リオス
June 28, 2008 22:57
◆C3−3G◆
広島先発・ルイスが立ち上がりからピリッとせずピンチの連続で、三回にガッツに12号2ランを被弾し、ついに先制点を献上。更に、この後、二死満塁のピンチを背負ったが、坂本をライトフライに仕留めて、何とか踏み留まった。その裏、一死一塁から赤松はショートゴロゲッツーに倒れる最悪の展開…と思いきや、先のチャンスでの凡退を引きずっているのか、坂本がこれを痛恨のエラー。タナボタのチャンスに広島はオチョア,栗原と連続タイムリーを浴びせて、一気に同点。更に、シーボルもヒットで続いたが、一気に三塁を蹴ったオチョアは本塁憤死。続くルパン広瀬も打ち上げて、勝ち越しならず。2−2で迎えた5回、巨人は鈴木尚のタイムリーで勝ち越すも、その裏、広島はすかさずオチョアがタイムリー二塁打を浴びせて再び同点。試合は7回表の攻撃中に雨で中断となり、その儘、コールドゲームでドローに終わった。
オールスター人気投票の中間発表でトップに立ち、ご機嫌のルイスだったが、浮かれ過ぎたか、よもやの5回降板。巨人は折角、ルイスを攻略したと言うのに、内海もイマイチの投球で付き合ってしまった上、昨日に続いてエラーによる失点を犯し、勝ちを逃した。広島も1点を争う展開だと言うのに、ブラウン監督の陰謀により、またもや求道者・前田がフル欠場に追い込まれたとあっては引き分けに終わるのも仕方ないと言うものだ。
◆YB3−1D◆
6連勝しているとは思えない程、勢いの感じられない中日はこの日も初回から一死一、二塁のチャンスを逃すタイムリー欠乏症をいきなり露呈。すると、その裏、横浜はガッツな貴公子・仁志,内川の連続アーチで先制。2点を追う中日は直後の2回、無死一、二塁のチャンスを至極、当然の様に逃しす体たらく。横浜は3回二死から四球で出たガッツな貴公子が内川のタイムリー二塁打で生還し、3点目を追加。栄養費パワーを発動させた那須野の前に5回までゼロ行進を続けてきた中日は6回、先頭の中村紀が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに14号ソロを叩き込み、ようやく1点を返すと、更に、T.ウッズの四球,ベンちゃんのヒットでチャンスを広げたが、ピンキー井上はセカンドフライ,デラロサはショートゴロゲッツーに倒れる最悪の展開で1点止まり。8回にも中村紀,ベンちゃんとヒットを浴びせたが、またもピンキー井上のチャンスブレイクで二者残塁。9回はあえなく三者凡退に終わり、万事休す。
中日がまたまた一発依存症,タイムリー欠乏症を露呈し、大惨敗。4回KOとなった小笠原の後を継いだ中継ぎ陣の頑張りは全く報われず。古巣に恩返しと息巻いていた小池も4タコと役立たずだった。小池ではダメだと言う事ではないが、井端不在の中日が巻き返しを図る為の二番打者として最も適任である男がコーチャーズボックスなどにいては仕方がないだろう。今週、またも水島の呪いをかけられたはーちゅんは8回にあわやのピンチを迎えたが、川相不在の中日の拙攻に救われた。
◆S2−7T◆
リオスがドーピング検査に引っかかり、1年間の出場停止処分を科されて、即解雇となるショックに見舞われたヤクルトは先発・石川が2回に一死満塁のピンチからバルディリスにタイムリーを浴び、2点を献上。4回には鳥谷に6号ソロを被弾し、3点目を献上。その裏、青木の6号ソロでようやく1点を返したものの、阪神は7回に新井のタイムリー二塁打で4点目。9回にはまたも新井がタイムリーを放つなど3点を奪い、ダメ押し。ヤクルトはその裏、青木にこの日2本目のアーチが飛び出したが、焼け石に水だった。阪神先発の下柳は6回1失点の好投で7勝目。
ゴンザレスがしょっぴかれたばかりだと言うのに、こんなに早く新たな違反者が出てしまうとは…。尤も、リオスのドーピング検査は5月21日と、ゴンザレスの薬物違反発覚前だから、警戒心が足りなかったのだろうが…。ゴンザレスを解雇した巨人と違って、リオスを解雇した所でヤクルトには戦力的なダメージは皆無も同然と言っていいが、別に意味で大きなダメージを受ける事になってしまった。リオスはゴンザレスと違い、異議申し立てをする気はない様だが、昨年11〜12月頃に痛めた背中の治療の為に打った注射が原因などとぬかしているとの事。そんな半年も前の薬の成分が今も残っている事など考えられないし、本当にそれが原因なのだとすれば、大いに異議申し立てする価値もあろうと言うもの。何だか中途半端に往生際が悪いよなぁ。そういや、ゴンザレスは帰国したそうだが、結局、再検査の件はどうなったんだっけ? あ、全然試合について書いてないや…(^^;)。
