古田敦也
October 09, 2007 21:36
◆YB3−4S◆
勝つか引き分けで5割キープとなる横浜は初回,2回と立て続けの拙攻を繰り広げたが、3回、二死二塁から金城のタイムリー二塁打で1点を先制。直後の4回、ヤクルトは四球の寿司職人ラミレスを一塁に置いて、ユウイチが3号2ランを叩き込み、逆転に成功。更に、一死二塁から飯原のタイムリー三塁打,川本の犠飛で2点を加え、この回、4点。3点を追う横浜はその裏、吉村に2試合連続の24号ソロが飛び出して、2点差まで詰め寄ったが、中盤以降はヤクルトの小刻みな継投の前に攻めあぐね、追加点を奪えない。2−4の儘、迎えた土壇場9回、ヤクルトは一死から、中井美穂の旦那・古田が代打で登場すると、現役最後となる打席で見事にレフト前ヒット。その裏、マスクを被るかとも思われたが、すかさず代走・三木が送られ、お役御免となった。その裏、横浜は一死からマウンドに上がった高津を攻め、二死一、二塁から代打・小池のタイムリー二塁打で1点差まで詰め寄ったが、最後は西崎がサードゴロに倒れて、万事休す。結局、横浜はこの試合だけでなく、5割キープにもあと一歩及ばず、借金1で全日程を終了した。タイトル争いだが、ガイエルも横浜投手陣の徹底してくさい所を攻められ続けて不発。際どい所をつき過ぎた味方投手陣がガイエルに2度もストレートの四球を与えてしまった事に気がねしてしまった村田は4打席連続三振ながらも結果として逃げ切り、初の本塁打王を獲得。一方、首位打者争いは昨夜、トップに立った青木がフル欠場となり、自力での逆転を目指した寿司職人ラミレスは第1打席こそヒットを放ったものの、残り3打席では快音が聞かれず、青木が2年ぶりの首位打者を獲得した。
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October 07, 2007 21:46
◆YB6−4D◆
引退試合の佐々岡からの号砲で単独トップに躍り出た村田に追いつくべく最後のチャンスに懸けるT.ウッズ。既に、両軍共に順位が確定しているだけに、醜い敬遠合戦が繰り広げられる事も危惧されていたが、それは杞憂に終わった。初回、中日は三者凡退に終わり、T.ウッズには回らず。その裏、横浜は野中の二塁打の後、相川の犠打がエラーを誘って、一、三塁。ここで金城のゲッツーの間に野中が先制のホームイン。二死走者なしと言う場面で回ってきた村田に対して、中日先発・朝倉はいきなり3連続ボール。勝負に行っている様に見せかけた四球か?と思われた矢先の4球目にストライクを投げ込んだが、結局、5球もアウトローに外れてのフォアボール。直後の2回、先頭打者として打席に入ったT.ウッズに対して、横浜先発のルーキー・高崎は真っ向勝負でショートゴロに打ち取った。しかし、続く森野に川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに18号ソロを放り込まれて、試合は振り出しに。3回二死一塁で迎えた村田の第2打席、朝倉も今度は初球からストライク。これを打ちに行った村田だが、井端の好守に阻まれて、凡退。直後の4回、連続四死球で無死一、二塁と言う大ピンチでT.ウッズを迎えた高崎は低めにボールを集める投球でカウント0−3としながら、ここから外角へ逃げるスライダーを3つ続ける徹底した攻めで見逃し三振に斬って取った。続いてミスター3ラン・森野をセカンドフライに打ち取ると、李もサードゴロに打ち取って、ピンチ脱出…と思いきや、村田のタイムリーエラーに足を引っ張られ、勝ち越し点を献上。しかし、その裏、この回から代わった山井に対して、横浜はヒットの吉村が二盗と暴投で三塁へ進んだ所で内川がレフト前へ同点タイムリー。更に、二死二、三塁から今度はT.ウッズにタイムリーエラーが飛び出して、2点を勝ち越し。直後の5回、中日は二死一、二塁のチャンスを掴むも、途中出場の上田がファーストゴロに倒れて、二者残塁と川相不在の弊害を露呈。その裏、横浜は一死から打席に入った村田がライト前に弾き返すと、吉村が歩いて一、二塁となったが、古木,内川と倒れて二者残塁。直後の6回、先頭のT.ウッズに対して、高崎はまたも徹底した外角攻め。