佐藤友亮
August 01, 2010 22:40
◆C2−13G◆
3タテ阻止を託された広島先発・ジ・oは初回は簡単に三者凡退に斬って取るも、続く2回、先頭の寿司職人ラミレスに34号先制ソロを被弾すると、二死後、当ブログ推奨助っ人・江戸川にも8号ソロを被弾。3,4回と3人ずつで退け、立ち直ったかに思われたが、5回二死三塁から福田をサードゴロに打ち取り、チェンジ…と思いきや、これを小窪が悪送球。これでガックリ来たのか、坂本,松本,ガッツと3連続タイムリーで3点を失い、この回限りでKOとなった。巨人は7回にも一死三塁から坂本が犠飛を打ち上げると、8回にはガッツが21号ソロを叩き込み、7点目。その裏、天谷の4号2ランで2点を返されるが、9回、7長短打を集中し、ダメ押しの6点を奪い、試合を決定付けた。先発の福田は5回2/3を無失点で切り抜け、2勝目をマーク。
◆T7−6D◆
中日は初回、二死走者なしから森野が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ14号先制アーチを叩き込むと、ブランコが歩いた後、ベンちゃんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ通算250号となる28号2ランをぶち込んで、この回3点。その裏、新井のタイムリーで1点を返されるが、直後の2回、先頭の堂上直が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに2号ソロを放ち、4点目。しかし、その裏、先発・岩田か突如、制球を乱し、3四死球で一死満塁のピンチ。平野のセカンドゴロの間に1点を返されると、マット・マートンには走者一掃の同点タイムリー三塁打を浴びた挙げ句、暴投をかまして、勝ち越し点を献上。阪神は5回には内野ゴロの間に1点をあげ、6点目。堂上直の一発以降、13人連続凡退していた中日は6回、森野が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにこの日2本目となる15号ソロを放り込み、1点差。しかし、その裏、阪神は連打で作ったチャンスに鳥谷がタイムリーを浴びせ、2点を追加。タイムリーどころか一向に単打すら出ない中日は8回、森野が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに2打席連続3本目となる16号ソロをぶち込むと、続くブランコも川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに23号ソロを放ち、1点差。土壇場9回には二死から堂上剛,荒木と連打を浴びせ、一、二塁と一打同点の場面を作るが、最後は大島が空振り三振に倒れ、万事休す。8回まで6本のヒットが全てホームランと言う極度の一発依存症,タイムリー欠乏症を大露呈した中日はこの3連戦負け越しとなり、首位戦線から遠のいた。阪神先発・下柳は5回2/3で4発被弾の5失点と不本意な内容ながら、打線の援護に恵まれ、6勝目。
◆S1−3YB◆
ホワイトセル,デラクルスの来季残留が内定する中、自らも来季残留をアピールしたいバーネットだったが、初回一死から石川にヒット,ハーパーに四球を許した所で村田にタイムリーを浴び、先制点を献上。しかし、以降は立ち直り、7回まで僅か1安打と抑え込み、追加点を許さない。何とかバーネットを援護したいヤクルトだったが、横浜先発のルーキー・加賀の前に6回までゼロ行進。しかし、7回、先頭の相川がセンター前に弾き返すと、宮本が送った後、川端がタイムリーを放ち、ついに同点。バーネットの代打・上田が送った後、青木が敬遠され、一、二塁としたものの、田中がショートゴロに倒れて、勝ち越しならず。すると、直後の8回、この回から登板のマツ・オカがいきなり内川を歩かせると、一死二塁となった所で、ハーパーのライトフライをガイエルがエラーし、二、三塁のピンチ。ここでマツ・オカが痛恨の暴投をかまし、勝ち越し点を献上すると、村田のショートゴロの間にも1点を許し、この回2失点。土壇場9回、横浜守護神・山口に対し、ヤクルトは先頭の相川が二塁打で出ると、二死後、代打・畠山が歩いて、一、二塁とするが、反撃もここまで。最後は青木がショートフライに倒れて、ゲームセット。7回のピンチを切り抜けた4番手・真田が1球で3勝目をあげた。
