吉見祐治
August 07, 2010 23:12
◆G2−8C◆
初回は簡単に3人で攻撃終了した広島だが、続く2回、一死からルパン広瀬,嶋,岩本,石原,ジ・o,東出と6連続単打で3点を先制。更に、梵も走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、この回、一挙5点。巨人は3回、二死から坂本が三塁打を浴びせると、松本,ガッツが連続タイムリー。寿司職人ラミレスもヒットで続く、一、二塁としたものの、阿部はファーストゴロに終わり、2点止まり。4回には二死から脇谷のヒットと連続四球で満塁とするも、松本がピッチャーゴロに倒れて、三者残塁。直後の5回、広島は二死から天谷が歩いた所で約2ヶ月ぶりに戦線復帰した主砲・栗原がレフトスタンドへ8号2ラン。9回には敗色濃厚とあって初登板となった巨人4番手・林の暴投連発でダメを押した。広島先発のジ・oは8回を2失点で4勝目を飾った。
◆D4−1T◆
開幕からリハビリモードが続いていた山本昌が45歳の誕生日直前にして、ついに今季初登板。阪神の先発も42歳の下柳と言うアラフォー対決となったこの試合、先手を取ったのは中日。初回、荒木がいきなり二塁打を浴びせると、英智の犠打で二進した所でベンちゃんが犠飛を打ち上げ、1点を先取。2,3回と一死一、二塁のチャンスを悉く潰したものの、4回、ヒットで出た兄の堂上剛を一塁に置いて、弟の堂上直が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ3号2ラン。更に、二死後、ヒットの荒木が二盗を決めた所で英智がセンター前へタイムリーを放ち、下柳はこの回限りでKO。一方、山本昌の前に5回まで散発2安打と抑え込まれていた阪神は6回、内野安打の平野を二塁へ進めた所で新井がタイムリーを放ち、ようやく1点を返すが、中日は7回から高橋−浅尾と繋いで、最後は岩瀬が締める必勝リレーで逃げ切った。岩瀬はこれで6年連続の30セーブ目。山本昌は6回を1失点の好投で今季初勝利を掴み、カリメロに並ぶプロ野球タイ記録の23年連続勝利。
◆YB7−10S◆
中沢,加賀の両先発ルーキーが初回から苦しい投球。加賀は一死から田中に痛打されると、武内,ホワイトセルと連続二塁打を浴び、いきなり2点を献上。一方、中沢はその裏、内川,石川の連打で一、三塁とされると、ハーパーに9号3ランを被弾し、打者3人であっさり逆転を許してしまう。しかし、加賀は2回、二死満塁から武内に2点タイムリーを浴び、逆転されると、3回には二死一、二塁から投手の中沢にタイムリーを許し、あえなくKO。ヤクルトは4回にもホワイトセルの8号ソロで1点を追加。2回以降、立ち直りを見せていた中沢だが、4回、一死からカスティーヨに11号ソロを被弾すると、5回には村田に15号3ランを叩き込まれて、またも逆転を許す体たらく。しかし、直後の6回、ヤクルトは二死から武内のヒット,ホワイトセルの四球で一、二塁とした所で畠山が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、またまた逆転に成功。9回には青木,田中の連続タイムリーでダメ押しの10点目。その裏、守護神・林が二死一、二塁と一発同点の場面でこの日3ランを放っている村田を迎えるピンチを背負ったものの、ライトフライに仕留めて、逃げ切った。これでヤクルトは5連勝。中沢は5回7失点と散々な内容ながら、降板直前に逆転して貰い、幸運な7勝目が転がり込んだ。
◆L5−4H◆
0−0で迎えた3回、平尾のタイムリーエラーで先制したソフトバンクは4回には一死からペタジーニがライトスタンドへ7号ソロ。2点を追う西武は5回、一死から佐藤,片岡の連打で一、三塁とすると、片岡が二盗を決めて、二、三塁となった所で栗山がライト前へ2点タイムリーを放ち、一気に同点。続く6回には一死満塁から暴投でタナボタの勝ち越し点を挙げると、更に、7回にはフェルナンデスのタイムリー,代打・礒?の犠飛で2点を追加。3点を追うソフトバンクは8回、先頭の松中が三塁打を浴びせると、小久保がセンターへ犠飛を打ち上げ、2点差。土壇場9回には代打・李が2戦連続となる4号ソロを叩き込み、1点差まで詰め寄るが、反撃もここまでだった。西武先発・帆足は7回を2失点の好投で9勝目を挙げた。ソフトバンクは今季2度目の4連敗。
