ローズ

August 18, 2009 23:39

◆G10−3YB◆
横浜先発・はーちゅんは初回、先頭の坂本をショートゴロに打ち取るも、これを石川がエラー。出鼻をくじかれて、リズムを崩したか、続く松本に二塁打,ガッツにタイムリーを浴び、2点を献上。更に、一死後、亀井,松田記者,阿部と3連打で2点を失うと、二死後、投手のゴンザレスにまでタイムリーを浴び、この回、悪夢の5失点。続く2回には寿司職人ラミレスに19号ソロを被弾。大量6点を追う横浜は5回、一死三塁から代打・森笠の犠飛でようやく1点を返すが、はーちゅんの代打・内藤は三振に倒れて、1点止まり。6回に内野ゴロの間に1点を失い、再び6点差と広げられた横浜は7回、先頭のジョンソンが17号ソロ。一死後、吉村がヒットで出るも、石川,細山田と倒れ、またも1点止まり。巨人は8回、坂本,松本と3年目コンビが連打を浴びせると、これまた3年目の円谷がライトスタンドへプロ初安打初アーチとなる3ランを叩き込み、試合を決定付けた。巨人は先発全員の17安打10得点の猛攻で圧勝。先発のゴンザレスは8回2失点で11勝目をマークした

◆C2−4D◆
長らく白星から遠ざかっている広島先発・前田健はこの日も2回に藤井に先制タイムリーを浴びる苦しい立ち上がり。4回には川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに李に今季初アーチを被弾。2点を追う広島は中日先発・ウッチャンの前に4回まで1安打と沈黙。5回に連打で無死一、二塁とするも、後続3人が凡退。続く6回にはノーヒットで二死満塁と一打同点の場面でこの日2安打と一人気を吐く小窪に回したが、センターフライに倒れて、三者残塁。すると、直後の7回、二死二塁から井端にタイムリーを許し、点差は3点と拡大。中日は9回にも代打・立浪のタイムリー二塁打で4点目を追加。その裏、代打を出されたウッチャンに代わって登板の河原が二死から連打を浴び、引っ張り出された守護神・岩瀬も代打・緒方に2点タイムリーを許したものの、最後は東出を打ち取り、辛くも逃げ切った。ウッチャンは8回3安打無失点の好投で7勝目。広島は対中日戦戦屈辱の12連敗。前田健は逆ハーラーダービー独走の12敗目となった。

◆S1−4T◆
阪神は2回、一死から新井が13号ソロを叩き込み、1点を先制。その裏、ヤクルトは四球,エラー,死球とノーヒットで無死満塁のチャンスを作ると、相川も四球を選んで、押し出しで労せずして同点。なおも無死満塁のチャンスだったが、石川,川島慶,福地とあえなく凡退し、三者残塁。1−1の儘、迎えた4回、阪神は連続四死球で一、二塁とした所でブラゼルがタイムリー二塁打を放ち、勝ち越し。一死後、矢野が歩いて満塁とするも、後続が倒れて、1点止まり。しかし、6回、二死走者なしから桜井が7号ソロを叩き込み、3点目。更に、8回にはまたもブラゼルが11号ソロを放り込み、ダメ押しの4点目。最後は守護神・藤川が3人で締め括った。先発の安藤は6回1失点で7勝目

◆H2−2L◆
0−0で迎えた3回、西武は先頭の銀仁朗が二塁打で出ると、続くボカチカが一塁線へ送りバント。小久保からのトスを受けた本多がボカチカと交錯し、ボールがこぼれる間に銀仁朗が一気に本塁を陥れ、先取点をゲット。西武先発・涌井の前に6回まで散発3安打、二塁も踏めずにソフトバンクだが、7回、先頭の小久保がレフトスタンドへ15号ソロを放り込み、ついに同点。試合はその儘、延長にもつれ込んだ。ソフトバンクは再三、サヨナラのチャンスを掴みながらも、あと一本が出ず、結局、12回規定でドローに終わった。

8/18 セギノール◆F3−6E◆
唯一のデーゲームとなったこの試合、初回に高橋のタイムリーで先制を許した楽天は直後の2回、先頭の山崎武が四球を選ぶと、続く青波の長瀬が10号2ランを叩き込み、一気に逆転。続く3回にはリンデン,渡辺直,鉄平の3連打で1点を追加すると、一死後、青波の長瀬,ショートと連続四球を選んで、押し出し。更に、宮出にもタイムリーが飛び出し、この回3点。その裏、日本ハムは一死二塁からまたも高橋がタイムリーを放つが、続く糸井がセカンドゴロゲッツーに倒れて、1点止まり。中盤、膠着状態に入り、2−5の儘、迎えた8回、この回から代わった谷元に対し、楽天は青波の長瀬が自身の持つプロ野球記録を更新する通算9度目のスイッチホームランを放ち、ダメ押しの6点目。日本ハムは9回、先頭の小谷野が内野安打で出るも、続く稲田がショートゴロゲッツーに倒れる最悪の展開。この後、代打・佐藤に2号ソロが飛び出したが、後が続かなかった。楽天先発の岩隈は10安打を浴びながらも、3失点で踏ん張り、完投で2年連続の2桁勝利をマークした大野に続き、スレッジ,宮西,金森,福良コーチと、次々と判明した新型インフルエンザ感染者が隔離状態に追い込まれた日本ハムの連勝は4でストップ。

◆M3−12Bs◆
初回、偽バファローズは大引,カブレラと連打を浴びせた所でローズが16号先制3ラン。一死後、岡田にも2号ソロが飛び出し、この回4点。その裏、サブローの17号2ランで2点差と詰め寄られるが、直後の2回、大引,ローズのタイムリーで2点を加え、再び4点差と突き放す。続く3回には先頭の岡田が二塁打を浴びせ、ロッテ先発・小林宏は早くもKO。4点を追うロッテは5回、一死満塁からフクーラの犠飛で1点を返し、3点差。2番手のルーキー・上野を攻め立てながら、あと一本が出ずにいた偽バファローズだが、6回、二死走者なしから大引がこの日4安打目となる二塁打を放つと、続くカブレラが8号2ランをぶち込み、8点目。8回にも4点を加えて、試合を決定付けた。先発の岸田は大量援護に守られ、7回3失点で6勝目。一方、小林宏は逆ハーラーダービー単独トップに躍り出る11敗目。

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April 26, 2009 22:12

◆G0−8D◆
守護神がリタイア,中継ぎ陣は登板過多で疲労困憊,先発陣も駒不足…と独走している割には、妙にアップアップな雰囲気の巨人。この日もローテの谷間だからと、早くもグライシンガーを中4日で起用するなど、完全にシーズン終盤のスクランブル状態。何故、4月からここまで無理する必要があるのかと、モチベーションが上がらないグライシンガーは初回から4連打を浴びるなど、3失点。3回にもベンちゃんの犠飛で4点目を許し、結局、5回であえなく降板となった。以降も無失点を続けてきた2番手・藤田が2点を失い、クルーンと入れ替わりで昇格のオビスポは川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにブランコに被弾。プロ入り初登板の古川も1点を奪われ、計8失点の大炎上。一方、川相の現役復帰待望論が叫ばれる中、頑なに実行に移そうとしない落合監督はとりあえず、川井を今季初登板初先発に起用し、お茶を濁す事に。所詮、カワイであって川相ではない川井ではチームの雰囲気を一変させる事は叶わず、毎回の様に走者を出しながらも、巨人の拙攻に助けられ、5回無失点でボロが出る前に降板。以降は、5人のリリーフを注ぎ込んで、巨人の反撃をかわし、完封リレーを達成した。

◆C2−1T◆
水島の呪いを辛くも切り抜けた篠田は4回までノーヒットの好投。5回に二死満塁のピンチを切り抜けたものの、6回、四球で歩かせた鳥谷に二盗を許し、二死二塁となった所で桜井にタイムリーを浴び、ついに先制点を献上。一方、阪神先発・ジェンは走者を背負いながらも、あと一本を許さず、6回まで無失点。7回からはリリーフ陣に託したものの、2番手・アッチソンが連続四球とボークで二、三塁のピンチを作った挙げ句、代打・喜田に2点タイムリーを浴びる背信投球でジェンの来日初登板初勝利は消滅。広島は8回からはシュルツ−永川と繋いで、逃げ切った。

◆S2−6YB◆
連敗ストッパーを託された由規だったが、初回二死走者なしから3連続四死球で満塁とすると、吉村に2点タイムリーを浴び、更に、連続四球で押し出しの3点目を失い、この回限りで降板となる体たらく。よもや2回から引っ張り出される事となるとは思わなかった2番手・松岡も準備不足の所為か、不振に喘ぐジョンソンに来日初アーチを叩き込まれるなど、3失点。以降、まともにチャンスすら作れなかった横浜だが、2回までの6点で完全に主導権を握り、立ち上がり3四球で作った満塁のピンチを辛くも凌いでから立ち直った先発・グリンは6回途中まで2失点で切り抜け、移籍初勝利。投打に精彩を欠いたヤクルトは5連敗となってしまった。

◆H0−4E
初回は三者凡退と上々の滑り出しを見せた杉内だったが、続く2回、一死から中村紀に痛打されると、続く山崎武に4号2ランを被弾。更に、鉄平,嶋と連打を浴びて、この回3失点。4回には長谷川のエラーで4点目を献上。昨日、左太腿裏の違和感で途中欠場した川崎はこの日も出られず、また1枚駒が欠けてしまったソフトバンクはラズナー−小山のリレーの前に5安打完封負け。杉内は今季初黒星を喫した。炎上→好投→炎上と来て、この日は順番的に好投となる筈のラズナーはそのローテーション通りの好投で6回を無失点に抑えたが、果たして、次は炎上のターンとなってしまうのか否か…。

4/26 ローズ◆Bs11−3F◆
日本ハム先発のルーキー・榊原に対して、3回まで攻めあぐねていた偽バファローズだったが、4回、ローズの史上12人目の450号となる8号ソロで先制点をあげると、更に、日高が2点二塁打を放ち、榊原はこの回限りでKO。勢いづく偽バファローズは続く5回、ローズの2打席連続となる9号3ラン等で4点を追加。6回に金子誠,高橋のタイムリー等で3点を返されるも、8回、ローズがこの日3本目となる10号2ランを叩き込む等、4点を奪い、ダメ押し。先発・岸田が7回を投げ、10三振3失点で開幕3連勝となった。

 

 


◆L5−11M◆
人事問題に続き、今度は本拠地移転騒動とグラウンド外でのゴシップが続いているロッテだが、そんな事はどうでもいいとばかりに打線が爆発。初回にバーナムJr.の犠飛,サブローのタイムリー二塁打で2点を先制すると、3回にはまたもバーナムJr.,サブローのコンビで2点を追加。5,6回にも1点ずつ加えると、8回にはベニー松山のタイムリー三塁打等で一挙5点を追加。前回は打線の見殺しに遭ったものの、この日は大量援護を得た大嶺は7回2失点で今季初勝利。西武先発・ワズディンは4回4失点KOでまたも白星を逃した。

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September 11, 2008 22:52

◆D2−4G◆
中日先発・山本昌に対して、巨人は初回、一番に起用された松田記者がいきなり二塁打を浴びせると、キムタクが歩いて、一、二塁。ガッツはファーストゴロに倒れたが、続く寿司職人ラミレスがサードへの内野安打を放って、1点を先制。なおもチャンスは続いたが、マッスル千代の富士がピッチャーゴロゲッツーに倒れて、1点止まり。巨人は2,4回の無死一塁のチャンスもいずれもゲッツーで潰すなど、一向の追加点を奪えない。一方、中日もグライシンガーの前に毎回の様に走者を出しながら、あと一本が出ない拙攻三昧だったが、6回、李,T.ウッズの連打で一、三塁とすると、ベンちゃんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、犠飛としては十二分のレフトフライとなり、李が同点のホームイン。追い着かれた巨人は直後の7回、先頭の坂本がヒットで出ると、続く阿部が15号2ランを叩き込み、再び勝ち越し。2点を追う中日はその裏、二塁打の谷繁を山本昌が送ると、森野が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、犠飛としては十二分のレフトフライとなり、1点差。しかし、巨人は8回、マッスル千代の富士のタイムリー二塁打で再び突き放す。その裏、中日は李,ベンちゃんのヒットで一死二、三塁とし、グライシンガーをKO。代わったクルーンから中村紀が四球を選んで満塁とするが、代打・立浪は三振,谷繁もファーストへのファールフライに倒れて、三者残塁。ピンチを切り抜けたクルーンは9回もきっちり締めて、連敗をストップさせた。

これ以上、阪神に離された逆転は絶望的になってくる巨人が辛くも崖っ淵で踏み留まった。グライシンガーが粘り強く投げ抜いて、ハーラートップの15勝目。クルーンも見事にピンチを切り抜け、助っ人リレーで3タテを阻止。中日は5回を除いて、毎回走者を出しながら、再三再四のチャンスに犠飛2本で2点を返すのが精一杯と言う拙攻三昧でしぶとく踏ん張っていた山本昌を見殺しにし、連勝は5でストップした。

◆T5−4S
Aクラス入りへ望みを繋ぐ為にも3タテは免れたいヤクルトは初回、一死一塁から青木のタイムリー二塁打で先制すると、二死後、飯原にもタイムリーが飛び出し、2点目。しかし、その裏、先発・石川が一死から平野を歩かせると、この日から一軍に復帰したゼブラ今岡に3号2ランを叩き込まれて、あっと言う間に試合は振り出しに。2−2の儘、迎えたお買い、ヤクルトは先頭の青木が四球で出ると、一死後、飯原,梶本と連打を浴びて満塁。ここで川島慶がレフトへ犠飛を打ち上げ、均衡を破る3点目をゲット。続く7回には一死一塁から3連続四球で押し出しの4点目。これで決まったかに思われたが、粘る阪神は土壇場9回、ヤクルト守護神・林に対して、悠久の若虎・桧山が二塁打,葛城イクローが三塁打,矢野が二塁打と3連続長打で一気に追い着くと、一死後、シャア少佐のヒットと平野の敬遠四球で満塁のチャンス。ここでゼブラ今岡が押し出し四球を選んで、3戦連続のサヨナラ勝ちを収めた。

阪神が神懸かりの3連続サヨナラ勝ちでマジックを17と減らし、優勝へのムードは高まるばかり。109日ぶりの一軍復帰となったゼブラ今岡が復帰第1打席で同点アーチを放てば、最後はサヨナラ押し出し四球とポイントゲッターに。それにしても、2試合連続押し出しで決められてしまうとは、ヤクルトも不甲斐ない。昨日はまだしも林が2点差を守れずの逆転押し出しサヨナラではショックも大きいだろう。

◆C4−3YB◆
2回まで吉原の前にパーフェクトと抑え込まれていた広島だが、3回、先頭の喜田が2号ソロを叩き込み、1点を先制。更に、内野安打の小窪を篠田が送ると、二死後、天谷,オチョア,栗原と3連続タイムリーを浴びせて、この回4点。大量援護を貰ったルーキー・篠田は5回まで無失点の好投を展開。6回も簡単に二死を奪ったが、内川,村田と連打を許した後、吉村に28号3ランを被弾し、1点差と詰め寄られ、この回限りで降板となった。8回、一死一、三塁のピンチを迎えた広島は守護神・永川を投入。永川は代わりばな吉村を歩かせて、満塁とすると、続く代打・金城にレフトへあわや逆転タイムリーと言うフライを浴びるも、これを天谷がダイビングキャッチで抑える好プレー。意気に感じた永川は続くメカゴジラを打ち取り、このピンチを切り抜けると、9回も無失点に抑えて、逃げ切った。

広島がワンチャンスを生かして、辛くも逃げ切り、中日との差を2と詰めた。ルーキー・篠田は疲れの見えた6回に崩れたものの、それまでは申し分ない投球を見せ、3勝目。一打逆転のピンチを凌ぎきった永川は球団新の32セーブ目をマークした。横浜は10安打を放ちながら、あと一本が出ず、この3連戦負け越し。リリーフ陣はいずれも好投を見せただけに、吉原が突然崩れた3回だけが悔やまれる結果となった。

◆H2−8E◆
5割復帰を狙うソフトバンクだが、先発・杉内が立ち上がりからピリッとせず、初回、フェルナンデス,青波の長瀬と連続タイムリーで早々と2点を献上。その裏、松田のタイムリーで1点を返して貰うも、4回にショートに11号ソロを被弾すると、続く5回にはまたもフェルナンデス,青波の長瀬に連続タイムリーを浴び、5失点KO。2番手・佐藤も6回に渡辺直のタイムリーで1点を失い、点差は5点に拡大。9回にも中島のタイムリー等で2点を加えて、試合を決定付けた。

楽天が投打噛み合う快勝で2カード連続の勝ち越し。3ヶ月以上も白星から遠ざかっていた先発・田中は7回1失点の好投で久々の7勝目をマークした。ソフトバンクは杉内が5回5失点の背信投球。大局が決まっていたとは言え、リリーフ陣も炎上。打線も楽天を上回る14安打を放ちながら、12残塁の大拙攻で6点差を付けられると言う不甲斐ない試合運びでまたも3連戦に負け越し、5割復帰を逃した。

◆L5−3
初回、稲葉のタイムリー二塁打で先制点を貰ったスウィーニーだが、その裏、四球を連発し、二死満塁のピンチを作ると、中村に押し出し四球を与えて、同点。直後の2回、日本ハムは二塁打の糸井を小谷野の犠打,工藤のスクイズで勝ち越すも、3回、西武は二死一、二塁から中村が同点タイムリー。更に、5回には一死から江藤が6号ソロを叩き込み、ついに勝ち越し。続く6回には片岡の3号2ランで2点を追加。日本ハムは8回に高橋の3戦連続8号ソロで追い上げたものの、最後はグラマンの前に反撃を断たれた。

5連勝中のスウィーニーが制球難で自滅し、5失点KOとなる計算外の展開で日本ハムは再び借金生活に突入。一方、7月22日以来白星のない涌井が立ち上がりこそ苦しみながらも、徐々にペースを上げ、8回3失点で3年連続2桁勝利へリーチ。西武の連敗は3で止まり、マジックは1つ減って13に。4番・江藤は2戦連発アーチで決勝点を叩き出した。大砲が次々と離脱している中、ここ5戦で3発と全盛期を彷彿とさせるバッティングでチームを引っ張っている。

◆Bs6−1M◆
西岡のが11号先頭打者アーチで先制された偽バファローズだが、2回、ローズが35号バックスクリーン弾を放ち、同点。続く3回にはカブレラの34号ソロで勝ち越すと、ローズが二塁打で続いた後、後藤がタイムリーを放ち、この回2点。5回には一死一、二塁からローズがこの日2本目となる36号3ランを叩き込み、6点目。2回一死から19人連続凡退と沈黙していたロッテは8回二死から代打・ベニー松山,根元の連打で一、三塁と久々のチャンスを作ったが、西岡がセカンドゴロに倒れて、二者残塁。9回も一死一塁からズレータがゲッツーを食らい、3連戦3連敗となった。

偽バファローズが3発5打点と言う両助っ人の一発攻勢でロッテを3タテ。先発・岸田は8回を無四球1失点の好投で4勝目をマークした。西武との差は詰められなかったものの、ここ12戦で11勝とまだまだ勢いは衰える気配がない。一方、ロッテは清水が6失点KO,打っては先頭打者アーチによるスミ1と投打に精彩を欠いた。フェンス激突で負傷退場させられると言う水島の呪いをかけられたばかりの大松は心配されたケガこそ回避したものの、3タコといい所がなかった。

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September 10, 2008 23:47

◆D11−4G◆
中日先発・ウッチャンは立ち上がりから制球に苦しみ、2四球で一死一、二塁のピンチを迎えると、寿司職人ラミレスにタイムリーを浴びて、先制点を献上。しかし、その裏、中日は二死二塁からT.ウッズ,ベンちゃん,中村紀と3連続タイムリーで逆転に成功。3回にはT.ウッズが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにT.ウッズが31号ソロを叩き込み、4点目。3点を追う巨人は直後の4回、先頭の坂本が二塁打で出ると、一死後、捻挫でリタイアと相変わらずケガに弱い所を見せつけたあの男に代わってスタメンに抜擢された寺内がタイムリーを放ち、2点差。続く5回には一死満塁からマッスル千代の富士のタイムリーで1点差と詰め寄ると、二死後、阿部が押し出し四球を選んで、ついに同点。ウッチャンはこの回限りで降板となった。追い着かれた中日は6回、この回から代わった3番手・越智からデラロサ,谷繁の連続タイムリーで2点を勝ち越し。続く7回には4番手・山口を攻め立て、5安打を集中しして、4点を奪い、試合を決定付けた。

