内海哲也

April 13, 2007 21:58

◆G4−2S◆
マッスル千代の富士の初回先頭打者アーチで先制した巨人は更に、ニックンのタイムリー二塁打,阿部の犠飛で早くも3点をゲット。ヤクルト先発・石井一は2回から立ち直りつつあったが、巨人は追加点の欲しい頃合いの中盤5回、ガッツのタイムリーで貴重な1点を追加。巨人先発・内海は初回からキレのいいボールで三振ショーを展開し、5回で早くも9三振。6回に連打でピンチを作り、併殺崩れの間に1点を許したが、田中浩相手に10個目の三振を奪って傷口を広げない。8回に寿司職人ラミレスに被弾し、完投は逃したものの、会田−林と繋いだリリーフ陣が踏ん張って、逃げ切りに成功。内海はこれで左腕開幕投手としては球団史上初となる開幕3連勝をマークした。それにしても、またしても使って貰えなかった豊田が気がかり。若大将・原監督曰く「本来なら豊田だが、今日は大事に…」との事で林を使った…って、そりゃ、完全に守護神失格の烙印を押したと同意ではないか?

◆C−D◆
降雨中止。

◆T4−6YB◆
開幕からのぬけぬけ記録を更新させる為には勝たなくてはならない横浜。エースでありながら、開幕2連敗でぬけぬけが続いている要因を作っていたハマのチンピラだが、雨天中止が1試合挟まった事により、ようやく偶数試合(=勝ち試合)に出番が回ってくる事に…。これで記録更新の可能性は高まったかに見えたが、初回から無死三塁と言う絶好のチャンスを逃してしまうと、その裏、いきなりキュラソ星人のタイムリーで先制点を献上する始末。その後、杉山,ハマのチンピラの投げ合いで膠着状態となり、試合は1−0の儘、終盤へ突入。ぬけぬけ更新へ意欲を燃やす横浜は7回、代打・メカゴジラが犠飛を打ち上げ、ついに同点。更に、ハマのチンピラが自らを援護するタイムリー二塁打を放ち、2点を勝ち越し。その裏、鳥谷のタイムリーで1点差とされるも、すかさず鈴木なおのりのタイムリー二塁打等で3点を追加。これで決まったかと思いきや、粘る阪神はその裏、矢野に2点二塁打が飛び出して、2点差。土壇場9回には守護神・クルーン相手にいきなり先頭の鳥谷が二塁打。二死を取られたものの、ここで主砲・キュラソ星人に同点アーチを期待…と言う盛り上がる場面。しかし、カウント1−2と言う所で降りしきっていた雨が強くなり、よりにもよってここでコールドゲームが成立。何とも消化不良な展開となったが、これもぬけぬけの魔力か、横浜は記録を12試合に伸ばし、ハマのチンピラはようやく今季初勝利をマークした。

◆Bs7−4H◆
川崎が戦線離脱してから連敗モードに入っているソフトバンクだが、今度は柴原が前夜の自打球にる右脛痛でスタメン落ちと、着々とスタメンの攻撃力が低下するばかり。しかし、そのおかげで久々のスタメンの座が回ってきた江川が、3回、プロ初アーチを放って、1点を先制。その裏、ラロッカの犠飛で追いつかれるも、直後の4回、またまた江川が満塁の走者を一掃するタイムリー三塁打を放って、3点を勝ち越し。だが、折角リードを貰ったと言うのに先発・神内がその裏、大西に2ランを被弾し、瞬く間に1点差。7回には2番手・山村が平野恵にタイムリーを許して、試合は振り出しに。更に、8回には3番手・三瀬が四球を出しただけで引っ込むと言う何しに出てきたんだから分からない失態を演じると、4番手・藤岡が下山に勝ち越し3ランを叩き込まれ、試合を決められた。これでソフトバンクは3連敗となり、3位転落。大村が6番に落とされた事に江川の活躍が重なり、下位打線は機能したが、逆に上位打線が全く機能しなかったのが痛かった。

◆F0−2E◆
前回に続いて、またもや最下位決戦となってしまったこのカード。最下位の座はもうシーズン終了まで悪の温床・楽天に任せておきたい日本ハムだったが、伊集院光の弟子・金村が初回から礒部のタイムリーで先制を許すと、その裏、ノーヒットで満塁のチャンスを貰いながら、三者残塁に終わると言う何とも嫌な立ち上がり。日本ハムは続く2回にも一、二塁のチャンスを逃す拙攻を展開。すると、その隙にとばかりに悪の温床・楽天は4回、草野の犠飛で突き放す。投げては潰していた右手のマメがようやく完治した新助っ人・林が6回を散発2安打無失点の好投を展開。危なげのない投球ながらノムさんは7回から継投策へ切り替えると、ここから5人の投手を繰り出す小刻みな起用で完封リレーを達成。日本ハムは20イニング連続無得点と言う打線沈黙ぶりで伊集院光の弟子・金村を見殺し、最下位脱出に失敗した。

