下窪陽介

June 06, 2007 22:26

◆M8−5G◆
マッスル千代の富士が初回先頭打者アーチを放ち、昨日に続いて一発で先制した巨人だが、内海と思わせて裏をかいたつもりの先発・福田が乱調。その裏、サブローの2点二塁打で簡単に逆転を許すと、3回にもサブローにタイムリーを浴び、4回にも4安打を集中されて、あえなくKO。2番手・野口もサブローに3打席連続タイムリーを許し、この回、大量5失点。巨人は終盤に4点を返し、追い上げたものの、焼け石に水で対ロッテ屈辱の9連敗。また、小林宏には3年越しの5連敗となった。サブローはこの日も3打数3安打の大当たりで連続打数安打を球団新の9と伸ばし、8日の横浜戦で日本記録に挑む事となった。

◆Bs3−2D◆
5月の月間MVPを受賞した中日先発・小笠原だったが、この日は不調で初回にアレンのタイムリー内野安打で先制を許すと、2回には2四死球でピンチを作った挙げ句、下山に走者一掃のタイムリー二塁打を浴びる始末。4回に森野が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに8号2ランを放ち、1点差と迫って貰ったもの、その裏、一死二塁のピンチを迎えた所でKOとなった。一気に畳み掛けたい偽バファローズだが、このチャンスを逃すと、5回の一死一、三塁のチャンスでは大引,的山が連続三振。6,7回には立て続けにゲッツーでチャンスを潰す拙攻三昧。しかし、拙攻なのは中日も同様であと1点がどうしても届かない。最後は加藤大の前に三者凡退に抑え込まれて、万事休す。偽バファローズはこれで4連勝。先発・デイビーは7回2失点と粘りの投球で4勝目。一方、敗れた中日は3連敗で小笠原は今季初黒星となった。

◆H2−5YB◆
一向に、水島の呪いを打破出来ないソフトバンクは、昨日のはーちゅんに続き、この日はカリメロと立て続けにかつての同僚を送り込まれる事となった。初回二死満塁のチャンスを逃す不吉な立ち上がりとなったが、続く2回に本多のタイムリー内野安打で何とか先制。しかし、その後はカリメロの老獪な投球に翻弄され、追加点を奪えない。先発・新垣は不甲斐ない打線に辟易としながらも、十八番の暴投も出さずに踏ん張っていたが、5回、ガッツな貴公子・仁志にタイムリーを浴び、ついに追いつかれると、続く6回についに暴投…と思いきや、田上の捕逸で勝ち越し点を献上。しかし、その裏、ソフトバンクは代打・柴原が三塁打を浴びせると、続く田上が名誉挽回のタイムリーを放ち、同点。8回についにパ・リーグタイ記録となる17個目の暴投をかましてしまったものの、何とか切り抜けた新垣だが、土壇場9回、一死から石井タクローに二塁打を浴びた所で無念の降板。この後、二死満塁となった所で3番手・柳瀬が下窪に走者一掃の勝ち越しタイムリー二塁打を許し、試合を決定付けられた。またも打線沈黙で好投・新垣を見殺しにする事となってしまったソフトバンクは依然として、呪い効果は衰えていない事をまざまざと見せつけられる結果に終わった

◆F4−1C◆
連勝街道が留まる所を知らない日本ハムは魅惑のナックルボーラー・フェルナンデスに対して、2回に青波の長瀬が11号ソロを叩き込み、1点を先制。先発・木下は毎回の様に走者を出しながらも、要所を締めてきたが、5回、喜田に2号ソロを浴び、試合は振り出しに。追いつかれた日本ハムは6回、一死一、二塁のチャンス。しかし、ここで小谷野がショートゴロゲッツーに倒れてチェンジ…と思いきや、松本が一塁へ悪送球し、ボールが転々とする間に二塁走者・稲葉が返って、勝ち越しに成功。8回には稲葉に6号2ランが飛び出して、ダメ押し。武田久を挟んでMICHELに繋ぐ必勝リレーも決まり、日本ハムは連勝を13と伸ばした。広島は打っては3併殺を食らい、守っては決勝点をエラーで許すなど、またも拙攻拙守。投手陣は頑張っているにも拘わらず、10試合連続3点以下と言う打線の沈黙ぶりは深刻を極めている

◆E11−1T◆
明日も更なる呪いをかけられる事が濃厚の為、呪いの威力が強まる前に貯金生活に望みを繋ぎたいと決死の覚悟で臨む悪の温床・楽天に対して、阪神は岡田監督の訳の分からない起用法に振り回されて、調整もままならない中村泰が17日ぶりの先発登板。初回、簡単に二死を取ったはいいが、礒部のショートゴロを鳥谷がエラーしてからおかしくなり、続く山崎武に10日ぶりの22号2ランを浴びて、先制点を献上。2回の満塁のピンチは辛くも切り抜けたが、続く3回には連続四球の後、またも山崎武にタイムリー二塁打を浴びて、あえなくKO。更に、代わった渡辺も連続暴投をかますなど乱調で、この回、4失点。悪の温床・楽天は4回にも山崎武,ショートの連続二塁打で2点を追加。呪い効果で近々パーフェクトを食らわされるかもしれない為、今のうちに打っておかなければ…と必死の悪の温床・楽天は8回にも3点を奪い、計13安打11得点。投げては、明日から水島キャラ信者としてでっち上げられる事に拍車がかかると危惧されている先発・田中が阪神の拙攻に助けられながら、7回を1失点で踏ん張り、3勝目をマークした。阪神は中村泰の乱調と13残塁2併殺の大拙攻が大きく響いた。

◆L2−5S◆
ヤクルトは初回、ルーキー・岸の立ち上がりを捉え、宮本のタイムリー二塁打で先制すると、2回には宮出,飯原と一発攻勢で2点を追加。その裏、高山のタイムリーで1点を返されるも、5回、先制打を放った宮本が今度は2点タイムリーを放ち、5点目。4点を追う西武は7回、代打・後藤の犠飛で2点目を返すと、福地もヒットで続き、二死一、二塁と一発で同点と言う場面を作ったが、ここで中島がこの日3個目の空振り三振を喫して、二者残塁。8回からは木田画伯−高津のリレーに一人の走者も出せず、これで西武は6連敗。最下位・偽バファローズとの差は僅かに1.5差と背後まで迫ってきた。

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