余程、セ・リーグの灯を消したいのか、中日がこの期に及んで今季2度目の5連勝。2番手として1回を無失点で切り抜けた3年目の斉藤はプロ初勝利。巨人は3ヶ月ぶりとなる3連敗で阪神との差は6にまで拡大してしまった。この連敗は首位を追いかけようと言う気持ちを削ぎかねない痛い連敗だ。昨日の豊田に続いて、この日は今日は越智,山口が打ち込まれた。安定した投球を続けてきた二人の炎上はつい先日までの阪神の不振を彷彿とさせる何とも嫌な負け方だ。

◆T4−3S
初回、二死満塁のピンチを切り抜けた阪神はその裏、一死一、二塁のチャンスにキュラソ星人のタイムリー二塁打,鳥谷の犠飛,葛城イクローのタイムリーで3点を先制。2回を先頭打者を出しながら、ゲッツーでチャンスを潰してしまったヤクルトだが、3回、一死満塁から飯原のタイムリーでようやく1点。なおも満塁のチャンスは田中がゲッツーで潰し、4回も二死一、二塁のチャンスを逃したが、5回、2四死球で二死一、二塁とした所で川島慶がタイムリーを放って、1点差。6回にも二死満塁と一打逆転のチャンスを掴んだが、飯原がセカンドゴロに倒れて、三者残塁。しかし、続く7回、二死二塁から代打・ユウイチのタイムリーでついに同点。更に、福地のヒット,宮本の四球で満塁とし、青木に回す絶好の勝ち越しチャンスを作るが、期待の青木はレフトへ打ち上げ、またも三者残塁。3−3の儘、迎えた土壇場9回、阪神は二死満塁とした所で葛城イクローが押し出し四球を選び、呆気ない形でサヨナラ勝ちを飾った。

押し出し四球と言う形ながら、阪神が連夜のサヨナラ勝ちでマジックを18と減らした。昨日に続いて、同点の場面で投入した藤川が劇的勝利を呼び込んだ。この時期に来て、こういう劇的な勝ち方が続くと言うのは優勝に繋がるムードになってきた印象だ。ヤクルトは15安打を放ちながら、僅かに3得点。3度の満塁機を逃すなど、2併殺15残塁と言う信じられない大拙攻が響いた。

◆C4−3YB◆
横浜は初回、村田のタイムリー等で2点を先制。その裏、栗原の犠飛で1点を返されるも、3回、またも村田が35号ソロを叩き込み、3点目。更に、二死満塁のチャンスを作ったが、ハマのチンピラに回ってしまい、三者残塁。2点を追う広島は4回、栗原のヒット,嶋の四球で一、二塁とすると、石原がタイムリー二塁打。更に、一死後、小窪が犠飛を打ち上げ、嶋が同点のホームイン。6回には一死一、二塁から喜田がタイムリーを放って、勝ち越しに成功。この1点をブラウワー−シュルツ−永川と繋いで守りきった。

後半戦に入ってから無敗と好調をキープしていたハマのチンピラを攻略し、広島が逆転勝ち。求道者・前田をお立ち台に上げる事を何としても阻止したいブラウン監督は6回に喜田にタイムリーが出て、さぞ安堵した事だろう。もし、喜田が凡退していれば、二死満塁で求道者・前田を使わざるを得ない展開になっていた。勝ち越した後になって起用された求道者・前田はブラウン監督がほくそ笑んでいる事ですっかりやる気を失ったのか、あえなく三振。勝ったからと言って、この負のスパイラルはブラウン暗黒政権が続く限り終わりそうもない。

◆H2−1E◆
何とか連敗を止めたいソフトバンクは2回、松中,小久保と連打で出ると、一死後、大村が歩いて満塁。森本は三振に倒れたが、山崎が押し出し四球を選んで、1点を先制。先発の暴投王子・新垣は4回まで4四死球と言う荒れ球が逆に幸いし、毎回の8三振を奪うノーヒットピッチング。5回一死から中村に初安打を許すがペースを崩さず、7回まで無失点。一方、朝井の前に3回以降チャンスを掴めずにいたソフトバンクだが、7回、一死から大村,森本と連打を浴びせると、山崎のサードゴロがフェルナンデスのタイムリーエラーを誘い、貴重な2点を追加。しかし、直後の8回、連続内野安打を許すと、高須の犠打の後、フェルナンデスを歩かせ、満塁のピンチ。ここで青波の長瀬に痛恨の押し出し死球を食らわせ、無念のKO。しかし、代わった水田が山崎武,ショートと打ち取り、このピンチを見事に切り抜けると、最後は守護神・馬原がきっちり締めて、連敗を4でストップさせた。

9年ぶりにドームの天井を開放した事が気分転換になったかどうかは分からないが、ソフトバンクが1点差を守りきって、連敗を阻止し、4位に浮上。暴投王子・新垣が7四死球を出しながらも、何とか暴投は出さずに踏ん張った。もし、8回のピンチに暴投を出していたらえらい事になっていただろう。そして、そのピンチを切り抜けた水田の投球も見事だった。

◆L5−6F
日本ハムは一死から連続四球で一、二塁とすると、高橋が2試合連続となる7号3ランを叩き込み、先制。3回にはまたも一死から連続四球で一、二塁となった所で高橋がタイムリー。更に、二死満塁となった所で呪われた助っ人・ボッツにまで2点タイムリーが飛び出し、6点目。大量ビハインドとなった西武だが、その裏、二死一塁から江藤,中村の連続アーチで3点を返すと、続く4回には赤田が2号ソロを放って、2点差まで詰め寄った。5回以降膠着状態に陥り、4−6の儘、試合は土壇場9回へ突入。守護神・MICHEAL投入で逃げ切りを図る日本ハムに対し、西武は二死二塁から中島のタイムリーで1点差と詰め寄ると、江藤もヒットで続き、一打同点,長打が出れば逆転サヨナラの場面を作るが、中村はあえなくキャッチャーフライに倒れて、あと一歩及ばなかった。

序盤のリードが最後までものを言って逃げ切った日本ハムが5割復帰。1番に田中,2番に劇団ひちょりを入れるテコ入れは殆ど効果はなかったが、好調・高橋の前に悉く四球の走者が溜まったのが幸いし、僅か5安打で6得点。一方、西武は日本ハムを遙かに上回る13安打を放ちながら、及ばず、3連敗。猛追をかけてきている偽バファローズとの勢いの差は明白だが、果たして、この儘、逃げ切れるか? 投げては、先発・オツが3回途中4失点の上、右太腿に張りを訴えてKOと踏んだり蹴ったりだった。

◆Bs11−10M◆
初回は両軍無得点と静かな立ち上がりとなったが、2回に偽バファローズが大引のタイムリーで先制するや、乱打戦の幕が上がった。3回、ロッテが里崎の14号2ランで逆転すれば、その裏、偽バファローズは下山の10号ソロで同点。続く4回、坂口のタイムリー等で2点を勝ち越されたロッテは直後の5回、代打の大松の21号ソロ,早川の5号満塁弾で一気に逆転。しかし、その裏、偽バファローズは大引,小瀬の連続タイムリーでまたも同点。それも束の間、ロッテは6回、里崎のタイムリー二塁打ですかさず勝ち越すと、続く7回にはベニー松山,根元のタイムリーで2点を追加。粘る偽バファローズき8回にローズの犠飛で1点を返し、2点差。土壇場9回、ロッテは守護神・荻野を投入するが、荻野がよもやの大乱調。一死二、三塁から坂口に犠飛を許し、1点差と詰め寄られると、連続四球で二死満塁の大ピンチ。ここで打席に入ったローズはライト前へ2点タイムリーを放ち、偽バファローズが逆転サヨナラ勝ちを収めた。

両軍合わせて29安打21得点の大乱打戦を偽バファローズが劇的な逆転サヨナラで制し、首位・西武との差は4と大接近。偽バファローズは大引の4安打を筆頭に先発全員の17安打。9回まで唯一ノーヒットだったローズが最後の最後で美味しい所を持っていった。3度に渡って突き放したロッテだが、荻野がこうもストライクが入らないとは大誤算。これでロッテは5位転落となった。

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September 04, 2008 23:37

◆G6−2C◆
広島は初回、ヒットの赤松を天谷が送った後、オチョアのタイムリーであっと言う間に先制。更に、栗原がヒットで続くと、二死後、石原もタイムリーを浴びせて、2点目。その裏、巨人は一死一、二塁からシーボルのタイムリーエラーで1点を返すと、6試合ぶりのスタメンとなったマッスル千代の富士のタイムリー二塁打で同点。更に、阿部が歩いて満塁とチャンスを広げたが、あの男があえなく三振と怒濤のチャンスブレイカーぶりを遺憾なく発揮すると、これに愕然とした坂本も三振に倒れて、三者残塁。2回以降、両軍共に残塁を積み重ねながら、スコアボードはゼロを積み重ね、2−2の儘、8回へ突入。巨人は先頭のガッツが2試合連続となる28号ソロを叩き込み、ついに均衡を破る3点目。続く寿司職人ラミレスが二塁打を浴びせて、大竹をKOすると、代わったブラウワーから代打・大持ち,キムタクのタイムリーで3点を追加し、試合を決定付けた。

1点を争うゲームだと、迂闊に起用すれば、勝利の立役者になりかねないと言うブラウン監督の歪んだ思考により、求道者・前田はまたもやフル欠場に追い込まれ、好投の大竹を見殺し。これで広島はまたもや3位浮上のチャンスを逃したばかりか、5位へ転落してしまった。巨人はガッツが昨日に続いての一発でまたまた決勝点を叩き出し、阪神に4.5差と接近。金刃は今季初白星コソのが下ものの、7回2失点と次回に希望を持たせる内容だった。3番手・山口にはまたも白星が転がり込み、何と2桁勝利へリーチとなった。

◆S5−3D
打線好調のヤクルトは3回、先頭の福川が5号ソロを叩き込み、先制。更に、二死二塁のチャンスに青木がタイムリー二塁打を放つと、畠山が歩いた後、飯原もタイムリーを浴びせて、この回3点。続く4回には一死一、三塁から福地のサードゴロが野選を誘い、1点を追加すると、5回には福川の犠飛で5点目。先発の出戻り助っ人・ダグラスは川相不在の中日相手に8回まで内野安打1本を許しただけの完璧な投球を展開。完封ペースのダグラスだったが、9回からは木田画伯がマウンドへ。これ幸いと中日は川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに森野14号ソロ,T.ウッズの30号2ランで2点差にまで詰め寄り、守護神・林を引きずり出したが、反撃もここまで。

ヤクルトが5戦連続2桁安打で今季初の5連勝を果たし、広島と入れ替わりで4位浮上。この日は何と言っても、ダグラスの快投に尽きるだろう。ここまでとは行かないまでも、ダグラスが安定した投球でローテを守る様だと、Aクラス浮上へ大きな力になりそうだ。明日から好調・巨人との3連戦が始まるが、この勢いを持続出来るか!? 一方、3連敗の中日は先発・ウッチャンが5回もたずに5失点KO。打ってはダグラスの前に完璧に抑え込まれる有様。木田画伯から苦し紛れの2ホーマーで無理矢理叩き出した3点など明日に何も繋がりそうもない。広島が敗れた事で3位転落は免れたが、最早、5位転落すら時間の問題だ。

◆YB6−3T◆(降雨ノーゲーム)
連敗に喘ぐ阪神はこの日も大苦戦。先発・福原が初回から4連打を浴びて3失点。直後の2回に自らのタイムリーとシャア少佐の2点二塁打で追い着いたのも束の間、3回、吉村に勝ち越し3ランをぶち込まれるが、3回終了時に強くなった雨で試合が中断し、その儘、ノーゲームとなった。

対横浜7連敗は濃厚か…と思われる展開だった阪神だが、局地的なゲリラ豪雨に救われ、5連敗とマジック消滅を免れた。3回6失点の福原にとっては正に恵みの雨だった。対照的に肩を落としたのは横浜。クリーンアップトリオが6打数6安打と大爆発。先発の吉原もいい立ち上がりとは言えなかったが、プロ初勝利を掴めそうな展開だっただけに、全て台無しになってしまったのは残念だ。

◆F4−3H◆
0−0で迎えた4回、日本ハムは二塁打の田中が稲葉のファーストゴロで三塁へ進むと、スレッジが歩いた後、小谷野が犠飛を打ち上げ、田中が先制のホームイン。直後の5回、ソフトバンクは二死一、二塁から松田が同点タイムリー。7回には二死一、二塁から大村,荒金の連続タイムリーで2点を勝ち越し。しかし、粘る日本ハムはその裏、呪われた助っ人・ボッツの5号ソロで1点を返すと、続く8回には二死二塁からスレッジのタイムリーでついに同点。土壇場9回、フトバンクは二死から辻が二塁打で出るも、荒金が打ち上げて、勝ち越しならず。すると、その裏、日本ハムは四球のボッツを高橋が送った所で金子誠がレフト前へ弾き返して、代走・紺田がサヨナラのホームを陥れた。

相変わらず、西武の援護ばかりしている日本ハムがしぶとく粘ってサヨナラ勝ちを果たし、5位転落の危機を回避。ソフトバンクは折角、西武が敗れたと言うのに、またもお付き合いで3位転落。これで日本ハム相手に8つの負け越しと相性の悪さが出てしまった。先発・杉内はまずまずの内容だったが、毎回の13残塁と言う拙攻が大きく響いた。

◆E4−6Bs
何とか連敗を脱したい楽天は3回、一死から嶋,聖沢,渡辺直の3連打で先制すると、続く内村がスクイズを決めて、2点目。先発・木谷は4回まで4四死球を与えながらも、ノーヒットと好投していたが、5回、先頭の北川に初安打を許すと、一死後、坂口,下山に連打を浴びて、満塁のピンチ。ここでカブレラを三振に斬って取ったものの、続くローズに34号グランドスラムをぶち込まれ、一気に形勢逆転。偽バファローズは7回にもカブレラの32号2ランで6点目。楽天はその裏、代打・山崎武のタイムリーで1点を返すと、9回には守護神・加藤から先頭の中村がプロ初アーチを叩き込んだが、後が続かなかった。

絶好調の偽バファローズと絶不調の楽天の対決は下馬評通り、偽バファローズの3タテで終了。楽天が今季初の7連敗となったのに対し、ローズ,カブレラのアベックアーチで逆転した偽バファローズは今季初の6連勝でとうとう2位にまで浮上。100試合以上消化しての2位は何と10年ぶりだそうだ。明日から始まる首位・西武との3連戦でこの好調をキープして3タテする様な事があると、波乱が起きる可能性も生まれるだけに大いに期待したい。

◆M4−3L◆
初回に橋本の犠飛で先制したロッテは続く2回には早川のタイムリー,3回には今江のスクイズで着々と加点。5回まで無失点の好投を見せていた清水だが、6回二死走者なしから佐藤をインターフェアーで出してからリズムを狂わせ、栗山のヒット,中島の四球で満塁とすると、礒?にタイムリー二塁打を浴びて、2失点。続く7回には一死三塁のピンチを作ってKOとなると、2番手・シコースキーが二死後、片岡に同点タイムリーを浴びて、清水の白星は消滅。追い着かれたロッテはその裏、二死から今江が12号ソロを叩き込み、勝ち越しに成功。最後は守護神・荻野が締めて、逃げ切った。

一度は追い着いた西武だが、涌井が踏ん張りきれずに6カードぶりの負け越しを喫した。ロッテは今江がスクイズに決勝アーチと活躍。先発・清水は3点のリードを守りきれなかったが、川崎の好リリーフが光った。水島の呪いに取り憑かれている根元は(全く得点には絡んでいないが)18打席ぶりにヒットが飛び出し、辛くも3割陥落を免れた。

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August 13, 2008 23:34

◆G2−4T◆
何とか連敗を止めたい阪神だが、先発・岩田が初回、いきなり先頭の鈴木尚に痛打されると、キムタクに犠打を決められた後、暴投で三進を許した所でガッツにタイムリーを浴び、あっと言う間に先制点を献上。直後の2回、先頭のキュラソ星人がヒットで出るも、続く高橋光が最悪のゲッツーを食らい、結局、3人で攻撃終了。0−1の儘、迎えた4回、阪神は先頭のシャア少佐のサードへのゴロがあの男のヘッポコ悪送球を誘って、一気に三塁を陥れると、関本のサードゴロの間に同点のホームイン。更に、鳥谷がヒットで続いたが、キュラソ星人がセカンドゴロゲッツーを食らい、1点止まり。続く5回には一死から林が四球を選ぶも、今度はバルディリスがゲッツーに倒れて、追加点ならず。巨人も7回二死一、二塁のチャンスを逃すと、9回には一死一塁から松田記者が空振り三振に倒れ、スタートを切っていたガッツが憤死する三振ゲッツーを食らって、延長にもつれ込んだ。10回、巨人は早くも守護神・クルーンを投入するが、全くストライクが入らず、関本,鳥谷と連続四球を与えると、若大将・原監督はあっさり藤田にスイッチ。しかし、これが大誤算。いきなりキュラソ星人にライトスタンドへ19号3ランを放り込まれて、一瞬にして3点のビハインド。その裏、巨人はあの男が同点に繋がるヘッポコラーで溜まりに溜まったインケツパワーを吐き出して、今季初アーチを叩き込むが、走者を溜めなければいけない状況でソロ一発では気勢も上がらず、後続3人が倒れて、万事休す。阪神の連敗はようやく5でストップ。マジック36が再点灯した。

膝の悪いガッツを走らせて三振ゲッツー食らったり、失点してもいないクルーンを早々引っ込めたら藤田がいきなり被弾したりと、若大将の采配が悉く裏目に…。あの男のヘッポコ悪送球さえなければ、完封していたかもしれない辺り、内海も気の毒な事この上ない。阪神としてはキュラソ星人の劇的弾で勝つと言う最高の形で連敗脱出となり、これで一気に息を吹き返すかもしれない。悉く炎上しているリリーフ陣の中で、最後の砦とも言えるウィリアムスがいきなり被弾した上、続く鶴岡にもカウント0−3となった時にはどうなる事かと思ったが、そこから3球あっさりストライクを見逃した鶴岡の消極的姿勢に救われた。

◆C11−5D
中日は初回、川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに飛び出した井端の先頭打者アーチで先制すると、更に、ピンキー井上のタイムリー等で2点を追加。2回には何と2番で起用された中村紀が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに21号2ランを叩き込み、早くも5点のリード。しかし、先発・中田はその裏、石原の犠飛で1点を返されると、3回には5本の単打を集中されて、3点を失い、1点差。そして、5回、二死走者なしから嶋にヒットを浴びると、続くシーボルに10号2ランを被弾し、ついに形勢逆転。広島は8回、無死一塁からついに求道者・前田が代打で登場。ブラウン暗黒采配により、コンディションはどん底に叩き落とされている状態ながら、鋭い眼光で浅尾を威圧し、四球を勝ち取ると、これで意気上がる広島は木村のバントが浅尾のエラーを誘って、満塁となった所で東出がスクイズに成功。更に、代打・赤松が2点タイムリーを浴びせると、一死後、栗原が走者一掃のタイムリー二塁打を放って、試合を決定付けた。2番手・宮崎は2回無失点で今季初白星。

2回で5点もリードしておきながら、それを中田が守りきれず、浅尾がエラーをきっかけに致命的な大量失点。打っては2併殺3走塁死7残塁の大拙攻と最悪の試合運びで中日が川相不在の弊害を大露呈。川相を現役復帰させなかった事を今更、後悔しても遅いと言うしかない。広島は求道者・前田の執念の四球がビッグイニング形成を呼び込んだ。代打などではなく、スタメンで使うべきなのは言うまでもないが、だからと言って、フル欠場に追い込むくらいなら、代打ででも使うべきなのもまた言うまでもない。だが、ブラウン監督はそんな所には目もくれず、逆転アーチを含む3安打3打点の同胞・シーボルの活躍に大喜びなのは想像に難くなく、今後も求道者・前田の積極的起用は期待出来そうもない。