◆F8−3E◆
2回、日本ハムは無死一、二塁と絶好の先制チャンスで後半戦7戦5発と覚醒中のトンガに回ったが、最悪のショートゴロゲッツー。3回には一死一、三塁から小谷野,糸井の4,5番が倒れて、二者残塁。一方、楽天は4回、一死からヒットの鉄平が二盗を決めると、二死後、ルイーズがセンター前へ弾き返して、1点を先制。その裏、日本ハムは二死から大野が二塁打を浴びせると、金子誠が瀬センター前へ同点タイムリー。続く5回には二死から稲葉の二塁打と連続四球で満塁とするも、巨エフの残塁量産マシンの名を欲しい儘にするあの男が三振に倒れて、本領発揮のチャンスブレイク。しかし、続く6回、2回のチャンスを潰したトンガが名誉挽回の3戦連発7号ソロを叩き込み、勝ち越しに成功。これで勢い付いたか、一死一、三塁とした所で劇団ひちょりがタイムリーを放つと、二死後、小谷野,糸井と連続二塁打。更に、インケツパワーが充電された事であの男にまでよもやのタイムリーが飛び出すと、打者一巡で回ってきたトンガ,大野もヒットを連ねて、この回大量7点を奪い、試合を決定付けた。日本ハムは先発全員の18安打で4連勝。先発の武田勝は8回で10安打を浴びながら、2点で食い止め、9勝目。
◆Bs0−4M◆
初回二死満塁,2回無死二塁のチャンスを逸したロッテだが、3回、一死から井口がセンター前に弾き返すと、金がライトスタンドへ6月29日以来実に120打席ぶりとなる19号先制2ラン。続く4回には二死から今江がヒットで出ると、井口がレフトスタンドへ11号2ラン。この後、6,7,8回と続けて満塁のチャンスを潰すなど、タイムリーが一向に出ずに16残塁の大拙攻を繰り広げたが、先発の吉見が偽バファローズ打線を散発6安打と抑え込み、3年ぶりの完封で4勝目を挙げた。
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July 15, 2010 23:08
◆D3−9S◆
0−0で迎えた3回、ヤクルトは二死走者なしから、青木の二塁打,田中の四球で一、二塁とした所で飯原が走者一掃のタイムリー二塁打を放って、2点を先制。その裏、中日は先頭の谷繁が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに5号ソロを叩き込み、1点差。直後の4回、ヤクルトは連打で作ったチャンスで藤本のセカンドゴロの間に1点をあげると、続く5回には一死一塁から飯原が2打席連続のタイムリー二塁打を放ち、4点目。3点を追う中日はその裏、エラーに四球とノーヒットで二死一、二塁とすると、大島が走者一掃のタイムリー二塁打を浴びせ、1点差。突き放したいヤクルトは6回、二死一、二塁から青木がライト前へタイムリーを放って、1点を追加。9回には相川,藤本のタイムリー等で一気に4点を奪い、ダメ押し。先発のルーキー・中沢は5回3失点で降板となったが、リリーフの援護を仰いで6勝目をマークした。
◆YB5−12C◆
横浜は初回一死二塁から内川のタイムリー二塁打で先制。なおも追加点のチャンスだったが、村田,スレッジの4,5番があえなく凡退。直後の2回、広島は嶋の四球,ルパン広瀬のヒットで一、二塁とすると、二死後、倉がレフトスタンドへ2号逆転3ラン。4回には連打と犠打で一死二、三塁とした所でまたも倉がタイムリー。更に、二死後、東出が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、この回3点。続く5回には二死三塁から岩本に3号2ランが飛び出し、8点目。2回以降、毎回チャンスを作りながら、悉く逸してきた横浜は6回、一死二塁から武山のタイムリー二塁打でようやく1点を返すと、二死後、下園が2号2ラン。しかし、直後の7回、広島は梵の7号ソロ,ルパン広瀬の4号2ランで3点を奪い返し、試合を決定付けた。先発の偽ハンカチ王子・斉藤は6回を投げて4失点で2勝目をあげた。
