内川聖一村田修一
March 07, 2009 22:19
勝てば、サンディエゴラウンドへの進出が確定する一戦。韓国の先発・金廣鉉は北京五輪でも日本を苦しめた存在として、警戒を強めていたが、大ブレーキとなっていた鈴木一朗が怨敵・韓国を目の前にしてついにスパークしたのか、決め球のスライダーを叩いて、合宿中の練習試合を通して初となる外野への安打。これで意気の上がった日本は中島,青木と3連打を浴びせて、早くも先制。なおも一、二塁のチャンスに村田,ガッツが連続三振に倒れて、嫌な空気が流れ始めたが、ここで金廣鉉対策としてスタメンに抜擢された内川が三塁線を痛烈に破る走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、この回3点。しかし、その裏、満を持して登板となった前大会MVPの霊感投手・松坂が一死から連打を浴びるピリッとしない投球。この時、一気に二塁を狙った金賢洙を村田が判断で刺したのも束の間、続く金泰均にレフトスタンドへ看板直撃弾を叩き込まれて、あっと言う間に1点差。何とか突き放したい日本は直後の2回、J.マッケンジーのヒット,岩村の四球の後、スパーク中の鈴木一朗が三塁線へ絶妙のセーフティバントを決め、無死満塁。ここで中島が粘った末に押し出し四球を勝ち取ると、青木のゲッツー崩れの間にも1点を追加。更に、村田が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドギリギリへ2試合連続となる3ランを放ち、金泰均をKO。これで完全に勢い付いた日本は4回にスパーク中の鈴木一朗が3本目のヒットで出るや、足を生かして、9点目のホームイン。5回には中島のタイムリー,青木の犠飛で2点を追加。6回にはJ.マッケンジーが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに2ランを叩き込むと、7回にも1点を加えて、12点差。霊感投手・松坂は4回まで投げきると、5回からは渡辺俊−杉内−岩田が無失点リレーで繋ぎ、日本は会心の7回コールドでサンディエゴラウンド進出を決めた。
やや劣勢とは言え、勝機は十分にあるとは思っていたが、あそこまで湿っていた打線が大爆発しての圧勝は流石に予想の範疇を越える内容だった。やはりと言うか、韓国に恨み骨髄の鈴木一朗は燃えさかる敵愾心から完全にスパーク。鈴木一朗の復活も大きかったが、4番に座っていた稲葉を外してまで起用された内川の2点二塁打が見事。追加点のチャンスが4,5番の連続三振で潰えようとしていた矢先だけに値千金の一打だった。霊感投手・松坂も初回から被弾した上、いきなり29球も投げさせられて、どうなる事かと思われたが、尻上がりに調子を上げて、韓国に流れが移るのを食い止め、何とか前大会MVPの面目を保ったと言えるだろう。さて、中国が台湾を破った事で、東京ラウンド1位突破を懸ける相手は、韓国,中国に絞られたが、どちらが来るにせよ、敗れても支障はないとは言え、サンディエゴラウンドでも対戦する事になる訳で、相手に苦手意識を持たせる為にもきっちり叩いておきたい所。まぁ、韓国はなまじ叩き過ぎると、前大会の逆のパターンでしっぺ返しを食らう危険が増す様な気がしないでもないが…。それにしても、相変わらず、中居が無駄にうるさいわ、中井美穂の旦那も相変わらず、「OK〜!」の連発が鬱陶しいわ、テレ朝の中継はストレスが溜まるな。
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