カウント1−2から明らかに投げ損ねの真ん中高めへの甘い球が投げ込まれたが、まさかの好球にT.ウッズは不覚の空振り。結局、最後は外角球をライト前に軽打するしかなかったが、続く森野がタイムリー二塁打を放って、1点差。更に、一死後、平田がヒットを放ち、一、三塁となったが、ここで代わった木塚の前に谷繁はサードゴロゲッツーに倒れる最悪の展開でまたも川相不在の弊害を露呈。7回、中日4番手・岡本に対して、横浜は先頭の金城がショートへの内野安打。ここで4度目の打席に入った村田だが、2−1と追い込まれると、一発を狙いたい気持ちの強さからかインハイのボール気味の球を強引に振りに行って、空振り三振。直後の8回、またまた先頭打者として打席に入ったT.ウッズに対して、横浜3番手・加藤は荒れ球で外角一辺倒の筈が、真ん中や内角へ行ってしまうも、外角に目が慣れ過ぎたT.ウッズはいずれも空振り。しかし、フルカウントからの外角低めをあまりにも外角に目が慣れ過ぎたT.ウッズは際どいながらもボール球と見極めてしまい、振りに行かずにフォアボール。この儘、追いつけずに終わってしまうと、これが最終打席となってしまうだけに何とかしたい中日だったが、続く森野は空振り三振。そして、李はセカンドゴロゲッツーに倒れる最悪の展開でまたまたまた川相不在の弊害を大露呈。その裏、リードされている場面であるにも拘わらず、アジアシリーズ出場権争奪戦出場権争奪戦とか言うエキシビジョンマッチの為の調整登板か、守護神・岩瀬が登場。しかし、いきなり井端のエラーに足を引っ張られ、川相不在の重さを痛感し、ガックリ来た岩瀬は続く代打・呉本を歩かせると、野中をゲッツーに取りながら、相川も歩かせた所で金城には走者一掃のタイムリー二塁打を浴び、2点を献上。しかし、村田はサードフライに打ち取り、ようやくチェンジ。3点差となった事で守護神・クルーンを投入し、余裕の逃げ切りと思われた横浜だが、クルーンは平田にヒット,谷繁に四球を許すと、代打・中村紀にタイムリー二塁打を浴び、なおも無死二、三塁と一打同点のピンチ。ここで荒木がピッチャーゴロに倒れ、一死となった所で落合監督は何を血迷ったか、井端を引っ込め、代打・柳田を投入。ここでクルーンは暴投を犯したと思いきや、バックネットのフェンスの固い所に当たって、まともに戻ってくる幸運に恵まれ、三塁走者は突入出来ず。結局、柳田は空振り三振。なおも二、三塁の場面が続いていたが、途中出場の藤井もあえなくショートゴロに倒れて、二者残塁と川相不在の弊害を露呈し、T.ウッズはあと一歩で巡ってきた第5打席のチャンスを潰され、今季の本塁打王獲得は完全消滅した。中日は拙攻拙守を繰り広げる無様な戦いで対横浜6年ぶりの負け越しを喫して、今季全日程を終了。アジアシリーズ出場権争奪戦出場権争奪戦とか言うエキシビジョンマッチに向け、大きな不安を残し、来季からの川相現役復帰待望論はより一層強まる事となった。
◆S3−6C◆
ヤクルト先発・石川に対して、広島は初回、二死一塁から新井,嶋,梵の3連続タイムリーで3点を先制。2回、広島先発・長谷川に対して、ヤクルトは4番に入った青木がヒットで出塁。暴投と、この日が引退試合と言う事で5番でスタメンマスクとなった中井美穂の旦那のライトフライで三進した後、リグスの犠飛でホームイン。1−3で迎えた5回、広島は一死から栗原が二塁打を浴びせると、続く新井がレフトスタンドへ28号2ランをぶち込んで、5点目を追加。4点を追うヤクルトは6回一死から本塁打王争いの伏兵・ガイエルのショート後方へのフライをショート・梵とレフト・井生が交錯。ボールが無人のレフトを転々とする間にガイエルは一気に本塁を陥れる34号ランニングホーマー。8回にルパン広瀬の一発で再び突き放されたヤクルトだが、その裏、ガイエルが村田に1本差と迫る2打席連続の35号ソロを叩き込み、3点差。この後、二死一塁で中井美穂の旦那の打席を迎えると、何と昨夜引退試合を終えたばかりの佐々岡がサプライズ登板。今季でユニフォームを脱ぐ者同士の対決はショートゴロで佐々岡に軍配が上がった。9回は守護神・永川が反撃を断ち、最下位脱出。広島はこれで全日程を終了となり、ヤクルトは残り2試合を連勝しなければ、最下位が確定する。