◆L7−0F◆
3回、西武は高山,片岡のヒットで二死一、三塁とすると、栗山がレフト前へ先制のタイムリー。続く4回には二死走者なしから好調・坂田がライトスタンドへ5号ソロ。5回には一死から内野安打で出た片岡が二盗に失敗するも、阿部がレフトスタンドへ移籍初アーチ。更に、6回には一死からブラウンの二塁打,フェルナンデスのタイムリーで1点と着々と加点。そして、8回には4長短打を集中し、ダメ押しの3点を追加。投げては先発・平野が散発3安打のプロ初完封で今季初勝利を飾った。前日の死球で骨折した劇団ひちょりが登録抹消となった日本ハムは投打に精彩を欠き、6月10日以来、36日ぶりの連敗。連続カード勝ち越しも7でストップした。
◆M3−1Bs◆
吉見に長谷川とシーズン途中にセ・リーグから移籍した同士の対決となったこの試合、先手を取ったのは偽バファローズ。2回にティー岡田,北川,バルディリスの3連打で1点を先制。なおも無死一、二塁のチャンスだったが、後続3人が外野にすら飛ばせず、1点止まり。4回までゼロ行進を続けていたロッテは6回、バルディリスのエラー,岡田の内野安打で一、三塁とした所で西岡がレフトへ犠飛を打ち上げ、同点。続く6回には二死三塁からまたもやバルディリスがエラーを犯し、タナボタの勝ち越し点をゲット。偽バファローズは8回、二死から北川の二塁打の後、連続四球で満塁と一打逆転のチャンスを築くも、山崎浩がファーストへのファールフライに倒れて、三者残塁。すると、その裏、ロッテは大松の犠飛でダメ押しの1点を追加。最後は守護神・小林宏が3人で締め括った。吉見は6回1失点で3勝目。長谷川は自責点1の好投で8年ぶりの完投を果たすも、打線の援護に恵まれず、移籍初黒星。
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May 29, 2010 21:49
◆L0−4G◆
東野,帆足の両先発が1,2回と3人ずつで退ける上々の滑り出し。帆足は3回も簡単に二死を取るが、ここから亀井,坂本と連続二塁打を浴びて、先制点を献上。巨人は続く4回には先頭の寿司職人ラミレスが17号ソロを叩き込むと、7回には阿部,長野が連続アーチと得意の一発攻勢で突き放した。東野は6回までノーヒットの快投を見せ、快挙への期待が懸かったが、足に張りを訴えた事で大事を取って降板。7回からは越智−山口と繋いで完封リレーを達成し、東野は自己最多タイとなる8勝目をマークした。
◆H4−2D◆
0−0で迎えた4回、中日は先頭の森野が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ8号ソロを叩き込み、1点を先制。一死後、ベンちゃんのヒット,井端の四球で一、二塁とチャンスを広げるも、小池,セサルと倒れて、二者残塁。その裏、中日先発・ウッチャンに対し、ソフトバンクは先頭の本多が死球で出ると、すかさず二盗。一死後、ハマのスペランカーが同点タイムリー二塁打を浴びせると、続く松中もレフト前へタイムリーを放ち、勝ち越しに成功。続く5回には先頭の山崎がレフトスタンドへ突き刺さる2号ソロを放ち、3点目。2点を追う中日は8回、3番手・ファルケンボーグにタイして、一死から森野が二塁打を浴びせると、二死後、ベンちゃんにイムリーが飛び出し、1点差。しかし、その裏、ソフトバンクは本多のタイムリー三塁打で貴重な4点目を追加。最後は守護神・馬原が3人でピシャリと締めた。先発の和田は6回を1失点10個の三振を奪う力投で7勝目をあげた。
◆E3−2C◆