◆M9−12H◆
初回、オーティズのタイムリーで先制されたロッテはその裏、一死から連続四球で拾ったチャンスに水島の呪いで不振に喘いでいた金が7月18日以来となるタイムリー二塁打を放ち、同点。更に、大松,サブローと連続二塁打で3点を勝ち越すと、竹原の内野安打の後、本多がタイムリーエラーを犯して、この回5点。ソフトバンクは3回、松田,長谷川の連続タイムリーで3点を返し、1点差と詰め寄るが、その裏、清田のタイムリーで1点を失うと、更に、一死満塁のピンチで松田が走者一掃のタイムリーエラーをかまして、点差は5点に拡大。しかし、直後の4回、ハマのスペランカーが16号3ランを叩き込むと、5回には二死走者なしから連打で一、二塁とした所で小久保のタイムリーが清田のエラーを誘って、一気に同点。続く6回には一死から四球と連打で満塁とした所で本多がレフト前へ勝ち越しのタイムリーを放つと、オーティズも犠飛を打ち上げ、11点目。更に、7回にも松田の犠飛でダメ押しの1点を追加。4回以降は4人のリリーフがノーヒットと完全にロッテ打線を封じ込めた。3番手の甲藤は2回無失点で2勝目。
◆F6−7L◆
初回二死一、二塁のチャンスは潰した西武だが、続く2回、二死から佐藤がヒットで出た所で細川がライトスタンドへ7号先制2ラン。その裏、日本ハムは一死満塁と一打同点の場面を作るが、鶴岡がサードゴロゲッツーに倒れる最悪の展開。直後の3回、西武は平尾,栗山の連打で二、三塁とした所で中島が走者一掃のタイムリー三塁打を浴びせると、フェルナンデスがライトへ犠飛。更に、ブラウンが19号ソロを叩き込み、日本ハム先発・八木をKO。5回までゼロ行進を続けてきた日本ハムは6回、一死満塁から糸井が走者一掃のタイムリー三塁打を浴びせると、続く陽もタイムリー二塁打を放ち、西武先発・帆足をKO。続く7回にはヒットの金子誠を二塁に進めた所で劇団ひちょりがセンター前へタイムリーを放ち、1点差。更に、稲葉もヒットで繋ぎ、一、三塁となった所で小谷野がセンターへ犠飛を打ち上げ、ついに同点。6−6で迎えた土壇場9回、日本ハム5番手・菊地に対し、西武は金子誠のエラー,フェルナンデスの四球で無死一、二塁のチャンス。ここからブラウン,高山と打ち取られるも、ここまで3安打と当たっている佐藤がタイムリー二塁打を放ち、勝ち越しに成功。その裏、日本ハムは守護神・シコースキー相手に一死から連打を浴びせるも、小谷野,糸井の4,5番が凡退し、あと一歩及ばなかった。西武4番手・長田は1回2/3を無失点の好リリーフで3勝目。
◆E3−2Bs◆
6月29日以来の登板となる楽天先発・田中に対し、偽バファローズは初回無死二塁に続き、2回も無死満塁と絶好の先制チャンスを掴みながら、山崎浩はセカンドフライ、鈴木,坂口と連続三振に倒れて、またも無得点。ピンチを脱した楽天はその裏、一死からルイーズがレフトスタンドへ7号先制ソロを叩き込むと、続く3回には嶋,牧田の連打で二、三塁となった所で聖沢がセンター前へ2点タイムリー。3点を追う偽バファローズは7回、ヒットのカラバイヨを一塁に置いて、バルディリスがタイムリー二塁打を放ち、田中をKO。二死後、坂口がタイムリー内野安打を浴びせて、1点差。その裏、楽天は二死から3連打で満塁とするも、聖沢がショートゴロに終わり、三者残塁。点差は広げられなかったものの、青山−小山と繋いで逃げ切った楽天は辛くも3タテを免れた。田中は6回0/3を2失点で6月6日以来の9勝目をマークした。偽バファローズの連勝は7でストップ。