◆M12−1L◆
過去2試合、好投虚しく打線に見殺され、勝敗がつかずにいるロッテ先発・成瀬は、またいつまでも援護を貰えないのでは…と言う不信感からか、立ち上がりから落ち着きかなく、片岡,中島に連打を浴びて先制点を献上。何とか成瀬を援護したいロッテ打線はその裏、満塁のチャンスを掴み、絶好調の青野を打席に迎えるが、センターフライに倒れて、三者残塁。しかし、続く2回に早川が移籍初アーチとなる2ランを放ち、逆転に成功。これで流れを掴んだロッテは4回にはサブロー,TSUYOSHIのタイムリーで一気に3点を追加。これで完全に主導権を握ったロッテは終盤にも着々と加点し、終わってみれば、12安打で大量12点。今季初めて大量リードを背に投げられた成瀬は7回1失点で今季初勝利を飾った。

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April 06, 2007 22:34

◆G6−1T◆
当サイト推奨助っ人・ゴンザレスが開幕早々ハマのチンピラにスナイプされた後遺症により、ついに登録抹消となる悲劇に見舞われてしまった巨人はゴンザレスの代わりに5番に入っている怒濤のチャンスブレーカー・ニックンが初回から絶好のチャンスを潰す相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮する嫌な立ち上がり。先発・内海も開幕戦で好守に渡って援護してくれたゴンザレスの戦線離脱に動揺を隠せず、2回に満塁の走者を背負うも、ここで下柳を打ち取り、何とかピンチ脱出。するとの、その裏、もう一人の新助っ人・ホリンズが先制タイムリー。更に、マッスル千代の富士,松田記者にも連続タイムリーが飛び出して、3点。4回には李が3ランを叩き込み、下柳を早々とKO。内海は5回にシーツのタイムリーで1点を許したものの、尻上がりに安定感を増していき、完投で2勝目をマークし、チームの連敗を2で止めた。一方、またも拙攻三昧で連敗を喫した阪神。上位打線は当たっていると言うのに、下位打線の壊滅的な貧打ぶりが泣けてくる。浜中,関本と0割台の打者が二人もいて、矢野も1割台と来れば、これで得点が入る方が不思議と言う状態だ。

◆D6−3YB◆
当ブログ推奨助っ人・ゴンザレスの手首を粉砕する罰当たりな真似をかましたハマのチンピラに対して、中日はこの日で通算1000試合出場となった福留の犠飛で先制すると、更に、李の犠飛等でこの捨て、3点。しかし、立ち上がりからピリッとしない朝倉に対して、横浜は不振の吉村に代わって、今季初スタメンとなったメカゴジラのタイムリーで1点を返すと、4回にはまたもメカゴジラがタイムリー二塁打を浴びせ、朝倉をKO。1点差に追い上げられた中日は6回に井端が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに今季初アーチとなる3ランを叩き込み、試合を決定付けた。横浜は初回に2失策の失態をかましたガッツな貴公子・仁志が汚名返上の移籍初アーチを放ち、追い上げたが、最後は3連投となる岩瀬が反撃を断ち切り、球団新の通算117セーブ目。2番手めグラセスキは2回を無失点に抑える好リリーフで昨日に続いての白星をゲットした。

◆S2−0C◆
ヤクルトの先発は金村(日本ハム)の師匠・伊集院光が「合体変形ロボみたいで名前が凄ぇかっこいいから」と言う理由で一押しの新助っ人・グライシンガー。これに対して、広島は求道者・前田,新井の連打で初回から絶好のチャンスを掴んだものの、嶋が倒れて、先制ならず。以降、すっかり当たりが止まってしまった味方打線のいつ貰えるか分からない援護を待ちながら、3回まで無失点と踏ん張っていたルーキー・青木高だったが、4回、満塁のピンチを迎えると、リグスのファーストゴロの間についに先制点を献上。6回には青木に一発を浴びて、2失点で降板となり、この日も好投は報われず。一方、グライシンガーは7回無失点でリリーフ陣に後を託すと、木田画伯−高津と繋いで、完封リレーを達成。グライシンガーは来日初勝利。貧打続きの広島だが、意外にも完封負けは今季初だった。

◆Bs2−5L◆
ルーキー・岸,川越の相譲らぬ好投で序盤は0−0の投手戦。4回に前夜の殊勲者・ラロッカに2試合連続となる先制弾が生まれ、ようやく均衡が崩れたが、以降も二人の投げ合いは続き、膠着状態の儘、終盤へ突入。好投のルーキーを何とか援護したい西武は7回、G.G.佐藤の逆転2ランを皮切りに6連打を浴びせて、大量5点のビッグイニングを形成。8回まで散発3安打に抑え込んでいた岸はプロ初完投を賭けて、9回のマウンドへ。簡単に2人を打ち取って、初完投初勝利は決まったかと思いきや、ここから一、二塁のピンチを迎えると、北川にタイムリーを浴びて、ついにKO。代わった小野寺は前回、岸のプロ初勝利を粉砕する失態を演じたが、この日はきっちりと後続を断ち、逃げ切りに成功。岸は初完投こそ逃したものの、デビュー2戦目にして嬉しいプロ初勝利を飾った。

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