初回一死一、二塁のチャンスを逃した楽天は続く2回にも二死一、二塁のチャンスに聖沢が凡退。一方、広島も3回に一死二塁とすると、東出のサードゴロを草野がエラー。しかし、一塁送球の間に三塁を欲張った二塁走者・石原がタッチアウト。続く梵が四球で歩くも、天谷が倒れて、結局、無得点。0−0の儘、迎えた6回、広島はヒットの東出を梵が送った所で先のチャンスの潰した天谷が3号先制2ラン。8回から先発・スタルツに代わり、林を投入するが、これが裏目。一死から連打を浴びて、一、三塁のピンチを背負うと、鉄平のセカンドゴロ,中村紀のタイムリーで同点。土壇場9回には一死満塁とサヨナラのチャンスを作るが、聖沢,高須と倒れて、延長にもつれ込んだ。迎えた10回裏、広島は4月13日以来の登板となる永川勝を投入するが、復帰早々、永川劇場が開演される事に…。いきなり先頭の鉄平に痛打されると、一死後、連続四球で満塁のピンチ。ここで嶋にセンター前へタイムリーを浴びて、悪夢のサヨナラ負け。先発・岩隈は9回2失点の好投が報われず、10回から登板の小山に2勝目が転がり込んだ。
◆F2−4T◆
2回、二死満塁のピンチを切り抜けた日本ハムはその裏、糸井,小谷野,高橋の3連打で先制すると、更に、二死満塁とした所で劇団ひちょりが押し出し四球を選んで、1点を追加。2点を追う阪神は4回、キュラソ星人,新井の連打で無死一、三塁とすると、高橋のエラー,小谷野の野選で地味に同点。6回には新井,J.マッケンジーのヒットで一死一、三塁のチャンスを作ると、代打・鳥谷がライト前へ弾き返して、勝ち越し。なおも一、三塁のチャンスに藤川俊はスクイズを仕掛けるも空振りし、飛び出したJ.マッケンジーが刺されて、追加点ならず。しかし、続く7回、一死満塁から、ここまで3安打と当たっている新井が犠飛を打ち上げ、4点目をあげ、日本ハム先発・ダルビッシュはこの回限りで降板となった。阪神は8回の頭から、何と早くも守護神・藤川球を投入。8回は三者凡退に抑えた藤川球は9回、二死満塁と一打同点のピンチを背負ったものの、最後は稲葉を打ち取り、辛くも逃げ切った。先発の鶴は6回を2失点で5年目にしてプロ初勝利を飾った。
◆Bs4−11S◆
37年ぶりの10連敗は何としても阻止したいヤクルトは2回に相川のタイムリーで先制するが、開幕6連敗中の先発・石川が4回に北川に1号逆転2ランを被弾。1点を追うヤクルトは6回、この回から代わった菊地原からガイエルが13号同点アーチ。更に、3番手・香月から一死後、武内,宮本,相川,藤本と4連続長短打を浴びせて、一気に3点を勝ち越し。その裏、暴投で1点を返されるが、7回には5本の単打を集中して、4点を追加。更に、8回にも相川の犠飛等でダメ押しの2点を加え、試合を決定付けた。久々に打線が爆発し、連敗を9で止めたヤクルトはようやく交流戦初勝利。石川は6回3失点とピリッとしない内容だったが、打線の援護に恵まれ、ついに今季初白星となった。
◆M5−0YB◆
ロッテは2回、フクーラのヒットと2四死球で満塁とすると、今江が先制の2点タイムリー二塁打。追いかける横浜は5回、二死走者なしからカスティーヨ,金城と連打を浴びせるも、井手がショートゴロに倒れて、二者残塁。ロッテは6回、一死からサブローがレフトスタンドへ9号ソロを放り込み、横浜先発・ハマのチンピラはこの回限りで降板。8回には四球のサブローを一塁に置いて、フクーラが4号2ランを放り込んで、ダメ押し。7回からは伊藤−薮田−小林宏と1回ずつ繋いで完封リレーを達成。先発の吉見は古巣相手に6回を3安打無四球無失点の好投で2勝目を飾った。
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September 09, 2008 23:39
◆D2−3G◆
制球に苦しむ小笠原に対して、巨人は初回、1安打2死球で二死満塁とすると、前の試合で3三振と怒濤のインケツぶりでインケツパワーを充電させたあの男のショートへの打球がデラロサの悪送球を誘い、2点を先制。2点を追う中日は3回、二死から森野が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに16号ソロを叩き込み、1点差。5回には一死から四球と内野安打で一、二塁とするも、森野,荒木と倒れて、二者残塁。巨人先発・上原はこの回限りで降板となったが、6回から越智が2イニングをノーヒット5三振の好リリーフ。しかし、8回からの豊田投入が裏目。いきなり森野,荒木と連打を浴びて同点とされると、李に犠打を許した後、T.ウッズにタイムリー二塁打を浴び、勝ち越し点を献上。中日は9回から守護神・岩瀬を投入して、逃げ切った。