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May 02, 2010 22:15
◆T8−7G◆
負ければ首位転落となる巨人は戦列復帰したエース・内海を先発起用。3回まで無失点に抑えていた内海だが、4回に阿部のタイムリーで先制点を貰ってからおかしくなり、その裏、3連打で無死満塁のピンチを背負うと、内野ゴロ2つで勝ち越しを許してしまう。続く5回にはマッスル千代の富士,脇谷がエラーと立て続けに足を引っ張られると、鳥谷にタイムリーを浴びて、今季最短のKO。更に、代わった久保は二死後、J.マッケンジーに6号3ランを被弾。5点を追う巨人は直後の6回、寿司職人ラミレスのタイムリーの後、阿部,松田記者の連続アーチで1点差。続く7回には無死一、三塁から久保田のエラーで追い付くと、更に、一死二、三塁から久保田の暴投で労せずして勝ち越し。しかし、その裏、キャンプから先発として体を作ってきたにも拘わらず、クルーンの離脱で開幕から半月程で中継ぎ復帰を強要されて以降、出ては炎上の繰り返していると言うのに、クルーンが復帰したにも拘わらず、一向に先発に戻して貰えない山口が新井に4号同点ソロを被弾。続く8回には代打・関本に2号ソロを被弾し、勝ち越し点を献上。土壇場9回、巨人は守護神・藤川に対し、一死一、二塁のチャンスを作ったものの、脇谷,ガッツと連続三振に倒れて、ゲームセット。阪神は3連戦3連勝でついに首位浮上となった。
◆C4−3D◆
中日先発・山内に対し、広島は初回、一死から梵のヒット,天谷の四球で一、二塁とした所で栗原がレフト前に弾き返して、梵が先制のホームイン。一方、中日は初回のチャンスをゲッツーで潰し、2回もエラーで先頭打者を出しながら、後続3人が凡退。3回にも一死一、二塁のチャンスに井端がゲッツーと怒濤の拙攻三昧。すると、4回二死から川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにベンちゃんが2試合連続の9号ソロを叩き込み、ようやく同点。1−1で迎えた6回、広島は先頭の栗原がレフトスタンドへ3号ソロをぶち込んで、勝ち越しに成功。更に、ルパン広瀬が荒木のエラー出ると、二死二塁となった所で倉がレフト前へタイムリーを放ち、3点目。2点を追う中日は先頭の井端が四球で歩くと、森野が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに6号2ランを放り込み、一気に同点。3−3で迎えた土壇場9回、広島は先頭の代打・石井タクローが荒木のこの日2つ目のエラーで出塁。倉が送った後、赤松がヒットを放ち、一、三塁となった所で東出がセンター前へタイムリーを放ち、サヨナラ勝ち。一時は同点弾を浴びた高橋に4勝目が転がり込んだ。1点を争う展開でありながら、またもや求道者・前田を使いそびれると言う広島首脳陣の勝負所に対する見極めの甘さが露呈し、今後に大いに不安を残す事となったのは言うまでもない。一方、中日は3併殺を食らい、一発でしか点の取れず、最後はエラーで負けると言う無様な試合を繰り広げており、名手・川相二軍監督の現役復帰を待望する声が強まる一方だ。
◆S1−4YB◆
横浜は3回、一死から石川の二塁打,内川の四球で一、二塁とすると村田がライト前へ先制タイムリー。更に、二死二、三塁となった所でカスティーヨに2点タイムリーが飛び出し、この回3点。5回にはこの日2安打と当たっている村田がレフトスタンドへ5号ソロを放り込み、4点目。亡命先から出戻り初登板となる大家は6回まで無失点の好投を展開。7回、先頭の武内に3号ソロを被弾するなど、この回途中で降板となったが、牛田−山口のリリーフを仰いで、出戻り初勝利となった。
◆H2−4M◆