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April 19, 2007 23:53
◆G8−1C◆
前回、3年ぶりの白星を掴んだ木佐貫。それがフロックかどうか、真価を問われる今回の登板で6回を5安打1失点とまずまずの内容で、打線の援護にも恵まれて、2連勝。開幕前から15勝すると豪語していたとの事だが、それを信じるのは気が早いにしても、上原とパウエルの復帰が遅れても何とかなると思わせる存在になってきたのは何よりだ。さて、「素行の悪くない巨人直輸入助っ人をとりあえず応援してみる会」会員として気になるホリンズはまたもタイムリーを1本と乗ってきた。早いトコ、ゴンザレスにも復帰して欲しい所なのだが、キムタクがこの日も3安打を放つなど好調をキープしており、戻ってきても居場所があるか心配になってきた。
◆D9−7T◆
ナゴヤドームでの嫌なジンクスを打ち砕くかの様な圧勝劇から一夜、この日も5回までに7点を奪う猛攻で人斬り抜刀斎をKOと快勝ムードの阪神だったが、ナゴヤドームの鬼門ぶりは一度の圧勝くらいでは解消出来はしなかった。先発・ボーグルソンが突如崩れて、その裏、5失点であっと言う間に1点差。これで完全に流れを引き寄せた中日は7回に英智,井端の連続タイムリーで逆転勝ちを果たし、首位転落の危機を免れた。グラセスキは中継ぎで早くも3勝目と勝ち運の強さを見せつけているが、依然としてエースらしい投球を見せられない人斬り抜刀斎が気がかりだ。序盤はあれだけ押していた阪神だが中盤以降は攻めあぐね、4併殺を喫する拙攻ぶりでまた1つナゴヤドームでの嫌な黒星を増やしてしまった。
◆S1−14YB◆
2戦続けて雨天中止となったこのカード。亡命前から横浜をカモにしていたヤクルト先発・石井一だったが、初回から相川に満塁弾を浴びるなど6失点。続く2回にも連続タイムリーを浴びるなど3点を失い、一死も取れずにKOとなる大炎上。以降も横浜は着々と加点し、計15安打14点の猛攻で大勝した。先発・加藤は8回で10三振を奪い、青木の一発による1失点のみに抑える好投で今季初勝利。中井美穂の旦那は久々のスタメンマスクで史上37人目となる2000試合出場を飾りたい所だったが、ワンサイドゲームとなった上、その状況で盗塁を仕掛けられた事にブチきれ、更に、遠藤が村田に頭部死球を食らわせて危険球退場となった際、審判に暴言を吐いて退場となる失態で記念試合を自ら踏みにじってしまった。
◆E3−1H◆
よもや悪の温床・楽天相手に3タテを食らおうとは…。9回二死からタイムリーエラーで完封を免れるのが精一杯とは…。これが本当に王さんの為にV奪回を狙うチームの姿なのか!? しかし、このあまりにも無様な試合運びを展開するに至る原因に思い当たる節があった。そう、恒例の水島の呪いである。虚弱投手・里中の前にパーフェクト寸前に追い込まれる様な無体な扱いを受けているとなれば、最早、呪い効果の直撃は避けられないと言うものだ。これでとうとう借金生活とは、泣けてくる…。尚、悪の温床・楽天は創立3年目にして初の本拠地での3タテとなった。
◆L6−2F◆
自らの誕生日を白星で祝いたい伊集院光の弟子・金村だったが、中島の犠飛とベンちゃんのタイムリーで初回から2失点。その後、ルーキー・岸との投げ合いとなり、1点差で終盤を迎えたが、8回二死満塁のピンチに細川,中村と連続タイムリーで3失点と踏ん張りきれず、無念の完投負け。白星はゲット出来ず、FA権をゲットするに留まった。岸は序盤の相次ぐピンチを凌ぎきってからリズムを取り戻し、7回一死まで投げ、リリーフの援護を仰ぎながらも2勝目をマークした。
◆M5−1Bs◆
偽バファローズ先発・川越に対して、初回のチャンスは逃したものの、2回にベニー松山の先制タイムリー二塁打で主導権を握ったロッテ。中盤に入ると、ズレータが2本のアーチにタイムリー二塁打と爆発し、突き放した。先発・小林宏は早川のダブルエラーで1点を失ったが、7回を自責0の好投で3勝目。何故か、小林雅を差し置いて投入された薮田が今季初セーブをマークした。
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October 02, 1998 23:30
◆木田画伯、ついにアメリカ進出!