巨人が継投策に失敗し、痛恨の連敗でまたまた自力優勝が消滅。2回以降、走者を出しながら、攻めきれなかったのが痛かった。上原は5回を3安打1失点と好投したが、5回にして100球も投げてしまい、早期降板を余儀なくされ、リリーフ陣に負担をかけてしまった。最下位・横浜相手に息を吹き返した中日は逆転で4連勝。岩瀬は史上初となる4年連続の30セーブをマークした。
◆T3−2S◆
阪神は初回、ヒットで出たシャア少佐が盗塁と悪送球で一気に三塁を陥れると、平野が歩いて、一、三塁となった所で関本のサードゴロの間に1点を先制。キュラソ星人がヒットで繋いだ後、鳥谷が犠飛を打ち上げ、この回2点。1,2回とゲッツーを食らうなど、攻めあぐねていたヤクルトだが、5回、無死二塁から川島慶のタイムリーで1点を返すと、福川のセカンドゴロで一死二塁となった所で投手のゴンザレスにタイムリーが飛び出し、試合は振り出しに。しかし、ヤクルトは6回以降、阪神の継投の前にパーフェクトに抑え込まれ、勝ち越し点を奪えない。阪神も8回に二死二塁から代打の悠久の若虎・桧山がヒットを放つも、キュラソ星人が本塁憤死。延長に突入かと思われたが、9回裏、阪神は途中から守備に入っていた矢野が4号ソロを叩き込み、劇的なサヨナラ勝ちを収めた。
阪神が粘りのサヨナラ勝ちで六度目のマジック「20」を点灯させた。新人王を狙う岩田は6回2失点と最低限の仕事は果たしたが、打線の援護に恵まれず、白星は掴めず仕舞い。しかし、アッチソンが2回をパーフェクト投球,9回からは同点の場面ながらも起用された藤川が3人でピシャリと締め、矢野のサヨナラ弾を呼び込んだ。敗れた巨人共々、スコアは3−2。一歩間違えば、その差は3となっていただけに、阪神にとっては、最高の目が出た格好だ。
◆C3−8YB◆
初回、広島は連打で一、三塁とすると、一死後、栗原の併殺崩れの間に先制。続く2回には先頭の石原が9号ソロを叩き込むと、二死後、投手のルイスが2号ソロを放って、3点目。3点を追う横浜は4回、無死満塁からメカゴジラのタイムリーで1点を返すと、一死後、武山はショートゴロに倒れて、ゲッツーと思いきや、石川が悪送球を犯し、ボールが転々とする間に二者が返って同点。3−3で迎えた6回、横浜は内野安打のメカゴジラを金城が送ると、二死後、投手の吉見が自ら勝ち越しのタイムリー二塁打。続く7回には5長短打を集中し、一挙4点を奪い、試合を決定付けた。
自ら一発を放ち、3回まで無失点の投球を見せた時にはルイスが投打に渡る活躍でハーラートップタイに並ぶかと思われたが、3回以降1安打と完全に立ち直った吉見が自ら決勝点を叩き出しての今季初完投勝利とルイスを上回る活躍。中日3連戦では湿りきっていた打線も16安打と当たりを取り戻し、連敗を3で止めた。
◆H1−3E◆
両軍共に3回まで4安打を浴びせながら、先手を取れない拙攻合戦。しかし、4回、楽天は内村,フェルナンデスと連続内野安打で出ると、青波の長瀬が先制のタイムリー二塁打。更に、山崎武,ショートもタイムリーを放ち、5連打でこの回3点。その裏、ソフトバンクは一死から小久保,松田と連打を浴びせ、二、三塁とするも、大村,高谷と連続三振に倒れて、二者残塁。しかし、続く5回、ヒットの森本を二塁に置いて、ハマのスペランカーがタイムリーを放ち、ようやく1点。続く6回には一死から松田が二塁打で出るも、大村,高谷と内野ゴロに倒れて、無得点。8回には2本のヒットで二死一、二塁とするが、大村がピッチャーゴロに倒れて、二者残塁。最後は抑えのグウィンの前に反撃を断たれた。