ついに首位に立った好調・ソフトバンクはこの日も初回から二死一、二塁とすると、ハマのスペランカーのタイムリー二塁打で先制。なおも二、三塁のチャンスは続いたが、松田は三振に倒れて、1点止まり。ソフトバンク先発・大隣の前に3回までノーヒットと沈黙していたロッテは4回一死から金,大松と連打を浴びせると、二死後、ゼブラ今岡が同点タイムリー二塁打。続く5回には四球の南を二塁に進めると、荻野貴,井口と連続タイムリーを放ち、2点を勝ち越し。8回にはヒットの荻野貴が二盗とセカンドゴロで三進した所で金が犠飛を打ち上げ、4点目。3点を追うソフトバンクはその裏、オーティズの3戦連続11号ソロを叩き込むが、後が続かず、1点止まり。最後は小林宏の前に反撃を断たれて、連勝は5でストップし、1日で首位の座から陥落した。15試合の中継ぎ登板を経て今季初先発となったマーフィーは5回を1失点に抑え、来日初勝利をマークした。
◆F1−4L◆
0−0の儘、迎えた5回、西武は一死から細川が二塁打を浴びせると、続く佐藤が2年ぶりとなる2ランを放り込み、先制。続く6回には一死から内野安打で出た中村を一塁に置いて、ブラウンが5号2ランを放ち、2点を追加。日本ハムは7回、二死満塁と一発が出れば一気に同点のチャンスに代打・高橋を投入するが、サードゴロに倒れて、無得点。9回にあの男の全く勝敗に影響しない3号ソロで完封を免れるのが精一杯だった。西武先発・帆足は8回途中まで無失点の好投で4勝目を飾った。
◆E3−2Bs◆
初回、偽バファローズは二死から赤田の二塁打,北川のタイムリーで先制。更に、続く後藤もヒットを放ち、チャンスを広げたが、ラロッカは三振を喫して、二者残塁。すると、その裏、楽天は聖沢の二塁打に2つの四球で一死満塁とした所で中村紀が同点犠飛。続く嶋もタイムリー二塁打を放ち、勝ち越しに成功。続く2回にも一死満塁のチャンスを作った楽天は鉄平の犠飛で3点目を追加。2回以降、ゼロ行進が続いていた偽バファローズだが、8回から継投モードに入った楽天に対し、一死から赤田が5号ソロを叩き込み、1点差。更に、連打と四球で満塁とワンヒットで逆転のチャンスを作るが、4番手・有銘の前に代打・下山が三振、5番手・川岸の前に代打・バイナムがキャッチャーファールフライに終わり、三者残塁。9回にも坂口の二塁打,赤田の四球で二死一、二塁としたものの、最後は2安打の北川…に8回から代走で代わっていた大引が三振に倒れて、あと1点が届かなかった。楽天先発・田中は7回まで8安打を浴びながら、1失点で切り抜け、4勝目。
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October 05, 2009 23:05
◆S−G◆
降雨中止。
◆YB0−3C◆
松田オーナーが野村氏を次期監督として打診する意向を示し、今後、幾ら勝ってもブラウン監督の失脚は動かないとあって意気上がる広島はプロ初登板となるルーキー・小杉に対し、2回、先頭のマクレーンがレフトスタンドへ18号ソロを叩き込み、1点を先制。続く3回には二死走者なしから主砲・栗原が23号ソロをぶち込んで、1点を追加。投げては先発・ルイスが立ち上がりから安定した投球で横浜打線に付け入る隙を許さない。0−2の儘、迎えた7回、ルイスは自ら3号ソロを叩き込み、貴重な3点目を追加。横浜はその裏、吉村,内藤と連打を浴びせるも、後続3人があえなく凡退し、二者残塁。土壇場9回から登板した守護神・永川は一死から連続四球で一発が出れば一気に同点と言うピンチを背負ったが、ここから北川,代打・村田と連続三振に斬って取り、完封リレーを達成。ルイスは7回を10三振無失点の好投で11勝目。
◆F5−10L◆