今オフFA宣言をして、月刊ジャイアンツでの連載を再開すると思われていた木田画伯だが、何と、アメコミ界への進出を図っている事が発覚した! 今年開催した個展の成功が契機となった模様だが、それでもアメリカと言う未知の領域で成功の保証はない為、副業先として、ドジャース、エンゼルス辺りを考えているそうだ。
◆Wヘッダー連敗、Bクラス転落の危機!
逆転優勝を懸けて臨んだ西武とのWヘッダーだったが、あっさり連敗し、首位奪回どころか、ゲーム差は一気に3まで開き、西武のマジックをむざむざ4つも減らしてしまった。これで、5位オリックスとの差も1.5差となり、優勝どころか、5位にまで落ちぶれる危機的状況となってきた。
◆対横浜、悪夢の7連敗!
直接対決がたくさん残っているから、まだまだ分からない…と、何度となく言われた横浜と中日の優勝争いだったが、結果は、中日が悪夢の7連敗で、横浜のアシストをしまくるだけの事であった。先の巨人−横浜3連戦で川相がフル出場していれば、こうも横浜を調子づかせる事はなかったのだろうが、もって、茂雄の選択は愚かだったと言えよう。
◆川口、引退登板へ赤信号!
今季限りで引退する川口の登板が今季最終戦となる10月3日に予定されているのだが、先発投手は15勝とハーラートップタイで並んでいる桑田が濃厚。桑田の最多勝がかかっているとなると、僅差でもつれたまま、終盤に突入した場合、川口を登板させられなくなる危険性が出てきたのだ! 昨年のワッチー宮本の引退試合でも、暴挙率1位投手・ガルベスがあわやノーヒットノーランの快投で、やむなく、代打での出場の準備をしたと言う逸話があるが(結局、8回で記録は絶たれたので、無事登板出来たのだが)、はたして、川口は、その憂き目に会ってしまうのか!?
◆阿波の金太郎、投手コーチへ!
悪太郎・堀内が退陣する事が既に決定している巨人だが、投手陣再建の為、鹿取二軍コーチの一軍昇格が内定し、鹿取と入れ替わりで池谷が二軍へ降格。更に、阿波の金太郎・水野を入閣させる事がほぼ確実となった。現役時代、先発、中継ぎ、抑えとこなした経験から、投手交代機や調整法での手腕発揮を期待されているが、誰が投手コーチをやろうと、マウンドに相談に行っている隙に、茂雄が勝手に代えてしまうので、投手起用についての効果は、あまりないだろう。結局、鹿取、水野が投手コーチと言う事は、どうやら山田には断られた様だ。しかし、山田が来てしまったら、いかに茂雄の不可解な投手起用でも成功しかねないので、セ・リーグが混戦になるには、これでよかったと言えるのかもしれない。
◆上原獲得赤信号! 一転、松坂指名か!?
ドラフトの超目玉、上原(大体大)が、新人では日本人初のメジャー契約を結べる事が濃厚とみて、渡米を決断! 終身雇用保障や、将来メジャー行きを容認してもいい、とまで言って交渉し続けていたものの、袖にされた格好の巨人のドラフト戦略は、一気に白紙に! これにより、競合指名のリスクにびびって回避した松坂の指名に走る可能性が高まってきた。ただでさえ、横浜以外は日石入りの方向でいる松坂を、こんな展開による指名で引き当てた所で、果たして、翻意させる事が可能なのか!?
◆中井美穂の旦那、来オフFA宣言!
、ノムさんが辞めた事で、来季から若松傀儡政権を指揮する事が濃厚と思われる古田が、残留する事を基本線としながらも、来オフ、FA宣言する方向でいる事が明らかになった。当然ながら、今年は複数年契約を結ぶ意志はない模様。球団は、そうはさせじと、最低でも5年以上の複数年契約を画策しているが、果たして!?
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