岩隈相手にガトームソンで挑むと言う分の悪い試合にしては互角に渡り合ったソフトバンクだったが、結局、善戦虚しく4連敗で約4ヶ月ぶりの5位転落。2ヶ月ぶりに戦列復帰となった柴原も外野にすら飛ばせぬ5タコと音なし。ハマのスペランカーと柴原が戻ってきても、一向に起爆剤になる気配が見られない。川崎が戻ってこないと如何ともし難いのか。この儘、連敗ロードを歩み、借金生活にハマらぬ様に祈るばかりだ。岩隈は8回で11安打を浴びながらも、無四球と安定した投球で要所を締めて、ハーラー独走の18勝目。いよいよ20勝へあと2つと迫った。
◆L1−4F◆
日本ハム先発・ダルビッシュに対して、西武は2回、二死から中村が37号ソロを叩き込み、1点を先制。西武先発・石井一の前に4回まで無失点に封じ込まれてきた日本ハムだが、5回、先頭の鶴岡が二塁打を浴びせると、二死後、田中が死球を食らって、一、三塁。ここで稲葉が同点タイムリーを放つと、続く高橋がレフトスタンドへ6号3ランを叩き込み、3点を勝ち越し。4,5,6回と3人ずつで打ち取られた西武は7回、先頭の中島が二塁打で出るも、江藤はファーストへのファールフライ。礒?,中村は連続三振に倒れて、中島は二塁に釘付け。土壇場9回、日本ハムはダルビッシュから守護神・MICHEALにスイッチ。これで流れを変えたい西武だったが、片岡,栗山と倒れて、あっと言う間に二死。ここで中島かヒットを放ち、望みを繋いだが、江藤は三振に倒れて、ゲームセット。
鬼門・西武吹き抜けドームで日本ハムが今季初勝利を果たし、5位から一気に3位浮上。ダルビッシュは8回を無四球3安打12三振で1失点と言う快投で西武打線に付け入る隙を許さなかった。4番に復帰した高橋は値千金の決勝3ラン。西武は最後の大砲・中村の一発のみの1点に抑え込まれての完敗。マジック14とは言え、悠長にはしていられなくなってきた。
◆Bs4−3M◆
偽バファローズは2回、先頭の北川が西岡のエラーで出ると、ここから後藤,日高,大引,小瀬と4連打を浴びせて、3点を先制。直後の3回、ロッテは里崎のヒット,根元の四球で一、二塁とすると、二死後、早川がタイムリーを放ち、まず1点。更に、続く橋本が走者一掃のタイムリー二塁打を浴びせて、一気に同点。追い着かれた偽バファローズは5回、二死一、二塁から後藤のタイムリー二塁打で勝ち越しに成功。先発・小松は7回まで追加点を許さずに投げきると、8回からは菊地原−加藤と繋いで、1点差を守りきった。
偽バファローズが接戦を制して、今季最多の貯金5。首位・西武との差を5にまで詰めた。先発・小松は一時は3点差を追い着かれたものの、その後は立ち直って、12勝目と新人王へ大きく前進。ロッテは3回に爆発した以外はチャンスらしいチャンスも掴めず、4位転落。先発・渡辺俊も5回4失点と期待を裏切った。
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June 19, 2007 21:53
◆G5−2M◆
加藤哲信者や、後ろ向き極まりないロッテファンから「巨人はロッテより弱い」などと、いつまでもウダウダ言われ続ける事に業を煮やしたか、若大将・原監督は江川氏が二軍に落とせ!と叫んでやまない怒濤のチャンスブレイカー・ニックンをスタメンから外し、目の前でガッツを敬遠されまくるなど、敵軍からナメられきっている李を6番に落とすテコ入れを敢行。それが奏功したかはともかく、マッスル千代の富士の先頭打者アーチで先制すると、2回にはキムタクがタイムリーを放ち、1点を追加。6回には4番に復帰した阿部とホリンズの連続アーチが飛び出して、4点目。先発・木佐貫は6回まで4安打無失点の好投を見せていたが、7回、根元にプロ初アーチとなる2ランを被弾した所でKO。しかし、その裏、松田記者の8号ソロで突き放すと、8回からは豊田,9回からは上原と繋ぐ必勝リレーが決まり、対ロッテ3年越しの連敗は9でストップした。
◆D1−0Bs◆