◆H2−4E◆
楽天は初回、四球の渡辺直が盗塁と犠打で三進すると、草野のタイムリー二塁打で先制のホームイン。1点を追うソフトバンクは2回、松田のタイムリーで追い付くと、3回にはヒットの本多が盗塁と川崎のセカンドゴロで三進した所で松中がライト前へタイムリーを浴びせて、勝ち越しに成功。尻上がりに調子を上げる大場の前に3,4,5回と三者凡退に終わっていた楽天だが、6回一死一、三塁のチャンスに草野が犠飛を打ち上げ、ついに同点。その後、両軍共にチャンスを生かせず、試合は延長に突入。ラストイニングとなった12回、楽天は2つの四球で一死二、三塁のチャンスを掴むと、高須がこの日4安打目となるタイムリーを放ち、2点を勝ち越し。ソフトバンクは9回以降一人の走者も出せず、粘り負けた。
デーゲームで西武と日本ハムが敗れ、何としても勝っておきたいソフトバンクだったが、終盤に息切れ。5月18日以来の登板となった大場は7回途中まで2失点とまずますの投球で復調をアピール出来たのは何よりだ。一方、6月3日以来、白星から遠ざかっている田中は9回2失点の好投ながら、打線の援護を貰えず、またも白星ならず。
◆Bs5−1F◆
日本ハム先発のスーパーさぶ・多田野は初回一死から坂口,カブレラと連続二塁打を浴びて、先制点を献上。一方、3度の中継ぎ登板を経て、17日ぶりの先発登板となった金子は4回までノーヒットに抑えるなど、開幕戦を彷彿とさせる好投を展開。多田野も2回以降無失点と立ち直りを見せていたが、6回、坂口,カブレラ,ローズと3連打で1点を失うと、下山に犠打を許した所でKO。代わった宮西も後藤にタイムリー,北川に犠飛を浴び、この回3失点。終盤、疲労の色が見え出した金子は7回に金子誠のタイムリーでついに失点し、この回限りで降板。偽バファローズは8回にも阿部のタイムリー内野安打で1点を加え、4点差。何としても連敗を阻止したいと、セーブのつかない場面ながらも引っ張り出された加藤は無難に3人で締め括り、連敗は6でストップ。
金子が実に久々の好投を展開し、4月19日以来の3勝目。中継ぎ登板は降格と言うよりは調整だったのだろうか。偽バファローズは打線も17日ぶりの5得点と投打が噛み合っての連敗脱出となった。一方、前回の登板で好投しながらも不敗神話は崩壊してしまった多田野は中盤に踏ん張りきれずにまたも黒星。いよいよ神通力も消え失せてしまった様だ。
◆L3−11M◆
何とか連敗を止めたいロッテだが、先発・渡辺俊が初回から西鉄に先制点を献上する苦しい立ち上がり。1点を追うロッテは3回、ヒットのベニー松山を早川が送った所で西岡が同点タイムリー二塁打。更に、二死後、フクーラにタイムリーが飛び出して、勝ち越し。5回には3四死球で貰った二死満塁のチャンスに里崎が7号グランドスラムをぶち込んで一気に突き放した。ロッテは7回に2点,8回にも3点を加え、計11点の猛攻で連敗を脱出した。
西武が10個もの残塁を量産したのに対して、ロッテは12安打で11点と言う効率のいい攻撃で快勝。渡辺俊はパッとしない内容だったが、打線の援護に助けられ、6勝目。一方、2週間ぶりに登板となった西鉄先発・岸は前回に続いての6失点KO。リーグ単独トップとなるブラゼルの2戦連続19号も全く大局には影響しなかった。
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March 17, 2008 21:29
◆G1−1T◆
右脇腹痛で出遅れていた昨年の奪三振王・内海がようやくオープン戦初登板。制球,キレ共に申し分なく、7回を2安打無四球無失点と三塁も踏ませぬ好投を展開。不振に喘いでいた松田記者は久保田からオープン戦初アーチを叩き込んだ。阪神先発・福原も岩田,杉山の好投に刺激を受けたか、5回を無四球無失点と調子を上げてきた。オープン戦初登板となるウィリアムスも2つの三振を奪うなど、1回を3人でピシャリと抑えた。
◆S2−2C◆
経歴が似ているからと言うだけでグライシンガー級の活躍を期待されて、ここまではその期待通りの投球を見せている新助っ人・リオス。この日も6回を投げて、内野ゴロの間に許した1点のみで切り抜ける好投で開幕へ向けて万全の仕上がり。広島先発・長谷川は4回まで無失点投球を続けていたが、5回に連続二塁打を浴びるなど、2失点。及第点の内容ではあるが、フォークの制球の甘さに課題を残した。キャンプ時からバットが湿りがちだったオチョアは土壇場で待望の初アーチを放ち、ドローに持ち込んだ。
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