◆YB12−8S◆
初回、村中の暴投連発で労せずして先制した横浜は続く2回には二死二、三塁から石川,ガッツな貴公子・仁志,内川と3連続タイムリーを浴びせて、3点を追加。再三チャンスを逃してきたヤクルトは5回、川端のタイムリー二塁打でようやく1点を返すが、その裏、ガッツな貴公子・仁志に10号ソロを浴びて、再び4点差。勢い付く横浜は続く6回にはハマのチンピラにタイムリーが飛び出すと、なおも二死一、二塁の場面でガッツな貴公子・仁志が2打席連続の11号3ランをぶち込んで、この回4点。更に、7回にも4長短打を集中して、3点を追加。粘るヤクルトはジワジワと1点ずつ返していくと、9回には飯原の5号2ラン等で一気に5点を返し、4点差まで追い上げたが、ここで力尽きた。

ここ2試合白星が続いていた村中だったが、4回4失点KO。リリーフ陣も総崩れの投壊ぶりでヤクルトが惨敗。終盤追い上げただけにリリーフ陣が踏ん張れなかったのが大きく響いた。横浜は吉見の5失点が余計だったが、先発・ハマのチンピラは8回3失点とまずまずの投球で5勝目。打ってはガッツな貴公子・仁志が2発含む3安打5打点の大活躍だった。

◆M2−4H◆
自力優勝消滅の危機に立たされ、負けられないソフトバンクだが、先発・ホールトンが初回一死から根元に痛打されると、橋本には四球を許して、一、二塁のピンチ。しかし、サブロー,大松と打ち取って、ここを切り抜けると、2回以降はすっかり立ち直り、全く走者を許さない完璧な投球を展開。何とか援護したいソフトバンク打線はロッテ先発・清水の前に5回までゼロ行進を続けていたが、6回、先頭の明石が三塁打を浴びせると、続く松中がセンター前に弾き返して、ついに1点を先制。7回には一死一、三塁から本多の併殺崩れの間に2点目。更に、8回には大村のタイムリー二塁打で3点目を追加。ロッテはその裏、二死から神戸が7イニングぶりの走者となるヒットを放つと、金沢,フクーラの代打攻勢で連打を重ねて、ようやく1点を返し、ホールトンをKO。なおも一、二塁のチャンスだったが、代わった篠原の前に代打・竹原がセカンドゴロに倒れて、二者残塁。最後は馬原の前に反撃を断ち切られた。

西武との差を5.5に縮め、マジック点灯を阻止したソフトバンク。何と言ってもこの日はホールトンの好投に尽きるだろう。2〜7回までに8三振を奪ってのパーフェクト投球は圧巻だった。清水も7回2失点と先発としての責任は果たしたが、打線に見殺しにされてしまった。

◆F2−4Bs
偽バファローズ先発・小松に対して、日本ハムは初回、二死一、二塁から小田のタイムリーで先制。直後の2回、偽バファローズは先頭のローズが27号同点ソロを叩き込むと、一死後、日高の三塁打に続き、後藤がタイムリー二塁打を放って、勝ち越しに成功。その後、しばらく膠着状態となったが、1−2の儘、迎えた7回、偽バファローズは二死走者なしから後藤が7号ソロを放って、3点目を追加。8回に田中のタイムリー二塁打で1点差と迫られるが、土壇場9回、ローズにこの日2本目となる28号ソロが飛び出して、貴重な1点を追加。最後は守護神・加藤が3人で締めて、逃げ切った。

西武に3タテを食らって自力Vが消滅した事を引きずっているのか、この日も日本ハムは打線が精彩を欠き、4連敗。貯金も残す所、僅かに1つとなってしまい、逆転Vどころか、Aクラス死守すら危うくなってきた。グリンは好投虚しく、13敗目。一方、小松は8回2失点で9勝目と初の2桁勝利へリーチをかけた。

◆E11−7L◆
今日にもマジックが点灯となる西武に対して、楽天は初回、フェルナンデスのタイムリー等で2点を先制。2回に後藤,中村の連続アーチであっさり追い着かれるも、3回、ショートの9号ソロ等で2点を勝ち越し。続く4回にはショート,山崎武のタイムリー等で一気に4点を追加。6点を追う西武は5回、栗山の8号2ランで2点を返すと、7回にはボカチカのタイムリー等で2点を追加し、2点差まで接近。しかし、その裏、楽天は二死一、三塁からショートが走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、10点目。西武は8回に後藤のこの日2発目となる7号ソロで応戦するも、その裏、代打・礒部のタイムリーでダメを押された。

楽天がノーガードの打ち合いを制して、西武の連勝を阻止。ショート,フェルナンデスの両助っ人がいずれも3安打を放ったのに加え、出戻り助っ人・青波の長瀬も初スタメンで2安打2死球1打点と健在ぶりを見せつけた。渡辺直も2四球3安打の5連続出塁に2盗塁とリードオフマンとして貢献。西武は4発のアーチが飛び出したが、ソロ3発,2ラン1発と走者を溜まっていなかったのが悔やまれる。

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July 01, 2008 23:35

◆G4−7S◆
序盤から点の取り合いとなったこの試合、先手を取ったのはヤクルト。まず初回に青木のタイムリー三塁打等で2点を奪うと、続く2回には川本が犠飛を打ち上げ、3点目。その裏、寿司職人ラミレスの21号ソロで1点を返されるも、直後の3回、青木が9号ソロを叩き込んで、再び3点差。追いかける巨人は4回、無死一、二塁のチャンスでまたも寿司職人ラミレスが2打席連続となる22号3ランを放ち、一気に同点。しかし、それも束の間、ヤクルトは5回に武内のタイムリー三塁打で再び勝ち越し。更に、二、三塁となった所でウィルソンが2点タイムリーを浴びせて、またまた点差は3点に拡大。以降、膠着状態に陥り、4−7の儘、土壇場9回に突入。ヤクルト守護神・林に対して、巨人は一死から寿司職人ラミレスがこの日4本目のヒットで出たものの、続く阿部がピッチャーゴロゲッツーに倒れる最悪の展開で一瞬にしてゲームセットとなった。

上原を中継ぎなんぞで恐る恐る使っている為に出来てしまった穴を埋めるべく起用された野間口はあえなく3回KO。打ってはマッスル千代の富士が4打席4三振の大ブレーキ。寿司職人ラミレスの2発4安打4打点と言う孤軍奮闘は全く報われず、またまた貯金が消滅してしまった。

◆T8−3D
2回にデラロサのタイムリーで先制した中日だが、3回、二死一塁から先発・中田が連続四球で満塁のピンチ。ここで林をファーストゴロに打ち取るも、これをT.ウッズがエラーし、同点とされる体たらく。川相不在の重さを痛感し、落胆の色を隠せない中田は続く4回にも二死満塁のピンチを迎えると、新井にタイムリーを浴び、2点を献上。しかし、直後の5回、中日は四球と連打で無死満塁とするとT.ウッズが汚名返上の2点タイムリーを放ち、同点。なおも勝ち越しのチャンスだったが、ベンちゃん,李と凡退。デラロサが歩いて再び満塁としたものの、谷繁が打ち上げて、三者残塁。すると、その裏、阪神は一死二、三塁から藤本のセカンドゴロが野選を誘い、勝ち越し。更に、代打・葛城イクローの犠飛で1点を追加。続く6回には新井のタイムリー三塁打,キュラソ星人の14号2ランで3点を加え、ダメ押し。6回から登板の久保田が2回をピシャリと抑えると、8回からはウィリアムス−藤川と繋ぐJFK揃い踏みで中日の反撃を断ちきった。

阪神と同じ10安打を放ちながら、結果は5点もの差をつけられての大惨敗。一発なしで3点取ったからと言っても、1併殺11残塁の拙攻を展開している辺り、タイムリー欠乏症に苛まれて続けている事に変わりはない様だ。守っても3失策と攻守に渡って川相不在の弊害を大露呈。これで阪神との差は7.5と拡大。この絶体絶命の状況を打破する為にも名手・川相の現役復帰が大いに待たれる所だ。

◆YB2−3C◆
案の定、求道者・前田がベンチに軟禁され、試合前から逆境に立たされた広島は先発・大竹が初回からビクビー,金城と連続タイムリーを浴びて、2点を献上。しかし、直後の2回、石原のタイムリーで1点を返した広島は4回に栗原の9号ソロで同点。そして、7回にはシーボルにタイムリー二塁打が飛び出して、ついに勝ち越しに成功。その裏、横浜は一死から石川が内野安打で出るも、痛恨の牽制死。続く相川も内野安打を放ち、大竹をKOするが、代わったシュルツの前に代打・メカゴジラが打ち取られ、同点ならず。広島は8回から横山−永川と繋ぐ必勝リレーを展開し、1点差を守りきった。

栗原の活躍や大竹の粘りの投球で広島が逆転勝ち。前回、大炎上の永川も今回はきっちり締めた。水島の呪いに苛まれている横浜相手とは言え、求道者・前田がフル欠場だと言うのに、借金完済へリーチをかけてしまった事は果たして、喜んでいいものか…。まったく松田オーナーもシーズン半ばに余計な事を言ってくれたもんだ。

◆Bs4−1H◆
ソフトバンクは初回、一死満塁と絶好のチャンスを掴むも、大村,長谷川と連続三振に倒れて、先制ならず。すると、その裏、偽バファローズは一死から阿部,カブレラと連打を浴びせると、ローズが19号3ランを叩き込み、3点を先制。2回以降、立ち直りを見せていた杉内だったが、6回、濱中に7号ソロを被弾し、4点目を献上。偽バファローズ先発・小松は走者を出しながらもあと一本を許さず、7回まで無失点の好投。8回に菊地原が松中に被弾し、更に、一死一、二塁のピンチを迎えたものの、松田をゲッツーに仕留めて、凌ぎきると、9回には守護神・加藤が三者三振の快投で締め括った。

プロ入り以来、対偽バファローズ戦無傷の8連勝中だった杉内が立ち上がりをつかれて、ついに初黒星。ソフトバンクは初回の満塁のチャンスを生かせなかった事で流れを掴みきれなかった。偽バファローズは2回以降僅かに3安打で初回の3点が大きくモノを言った。久々の先発登板となった小松も好投で1ヶ月半ぶりの5勝目。結局、しばらく中継ぎに回されていたのは交流戦仕様だったのだろうか…。明らかに、後ろに回す先発要員のチョイスを間違えていた気がするのだが…。

◆F7−12L
西武は日本ハム先発・スウィーニーの立ち上がりをつき、初回にブラゼルの20号2ランで先制すると、2回には4連打と栗山の犠飛で3点を追加し、早くも5点のリード。しかし、その裏、日本ハムが猛反撃。まず先頭の高橋が5号ソロで反撃の狼煙を上げると、スレッジが死球を食らった後、小谷野は三振に倒れるも、鶴岡,金子誠と連打を浴びせて2点目。更に、一軍復帰の劇団ひちょりが四球を選んだ後、高口が2点タイムリーを放ち、1点差。二死後、稲葉にも2点タイムリーが飛び出し、この回一挙6点を奪って逆転に成功。6−5の儘、迎えた6回、西武は二死一塁から中島のタイムリー二塁打で同点とすると、ブラゼルが歩いて一、二塁となった所でG.G.佐藤が19号3ランを叩き込み、一気に3点を勝ち越し。8回には2点,9回にも1点を加え、試合を決定付けた。

日本ハムは折角、5点差を跳ね返したと言うのに、出る投手出る投手悉く火だるまで終わってみれば、再び5点差をつけられての黒星。石井一が2回もたずにKOとなりながら、小刻みに投入されたリリーフ陣がきっちり抑えた西武とは対照的だった。劇団ひちょりは水島の呪いによる骨折から約1ヶ月ぶりに戻ってきたが、4の1と復帰初戦は地味な結果に終わった。

◆E2−7M◆
楽天先発・朝井に対して、ロッテは初回、フクーラのタイムリーで先制すると、続く2回には西岡の犠飛で2点目。更に、3回にはベニー松山,サブローと連続タイムリーを浴びせて、3点を追加。5回にはまたもサブローにタイムリーが飛び出すと、今江も犠飛を打ち上げ、7点目。朝井はこの回限りで降板となった。立ち上がりは不安定だった清水だが、尻上がりに調子を上げていき、楽天打線を翻弄。6回に無死二、三塁から2つの内野ゴロで2点を返されたものの、落ち着きを失う事なく、投げ続け、完投で6勝目をマークした。

今季唯一となる盛岡での公式戦。先日の大地震の被災者を励ますべく「頑張ろう!東北」と「がんばろう神戸」のパクリステッカーをヘルメットに貼って臨んだ楽天だったが、結果は朝井の背信投球で無念の惨敗。一方、前回7失点と打ち込まれた清水だが、今季5度目の完投を初の無四球で飾り、汚名を返上。打っては効率のいい攻撃で着々と加点し、楽天のモチベーションを奪い取った。

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June 07, 2008 23:54

◆G7−3M◆
2回に松田記者の一発で先制されたロッテは直後の3回、南のタイムリー二塁打ですかさず同点。しかし、その裏、巨人は二死走者なしから連打と四球で満塁とすると、寿司職人ラミレス,松田記者と連続タイムリー二塁打を浴びせて、一気に4点を勝ち越し。ロッテは4回、ヒットで出たサブローが盗塁とボークで三進すると、今江のショートゴロの間に2点目。更に、6回にはズレータが天井の照明を直撃する18年ぶりの認定本塁打となる4号ソロで2点差まで追い上げる。しかし、巨人は7回にガッツのタイムリー,8回には代打・清水のタイムリーで突き放して逃げ切った。ロッテは今季対巨人4戦全敗で終わった。

ゴンザレスなき後の当ブログ推奨助っ人・バーンサイドがまたも微妙〜な投球ながら、打線の援護を貰ってまたまた白星をゲット。怨敵・バレンタインに激しく敵愾心を燃やす藤田は対ロッテ2度目の登板となったが、1回1/3を投げて三振2つを奪うなど4人で退ける好投でまたもバレンタインの鼻をあかす事に成功。一方、小林宏は泥沼の連敗ロードを前回、快投で抜け出したかと思いきや、またまた4回5失点KOの背信投球でリーグトップタイの7敗目となってしまった。

◆D4−1F
0−0で迎えた4回、日本ハムはヒットの高口を田中が送ると、ここで稲葉がタイムリー二塁打を放ち、1点を先制。その裏、エラーと2四球で貰ったタナボタの満塁のチャンスを逃すなど、この日もタイムリー欠乏症に苛まれる中日は6回一死から川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにT.ウッズ,ベンちゃんと連続アーチを叩き込み、逆転に成功。更に、二死後、連打で一、二塁としたものの、小田がショートゴロに倒れて二者残塁。一発が出ないと如何ともしがたい中日は8回、一死二塁から川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに中村紀が史上22人目の350号となる2ランを叩き込み、ダメ押し。最後は岩瀬が3人でピシャリと締めて逃げ切り。先発の人斬り抜刀斎は8回を10三振1失点の好投で4勝目をマークした。

中日は全得点が一発と言う極度のタイムリー欠乏症,一発依存症をまざまざと見せつけた。ここまで徹底していると逆に清々しい……………、いや、やはり見苦しいよな。結局、この日も一発と先発投手頼みの展開だった訳だが、人斬り抜刀斎が不甲斐ない打線に辟易とながらも、好投を見せた事に救われた。

◆T3−2H◆
2回に松田,長谷川,的山の3連打で先制した南海は更に、一死満塁となった所で川崎が犠飛を打ち上げ、1点を追加。2点を追う阪神はその裏、一死一、三塁から矢野のタイムリーで1点差とし、なおも一、二塁のチャンスでバルディリスがセカンドゴロに倒れて、二死。ここで何と岡田監督は早くも先発の能見に代打・高橋光を送ったものの、センターフライに倒れて1点止まり。その後、阪神が4回無死一、二塁,南海が5回二死満塁のチャンスを逃すなど、決め手に欠く攻撃で1−2の儘、終盤へ突入。迎えた7回、阪神は一死二塁から代打・浅井がタイムリー三塁打を浴びせて、ついに同点。なおも勝ち越しのチャンスにシャア少佐のレフトフライで本塁を狙った浅井だが、南海の中継プレーの前に憤死。試合は同点の儘、延長へ突入。迎えた10回、阪神は一死から連打と四球で満塁のチャンスを掴むと、ここで新井がレフト前へタイムリーを放ち、劇的なサヨナラ勝ちを収めた。

今季、延長戦不敗を誇っていた南海だったが、延長早々に登板した藤川に抑え込まれた末、5年前の日本シリーズで2勝を含めて対阪神8戦5勝0敗を誇っていた杉内が力尽きて、サヨナラ負け。流石に149球も投げては疲れの色は隠せなかった。昨日、継投に失敗した影響か、今度は先発を引っ張り過ぎて貯金が消滅してしまった。序盤は押せ押せの南海だったが、勢いを止めたのは江草。この所、不安定な投球が続いていたが、3回のロングリリーフを見事に無失点で切り抜けた。能見の2回降板は驚いたが、結果的にこれが勝利を呼び込んだと言えるだろう。

◆C3−11Bs◆
危惧されていた通り、ブラウン監督は求道者・前田をベンチに幽閉。理不尽な起用に失意のどん底に叩き落とされた広島に対して、偽バファローズは2回にローズ,濱中の一発で2点を先制。その裏、小窪のプロ初アーチで1点を返されるも、直後の3回、今度はカブレラが10号2ラン。その裏、オチョアのタイムリーで2点差とされるも、直後の4回、4安打を集中して、3点を追加。5回にはローズがこの日2本目となる16号ソロを叩き込むと、7回にもカブレラ,ローズの連続タイムリーでダメ押しの3点を追加。先発の中山は7回を2失点で切り抜け、2勝目。

案の定、求道者・前田幽閉策が実行に移されてしまった広島は大惨敗。高橋は3発被弾し、4回失点KOとなったのは、果たして、確変が終わってしまったのか、それとも先日の栗原のごとく、自身を犠牲にしたブラウン監督への抗議行動なのか…。前者だと、今後の広島はますます尻すぼみとなってしまうだけに、むしろ後者であって欲しい。唯一の明るい材料は小窪のプロ初アーチくらいだろうか…。

◆YB3−5E◆
ハーラートップを独走する岩隈はこの日も4回まで散発1安打無失点と上々の立ち上がり。一方、横浜先発のルーキー・小林も負けじと5回を無失点の好投を展開。何とか小林を援護したい横浜は5回に連打で無死一、三塁とすると、石川のピッチャーゴロゲッツーの間に1点を先制。しかし、折角、援護を貰ったと言うのに小林は直後の6回、フェルナンデスのタイムリーであっさり追い付かれると、続く憲史に代打としては実に7年ぶりのアーチとなる勝ち越し3ランを叩き込まれて、あえなくKO。楽天は7回にもショートのタイムリーで5点目。横浜は8回にビクビーのタイムリー二塁打で1点を返すと、土壇場9回には連打で一、三塁のチャンス。一発が出れば同点と言う所で打席に入った4番・村田だが、最悪のサードゴロゲッツー。この間に1点は入ったものの、続くメカゴジラはセカンドゴロに倒れて、4連敗。岩隈は今季3度目の完投で9勝目。

よく粘っていた小林だったが、水島の呪いの強大な力には抗えきれず、無念のKO。打っては、チャンスを掴んでもゲッツーと引き替えに得点をあげるのが精一杯と言う攻撃ばかりでどうにも波に乗りきれなかった。水島の呪いが始まってから1勝6敗、槍玉に挙がっているはーちゅんは1度として登板機会が回って来ないなど呪いの影響は確実に浸透している様だ。