2年ぶりの優勝へ王手を懸ける日本ハムに対し、目の前での胴上げは見たくない昨年の覇者・西武は試合開始早々、片岡がヒットで出るも、いきなり牽制死の大チョンボ。しかし、ここから赤田,中島と連打を浴びせて、1点を先制。更に、中村も歩いて、一、二塁とチャンスを広げたが、礒?,高山と立て続けに打ち上げて、1点止まり。すると、その裏、日本ハムは一死から劇団ひちょりがヒットで出ると、続く稲葉のタイムリー二塁打であっさり同点。3回には四球の田中を二塁に置いて、稲葉がタイムリー三塁打を放ち、勝ち越し。更に、二死後、スレッジが歩くと、小谷野が走者一掃のタイムリー二塁打を浴びせて、この回3点。直後の4回、西武は先頭の礒?が内野安打で出ると、続く高山が2年ぶりのアーチを放り込み、1点差。6回には一死二、三塁から林の暴投で労せずして同点。更に、代打・佐藤がタイムリーを放ち、ついに勝ち越し。これで波に乗った西武は続く7回に中村が自己新の47号2ラン。中村は9回にも2点タイムリー二塁打を放つと、高山の犠飛でダメ押しの10点目をあげ、日本ハムの胴上げ阻止に成功。2番手の小野寺は3回をパーフェクトの好リリーフで3勝目を手にした。
◆Bs3−6E◆
2桁勝利へリーチをかけてから4試合足踏みしている山本。恐らく今回がラストトライとなる5度目の挑戦に臨んだが、2回、一死からリンデンを歩かせると、二死後、中島,中谷,高須と3連打を浴びて、2失点。4回には一死から青波の長瀬,中島と連打を許し、二、三塁のピンチを迎えると、中谷にライトへ犠飛を打ち上げられて、3点目を献上。楽天先発・田中の前に3回を除いて毎回安打を浴びせながら、あと一本が出ずにいた偽バファローズだが、7回、二死走者なしから坂口の三塁打,小瀬の四球で一、三塁とすると、北川のタイムリー二塁打でようやく1点。更に、ローズがライト前へ2点タイムリーを放ち、一気に同点。しかし、直後の8回、無死一、二塁から青波の長瀬が、光が見えてきた山本の2桁勝利の可能性を無惨に打ち砕く、勝ち越し14号3ラン。偽バファローズはその裏、一死一、二塁のチャンスを逃すと、9回も二死一、二塁のチャンスを生かせず、ゲームセット。粘り勝ちの楽天は辛くも奇跡の逆転Vに望みを繋いだ。田中は8回を投げ、12安打を浴びながらも、3失点で切り抜け、15勝目を飾った。
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May 28, 2009 22:14
◆G8−2H◆
交流戦無敗ロードを突き進むソフトバンクだが、この日は大苦戦。先発・和田が初回からガッツに13号2ランを被弾し、先制を許すと、3回には自らの暴投等で2失点。4回には阿部に9号2ランを叩き込まれると、5回には寿司職人ラミレスに犠飛を許して、今季ワーストの7失点KO。一方、巨人先発・ゴンザレスは相変わらず、四球を全く出さない安定した制球力を武器に、ヒットを打たれても、傷口を広げない丁寧な投球でソフトバンク打線を7回途中まで2点に抑える好投を展開。巨人は7回に寿司職人ラミレスの8号ソロでダメ押しの8点目。ゴンザレスは巨人助っ人史上初となる開幕5連勝を飾った。
◆D2−1E◆
今日も今日とて好投の投手を見殺しにする気満々の中日だが、2回に藤井のタイムリーで先制。しかし、この後、二死一、二塁のチャンスを逃すと、4回二死満塁、7回一死三塁,8回一死三塁のチャンスを悉く逃す相変わらずの拙攻三昧。毎度の事ながら、ロクな援護を貰えない事を最早、観念しているのか、先発・吉見は8回二死まで3安打無四球無失点の好投。高橋,平井を挟んで、満を持して登板した守護神・岩瀬だったが、一死から連打と死球で満塁のピンチを背負うと、中村紀のショートゴロの間に同点とされてしまう。延長10回、中日はベンちゃんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ12号ソロを叩き込み、サヨナラ勝ちを収めたが、拙攻により好投の吉見の白星を粉砕してしまう有様。先発投手陣のモチベーションを下げる一方の打線を何とかする為にも一刻も早い名手・川相の現役復帰が待たれる所である。
◆C4−3M◆
