姜建銘

April 03, 2007 22:01

◆G7−2D◆
今季の当ブログ推奨助っ人・ゴンザレスが手術を受けて今季絶望…の報に一瞬、悲鳴を上げたが、巨人ではなく、ヤクルトのゴンザレスで安堵した…なんて話はどうでもいいとして、川相不在ながらも開幕3タテで乗り込んできた中日の勢いを何とか止めたい巨人だったが、初回から大チャンスを逃す拙攻をかますと、今季の大ブレイクが期待される先発・姜が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振した森野に被弾し、早々と2失点。一方、200勝へあと9勝と今季中の達成は実に微妙な位置にいる山本昌は初回のピンチを切り抜けた後、老獪な投球が冴え渡るか…と思いきや、3回にガッツの移籍初アーチとなる2ランで追いつかれると、4回にはニックンに勝ち越し被弾。更に、5回には当ブログ推奨助っ人・ゴンザレスの二塁打等、3連打を浴びて、失意の7失点KO。以降、試合は膠着状態に陥り、その儘のスコアで試合終了。中日の開幕からの連勝は3でストップ。主砲のT.ウッズが開幕から16打席ノーヒットなのは何とも気がかりだ。姜は6回によもやの連続四球でピンチを迎えたが、そのT.ウッズをゲッツーに仕留めて難を逃れ、7回2失点で今季初勝利。制球力の高さから大崩れする可能性の低い姜が開幕から先発ローテに入っていると言うのは、巨人にとっては実に頼もしい限りだろう。

◆S3−4T◆
巨人が姜(じゃん)で勝てば、阪神もジャンで勝つ。来日初登板となる太陽の子エステバン・ジャンは4回まで無失点に抑える好投を展開。味方打線も石川の前に得点を上げられずにいたが、5回、ジャンが自らヒットを放って、口火を切ると、二死満塁の場面でこの日誕生日のキュラソ星人がバースデーグランドスラムをぶち込んで、一気に4点先取。これで楽になった筈のジャンだが、逆に気が緩んでしまったか、四球,ボークと独り相撲でピンチを作った挙げ句、3本のタイムリーであっと言う間に1点差に迫られて、この回限りで降板。6回には2番手・橋本健が無死一、二塁の大ピンチを背負うも、ここから三者三振の力投を見せる。7回からは3戦連続のJFKリレーに突入。8回二死二塁で福川が痛打し、ガイエルが一気に本塁を狙ったが、バースデー効果で意気上がるキュラソ星人が好返球でこれを刺すと、流れは完全に阪神へ。最後は藤川がきっちり締めて、3連勝。ジャンはリリーフ陣に救われ、来日初勝利を飾った。ヤクルトは開幕4連敗で最下位を独走中だ。

◆C2−3YB◆
佐々岡に対して、2回、村田,鈴木なおのりの連打でチャンスを作った横浜は吉村の犠飛,古木のタイムリーで2点を先制。その裏、1点差と詰め寄られるも、直後の3回に村田のタイムリー二塁打で再び点差を広げる。忘れた頃に凄い投球をする男・はーちゅんは移籍初登板初先発で嶋に一発を許したものの、以降は全く危なげのない内容で8回を1失点の好投。しかし、粘る広島は土壇場9回、守護神・クルーンに対して、二死から求道者・前田が痛打し、守備がもたついている隙に一気に二塁を陥れる好走塁を見せると、新井のタイムリーで1点差。ここで一発を放っている嶋に期待が懸かったが、あえなく空振り三振に倒れて、あと1点が届かず。これで3試合連続2得点と打撃不振から抜け出せない。特に、梵と緒方の不振が痛い。しばらく緒方を休ませて尾形を使って貰えんだろうかと思うものの、緒方を休ませると引退しそうなので複雑な気分である。それにしても、今日のはーちゅんの投球は見事だったが、一度凄い投球をするとその凄さを忘れる頃までヘタレモードに陥るのがいつものパターン。新天地でそのパターンから脱却出来るか、次回の登板は注目だ。

◆L3−2H◆
キャンプをまともに過ごさず、オープン戦もパッとせず、本番が始まっても不甲斐ない主砲・カブレラに業を煮やした伊東監督はついにスタメンから外す英断に打って出た。すると、カブレラの代わりに4番に入ったリーファーがいきなり初回に先制タイムリー。2回以降立ち直った新垣の前に抑え込まれていたが、久々のチャンスを迎えた6回に栗山のタイムリー,礒?の犠飛で2点を追加。左太腿痛の大村ばかりか、本多が発熱で欠場となったソフトバンクは立ち上がり、制球に苦しんでいた涌井を捉えきれずに波に乗せてしまい、5回には振り逃げの本間を含む4三振を喫してしまう始末。8回に小久保の2ランで追い上げたが時既に遅し。最後は小野寺の背信投球に期待したい所だったが、3人で捻られ、万事休す。大村の穴埋めとして1番に入っている城所が.067と壊滅的な打率なのは何とも致命的で大村の早期復帰が待たれる所。ところで、涌井にパ・リーグ史上7人目の1イニング4三振の記録を献上してしまったハマのスペランカーはまだ無事である。 

◆Bs1−3M◆
フクーラが右腹斜筋挫傷で登録抹消となる緊急事態に見舞われたロッテはワトソン博士を急遽、一軍昇格させ、スタメン起用。そのワトソン博士は4タコと全く頼りにならなかったが、この日は今江が大当たり。2回に先制のタイムリーを浴びせると、4回にはセンターオーバーのタイムリー三塁打を放つなど、3安打の活躍。先発・小林宏は7回を散発2安打無失点と素晴らしい投球を見せ、通算50勝に到達。これで開幕から16イニング連続無失点だ。2番手・薮田が1点を返されたものの、最後は小林雅が無難に締めて、連敗を脱出。偽バファローズは好調だった打線が4月に入ってからピタリと沈黙し、今季初の連敗を喫してしまった。

◆E7−2F◆
ウィークデーだと言うのに、防寒対策の取れない球場であるが故にデーゲーム開催となり、全く注目されない儘にいつの間にか終わっていたこのゲーム。ここまで青山が投げる試合にしか勝てない悪の温床・楽天だったが、この日はフェルナンデスのタイムリーで2点を先制すれば、1点差で迎えた7回には山崎武が走者一掃のタイムリー三塁打を放ち、一気に突き放す。続く牧田もタイムリーを浴びせて、ダメ押しに成功。先発・有銘は6回途中2失点と、先発として最低限の仕事を果たし、リリーフ陣にバトンタッチ。後を継いだ4人の投手が日本ハムの反撃を許さず、今季初の連勝をマークし、最下位脱出。。好調・高橋を3番に入れるなどテコ入れを図った日本ハムは青波の長瀬が一発を含む全打点を叩き出したが、下位打線は完膚なきまでに抑え込まれる体たらく。先発・八木は悪いながらに粘っていたが、2番手・押本の乱調が大きく響いた。昨年の日本一チームが17勝3敗と大カモにしていた悪の温床・楽天相手に完敗を喫しての最下位転落とは皮肉なものだ。

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