◆S3−5L◆
初回にブラゼルの16号,青木の3号といずれも2ランで2点を取り合って迎えた2回、西武は二塁打の中村をボカチカが送った後、細川のサードゴロが野選を誘い、勝ち越しに成功。6回には一死満塁からボカチカの押し出し四球,細川のショートゴロで2点を追加。ヤクルト先発・川島亮はこの回限りで降板となった。3点を追うヤクルトは7回、ユウイチ,田中の連打で1点を返すも、後続3人が三振に倒れて、1点止まり。9回にも抑えのグラマンから二死一、二塁と一発が出ればサヨナラと言う場面を作ったが、最後は川本が空振り三振に倒れて、万事休す。西武先発・岸は8回途中で降板したものの、13三振を奪う力投で6勝目を収めた。

ガイエルが右肘痛で離脱し、当面、国産打線を強いられる事となったヤクルト。中軸はそこそこに結果を出したものの、7,8,9番が代打を含めて11打数10三振とまるで役立たず。特に、川本は4打席4三振の体たらくだった。投げては川島亮が立ち上がりに失敗。中盤は立ち直ったかに見えたが、結局、四球で自滅と粘りきれなかった。

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June 06, 2008 23:22

◆G4−3M◆
0−0で迎えた3回、ロッテは二死走者なしから根元が今季初アーチとなる先制弾を叩き込むと、更に、二塁打を挟んで2つの四球で満塁とした所でサブローが2点タイムリー二塁打を浴びせて、この回、3点。3回まで1安打無失点と上々の滑り出しを見せたロッテ先発・清水だが、4回にガッツに被弾。5回には一死二、三塁のピンチで代打・清水に犠飛を許すと、6回には連打で二、三塁のピンチを背負った所で寿司職人ラミレスのセカンドゴロの間に同点を許してしまい、この回限りで降板となった。その後、両軍共に決め手を欠き、試合は延長に突入。迎えた10回、巨人は早くも投入した守護神・クルーンが(振り逃げ含む)3連続三振の快投を展開すると、その裏、守備から途中出場していたルーキー・加治前がプロ初打席でサヨナラアーチを叩き込み、接戦に終止符を打った。

主力の相次ぐ離脱により、日毎にオーダーがイースタン化していく巨人。この日も田中,加治前がプロ初打席を経験したが、その加治前がプロ野球史上初となる大仕事をやってのけた。止ん事無き事情で起用されている若手達だが、主力が戻ってきたら、ただ漠然と入れ替えられない様な食い下がりを見せて貰いたい所だ。尚、主力中の主力である寿司職人ラミレスは4タコで連続試合安打がついに27でストップ。投げては先発の野間口こそ背信投球だったが、以降、リリーフ陣が好投し、サヨナラ勝ちを呼び込んだ。特に、2回を5三振の越智は圧巻だった。

◆D3−7F
依然として極度のタイムリー欠乏症,一発依存症に好転の気配が見えない中日は日本ハム先発のスーパーさぶ・多田野に対して、4回までにT.ウッズが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに叩き込んだ2打席連続ソロアーチ以外は誰一人走者に出られない体たらく。今季初登板となる佐藤充は不甲斐ない打線をバックに4回まで無失点で踏ん張ってきたが、5回、二死二、三塁のピンチを背負うと紺田にタイムリーを浴びて1点差。更に、続く高口には走者一掃の逆転タイムリー三塁打を浴びて、あえなくKO。これで流れを掴んだ日本ハムは7回には3連打で無死満塁とした所で高口,村田の連続タイムリーと稲葉の犠飛でダメ押しの4点を追加。中日は8回にも川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに代打・英智に今季初アーチが飛び出したが、所詮単発では試合は動く事はなかった。

僅か4安打に抑え込まれた上、うち3本がソロアーチと言う実に中日らしいしょっぱい攻撃。正に、川相不在の弊害をまざまざと見せつけた。単発に頼るしかない状況では先発が頑張るしかないのだが、今季初登板の佐藤充には荷が重かった様だ。この壊滅的な状況を打破する為の策は1つしかないのだが、一体いつまで実行しない気なのか…。一方、日本ハムはついに守護神・MICHEALが復帰。セーブのつかない場面ではあったが、3人をピシャリと抑えて、復活をアピール。これで武田久がセットアッパーに戻れると、後ろはより一層安定感を増す事になるだろう。それにしても、4回でソロ2発被弾しただけの好投だった多田野が5回で代打を送られてしまったのは何とも気の毒だ。

◆T5−2H◆
初回、一死満塁のピンチをゲッツーで切り抜けた南海は直後の2回、二死から長谷川が内野安打で出た所で山崎がタイムリー二塁打を放って、1点を先制。続く3回には一死二塁から松中がタイムリーを放ち、2点目。3回まで6つの残塁を量産していた阪神だが、4回、シャア少佐のタイムリーでようやく1点を帰すと、5回には新井が7号ソロを叩き込み、試合は振り出しに。2−2で迎えた7回、南海はこの回から代わった久保田に対して、一死から本多,川崎の連打の後、松中が歩いて満塁のチャンス。しかし、小久保,柴原と連続三振に倒れて、三者残塁。その裏から登板したニコースキーは簡単に3人で退けるも、続く8回に入ると全くストライクが入らなくなり、2四球とヒットで無死満塁のピンチを迎えると、鳥谷に押し出し死球を食らわせて勝ち越し点を献上。代わった藤岡も代打・悠久の若虎・桧山にタイムリーを浴び、致命的な2失点。9回は守護神・藤川の前に反撃を断ち切られた。

ピリッとしない内容ながらも、大崩れせずに粘っていた岩田だったが、またも打線の援護に恵まれず。中日・吉見が中継ぎに回されている交流戦の間に白星を稼いでおきたいと言うのに、勝敗つかない儘、無念の降板となってしまった。その岩田の降板後に阪神はようやく勝ち越し…と言うか、完全にニコースキーの自滅に救われた格好ではあるが…。南海はニコースキーを引っ張り過ぎただろう。せめて満塁になった段階で久米辺りを投入する手はなかったものか…。それにしても、王さんの南海ユニフォーム姿はちょっと複雑だなぁ…。

◆C2−12Bs◆
広島先発のルーキー・篠田が立ち上がり早々3連続四球で満塁とした後、ローズに2点タイムリーを浴びて、あっと言う間にKO。偽バファローズは更に、北川の犠飛で1点を追加。1点ずつ取り合って迎えた5回、広島は二死一、三塁から栗原のタイムリーで2点差。なおも一、二塁のチャンスだったが、ここで求道者・前田がセカンドゴロに倒れて二者残塁。すると、直後の6回、偽バファローズはローズが14号2ランを叩き込むと、8回には6連打等で6点を追加し、試合を決定付けた。一死も取れずにKOとなった篠田はプロ初黒星。

スタメン復帰を果たした求道者・前田だが、無念の4タコ。チャンスに悉く凡退してしまったのも痛かった。ブラウン暗黒政権下では求道者・前田もコンディションとモチベーションを維持するのが極めて困難なのだろう。いずれかのパラメータが上がってきたと見るや、きっちりスタメンから外して、上昇カーブを食い止めると言う恐るべき闇の采配だ。偽バファローズ投手陣も求道者・前田封じが勝利への最大の近道と分かっているのか、栗原に幾ら打たれてもいいから、求道者・前田だけは徹底マークすると言う策が奏功した。今回の求道者・前田のブレーキは正に、ブラウン監督の幽閉策を助長する格好の要素となってしまっただけに今後の広島が非常に心配である。

◆YB5−14E◆
2回に二死満塁のチャンスを逃し、3回は先頭打者を出しながらゲッツーで潰し、4回も先頭で歩いた山崎武が盗塁死とまずい攻めが続いていた楽天だが、先発・朝井はひたすら援護を待ちながら、4回を無失点の好投。すると、5回、横川にプロ初アーチが飛び出して、待望の先制点をゲット。続く6回には鉄平の3号3ランなど、5長短打を集中し、一挙7点のビッグイニングを形成。更に、7回にも3連打で3点を追加。横浜は村田,メカゴジラの一発等で応戦したものの、9回にもダメ押しの3点を失い、力尽きた。

早速、はーちゅんが岩鬼に被弾するなど、水島の呪いが本格化しつつある影響か、出る投手出る投手火だるまに遭い、悪夢の17安打14失点。横浜打線も14安打を放ってはいるものの、無駄打ちが多かったし、あまりにも打たれ過ぎた。先発・ウッドはこれで開幕5連敗だが、これでもローテから外せない苦しい投手事情は哀れを誘う。本来ならばローテに入っていなければならない土肥も中継ぎで3失点と不甲斐ない投球だった。

◆S7−1L◆
西武先発・涌井に対して、ヤクルト打線が初回から猛攻。二死二塁から畠山,武内,田中,飯原,川本と怒濤の5連打で4点を先制。5回には二死一、三塁から川本が今季初アーチとなる3ランを叩き込み、涌井はこの回限りでKO。ヤクルト先発の館山は8回まで4安打1失点の好投を展開し、5勝目。西武の連勝は3でストップした。

10本塁打以上の選手が5人(細川も9本)も居並ぶ強力西武打線を館山が見事に封じ込め、一方、ガイエル不在で最多本塁打が飯原の3本と言うこぢんまりとしたヤクルト打線が単打の応酬で涌井を攻略。最後に今季0ホーマーの川本の3ランと西武のお株を奪う一発でとどめを刺すと言う、ヤクルトは正に、理想的な試合運びだった。

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May 29, 2008 23:42

◆G2−4E◆
開幕以来の借金をようやく完済し、貯金生活に持ち込みたい巨人だが、先発・グライシンガーが初回、脇谷のエラーで作ったピンチから鉄平にタイムリーを浴びて、先制点を献上。1点を追う巨人は3回、無死満塁の大チャンス。ここから隠善,坂本と連続三振に倒れたものの、ガッツが押し出し四球を選んで、同点とすると、続く寿司職人ラミレスが勝ち越しタイムリー。それも束の間、楽天は4回に山崎武が同点アーチを叩き込むと、6回にはショートのタイムリー二塁打で2点を勝ち越し。その裏、巨人は連打の後、松田記者が送って一死二、三塁と一打同点の場面を築くも、古城,脇谷と倒れて、二者残塁。7,8回と三者凡退に倒れると、9回も抑えの小山の前に簡単に二死。ここでようやく一軍に戻ってきた代打・矢野が四球を選びながら、2点差あるにも拘わらず、無闇に二盗を仕掛けて憤死するあっけない幕切れで巨人は再び借金生活に逆戻りとなった。

内海は復活したが、グライシンガーでまたも勝てずに貯金生活に失敗。寿司職人ラミレスは好調をキープしているが、やはり、亀井もゴンザレスも消えた打線では安定した得点力は望めないのか。1,2番で5三振と言うのも淡泊過ぎた。そんな中、矢野が戻ってきたのは明るい材料。この状況ならスタメン起用の機会もそれなりに貰えるだろう。代打屋に収まってしまう前にスタメンでアピールしておきたい所だが、それにしても、何で最後、盗塁仕掛けたかね?

◆D1−3Bs
初回、ローズのタイムリー二塁打で先手を取られた中日はその裏、二死二、三塁と一打逆転のチャンスに中村紀が三振と早速、川相不在の弊害を露呈。続く2回に小田の犠飛で同点としたものの、直後の3回、依然としてピリッとしない先発・朝倉が坂口,村松,カブレラの3連打で勝ち越されると、続くローズには13号3ランを被弾。更に、北川にも二塁打を浴びた所であえなくKO。ここで落合監督は川相………ではなく、川井を投入。川井は3回を無失点の好投を見せたものの、所詮、カワイであって川相ではない川井にはチームの空気を変える事が出来ず、中日は拙攻の連続で一向に点差を縮められない。7回以降は一人の走者も出せない有様でこの2連戦2連敗となった。偽バファローズ先発・オルティズは5回1失点で来日初白星。

相手打線を覚醒させる事に定評のあるオルティズとの対戦と言う事で、タイムリー欠乏症,一発依存症の払拭を期待された中日だが、何ら症状は好転する事なく、オルティズに初勝利を献上してしまう始末。やはり、この症状が治らない限り、先発がコケたらどうしようもないチームである。せめて、3回に川井ではなく、川相を(勿論、野手で)投入していたら、状況は変わったかもしれないが、川井では現状維持が精一杯だった。

◆YB5−6H◆
ソフトバンクは初回、ルーキー・小林の制球難に付け込み、柴原のタイムリーで先制。続く2回には投手の大隣がプロ入り初アーチとなる2ランを叩き込むと、3回には松田に5号2ランが飛び出して、5点目。更に、5回には小久保の11号ソロで1点を追加。大隣の前に6回まで散発3安打と沈黙していた横浜は7回に村田,金城,吉村の3連打でようやく2点。8回には金城のタイムリー二塁打等で2点を追加すると、土壇場9回には二死から野中の今季初アーチで1点差まで詰め寄った。更に、大西もヒットで続き、長打が出れば同点と言う所だったが、最後はガッツな貴公子・仁志がファーストファールフライに倒れて万事休す。

ぶっちぎり最下位だと言うのに、何故か水島氏に目をつけられてしまうと言う悲惨な流れになりつつある横浜。惨敗ペースからよく追い上げたものの、あと一歩届かない詰めの甘さはやはり最下位チームと言う事か。一発が効果的に飛び出したソフトバンクは2タテで上昇気配。投打に渡る活躍を見せた大隣は交流戦に入ってから投球に安定感が戻ってきた感じで、この儘、軌道に乗って欲しい所だ。

◆C3−1L◆
求道者・前田を幽閉した途端に連勝が止まった事でナインの不信感を感じ取ったのか、ブラウン監督は仕方なく求道者・前田をスタメンに復帰させると、これが当然のごとく奏功。0−0で迎えた4回一死から栗原が三塁打で出ると、ここで打席を迎えた求道者・前田もタイムリー三塁打を放って、1点を先制。更に、二死後、梵もタイムリーを放って、2点目。5回にボカチカの一発で1点を返されるが、6回、求道者・前田のヒット等で二死満塁のチャンスを掴んだ広島は石原のタイムリー内野安打で1点を追加。8回にシュルツを挟んで、最後は守護神・永川が3人でピシャリと抑え、ルイスはハーラー単独トップとなる7勝目をマークした。

前日、求道者・前田幽閉策に対して、3度の満塁のチャンスを叩き潰すと言う自らの身を呈した栗原の抗議が実り、スタメン復帰した求道者・前田が2安打1打点1得点と勝利に大貢献。ブラウン監督も選手にいらん気を回させたり、ネガティブな方向でいらぬ事を画策する暇があったら、もっとプラス方向に働く事を考えて貰いたいものである。

◆T8−4M
立ち上がり、一向に制球の定まらない阪神先発・安藤に対して、ロッテは初回一死一、三塁からサブローの犠飛で先制すると、更に、大松が歩いた後、今江がタイムリー二塁打。続くオーティズが歩いて、満塁とチャンスを拡大させたが、早川はショートライナーに倒れて、2点止まり。2回までパーフェクトの好投を見せていた清水だが、3回、二死満塁のピンチを迎えると、新井に2点タイムリーを浴びて、一気に同点。5回には再び二死満塁のピンチを背負い、新井をセカンドゴロに打ち取ったにも拘わらず、根元が一塁へ悪送球を犯して、勝ち越しの2点を献上。続くキュラソ星人を敬遠し、再び満塁となった所で葛城イクローには走者一掃のタイムリー二塁打を浴びて、ここで清水は無念のKO。ロッテは直後の6回、西岡の2点タイムリーで応戦するも、その裏、今季初打席となる代打・林にタイムリー二塁打を浴びて、突き放される。阪神は7回からJFKを投入し、ロッテの反撃を断ち切った。

清水が5回もたずに7失点KO。何と言っても痛かったのは根元の悪送球だ。折角、ダイビングキャッチで打球を抑えたと言うのに何とも勿体なかった。阪神は平野が右内側腓腹筋損傷で登録抹消。復帰までの期間に予測が立たないのは心配だが、関本が調子を上げてきているので十分に補填は出来そうだ。林も復帰早々、結果を残したのも大きい。ダメ押し3点打を放った葛城イクローもうかうかとしてはいられないだろう。それにしても、4点ものリードがありながら、JFK揃い踏み…って、何と言う容赦ないリレー。少々ロッテが気の毒になってしまった。

◆S2−3F
日本ハム先発のスーパーさぶ・多田野は4回までノーヒットと素晴らしい投球を展開。しかし、5回、先頭の武内に初安打となる二塁打を浴びると、一死三塁となった所で川端にタイムリーを許し、先制点を献上。一方、ヤクルト先発・石川に対して、再三再四チャンスを掴みながら、残塁を量産するばかりの日本ハムだったが、6回、スレッジの8号ソロでようやく追い付くと、続く7回には稲葉が9号ソロを叩き込み、勝ち越しに成功。1点を追うヤクルトは8回に福地の犠飛で追い付き、同点で土壇場9回へ突入。ヤクルト3番手・押本は簡単に二死を取りながら、ここで田中を歩かせると、稲葉のキャッチャーフライを米野が痛恨の落球。ここで高橋にタイムリーを許して、勝ち越し点を献上。最後は暫定ストッパー・武田久に抑え込まれて、5連敗となった。

水島の呪いが横浜へ移り、ようやく解放された日本ハムが接戦を制したが、10安打5四死球と走者を出しまくりながら、3点中2点がソロアーチ,3点目もエラーで貰ったチャンスを辛うじて生かした形で、最終的に12個の残塁を量産する大拙攻だった。ただ、投げては先発・多田野が白星こそつかなかったものの、7回1失点と安定した投球を見せた。対するヤクルト先発・石川は7回2失点ながら、またも勝てず。4月までに5勝しながら、5月に入ってから一度も勝っていない。その間、大崩れしたのは1度だけだが、どうにも打線と噛み合わない。ところで、4番→5番→6番→7番→代打と着実に凋落の道を辿っているガイエルだが、この日はとうとうお呼びがかからず、今季初めてフル欠場となってしまった。

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April 19, 2008 23:39

◆C1−0G◆
ブラウン監督の訳の分からない采配により、ベンチに下げられていた求道者・前田が3戦ぶりのスタメン復帰。理不尽にベンチに座らされ続けた鬱憤を晴らすがごとく、第1打席でいきなりレフト前ヒットを放った求道者・前田だったが、後が続かない。木佐貫,高橋の両先発が素晴らしいのか、両打線が貧弱なのか、0−0の儘、試合は中盤へ突入。迎えた5回、広島は7番に下げられたシーボルがレフトスタンドへ3号ソロを叩き込み、ついに均衡を破る先制点をゲット。以降、広島は最後までノーヒットに終わったが、高橋がこの1点を守りきる5年ぶりの完封勝利でチームの連敗を4で止めた。

高橋がよもやの完封。木佐貫は3安打完投と高橋以上の投球を見せたが、亀井がヒットで出ては盗塁死,ゴンザレスがヒットで出ては古城がゲッツー,坂本がヒットで出てはガッツがゲッツーと、巨人打線が相次ぐ拙攻で見殺しに…。それにしても、求道者・前田がスタメンに復帰すると、やはり締まるねぇ…と言っても、求道者・前田のヒットは全然得点に絡んでないし、チームもたった3安打なんだが…(^^;)。

◆YB5−10D◆
両軍共にノーヒットで初回に1点ずつ取って迎えた3回、中日は井端,李の連続タイムリーで2点を勝ち越し。4回には森野が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに5号2ランを叩き込み、横浜先発・ウッドはこの回限りでKO。その裏、横浜は金城のタイムリー二塁打で1点を返すも、中日は6回に井端の2点タイムリー,7回には中村紀が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに5号2ランをぶち込んで、試合を決定付けた。9回には李が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに2号ソロを放ち、ダメ押しの10点目。先発・朝倉は5回降板ながら、横浜の拙攻と大量援護に守られて、3勝目。

一発完全依存ではなかったものの、5点が一発による得点な訳で、結局、一発がなければ勝てなかった中日。初回に荒木が二盗を決めたのだが、何とこれが18試合目にしてようやく今季初盗塁だと気が付いて驚いた。ついでに言うと井端は未だに盗塁ゼロ。昨年は54盗塁も記録した1,2番コンビが、何と昨日まで1つも盗塁していなかった訳だ。何と言う無策ぶり…。川相がいない事で年々大味になっていく中日野球は今後どうなってしまうのか? 一方、前の試合で22安打16点と大爆発したた横浜打線はこの日も14安打と好調をキープしたが、2併殺10残塁の拙攻が響いた。