広島先発・ルイスに対して、ロッテは初回、サブローの7号2ランで先制。その裏、赤松のタイムリーで1点を返されるも、直後の2回、一死満塁からフクーラがタイムリーを放ち、再び2点差と突き放す。1−3の儘、迎えた5回、広島は一死から代打・喜田,梵,東出の3連打で1点を返すと、二死後、早坂のタイムリーエラーで同点。更に、嶋がタイムリー内野安打を浴びせて、勝ち越しに成功。広島は6回以降、5人の投手を注ぎ込む小刻みな好投でロッテの反撃を辛くも食い止め、4連勝。代打を出された回に逆転して貰ったルイスに3勝目が転がり込んだ。ロッテ先発・小林は5回4失点とリードを守れず、開幕4連敗。
◆S4−0Bs◆
ヤクルトは2回、先頭のデントナがヒットで出ると、一死後、田中がレフトスタンドへ2号2ランを叩き込み、2点を先制。6回には無死満塁のチャンスに宮本のタイムリーで2点を追加。一方、偽バファローズはヤクルト先発・館山相手に再三再四得点圏へ走者を進めながら、どうしてもあと一本が出ず、スコアボードに0を並べるばかり。結局、13個の残塁を量産しての屈辱の完封負け。館山は7回無失点で開幕6連勝となった。
◆T4−6L◆
初回、キュラソ星人の11号2ランで先制された西武だが、直後の2回、G.G.佐藤の8号2ランであっさり追い付くと、更に、二死二塁から投手の涌井がタイムリー二塁打を放って、勝ち越し。自らの一打でリードを奪った涌井だが、3回、突如、制球を乱して、二死満塁のピンチを迎えると、葛城イクローに痛恨の押し出し死球を食らわせ、試合は振り出しに。同点で迎えた6回、西武は一死満塁から代打・佐藤がタイムリー二塁打を浴びせて、2点を勝ち越し。その裏、阪神は一死一、三塁から狩野のセカンドゴロの間に1点を返し、涌井をKOするが、代わったミッチーの前に代打・悠久の若虎・桧山は三振に倒れて、1点止まり。西武は9回に栗山のタイムリー三塁打で貴重な1点を追加。最後は小野寺が3人で締めて、連敗を3で阻止。涌井は6回途中4失点で降板ながらも、5勝目をマークした。
◆YB−F◆
降雨中止。
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April 11, 2009 21:18
◆G4−1T◆
振ればホームランの空気すら漂うキュラソ星人が初回、二死三塁のチャンスで歩かされて、次の新井が三振に倒れる嫌な展開での阪神はその裏、先発・能見が一死満塁から松田記者にタイムリーを浴びて、2失点。一方、巨人先発・東野は6回までノーヒットの快投。しかし、ノーヒットノーランの夢を打ち砕いたのは、やはりと言うか、キュラソ星人の二塁打。ここで新井も汚名返上のタイムリー二塁打で続き、1点差と詰め寄るが、その裏、能見が満塁のピンチを作ってKO。代わったアッチソンはキムタクに2点タイムリーを許し、3点差。結局、阪神は7回の連続二塁打しかヒットは出ない有様で、3連敗。巨人は5連勝で単独首位に躍り出た。
◆C2−0D◆
前田健,ウッチャンの両先発が息詰まる投手戦を展開。前田健が7回まで散発2安打、三塁すら踏ませぬ好投を演じれば、ウッチャンは中盤の度重なるピンチを凌ぎきり、7回まで3安打無失点。8回、中日はウッチャンに送った代打・立浪のヒット等で二死一、三塁と絶好のチャンスを作るが、荒木が倒れて、無得点。ここでウッチャンを代えてしまったツケがその裏に出てしまう。2番手・清水昭は3四球で一死満塁のピンチを作って、KOされる体たらく。更に、3番手・パヤノが痛恨の押し出し四球で勝ち越し点を許せば、4番手・斉藤までが押し出し四球をかます始末。待望の援護…と言うか、中日が勝手に自滅した事でリードを得た前田健は9回も無失点で切り抜け、無四球完封で新球場でのチーム初白星を飾った。折角、立浪が今季初安打を放ったのに、立浪を出した所為…と言うかウッチャンを引っ込めた所為で連続押し出しと言う無様な形で大惨敗を喫した中日。相変わらずの淡泊な攻めに首脳陣は頭を抱えるばかりで、名手・川相の現役復帰を望む声は高まる一方だ。
◆YB0−3S◆
