHIが2号先頭打者アーチを浴びせて、1点を先制。毎回の様に走者を出しながら、あと1本が出ずにいたヤクルトだが、6回、二死走者なしから寿司職人ラミレス,ガイエル,宮出と3連打が飛び出して、ついに同点。スミ1が続いていたロッテだが、8回、一死二、三塁からフクーラが走者一掃の勝ち越しタイムリー二塁打を浴びせ、ヤクルト先発・藤井をKO。更に、2番手・花田からサブロー,ベニー松山もタイムリーを放ち、この回、4点。これで一気に楽になった渡辺俊は9回も無難に抑え、完投で6勝目をマーク。敗れたヤクルトの連勝は3でストップした。
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