◆S4−1T◆
ヤクルトがいきなり阪神先発・岩田の出鼻をくじき、一死から田中が歩いたあと、青木,ガイエル,宮出の3連打で3点を先制。2回までノーヒットに抑え込まれていた阪神だが、3回、先頭の関本が三塁打で出ると、城石の野選でホームイン。しかし、ヤクルトは4回、宮本,福川のヒットで一死一、三塁とすると、村中のセカンドゴロの間に宮本が返って、点差は再び3点。ヤクルト先発・村中は7回まで散発2安打の好投を見せると、8回以降は押本−林のリリーフを仰いで、3勝目。敗れた阪神の連勝は5でストップ。4失点で6回降板となった岩田は今季初黒星。

村中,岩田と3年目の新人王候補同士の対決は村中に軍配。好調の阪神打線を手玉に取るナイスピッチングだった。岩田は立ち上がりの失敗が痛かった。あんなに登板過多だった藤川がもう6日も出番がない訳だが、休養たっぷりで有難がってるのか、すっかりなまってしまっているのか、次の登板の出来具合が気になる。

◆F4−2H◆
日本ハム先発・藤井に対して、ソフトバンクは初回から二死満塁と絶好のチャンスを掴むも、ここで松田が三振に倒れて、三者残塁。一方、ソフトバンク先発のルーキー・大場に対して、日本ハムは2回に佐藤が7年目にしてプロ初アーチとなる2ランを放ち、先制。3回にも併殺崩れの間に3点目を追加。6回、初回のチャンスを潰した松田が汚名返上のタイムリー二塁打を放つも、その裏、スレッジに一発が飛び出して、大場はこの回限りでKO。ソフトバンクは8回に内野ゴロの間に1点を返し、2点差と詰め寄ったものの、最後は守護神・MICHEALの前に反撃を断たれ、3連敗となった。

いい時と悪い時が交互に来ていた大場だが、ついに悪い時が続いてしまった。打線も10安打で10残塁とチグハグな攻撃で接戦を落とした。接戦とは言え、負けている試合で3番手としてガトームソンが出てきたのだが、またストッパーに戻されてしまうのだろうか。それにしても、スレッジが3戦連続アーチとエンジンがかかってきた。単発が多いのが難点だが、もう少し勝負強さが出てくると怖い存在になりそうだ。

◆Bs9−3M◆
初回にカブレラのタイムリーで先制されたロッテだが、直後の2回、ベニー松山が今季初アーチとなる逆転2ラン。しかし、偽バファローズは3回、ローズの6号ソロで追いつくと、5回にはまたもローズが2打席連続となる7号3ランを叩き込み、勝ち越し。更に、この後、浜中,日高,大引と3連続タイムリーが飛び出して、小林宏をKO。開幕戦で勝って以来、白星のなかった金子だが、毎回の様にヒットを浴びながらも、7回を3失点で切りぬけ、約1ヶ月ぶりの2勝目をマークした。

ローズが2発4打点,カブレラが2発1打点とビッグボーイズがまともに機能。果たしてラロッカはいつ戻ってくるのやら…。安定した投球を見せながら、不憫な展開が続いていた金子だが、ようやく報われた。一方、Mr.6回3失点になりつつあった小林宏は8失点KOの大炎上で早くも3敗目。ローズの2発目…、せめてカブレラの二塁打で代えておけば良かったものを…。

◆E−L◆
降雨4中止。

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August 10, 2007 23:46

◆D5−6G◆
3ゲーム差で迎えた首位攻防3連戦。序盤は内海,人斬り抜刀斎の両先発が3回を無失点と相譲らぬ好投を展開するが、先に崩れたのは人斬り抜刀斎。0−0で迎えた4回、ガッツ,李と連打を浴びると、阿部には死球を食らわせて、無死満塁。ここでホリンズをピッチャーゴロに打ち取るも、痛恨の悪送球で先制点を献上。なおも無死満塁の場面で古城をセカンドゴロに仕留め、まず本塁を封殺。しかし、ゲッツーを狙った谷繁の一塁送球が大きく逸れ、ボールが転々とする間に阿部の生還を許してしまう。立て続けの守乱に川相不在の重さを痛感し、落胆の色を隠せない人斬り抜刀斎はまたも満塁のピンチを作ると、松田記者,マッスル千代の富士に連続タイムリーを浴びて、この回、悪夢の5失点。結局、人斬り抜刀斎は5回限りで降板となってしまった。この後、共に1点ずつ取り合って迎えた7回、中日は3本の単打で一死満塁のチャンス。李は空振り三振に倒れるも、荒木を下げてまで左対左を無視して投入された代打・立浪がライトフェンス直撃の走者一掃タイムリー三塁打を放ち、内海をKO。8回には2番手・西村から森野が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに13号ソロを叩き込み、1点差まで詰め寄ったが、豊田に後続を断たれると、9回は上原に3人で捻られ、万事休す。内海は2年連続となる2桁勝利をマークした。

◆C7−3S◆
3タテで一気に最下位脱出を目論む広島は初回、梵の先頭打者アーチであっさり先制すると、更に、オチョアのタイムリーでこの回、2点。2回には、またも梵が2打席連続の9号ソロを叩き込むと、3回には求道者・前田のタイムリーで4点目。ヤクルトは5回に川本の2号ソロでようやく1点を返すも、その裏、石原のタイムリーで5点目を失った館山はこの回限りでKO。6回に青木の2点タイムリー二塁打で必死の応戦を図るヤクルトだが、その裏、広島は栗原がきっちり犠飛を打ち上げ、またまた突き放す。8回にも新井がこの日5安打目となるタイムリー二塁打を放ち、ダメ押し。最後はセーブのつかない場面ながらも、マウンドに上がった守護神・永川が3人で締めた。ブラウン監督は通算100勝目

◆YB6−8T◆
初回から村田,内川のタイムリーで2点を先制された阪神だが、「ホワイト」とすると、ソフトバンクからクレームが来るかもしれないと恐れたのか、登録名をフルネームにされた横浜先発・マットホワイトに対して、直後の2回、投手の上園のタイムリーで1点を返すと、なおも満塁の場面で突如、1番に起用された浜中が2点タイムリーを放ち、逆転に成功。続く3回には桜井,代打・葛城のタイムリー二塁打で3点を追加。しかし、横浜も負けじと4回、シーツのタイムリーエラーで1点を返した後、メカゴジラに11号3ランが飛び出して、一気に同点。6−6で迎えた6回、阪神はシーツのタイムリー二塁打で均衡を破ると、更に、続くキュラソ星人が犠飛を打ち上げ、8点目。昨夜、それぞれ2回ずつ投げたJFKだが、この日も全員引っ張り出されて、この2点を守りきった。藤川はこれで30セーブ目

◆Bs7−5H◆
首位を走るソフトバンクに激震が走った。昨夜も好投を見せた先発ローテの一角・ガトームソンの服用していた飲むタイプの育毛剤がドーピング検査に引っかかり、20日間の出場停止処分を下されたのだ。ガトームソンはこの薬を服用している事をキャンプ中に自ら報告しており、悪意はなかった様だが、球団の管理体制に落ち度があった。V争いが本番に突入するこの大事な時期にこの処分はチームにとって深刻なダメージだ。出場停止が登板翌日からであったのが唯一の救い。やはり、これは鎖国政策を打ち出しながら、ソフトバンクをシメまくっている水島の呪いの影響なのか!? この事件がチーム内にも動揺をもたらしたか、安定感抜群の先発・杉内が初回からローズのタイムリー二塁打で先制を許すと、2回には前田に3年ぶりのアーチとなる2ランを被弾。4回にも前田にタイムリーを許した杉内はあえなくKO。7回には3番手・小椋が阿部真に犠飛を打ち上げられ、5点目を献上。この5点目は致命的になるかと思われたが、直後の8回、ここまで散発4安打と沈黙していたソフトバンク打線が突如、覚醒。先頭の田上のヒットを皮切りに、3連打で1点を返すと、代打・ブキャナンが歩いて満塁となった所で本多が走者一掃タイムリー三塁打を浴びせて、1点差。そして、続く川崎がセンターへ犠飛を打ち上げ、ついに同点。試合はその儘、延長にもつれ込んだ。迎えた11回、ソフトバンクは二死一、二塁のチャンスを作るも、本間が三振に倒れて、二者残塁。すると、その裏、偽バファローズは10回から登板の馬原に対して、一死からラロッカがヒットで出ると、ここで牛込氏に「無理に決まってますよ! 夢よ、もう一度って事だろうけど、そんな選手が通用するほど、日本の野球は甘くないですよ」と酷評されたローズがついに山崎武を上回って単独トップに立つ37号2ランをレフトスタンドへ叩き込み、サヨナラ勝ちを収めた。

◆E7−6M◆
悪の温床・楽天先発・田中に対して、ロッテは3回、二死満塁からオーティズの2点タイムリーで先制すると、更に、続く大松がライトスタンドへ2号3ランを放り込み、大量5点のビッグイニングを形成。しかし、田中が炎上すると、何故か活発になるのが悪の温床・楽天打線。その裏、すかさず、無死満塁と絶好のチャンスを掴むと、山崎武はゲッツーに倒れるも、この間にまず1点。更に、ショートのタイムリー二塁打で2点目。田中は5回にも1点を失い、降板となるが、6回、渡辺直のタイムリー二塁打,高須の犠飛で2点を返した悪の温床・楽天は、7回には代打・フェルナンデスが同点15号2ランを叩き込んで、田中の黒星を消す事に成功。勢いに乗る悪の温床・楽天は土壇場9回、一死一、二塁から草野がライト前にタイムリーを放ち、劇的なサヨナラ勝ち。4番手・小山に今季初勝利がついた。

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August 04, 2007 22:16

◆S6−8G◆
左膝痛のガッツが3試合ぶりにスタメン復帰となったものの、6戦連続無安打の松田記者が今季初のスタメン落ちとなり、2番には久々に清水が入る事となった。復帰2度目の登板となるパウエルは2回に自らのタイムリーで先制点を叩き出しながら、その裏、ガイエルを歩かせた後、3連打を浴びて、あっさり逆転を許してしまう。直後の3回、ガイエルのタイムリーエラーで同点となったのも束の間、その裏、先頭の寿司職人ラミレスに被弾し、勝ち越し点を献上。更に、一死二、三塁のピンチで宮出に犠飛を許して、4点目を失ったパウエルはこの回限りであえなく降板。2点を追う巨人は直後の4回、無死一、二塁と絶好のチャンスを作るも、鈴木尚が最悪のゲッツー。代打・ホリンズは死球で歩いたものの、マッスル千代の富士が見逃し三振に倒れて、二者残塁。その裏、ガイエルの一発で3点差と突き放された巨人だが、5回、エラーで掴んだチャンスにガッツの犠飛で1点を返すと、続く6回にはまたもエラーで貰ったチャンスに清水が今季初アーチとなる3ランを叩き込み、逆転に成功。更に、この後、ガッツにも25号2ランが出て、この回、大量5点のビッグイニングを形成。パウエルは早々と降板したものの、4回以降、リリーフ陣が踏ん張りを見せ、9回からは守護神・上原が4日連続の登板。リグスにタイムリーを浴び、1点を許したものの、後続を断ち切り、19セーブ目。育成枠あがりの2番手・山口には2勝目がついた。巨人は8月に入ってから未だ無傷の4連勝。

◆YB5−0D◆
昨夜は珍しく爆発した中日打線だが、この日は初回から一死一、三塁のチャンスを逃すいつもの拙攻モードが復活。いきなり川相不在の重さを痛感し、落胆の色を隠せない先発・小笠原はその裏、一死二塁から金城にタイムリー二塁打を浴びて、先制点を献上。1点を追う中日だが、横浜先発・秦ののらりくらりとした投球に翻弄され、打線が繋がらず、一向に点を奪えない。好投を見せていた秦だが、大矢監督は6回からスパッと吉見にスイッチする継投策へ。これを機に流れを引き寄せたい中日だったが、あえなく三者凡退に打ち取られると、その裏、村田に17号ソロで痛恨被弾。7回には何故か引っ張り出された先発要員の朝倉が金城にタイムリーを浴びると、8回には鈴木,久本が2点を失い、ダメを押された。横浜は早めの継投策が奏功し、完封リレーを達成。連敗を3で止め、貯金消滅を免れた。秦は今季初勝利。

◆C0−7T◆
広島先発・高橋に対して、2回、桜井のタイムリー二塁打で先制した阪神は更に、ジュビロ野口のタイムリーで1点を追加。続く3回にはシーツに7号2ランが飛び出して4点目。中盤はあと一本が出ずにいたが、7回、キュラソ星人が24号2ランを叩き込むと、8回には藤本がダメ押しのタイムリー。投げては先発のルーキー・上園が6回を無失点の好投。7回からは江草、9回からは桟原とJFKを完全に温存しての完封リレーで3連勝。上園は4勝目をマークした。

◆E4−3H◆
今季5戦全敗と鬼門となりつつあるFC宮城で何とか白星をあげたいソフトバンクは3回、川崎のタイムリーで先制。しかし、毎回安打を浴びるなど、この日は調子がイマイチの先発・杉内が4回、一死一、二塁のピンチから3試合ノーヒットで6番に降格させられた上、今季10タコと抑え込んでいるカモの山崎武に36号3ランを叩き込まれて、一気に形勢逆転。直後の5回、ソフトバンクは一死一、二塁から本多のタイムリー二塁打で1点差と詰め寄ると、川崎のセカンドゴロの間にも1点を加えて、同点。3−3の儘、迎えた8回、依然として一人で投げ続ける杉内は一死から連続四球で自らピンチを作ると、吉岡にタイムリーを浴び、ついに勝ち越し点を献上。土壇場9回、小山に対して、ソフトバンクは2つの四球で一打同点のチャンスを掴んだものの、最後は川崎が打ち取られ、3連敗。またも鬼門突破を果たせなかった。

◆M18−3F◆
7月の月間MVPに輝くなど、絶好調の成瀬に対して、稲葉を外すなど、ズラリと7人もの右打者(うちスイッチの青波の長瀬含む)を並べた日本ハムだが、初回はあえなく三者凡退。一方、ロッテ先発・伊集院光の弟子・金村に対して、ロッテは二死走者なしからフクーラが6月13日以来となる4号ソロを叩き込み、先制すると、更に、サブローが歩いた後、オーティズにも5号2ランが飛び出し、この回、3点。続く2回にはフクーラ,サブローの連続タイムリーでまたも3点,更に、3回に今江,4回にはサブローがそれぞれ犠飛を打ち上げ、着々と加点すると、5回にも4長短打で4点を加え、試合を決定付けた。日本ハムは打線改造も実らず、5回までゼロ行進。6回に稲葉に代わって3番に入った高橋に2ランが出るも、あまりにも遅過ぎた。ロッテは17安打で今季最多の18点を奪う猛攻を見せ、3連勝。大量リードと言う事で6回でお役御免となった成瀬は余裕の10勝目を飾った。一方、伊集院光の弟子・金村は12点を失うまで投げさせられる屈辱を味わわされ、試合終了前に早々と球場を去るなど、ヒルマン監督との確執が再燃しないか心配される所だ

◆L5−6Bs◆
序盤から両軍激しい点の取り合い。初回に西武がカブレラのタイムリーで先制すれば、直後の2回、偽バファローズは礒?のエラーで同点とした後、前田のタイムリーで勝ち越し。しかし、その裏、西武も細川のタイムリー二塁打ですかさず同点とすると、続く中村が6号2ランを叩き込み、再び勝ち越し。3回、牛込氏に「無理に決まってますよ! 夢よ、もう一度って事だろうけど、そんな選手が通用するほど、日本の野球は甘くないですよ」と酷評されたローズが3試合連続の34号ソロで1点を加えた偽バファローズは再び2点差とされた5回にはまたもローズが2打席連続となる2ランを叩き込み、ついに同点。試合はその儘、延長に突入した。迎えた10回、偽バファローズは一死からラロッカ,ローズの連打で一、三塁とした所で北川が犠飛を打ち上げ、ついに均衡を破る6点目をゲット。あとは加藤大が締めて、逃げ切った。

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July 27, 2007 21:58

◆G3−0C◆
昨夜、先頭打者アーチの日本記録を達成し、この日も期待がかかったマッスル千代の富士だが、広島先発・長谷川の前にレフトフライに打ち取られ、3戦連続はならず。しかし、続く松田記者が左中間突破の二塁打を浴びせると、ニックンがバックスクリーン右へ10号2ランを叩き込み、2点を先制。これで充電してあったインケツパワーを解放してしまったニックンは3,5回と松田記者がいずれもヒットで出たにも拘わらず、悉く三振に倒れるインケツぶりを遺憾なく発揮。2回以降、全く追加点を奪える気配のない中、巨人先発・内海は5回二死までノーヒットと言う素晴らしいピッチングで広島打線に付け入る隙を与えない。2−0の儘、迎えた7回、不要発言をかましたナベツネに怒り心頭のホリンズが9号ソロを叩き込み、貴重な1点を追加。観戦に来ていたナベツネはこれを見て、「激励したから打ったんだ。放っておいたら駄目。効き目があった」などと恒例のイカレ発言をかまし、報道陣を呆れさせたのは言うまでもない。8回一死からニックンは二塁打を放ちながら、李のヒットで迂闊にも三本間に挟まれて憤死とまたまたまたインケツぶりを発揮。しかし、ダメ押し点などこの日の内海には必要なく、9回も無難に締めて、今季初完封で9勝目。巨人は3連勝でリーグ一番乗りとなる50勝目をあげ、首位をがっちりキープした。長谷川は7回を8三振3失点と先発の役目は果たしたが、見殺しに遭い、広島の連勝は3でストップ。

◆S11−4D◆
復帰2度目の登板となる川島に対して、中日は初回二死一、二塁のチャンスを逃すと、2回も先頭の中村紀がヒットで出るもピンキー井上がゲッツーを食らうなど、序盤から怒濤の拙攻三昧。川相不在を痛感し、落胆の色を隠せない中日先発・朝倉に対して、ヤクルトはその裏、一死二、三塁から投手の川島が自らを助ける2点タイムリーを放ち、先制。3回には19号ソロを放ったガイエルは5回にも2打席連続の20号2ランを叩き込み、5点目。中日は6回に代打・堂上剛がプロ初安打となる二塁打を放つと、井端が内野安打で続いたが、ここで荒木がゲッツーに倒れる最悪の展開。またもチャンス潰えたか…と思いきや、李のヒットでようやく1点を返したが、T.ウッズは倒れて、1点止まり。すると、その裏、ヤクルトは青木に17号2ランが飛び出して、7点目。直後の7回、中日は2つの四球で貰ったチャンスに守備で残っていた堂上剛が今度はプロ初打点となる走者一掃のタイムリー三塁打。更に、井端もタイムリーで続いて、3点差。続く8回には二死一、二塁と一発で同点のチャンスを作ったが、代打・立浪は空振り三振に倒れて、二者残塁。ピンチを切り抜けたヤクルトはその裏、寿司職人ラミレス,リグスのタイムリーで4点を加え、試合を決定付けた。4併殺を食らうなど、拙攻三昧の中日はこれで4連敗。

◆T5−2YB◆
ここまで31回連続無失点のハマのチンピラはこの日も3回まで1安打無失点の好投を見せ、平松政次の持っていた33回1/3連続無失点の球団記録を更新。更に、4回もゼロに抑えたが、5回、二死満塁の大ピンチ。勝負所と睨んだ岡田監督は坂に代えて、早くも代打・矢野を起用すると、これがズバリ的中。矢野はライト前へ会心の2点タイムリーを放ち、ハマのチンピラの無失点記録は35回2/3でストップ。これで流れを掴んだ阪神は6回にはキュラソ星人の2試合連続23号ソロを皮切りに5連打で3点を奪い、ハマのチンピラをKO。投げてはルーキー・上園がハマのチンピラと堂々と渡り合い、5回を無失点の好投。2番手・ダーウィンは7回に吉村に14号2ランを浴びたものの、8回からは久保田−藤川と繋ぐ必勝リレーが炸裂。阪神は6連勝で約3ヶ月ぶりの貯金1となった。