悪夢の開幕6連敗が止まった事で安堵してしまったのか、横浜は初回から先発・グリンが捕まり、ガイエル,宮本の連続タイムリーで3点を献上。グリンは2回以降は立ち直ったものの、打線の方も7回までに3併殺9残塁の大拙攻。8,9回はあえなく3人ずつで打ち取られ、完封負け。プロ入り18打席ノーヒットと苦しみ続けていたKジローが代打で待望のプロ初安打を放ったのが、唯一の明るい材料か。ヤクルトは楽天から緊急トレードで獲得した一場さまが怨敵・ノムさんと当たる交流戦までは一軍に生き残ると言う執念からか5四死球を出しながらも、5回を無失点に抑え、移籍初勝利。
◆H0−9F◆
開幕3連敗から3連勝と巻き返しに成功した日本ハムはこの日も打線が好調。2,3回と小谷野のタイムリーが立て続けにタイムリーを放つなど、序盤で早くも4点のリード。7回には4長短打で3点をあげると、8回には田中の今季初アーチ等でダメ押しの2点を追加。投げては、藤井が5回まで無失点で切り抜けると、菊地−坂元−さすらいの賭博師・須永と繋いで、完封リレーで4連勝。ソフトバンクは初回,3回と2度の満塁のチャンスを逃すなど、14残塁の拙攻が響いた。ここ3試合で僅かに2得点とすっかり打線の歯車が狂って、3連敗。
◆Bs5−2M◆
連敗ロードに突入しつつあるロッテはこの日も小林宏が乱調。2回に日高に2ランを被弾すると、3回には暴投を連発して、むざむざ追加点を許した挙げ句、ローズにも被弾し、5失点。打ってはサブローが一発含む猛打賞と気を吐いたものの、このサブローの2ランでしか点を奪えず、4連敗。一方、今季初の連勝となった偽バファローズは先発・近藤が7回途中まで試合を作り、開幕2連勝を飾った。
◆E2−5L◆
初回、無死満塁の大チャンスを潰してしまい、流れを掴み損ねた楽天は4回までゼロ行進。先発・長谷部は援護を待ちながら耐えていたが、5回についに捕まり、佐藤のタイムリーで2点を献上。その裏に鉄平,7回には高須のタイムリーで追い付いたものの、9回、またも長谷部が佐藤にタイムリー三塁打を浴びるなど、3点を勝ち越され、試合を決定付けられた。楽天は今季初の連敗で、ノムさんはこれで監督通算1500敗となってしまった。
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November 16, 2008 18:11
◆西武1−0統一◆
失点率の少なさでSKを抑えて進出した西武と統一での決勝戦は白熱した投手戦となった。満を持して登板したエース・涌井は初回無死一塁,2回無死一塁,3回無死一、二塁と序盤はピンチの連続だったが、ここを耐え抜くと、尻上がりに調子を上げていく。しかし、西武打線も統一先発・アルヴァラードを捉える事が出来ず、0−0の儘、試合は終盤へ突入。7回、涌井は二死一塁の場面で1安打2四球を許している潘武雄を迎えた所で降板となったが、代わった星野が潘武雄を三振に斬って取り、ピンチ脱出。その裏、西武はこの回から代わった曽翊誠に対して、一死から佐藤がレフト線へ二塁打を浴びせるが、大島,代打・原と倒れて、佐藤は二塁に釘付け。直後の8回、SKは西武3番手・大沼から一死一、二塁のチャンスを作るが、陳連宏,劉芙豪と連続三振に倒れて、二者残塁。土壇場9回、西武は8回からマウンドに上がっている3番手・潘威倫 の前に平尾,中村と立て続けに内野フライを打ち上げて、あっと言う間に二死。延長突入か…と思われた矢先、礒?が四球を選ぶと、続く佐藤が左中間へ二塁打。礒?はSK野手陣の連係がもたついている隙に一気に生還し、サヨナラ勝ち。日本代表は4年連続でアジアシリーズを制覇した。
予選同様に統一相手に一向に点を奪えない西武だったが、これまた予選同様に投手陣が踏ん張って、ワンチャンスに賭けると言う展開で何とか白星を拾い、日本代表初のアジアシリーズ制覇失敗と言う不名誉を辛くも免れた。予選リーグでは全くパッとしなかった佐藤が最後の最後に放ったサヨナラヒットだけでMVP受賞と美味しい所をかっさらったが、予選も決勝も統一に勝てたのは岸,涌井を初めとする投手陣のおかげだよなぁ…。
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