中西健太

June 03, 2008 23:38

◆Bs8−3G◆
初回、キムタクの四球,ガッツのヒットで一、三塁とした巨人は寿司職人ラミレスのショートゴロの間に1点を先制。しかし、その裏、偽バファローズはカブレラが9号ソロを叩き込み、あっと言う間に同点。再三のピンチを耐えながら、追加点を許さずに来た巨人先発・内海は6回も一死一塁から、北川をピッチャーゴロに打ち取り、ゲッツーでピンチ脱出…と思いきや、二塁へ痛恨の悪送球。二死二、三塁となった所で日高にタイムリーを浴びて、勝ち越しの2点を献上。8回には福田,林のリリーフ陣が炎上し、大量5失点でとどめを刺された。9回に松田記者の2ランで最後の意地を見せたものの、大局には影響せず、4連敗となった。偽バファローズは阪急時代を含めて、通算4500勝を達成。

前回は昨年を彷彿とさせる快投を演じた内海だったが、今日はピンチの連続。結局、自らのエラーでピンチを拡大させた挙げ句に決勝点を与えると言う自業自得の展開。林も精彩を欠く投球で試合をぶち壊してしまった。そんな中、寿司職人ラミレスは第3打席でヒットを放ち、王さんを抜く球団記録単独2位となる26試合連続安打を記録。一方、歯痛で2試合欠場と言う醜態を晒したカブレラは先制弾含む2安打で汚名を返上。偽バファローズが巨人,阪神に続いての通算4500勝との事だが、結局、前身球団は阪急扱いな様で…。近鉄の勝利数は完全に無視されている辺り、やはり、偽バファローズは真のバファローズではないのだと改めて痛感させられた。

◆M−D
降雨中止。

◆H7−3S◆
初回二死満塁のチャンスを逃したソフトバンクは直後の2回に川本のタイムリー二塁打で先制点を献上。その裏、再び二死満塁のチャンスを掴むも、松中がショートゴロに倒れて、またも三者残塁。一方、ヤクルトも4回に無死満塁のチャンスに1点も取れない有様。すると、その裏、ソフトバンクは四球の辻を一塁に置いて、中西がプロ初アーチとなる逆転2ラン。続く5回には小久保の12号ソロの後、辻,中西,山崎の3連続タイムリー二塁打で4点を追加。6回には松田のタイムリーでダメ押しの7点目。ヤクルトは9回に2点を返したものの、焼け石に水だった。

序盤は怒濤の拙攻三昧だったソフトバンクだったが、終わってみれば、ヤクルトの方が12残塁とソフトバンクを上回る大拙攻。投げては村中がまたも5回もたずにKOで4連敗となってしまった。一方、和田はまたものらりくらりの投球ながら白星だけはしっかりゲット。打っては中西がプロ初アーチを含む3安打3打点の大活躍だった。

◆F4−2C◆
日本ハム先発・グリンが7回まで四球を2つ与えただけで二塁も踏ませない快投を展開。その間、日本ハム打線は4回にスレッジのタイムリーで先制すると、5回には一死一、三塁から村田のショートゴロの間に2点目。6回にはコズロースキーの暴投,7回には稲葉の犠飛と1点ずつ着々と加点。ノーヒットノーランの期待が懸かるグリンは8回も簡単に二死を取ったが、ここで代打・森笠に二塁打を浴びて、快挙達成ならず。9回には天谷,栗原と2本のソロアーチを被弾し、完封も逃したものの、2年ぶりの完投勝利を収めた。

この日も辛うじてスタメンを勝ち取った求道者・前田だったが、4タコで最後のバッターとなつてしまった。今日のグリンが相手ではノーヒットもやむなし…と言いたい所だが、勿論、ブラウン監督にそんな相手投手の出来不出来なんて要素は関係なく、誰が相手だろうとノーヒットと言う事実のみを切り取って、幽閉に追い込む恐れがあるだけに心配だ。日本ハムは藤川に死球を食らった高橋が骨折していた事が判明。劇団ひちょり,武田勝に続いての骨折離脱は水島の呪いがまだ消え去っていない事を示しているのだろうか…。

E11−4T◆
初回に新井のタイムリー二塁打で先制点を貰った下柳だが、その裏、一死満塁のピンチを背負い、フェルナンデスのショートゴロの間に追い付かれると、更に、中島には勝ち越しタイムリー二塁打を浴びて、この回3失点。立ち直りの気配が見えない下柳は続く2回にもショートに2点タイムリー二塁打を浴びると、3回にはまたも中島に被弾し、6失点KO。完全に主導権を握った楽天はその後も着々と加点し、計14安打11点。先発・田中は7回途中4失点で降板となったものの、大量援護に恵まれて6勝目。

40歳での白星を狙った下柳だが、よもやの今季最短3回KOで、ついに今季初黒星。リリーフ陣も総崩れで今季初の2桁失点。江草はここ4試合で3度失点と下降線を辿っており、非常に心配だ。打線も10残塁の拙攻で決して調子の良くなかった田中を攻めきれず。林は3度走者のいる場面で凡退とブレーキで代打を送られてしまう始末。2安打のキュラソ星人も得点圏に走者を置いていた残りの3打席では全て凡退してしまったのも痛かった。

◆L7−3YB◆
西武は2回、中村の11号ソロで1点を先制。4回に吉村の一発で追い付かれるも、その裏、二死満塁から細川のタイムリーで2点を勝ち越し。その後も横浜が5回にガッツな貴公子・仁志のタイムリー二塁打で1点を返せば、その裏、西武が中島,ブラゼルの連続タイムリーで2点を奪い、6回に横浜が吉村の2打席連続アーチを放てば、その裏、西武が細川に9号ソロと、横浜が追いすがる度に西武が突き放す展開。7回には5月の月間MVPのG.G.佐藤に16号ソロが飛び出し、ダメ押し。先発のオツは6回3失点で2勝目をマークした。

横浜の逆ギレパワーは案の定、一過性のものに過ぎず、あえなく完敗。折角飛び出した吉村の2発もいずれもソロでは空砲にならざるをえなかった。一方、西武は反撃体制に入ろうとする横浜の士気を悉く叩き折るがごとく、チマチマと加点。3発のアーチはいずれもソロだったが、ボディブローの様に効果的だった。

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