◆H−L◆
西武ナインが搭乗予定の福岡行きの飛行機に機材故障のトラブルが発生し、到着時刻が大幅に遅れる見込みとなった為、15時15分の段階で試合中止が決定した。

◆Bs7−5E◆
謎の新助っ人・バスに対して、初回に北川のタイムリーで先制した偽バファローズは3回には牛込氏に「無理に決まってますよ! 夢よ、もう一度って事だろうけど、そんな選手が通用するほど、日本の野球は甘くないですよ」と酷評されたローズの4試合連続の29号3ランを叩き込み、バスはあえなくKO。4回にショートのタイムリーで1点を返されるも、その裏、3ヶ月半ぶりの登板となる一場に対して、ラロッカの21号2ランに続いて、ローズが2打席連続で大台に到達する30号ソロをバックスクリーンへ叩き込み、3点を追加。6点を追う悪の温床・楽天は7回にフェルナンデスの12号2ラン、9回も抑えの加藤大から2点を返して、粘りを見せたものの、あと一歩及ばず。これで悪の温床・楽天は偽バファローズと入れ替わりで、ついに指定席・最下位へ戻ってきてしまった

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July 15, 2007 17:27

◆G2−4C◆
リーグ一番乗りの10勝をマークしてから、2試合連続6失点KOと調子を落としている春風亭半ケツはこの日も栗原の弾丸ライナーでスタンドギリギリに飛び込む13号ソロを浴びて、初回から先制点を献上。しかし、3回、春風亭半ケツは自らセンター前に弾き返して、反撃の口火を切ると、続く松田記者がレフトスタンドへ9号2ランを放り込み、逆転に成功。続く4回にも二死満塁のチャンスを作った巨人だが、ここで打席に回ってきた春風亭半ケツは今度はセンターフライに倒れて、追加点ならず。1点を追う広島は7回一死からルパン広瀬が5号ソロを叩き込み、ついに同点。その裏、巨人は広島2番手のルーキー・宮崎に対して、一死満塁のチャンス。ここで怒濤のチャンスブレイカー・ニックンの打席を迎えると、若大将・原監督はニックンのゲッツー量産マシンぶりを憂慮したのか、ニックンを引っ込め、今季初打席となる小関を代打に起用するミラクル采配を敢行するも、小関は中途半端なスイングで空振り三振。続くホリンズもピッチャーゴロに倒れて、結局、三者残塁。ニックンをその儘、打席に送り込んだ所で結局、ゲッツーで一瞬にしてチャンスを潰した可能性が大だったにも拘わらず、結果的に小関起用が空転した事により、若大将・原監督が全面的に悪いかの様な重苦しい空気が巨人ベンチから漂い始める。直後の8回、春風亭半ケツは簡単に二死を取るも、先制弾の栗原を迎えると降板を命じられてしまう。11勝目のチャンスを潰されて、釈然としない春風亭半ケツの様子に重苦しい空気がより増していく中、栗原を抑えて、ひとまず事なきを得た2番手・豊田だが、土壇場9回、いきなり連打を浴びて、無死一、二塁のピンチ。ここでルパン広瀬のバントを素早く処理して三塁で刺すと、続く石原もセカンドゴロに打ち取る。ボテボテのゴロの為、ゲッツーは微妙な所だったが、古城は二塁に転送せずに、一塁走者・ルパン広瀬を直接タッチに行ってゲッツーを狙うも、これをかわされて、一塁をアウトにするのが精一杯。一、三塁で済んだ所を二、三塁としてしまった所で豊田は降板となると、3番手・林が代打・嶋にライト前へ弾き返され、2点を勝ち越される始末。その裏、永川から二死一、二塁のチャンスを作ったものの、代打・矢野の痛烈なライナーはレフト真正面に飛び、万事休す。巨人は3カード連続の負け越しでついに首位陥落となった。一方、広島は実に5月27日以来となる連勝。8回に登板し、打者3人で切り抜けた広島3番手・上野はプロ初勝利をマークした。さて、恐らく非難囂々と思われる今日の若大将の采配。解説の掛布氏,野村氏も揃って大バッシング。日テレの放映であそこまで巨人指揮官が解説陣に徹底的に叩かれまくったのは希有な例だろう。ヘッポコ采配のエンサイクロペディアと言われた茂雄暗黒政権時でも、あれ程、凄まじく叩かれた事は滅多になかった(中高年のカリスマ・茂雄が相手なので、言いたくても言いづらかった…と言うのは勿論あるのだが)。因みに、個人的には、春風亭半ケツの交代機に関しては大いに不満だが、ニックンの交代自体は何ら咎める箇所ではない。しかし、代わりに出したのが、何故、小関だったのかと言う点が問題だ。あそここそ矢野だったのではなかろうか…。右のニックンを引っ込める以上、左を出さないと説得力がない様に見えるかもしれないが、あえてニックンを引っ込めると言うのは右対右より右対左の方が分があると言った安直な相性を考慮したのではなく、ニックンに対する信頼感の欠如が原因である事は明らかな訳で、ならば、右だろうが矢野を使う事に何の問題があると言うのだろう? 少なくとも、今季初打席の小関よりは説得力があった様に思うのだが…。この日のニックンは1本ヒットを放ち、珍しく好守を見せるなど、怒濤のインケツぶりはまだ発揮していなかったので、(そろそろインケツぶりを見せる頃合だろう…と言う深読みが出来ない限り、一般的には納得しづらく)掛布氏が言っていた様に、失敗すれば勿論の事、成功しても、殆どいい事のない起用であろう采配なのは確かだった。

◆T3−6D◆
デーゲームで巨人が敗れた事で勝てば首位となる中日は2回、川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにT.ウッズが23号ソロを叩き込み、1点を先制。続く3回には一死から井端,李が連打を浴びせると、福留がセンター前へタイムリー。この時、シャア少佐のエラーが重なり、走者はそれぞれ二、三塁へ進塁すると、T.ウッズの四球の際にジュビロ野口が捕逸し、李が生還。続く森野のピッチャーゴロで福留は三本間に挟まれるも、坂の送球が体に当たって、ボールが転々とする間に本塁生還。相次ぐ阪神の拙守でタナボタのリードを広げた中日は更に、ピンキー井上にも2点タイムリーが飛び出し、阪神先発・上園はこの回限りでKO。一方、中日先発・人斬り抜刀斎は毎回安打を浴びながらも、4回まで無失点で凌いで来たが、5回、一死一塁かシャア少佐をセカンドゴロゲッツーに打ち取ったと思いきや、これを森野がエラー。川相不在を痛感し、動揺を隠せない人斬り抜刀斎はこの後、坂,鳥谷と連続タイムリーを浴びて、2失点。追い上げムードの阪神は7回にも二死一、二塁から林のタイムリーで3点目。しかし、反撃もここまで。中日は8回から岡本,9回からは守護神・岩瀬と繋ぐ必勝リレーで逃げ切り、首位に浮上。人斬り抜刀斎は7回3失点で8勝目を飾った。

◆YB−S◆
降雨中止。

◆M−H◆
降雨中止。

◆E−F◆
降雨中止。

◆Bs6−2L◆
2回に北川の7号ソロで先制された西武だが、直後の3回二死走者なしから、中村の二塁打,福地の三塁打,礒?の二塁打と3連続長打で一気に逆転。1点を追う偽バファローズは6回、一死一塁から牛込氏に「無理に決まってますよ! 夢よ、もう一度って事だろうけど、そんな選手が通用するほど、日本の野球は甘くないですよ」と酷評されたローズがライトスタンドへ25号2ランを叩き込み、逆転。更に、続くアレンのヒットで西武先発・帆足をKOすると、代わった小野寺から満塁のチャンスを作った所で大引がセンター前へ2点タイムリーを浴びせて、この回、4点。続く7回にはアレンのタイムリーでダメ押しの6点目。西武は9回、平野恵のエラー,代打・江藤の四球で一死一、二塁のチャンスを作るも、ここで代わった加藤大の前に野田,中村と連続三振に斬って取られ、ゲームセット。西武はこれで貯金消滅となった。

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July 03, 2007 22:37

◆G3−8YB◆
巨人先発・内海に対して、横浜は初回、村田のタイムリーで先制すると、続く2回には無死から3連打を浴びせて、1点を追加。更に、4回には相川がタイムリー二塁打を放って、3点目。一方、巨人限定好投手・土肥に対して、マッスル千代の富士を欠き、初回無死一、三塁と言う絶好のチャンスを逃した事で劣勢に立たされた巨人は4回、ホリンズのタイムリーでようやく1点。5回には早くも内海に代打を送りながら、これは失敗に終わるも、二死一塁からガッツの左中間へのフライを金城が落球した隙に、松田記者が一塁から一気に本塁を陥れ、1点差。しかし、7回、横浜は一死満塁から金城がタイムリーエラーの汚名を晴らす走者一掃のタイムリー三塁打を放つと、更に、西村の暴投でこの回、4点を獲得し、ダメ押し。土肥は6回2失点で7勝目。巨人は10安打を放ちながら、3点しか奪えず、一発が出ない時の試合運びに課題を残した。

◆D6−2C◆
高橋,朝倉の両先発がいずれも3回をパーフェクトと素晴らしい立ち上がり。4回に入り、広島は一死から連打を浴びせて、初のチャンスを作るも、新井が痛恨のゲッツーで無得点。すると、その裏、中日は一死二塁から福留が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに13号2ランを叩き込み、2点を先制。更に、5回にも川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにピンキー井上が2号ソロを放つと、二死後、井端にタイムリーが飛び出し、4点目。追いかける広島は6回、前の打席でチャンスを潰した新井が汚名返上のタイムリーを放ち、まず1点。続く7回には一死一、三塁から代打・嶋が犠飛を打ち上げ、2点目。しかし、8回、永川の登録抹消中に暫定ストッパーを任命された大竹が福留のタイムリー二塁打,森野の犠飛で致命的な2点を献上。土壇場9回、岩瀬相手に一死一、二塁と粘りを見せた広島だが、最後は代打・ルパン広瀬がゲッツーに倒れて、試合終了。中日は連敗を4でストップさせた。

◆T2−1S◆
阪神先発の太陽の子エステバン・ジャンに対し、2回まで5つの残塁を量産する拙攻を繰り返していたヤクルトだが、3回、タイムリーが出ないならと、寿司職人ラミレスの一発で先制。一方、屋丸と先発・石井一の前に沈黙していた阪神も4回、林の12号ソロで同点に。両軍共に、8回から継投モードに入り、いずれも均衡を破れない儘、試合は延長にもつれ込んだ。10回でJFKを使い果たし、一刻も早く試合を決めたい阪神は11回、ヒットと四球で二死二、三塁とすると、ここで藤本がタイムリー内野安打を放ち、サヨナラ勝ち。これで阪神は3連勝。5番手の橋本健に3勝目がついた。

◆E8−6H◆
虚弱投手・里中ごときにパーフェクトを食らわされると言う悪夢の様な呪いを受けたソフトバンクと、同じく水島キャラ以外はアウトカウントを稼ぐ為の頭数扱いされると言う悪夢の様な呪いを受けた悪の温床・楽天。恐るべき水島の呪いに苛まれてから、ようやく初対決となった両軍だが、先手を取ったのはソフトバンク。現在、呪いの真っ只中に立たされている悪の温床・楽天先発・田中に対し、2回に高谷がルーキー対決を制して、2点タイムリー二塁打を浴びせると、3回には小久保のタイムリーで3点目。一方、悪の温床・楽天は4回まで小久保のタイムリーエラーによる1点のみ、ヒットもショートが2本打ったのみと新垣の前に抑え込まれていたが、6回、ショートの3本目の安打等でチャンスを作り、草野のタイムリー二塁打で1点差とすると、新垣が自らのパ・リーグ記録を更新する今季19個目の暴投をかまして、タナボタの同点。更に、今季初出場初スタメンとなる吉岡が勝ち越しタイムリーを放って、新垣をKO。勢いに乗る悪の温床・楽天は更に、リリーフ陣を攻め立て、この回、大量7点のビッグイニングを形成。しかし、粘るソフトバンクは8回に松中の犠飛で1点を返すと、土壇場9回にはハマのスペランカーが10号2ランを叩き込み、2点差。とうとう福盛を引っ張り出すと、一死後、松田のファーストゴロをフェルナンデスがエラー。流れは完全にソフトバンクか…と思われたのも束の間、続く大村がショートゴロゲッツーに倒れて、呆気なくゲームセット。悪夢の呪い対決で後塵を拝する結果となってしまい、折角、薄れかけている水島の呪いが再燃するのではないかと、ソフトバンク関係者は戦々恐々だ。田中はルーキー単独トップとなる6勝目をマークし、新人王争いで一歩リードする事となったが、呪い対決を制した代償か、7回にハマのスペランカーの打球が左手首に直撃。痺れが止まらず、降板を余儀なくされる事となった。

◆F7−2L◆
鬼門・東京ドームを突破した勢いで通算150勝目を狙うオツだが、初回、高橋にタイムリーを許して、先制点を献上。4回に中島の8号ソロで追いついて貰いながら、その裏、すかさずジョーンズに犠飛を打ち上げられ、勝ち越し点を献上。6回にも佐藤の3年ぶりとなるアーチで同点として貰った裏に踏ん張りきれず、一死満塁から金子誠に走者一掃のタイムリー二塁打を浴び、KO。畳み掛ける日本ハムは更に、田中賢もタイムリーを放ち、この回、4点。8回には4点負けているにも拘わらず、何故かマウンドに上がった西武守護神・小野寺からジョーンズが来日初アーチを叩き込み、ダメ押し。先発・武田勝は8回2失点の好投で4勝目をマークした。西武の連勝は4でストップした。

◆M3−4Bs◆
初回のピンチを切り抜けたロッテはその裏、二死一、二塁から里崎のタイムリーで1点を先制。続く大松もライト前に弾き返すも、本塁を狙ったフクーラは憤死し、追加点ならず。このチャンスを攻めきれなかったロッテは以降、立ち直った川越の前に翻弄され、一向に追加点を奪えない。相変わらず、投げる時はロクに援護を貰えない成瀬だが、黙々と投げ続け、3回に下山に浴びた一発のみの1点に抑える好投を展開し、試合は1−1の儘、土壇場9回へ突入。偽バファローズは先頭のラロッカがいきなり二塁打を浴びせると、ローズが歩いて、成瀬をKO。代わった萩原の前に北川が痛恨のゲッツーを食らって、チャンスは潰えたかに思われたが、ここでアレンがライト前へ値千金のタイムリーを放ち、ついに勝ち越し。その裏、加藤大を投入し、逃げ切りを図る偽バファローズだが、ロッテは力投の成瀬が引っ込んでから粘りを見せると言う嫌がらせの様な攻撃でチャンスを作り、TSUYOSHIの同点タイムリーで延長に持ち込んだ。迎えた11回、偽バファローズは四球の下山を一塁に置いて、牛込氏に「無理に決まってますよ! 夢よ、もう一度って事だろうけど、そんな選手が通用するほど、日本の野球は甘くないですよ」と酷評されたローズが24号2ランを叩き込んで、ついに勝ち越し。粘るロッテはその裏、TSUYOSHIのタイムリーで1点差に詰め寄ると、なおも二死満塁と一打サヨナラの場面を付く田が、最後はサブローがレフトフライに打ち取られ、あと一歩及ばなかった。

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June 29, 2007 21:53

◆G12−6C◆
悪夢の交流戦が終わり、再び始まった同一リーグとの戦いで心機一転、巻き返しを図りたい広島は期待の出戻り助っ人・オチョアを早速、スタメン起用。先発の魅惑のナックルボーラー・フェルナンデスも3回まで1安打無失点と上々の滑り出しを見せたが、4回、無死一、二塁のピンチを迎えると、阿部に17号3ランを叩き込まれて、先制点を献上。続く5回には二死走者なしから怒濤の6連打で4点を失った所でKO。巨人は7回にも阿部のタイムリー二塁打で1点を加え、8点目。投げては先発・金刃が6回まで二塁も踏ませぬ素晴らしい投球を展開し、ワンサイドゲームの様相を呈してきたが、7回裏、栗原のショートゴロを小坂がよもやのエラーをかましてから、事態は急変。続く新井が狭い広島市民球場のライトスタンドポール際へ飛び込む最短距離アーチを放つと、更に、二死二、三塁とした所で代打・ルパン広瀬がレフトスタンドへ3ランを叩き込み、あっと言う間の3点差。これで勝敗の行方は分からなくなったかと思いきや、直後の8回、広島4番手・広池が試合をぶち壊す。松田記者にタイムリー二塁打,阿部にこの日2本目となる18号3ランを浴びて、4失点。この後、広島は豊田,上原相手に粘りを見せたが、焼け石に水だった。金刃は5失点ながらも、6勝目をあげ、新人王へまた一歩前進した

◆T−YB◆
降雨中止。

◆H1−0M◆
長らくスタメンを外れていた主砲・松中が復帰するなど、謎の新助っ人・スタンドリッジの登場により、水島の呪いを打破したかに思われたソフトバンクだが、呪いはまだ解けた訳ではないのか、単にロッテ先発・渡辺俊の調子がいいのか、ソフトバンク打線は8回まで一向に得点を奪えない。点を取れないなら取られなければいいとばかりに先発・杉内も4回までノーヒットの素晴らしい立ち上がりを見せると、5回一死二、三塁,8回二死一、三塁のピンチも何とか凌いで、9回まで無失点投球を展開。その裏、ソフトバンクは簡単に二死を取られ、いよいよ延長突入か…と思われたが、ここで柴原がライトスタンドへ6号ソロを叩き込み、劇的なサヨナラ勝ち。杉内はリーグ一番乗りとなる10勝目を完封で飾った。

◆Bs4−1F◆
交流戦優勝を果たした日本ハムは先発・ダルビッシュが偽バファローズ打線に付け入る隙を許さない好投を見せるも、偽バファローズ先発・デイビーも負けじと日本ハム打線を抑え込み、0−0の均衡が破れない。迎えた6回、日本ハムは先頭の劇団ひちょりが二塁打を浴びせると、田中賢の犠打で三進。ここで稲葉がセンター前へ弾き返して、ついに1点を先制。7回まで僅かに1安打と完封ペースの投球を展開していたダルビッシュだが、8回、一死から、ついこの間まで同僚だった代打・木元にレフト前へ弾き返されると、二死後、平野恵,村松と連打を浴びて、ついに同点。更に、ラロッカに死球を食らわせて、満塁とされた所で、牛込氏に「無理に決まってますよ! 夢よ、もう一度って事だろうけど、そんな選手が通用するほど、日本の野球は甘くないですよ」と酷評されたローズに走者一掃のタイムリー二塁打を浴び、この回、悪夢の4失点。一気に勝ち越した偽バファローズは守護神・加藤がきっちり締めて、連敗を4でストップさせた。8回から登板し、3人で抑えた菊地原は今季初白星。

◆L6−2E◆
立ち上がり、制球に苦しむ西武先発・涌井に対して、悪の温床・楽天は1回無死二塁,2回二死満塁のチャンスを立て続けに逃したものの、3回、ショートの走者一掃のタイムリー二塁打により、2点を先制。2点を追う西武は4回にカブレラの14号ソロで反撃の狼煙を上げると、5回にはまたもカブレラがタイムリーを放ち、同点。続く6回には二死一、三塁のチャンスを作って、悪の温床・楽天先発・永井をKOすると、2番手・青山から福地が四球を選んで満塁となった所で代打・栗山のタイムリー内野安打に高須のエラーが重なり、2点を勝ち越し。更に、続く中島も2点タイムリーを放ち、この回、一挙4点。悪の温床・楽天は8回、二死一、三塁とし、涌井をKOするも、代わったミッチーの前に代打・憲史が空振り三振に倒れて、二者残塁。土壇場9回には抑えの小野寺から、無死一、二塁としながら、後続3人があえなく凡退し、万事休す。涌井は2失点の好投で杉内と並ぶハーラートップタイの10勝目をマークした。