井端を5番に入れる新オーダーで臨む中日に対して、偽バファローズ先発・カーターは2回、3安打で一死満塁のピンチを迎えた上、谷繁の打球を顎に食らって、文字通りのKO。しかし、代わった高木が後続を見事に断ち切る。3回も併殺でピンチを切り抜けた高木だが、4回、2つの四球で迎えたピンチで谷繁にタイムリーを許し、ついに先制点を献上。中日先発・朝倉の前に4回までパーフェクトと沈黙していた偽バファローズは5回、先頭のローズがチーム初安打となる二塁打を放つと、続く北川のヒットで本塁を狙うも憤死。二死後、後藤がヒットで繋いだものの、日高が三振に倒れて、二者残塁。以降、両軍、全くチャンスを掴めない儘、土壇場9回へ突入。この回から代わった守護神・岩瀬に対して、偽バファローズは一死からラロッカ,ローズの連打で一、二塁とするも、北川,下山と倒れて、結局、完封負け。朝倉は8回無失点の好投で4勝目。
◆YB5−0H◆
水島の呪いからの脱却へ必死のソフトバンクは毒をもって毒を制そうとでも言うのか、アダム,ブキャナンの両助っ人を登録抹消する水島鎖国政策を再現。しかし、この毒はあまりにも劇薬だった。地獄ワールドの再現が事態の好転に繋がる事はなく、4回まで毎回の5残塁1走塁死1併殺と拙攻三昧。投げては先発・新垣が2回に投手の吉見に先制タイムリーを許すと、3回には金城に3ランを浴びて、4失点。十八番の暴投こそかまさなかったものの、4回限りであえなく降板となる体たらく。横浜は5回にも内野ゴロの間に5点目を追加。ソフトバンクは8回に無死一、二塁とするも、ハマのスペランカー,小久保,大村のクリーンアップがあえなく凡退。結局、これが最後のチャンスとなり、吉見の前に無惨な完封負けで3連敗。一向に衰えを知らない水島の呪いから、果たして、解放される日は来るのだろうか!?
◆C6−10F◆
序盤から両4番のバットが火を噴いた。まず、青波の長瀬が初回に先制のタイムリー二塁打を浴びせると、その裏、新井が16号逆転2ラン。3回に青波の長瀬が左打席で14号逆転2ランを放てば、その裏。新井も負けじと同点タイムリー二塁打を放ち、日本ハム先発・木下は今季最短のKO。3−3で迎えた6回、青波の長瀬が今度は右打席で2打席連続の15号ソロを放ち、日本ハムが3たびリードを奪う。青波の長瀬のスイッチアーチはこれで史上最多の7度目。日本ハムはこの後も高橋,稲葉とアーチ攻勢で加点し、青波の長瀬は3打席連続16号ソロを叩き込む。8回には金子誠のタイムリーでダメ押しの10点目。9回に謎の温存が続いていたMICHEALが13日ぶりのマウンドに上がり、嶋に3ランを浴びたものの、大局には響かなかった。2番手の武田勝は5回を2安打無失点に抑える好リリーフを見せ、3勝目。敗れた広島は5連敗となった。
◆T1−0E◆
アウトカウントを稼ぐ事しか能がない無体な扱いを受ける水島の呪いに苛まれている悪の温床・楽天打線はこの日もさっぱり打てず、阪神先発・下柳の前にゼロ行進。全く期待出来ない打線に辟易としながらも、3回まで何とか阪神打線を抑えてきた悪の温床・楽天先発・永井だが、4回、2四球で一死一、二塁のピンチを迎えると、ゼブラ今岡にタイムリーを許し、先制点を献上。阪神は7回から久保田−ウィリアムスと繋いで、藤川が締める必勝パターンで完封リレーを果たし、虎の子の1点を守りきった。
◆S2−9L◆
地獄の10連敗から、一転4連勝と本来の力を取り戻してきた西武は初回こそ二死満塁のチャンスを逃したが、2回に細川の6号2ランで先制。その裏、ヤクルトは二塁打のガイエルが牽制悪送球で三進すると、宮出のショートゴロの間に生還。更に、この後、二死満塁で青木に回す絶好の場面を迎えたが、青木は空振り三振に倒れて、三者残塁。突き放したい西武は4回、G.G.佐藤に16号ソロが飛び出し、3点目。8回に1点ずつ取り合って迎えた9回、西武は中継ぎ降格の5番手・石川に対し、江藤の満塁弾等、5長短打で試合を決定付ける5点を奪い、5連勝。先発・涌井は22日ぶりの白星でハーラートップに並ぶ9勝目。
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