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June 13, 2007 21:56

◆Bs6−3G◆
偽バファローズは2回、牛込氏に「無理に決まってますよ! 夢よ、もう一度って事だろうけど、そんな選手が通用するほど、日本の野球は甘くないですよ」と酷評されたローズがの20号ソロで先制すると、更に、後藤のタイムリー二塁打でこの回、2点。続く3回には北川のタイムリーで1点を加え、巨人先発・福田を早々とKO。4回に内野ゴロの間に1点を返されるも、5回には古巣・巨人に恨み骨髄のローズにこの日2本目となる21号2ランをバックスクリーンへ叩き込むと、6回にはラロッカの犠飛で6点目。大量5点ビハインドとなった巨人は7回、マッスル千代の富士にタイムリー二塁打、8回には李の13号ソロとジリジリと追い上げたものの、及ばなかった。偽バファローズ先発・デイビーは7回途中2失点で5勝目をマーク。

◆E4−0D◆
恐怖のパ・リーグ撲滅漫画「ドカパロSS 地獄変」にて、水島キャラ信者にでっち上げられる屈辱を受けた田中がその怒りをぶつけるかの様な投球で中日打線を8回まで4安打無失点と抑え込む好投を展開。一方、中日先発・朝倉の前に7回まで僅かに2安打と沈黙していた悪の温床・楽天打線だが、8回、朝倉が突如の制球を乱した事に乗じて、一死満塁のチャンスを掴むと、代打・草野のタイムリーでついに均衡を破る先制点をゲット。更に、鉄平のタイムリー,渡辺直の犠飛,礒部のタイムリーで3点を加え、この回、4点。ようやく援護を貰った田中は9回、二死満塁の大ピンチを迎えるも、最後は井端を空振り三振に斬って取り、プロ初完封で4勝目を飾った。

◆H9−5S◆
初回、ガイエルの11号2ランで先制されたソフトバンクだが、その裏、内野安打にエラーに四球と、まともな当たりは皆無ながらも満塁のチャンスを掴むと、小久保が2点タイムリーを放ち、一気に同点。更に、二死後、大村,ブキャナンに連続タイムリーが飛び出して、2点を勝ち越し。2回には松中がタイムリーを放ち、5点目を追加。先発・新垣は2回以降立ち直り、5回までノーヒットに抑えていたが、6回一死から田中浩に三塁打を浴びた所で寿司職人ラミレスに犠飛を許して、3点目を献上。その裏、ソフトバンクはこの日からスタメン復帰のハマのスペランカーのタイムリーで再び3点差と突き放す。しかし、直後の7回、新垣はパ・リーグ新記録となる今季18個目の暴投をかますなど、一死二、三塁のピンチを作り、KO。一気に畳み掛けたいヤクルトだたが、ここで代わったニコースキーの前に代打・小野のショートゴロの間に1点を返すのが精一杯。すると、その裏、ソフトバンクは本多,ハマのスペランカーの連続タイムリーで3点を加え、試合を決定付けた。川崎が復帰し、ハマのスペランカーが復帰し、打線にも当たりが出てくるなど、水島の呪いは薄らいできているかの様に見えるが、この日は主砲・松中が右ふくらはぎを痛めて、途中交代しており、明日からまたベストオーダーが組めない可能性を残すなど、依然として水島の呪いは衰えていない様だ。

◆M7−3C◆
魅惑のナックルボーラー・フェルナンデスに対して、ロッテが初回から怒濤の猛攻。TSUYOSHIのヒット,早川の四球の後、フクーラの3号3ランであっと言う間に3点を先制すると、更に、この後、3長短打を浴びせて、この回、大量6点のビッグイニングを形成。フェルナンデスはこの回限りで早くも降板となったが、2番手・長谷川は4イニングを無失点に抑える好リリーフを展開。すると、6回、広島は二死走者なしから4連打で3点を奪い、3点差。しかし、広島の反撃はここまで。8回に青木勇の暴投でダメ押しの1点を追加したロッテは薮田−小林雅と繋いで逃げ切り、連敗を3でストップさせた。尚、この日、広島は昨年まで中日でプレーしていたオチョアの獲得が内定している事を発表。早ければ、来週にも正式契約を交わす見込みだ。

◆L7−0T◆
地獄の連敗ロードに喘いでいる西武だが、連敗中沈黙しきっていた打線が序盤から爆発。岡田監督の不可思議采配で調子を狂わされている中村泰の制球難につけ込み、初回にカブレラのタイムリー等で2点を先制。2回には3四球で満塁となった所で中村泰はあえなく降板。代わったダーウィンに対して、片岡の犠飛,中島のタイムリーで2点を追加。3回にも併殺崩れの間に1点を加えると、5回には中村のタイムリー,6回には中島の5号ソロと着々と加点。投げては先発・岸が大量援護を背に悠々と投げ込み、プロ初完封で5勝目を飾り、チームの連敗を10でストップさせた

◆F1−2YB◆
遅ればせながら新人王レースに食い込んできた木下がこの日も好投。3回に満塁のピンチを凌ぐと、7回まで4安打無失点と横浜打線を翻弄。一方、横浜先発・はーちゅんも「忘れた頃に見せる凄い投球」で7回まで散発3安打と付け入る隙を許さない。0−0の儘、迎えた8回、横浜は二死走者なしから古木,ガッツな貴公子・仁志の連打で二、三塁とすると、ここで代打・マイケルが走者一掃の先制タイムリー二塁打を放ち、木下をKO。2点を追う日本ハムはその裏、一死から田中賢,稲葉の連打ではーちゅんをKOするも、那須野−木塚と繋ぐリレーの前に後続を断たれて、二者残塁。土壇場9回には守護神・クルーンに対して、いきなり小谷野,代打・高橋の連打で1点差と詰め寄ると、更に、稲田の犠打でワンヒットで同点のチャンス。しかし、金子,劇団ひちょりと打ち取られて、あと一歩及ばず。木下は好投報われず、今季初黒星。横浜はこれで4連勝となった。

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May 27, 2007 18:00

◆G4−6Bs◆
6連勝中と好調の偽バファローズに対して、3回まで1安打と抑え込んでいた春風亭半ケツだが、4回、無死一塁からラロッカに17号2ランを叩き込まれて、2点を献上。一方、偽バファローズ先発・ユウキの前に3回までパーフェクトと沈黙していた巨人はその裏、4安打を集中して、一気に3点を奪い、逆転に成功。しかし、それも束の間、直後の5回、下山のタイムリー,ラロッカの犠飛であっさり形勢逆転。1点を追う巨人は5回、巨人はガッツが通算250号となる一発をライトスタンドに叩き込み、同点この後、更に、一死一、二塁と勝ち越しのチャンスを逃した巨人は続く7回には代打の代打・矢野を送って、代打・清水を無駄使いしてまで掴んだ無死二塁のチャンスを逃し、8回も先頭打者を出しながら、ゲッツーで潰し、9回の二死一、二塁とサヨナラのチャンスも逸して、試合は延長に突入。4−4の儘、迎えた11回、巨人はついに上原を投入するも、先頭のラロッカに死球を食らわせた後、牛込氏に「無理に決まってますよ! 夢よ、もう一度って事だろうけど、そんな選手が通用するほど、日本の野球は甘くないですよ」と酷評されたかつての同僚・ローズに15号2ランを放り込まれて、ついに勝ち越し点を献上。この後、三者連続三振の力投を見せた上原だが、時既に遅し。その裏も先頭の阿部がヒットで出たものの、後続3人が簡単に打ち取られて、万事休す。偽バファローズはコリンズ監督の誕生日に花を添える7連勝

◆D2−6F◆
この日で通算500試合登板となる中日先発・山本昌だったが、初回から青波の長瀬にタイムリーを浴びて、先制点を献上。一方、日本ハムは今季初先発となる武田勝をマウンドに送るも、その裏、藤井に川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにプロ初アーチを浴び、あっと言う間に同点。中盤に入り、4回に日本ハムが併殺崩れの間に1点を勝ち越せば、その裏、中日も二死走者なしからの3連打で再び同点。2−2の儘、迎えた8回、既に、武田勝はマウンドを降りている一方で依然としてマウンドを守っていた山本昌だったが、連打を浴びた後、ゲッツーに取った筈のサードゴロを中村紀のヘッポコエラーで足を引っ張られ、無死満塁の大ピンチ。川相不在の弊害を痛感し、落胆の色を隠せない山本昌は小谷野に簡単に勝ち越し犠飛を打ち上げられると、金子誠には2点タイムリーを浴びて、痛恨の3失点。日本ハムは9回にも田中賢のこの日4安打目となるタイムリーでダメ押し。最後はセーブのつかない場面ながらもMICHEALを投入して逃げ切り、7連勝。中日の連勝は3でストップした。

◆S4−1H◆
水島の呪いと言う計り知れない強敵との戦いを強いられているソフトバンクはこの日も先発・水田が青木に先頭打者アーチを浴びて先制される苦しい展開。この日も呪いに倒れた主砲・松中を欠き、ヤクルト先発・館山の前に4回までパーフェクトと沈黙していたソフトバンクは5回に田上のタイムリーでようやく同点に追いつくも、この段階で早くも水田を下げてまで投入した代打・ブキャナンが空振り三振で勝ち越しのチャンスを逃すと、代打を出されてしまった水田に代わって登板の山村がその裏、宮出のタイムリーであっさり勝ち越される裏目の展開。ヤクルトは続く6回にも田中浩の走者一掃のタイムリー三塁打で貴重な2点を追加。最後は2戦連続リリーフ失敗中の守護神・高津がピシャリと抑えて復調をアピールし、連敗を5でストップ。先発・館山は8回1失点で今季初勝利。6連敗中の偽バファローズに敗れ、対戦成績8連勝中の日本ハムに敗れ、今また5連敗中のヤクルトに敗れ…と、水島の呪いは留まる所を知らない。何はともあれ、一刻も早く松中には戻って貰いたい所だ。

◆C3−2L◆
2回に倉のタイムリーで先制された西武は直後の3回、カブレラに3試合連続となる9号2ランが飛び出して、逆転に成功。しかし、広島もその裏、すかさず栗原のタイムリーで追いつくと、5回にはカブレラのタイムリーエラーで勝ち越しに成功。先発・黒田は6回2失点で降板となったが、7回からは横山−梅津と繋いで、最後は守護神・永川が締めて、1点差を守りきった。8戦連続2点以下の上、3戦連続してカブレラの一発でしか点が取れないでいる西武はこれで4連敗で借金生活に突入した。

◆T3−14M◆
今江が左手有鈎骨骨折で登録抹消となったものの、ロッテ打線は昨日に続いて序盤に爆発。初回にフクーラの走者一掃タイムリー二塁打,ベニー松山のタイムリーで早々と3点を先制すると、続く2回にはTSUTOSHI,サブローのタイムリー二塁打で阪神先発・杉山をKO。更に、代わった渡辺から里崎が2点タイムリーを浴びせて、7点目。一方、打線低調が続く上、右ふくらはぎ痛の矢野が登録抹消となってしまった阪神はロッテ先発・久保に対して、その裏、林の7号ソロで1点を返すも、全く後が続かない。6回にはシャア少佐,関本と連打を浴びせるも、鳥谷,キュラソ星人の連続ファーストゴロでちまちまと1点を返すのが精一杯。8回に2点を加えたロッテは9回には里崎,ベニー松山の連続アーチ等で大量5点を奪い、ダメ押し。12点差と完全に試合が決まった状態で迎えた9回裏、藤田の抜け球がキュラソ星人の右肘をスナイプ。どう考えても大差で勝っているチームがよりにもよって連続試合出場のかかっているキュラソ星人相手に故意にぶつける理由など皆無だと言うのに、フクーラにかました2死球に対する報復と受け取ったのか、はたまた大敗ムードの憂さ晴らしでもしたいだけなのか、阪神ベンチが激昂し、乱闘寸前状態に陥ると、頭に当たった訳でもないのに、何故か警告試合となる訳の分からない展開に発展。この後、阪神はゼブラ今岡のどん詰まりタイムリーで1点を返したものの、焼け石に水だった。ロッテはTSUYOSHIの4安打を初めとする18安打の猛攻で首位をがっちりキープ。久保は7回2失点の好投で4勝目。。ところで、中村泰は何でいつまでもリリーフやらされてるんだろうね? 太陽の子エステバン・ジャンが落ちて先発枠が空き、ダーウィンが昇格して中継ぎ枠が埋まったんなら、中村泰を先発に持ってきゃいいだろうに…。

◆YB4−7E◆
今季は巨人以外のチームにも好投し、開幕5連勝を果たしたものの、前回の登板でそのメッキが剥がれてしまった土肥はこの日も奮わず、まず2回にショートに今季初アーチを被弾し、先制点を献上。4回にも山崎武にl両リーグ一番乗りとなる20号ソロ,フェルナンデスに9号ソロと次々に被弾。そして、6回に先頭の礒部に二塁打を浴びた所であえなくKOとなった。この後も悪の温床・楽天は7回に高須のタイムリー,8回にはフェルナンデスの犠飛で着々と加点。投げては先発の山村が7回を投げて、メカゴジラの一発による1点のみに抑える好投を展開。悪の温床・楽天は9回にも山崎武のこの日2発目となる21号2ランでダメ押し。横浜もその裏、メカゴジラに2打席連続の3号3ランが飛び出したが、大局には影響なかった。山村は無傷の4連勝。それにしても、横浜の交流戦ユニフォームは微妙だ…。やはり、青がないとどうにも違和感が…。

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May 09, 2007 22:29

◆T5−6G◆
連敗ロードが止まらない阪神だが、この日はルーキー・金刃を相手に初回から林の3号2ランで先制すると、2回には関本がタイムリーと早くも3点のリード。しかし、連敗中のチームと言うのはえてして空回りしてしまうものなのか、先発・下柳が3回に大崩れ。ゴンザレス,ホリンズと当サイトが推奨する巨人直輸入助っ人コンビに連打を浴びた後、マッスル千代の富士に2点タイムリーを浴び、1点差。更に、二死満塁となった所でよりにもよって、怒濤のチャンスブレイカーこと恐怖の残塁量産マシン・ニックンに2点タイムリーを浴びて、逆転を許し、この回限りであえなくKO。3点差を引っ繰り返して貰った金刃だが、勝利投手の権利獲得を目前にした5回、ゼブラ今岡に同点タイムリーを浴び、この回限りで無念の降板。6回から代わった会田に対して、阪神は先頭の代打・葛城イクローが今季初アーチをぶち込んで、再び勝ち越しに成功。6回から5日ぶりに久保田,7回には4日ぶりにウィリアムスと繋いできた阪神は8回一死一塁の場面で実に13日ぶりに藤川を投入。まずはホリンズを空振り三振に斬ってとった藤川だが、この間にキムタクに二盗を許し、一打同点のピンチ。ここで代打・矢野に9球粘られながら、どん詰まりのレフトフライに仕留めて、このピンチを脱出。久々のJFKリレー炸裂でいよいよ阪神の連敗は止まるかに見えたが、土壇場9回、先頭のマッスル千代の富士に痛打されると、代走・鈴木に二盗と捕逸で三塁まで進まれる絶対絶命のピンチ。ここで松田記者にレフトオーバーの同点タイムリー二塁打を浴び、藤川はついに今季初失点。この後、ガッツ,李と連続三振に斬ってとったものの、矢野に粘られた影響で既に、30球を越えていた藤川にいつものキレはなく、よりにもよって、怒濤のチャンスブレイカー・ニックンにライト前へ弾き返され、勝ち越し点を献上。その裏、上原相手に先頭の林がヒットで出たものの、後が続かず、阪神は7年ぶりの9連敗となり単独最下位へ転落。巨人4番手として、8回に登板した育成選手上がりの山口は嬉しいプロ初勝利となった。尚、巨人はこの日、新助っ人として、メジャー通算30勝のジェレミー・ゴンザレスを獲得。ジェレミー(・パウエル)と、(ルイス・)ゴンザレスがいる状況で果たして、登録名はどうなるのか注目される。

◆C7−12D◆
初回にT.ウッズのタイムリーで先制した中日は2回には谷繁が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに今季初アーチを放つなど、2点を追加。3回には川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにT.ウッズ,李がそれぞれ2ランを叩き込み、ここ5試合で僅かに2失点の大竹を早々とKO。更に、5回には川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにまたもT.ウッズが2打席連続の15号ソロを放ち、8点目。一方、5回まで求道者・前田のソロアーチによる1点のみと沈黙していた広島だが、7点を追う6回、栗原の8号ソロで1点を返すと、7回には二死満塁から栗原が2打席連続の9号グランドスラムを叩き込み、一気に2点差。しかし、直後の8回、4番手・林が森野の犠飛,中村のタイムリー二塁打で致命的な2点を失い、試合を決定付けられた。

◆S10−4YB◆
鈴木なおのりのタイムリーで先制されたヤクルトだが、3回、飯原の5号2ランで逆転に成功すると、続く4回にも川端のスクイズで1点を追加し、ハマのチンピラをKO。2点を追う横浜は直後の5回、メカゴジラのタイムリーで1点差に詰め寄るも、ヤクルトはその裏、飯原の犠飛で再び突き放す。8回には2つの四球でチャンスを作ると、途中出場の田中浩が走者一掃のタイムリー三塁打。更に、福川のタイムリーの後、青木の7号3ランが飛び出して、ダメ押しの10点目。横浜は9回に村田のタイムリー二塁打で2点を返したものの、焼け石に水。ヤクルトはこれで3連勝。先発・松岡は5回2失点で2年ぶりの白星を飾った。

◆F2−4H◆
日本ハムは2回、ヒットの高橋を金子誠が送った所でミスタースナイパー・坪井がセンター前に弾き返して、1点を先制。日本ハム先発・建山の前に3回まで1安打と抑え込まれていたソフトバンクだが、4回、本多,ハマのスペランカーと連打を浴びせると、小久保のタイムリー二塁打で同点。更に、満塁となった所で陽がタイムリーエラーを犯し、労せずして勝ち越しに成功。6回には柴原の4号ソロで中押しの3点目をゲット。その裏、ミスタースナイパー・坪井にこの日2本目のタイムリーが飛び出したのも束の間、直後の7回、ソフトバンクは本多のタイムリーで貴重な1点を追加。終盤は小刻みにリリーフを注ぎ込む継投で日本ハムの反撃をかわし、最後は守護神・馬原が締めて逃げ切り。田中幸はこの日もスタメンで起用されたが、2三振を含む4タコとまたもや不発に終わった。

◆Bs4−3M◆
ついに連敗が2桁に上り、球団ワースト記録が目前に迫る偽バファローズはこの日も2回の里崎の一発で先制されるが、3回、牛込氏に「無理に決まってますよ! 夢よ、もう一度って事だろうけど、そんな選手が通用するほど、日本の野球は甘くないですよ」と酷評されたローズの11号3ランで逆転に成功。その後、1点ずつ取り合って迎えた6回、ロッテはまたも里崎がタイムリー二塁打を放ち、1点差。ここで先発・川越を諦めた偽バファローズは加藤大を投入し、このピンチを切り抜けると、7回二死一、二塁のピンチも辛くも脱出。最後はカーターが3人で締め、連敗はようやく10でストップした。

◆E9−8L◆
永井,岸のルーキー対決となったこの試合。岸は立ち上がり、制球に苦しみ、3つの四球を与えるなど、押し出しで先制点を許すと、更に、山崎武にはリーグトップの14号グランドスラムを放り込まれて、大量5失点。一方、一回り目は無難に抑えた永井だが、二回り目に入った4回、カブレラのタイムリーで1点を許すと、5回には細川,中村に連続被弾し、この回限りで降板。6回からマウンドに上がった松本がショートのタイムリーエラーで1点を失うと、3番手・山村は内野ゴロの間に同点とされた後、中島には押し出し四球を許して、勝ち越し点を献上。7回にはG.G.佐藤にタイムリーを浴びて、2点差とされた悪の温床・楽天だが、8回、この回から代わった長田からウィットが4号2ランを放ち、同点。更に、この後、二死二塁から高須のタイムリー三塁打,礒部のタイムリー内野安打で2点を勝ち越し。西武は抑えの福盛から細川のタイムリーで1点差にまで詰め寄ったが、最後は中村が三振に倒れて、あと一歩及ばず。悪の温床・楽天4番手のナベコーに2年ぶりの白星が転がり込んだ。

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April 10, 2007 22:05

◆C5−4G◆
ようやく打線に当たりが出てきた広島は3回、二死走者なしから、一、二塁のチャンスを作ると、求道者・前田がセンター前へ会心のタイムリーを放ち、1点を先制。更に、好調・新井が3戦連続となる3ランを叩き込んで、この回、一気に4点。4回には栗原に待望の今季はアーチが飛び出して、5点のリード。序盤のピンチを切り抜けた先発・長谷川だったが、勝利投手の権利がかかる5回に気負ったか、エラーとボークでピンチを作り、李のタイムリー等で3点を失うと、7回にはマッスル千代の富士に被弾し、ついにKO。1点差で迎えた8回、二死二塁の場面で三振かと思われた代打・古城へのボールの判定にブラウン監督が怒りの猛抗議。投げこそなかったものの、ホームベースに砂をぶっかけて退場となった事で広島ナインは鼓舞されたか、古城にセンター前へ痛打されながらも、森笠の好返球,倉の好ブロックで決死の本塁死守。最後は守護神・永川が3人で締め、1点差を守りきり、最下位脱出。巨人先発・姜は6回を4安打に抑えながら、うち2本がホームランと一発攻勢に泣いた。これで巨人はまたまた貯金が消滅。

◆T5−2D◆
相手が左投手であればそれが誰であろうと、好調の左打者よりも、壊滅的不振に喘ぐ右打者の方が分がいいと言う極論にいつまでもしがみつく岡田監督のヘッポコ采配により、またも林,藤本は幽閉され、恐怖の0割バッター・浜中,関本コンビがスタメンに登場。すると、川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに飛び出したT.ウッズのアーチで先制された直後、早速、浜中が無死からの走者をゲッツーで潰してしまう。その後、1点ずつ取り合って迎えた5回、上位打線で何とかするしかない阪神は一死満塁からキュラソ星人,ゼブラ今岡の連続タイムリーで逆転に成功。ここでようやく浜中にヒットが飛び出し後、矢野が押し出し四球を選ぶも、今度はもう一人の0割打者・関本がゲッツーでチャンスブレイク。しかし、7回からJFK揃い踏みで中日の反撃を許さず、逃げ切りに成功。先発・ジャンは6回2失点で2連勝。さほど凄い投球はしないものの、毎回そこそこ投げてくれそうなジャンはJFKの恩恵を受けて白星を稼ぐ下柳パターンで最多勝を狙えるか!? それにしても、今日も関本は4タコ。浜中も1本打った後に空振り三振と復調したとは言いきれない。今後も左の先発と当たる確率が高い日程が続くだけに、苦しい状況は変わらない。果たして、不振コンビの復活と、岡田監督の改心とどちらが先か!? 一方、中日先発・山本昌は開幕2連敗。今季中の200勝への黄信号が赤信号へ変わりつつある…。

◆YB7−4S◆
横浜の先発は忘れた頃に凄い投球をすると言うのがステータスなのに、前回凄い投球をしてしまったが為に今回は全く期待出来ないはーちゅん。これに対して、ヤクルトは絶好調の1,2番コンビを前に置いているにも拘わらず、ここまで打点0と言う神懸かり的な成績を残している新助っ人・ガイエルについに来日初タイムリーとなる二塁打が飛び出して、1点を先制。その裏、石川の暴投であっさり追いついた横浜は2回に吉村の今季初アーチで勝ち越し。寿司職人ラミレスの2点タイムリーで逆転された直後の5回裏には村田が史上248人目の通算100号となる3ランをぶち込んで再逆転。更に、吉村にこの日2本目の2ランが出て、ダメ押し。最後はクルーンが締めて、5試合連続セーブ。はーちゅんは凄い投球ではなかったが打線の援護に恵まれて、2連勝。開幕から続いている「ぬけぬけ」状態をまたも更新した横浜はこれで5度目の5割復帰となった。

◆H13−1M◆
大村,本多に続いて、本領発揮の故障発生でリタイアしていたハマのスペランカーも復帰し、ようやく開幕メンバーが戻ってきたソフトバンク打線が序盤から大爆発。2回にブキャナン,大村のタイムリーで3点を先取すれば、3回には小久保のタイムリー等で2点を追加し、突き指した川崎を大事を取って早くも引っ込める余裕の展開。更に、止まらないソフトバンク打線は4回には2エラー2四球と独り相撲の清水をKOした後、4連打で大量6点を奪い、試合を決定付けた。あとは先発・新垣が完封なるかに焦点は絞られたが、8回に松中のエラーをきっかけに1点を失い、ここでお役御免。ブキャナンが4打席連続打点をマークするなど、14安打13点の猛攻でソフトバンクが圧勝となった。しかし、川崎が亀裂骨折だった事が発覚し、明日からの欠場は必至。骨折じゃ、長期離脱だよなぁ。一体いつになったらベストオーダーで戦えるのだろう。それにしても、清水は4点→7点→9点と投げる度に失点が増加。次の登板では魅惑のナックルボーラー・フェルナンデスの10失点越えも夢ではないか!?

◆F2−4Bs◆
何とか最下位を脱出したい偽バファローズは初回、牛込氏に「無理に決まってますよ! 夢よ、もう一度って事だろうけど、そんな選手が通用するほど、日本の野球は甘くないですよ」と酷評されたローズの6号2ランで先制すると、4回に下山のタイムリーで中押し。そして、6回には牛込氏に「無理に決まってますよ! 夢よ、もう一度って事だろうけど、そんな選手が通用するほど、日本の野球は甘くないですよ」と酷評されたローズにこの日2本目のアーチが飛び出して、ダメ押し。投げては先発・平野佳は7回無失点の好投を展開。2回に1回は失点する心許ない守護神・カーターが被弾するなど、2点差まで詰め寄られたが、大事には至らず、平野佳はようやく今季初勝利。偽バファローズは日本ハムと入れ替わりで最下位を脱出した。それにしても、ローズが本塁打トップを独走しているこの現状を牛込氏はどういう思いで見ているのか、気になって仕方ない

◆E1−4L◆
悪の温床・楽天の先発が左の有銘とあって、6試合ぶりにスタメンに起用された中村は3回、期待に応えて今季初アーチとなる先制2ラン。更に、中島にもタイムリーが出て、有銘はあえなくKO。一方、西武先発・涌井はその裏、フェルナンデスにタイムリー二塁打を浴びるなど、序盤はピンチの連続だったが、4回以降は目を見張る様なピッチングで悪の温床・楽天打線に付け入る隙を許さず、9回も久々に浴びたヒットの直後、きっちりゲッツーに仕留めて、今季2度目の完投で開幕3連勝を飾った。打線沈黙で連敗となった悪の温床・楽天はこれで5位へ転落し、着々と指定席に近付きつつある状況だ。

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April 04, 2007 21:42

◆G3−6D◆
ルーキー・金刃がプロ初先発初登板と言う大事な試合であろう事か当ブログ推奨助っ人・ゴンザレスがケガで外れてしまった。代わりにキムタクをセカンドに入れるのはいいとして、打順もそのまま5番に起用するのは何とも不可解だ。謎のテコ入れに不安を感じながらも、3回まで無失点踏ん張っていた金刃だが、4回、中村紀の犠牲ライナーでついに先制点を献上。その裏、一死一塁の場面で謎の5番・キムタクが空振り三振に倒れたものの、阿部がヒットで繋いだ所でニックンが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに無茶振りでライトスタンドに叩き込み、一気に逆転に成功。5回、勝利投手の権利がかかる金刃に対して、中日は先頭の谷繁が出るも、長峰がヘッポコバントをかまして、最悪のゲッツー。名手・川相にコーチ業なんかさせてる暇があったら、ピンチバンターに起用しろよ!と苛立ちを隠せない井端が二塁打を放ちながら、牽制死するなど、チグハグな攻撃でチャンスを逸してしまう。その裏、先頭打者とあって代打を出される可能性も考えられたが、その儘、打席へ贈られた金刃は見事にプロ入り初ヒットを放ち、気を良くしての6回のマウンドへ。しかし、一死一塁でT.ウッズを迎えると言うこんなタイミング若大将・原監督は会田にスイッチする謎の采配を敢行するも、これが裏目。会田は初球いきなり川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにT.ウッズにライトスタンドへ放り込まれ、一瞬にして金刃のプロ初勝利は消滅する最悪の事態に…。これで流れを一気に引き寄せたい中日は7回にも先頭の森野がヒットで出るも、続く谷繁がヘッポコスリーバント失敗。そして、名手・川相にコーチ業なんかさせてる暇があったら、ピンチバンターに起用しろよ!と苛立ちを隠せない代打・沢井がセカンドゴロゲッツーに倒れる最悪の展開で結局、3人で攻撃終了。3−3の儘、迎えた土壇場9回、巨人は同点ながら早くも守護神・豊田を投入。開幕戦では素晴らしい投球を見せた豊田だったが、この日はピリッとせず、いきなり二人の走者を背負うと一死後、森野に川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに3試合連続となる勝ち越し3ランを叩き込まれて、轟沈。その裏、満を持して登板の岩瀬が三者三振の快投でようやく今季初セーブ。単独首位に立った中日だが、ヘッポコバントを連発しての一発攻勢と川相不在の弊害を大露呈。事態を重く見た落合監督が名手・川相に現役復帰を打診するのも時間の問題か!?

◆S−T◆
降雨中止

◆C2−3YB◆
不振の緒方を外して尾形を今季初スタメンに起用したのは分かるとしても、求道者・前田までスタメンから外してしまった事で意気消沈の広島。まさか、また足をやっちまったのか!?と広島ファンも不安感一杯だ。相川のタイムリーで先制された直後に、嶋の2戦連続アーチで追いついた広島だが、4回には満塁のチャンスを逃すなど、この日も一向に点が入らない。代打を出された先発・長谷川の後を継いだ2番手・宮崎が6回、村田に一発を浴び、再び1点を追う展開となったものの、その裏、同点弾の嶋が今度はタイムリー二塁打を放って、またも同点。この後、一死一、二塁となった所でブラウン監督は緒方,求道者・前田と立て続けに送り出す最強代打攻勢を敢行。いかんせん不振の緒方はあえなく凡退したが、求道者・前田はセンター右へ貫禄のタイムリーを放ち、勝ち越しに成功。この後、広島は必死の継投で1点のリードを守りきり、連敗を脱出。不本意な投球ながらもルーキー・宮崎に幸運なプロ初白星が転がり込んだ。勝ったとは言え、今日も僅かに3点では楽観とはしていられない。今日はたまたまいい場面で代打に使えたとは言え、求道者・前田がスタメン落ちの段階で広島は常に大ピンチである事は間違いないだろう。

◆L0−3H◆
調査委員会の報告により、5選手に約6000万円もの裏金を回していた事が新たに発覚した西武。試合前から、腐れフロントの失態に集中力を乱された現場はソフトバンク先発・杉内の前に走者を出しながら、攻めあぐねる拙攻三昧。そうこうしているうちにグラマンが4回、松中のタイムリーで先制されると、5回にはハマのスペランカー,松中と連続タイムリーを許して、3点差。ソフトバンク先発・杉内は元気のない西武打線を相手に7回を5安打無失点。8回に柳瀬を挟み、最後は守護神・馬原が締めて、完封リレーを達成した。尚、中押しタイムリーを放ったハマのスペランカーだが、ついに故障発生! 第4打席でサードゴロに倒れ、一塁を駆け抜けた際、左太腿裏側が硬直し、途中交代。肉離れではなく、軽度の筋硬直と言う見方が強く、病院には行かずに様子を見る模様。開幕10戦目での故障は「もう」と見るべきか、「ようやく」と見るべきか…。とりあえず「まさか」と言うよりは「やっぱり」なのは誰もが思う所だろうが…。

◆Bs3−4M◆
テコ入れが趣味としか思えないバレンタインの気まぐれ采配により、未完の大器・大松がついに4番の座に。しかし、その大松に限らず、ロッテ打線は6回まで僅かに根元のヒット1本と沈黙。それでも、味方の援護を待ちながら、投げ続ける先発・小野が偽バファローズに先制点を与えない。0−0の儘、迎えた7回、ロッテはズレータの2ランでようやく2点を先制すると、8回には早川が走者一掃のタイムリー三塁打を放って、貴重な2点を追加。4点を貰って、完封目前の小野だったが、土壇場9回、ローズに外国人史上初の1000打点突破となる2ランを放り込まれ、降板。更に、守護神・小林雅も続く北川に被弾し、1点差。今年もコバマサ劇場は盛況なのか…と思われたが、後続3人をいずれも内野ゴロに仕留めて、辛くも逃げ切りに成功。

◆E4−3F◆
開幕直後とは言え、よもや悪の温床・楽天相手に最下位決戦を余儀なくされるとは夢にも思わなかった日本ハム。最下位を脱出しておきながら「居心地が悪い」などと嫌味をぬかすノムさんに居心地のいい指定席に戻らせてやらんとばかりに好調・青波の長瀬が先制アーチをぶち込めば、ルーキー・金子に2点タイムリー二塁打が飛び出して、中押し。先発の新助っ人・スウィーニーは打たせて取る投球で7回を3安打無失点の好投を見せると、2番手・武田勝が3人でピシャリと締めて、守護神・MICHEALに繋ぐ。3点差でMICHEAL登場とあっては、最早、最下位脱出を疑う日本ハムファンは殆どいなかった筈だ。しかし、悪夢は起こった。代わりばな、フェルナンデスに被弾した事で狂いが生じたか、この後、MICHEALは連打と四球で満塁のピンチを作った挙げ句、鉄平に2点タイムリーを許して、試合は延長に突入。10,11回と2人の走者を出すなど、押せ押せの日本ハムだったが、あと一本が出ず、ラストイニングも無得点に終わって、この日の最下位脱出が消滅。何とかドローに持ち込みたい所だったが、5番手・押本が礒部にタイムリー二塁打を浴びて、痛恨のサヨナラ負け。MICHEALが炎上してしまっては仕方ないと言うしかないが、それにしても、打線も元気がない。悪の温床・楽天はこれで3連勝。ノムさんの居心地のいい席に戻るまでは、もうしばらくかかりそうだ。

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March 29, 2007 22:06

◆H9−7E◆
注目のゴールデンルーキー・田中が満を持して、プロ初登板初先発。いきなり初回、松中のタイムリー二塁打で先制点を奪われるも、直後の2回、鷹野,藤井の連続タイムリー,鉄平の犠飛で一気に逆転。リードを貰い、プロ初勝利へ調子を上げていきたい所だったが、その裏、二死満塁のピンチを迎えると、川崎,ハマのスペランカーの連続タイムリーで再び逆転を許し、無念のKO。更に、代わったインチェも松中に痛打され、田中は1回2/3を6失点と言う何ともほろ苦いデビューとなった。しかし、この後、田中の初黒星を消さんと、悪の温床・楽天が奮起。3回に松中のエラーに乗じて、2点を返すと、4回には鷹野が2年ぶりとなる一発を叩き込み、田中の黒星を見事に打ち消した。ソフトバンク先発・ガトームソンは6点を失いながらも、徐々にエンジンがかかり始め、5,6回は三者凡退に仕留めると、その裏、大村のタイムリーで三たびリードを貰った所でお役御免。あとは継投策で逃げ切りたいソフトバンクだったが、2番手・柳瀬が鉄平,高須と連続二塁打を浴びる背信投球でまたまた試合は振り出し。両軍必死の継投で延長戦突入目前となった9回裏二死から、足を痛めている小久保が必死の力走で内野安打を勝ち取ると、続く柴原がライトスタンドへ放り込み、劇的なサヨナラアーチでソフトバンクがこの3連戦3連勝。故障に苦しみ続けた山村が7年目で悲願のプロ初勝利をマークした。尚、一時は勝ち越し打を放ちながら、3三振を喫したハマのスペランカーはまだ無事である。

◆Bs8−1F◆
謎の新助っ人・スウィーニー,昨年未勝利で再起を図るセラフィニと外国人同士の先発対決となったこの試合。牛込氏に「無理に決まってますよ! 夢よ、もう一度って事だろうけど、そんな選手が通用するほど、日本の野球は甘くないですよ」と酷評されたローズの一発で偽バファローズが先手を取ると、4回にはまたもローズが2打席連続のアーチ。5回には3試合ぶりのスタメンとなった下山にもアーチが飛び出すなど怒濤の一発攻勢でスウィーニーを粉砕。勢いに乗る偽バファローズ打線は8回にラロッカの3戦連続アーチが飛び出すなど、6長短打で5得点と爆発。セラフィニは8回一死まで無失点と言う好投で責任を果たし、2年ぶりの白星。昨日、スタメンを外された坂口は3安打,大引きもプロ初打点となるタイムリー二塁打を放つなど、不振の汚名を返上した。日本ハムは稲葉が3安打と大当たりだったが、劇団ひちょり,田中賢の1,2番がノーヒットなのが痛かった。期待のルーキー・金子洋はプロ初スタメンで起用されるも、ゲッツーを含む4タコといい所なし(サードゴロでプロ初打点を記録したが、喜んではいられないだろう)。一方、大ベテラン・田中幸も今季初スタメンで起用され、ヒット1本。2000安打へあと17本と接近した。

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March 24, 2007 23:36

◆H5−8Bs◆
開幕戦直前、恐怖のパ・リーグ撲滅漫画「ドカパロSS 地獄変」にて、シメてシメてシメられまくっているソフトバンク。孫オーナーが始球式に登場し、いきなり打ち砕かれると言う景気の悪い展開を見せつけられた為か、上戸彩を採用したが、こんなチャラい人選で事態が好転する筈もなかった。開幕戦では3戦負けなしだった斉藤和だが、岩鬼にシメられまくって呪いをかけられた所為か、いきなり初回から先制点を許したばかりか、1年間野球をやっておらず、牛込氏に「無理に決まってますよ! 夢よ、もう一度って事だろうけど、そんな選手が通用するほど、日本の野球は甘くないですよ」と酷評されたローズに被弾。果たして、ブランクをものともしないローズが凄いのか、日本の野球が甘かったのか……、いや、やはり、水島の呪いの威力が凄まじいのだろう。斉藤和、中盤以降は調子を上げて、逆転にも成功したと言うのに、王さんも何を焦ったのか、7回途中で継投策に切り替え、これが大失敗。三瀬,柳瀬と打ち込まれて追いつかれると、9回には藤岡が本多の痛恨のエラーにも足を引っ張られて、4失点の大炎上。262日ぶりの実戦復帰となった王さんだったが、無念の黒星スタートに…。ただ、どれくらいの成績を残すかよりも、一体何試合、無事に出られるのかと言う点について注目されているハマのスペランカーがいきなり2発3安打の活躍を見せたのは収穫だ。ホント、何試合出られるのかね…。出れば、数字はついてくるんだが…。

◆L5−2E◆
裏金問題で揺れる西武に対する皮肉として、悪の温床・楽天は開幕戦のマウンドに栄養費の申し子・一場を起用…すれば面白かったのだが、一場は調子が上がらず、順当にエース・岩隈を送り出すしかなかった様だ。汚れたフロントと現場は無関係と訴えたくて必死の西武は事件発覚以降、オープン戦不敗で乗りきると、開幕戦でも地力の強さを発揮。リーファー,G.G.佐藤の連続アーチで先制すると、ベンちゃんにも一発が飛び出して、岩隈をKO。国外亡命した霊感投手・松坂なき後、8年ぶりの開幕マウンドを任されたオツは草野にプロ初アーチを献上するも、6回2失点とまずまずのピッチングを見せると、7回以降はリリーフ3人で1回ずつを締めて、逃げ切った。ノムさんはこれでドン川上に並ぶ開幕戦6連敗。

◆M4−4F◆
バレンタインの嫌がらせ挑発行為にヒルマンが怒り心頭となり、遺恨対決となったこのカード。ガッツ,SHINJOが抜けて小粒になった日本ハム・ビッグステーキ打線(若大将・原監督命名)は繋ぐ攻撃で、清水を攻略し、6回まで4点のリード。投げては若きエース・ダルビッシュが5回まで散発2安打と素晴らしい投球を展開。日本ハムの勝利は揺るがないと思われたが、6回二死満塁のピンチにロッテ最高の補強人員・ズレータにグランドスラムを被弾し、一気に振り出し。結局、7回途中で降雨コールドのドローと言う開幕戦ではパ・リーグ41年ぶりの珍事で遺恨対決第1ラウンドは痛み分けに終わった。

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